串かつ屋に子どもの絵

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 103
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・02

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   兵庫県の明石へ行った際、播磨町のホテルへ泊まりました。
   明石駅から山陽電鉄で15分。播磨灘に面した播磨駅へ。

   永遠のホテル、ということでしょうか、名前は『エバーホテル』。
   施設、設備、対応、朝食などあらゆる点において高得点。
   オープン時は4800円だったらしいのですが、今は5500円。
   楽天トラベルで調べると、利用者の評価があまりにも高い。
   ホントかな? と思って泊まってみたのです。ホントでした。

   日本中のビジネスホテルへひとこと。
   最新のエバーホテルで可能なのだから、もっと安くしてほしい。
   でも、対応だけはそう簡単にまねできませんね。
    
  

 今日の内容
  *串かつ屋に子どもの絵(おたより本文)
  *見本林が忘れられない理由(村上 透ものがたり)


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  串かつ屋に子どもの絵
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 関西の串かつ屋をご存じですか。
 高級天ぷら屋のような串かつ屋ではなく、
 一本100円の串かつを出してくれる店です。

 東日本で串かつといえば、
 豚肉と玉ねぎを交互に刺してパン粉で揚げたもの。
 (かなりあやしい。ほとんど推測です)

 関西では天ぷらのような揚げ物ですよね。
 って、見当がつかない方にはごめんなさい。
 関西のあなたは、(下手な説明だな…)と思っているでしょ。

 関西ではステンレスの容器にウスターソースが入っており、
 「二度づけはご遠慮ください」などと但し書きがあります。

 肉や魚、野菜に餅など揚げ物の種類が多い。
 どれも安く、庶民的大衆的な店ばかりです。


 その関西の串かつ屋に入りました。

 場所は堺市。
 会いたい社長がいて、泉ヶ丘駅という駅を利用しました。
 泉北高速鉄道線の泉ヶ丘。初めて乗り降りした駅です。

 夜8時。そのあと向かう先までは2時間くらいかかります。
 (この泉ヶ丘駅で飯を食っていくか…)と店探し。

 駅に直結して「ショップタウン泉ヶ丘 味のれん街」を発見。
 混んでいる店、ヒマな店、どちらもある。


 小心者の僕は、すいている店に入ることができません。
 話しかけられたらどうしよう、
 店を出づらくなったらどうしようと考えるからです(笑)

 いちばん混んでいる店を探すと、串かつ屋でした。

 『串かつ 萬房(まんぼう)』

 ずらーっと伸びたカウンター席に腰掛け、
 メニューを見ると…………ああ、よかった。
 串かつ一本100円のものが多い。

 ビールを瓶でもらい、串かつを何本か注文。
 ぷはーっと落ち着き、店内をぐるりと見渡すと、
 おもしろいものを発見したのです。


 『萬房通信』というニュースレターがずらり。
 VOL .1からVOL .30まで貼ってあるんです。

 ちょいと席を立って見に行くと、
 書き出しの一文が定型文。

 「毎度おおきに串かつ屋でございます。
  いつも下手な字ですみません」

 こりゃおもしろい。
 たしかに“味がある”字です(笑)


 「このニュースレターを一枚いただけますか」と、
 串かつを揚げている店主とおぼしき方に尋ねました。

 変なお客と思ったでしょう。でも、とても気持ちよく
 「はい、いいですよ! どうぞ」と最新号をくれました。


 「毎度おおきに串かつ屋でございます。もうビックリ
  30号すごい。あらためて読み返すと、一番に気付くのは
  字が全然きれいになっていない! きたない字で
  すみません。本当に」という書き出しでした。


 油で汚しちゃいけないと思い、
 一読してカバンにしまいましたが
 どうしても気になってまた質問。

 「このニュースレターは郵送しているんですか」

 「はい、そうです。送っています」


 僕の偏見だったらごめんなさい。

 一本100円の串かつ屋です。
 飲んでおなかいっぱい食べて、さらに食べても
 ひとり1700円とか2100円の串かつ屋です。
 芸能人の色紙が貼られていない大衆的な店です。

 それにもかかわらず、ここの店主は
 お客に住所と名前を聞き、ニュースレターを送っています。

 うれしくなって、さらに店内を見渡すと、
 じつに変わったものを見つけました。

 子どもが描いた絵、塗り絵も相当数貼られているのです。


 「あの絵は、(あなたの)お子さんが描いたんですか」

 「あ、あれはお客さんのお子さんです」


 家族単位の来店客が多い。
 子どもは串かつを何本か食べると飽きてしまう。
 大人はもう少し飲みたい。
 子どもを退屈させてはかわいそう。
 だから、「好きな絵を描いてごらん」と
 スケッチブックと色鉛筆を渡すのだそうです。

 いろんな子どもの絵が展示されています。
 絵を描いた子どもや家族に面識のない僕まで楽しい。


 変わった店ですよね。
 言い換えれば、お客づくりをよく考えた店。


 あれこれ質問を重ねたので、僕は名乗りました。


 「この不況下にお客を増やしている会社を取材しています。
  ご主人のお店だと、お客は増えていますでしょ」

 「ええ、おかげさまで増えています」


 スタンプカードがあるわけではありません。
 アンケートを求めるわけでもありません。
 居酒屋と比べると顧客単価は低い。


 でも、お客の住所と名前を尋ねています。
 ニュースレターを出しています。
 お客に好かれ、気に入られ、忘れられない工夫です。


 名刺を渡したところ、楽しい名刺をくださいました。
 そして数日後、もっと驚いたのです。


 札幌に戻ると、ハガキが届いていました。
 串かつ萬房から、イラスト入りの楽しいハガキ。

 三代目[にいちゃん]高橋弘行さんから
 感謝とお礼に徹したメッセージはがき。


 まいりました。

 お客が増えるはずです。

 ちなみに、うまい串かつです。
 「商品7分に売り7分」という感じ。

 なんとなく通じますか。



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  村上 透ものがたり 024  
   
  見本林が忘れられない理由
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 中学校の近くにある見本林によく行きました。

 木を見上げるだけではなく、
 足元の野草を見たり、虫を見つけたり。

 見本林を抜けて家に帰ったある夜、
 なんだかワキが痛い。妙な痛さ。

 母親に見てもらうと、
 「ダニに食われたんでしょ!」

 無理矢理はがそうとすると足が残る。
 タバコのヤニをつけると自然ととれる。

 そんなことを知っている親にびっくりしましたが、
 家族でタバコを吸う人がいない…。

 「たしか、清水君のお父さんはタバコを吸っていた!」
 そう思い出し、夜9時頃なのに清水君の家へ。

 ほんとにダニがとれました。

 それからも見本林へは行きましたが、
 草のなかには入らないように注意したものです。


    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透



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