目的と手段は大違い

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 080
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・07

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   朗読はむずかしい。ものすごくむずかしいものと知りました。
  『お客が増える!』の音声版をつくりましたが、
   大きな改良点が残されました。

   次の音声版は声のトーンを少し高くします。
   声の圧を強くします。
   もっと抑揚をつけます。
   少しばかり速度を上げます。

  『あなたも名講師になれる』を何度聞いても、
   聞くのと実行するのとでは大違い。でも、やりますからね。

    
  

 今日の内容
  *目的と手段は大違い(おたより本文)
  *「ブーブー」しか言えない3歳児(村上 透ものがたり)


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  目的と手段は大違い
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 あなたは黒糖をご存じですか。好きですか。
 酒を飲むけど、甘いものも好きな僕は黒糖ものをよく食べます。

 だから、ではありませんが先月、黒糖商品の製造会社を取材しました。
 沖縄の株式会社黒糖本舗垣乃花(こくとうほんぽかきのはな)です。

 黒糖が好きだから取材先として探し、選んだわけではありませんが
 正直、気分は高揚状態でした。

 なにしろ工場内は黒糖だらけですから。当たり前か……。
 サトウキビの絞り汁を煮詰めてできた黒糖の大きなかたまりが
 ドドォーンと積んであるのを目にしたときは、興奮しました。


 それはともかく、何時間にもわたり取材しただけあって
 あなたに伝えたいことはたくさんあります。

 そのなかのひとつが、「ISO9001の返却」です。

 ISO9001という文字を見ると、ふつうは「認証取得」です。
 ところが同社は「返却」。変わってますでしょ。


 昭和49年に沖縄の浦添市で創業した同社ですが、
 最初は小さな銅鍋ひとつで黒糖製品をつくっていました。

 まじめに、地道につくり続け、家業から企業への脱皮を志します。
 沖縄海洋博で国内外から多くの人が訪れるなど
 観光客による人気も高まり黒糖製品は売れました。

 平成14年、うるま市に新工場を建設、操業します。
 大きな鍋になり、人も増え、衛生にも細心の注意を払います。

 ところがある日、クレームが起きます。
 黒糖にカビが発生したり不純物が混じったりしました。

 垣花兼一社長の対応策は万全といってもいいほどのもの。
 一定期間、商品開発も中断し、営業もせず、
 品質管理システムの構築にあたりました。

 その一環として黒糖加工業界初のISO9001も認証取得。
 平成17年9月のことです。

 「お客さまの当社を見る目が変わってきた」と垣花社長。
 マスコミにも注目されるなどさまざまな方面から
 高い評価を受けるまでになりました。

 しかしISO9001の取得をゴールとせず、その後も
 独自の衛生管理システムの開発に取り組みました。

 そして4年が経った平成21年8月末、返却したのです。
 垣花社長は言います。

 「4年間、ISO9001を運用して審査が目的化していることに
  疑問を感じるようになりました」


 あなたはどう思いますか。

 ISO取得を優良工場としてのうたい文句に利用する。
 それが一般的な会社です。

 ところがあえて返却。その代わり、
 「当社独自のシステムで運営します」と宣言。

 黒糖本舗垣乃花との取引をやめる会社が現れるわけではなく、
 逆に評価が高まり、卸先が求める厳しい条件もクリアできるほど。
 売上も伸び続けています。

 目的と手段との違いを明確に理解している垣花社長です。
 他社と横並びすることに安住しない社長です。

 本当に自信を持てるまでの生産体制が整ったとき、
 強力な強みとなり差別化要因となったわけです。

 僕の視点が変わりました。
 「ISO9001認証取得しました」という会社と
 「ISO9001を返却しました」という会社。

 どちらが気になるかといえば、返却した会社なのです。

 ちょっとおもしろいと思うのですが、あなたはいかがですか。




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  村上 透ものがたり 002  
   
  「ブーブー」しか言えない3歳児
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 僕が3歳になったころ、両親は疑問と不安を抱きました。
 「この子はなぜ話さないのだろう」と。

 3歳になっても話す言葉と言えば「ブーブー」。
 水が飲みたければブーブー、車を見ればブーブー。
 絵本などでイラストを指差してはブーブー。

 3歳ですよ。遅すぎますよね。
 僕としては信じられません。いまおしゃべりですから(笑)

 でも親から何度も聞いたことです。
 叔父や叔母からも聞きました。間違いないのです。

 そこである日、僕が生まれた産婦人科へ行ったそうです。
 しかし、たくさんのこどもを診てきた先生いわく問題なし。

 「歩き方を見れば、いろんなことが遅いかどうかがわかる」と
 聞いた両親は、こんどは整形外科へ。問題なし。

 脳の専門の病院を勧められましたが、昭和39年、当時の帯広には
 いまで言う脳神経専門の病院はありませんでした。

 そこで、脳の研究をしているという先生がいる小児内科へ。
 しかし、正常ですとのこと。

 そうなったら帯広でははっきりしません。
 札幌にある医大での検査です。
 2日間かけてあらゆる検査をしたそうです。

 問題なし。

 脳などからだには原因を見いだせない医者ばかりでしたが、
 「原因として考えられるのは…」という見解に共通項がありました。


    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透


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