8000人の修了生

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 098
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・18

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨夜は、ランチェスター経営の竹田陽一先生と
   食事しました。なぜか金沢で。

   ビールのあとの焼酎お湯割を注文する際、
   「4対6の割合でね」と竹田先生。
   2軒目でも焼酎のお湯割を注文。
   「少し薄めに……3対7の割合でね」と。

   (おお、焼酎3分にお湯7分か……)

   焼酎のお湯割を注文するときには
   5 : 5など比率を言う姿はよく見られることです。
   でも、竹田先生が言うと「ウエイトづけ」のよう。
   「薄めに」などとあいまいにしない。
   考えすぎでしょうか(通じてます?)。
    
  

 今日の内容
  *8000人の修了生(おたより本文)
  *参観日の給食(村上 透ものがたり)


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  8000人の修了生
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 野球選手になりたい。
 パイロットになりたい。
 わたしは看護婦さんになる!
 美容師さんになりたい。

 おぼろげながら、僕が小さいころ
 耳にしたことがある「将来なりたい職業」です。

 あなたは、小さいころ何になりたかったですか。

 小さいころにあこがれた仕事は?
 と尋ねると、思い出し笑いをしながら
 即答してくれる人が多いように思います。


 最近の子どもがあこがれる職業のひとつに
 「パティシエ」があります。

 フランス語で洋菓子職人。
 女の子のほうが多いけど、男の子も案外います。

 料理もお菓子も、その世界で一流と紹介されるのは
 男性が多いからでしょうか。
 「ぼくは将来、パティシエになりたいんです」と
 しっかり述べる小学生がいます。

 そんな子どもの夢実現に
 大きな可能性を与えてくれる人がいます。

 ふらんす菓子屋エミリーの小野善秀さんです。
 そう、前号で「絞るから増える」と紹介した小野さん。

 「エミリーのホームページをみた!」
 というあなたは、すでにご存じですね。

 エミリーでは、子どもケーキ教室を開いています。
 名づけて『エミリーケーキキッズ』。


 (ケーキ教室か…ありそうな話だな…)
 と思います?

 僕はちらっと思ったんです。
 ところが意外とないんです。子ども向けは。

 大人向けはありますよ。料理だけではなく
 洋菓子やらパンやら、それはたくさん。

 でも、子どもケーキ教室は少ない。
 年に1回か2回、イベントとして開催したり、
 夏休みか冬休みにおこなわれるていど。

 まあ、教えるのはたいへんでしょうし、
 収益があがりそうにも思えない。
 簡単なことではないと想像できます。


 しかし小野さんが取り組んだ原点は違います。
 小野さんの奥さんが無欲の心で言い出しました。

 「ケーキづくりをとおして、子どもたちの
  豊かな感性を育てよう!」

 2002年(平成14年)7月、チラシに載せました。
 「子どもケーキ教室をひらきます」

 じつは、あまりにも店がひまだったから、
 という理由もあります。

 小野さんが経営の勉強を本格的にはじめる前、
 戦略というものを考えはじめる以前のこと。
 十分な時間があったのです。


 これが大人気。

 (ケーキ屋をやりたい子どもって、こんなにいるの!)
 (パテシィエになりたいという小学生がこれほどいるとは!)

 エミリーの従業員もみんなびっくり。

 「つぎはいつですか?」
 「次回の予約をしたいんですが…」

 そんな声に押されて続けてきました。
 近年は年間50回から60回も開催。
 それでも人気は衰えません。
 3回も4回も繰り返し参加する子どもがいるからです。


 きっと、“子ども扱い”しないからいいのでしょう。

 ・参加費を持参して払う(親まかせではない)。
 ・卵を割るところからすべて自分の手でおこなう。
 ・本物のパティシエと同じく「シェフハット」をもらえる。
  (コックさんがかぶる、背の高い白い帽子です)
 ・「エミリーケーキキッズ修了証」をもらえる。
 ・当日のレシピをもらって自宅でもつくることができるよう
  指導してもらえる。

 自分でつくったケーキは持ち帰ることができます。
 鼻高々ですよね。
 家族のだれもが「すごい!」「おいしい!」と
 言ってくれます。
 学校の友だちにも自慢できます。

 子どもにとって、これほどうれしいことはありません。

 エミリーは自分を大人扱いしてくれるケーキ屋さん。
 エミリーはおいしいケーキのつくり方を教えてくれる。
 エミリーは自分の夢をかなえてくれる。

 そう思うでしょう。

 従業員3人で24人のキッズを指導します。
 土曜日の午後や日曜日にひらきますが、
 店はもちろん営業しています。忙しいでしょうね。

 でもやりがいは大きい。

 エミリーケーキキッズで送り出した小学生は
 延べ8000人を超えました。

 小学1年生から6年生まで限定です。
 小学校を卒業するまでのあいだ、
 何回も参加して何種類もの洋菓子をマスターする
 子どもがいます。

 子どもたちの喜びは想像できますが、
 小野さんたちエミリー従業員のうれしそうな顔も
 また思い描くことができます。

 この子どもケーキ教室は参加費をもらっています。
 もらってはいますが、利益にはいたりません。
 子どもで儲けようなんて気持ちはひとつもない。

 仕事のやりがいって、売上や利益を追わないところに
 生まれやすい。そう思います。

 やりがいがあって、ファンづくりにも貢献。
 ファンもファン、大ファンばかり。
 中学生になっても大人になってもエミリーのファン。

 あなたの仕事ですが、
 “売るのではなく教える”ことはできませんか。

 購入するのは大人かもしれませんが、
 子どもに教えることはできませんか。

 僕にはケーキキッズが大きなヒントに思えます。

 ふらんす菓子屋エミリー
 
http://www.cake-emily.com/

 ケーキキッズの申込状況
 
http://www.cake-emily.com/news/index.html#1266838615



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  村上 透ものがたり 019  
   
  参観日の給食
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 小学校時代のいちばんの思い出。
 僕にとっては参観日です。

 「そんな親は見たことがない」と
 思われること間違いない話があります。

 僕が6年生のときの参観日。
 午前中の参観が終わり、
 親たちは学校を出ていきました。

 ひとりだけ帰らない父兄がいます。
 僕の母親です。

 「木村先生、給食の時間を見せていただいても
  よろしいでしょうか。わたしもお弁当を持ってきて
  いますので食べながら見させてください」

 「どうぞどうぞ、ゆっくりしていってください」
 と妙に理解がある(かどうかともかく)先生。

 当時、うちであずかっていた幼児の女の子も
 母親と一緒に来ています。

 教室のうしろにレジャーシートを敷き
 母親と小さな女の子は弁当を広げます。

 クラスの児童たちは落ち着きません。
 給食の時間、自分たちのうしろで
 村上のお母さんが敷物を敷いて弁当を食べるのですから。

 僕もまたはずかしい。

 母親が先生に言ったことです。
 「先生方の努力には頭が下がりますが、
  参観日という“つくられた授業”を見ても
  こどものふだんの姿はわかりません。
  見たくても見ることができない時間。
  たとえば給食の時間だけでも見たい。
  勝手を申し上げ本当にすみません」

 思い出しても本当にはずかしかった。
 でも、母親もはずかしかったと思います。
 そして、母親の考えがいまはわかるように思います。

 僕にとっても、いい参観日だったと。

 そのおふくろも今年1月に他界。
 できるものなら、もう一度、
 参観日に来てほしいと思うのです。

    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透



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「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透

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