うどん店の経営者を目指す木村さん

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 236
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111017

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   いつもありがとうございます。
   おかげさまで、セミナーの依頼を
   数多くいただきます。事例セミナーです。

   今年は本当にたくさん、各地に
   お招きいただきました。ありがとうございます。
   来年からは、平均して月2回にします。

   村上をセミナー講師に、とお考えの方は
   日程など、どうぞお早めにご相談ください。
   エラそーで恐縮です。が、何とぞご理解を。村上


    
今日の内容
  *うどん店の経営者を目指す木村さん(おたより本文)
  *お客はどこにでもいる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  うどん店の経営者を目指す木村さん

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 「昔はうどんをコタツで熟成させました」

 へぇ〜なるほどと興味深く聞いたのは、
 昔と今との、うどんづくりの違いです。

 今は便利。なんでも買えます。
 カッターもあれば、熟成機に熟成庫、
 ゆでたあとの麺をしめる冷水機


 ただし、それだけお金もかかります。

 テーブルなどの家具や什器(じゅうき)、
 カウンターなどの造作工事、厨房機器など
 オープンにはとにかくお金がかかります。

 福岡でおいしいうどん店として人気の
 『さぬきうどん
大木戸 福岡舞鶴店』の
 経営者、木村真(まこと)さんも
 国庫からの返済が少なからず負担でした。

 お金の負担だけではありません。
 一人でうどんをつくるという体力の負担、
 住んだことがない土地での営業という負担。

 それでもがんばりました。毎朝4時に起きて
 出汁(だし)づくりから一日が始まります。

 出汁は、一度、冷蔵庫に入れて寝かせます。
 朝早くから取りかからないと間に合いません。

 うどんを打つには全身、渾身、満身。
 高松本店の味をつくり出せるのは自分だけ。
 人にまかせるわけにはいかないのです。

 毎日、毎日、必死にがんばりました。
 しかし、
100パーセント納得できる
 うどんをつくることができません。

 四国の高松と九州の福岡では
 水も気温も湿気も空気も違うからです。

 睡眠時間を削って削って、木村さんは
 おいしいうどんづくりに励みました。

 「半年に一回というところですね。
  神様がおりてくる瞬間があるんです」

 修業を重ねると、違うもんですね!
 と喜びたいところですが、そこは解釈しだい。

 
365日のうち363日は、つくったうどんに
 
100パーセント満足できないということ。

 それどころか、半年に一回、神様が
 おりてくる程度では経営はよくならない。
 がんばっているのに客数が増えないのです。

 原因はわかっていました。営業時間が
 午前
11時から午後3時までの4時間だからです。

 お客がのれんをくぐり、席につき、
 うどんを食べてお金を払うのは
 
11時から15時までの4時間だけ。

 
11時から15時まで、ひっきりなしにお客が
 来店したとしても、
15時以降はお客ゼロ。
 構造的に客数に限界があるというわけです。

 「一人で切り盛りするには、それが限界。
  どうしようもなかった」と木村さん。

 それではいつまでたっても
 お客が増えない。それもまた確か。

 さてどうするか。
 いくら考えても、どのように考えても、
 お客を増やす方法がひとつしか浮かびません。

 営業時間を増やす。それだけ。

 木村さんは考えました。

 営業時間を増やせば、出汁も麺も
 量を増やす必要がある。
 新たに人を採用したり、
 席数が多い広い店舗に移れば、
 利益性がさらに悪化するだけ。

 仕事に投入する時間を増やす。
 体力をさらに使い、睡眠時間を削る。
 それが最善の選択でした。

 オープンして5年目の今年始めから
 『さぬきうどん
大木戸 福岡舞鶴店』は
 夜の営業も開始。

 午後5時
30分から午後7時30分の2時間。
 閉店時間の
10分前まで麺をゆで続けます。

 夜に2時間、営業時間を設けるということは
 睡眠時間が2時間少なくなるということ。

 後かたづけや掃除、前日の仕込みなどを
 終えて自宅に戻るのは夜
10時すぎ。

 1歳の次男の寝顔を見て、ご飯を食べて
 手づくりニュースレターを書き、
 また朝の4時には出汁づくりが始まります。

 月曜日から土曜日まで、
11時から15時と、
 
1730分から1930分が営業時間。

 一日2時間、営業時間を増やしたことで
 お客の数は思った以上に増えました。

 「福岡でこんなにおいしいさぬきうどんが
  食べられるなんて知らなかった!」と
 誰もが思うほど、おいしいうどんです。

 お客が増える方法は、単純に
 営業時間を増やすことだったのです。


 ここまでお読みいただき、あなたは
 どんな感想を抱いたでしょうか。

 「え、それだけ? 夜2時間増やしたってこと?」
 「最初っから夜の営業をすればよかったのに

 「何かすごい戦略があるのかと思っていました」
 「うどんを打つって、そんなに大変なんですか?」

 木村さんにとってはものすごくたいへんでした。
 苦労話を押しつけるつもりはありませんが、
 うどんを打つ職人にとっては、大きな違いなのです。

 日中だけ営業していた店が、
 夜も営業するようになることはたいへんなのです。

 多くの会社や店の営業時間が、朝から夜までとすると
 こんどは夜通し
24時間営業に変わるかのように。

 夜の営業を始めてから、お客の声を聞くことが
 多くなったと木村さんはいいます。

 「残業をする人が、夜食にいいって来てくれる。
  大木戸のうどんを食べると、なんかチカラが
  わくって言ってくれる。昼は超混むけど、
  夜はゆっくり食べることができるからいいと、
  昼も夜も来てくれる近所のお客さんもいる。
  みなさん、大木戸のうどんがおいしいって
  言ってくれます。でも、僕にしたら、うどん
  ではなくて、僕の思いがいい出汁になっている
  のかなと思います。僕の睡眠時間をけずって
  趣味の時間もなにもかも、いまはがまんして、
  長時間労働あるのみの、木村という人間の味が
  少しはおいしくなったのかなと」


 今回は、戦略でも戦術でもなく、ただ一点、
 お客を増やすには、「ひたすら長時間働く」
 ことも最善の方法であると申し上げたいのです。

 僕は、ぐうたら仕事の毎日です。
 一ヵ月の半分は、取材だセミナーだと出張。
 しかし残り半分はパソコンを前に居眠りばかり。

 ところが最近、はっと目が覚めるんです。
 木村さんの寝不足人生を思い出します。

 (木村さんは、あんなにがんばっている。
  オレはなにをやってるんだ)と目覚めます。

 その1、2分後、またうとうとし、
 はっと目が覚める。そんな繰り返し(笑)

 それでも、居眠りの合計時間は減りました。
 「5年間、うどん屋の職人でしたが、これからは
  うどん店の経営者にならなければ」と言う
 木村真さんのおかげです。

 あなたのまわりに、木村さんのような
 がんばっている人がいませんか。
 一緒に応援しましょう。自分のためにも。

 お読みいただきありがとうございます。


 
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  村上
透ものがたり 147

 
  お客はどこにでもいる
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 「僕がスナックに行くのは営業のため」
 僕の上司は、いつもニコニコ言っていました。

 ススキノに出たいための口実。
 多くの人がそう思い、最初は僕も
 そう思っていました。

 しかし、
実績を目にすると、
 ほんとうに営業活動であると理解。

 営業の場はどこでもいい。
 スナック以外では、ゴルフ場でも、
 寿司屋でも銀行のロビーでもいい。
 もちろん、行きつけの病院も。

 そんな上司を見ると、
 常識にとらわれてはいけないと思うのでした。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:
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