家族におたより

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 071
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・04

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   僕はあまりテレビをみません。毛嫌いしているとか遠ざけているわけではなく、
   テレビ番組欄を見る習慣がないのです。

   「このあいだ、こんな番組をやっていて…」といろんな方から聞くと、
   (ああ、それみたかったなぁ)と残念に思うことがよくあります。

   ランチェスター経営の竹田陽一先生からときどき聞きます。
   「こんな番組やっとってねー。へぇってみとったんよ。みた?」って。
   これからはまず番組欄のチェックだけはしようと思う村上です。

    
  

 今日の内容
  *家族におたより(おたより本文)
  *人は自分に関心がある(ニュースレターのコーナー)


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  家族におたより
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 家族に渡すべき給料を渡さなかった。
 そんな経験はありますか。

 養う家族がいるにもかかわらず家に入れるべき給料を入れず、
 全額自分で使ってしまった。

 そんなこと、あなたはしたことがありますか。

 24歳で結婚し、13年間、一度も給料を家にいれなかった。
 子どもは3人。それなのに37歳まで1円もいれなかった。

 その人に先日、会ってきました。徳島県の上勝町(かみかつ)、
 株式会社いろどりの横石知二社長です。

 もみじや南天など「つまもの」を出荷し、料亭などの料理に
 彩(いろどり)を添える。それが通称、葉っぱビジネスです。

 マスコミが注目し、数々の番組で報道されてきました。
 ご存じの方も多いと思います。


 料理に添えられた赤いモミジの葉っぱに喜ぶ若い女性。
 「これ、かわいー、きれいねー、持って帰ろう」と
 きれいなハンカチに包んだ姿を目にして、ひらめきました。

 (そうだ、葉っぱを売ろう!)
 と意気込んだ横石社長ですがある日、気づきます。

 どんなつまものが喜ばれ、どのように使われるのか
 料理の現場を知らないことに気がついたのです。

 すぐに有名な料亭を訪ねました。
 「つまものについて、教えていただけませんでしょうか」

 表口の玄関でお願いしたところ裏口へまわるようにと言われ、
 裏へまわると、「帰れ」と言われたそうです。

 教える義理なんかない。そう言われれば反論できず。

 そこから横石社長の料亭通いがはじまります。
 客として行けば追い返されることはありません。

 出される料理そのものより、つまものについて仲居さんに質問。
 メモを取り、葉っぱや花の絵をノートに書き写し、
 急いで食べて次の料理を出してもらう。その繰り返し。

 いまから20年くらい前のことですが当時、手取りは15万円ほど。
 料亭は一回に2、3万円。月に7、8回。

 その料亭でかかるお金はすべて自腹。
 領収書をもらい、経費でおとしたことは一度もなし。

 横石社長の奥さんは、給料について尋ねたことは一度もありません。
 尋ねるもなにも「仕事でようけ使(つこ)たけん、カネがない」と
 聞けば、2万か3万円を渡したほど。

 奥さんの言葉がいいんです。
 「2万円ぐらい入れとき。かっこ悪いで。もしなんかあったら困るよぉ」
 「男の人は、いつもほれぐらい持っとらな、あかんよぉ」

 横石社長の両親と同居していたことはさいわいです。
 しかし、奥さんの苦労はそうとうだったと思います。

 奥さんも働いてはいましたが、だからといって
 主人の給料がなくても問題ないというわけではないでしょう。

 事実、生活費はすべて両親に頼っていたといいます。
 横石社長の父親は公務員。とくべつ裕福だったわけでもありません。

 給料を渡せない横石社長も心苦しかったでしょう。
 奥さんも、やっぱりたいへんだったでしょう。


 経営者に取材すると、苦労した時期の話をよく聞きます。

 「食えない時代でも、家内は一言も言わなかった」
 「お金はどうしていたんだろう。きっと人様に借りていたと思います」
 「女房にはなにもしてやれませんでした。でも文句ひとつ言わないんです」
 「子どもになにも買ってやれなかった。かわいそうなことをした」

 ほんとうによく聞きます。
 「いまの自分があるのは、いろんな方たちのおかげ」
 「いまの会社があるのは、お客さまや仕入先のおかげ」

 でも、いちばんはだれですかと尋ねたら
 カミさんのおかげ、主人のおかげ、家族のおかげと答えるのでは
 ないでしょうか。

 苦労をかけた、という方は「心から感謝している」と言います。
 「今年は、独立してはじめて家族旅行に行きました!」と
 僕までうれしくなる報告をしてくださる方もいます。

 でも、それでもみなさんお忙しい。
 本当に必死に仕事をされている方ばかりです。

 感謝は態度で示さなければ伝わらないといいます。
 感謝は行動で表さなければ伝わらないといいます。

 お客さまも取引先も大切です。
 でもまず家族。

 おおがかりなことでなくてもいいんですよね。
 ハガキを感謝状にみたてて送ってみるのはいかがでしょうか。

 厳しい経営環境下にあっても、順風満帆とまではいかなくても
 無事に一年を過ごすことができたのは家族の支えがあってこそ。

 この年末、本当にありがとうね、とおたよりを出してみませんか。

 お読みいただきありがとうございます。



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  おもしろ楽しく読んでもらえるニュースレター 059  
   
  人は自分に関心がある
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 ニュースレターに関しての問い合わせでいちばん多いのは
 「あまり読んでもらえない」という悩みです。

 けっこう長いこと発行しているが反応がない。
 プレゼントなどを企画しているが応募数が少ない。

 いったいどうすればいいんですかと尋ねられます。

 お客の名前がたくさん載る企画を考えてみてください。
 取引先がいくつか載る企画を立ててみてください。

 人は自分自身にとても関心があります。
 自分の名前や写真、書いたものが印刷されていると
 うれしくて自慢したくなります。

 載せてほしいと思う人は多くいませんが、
 載るとうれしくなるようです。

 自分が掲載されたものは、人に見せたくなります。
 そんなところから紹介が生まれることもあるようです。

    ★

 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透


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 来年こそはお客の数を増やす! ……でもどうやって?

「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 しかも、何千人もいる大企業の記事ではなく、
 本当の中小企業のやり方を知りたいと思いませんか。

 『お客が増える!』は勉強熱心な社長のための教材です。
 
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「旭山動物園の1位づくりに隠された★戦略」CDが好評です!

 
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「動物園の“経営”を通して、はじめて戦略の意味がわかった
 ような気がします」
 というおたよりをいただきました。ありがとうございます。

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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透
 電話 :050−1109−9193(取材でときどき不在ですが)
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