ご先祖さまのおかげ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 107
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・15

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   福井市の駅前にあるホテルに泊まりました。
   フクイターミナルホテル。駅から1分。2回目の宿泊。
   部屋には「初めてターミナルホテルにご宿泊のお客様へ」
   という案内の印刷物があります。これがわかりやすい。

   Q : 寒いんだけど
   A : お部屋は個別空調になっていますので〜
   と知りたいことがQ&A方式になっています。
   Q : 部屋が暗いんだけど  Q : 浴衣はどこ? などと
   お客が抱く疑問や不安をそのまま表現しているのです。

   その精神は当然、フロントの対応にも表れていました。
   顧客起点。顧客観。顧客発想。お客の立場に立って…。
   どのホテルでもめざしていることが、
   このホテルでは実現しています。
    
  

 今日の内容
  *ご先祖さまのおかげ(おたより本文)
  *メガネにあこがれていた(村上 透ものがたり)


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  ご先祖さまのおかげ
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 先代の教えを大事に思う気持ちは
 先祖を思う気持ちにもつながっています。

 愛知県岡崎市の会席料理屋、魚信(うおのぶ)
 2代目の西田耕一社長が言っていました。

 「いまこうして生きていられるのは親のおかげ。
  そしてご先祖さまのおかげです。僕だけじゃない。
  いまこうしてお客さまが来店してくださっているのも
  そのお客さまのご先祖さまのおかげだと思うんです」


 おじいちゃんやおばあちゃんと娘夫婦、息子夫婦。
 その子どもたちであるお孫さんたち。
 みんなが楽しそうに食事をしているのも
 一緒に来店したおじいちゃんやおばあちゃんのおかげ。

 みんな親のおかげ、ご先祖のさまおかげ。

 「お客さまの姿を見ているとしみじみ思う」と
 西田社長は言います。

 このお客さんたちにもっと喜んでいただけることはなにか。
 ご先祖さまに感謝の気持ちを表すことはできないだろうか。

 いつもいつも考えていたからでしょう。
 ご先祖さまに向けてのことではありませんが、
 ひとつ思いついたことがあります。


 法要の後のお客さまに「陰膳(かげぜん)」を出すことです。


 広い座敷を持ち、人数や用途にあわせて自由に仕切りを
 変えてくれる魚信では、いろんな会合や食事会に利用されます。

 初七日や四十九日、一周忌などの法要のあと、
 参列者に食事をふるまう場としてもよく使われます。


 (これぐらいしかできないけど…)

 お膳の上にご飯、一汁一菜を載せ、
 西田社長は法要宴の部屋を訪れます。

 お膳を手に進み出ると、お客はきょとんとした顔。

 「これはなんですか」「頼んでいませんが」

 お客はそんなことを言うそうです。

 「ほとけさまのお食事でございます」

 西田社長が口にするのはそのひとこと。
 その言葉を聞いて涙を流す方が多いのは想像できます。


 「陰膳」はもともと別の意味があります。
 戦争や旅など遠方に出かけた人の安全を祈り、
 留守宅の人が供える食膳という意味です。

 故人も同じように考えていいのかもしれません。
 先祖や故人も西方浄土に旅立ったと考えられます。

 いまは、魚信のようにお供えして家族と一緒にする食事も
 陰膳という言葉が一般的に使われるようになったようです。


 お客さまが期待していないレベルの対応を心がける。
 それが魚信の従業員全員がめざす接客。

 来店客が誕生日であればケーキを出してくれる。
 そんな店は日本中増えてきました。
 そこまではもしかしたらお客の期待内、想定内のこと。

 だから写真を撮り、お客が帰るまでに色紙をつくり、
 そこに写真を貼って、スタッフが……。

 これ以上は言わないほうがいいですね。


 そんな“そこまで期待していない”とうことを
 事前にお客に知らせずにやってのける魚信です。

 陰膳についても、法要のあとの食事予約をいただいたときに
 「陰膳をお出ししましょうか」などと言いません。

 この陰膳の話を紹介すると、
 いかにもお客の感動を誘う演出のひとつと思うかもしれません。

 しかし西田社長には演出なんて気持ちはありません。
 自分も若くして父親を亡くし、
 お客の悲しみが自分のことのように感じられます。

 お越しいただいたみなさんが
 こうやって集まることができるのは故人のおかげ。

 目の前のお客さまが心をひとつにして
 食事されているのはご先祖さまのおかげ。

 自分にできることは、せめてほとけさまにも
 食事を提供すること。

 そう思い、しゅくしゅくと淡々と出す。

 その真摯な気持ちがお客に伝わるのでしょう。
 魚信さんを選んで本当によかったと思ってくださる。

 だから昨年も一昨年もその前の年も、
 毎年前年比でお客の数が増えています。


 飲食店ではない僕もなにかできるはず。
 あなたに伝えたい気持ち、できることがあるはず。

 それができれば、きっとあなたの期待を超えた
 そんななにかができるはず。

 そう思いながら、いまはただ
 すばらしい社長に学ぶだけです。



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  村上 透ものがたり 027  
   
  メガネにあこがれていた
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 中学時代、友だちがメガネをかけはじめました。
 小学校から仲のいい友だちです。

 黒いフレームのメガネです。
 雰囲気がガラッと変わってしまいます。

 まじめで知的。勉強ができるように見える。
 女の子たちの人気がではじめました。

 なんだかうらやましくメガネにあこがれました。

 今と違い、視力が低いわけでもないのに
 おしゃれでメガネをかける時代ではありません。

 目が悪くならないかな…とばかなことを考える(笑)

 そのばかなあこがれは実現しました。
 中学3年のころから視力が低下。近視です。

 待望のメガネをかけはじめましたが、
 ちっとも人気がでません(笑)

 メガネをかけたからといって成績が上がるわけでもない。
 視力はあるほうがいいに決まっています(笑)


    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透



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