社長で変わる社員

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 104

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・05

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   3月29日のメールレターで紹介した
   『新入社員のこころをつかむ3つの手順』プレゼントに
   たくさんのお申し込みをいただきました。ありがとうございます。

   著者の川越雄一先生はこう言います。
   「労務は人間が対象です。経理などと違い、
   こうすればよくなるとはいきません。
   理屈では証明できない“相性”もありますよね。
   だから私の小冊子は“ノウハウ”としてではなく、
   “気づき”としてとらえて欲しいのです」

   川越先生が多めに送ってくれましたので、あと4冊あります。
   ご関心あるあなたに差し上げます。無料です。

   
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/files/mar-2010.html
   (3月29日の「初任給と一緒に手紙を」をごらんください)
    
  

 今日の内容
  *社長で変わる社員(おたより本文)
  *続かなかったピアノ(村上 透ものがたり)


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  社長で変わる社員
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 日頃、僕が会うのは社長ばかり。
 経営について話をうかがうことが目的ですから当然です。

 重点商品、営業地域、おもな客層、営業方法、固定客化、
 これらについて社員に質問をしても、うまく答えられません。

 自分が担当している業務については答えます。
 それはもっともなことですが、ときに
 (おやっ、この社員はわかっている…)
 と思うことがあります。

 先日おじゃました花屋のスタッフも“できる”社員でした。

 福井県鯖江市(さばえし)にあるフラワーショップ。
 その花屋さんの女性スタッフです。

 このお店を訪ねる理由が僕なりにありました。

 このお店の社長が昨年11月、
 福井市でのセミナーに参加してくれました。
 熱心に聞いてくださり、セミナー後に少し話もしました。

 (この社長のお店は、きっと差別化されているんだろうな…)
 印象に残る名刺をいただき、ずっと気になっていたのです。

 そこで思い切ってお店を訪ねてみることに。

 ただし、アポをとると(営業に来るのか?)と警戒されるかも。
 売り込みはしない僕ですが、ノーアポ飛び込み訪問。


 お店に着いたとき、社長は不在。やむを得ません。
 女性スタッフがひとり、笑顔で迎えてくれました。

 ウッディで雰囲気があるすてきな店です。
 店内をぐるっとながめまわします。

 なにか違う…。どこが違うんだ…。


 わかりました。ほかの花屋のように
 “店内は花でいっぱい”という感じではありません。

 図々しい僕は質問をします。

 「このお店は、ほかの花屋とどう違うんですか」

 あいまいな質問でした。きっと困ったでしょう。
 でも、女性スタッフは一所懸命話してくれました。


 ♫ほかのお花屋さんのように、通りすがりに
  (あら、きれい。お花でも買って行こうかしら)
  というお客さま向けの花屋ではないこと。

 ♫ほかの花屋さんはスーパーに卸売をしたり、
  ブライダル業者に販売したり、葬儀会社の下請けとして
  お花を販売しているところが多いが、
  この店では他の業界の下請けはしていないこと。

 ♫スーパーで売られている花には
  “外品”(がいひん)と呼ばれる鮮度が落ちたものが多いが
  (その代わり安く販売できる)
  この店では品質をわかってくれるお客さま向けのものだけ。

 ♫だから、たとえばほかのお店でバラの花を15本買えるところ
  この店では8本しか買えない。その代わり、
  “持ちがいい”新鮮で丈夫なお花だけを扱っていること。

 ♫ホームページはありませんが、
  常連のお客さまによる紹介が多いので
  実質的に困っていないこと。

 ♫市場で100鉢出荷されるお花を仕入れるより
  5鉢しか売りに出ていないものを仕入れること。

 ♫駅前や繁華街ではなく、少し郊外にあることで
  わざわざ買いに来てくださるお客さまだけに
  選んでいただけるお店でありたいこと。

 もう少し話してくれたのですが、
 このくらいで十分、あなたにも伝わっていますよね。

 戦略という言葉は使いません。
 差別化とか客層という表現もしません。

 でも、この女性スタッフは社長の考えがわかっています。
 たしかな戦略のもと、はつらつと戦術をこなしています。

 話をうかがっている最中、2組のお客が来店しました。
 2組ともアレンジを頼んでおいた花を取りにきたお客でした。

 お客の要望を事前にしっかりヒアリングしているのでしょう。
 「そうそう、こんな感じ! ありがとう!」(女性客)
 「お、これで1万円? もっと高く見えるなあ(笑)」(男性客)
 と大喜び。

 その日は小雨でしたが、女性スタッフは外に出て見送っています。

 商品と地域と客層がぴったり合っている。
 訪ねてよかった。
 社長に会えないのは残念だけど。

 30分くらいが過ぎていました。
 (そろそろ失礼するか…)と思っていたら、
 社長が帰ってきたのです。

 (なんだ、なんだ、なぜ村上が来ているんだ?)
 と思われやしないかな……と少々緊張。


 要らぬ心配でした。
 社長もまた満面の笑顔で「ようこそぉー!」と。

 会えたうれしさで社長にも話をうかがうことにしました。

 聞いてよかった。
 社長にそんな過去があるとは思わなかったからです。

(次号に続きます)



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  村上 透ものがたり 025  
   
  続かなかったピアノ
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 中学校の近くにある見本林によく行きました。

 僕には兄がいます。
 僕が中学1年のとき、兄は高校1年生。

 兄弟ってそういうものかもしれませんが、
 兄の影響を強く受けました。とくに音楽についてです。

 小学生のころは、ピアノを弾ける兄がうらやましく、
 僕もピアノを習いはじめました。

 しかしピアノの練習は嫌い(笑)

 ツェルニーやソナチネ、ブルグミューラーやバイエル。
 いわゆる練習曲はつまらない。

 中学1年のときは自宅で一切練習せずに
 毎回、ピアノの先生のうちへ行っていました。

 年一回の発表会は楽しみと苦しみの両方を味わいました。
 ピアノ演奏は苦しみ。
 何度も間違え、最初からやり直し、
 しまいには途中でやめてしまったことも(笑)

 生徒と先生とで「合奏」のステージもありました。

 ピアノや電子オルガン、
 (ヤマハで言えばエレクトーン)
 (ビクターならビクトロン)
 それにさまざまな楽器を生徒が分担して演奏します。

 僕はドラムをやらせてもらいました。

 このドラムが楽しかった。
 (その後高校、大学とドラムをちょくちょくさわりました)

 しかし、ピアノがだんだん苦痛になります。
 習いたいと自分から言い出して通いはじめたのに、
 こんなめんどうなことはもういやだ…と。

 中学2年のとき、やめてしまったのです。
 続けていればよかったと今は思います。


    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透



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 実例、事例を研究できたらいいですよね。
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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透

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