漬け物で変わった人生

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 318
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・09

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  8月にはいってから3日間、企業研修。
  各部門が目標を掲げ、お客増大計画に取り組み始めました。

  岡山でハガキの一日勉強会。終了後、受講者が宣言。
  期限を設け、「一日3枚書きます!」「1000枚書きます!」

  福井で非売三原則の事例勉強会。個人客対象の事例でも
  法人対象の企業経営者が納得。「自社にあてはまる!」と。

  東京で定番化を目指している2人クラブ。相当、経営の
  勉強を重ねている経営者ばかりが参加。不変の法則。
  主催者、参加者のみなさま、ありがとうございます。

  経営相談依頼があり青森へ。前日に到着し、初めて
  五所川原(ごしょがわら)駅に降り立つ。
  立佞武多(たちねぷた)というお祭に目をみはる。
  
http://www.tachineputa.jp/festival/
      
  今日の内容
  *漬け物で変わった人生(おたより本文)
  *お客は助けてほしい(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   漬け物で変わった人生

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「ワセダに入って中退したい」

いま思うと、親不孝な考えをもっていたものです。
始めから中退するつもりで大学へ行きたいと
考えていたのですから、親泣かせ、非常識。

学校は、卒業するつもりで受験、入学するもの。
実際、中退を前提に受験したという人に、
これまで会ったことがありません。

ともかく、中退するかどうかを問わず、
まずは受験しなければなりません。問題は、
「ワセダに行きたい」と親に言えないことでした。


私立大学って入学金や学費が高いからなぁ…。
ウチは貧しいから、学費や仕送りが大変だよなぁ…。
親にしてみれば、国立大学へ進んでほしいに決まってるよなぁ…。

どうしても「ワセダに行きたい」と言えない。
やはりここは国立大学を受験するしかない。
しかし、受験して、合格してしまうのはまずい。
合格しちゃうと、国立大学へ行かなきゃならなくなる。


どこまでいっても親不孝な僕は、
共通一次試験を受け、二次試験で落ちました。
合格しないように“手を抜いた”のです。

ワセダに行く方法は、一年かけて考えよう。
まずは、ワセダ以外の大学へ行かないことが重要だ…。


いま思い返すと、本当に、本当に僕は愚か者です。

「村上が愚か者だって、そんなこと知ってるよ」
と、笑っている方が大勢いることでしょう。

でも、愚かかどうかは自分ではわかりません。
愚かなことをしているときは、
自分の愚かさに気づきません。
人が人に対して、あいつは愚かだと思うのでしょう


愚かな考えに支配されていた僕は浪人し、
翌年、再度、受験シーズンを迎えました。

そしてまた、同じことをやってしまったのです。

選り好みをしなければ、
国立大学へ入ることができるのに、
行かないという道を選択しました。

念のために申し上げますが、
自慢しているわけではありません。
ばかな人間のばかな過去を白状しているのです。

またもや浪人です。

最初から言えばいいものを、
2浪が決まったこの段階で親に言います。

「どうしてもワセダへ行きたいんだ」

父親はこう言いました。
「行きたいところへ行きなさい。
 お父さんは、行きたいところへ行けなかった。
 学校そのものへ行かせてもらえなかった。
 農家の息子に勉強は必要ないと親に言われ、
 進学できなかった。今でも残念だ。
 だから、行きたいところへ行きなさい」

そんな神様のような親なのに、
どうしてこんな愚かな子どもに育ったのか。

わがままを貫きます。

北海道を出て、東京で下宿、自炊。
早稲田予備校へ通います。

鍵のかからない和室を間借りし、
銭湯に行くお金をケチり、
ご飯を炊いてキムチをおかずに食べ、
予備校生なのにアルバイトに時間を割きました。

早稲田実業高校のグラウンドがのぞける下宿。
高校生ながら荒木大輔の人気が高く、
野球部の練習に派手な声をあげる女性が大勢いました。

アルバイト代を手にしたときは、
「メルシー」というラーメン屋のラーメンを食べ、
古本屋の古本を数冊買うというぜいたく。

翌春、いくつかの学部に合格した僕は、
描いた道を進み始めます。

ドイツ語など、語学の授業に毎回出席した僕は、
期末におこなわれた試験を欠席します。

どれだけ授業に出ていても
試験を休むと単位がもらえません。

中退のために考えた作戦です。


こうやって書けば書くほど、
本当に僕はばかだと思います。

周囲に迷惑と心配をかけるばかり。

しかし本当に情けないのは、
考えを変えたことです。

やはり卒業したほうがいいんじゃないか…。
卒業しないとまずいんじゃないか…。

これ以上、親に迷惑をかけるわけにはいかない。
親に出してもらった学費を無駄にしてはいけない。


ある日、完全に考えを変えました。
卒業する、と。


年に一回、父親は東京へ出張しました。
青函連絡船に乗り、列車を乗り継いで上京。

僕の下宿に着いたとき、
両手、両肩にたくさんの荷物を持っていました。

とくに重かったのは、漬け物です。
母親が漬けた漬け物。大根の粕漬け。

列車の中でにおったでしょう。
持たされた父親は恥ずかしかったでしょう。


父親が持ってきた漬け物を食べながら、
酒を飲み始めると、涙がとまらなくなりました。


大学を出るだけは出よう。

そして僕は、ふつうの人と同じく、
就職をすることにしたのです。

ガキの夢、子どものあこがれに別れを告げました。
青春を無理やり終わらせました。
どこにでもいる社会人になったのです。


 お読みいただきありがとうございます。


自己紹介はお休みして、
次号から事例に戻します。

転載したいメルマガもたくさんあります。

僕のメールレターを読むのも勉強になりますが(笑)
僕より、もっとおもしろいメルマガを書いている人が
たくさんいます。そういうメルマガも紹介したいのです。


 
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  村上 透ものがたり 227

  お客は助けてほしい
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競合先をほめる営業社員はいません。

「あの会社は、いい会社ですね」
「あの商品は、よくできていますね」

とほめると、お客は意外に思うからです。
(変わった営業マンだな…)

お客の記憶に、少しだけ強く残るようです。

断られたお客に、競合先のことをほめてから1ヵ月、
2ヵ月、3ヵ月…と時間が過ぎていきます。

そのお客のことを忘れかけたころ、電話がきます。

「あのぉ~、中央区・・・の@@@ですが…
 ちょっと教えていただきたいことがありまして…」

自分が決めたメーカーに不信感を抱くことがあります。

  最初は感じよかったのに、
  契約をしたらガラッと変わった。

  契約後の追加工事が多く、
  契約金額からかなり増えた。

  「大幅に値引きをしたのだから、
   現場見学会に協力してほしい」と
   あとになってから言われた。

どうしていいかわからない…という事態に
直面したお客は、誰かに聞きたい、助けてほしい。

しかし、誰に尋ねればいいかがわからない。
誰かくわしい人はいないかな…。
誰か親切な人はいないかな…。
誰か本当のことを教えてくれる人はいないかな…。

そんなとき、僕を思い出して電話をくれるのです。
なぜなら、競合他社をほめた変わった営業マンだからです。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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 ※勉強を行動に移せば、お客が増えます。
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。

【どのセミナーも一所懸命やります!】
お問合せ、お申し込み、お気軽に村上までメールくださいませ。
murakami@okyakugafueru.com


 ★9月10日(火)午後 草津市 お客が増えるハガキ第3シーズン①
 ★9月12日(木)夜 金沢 ランチェスター実践交流会事例セミナー
 ★9月19日(木)午前 沖縄金武町 とっておきの事例セミナー

 ★10月2日(水)午後 草津市 怒って泣いて27年、丁稚奉公社長コラボセミ
 ★10月3日(木)午後 草津市 お客が増えるハガキ第3シーズン②
 ★10月4日(金)午後 水戸 三方よし! 2人クラブセミナー
 ★10月11日(金)夜 石川県かほく市 商工会 経営講演会

 ★11月6日(水)午後 愛知県 三方よし! 2人クラブセミナー
 ★11月7日(木)夜 京都市 お客が増えるハガキセミナー
 ★11月8日(金)午後 草津市 お客が増えるハガキ第3シーズン③
 ★11月13日(水)夜 沖縄北谷町 お客が増える事例セミナー
 ★11月15日(金)午後 群馬県高崎市 お客が増える事例セミナー
 ★12月5日(木)午後 栗東市 ショーで楽しむ戦略社長(詳細後日)


「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
http://www.okyakugafueru.com


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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

            お客が増える★プロダクション
                      村上 透


 電話:090-9435-0043(ソフトバンクです)
 FAX :050-3488-4966(24Hいつでもどうぞ)

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