動物なみの従業員を育てる


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 011
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・16

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断引用、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  昨日、宿泊したホテルでLAN接続ができず、
  メールレターの発行が予定より遅くなりました。
  とても立派なホテルですが、だからといって
  部屋にLANが通っているとは限らないんですね。
  念のために事前確認は必要と反省する村上です。

 今日の内容
  *動物なみの従業員を育てる
  *目立つところに目が行く(当たり前ですが…)
 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  動物なみの従業員を育てる
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 
「うちには、まるで動物のような手に負えない社員は
 たくさんいるけれど、旭山動物園の飼育員のように
 デキタ社員はいないんです!」

 こう書いてくださった社長のおたよりを
 前々号で紹介しました。
 卸売業を営むA社長からのメールです。

 動物は勝手気まま。人間の思い通りには動いてくれない。
 ウチの社員も、まるで動物のようだ。
 言うことをきいてくれない。
 A社長はそうおっしゃりたかったんでしょう。


 僕は最初、いろんな動物のスーツ姿を思い浮かべました。
 人間なんだけど、顔はキリンだったり猿だったりと。
 アニメ的、マンガ的にです。

 さぞかしにぎやかな会社なんだろうな。
 動物園のような会社。
 それも悪くないんじゃないか、と楽しくなりました。

 そのあと、はたと気がつきました。

 (あれ、おかしいぞ。旭山動物園では、
  動物が戦術要員、つまり従業員だったよな…)

 そう気づいたのです。

 ほんの少し説明が必要ですね。

 社長の役目は経営のやり方、すなわち戦略を考えることです。
 戦略という、社長の頭のなかで考えられた
 目に見えないもの、それが戦略です。

 一方、その戦略を実行するための作業が戦術です。
 毎日、営業社員が訪問したり、
 毎日、経理社員が経理作業をしたり、
 毎日、製品をつくったり発送したりと
 繰り返し作業をすることが戦術であり、従業員の仕事です。

 動物もまた同じことを繰り返しています。
 毎日うろうろ歩きまわり、
 毎日エサをねだり、食べて、鳴いたり吠えたりします。

 これら動物の習性を勝手でわがままと見るか、
 毎日正しく同じことを繰り返していると見るか。

 動物は言うことをきかない生き物とみなすか、
 それとも飼育員にとって忠実な生き物とみなすか。

 見方によって大きく変わってくるのです。

 旭山動物園は、動物に芸を仕込んだうえで
 入園者に見せているのではなく、
 動物の生態をそのまま活かし、
 入園者に見せやすくした。

 そう思いませんか。

 だから旭山動物園の動物は、お客に対して
 毎日繰り返し作業をおこなう戦術要員であり、
 動物たちを管理する飼育員は戦術リーダー。
 
 動物は、それぞれが持つ特性や本能を活かし、
 繰り返しお客に披露する、優秀な従業員なのです。

 伝わっていますか?

 会社の従業員にも同じことがあてはまります。
 本人たちの特性を活かし、
 社長が考えたやり方どおり忠実に仕事をしてもらう。
 それができれば優秀な従業員です。

 社長、動物のような従業員なら
 喜ぶべきことではないでしょうか。
 旭山動物園のような会社にしましょう、
 1位になれますよ、なりましょうよ!

 おたよりをくださった社長にそう申し上げました。

 すると、折り返し、こうおっしゃいました。

「なるほど! 考え方が変わったよ。ありがとう!
 でもねえ、ウチにはカバとクマとサイばかりで
 敏捷性があるやつがいないんだ…」

 どう答えていいものか……
 このメールにはまだ返信していません。

(この場を借りて)
 A社長、もう少しお待ちください。


 お読みいただきありがとうございます。
 では、次号にてお目にかかりましょう。


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★
  おもしろ楽しく読んでもらえるニュースレター 010  
  
  目立つところに目が行く(当たり前ですが…)
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 

 ニュースレターの名前が地味、かたい、
 つまらない、古くさいと感じる場合は、
 ほとんどの人が読んでいません。

 前号でそう申し上げました。

「いくらなんでも、そんなことはないだろう」
「内容がおもしろければいいんじゃない?」

 そう思った方がいらっしゃいますよね。

 でも、残念ながら現実は厳しく冷たいのです。

 なぜなら、人は
「いちばん目立つ部分」に目が行き、
「いちばん目立つ部分」で瞬間的に判断するからです。

 これまで数多くのニュースレターを見てきましたが、
 ほとんどはニュースレターの名前を
 いちばん大きく載せています。

 大きいサイズの文字を使ったり、
 太い罫線で囲ったり、
 太い書体で書いたり、
 いろんなデザインを施していたりします。

 人の目は、
 インパクトがあり、目立ち、面積が広い部分に
 自然と動くものです。

 それを見て、
(なんとなくカタいな…)
(むずかしそう…)
 などと思ったら、中身を見ようとはしないのです。

 では、どんな名前が地味なのか、
 解消法はあるのか、
 それは次号以降で話しましょう。

 
       ★

 みなさんのお客さまが、もっともっと増えますように。
 みなさんのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透
 電話 :050−1109−9193
 FAX  :011−762−2977

 お問い合わせ、配信停止依頼もご遠慮なくどうぞ
 
info@okyakugafueru.com

 ホームページ
 
http://www.okyakugafueru.com
  (お客が増える どっと混む)
 
 Google(グーグル)でもYahoo!(ヤフー)でも
 お客が増える!
 と検索すると……No.1

 ★メールレターのバックナンバーをごらんいただけます。
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~