美しい字の人

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 285
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・28

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   JOEさん、お元気ですか。たまには連絡ください。
   SHUさん、先日はご機嫌な音楽をありがとうございます。
   Mさん、こんどの食事会を楽しみにしてくださいね。
   Yさん、いつもいつも思い出しています。お元気ですか。
   MIEさん、ハガキを書きたいです。住所教えてください。
   Rさん、しばらくお目にかかっていません。お元気ですか。

   お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
   【今日も元気に お客が増える!】をお読みのみなさま、
   いつもお読みいただきありがとうございます。

   最近読まないな…、メール多くてじゃまだな…と思ったら、
   どうぞ遠慮なく「送るのストップして」とメールください。
   どうぞ勇気を出して(笑)教えてくださいね。
   義理で受信するのはよくありませんからね。ほんとに。

   
  今日の内容
  *美しい字の人(おたより本文)
  *うわさの村上(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    美しい字の人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「みやざき中央新聞って、これがもう~なんていうか
  人の心を打つというか、新聞一面トップ記事に
  社説があるという、非常に変わった新聞でして…」

 と『みやざき中央新聞』のことを教えてくれたのは
 志賀内泰弘(しがないやすひろ)さんでした。

 何年も何年も前のことです。
 僕が雑誌の編集長をしていた頃の話。

 名コラムニストである志賀内さんに
 当時、月刊誌の連載をお願いしていました。

 志賀内さんは、僕の知らないことを何でも知っていて
 『みやざき中央新聞』のことも教えてくれたのです。

 それから少し時間が経ち、2010年(平成22年)再び、
 志賀内さんのメルマガに『みやざき中央新聞』の名前を拝見。

 『ちょっといい話』として書かれたものですが、
 なにが“ちょっと”でしょうか。ものすごくいい話。

 遅ればせながら、そのとき初めて『みやざき中央新聞』の
 本当のすごさを知ったような気がします。

 僕は、志賀内さんにお願いしました。そのメルマガを
 「僕のメールレターに載せさせてください」と。

 2010年12月3日、「社説を読む」と題して
 僕のメールレターに転載いたしました。

 このメールレターをプリントしたり、
 封筒に印刷したりして、700人くらいに配りました。

 僕のメールレターに最近、読者登録をした方は
 ご存じありませんね。読みたい方は、こちらです。↓

http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber_files/24b482ac07df4f72d7b41cb0ed92708c-169.html


 ここからが今日の本題ですが、
 志賀内さんのメルマガを転載したことを機に、
 僕は『みやざき中央新聞』を試読することになります。

 志賀内さんが「1ヵ月なら無料だから、試しに読んでみては」
 と試読を勧めてくれたからです。


 『みやざき中央新聞』から送られてきた1回目の試読紙に
 次のような手紙が添えられていました。



 (『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここから)


 村上 透様

 今年も残すところ1ヶ月となり、
 日ごとに慌ただしさが増して行きますね。

 はじめまして、みやざき中央新聞です。
 実はこのたび志賀内泰弘様よりご紹介をいただきましたので
 当紙を見本紙という形でお届け致しました。

 私たちは、いろいろな分野の講演会を取材した中から、
 為になることや、心温まるお話を
 ダイジェスト版で全国へ発信しています。

 毎週月曜日、月4回の発行ですので、
 ひとまず1ヶ月程、ご試読いただけますと幸いです。

 また、4回目をお届けの際、
 改めてご購読案内を同封致します。
 ご覧になり、気に入っていただけましたら
 後よりどうぞお申し込み下さい。

 それでは寒さに向かいます頃、
 くれぐれもご自愛下さい。

 編集部 ・・・・(お名前)


 (『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここまで)



 この手紙を読み、僕は衝撃を受けました。

 字です。

 青いペンで書かれた手紙ですが、
 とっても美しい字なのです。

 文面しか紹介できないのがものすごく残念。
 それはそれは……ハッとさせる字なのです。

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かき氷を売らないかき氷屋

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 284
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   「売らない」
   「売り込まない」
   「安売りしない」

   『非売三原則』です。村上オリジナルです。
   たまに聞かれます。「誰の言葉ですか?」と。
   「僕の言葉です」と答えると驚かれます。
   「すごいですね」と。すごくありません。

   教えてくれた人がいるからです。
   僕が取材させてくれた多くの経営者です。
   お客が増えている会社の経営者は、
   売っていません。
   売り込んでいません。
   安売りしていません。

   すごいのは、お客が増えている会社の経営者。
   僕ではありません。と、謙遜する村上です。
   (笑うところです)。

   
  今日の内容
  *かき氷を売らないかき氷屋(おたより本文)
  *秘訣……………なし。(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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    かき氷を売らないかき氷屋

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 1坪のかき氷屋で月間売上900万円。

 そんな売上可能なの?
 と思う人が多いと思います。
 あなたもその一人ではないでしょうか。

 僕も、その一人でした。
 でも、いまは納得。それどころか、
 今後はさらに売上が伸びると確信しているほど。

 前号のメールレターで「1坪で月間900万円」と
 紹介したところ、「ウソではないんでしょうが…」と
 コメントをくださった読者がいました。

 ほんとうなんです。
 その店が沖縄にあります。


 沖縄の恩納村(おんなそん)にある、「なかゆくい市場」。
 地元のサイトでは“大型直売所”と表現されています。

 島でつくられた野菜やくだもの、お土産の店、
 地元で昔からつくり、食べてきたお菓子の店、
 地元食材をつかった定食や沖縄そばの店などがあります。

 その商業施設のなかに、僕が注目している店が2軒。
 何度訪ねても美人スタッフばかりの店『包(パオ)』と
 何回訪ねてもかわいいスタッフばかりの『琉冰(リュウピン)』


 『包(パオ)』では必ず「ポーポー」を食べます。
 沖縄に住む年配の方が「なつかしい!」という食べ物です。

 素朴でやさしくておいしいポーポー。でも、味以上に
 スタッフの対応がとても優れているところを評価します。


 そして注目の2軒目『琉冰(リュウピン)』が、
 8月の売上900万円のかき氷屋です。

 琉球の琉に「冰」と書いてリュウピン。
 「冰(ひ)」は「氷(こおり)」という意味です。


 同店の一番人気はトロピカルフルーツのアイスマウンテン。
 訳しましょう。カタカナばかりですから。

 マンゴー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、
 パイナップルなど南国のフルーツがたっぷりトッピングされた
 氷の山のようなかき氷。それが、
 トロピカルフルーツのアイスマウンテンです。


 価格は980円。


 (高い!)


 そう思いませんか?
 僕は高いと感じました。価格を聞いたときは。

 しかし、現物を目の前にして納得。
 氷の山がまったく見えないほどフルーツがたっぷり。
 これだけの量なら980円は高くないと。

 そして、ほかのお客を見ているうちに考えを変えました。
 一つのアイスマウンテンを2人、3人で分け合って
 食べている姿を見て、みんなで980円は安いと。

 『琉冰(リュウピン)』には1200円の商品もあります。
 マンゴーがたっぷり、たっぷり、たっぷりと載った
 マンゴーフルーツのアイスマウンテンです。

 かき氷が1200円です。高いです。
 商品名と価格だけを見ると高い。

 でも、1200円を分け合って食べると、とたんに安くなる。


 カップルで食べています。
 女性同士でも仲良く食べています。

 一つのアイスマウンテンに、
 スプーンを5つまで用意してくれます。

 友だち3人で食べています。
 パパとママ、子ども2人の計4人で食べています。

 みんな笑顔。
 むずかしい顔をしている人は一人もいません。
 (僕くらいです。驚いた顔をしていると思われます)
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1坪のかき氷屋

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 【今日も元気に お客が増える!】 283
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   「村上透ものがたりが前号のままです」
   「村上透ものがたりのタイトルは変わってましたが
    本文のところは変わっていません」
    そんなメールを何通ももらいました。ありがとうございます。

   そうなんです。ミスってしまいました。
   タイトルは変えましたが、本文は差し替えずに
   送信してしまいました。すみません。ごめんなさい。


   15日は金沢でセミナー。小嶋隆史先生のおかげです。
   一昨日は神戸でセミナー。山田一美先生のおかげです。
   昨日は文京区湯島でセミナー。日吉俊行社長のおかげです。
   日吉社長は中川清徳先生にご紹介いただきました。
   今日は千代田区三崎町でセミナー。小串広己社長のおかげです。
   明日は港区新橋でセミナー。西村謙二先生のおかげです。
   小嶋先生、山田先生、日吉社長、中川先生、小串社長、西村先生、
   ほんとうにありがとうございます。

   3月、浜松で商売繁盛セミナーがあります。
   柳原一貴社長、酒井英之先生のおかげです。ありがとうございます。
   4月、郡山で事例紹介セミナーがあります。
   菊地富二夫先生、大泉敦史先生のおかげです。ありがとうございます。

   
  今日の内容
  *1坪のかき氷屋(おたより本文)
  *「俺の言ったとおりだろ」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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     1坪のかき氷屋

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 大好きなかき氷屋があります。
 店の面積はわずか1坪。畳2枚分です。

 屋台を思い浮かべてください。
 1坪くらいの屋台です。
 店として狭いことは間違いありません。

 氷やシロップ、トッピングするフルーツなど
 材料を保管する冷蔵庫は必要ですね。

 氷を削る機械も不可欠だし、食器類も
 ある程度の数を収納しておきたい。

 食器を洗うシンク、かき氷をつくる調理スペースも
 必要です。人だって最低1人は店内に入りたい。

 でも、工夫すれば1坪でも経営できます。
 実際、やっている店があるわけですから。


 あなたはいま、なんとなく思い浮かべていますね。
 1坪くらいのかき氷の店を。ありがとうございます。


 このお店、1ヵ月でどれくらいの売上だと思いますか。

 (そんなこと急に聞かれたってわからない)

 そうですよね。考えたこともない。みんなそうです。
 でもまあ、軽い気持ちで考えてみてください。

 答えがあたったからといって賞品はないし、
 はずれたからといって罰ゲームがあるわけでもない。

 売上高は、
 客数 × 客単価 × リピート率

 (そんなことわかっている。ほかの条件がわからない)

 そうですよね。考えるうえでの条件が少なすぎる。
 場所、立地条件も大事だし、季節によっても数字は変わる。
 かき氷ですからね。冬期間は売上が少ないに違いない。

 沖縄本島。恩納村(おんなそん)。いわゆる“道の駅”。
 国道沿いのサービスエリアのようなところです。

 土産物屋、飲食店、地元の野菜や果物を売る店などが並び
 日中、営業している店で季節は8月。

 沖縄でかつ、8月ですから暑い。かき氷は売れる。

 さあ、これくらいの条件で考えてください。

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坂入社長のお客になりたい

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 282
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   ここ3ヵ月間で計8回、
   「お客が増えるハガキの書き方」セミナーをしました。
   参加者はすぐハガキを書き始めます。しかし、
   ハガキを書けば即、お客が増えるわけではありません。
   ハガキを書けば即、売上が上がるわけでもありません。
   それなのに参加者は書き始めたハガキをやめません。

   お客にハガキを出すと、お客が喜んでくれるからです。
   「ハガキありがとうございます!」
   そんなハガキをもらったり、声をかけてくれる。
   それがうれしくて、またハガキを書く。
   書いていると、“ごぶさた客”から注文が入る。
   (やっぱりそうなんだな…)と思います。

   そんな実例を聞いてみたいと思いませんか。
   聞きにいらっしゃってください。
   時間のかぎり、話します。伝えます。紹介します。
   いい事例ばかりです。とびきりの事例です。
   僕じゃありません(笑)話してくれるのは
   ホワイトベースの小串(おぐし)社長です。
   これがまたおもしろい。
   僕も楽しみにしているのです。

   
  今日の内容
  *坂入社長のお客になりたい(おたより本文)
  *「俺の言ったとおりだろ」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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     坂入社長のお客になりたい

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 坂入誠社長は、お客が増える★プロダクションのお客さまです。
 茨城県の大六天(だいろくてん)というところで
 ダスキンの会社を経営しています。さかいりまこと社長です。

 先月(2013年1月)、坂入社長から封書が届きました。
 「今月のお便り(お客様に配布しているもの)を
  お送りします。どうぞご一読下さい」と一筆添えられ、
 お客様向けの『お便り』が届きました。


 拝読。


 悲しいわけではないのに涙が出ました。
 もう一度、読みました。思いました。

 (僕が茨城県に住んでいたら、ダスキン大六天支店の
  お客になりたいな。坂入社長のところで働くスタッフの
  お客になりたいな。こんな会社のお客になりたいな)

 前々から考えていました。
 「この会社のお客になりたいシリーズ」の開始を。

 たくさんあるんです。この会社のお客になりたい、
 このお店のお客になりたいという会社、店が。

 新潟県のタクシー会社、日の丸観光タクシーの
 お客になりたい(いつも乗りたい)。
 福井県の不動産会社、福井プランのお客になりたい。
 東京都のそば屋、さんじ庵のお客になりたい。
 熊本県のエアコンメンテナンス会社、
 ケイズフィールディングのお客になりたい。
 沖縄県のノニ、ウコン製造販売会社、
 仲善(なかぜん)のお客になりたい。

 ダスキン大六天支店にも同じ気持ちを抱きました。

 お世話になるなら、こういうスタッフがいる会社。
 どこを選ぶかと言われたら、この社長がいる会社。
 そう思わせてくれた『お便り』を全文、紹介します。

 坂入誠社長、ご承諾ありがとうございます。



 (坂入社長が書いた『今月のお便り』ここから)

 毎日厳しい寒さが続きます。いかがお過ごしですか。
 どうぞ健康にご留意下さい。

 昨年の12月で、還暦60歳になりました。
 赤いチャンチャンコを着ますか?と言われると
 カンベンして下さいと言いたくなります。
 それにしてもあっという間の60年でした。
 でもやっぱりいろいろありました。若山牧水の
 「幾山河超えさり行かば寂しさの
  はてなむ国ぞけふも旅ゆく」
 この歌がずっと大好きでした。

 今月はわが社のスタッフの皆さんに
 感謝したい事を書いてみます。

・Aさんは今月の大雪の降った朝、仕事の責任感で、
 普通なら朝の7時に家を出ればよかったのに
 朝の5時に家を出かけてくれたのですね。
 その時私はうかつにも寝ていました。(スミマセン)
 Aさんが雪道を車で走っている姿を思い、
 涙が出てきました。ありがとうございます。
続きを読む...

迷った時の決め方

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 281
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・13

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   「値上げしませんか。しましょう。値上げを」
   と申しあげています。
   事例教材『お客が増える!』で勉強している経営者に
   価格改訂を勧めています。

   「人に勧めてばかりで、自分はどうなんだ」
   と言われないように、言われてもいいように
   僕も、一部値上げしました。
   僕のお客だけは、値上げという価格競争のステージへ。

   まだ一部の方々ですが、おっしゃっています。
   「価格をアップしてよかった」ということを。
   僕もそう思います。あなたはどう思うでしょうか。



   
    
  今日の内容
  *迷った時の決め方(おたより本文)
  *契約できた理由(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
       迷った時の決め方

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 「迷ったら直感に従うのがよい」
 そう書かれているものを読んだことがあります。

 「迷ったらやめておくほうがいい」
 そんなことが書かれたものを読んだ記憶もあります。

 「直感に従ったほうがいい」
 そういう人が多いような気がします。

 「最初に浮かんだ案は捨てたほうがいい」
 そんなようなことを最近、本で読みました。

 人それぞれです。おそらく、人はみな
 経験に照らし合わせて行動します。

 (僕の直感はけっこう当たるから、ここは通そう)
 (私、いっつも思いつきで失敗しているから……)

 あなたはどうですか。
 どうしようかなぁ……というとき、
 どんな結果にもっていくことが多いですか。

 ちらっとでも「いい!」と思ったチャンスは逃さない。
 少しでもマイナス要因がある時は冒険しない。

 どちらのタイプでしょうか。


 僕は、期限を決めます。期限内は考えます。
 「何月何日何時までは考える」
 期限までは迷いに迷う。
 期限が到達したら、すっぱり決める。
 「よし! 買おう!」「決めた! 申し込もう!」と。

 今日も、いよいよ決める時を迎えました。
 今日はあなたが決める日です。

 2月17日の日曜日、神戸のセミナーに参加するかどうか。
 2月19日の火曜日、水道橋でのセミナーに参加するかどうか。
 2月20日の水曜日、新橋でのセミナーに参加するかどうか。


 じつは昨日、「どうしようかなと思っているんです」と
 迷っている方に会いました。参加するかどうかを。
 もちろん申しあげました。
 「迷った時は踏み切ったほうがいいのでは。
  あとで悔やみたくないですよね」と。


 17日の神戸も、19日の水道橋も、20日の新橋も、
 3社の事例を紹介することに決めました。昨日。

 開催数日前だというのに、決めていなかったんです。
 どんな事例を紹介するか。困った講師でしょう。
 いままででいちばんいいセミナーにするため、
 どうしようかと悩んでいたのです。

 ようやく、今朝、主催者のみなさんにレジュメを送りました。
 

 ★イノシシ退治にならって新規開拓を開始。
  訪問しても売り込まないから新規客が増大した
  地域戦略事例を紹介します。
  神戸も東京も、これは話します。

 ★車で30分圏内に大型量販店が3店もあるのに、
  お客を増やし続けている街の電器屋さん。
 「売上より客数!」と気づいた若き経営者の事例。
  いまのところ、神戸で話します。

 ★苦境が続く来店型小売店、飲食店業界にあって
 「何をやっているのかさっぱりわからない」のに
  来店客が増え続けている不思議な事例も紹介します。
  もちろん不思議な現象ではなく理由があるのですが。
  東京で紹介します。新橋で。 
続きを読む...

8000人の修了生 (バックナンバーより)

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 280
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・03

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   「エミリーさんはケーキ屋さんですが
    当社はケーキ屋ではありません。別業種ですが   
    当社の経営を考える上で非常に参考になりました」
   と、ケーキとまったく異なる業界の社長から
   “エミリーは参考になります”とのメール拝受。

   そうなんです。ふらんす菓子屋エミリーは、
   「何を、どこで、だれに、どうやって」の好例。
   ある一定のお客を常連客ととらえ、一年に何度も
   来店してもらえる仕組みをつくっています。

   ケーキ屋さん以外の方こそ、
   自社の経営にあてはめやすい。そんな事例です。
   自社のこと、自社業界のことって、
   誰よりもわかっている気がするけど、
   じつはよくわからない、見えていない。
   そんな気がします。人のことはわかるが、
   自分のことは意外とわからない。いかがでしょうか。

   ふらんす菓子屋エミリー、小野善秀さんのことを
   書いたメールレター、3本シリーズの3本目です。

 
  今日の内容
  *8000人の修了生 (バックナンバーより)(おたより本文)
  *契約した夜(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  8000人の修了生 (バックナンバーより)

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 野球選手になりたい。
 パイロットになりたい。
 わたしは看護婦さんになる!
 美容師さんになりたい。

 おぼろげながら、僕が小さいころ
 耳にしたことがある「将来なりたい職業」です。

 あなたは、小さいころ何になりたかったですか。

 小さいころにあこがれた仕事は?
 と尋ねると、思い出し笑いをしながら
 即答してくれる人が多いように思います。


 最近の子どもがあこがれる職業のひとつに
 「パティシエ」があります。

 フランス語で洋菓子職人。
 女の子のほうが多いけど、男の子も案外います。

 料理もお菓子も、その世界で一流と紹介されるのは
 男性が多いからでしょうか。
 「ぼくは将来、パティシエになりたいんです」と
 しっかり述べる小学生がいます。

 そんな子どもの夢実現に
 大きな可能性を与えてくれる人がいます。

 ふらんす菓子屋エミリーの小野善秀さんです。
 そう、前号で「絞るから増える」と紹介した小野さん。

 「エミリーのホームページをみた!」
 というあなたは、すでにご存じですね。

 エミリーでは、子どもケーキ教室を開いています。
 名づけて『エミリーケーキキッズ』。


 (ケーキ教室か…ありそうな話だな…)
 と思います?

 僕はちらっと思ったんです。
 ところが意外とないんです。子ども向けは。

 大人向けはありますよ。料理だけではなく
 洋菓子やらパンやら、それはたくさん。

 でも、子どもケーキ教室は少ない。
 年に1回か2回、イベントとして開催したり、
 夏休みか冬休みにおこなわれるていど。

 まあ、教えるのはたいへんでしょうし、
 収益があがりそうにも思えない。
 簡単なことではないと想像できます。


 しかし小野さんが取り組んだ原点は違います。
 小野さんの奥さんが無欲の心で言い出しました。

 「ケーキづくりをとおして、子どもたちの
  豊かな感性を育てよう!」

 2002年(平成14年)7月、チラシに載せました。
 「子どもケーキ教室をひらきます」

 じつは、あまりにも店がひまだったから、
 という理由もあります。

 小野さんが経営の勉強を本格的にはじめる前、
 戦略というものを考えはじめる以前のこと。
 十分な時間があったのです。


 これが大人気。

 (ケーキ屋をやりたい子どもって、こんなにいるの!)
 (パテシィエになりたいという小学生がこれほどいるとは!)

 エミリーの従業員もみんなびっくり。

 「つぎはいつですか?」
 「次回の予約をしたいんですが…」

 そんな声に押されて続けてきました。
 近年は年間50回から60回も開催。
 それでも人気は衰えません。
 3回も4回も繰り返し参加する子どもがいるからです。
続きを読む...

絞るから増える (バックナンバーより)

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 【今日も元気に お客が増える!】 279
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   昨日(2013年2月1日)、メールレター冒頭で
   次のように申しあげました。
   「2月1日、4日、5日と3回にわたりバックナンバーを
    もう一度、あなたに送ります。ふらんす菓子屋エミリーです」

   しかし今日2月2日、予定を早めて送信することにします。
   「なぜ続きが4日なのですか。当方は土曜日曜も営業していますので
    メルマガは明日でも読むことができます。発行お願いします」
   というメールをいただいたからです。

   これまでは平日に発信してきました。
   土日は読む人が少ないだろうと思っていたからです。
   でも、そうとはかぎりませんよね。
   土日も仕事をする人が多い。そんな世の中です。
   だから土日を気にせず、発信することに。

   毎日メルマガを発信している方が大勢いるのですから、
   平日だ土日だと気にすること自体、ナンセンスですよね。

 
  今日の内容
  *絞るから増える (バックナンバーより)(おたより本文)
  *黙って見ていた契約(村上透ものがたり)
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★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  絞るから増える (バックナンバーより)

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 『エミリー』というかわいい名前のケーキ屋では、
 どんな商品を売っていると思う?

 そんな質問を数人にしました。

 ケーキ屋であることを教えたあとですから、
 当然、洋菓子のいくつかが答えとなって返ってきます。

 ショートケーキ、シュークリーム、タルト、
 ロールケーキ、クッキー、デコレーションケーキ…。

 そうですよね。愚問でした。

 ポテトチップスとかポッキーと答える人はいないだろうな。
 そう思っていました。

 やはりいませんでした。


 ところが、愛知県尾張旭(おわりあさひ)市のケーキ屋さん、
 ふらんす菓子屋エミリーでは以前、
 ポテトチップスやポッキーも売っていたのです。

 売りたくはなかったんですよ。ポッキーは。

 創業者はケーキづくりの名人。
 2代目の小野社長もフランス焼き菓子の修業を終えて、
 腕をふるいたくてしかたなかったんですから。

 しかし売上を上げるためにはやむを得なかった。
 長いことそう思っていたそうです。


 念のために申し上げますが、
 創業者であるお父さんがつくるケーキは売れていました。

 しかし売上を伸ばそうと思うと、商品を増やすしかありません。
 ショートケーキを買ったついでに
 ポッキーも買ってもらえたら…。
 そう考えていたんですね。


 そこそこ売れているんなら、ま、いいか…
 と軽く考えればよかったのですが、
 エミリー2代目の小野さんは違いました。

 (売上を上げようと考えるからいけないんじゃないか…)

 どこにでもあるお菓子を扱っていては差別化にならない。
 スーパーで売っているものと同じものを売っても、
 しょせん勝負にならない。

 そう考えました。

 ケーキはひとつ250円から300円。
 低単価の商売は商品を数多く売っても限界がある。
 商品の売上を上げることよりお客さまの数を増やすべき。

 そうも考えました。


 小野さんを取材して、まず、この言葉にしびれました。

 「低単価の商売は客数で決まる」


 結果的には同じゴールかもしれません。

 少数のお客に、ケーキのほかにあれもこれも買ってもらう。
 単価は低くてもいいからより多数のお客に買ってもらう。

 小野さんはお客の数を増やすほうを選びました。

 重点商品はシュークリーム。
 ひとつ157円。

 腕によりをかけた、それはおいしいシュークリームです。

 「2時間以内にお召し上がりください」

 賞味期限がとびきり短い。
 だから大量に買うことができません。

 客数が勝負。


 これが売れました。
 付近の住民に口コミで広まりました。
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抱き続けた向上心 (バックナンバーより)

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 278
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・01

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   メールレター『今日も元気にお客が増える!』を
   いつも読んでくださり、心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
   今日のメールレターは、「ふらんす菓子屋エミリー」の店主
   小野善秀(おのよしひで)さんについて書いたものです。

   2010年3月11日から、このメールレターで小野さんについて
   3回にわたり書きました。それをもう一度、載せます。
   3年前からの読者のあなたにはごめんなさい。
   過去のメールレターをさかのぼって読んでいるあなたにもごめんなさい。
   よろしければもう一度、お読みください。

   今日(2013年2月1日)朝6時、小串広己社長のメルマガで
   「エミリーさん」が紹介されました。
   人気メルマガ『経営脳科学研究室』の777号においてです。
   すると、さすが人気メルマガ、問い合わせがあるんです。
   「エミリーさんについて教えてください」という主旨の。

   最適の方法は「お客が増える!No.15」を購入されることです(笑)
   ふらんす菓子屋エミリーを取材した事例ですから一番くわしい。
   でも、「非売三原則」を提唱している僕としては
   「買ってください」とは言えません(言ってるに等しい…)。

   そこで2月1日、4日、5日と3回にわたりバックナンバーを
   もう一度、あなたに送ります。ふらんす菓子屋エミリーです。

 
  今日の内容
  *抱き続けた向上心 (バックナンバーより)(おたより本文)
  *全国で一番遅い契約(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  抱き続けた向上心 (バックナンバーより)

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 あなたは、本業ができない苦しみを
 味わったことがありますか。

 好きな仕事、やりたい仕事があるのにお客がいない。
 だからやむを得ず食べるために違う仕事をするむなしさ。

 そんな思いをしたことがありますか。

 修業して経験を積み、腕をあげたのに
 その技術を発揮できないせつなさ。

 この仕事でお客に喜んでもらいたい!
 そんな天職があるのに認められず、
 生活のためにまったく違う仕事をするつらさ。


 僕はそういった経験がありません。

 サラリーマンのときは似たような思いをしました。
 僕がやりたいのはこんな仕事じゃない。
 そう思うことがありました。

 しかし今になってみれば、それは単なるわがまま。
 自分で事業をおこしたわけでもないのに、
 勝手なことを考えていたものです。
 与えられた仕事に不満を抱いていただけのことです。

 少なくとも、ふらんす菓子屋エミリーの2代目店主、
 小野善秀(おの よしひで)さんのように
 修業をしたわけではありません。
 本業に打ち込むために最善を尽くしたわけでもありません。


 愛知県尾張旭市(おわりあさひし)にあるケーキ屋さん、
 エミリーの小野社長は東京の超一流店で修業をしました。

 腕をあげて実家に戻ったのは29歳のときです。

 30年以上もケーキ屋を営んできた父親を手伝い、
 自分が身につけた技術で商品の幅を広げたい。

 そう思った小野社長ですが、お客が増えない。

 数年間、していたことといえばタバコの配達。
 そしてタバコの自動販売機に補充することでした。

 店の一角でタバコを販売していたことから
 やむを得ずタバコ販売係を買って出たのです。

 パティシエがタバコの補充。

 白くて背の高い帽子、シェフハットを脱いで
 タバコの配達。

 歯がゆい思いはしばらく続きましたが、
 熱意と願望、向上心は失いませんでした。

 次から次へとビジネス書を読み、
 セミナーに参加し、いいと思ったことは即行動。

 思ったほどの成果を上げられず、休みの日には
 奥さんと一緒にケーキ屋めぐり。

 こんな店にしたいね、
 この店のようにお客でいっぱいにしたいね。

 そんな夢も失いませんでした。

 そして5年。

 一本のカセットテープが運命を変えました。
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