お客の立場でものを見る

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 289
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・28

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   今日のメールレターは、直接、経営に言及していません。
   前置きです。次号のための長い前置きです(笑)
   「経営に関係ない話なら読まないよ」
   「お客が増える話じゃないなら配信止めて」
   そう思う方にはごめんなさいという内容です。
   僕、村上と病院とのかかわりについて書きました。

   死後の世界のことはわかりません。
   生きているあいだのことしか。
   それにしたって今後どうなるか、つまり
   どうするかは自分しだい。
   生きているかぎり、精一杯、仕事をします。
   短い人生、やれるだけのことはやろう。
   そう思いを新たにしています。

   4月19日、福島県郡山市にてセミナーをします。
   税理士法人三部(さんべ)会計事務所さまの
   主催です。福島県で初のセミナーです。
   福島県の方、どうぞご参加ください。
   
http://www.sanbe.co.jp/

   
  今日の内容
  *お客の立場でものを見る(おたより本文)
  *数秒の沈黙の末(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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    お客の立場でものを見る

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 病院の取材はなかなか実現しません。
 理由はいくつもあります。

 先生(あるいは理事長など経営者)が忙しい。
 “経営の内側”をあまり話せない。
 お客(患者)が増え続けている病院が少ない。
 人気ある病院はますます大きくなり、僕の取材条件を超える。
 病院経営者との出会いが少ない。


 積極的に声をかけ、紹介をお願いし、探せば
 取材に応じてくださる病院はあるでしょう。

 いま現在、取材先と出会うための入口を変えて
 ある業界の方々に声をかけています。

 患者が増えることはいいことではありませんが
 「どうせ行くならあの病院」が存在することは
 望ましいこと、必要なことです。

 (そのうち、出会うべくして出会う取材先に
  きっとめぐりあえるだろう…)

 そう思っています。


 僕は小さいころから病院には縁が深い。
 僕が病院にお世話になるのではなく、
 家族や親戚が病院と親しかったのです。

 僕の子どものころのアルバムを開くと、
 病院の前や病室で撮った写真が多数。

 兄はからだが弱く、小児病棟の常連。
 40年以上も昔のことですが、病院内で着るため、
 ガウンを仕立てたほどです。

 おじいちゃんやおばあちゃんはもちろん、
 おじさんやおばさんも入れ替わり入院。

 帯広市に住んでいた頃、おじやおばは、
 僕が住んでいた家の近くの病院に入院していました。

 僕の父や母にめんどうをみてもらえるからです。
 父の転勤により、帯広から旭川へ引っ越すと
 こんどはわざわざ旭川の病院に入院していました。

 小さい頃からお見舞いはもちろん、
 洗濯物を取りに行ったり届けたり、
 卵焼きを持っていったり話し相手になったり。

 とにかく僕は病院に通っていました。
 近年は父の看病、母の看病。親戚の看病。

 自宅、仕事場、いろんな病院をぐるぐる回り、
 病院事情には少しずつ明るくなってきました。


 が、たったひとつ、わからないことがありました。
 入院した患者(客)としての立場です。

 僕はこれまで入院したことがありません。
 親の病室にずっと泊まりこんだことがあっても、
 僕自身、入院したことがなかったのです。


 そんな僕に転機が訪れました。

 2月末日、仕事上のことで大きなストレスがありました。
 なんでこうなるの? と理解を超えたストレスでした。

 それが誘因かどうかわかりませんが、
 3月、胸が苦しくなる発作が何度もありました。

 猛烈に胸が痛くなり、大量の汗をかく。
 胸の内側が強烈な胸焼け状態になり、
 呼吸も苦しい。


 最初は飲み過ぎかと思いました(笑)
 急性アルコール中毒かと。

 いや違う…。アルコールじゃない…。

 アルコール中毒なら、いままで数百回は
 経験しているはずだからです(笑)

 便利です。自分が体験した症状を素直に打ち込むと
 インターネットは豊富な情報を与えてくれます。

 どうやら心筋梗塞か狭心症の症状と一致します。
 (病院に行ったほうがいいな…)
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院長は社長

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 288
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・25

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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   4月19日金曜日、福島県郡山市で
   成功事例セミナーをおこないます。
   税理士法人三部(さんべ)会計事務所さまの
   主催です。福島県でのセミナーは初めてです。
   うれしいです。はりきっています。

   三部会計事務所公式サイトにこう書かれています。
   ~お客様の経営、そして人生を良くしたい。
    私たちの望みはただ一つです~
   そうですよね。地域の会社、顧問先の経営支援。
   それこそが会計事務所の仕事ですよね。

   以前からがんばっていたけど、震災後、
   より一層がんばっている会社がたくさんあります。
   顧問先を元気にするためにがんばっている
   税理士事務所、会計事務所のみなさん、
   一緒に東北の会社を元気にしましょう。
   僕の使命は、お客が増える経営事例の紹介です。
   「手伝ってくれるか?」と気軽に声をかけてください。

   福島、郡山の方、こちらにご参加いただけます。
   
http://www.sanbe.co.jp/

   
  今日の内容
  *院長は社長(おたより本文)
  *原稿なしのスピーチ開始(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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    院長は社長

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 歯医者は儲からない。
 年収が低い医師が大勢いる。
 歯医者の倒産が増えている…。

 歯科医師はワーキングプア。
 そんな話を耳にするようになってから
 かなりの年数が経ちました。

 事実、厚生労働省が発表するデータを見ると、
 噂でも憶測でもないことがわかります。

 厚生労働省の「医療施設調査(平成23年10月)」
 によると、歯科診療所の数は約6万8000。
 
 コンビニは現在、約4万7000店ですから
 歯医者は過当競争最前線の業種と言えます。

 
 熾烈な生き残り競争を繰り広げている業界ですが
 淡々とお客が増えている歯医者はあります。

 歯科医院戦国時代を生き抜いている歯医者は、
 いったい何をやっているのか、どこが違うのか。

 手に入れることができる情報には、
 ある傾向がありました。

 「感動」「まごころ」「サービス業的な対応」
 「患者さま」といった言葉によって修飾される、
 ソフト面の改革が繁盛をもたらすというものです。

 それ以外は、「最新設備」導入を訴え、
 保険適用外の「自由診療」をいかに増やすか…
 という視点に終始。

 さらに、「この価格でできます!」
 といった低価格を打ち出す歯医者が続々……。

 それらの要素が患者集客に貢献していることは
 事実なのでしょう。しかし、
 「患者さんが増え続けていますか?」と尋ねると……。


 これまで、ありがたい出会いに恵まれた僕です。
 昨年もまたありがたい出会いがありました。

 岐阜県大垣市の杉田歯科医院
 杉田基(もとい)先生に会うことができたからです。

 酒井英之先生のご紹介で森浩幸社長と出会い、
 森浩幸社長から紹介いただいた歯科医師です。

 子どもが5人いる森社長ですが、
 「うちは家族全員、杉田先生の歯医者だよ!
  杉田先生んとこは患者さんが増えているよ!」
 と教えてくださったのです。

 もし、歯医者が少ない地域であれば、
 繁盛するのは当然と言えるでしょう。
 大垣市はどんな状況か。
 その点を確認してからの取材です。


 どうやら、人口2000人に
 歯医者一件が適正と言われています。

 岐阜県大垣市は人口が16万人ですから
 歯科医院の適正数は80件。
 実際には85件ありますから、ほぼ適正。

 では、大垣市内の歯医者が
 競争することなく共存しているかといえば、
 決してそんなことはありません。
 お客が増える歯医者と
 お客が減る歯医者に分かれています。

 杉田歯科医院は、
 最新設備の導入競争に巻き込まれることなく、
 淡々とお客が増え続けています。
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売らない新聞社

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【今日も元気に お客が増える!】 286
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・15

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   仕事をしていると、ときどき、
   試練としか思えないことが起きます。
   悲しいものです。
   ときには、試練を超えた事態に見舞われます。
   試練なら乗り越えられそうですが、
   とても乗り越えられなさそうな状況に陥ります。
   きついものです。
   
  今日の内容
  *売らない新聞社(おたより本文)
  *村上さん、ステージへ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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    売らない新聞社

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 みやざき中央新聞から届いた見本紙には
 ていねいなおたよりが同封されていました。

 おたよりの一部分には、次の文が書かれています。
 前号をお読みの方は、思い出していただけましたか。
 美しい字によるおたよりです。


  (前略)
  本日4回目のお届けとなりました。
  今号を持ちましてプレゼントでのお届けは
  終了となりますが、気に入っていただけましたら
  是非ご購読下さい。
  (後略)


 無料で4回も送ってくれたのです。
 しかも、4回のうち2回は手書きのおたよりも。

 (このまま黙っていたらどうなるのだろうか…)

 自分の性格が悪いことは自覚していますが
 このときも僕は自己嫌悪感に襲われました。

 お世話になっている志賀内泰弘さんが、
 「みやざき中央新聞って知ってますか?
  きっと村上さんは気に入ると思うよ」と
 見本紙送付の手配をしてくれた経緯もあります。

 黙っているのは失礼。
 購読を見送るにしても、なんらかの返事をすべき。
 紹介してくれた志賀内泰弘さんにも、
 美しい字で手紙を送ってくれたみやざき中央新聞にも。


 しかし僕は黙っていました。
 知りたかったからです。
 何も返答しないと、どうなるのか、ならないのかを。


 購読申込書は送らず、
 手紙や葉書も書かず、
 電話やメールもせず、
 だまっていました。

 1週間が過ぎ
 1ヶ月が過ぎ、
 1年が過ぎました。


 みやざき中央新聞は何も言いません。

 「ご購読はご検討いただけましたか」も
 「お返事がありませんが届いていますか」も
 「新商品が出ましたのでご案内です」も
 「どなたかをご紹介いただけませんか」も
 「ただいま読者拡大キャンペーン中です」も
 言ってきません。届きません。送ってきません。


 新聞や雑誌、電話やプロバイダーなど
 一度契約すれば、なんとなく継続する業種があります。

 僕のこれまでの経験では、
 継続性のある商品やサービスを提供している会社は、
 契約をしてもらうために“何としてでもがんばる”
 という傾向があるように感じます。

 僕が以前、お世話になった会社もそうでした。
 営業社員の一部は、“強力な営業”をしていました。

 みやざき中央新聞だって、購読者を増やしたいはず。
 見本紙を1ヶ月も読んでくれたお客は、
 みやざき中央新聞の良さを理解してくれたはず。
 そんな試読者にこそ購読契約をしてもらいたいはず。

 しかし、試読期間が終了したあとは、
 一切の勧誘、営業がありませんでした。
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再び、美しい字の人

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 286
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・07

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   北海道の冬は寒いことになっています。
   緯度が高いですから、冬は寒いのが当然。
   雪も降るものです。僕が生まれてから50年も
   冬となれば雪が降っているのですから、
   今年だけ降らないとなると、そっちが変。

   それにしても、です。
   今年は多いんです。雪が。
   「だいじょうぶですか?」
   「生きてますか(笑)
   などと、メールやら電話をいただきます。

   ありがとうございます。
   生きています。
   生きている証拠のメールレター発信です。
   いつもありがとうございます。
   
  今日の内容
  *再び、美しい字の人(おたより本文)
  *最優秀新人賞受賞(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    再び、美しい字の人

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 4回送っていただける見本紙の2回目が届きました。
 『みやざき中央新聞』の試読紙、12月20日号です。

 『みやざき中央新聞』は第三種郵便の認可を受けています。
 新聞を細長く折り、宛先を書いた帯が巻かれています。

 その帯を新聞からはずしたとき、
 おや? と思いました。

 帯の裏面に何か書かれています。

 (なんだ……)

   ↑
 (何だろう? という意味です)

 帯の裏面には、こう書かれていました。


   師走のお忙しい中、
   このメッセージに気付かれたあなたには
   ツキがあります。
   来年は大々吉です。
   「あめがとう飴」抽選で30名様に進呈したします。
   みやざき中央新聞 おみくじ係


 粋です。
 考えています。
 こんなの初めて。

 (やるな……みやちゅうさん)

   ↑
 (みやざき中央新聞さんの略です)


 細かいところまで配慮されている新聞です。
 見本の2紙目も、活字好きの僕を満足させてくれました。

 3週目に3回目の見本紙が届き、
 そして4週目。この日を待っていました。

 メールレターの前号をお読みのあなたは
 おぼえているでしょうか。

 最初の見本紙が届いた際、同封してあった手紙に、
 美しい字でこう書かれたいたからです。

   『また、4回目をお届けの際、
    改めてご購読案内を同封致します』


 4回目の見本紙は、封筒で届きました。
 購読案内も一緒に送るからには、
 帯を巻いて配達、というわけにはいきません。

 問題は、手書きのおたよりが入っているかどうか。
 いや、問題ではありません(笑)
 「問題」ではなく「重要」とうことです。

 重要なことは、購読案内が同封されているかではなく(笑)
 僕をハッとさせた、あの美しい字の手紙があるかどうか。


 みやざき中央新聞さま、ごめんなさい。
 新聞より、おたよりを楽しみにしていました。
 社説より。手紙を心待ちにしておりました。



 開封。



 ありました。


 また、ハッとしました。
 やはり、ハッとしました。
 3週間ぶりにハッとしました。

 おたよりにはこう書かれていました。



(『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここから)

 お元気でお過ごしでしょうか。
 ご縁あってお贈りさせていただいています
 みやざき中央新聞ですが、本日4回目の
 お届けとなりました。

 今号を持ちましてプレゼントでのお届けは
 終了となりますが、気に入っていただけましたら
 是非ご購読下さい。

 お申込みは、裏面ファックスを送信下さるか、
 同封しましたハガキにご記入の上、ご投函下さい。

 お役に立てます様、元気の出る情報発信に
 努めていますので、よいお返事がいただけますと
 嬉しく思います。

 この様なご紹介の機会を下さいました事に
 感謝致しますと共に、ご健康とご多幸を
 お祈り致します。

 みやざき中央新聞 ・・・子


(『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここまで)
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