お客が増える!No.42は、沖縄県宜野湾市の塗装屋さんです。
塗装会社の職人として勤めていれば、安定した生活を送ることができたのに、独立して苦労した金城亨さんの物語です。

十代、二十代は親に心配をかけました。先生や友だち、勤め先にも迷惑をかけました。周囲の人々へ恩返しをするかのように、今、金城さんは高速で頭を使い、長時間からだを動かし、お客に喜ばれる仕事に明け暮れています。

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〈ダイジェスト〉

小学生の頃からエネルギーが余っていた金城さんはケンカに明け暮れ、バイクや車で何度も違反を犯し、周囲に迷惑をかけて20代前半まで生きました。親に心配をかけぬよう生まれ変わらなければと思った頃から、少しずつ本を読み始めました。

最初に手に取ったのはナポレオンヒル。人としてどうあるべきかを考えようとページを開きましたが、こりゃむずかしいと、途中で断念。これなら読みやすいと何冊も読んだのが齋藤一人さんの本。本を読むことに慣れてからは生き方が変わりました。

「人生をいいものにしたいという欲が出てきたんです。親に迷惑をかけてばかりの生き方をやめて、いい人生を送っていると思える生き方をしたいと」と金城さんは言います。

いろんな勉強をしたあげく、金城さんはあることに気づきます。チラシの本や文章の書き方、コピーのつくり方などの本は読んできましたが、経営の勉強はしてこなかったということに。

「そうか、チラシをつくるだけじゃだめなんだ。つくったチラシをどこにどうやって配るかということも大切なんだ」とわかってから、勉強内容が変わりました。経営に関する本を読み始め、少し勉強してはチラシを配布、また少し勉強してはチラシの精度を上げるというように進めていきました。その結果、3年目4年目とお客が増えたのです。



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