割烹着社労士のかくし味

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 277
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・01・30

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   セミナーについてのお問合せをいただき、
   心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
   「神戸で開催する2人クラブセミナーでは
   どんな事例を話していただけるのですか?」
   というお問合せをいただきました。

   「以前、聞いた事例と同じですか?
    聞いたことがない事例ですか?」
   という主旨の質問です。
   なるべく「聞いたことがない事例」を紹介します。
   が、なかには「それ、前回のセミナーで聞いた」
   という事例があるかもしれません。
   繰り返し聞く。それも勉強方法のひとつです。

   ひとつの事例から得られるものは
   ひとつではありません。みなさんそう言います。
   「これ、聞いたことがある」という事例でも
   どうか二度、三度、聞いてください。
   「ふらんす菓子屋エミリーの事例をセミナーで
    5回聞いたけど、何回聞いても勉強になる」
   と言ってくださる方もいます。ぜひあなたも。

 
  今日の内容
  *割烹着社労士のかくし味(おたより本文)
  *Kさんの両親の返事(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  割烹着社労士のかくし味

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 いま、もっともおもしろいメルマガはどれですか?
 と尋ねられたら、僕はこう答えます。

 はい、『今日も元気にお客が増える!』ですね。

 お客が増える★プロダクションが発行する、
 このメールレターです。いまお読みの。

 そりゃそうです。
 自分が書いたものはいいに決まっています。

 「僕のメルマガはイマイチなんですよねぇ…」
 なんて言わざるを得ないものは発行しちゃいけません。

 しょせん自己満足。自画自賛。我田引水です(笑)
 偏見であり先入観によるものです。ただし、
 自己欺瞞にさえ陥らなければいい。そう思っています。

 では2番目にいいと思うメルマガはどなたのか。
 そう聞かれたことはありませんが、
 もし聞かれたら返答に困る質問のひとつです。

 2番目にいいと思うメルマガはたくさんあります。
 ずるい言い方ですが、2等同席が何人もいます。

 『経営脳科学研究室』はいい。僕の名前を出してくれる(笑)。
 『「あの人はすごい!」と言われるピカイチ情報』もいい。
 『ちょっと得する住まいの雑学』も勉強になる。
 800号を超えた『ギブ&ギブメルマガ』は永遠にいい。
 『今日のいなだ語録』だって毎日、拝読。勉強、日課。
 『企画生ノート』にも毎号、ふむふむと興奮している。

 これらは毎日発行、あるいは一日おきと、
 僕には到底まねのできない継続性があるメルマガです。

 でも、月2回ペースで発行し続ける方も賞賛します。
 数ヵ月も休刊した僕には、神様に近い存在です。
 しかも毎号、味わい深いメルマガがいくつもあります。

 そのひとつが、
 『割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味』です。

 先日、この場で「銀行同行税理士」を紹介しましたが、
 今回は「割烹着社労士」です。割烹着ですよ。いいでしょ。

 割烹着ですからね。おふくろ的なわけです。
 おふくろさんが割烹着をまとい、おたまを持ち、
 煮物なのか汁物なのか、かくし味がきいた料理を
 つくっている…。うまい一品を。日々、黙々と。

 毎号(いいなぁ…)としみじみ思っていますが、
 今回もまた経営者の共感を得ると思います。

 『割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味』を
 ご存じない方、よければご一読を。
 2013年1月23日発行 第218号です。


(川越先生のメルマガ転載 ここから)

いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、先日、元横綱の大鵬が亡くなりました。
もちろん、私も巨人・大鵬・卵焼きが大好きだったので
寂しい限りです。
考えてみれば、あの頃がよかったのかも…。

あの頃と言えば、先日法事で会った叔父が
若いころの話をしてくれました。
勤めていたのですが、丁稚奉公のような生活だったとかで、
給与ももらえたりもらえなかったりで、
コンプライアンスとはほど遠いものだったようです。

でも、その経営者は緩急の使い分けがうまかったようで
「オヤジが言うからしょうがない」と、
何となく温かな雰囲気だったそうです。

今とは時代背景が違いますが、このあたりに
人使いの勘どころがあるのではないかと思います。

第218号は、創業時の劣悪な雇用環境の中に
人使いの勘どころを見いだした、ある社長のお話です。



【あの頃に立ち返れば見えてくる人使いの勘どころ】

会社も大きくなり、ある程度の待遇を
してやれるようになったのに…。
定着は良くないし、相次ぐトラブル。
いま考えるとあの頃のほうが…。


1.条件がよくなったのにトラブル続き
 設備工事業を創業して20年、今では業界の中堅として
 押しも押されもしない存在となった。
 しかし、最近、社長を悩ませていることがある。

1)定着の悪さ…「ホントに最近のやつは…」。
 「自分には合わないような」「他にやりたいことがあっ
 て…」などと判で押したような理由を並べる。
 結局、創業時から苦労してきた数人と、勤続3年未満
 がほとんどの人員構成になってしまった。
 だから、ついつい新人に過大な期待をするものだから
 音を上げて辞めてしまう悪循環になっている。

2)退職後に残業代請求…人の話には聞いていたが、
 まさか自分に降りかかるとは…。顧問の社労士が言って
 いたのと同じ文面で、きっちり2年分で約200万円請
 求してきた。正直なところ、ここまでの残業があった
 とは思わないが、野放し状態のタイムカード以外に記
 録もなく、やむを得ず支払う羽目に。
 なんで辞めた後に…。

3)パワハラ呼ばわり…退職した従業員が労働局の「あ
 っせん」を申し立てたらしく、「あっせん開始通知書」
 と言うのが送られて来た。本人の言い分としては、
 在職中に、いじめを受けて精神的苦痛を受けたので
 給与の3カ月分、75万円を払えと言う内容である。
 「はぁ!」社長は目を疑ったものの、最近社内が
 少々ギスギスしていたのもたしかだった。
 でも、なぜ…。


2.思い起こせばないない尽くしのあの頃
 A社長は、技術力はあったものの、資金や人脈もなく
 一見無謀とも思える創業だった。
 創業後しばらくして従業員を雇ったが、満足な待遇など
 できるはずもなく、どちらかといえば劣悪職場だった。
 だからと言って、労使トラブルなど一度もなかった。

1)パートに毛の生えた程度の待遇…もちろん日給で、
  相場からすると2割ぐらい低かった。
 それに、労働時間もあってもないようなもの。
 もちろん、社会保険にも加入させられない状態だ
 った。ただ、奥さんから「出た分は払わないと従業
 員がやる気をなくす」と言われ、残業や休日出勤分
 は支給した。また、「日給1万円までは毎年500円
 ずつ上げればいい」と無条件に全員500円ずつ上げ
 ていった。

2)土場(どば)での懇親会…大きな現場が終われば
  打ち上げ・懇親会をしていた。ただ、飲食店に連れて
 行く余裕もなく、土場に立つ倉庫の中である。それも
 奥さんが作る手料理だ。裸電球の下での懇親会なのだ
 が、従業員一人ひとりに酌をしながら現場の苦労話やら
 家族の話やら、それはそれで楽しかったとA社長は振り
 返る。

3)「ごめんね」が口ぐせに…A社長が悔しかったのは
 元請の従業員がボーナスをもらうのに、自社の従業員に
 出したくても出せないことだった。それどころか、工期
 が迫ると突貫工事も珍しくなく、寒さに耐えながら作業
 をしてくれる従業員に申し訳なく「ごめんね」が口ぐせ
 だった。奥さんは、夜遅く帰ってくる従業員のために
 うどんを作り、「お腹減ったやろ、ごめんね夜遅くまで」
 と一人ひとりに声かけしながらうどんを手渡していた。


3.労使関係をもっとシンプルに考える
 労働条件さえ良くしておけば、と思っていたA社長だ
 が、最近、自分自身が傲慢(ごうまん)な接し方をして
 いたのではないかと考えるようになった。労使関係と言
 っても人間関係だから、もっとシンプルにお互い様精神が
 大事なんじゃないかと。

1)小難しい理屈をこねない…「能力主義」がどうのこ
 うの言われているが、人が人の能力を正確に評価す
 ることなどできない。それに、会社が中途半端に理
 解した制度を一方的に従業員へ押し付けても、従業
 員が本気で頑張ることはあり得ない。人は、自分の
 所属する組織に信頼感を持たなければ、本気でその
 組織のために動かないものだ。

2)給与は明朗・明確に払う…給与は雇用関係の根幹を
 なす。大事なのは高くても低くても払い方が明朗・
 明確かどうかだ。不明確な評価制度により、とりあ
 えず評価して給与や賞与に反映させたところで、
 納得性は乏しく、かえって職場の“和”を乱すこと
 になる。

3)約束を守る…信頼関係の原点は約束を守ることだ。
 例えば、就業規則は会社と従業員との約束を取り
 まとめた約束集である。だから、これを守ってまじ
 めに勤務してくれた人は褒め称え、守らなかった人
 は厳しく罰すればいい。このような約束集に基づい
 て処遇するならば誰も文句を言わないし、すっきりと
 した関係が保てる。


 創業時の労働条件が悪い中で育った従業員ほど戦力に
 なっていることが多い。
 その理由の一つには、労働条件が悪いので経営者自身に
「申し訳ないな」という思いがあり、その思いが従業員
 に伝わるからだ。

 労使関係の原点は信頼関係であり、そのような視点に
 立ち返れば、自ずと改善の道筋は見えてくる。

※次回は【入社1年、ここらで追肥を施そう】の予定です。

■■■ 川越事務所新春経営者向け労務セミナー ■■■

    社長の会社は社長でしか守れません!

第1部 元・労働組合幹部が語る
    「ここが危ない!中小企業の労務」

第2部 「枕を高くして寝られるような給与の払い方をしよう」

日 時 平成25年2月27日(水)
    13:30~16:30
場 所 JAアズムホール
受講料 12,600円(税込)
特 典 1)宮崎の給与相場グラフ進呈
    2)60歳以上の給与はこのように決めよう
      平成25年4月法改正対応 DVD(41分)進呈

※お問い合わせ・お申し込みは川越事務所まで
 電話 0985-31-1231

(川越先生のメルマガ転載 ここまで)

どこまでいっても“経営者の味方”です。川越先生は。

経営者のワンマンを許すのではなく、
従業員に慕われる経営者を目指す経営者、
全社一丸を目指す経営者、
従業員の家族に、「いい会社で働くことができてよかったね」
と言ってもらえる会社を目指す経営者。

そんな経営者の味方です。
あなたのまわりにも、川越先生のような
割烹着社労士がきっといるはずです。


お読みいただきありがとうございます。


 
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  村上 透ものがたり 187

  Kさんの両親の返事
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 「もう一度説明されても困ります」

 そう言ったKさんの両親宅から急いで帰りたい。
 あせって立ち上がりかけたとき、
 Kさんの父親が口を開きました。

 「あの……わかったから」

 なにがわかったのか、それがわからず、
 浮かしかけた腰をおろすかどうか迷っている僕に
 Kさんのお父さんは言いました。

 「間違いなくお金は出しますから」

 その言葉を聞いて、Kさんは言いました。
 「ホント? おやじありがとう! おふくろありがとう!」

 その瞬間、僕の第1棟目の契約が決まったのです。



★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★        
  この日、ここで、あなたに会えませんか
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 ※勉強を行動に移せば、お客が増えます。
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。


 ★2月10日(日)夜 岡山 商人塾勉強会
 ★2月12日(火)午後 滋賀県彦根市 ハガキ勉強会
 ★2月13日(水)午後 滋賀県草津市 ハガキ勉強会

 ★2月15日(金)夜 金沢 ランチェスター実践交流会
 
http://www.lanchester-kanazawa.com/

 ★2月17日(日)午後 神戸 三方よし! 2人クラブセミナー
  
http://www.ekeiei-no1.com/seminar/20130217.html

 ★2月19日(火)午後 東京 三方よし! 2人クラブセミナー
 
http://www.okyakugafueru.com/colum/tokyo_20130219.html 

 ★2月20日(水)午後 東京 東京戦略社長大学
  
http://ameblo.jp/toky01/entry-11376849290.html

 ★3月11日(月)午後 滋賀県草津市 お客が増える事例セミナー
 ★3月14日(木)夜 静岡県浜松市 商売繁盛セミナー
 ★5月8日(水)夜 沖縄 お客が増える事例セミナー


「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
http://www.okyakugafueru.com


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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:090-9435-0043(ソフトバンクです)
 FAX :050-3488-4966(24Hいつでもどうぞ)

 お問い合わせ、配信停止依頼もご遠慮なくどうぞ
 
info@okyakugafueru.com

 ホームページ お客が増える! と検索すると……No.1
 
http://www.okyakugafueru.com
  (お客が増える どっと混む)
 
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