地元に貢献ってどんなこと

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 067
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・16

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「指定されたメールアドレスにメールを送信することが出来ません」
   というメッセージとともに、
   受信していただけなかったアドレスが示されることがあります。

   アドレスを変更されたか、あるいは関心が薄れ、
   受信を拒否する設定に変更されたか…。
   今後、配信を止めてほしい方は遠慮なくご連絡ください。
   僕もメルマガの配信停止依頼をすることがありますから。

   ちなみに、「メールサーバーがいっぱいにつき…」と
   受信していただけないこともあります。
   ときにはサーバーをカラにすることも必要ですね。

    (今日のメールレター、ちょっと長いので
     ニュースレターのコーナーはおやすみします)


    
  

 今日の内容
  *地元に貢献ってどんなこと(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


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  地元に貢献ってどんなこと
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 あなたがお住まいの地域にはどんな風習がありますか。

 暮らしのなかに根づく風習があります。
 行事というかたちで受け継がれてきたものもあります。

 いろんな土地の出身者が集まって食べ物の話をすると
 自分のふるさとと他の地域との違いに驚くことがあります。

 北海道の七夕は8月7日に「ローソクだぁーせー」と歩くとか
 節分に落花生をまくとか、赤飯には甘納豆を入れるとか、
 年末年始のうちでも大晦日に最高のごちそうをいただくとか…。

 その地域に住む人にとってはあたりまえの風俗習慣、しきたり。
 ほかの地域と比べるわけでもないのに、なぜか
 自分の生まれ故郷や育った地域の風習がいちばんと思ったりします。

 あなたはなにか思い出しましたか。
 思い出してなつかしいと思いましたか。

 子どものころだけではなく、いまも続いている風習がある一方、
 そういえば最近見なくなったなあ、と思うものもあります。

 比較的残っている風習やしきたりがあるとすれば
 冠婚葬祭などの儀式にかかわることです。

 結婚式にまつわることはときどき聞きます。
 嫁入り道具はこうやって人に見せるとか、
 この地方ではご祝儀はこうだとか、
 ウチのいなかの披露宴はこんなんだぞ、といった話です。

 お葬式に関してもありますよね。
 僕は最近、こんな風習があることを知りました。


 ・納棺のとき、参列した人は配られた縄を腰に巻き、
  立ち結びに結ぶ。故人と親しい人は酒を口に含み、
  故人に吹きかける。

 ・香典の表書きは「赤い水引」で「お見舞い」と書く。

 ・葬儀の読経がはじまると、重箱からご飯が一口ずつ配られる。
  手の甲に載せてもらい、試食するかのように食べる。


 それがふつうでしょ、という方は少ないですよね。
 それ、知ってる! という方だって少ないのではないでしょうか。

 あなたはいかがですか。
 僕は知らないことばかりです。

 これらは『秩父のお葬式マニュアル』という冊子から紹介しました。
 「株式会社むさしの」さんがつくり、発行しています。

 埼玉県秩父市は池袋から西武線の特急で1時間半弱。
 山々に囲まれたは盆地を中心に人口が約7万人、
 古代の文献にも「知知夫(ちちぶ)」と登場する歴史ある街です。

 秩父には大小合わせて400もの祭りがあると言われているほど
 古くからあるものを大切にしている地域です。

 だから葬儀にもさまざまな風習やしきたりがあるんですね。
 そんなしきたりを伝えているのが「むさしの」さんです。

 かつて秩父には葬儀専用の式場がありませんでした。
 セレモニーホール、メモリアルホールといった名称の
 施設がなかったのです。

 どの家庭でも、自宅や町の集会所を利用して
 葬式をおこなっていました。

 そこでむさしのさんはいまから10年前の平成11年、
 秩父で初の葬儀専用式場をつくりました。

 「むさしの会館」「おがの むさしの会館」「セレスむさしの」と
 2年おきに建てたことで住民に喜ばれ、経営も安定します。

 ところが平成17年、利用者が激減します。
 同業者が同様の式場をつくりはじめたからです。

 新しい式場が近くにできればそちらを利用します。
 それが人情、やむを得ません。

 しかし、新しいところができたからお客が離れたというのでは
 はなはだ残念。秩父初の専用式場を設けた先発組として
 後発に簡単に抜かれるのはさびしい。

 たとえ同業他社にまねされたり新規に参入する会社があっても
 「やはりむさしのがいい」という支持を得たい。

 それには差別化が不可欠です。
 他社がやっていない独自化が必要です。

 経営をまかされている常務取締役の高橋賢司さんは
 考えました。

 派手なことは一切せず、
 奇をてらったことも考えず、
 価格競争をしかけるわけでもなく、
 ひたすら自社の存在意義を問い直しました。

 秩父の会社であること。
 秩父の住民にお世話になっていること。
 秩父の人がお葬式で迷ったり戸惑ったりすることがなく、
 安心して大切な方をお見送りできるようにしたいこと…。


 地元の方に聞いてまわり、教えていただき、調べ
 『秩父のお葬式マニュアル』をつくりました。

 希望者だけに差し上げるつもりでした。
 初版の2500部がたった一年でなくなることは
 まったく予想していなかったと高橋常務は言います。

 その後、むさしのさんは秩父でもっとも頼りにされる存在に
 復活しました。


 「地元に貢献」という言葉は世の中にあふれています。
 しかし具体的に何をすることが貢献なのか、
 よくわからないことが多いのが実情です。

 『★★(地域名)の★★(得意分野)マニュアル』

 という考え方を、地元支持を高めるきっかけに
 していただければさいわいです。

 その土地ならではの貢献のしかたが、きっとあります。


 むさしのさんのホームページはよくできています。
 
http://www.musashino.gr.jp/

 くわしいレポートは『お客が増える!』No.11です。
 
http://www.okyakugafueru.com/


    ★

 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 お客の数を増やしたい……でもどうやって?

「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 しかも、何千人もいる大企業の記事ではなく、
 本当の中小企業のやり方を知りたいと思いませんか。

 『お客が増える!』は勉強熱心な社長のための教材です。
 
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「旭山動物園の1位づくりに隠された★戦略」CDが好評です!

 
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「動物園の“経営”を通して、はじめて戦略の意味がわかった
 ような気がします」
 というおたよりをいただきました。ありがとうございます。

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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透
 電話 :050−1109−9193(取材でときどき不在ですが)
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