社説を読む

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 169
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101203

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   印刷物を安く発注できないかと思い、ネット検索。
   わかりやすいホームページが見つかり、
   紙の色が気になったので資料請求を。

   この資料請求に対するメールがていねい。
   自動返信ではなく手書き? と思うほど。
   資料が届いた頃、タイミングよくメール。
   資料の説明もわかりやすく、なるほど!

   結局、この福井県の印刷会社に注文しました。
   すべてネット上のやりとりですが、
   まるで実店舗での有人、対面かのよう。
   ネット上で可能です。いわんや対面なら。
      

 今日の内容
  *社説を読む(おたより本文)
  *硬派気取り(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  社説を読む
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 このメールレターで何度も紹介していますが、
 志賀内泰弘さんをおぼえていますか。

 もと、
しがないサラリーマンの志賀内さん。

 志賀内さんは毎日、メルマガを発信しています。
 曜日によって内容が違うのですが、
 毎週金曜日は『ちょっといい話』の日です。

 
1126日のことでした。
 (今日はどんな話だろ
)と読み始めると、
 「みやざき中央新聞」の社説を紹介するとのこと。

 新聞の社説を紹介?

 みやざき中央新聞のことを知らない僕は疑心。

 大学入試の小論文対策として、
 新聞の社説を切り取って読んで以来、
 社説は読まないコーナーのひとつです。

 しかし、わからないものです。
 社説ということを忘れて読みました。

 「日本一心を揺るがす新聞の社説」です。
 志賀内さんいわく、「新聞に掲載された時から、
 ずっと心に残っている私の一番好きなお話」。

 読んでみませんか。


 (ここから)

 心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を


 その絵本の帯に、
 一人の名も無い主婦のメッセージが書かれていた。 

 「朗読を聴いて、うちのムスメが食事を残さなくなりました」

 絵本に食肉加工センターの「坂本さん」という人が登場する。
 実在の人物である。
 坂本さんの職場では毎日毎日たくさんの牛が殺され、
 その肉が市場に卸されている。

 牛を殺すとき、牛と目が合う。
 そのたびに坂本さんは、
 「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。

 ある日の夕方、
 牛を荷台に乗せた一台のトラックがやってきた。
 「明日の牛か
」と坂本さんは思った。

 しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。
 不思議に思って覗いてみると、
10歳くらいの女の子が、
 牛のお腹をさすりながら何か話し掛けている。
 その声が聞こえてきた。

 「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ
……

 坂本さんは思った、

 (見なきゃよかった)

 女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。

 「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。
  だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。
  ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。
  明日はよろしくお願いします
」 

 (もうできん。もうこの仕事はやめよう)

 と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。
 家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。
 しのぶ君はじっと聞いていた。

 一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。

 「やっぱりお父さんがしてやってよ。
  心の無か人がしたら牛が苦しむけん」

 しかし、坂本さんは休むと決めていた。

 翌日、学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。

 「お父さん、今日は行かなんよ!
 (行かないといけないよ)」

 坂本さんの心が揺れた。
 そしてしぶしぶ仕事場へと車を走らせた。
 牛舎に入った。坂本さんを見ると、
 他の牛と同じようにみいちゃんも
 角を下げて威嚇するポーズをとった。

 「みいちゃん、ごめんよう。
  みいちゃんが肉にならんとみんなが困るけん。
  ごめんよう」

 と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすり付けてきた。
 殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。
 坂本さんが、

 「じっとしとけよ、じっとしとけよ」

 と言うと、みいちゃんは動かなくなった。
 次の瞬間、みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。
 牛の涙を坂本さんは初めて見た。

 
(『いのちをいただく』西日本新聞社)より 


    
*    *    *    *


 その小学校(熊本県)では、助産師として
 日々キラキラと輝く命の誕生の瞬間に立ち会っている
 内田美智子さん(福岡県行橋市)と、
 酪農家が心を込めて育てた牛を毎日解体している
 坂本さんのお二人をお招きして、
 「いのち」のお話を聴くという授業をしたのだった。

 その絵本は、坂本さんの話を聴いて感動した内田さんが、
 坂本さんにお願いして出版させてもらったのだそうだ。

 その『いのちをいただく』(西日本新聞社)のあとがきに、
 内田さんはこう書いている。

 「私たちは奪われた命の意味も考えず、
  毎日肉を食べています。
  自分で直接手を汚すこともなく、
  坂本さんのような方々の悲しみも苦しみも知らず、
  肉を食べています。
 『いただきます』『ごちそうさま』も言わずに
  ご飯を食べることは私たちには許されないことです。
  感謝しないで食べるなんて許されないことです。
  食べ残すなんてもってのほかです


 考えてみたら、冷蔵庫って食べ物を腐らせないためにあるのに、
 その冷蔵庫の中でいろんなものが腐ってはいないだろうか。

 残さないで食べ切ることがどうしてこんなに難しいのか、
 特に宴会やパーティで。

 坂本さんも、内田さんも、ステキな人なんだろうけど、
 このお二人を呼んだ小学校もステキな学校だなぁと思った。

 (ここまで)

 いつもこんないい話を教えてくれる志賀内さんですが、
 いい話を紹介するだけではありません。

 以前、案内したことがあるように自分でも書きます。
 いい本を何冊も書いています。

 が、今回、これは決まり、これで決まり、という本を
 つい先日、出版しました。

 こんな小説、これまでなかったという本です。
 空き缶1本から、本1冊なんですから。

 いい話をたくさん知っている人は、
 いい話を書くことができるのですね。

 次号で紹介いたします。お待ちください。


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  村上
透ものがたり 086  
   
  硬派気取り
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 はずかしくて、手なんかつなげない。
 手をつなぐなんて考えられない。

 それは軟弱な男のすること。
 そう思い込んでいました。

 みか子さんと歩くときは、だいたい僕が少し前。
 男だから前、ということではありません。

 並んで歩くのがはずかしかったのです。
 友だちに見られたらかっこわるい。

 だから、少し早足で歩く。
 みか子さんは、急いでついてくる。

 僕は、みか子さんと手をつないだことも
 手にふれたことも、
 からだを寄せあったこともありませんでした。

 「もう少しゆっくり歩いてほしい」

 そう言われたときも、
 「それはできない」と言いました。

 相手を思いやる気持ちに欠けていました。
 自分のメンツばかりを気にしていました。

 それが原因のすべてではありませんが、
 僕といういやな人間を象徴しています。

 「もうついていけません」
 みか子さんは、僕から離れていきました。

 子どもとはいえ、バカな人間でした。
 じつは、バカさ加減は、
 大人になったいまも変わっていません



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 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話 :
050-1109-9193(取材でときどき不在ですが)
 
FAX  050-3488-496624Hいつでもどうぞ)

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