ほめた側の気持ち

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 268
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121129

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   社長を取材している僕ですが、社長のみ会うわけではありません。
   取材の依頼時からやりとりがあり、訪問すればみなさんに会い、
   校正のやりとりでも従業員にお世話になり、取材後も付き合いが。
   電話、メール、面会と、多くのスタッフとやりとりします。

   「・・さんのあいさつは気持ちいいですねえ」と
   スタッフのことをほめたとき、その会社の社長は
   2通りの返答、反応が可能です。
   「そうぉ? あいつはまだまだ。デキが悪いんですわ」
   「ありがとうございます! 言っときます。本人も喜びます」

   僕がほめたスタッフを、社長も「あいつはがんばっているから」と
   認めてくれると、とってもうれしくなります。
   僕がほめたスタッフを、社長が「あいつ? 全然ダメ」と
   否定されると、僕の評価力を否定されたように感じます。

   僕の取材先の社長は、自社の社員が自慢です。
   自慢できる社員を育てた社長は、社員にとっても自慢の社長です。 


   今日の内容
  *ほめた側の気持ち(おたより本文)
  *「僕に」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  ほめた側の気持ち

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 今月、1115日にメールレターを差し上げました。
 本文に入る前のあいさつ部分で、こう申しあげました。


   昨日の朝、窓を開けると雪。
   長野県の高山村。標高1300メートル。
   松川渓谷温泉の旅館『滝の湯』で迎えた朝でした。

   「起きたら雪が積もっていてびっくりしたでしょう」
   女将の言葉に、僕はなんともつれない返答。
   「いや、北海道の人間ですから別に

   自分が言った言葉に、あとから反省。
   「ええ、ここは北海道?と勘違いしました」など、
   ほかの答え方があったのではないかと。
   俺って、相手のことを考えない、イヤな奴だなと。

   茨城県水戸市のナンバーワン社労士、大泉先生に
   教えてもらったこの宿。とても気に入っています。
   「今日は一日、部屋で仕事をします」と伝えると、
   本当になんにもかまってくれないんです。
   おかげで仕事がはかどりました。
   ほったらかし度で一流の温泉宿として認定します。


 迎合すべきだったというわけではありません。
 相手の言葉を否定した受け答えはすべきではなかった、
 もう少し気の利いた言い方があった、と思ったのです。

 このメールレターを発信してすぐ、当日の午前中です。
 大井澄子先生からメールをいただきました。

 大井先生は、一般的にいう「ビジネスマナー」の講師です。
 マナー分野で数多くの先生と一緒に仕事をしてきましたが、
 僕が直接存じ上げている講師のなかでナンバーワンの方です。

 大井先生のメールを読みながら、うん、うん、はい、
 うん、と声を出している自分がおかしくなりました。

 あなたにも読んでほしいと思い、大井先生にお願い。
 「紹介させてください」に、こころよく「いいわよ」と。
 やはり、大物です。ご関心ある方、どうぞお読みください。



 (大井澄子先生からのメール/ここから)

 長野の宿でのお話し、
 そうそう、私たちってどうして相手の言葉を
 否定してしまうんでしょうね。
 
 「買いたいけど高いですよね?
  お金そんなにないし」

 「またまた、そんな御冗談を、
  他社に比べたら安いくらいですよ」
 
 これでは相手の気持ちを逆なでしてしまいますよね。

 「高いですよ、おっしゃる通りです。
  実は私どもの値段設定にはわけがあるんですよ・・・」

 と理由を言ったほうが、お客様は気持ちがいいのに、
 なぜ否定するのでしょう?
 

 「お宅にお願いしたいけど、
  時間がかかりすぎるのよね」

 「いえいえ、どこに頼んでも時間がかかりますよ」
 
 そういう言い方ではなく、

 「はい、お時間が2週間かかります。
  特別なルートからの手配ですので、
  お取り寄せさせていただきます。
  どこにでもある品物ではありませんので、
  2週間はご猶予いただけますか? でも、
  私からできる限り早くするように掛け合いますので、
  到着次第ご連絡させていただきます。
  どうぞ楽しみにお待ちくださいね」

 と言ったほうが、相手も嫌な気持ちにならず期待するのに、
 わかっていないですよね。
 
 
 「最近ダイエットしたの? ずいぶんすっきりしてるわ」

 「そんなことないわよ」
 
 私が感じたことを頭から否定されて、へこみました。
 彼女はすごく痩せたんです。
 顔もほっそりしたし、
 見ていて動きもよくなったなって思ったのに、
 謙遜したのでしょうが、それよりも、

 「あら、うれしい、そう見えるのね、もっと頑張ろう」

 と言ってくれたほうが、いい人だなあって感じるんですよね。
 でも、頭ごなしに否定したので、私は、
 話を進めたくないなあという気持ちになりました。
 
 いずれも相手の気持ちをくみ取っていないことに
 気づいてないんですね。

 謙遜は美徳といいますが、
 言った人の気持ちの持っていき場がないのです。

 最近、研修していて褒められたときに、

 「うわー、うれしい、その言葉に励まされますよ」

 そう言った時の相手の反応が、とてもうれしそうでした。
 やはり、謙遜よりも素直に受けたほうが、
 相手との関係がよくなるんですね。
 コミュニケーションが下手とか苦手という方は、
 こういったことを理解できないようです。
 もっと相手の気持ちをくみ取って会話したほうが、
 お互いに良い関係を築けるのにと感じます。
 
 透さんも、素直に受けて言葉を返してくださいね。

 (大井澄子先生からのメール/ここまで)



 自分でもそう思うし、周囲の方からも指摘されますが、
 僕は素直ではありません。偏屈です。屁理屈を言います。
 言われたとおりに従うということがありません。

 だから、大井先生からのメールを読み、思います。

 人からほめられたら、素直に喜ぶことにしよう。
 まず、ありがとうございます! とお礼を言おう。
 素直と謙遜を混同しないようにしよう、と。

 と、この場を利用して、あなたの前で宣言します。
 素直になります! と。

 こんど僕に会ったら、試しにほめてみてください。
 (笑)

 素直に受け答えをしなかったら、どうすればいいか?
 何度でも僕をほめてみてください。
 (笑)


 大井澄子先生、何年にもわたり、こりずに
 「村上素直化計画」を実行してくださり
 心からお礼を申し上げます。

 ありがとうございます。

 お読みいただきありがとうございます。


 
   
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  村上 透ものがたり 178

 
  「僕に
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 「建築の計画がある、というお客さまがいたら、
  ひと言、こう言えばいいんだ」

 そう上司に教えてもらったひと言を口にするときが
 いよいよ訪れました。いま、ここで、この僕に。

 言いました。




 「僕にまかせていただけませんか?」



 予想しない言葉だったのでしょう。
 目の前の若い男女は、顔を見合わせました。

 まずい。失敗した。言わなければよかった。
 そう思いました。

 (何言ってんの? この営業マン)

 お客さまは、そう思っているに違いありません。
 猛烈な速さで、僕は後悔し始めました。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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 勉強すれば、お客が増えます。
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。


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 ★1112日(月)午後 滋賀県草津市 ハガキ勉強会 満席です。
 ★1114日(水)午後 長野県須坂市 経営相談会 満席です。
 ★1116日(金)午後 東京目黒区 お客が増える学校
 ★1117日(土)午後 岡山 戦略勉強会
 ★1118日(日)午後 福岡 ホワイトベース
 ★1120日(火) 夜 熊本 続研 戦略勉強会
 ★1121日(水)午後 宮崎 戦略勉強会
 ★1216日(日)午後 水戸 戦略勉強会
 http://www.sr-ohizumi.jimusho.jp/seminar.html

 ★1月12日(土)夜 岡山 戦略セミナー
 ★1月16日(水)午後 滋賀県草津市 ハガキ勉強会 満席です。
 ★2月20日(水)午後 東京戦略社長大学
 ★3月11日(月)午後 滋賀県草津市 お客が増える事例セミナー
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  2013
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 お互いに経費があまりかからないセミナーを
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 福島、宮城、岩手、青森、秋田、山形、参ります。



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 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:090-9435-0043(ソフトバンクです)
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