業界イメージに泣く

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 146
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・09

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   お元気ですか。
   一週間ぶりのメールレターです。
   僕の感覚で言えば、一昨日(9月7日)の夕方に
   今年の夏が終わりました。北海道の夏の終わりです。

   秋の夜。さあ、これで仕事がはかどる!
   と思ったのですが……。
   冷たいビールから焼酎の水割りに代わっただけでした。
    
  

 今日の内容
  *業界イメージに泣く(おたより本文)
  *年賀状配達のアルバイト(村上 透ものがたり)


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  業界イメージに泣く
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 あなたは、中古車販売店に入ったことがありますか。
 中古車を販売しているなら、どんな店でもけっこうです。

 100台、200台展示しているような大きな店でも、
 数台展示している販売店でも。

 「中古車屋さんって、どんなイメージ?」
 と、人に尋ねたことがあります。
 20代から50代まで、男女比も、ほぼ均等に聞きました。

 大型店舗ならともかく、
 「小さな(店)会社は入りにくい感じ」
 という人がほとんどでした。

 「入りたいと思わない」
 そう言う人もいました。

 みなさん、おおむね同じようなことを言います。
 なぜ入りにくいのか、入りたくないのか、
 その理由も尋ねました。

 入りたくない理由だから当然ですが、
 マイナス評価、マイナスイメージばかり。

 これを知ると、
 中古車販売店の方は不快になると思います。
 怒りたくなるかもしれません。
 でも、本当の話なのでがまんしてください。

 【中小の中古車店に入りたくない理由】
 ・うさんくさい。
 ・がらが悪そう。怖い人が出入りしている。
 ・ぼられそう。ごまかされそう。押し売りされそう。
 ・事故車をごまかして売っていそう。
 ・クレームをつけても無視されそう。
 ・売ったら終わりって感じ。

 ショックですよね。
 自分の店が、こんなふうに思われているとしたら。

 と、他人事(ひとごと)のように言えません。
 僕も同じようなイメージを抱いていたからです。

 昔々、住宅の営業社員だったころ、
 悪しき思い込みだけで中古車店を避けたことがあります。

 ある日、若くてかっこいいご主人と
 きれいな奥さんが住宅展示場に来店しました。

 モデルハウスをひととおり案内したあと、
 リビングのソファでなごやかに話もしました。

 その日の夕方、来店のお礼として訪問に出ましたが、
 直前に訪問をとりやめました。

 来店時に記入してもらった住所を訪ねると、
 そこは中古車販売店だったからです。

 (中古車屋か……やめとくかな…)

 ヤンキーあがりの兄ちゃんがシャチョーをやり、
 ヤンキーを相手にクルマを売り、
 フツーの庶民が出向くとだまされる恐れがある。

 それが僕の抱く中古車店イメージだったのです。

 きれいな奥さんに会うことをあきらめ、
 答礼訪問はやめました。

 見かけ、ではなく、規模と業種で判断。
 なんとおろかなことを…と今は思います。
 中古車を扱うみなさん、ごめんなさい。

 その後、営業をやめて経営雑誌の編集者となり、
 中古車販売店を取材したとたん、
 イメージはくつがえりました。

 多少、荒っぽい感じの店もありますが(笑)
 ごくふつうの会社という業界です。


 中古車店に対して、そんな失礼な見方をしていたことを
 オートネットワールドの河合孝治社長に話しました。
 名古屋市北区の中古車販売店、戦略社長の河合さんです。

 中古車の売れ行きはここ10年、右肩下がり。
 中小規模の会社は苦戦を免れず、業績を悪化させるなか
 着実にお客の数を増やしているのがオートネットワールド。

 「じつは中古車販売会社に偏見をもっていました」
 そんな話をすると、河合社長が言うのです。

 「僕も、この商売を始めて驚いたんですよ。
  中古車屋って、ずいぶん不利な業種だって」

 聞くと、「こんなにイメージが悪いとは思わなかった」
 と言うので、僕は少なからず驚きました。

 中古車販売店をやろうと思った本人が、
 やってみて初めて、ここまで悪く見られているのか…
 と驚いたと言うのです。

 河合社長は、中古車を輸出している会社の社長と
 ひょんなことから知り合います。

 仕事の内容はおもしろそう。なにより、その社長が
 とても人間味のある、頼れる人でした。

 「働かせてほしい」と、社長にお願いしたところ快諾。
 住み込みで新聞配達など苦労してきた河合社長は
 26歳のとき、中古車の輸出商社に勤めます。

 日本中から車を集め、販売先は海外。
 オーストラリア、ニュージーランド、スリランカ…。
 
 日本の中古車は性能がよく、外見も新車同然。
 諸外国に喜ばれる仕事は、やりがいがありました。

 (世界を相手には無理かもしれないけど、
  国内だったら僕にもできる)

 自分でもビジネスをやってみたくなり、
 河合社長は独立します。1999年、29歳のときでした。

 お金はありません。店もありません。自宅が事務所。
 中古車を欲しいという人を探し、
 希望する車を探してきて提供する。
 そんなブローカー的な中古車販売会社でした。

 中古車を海外に輸出する業務はおぼえましたが、
 国内で仕入れ、販売する仕事は初めてです。
 中古車販売業界がどうなっているかも知りません。

 当初は、とても苦戦しました。
 展示できる車が1台もありません。
 中古車情報誌に掲載できる車が1台もありません。

 「店を持たないブローカーなど信用されない」

 周囲の人に何度も言われながらも、人脈を築き、
 紹介だけで何年も販売を続けました。

 お金をため、念願かなって店を持ったのは
 平成18年(2006年)のこと。

 店を持ってもなお、信用される会社になったわけでは
 ありません。業界の悪しきイメージがつきまといます。

 「こんなにイメージが悪い業界だってわかっていたら、
  中古車販売なんてやりませんでしたよ。実態をよく
  知らずに、勢いだけで飛び込んだ業界ですが、業界
  レベルの低さに驚きました。だからやむを得ないの
  ですが、お客さんが抱くイメージもよくならない。
  価格が不透明、堅気じゃない人がやっている、押し
  売りされそう、中古車はすぐ壊れる、店内が汚い、
  店内がタバコくさそう…。とにかく信用がない。
  どうすれば信用していただけるか。苦労しました」

 たいへんな思いをした河合社長ですが、
 店を持ってからの数字は好調です。

 業界イメージの悪さを解消する方法があるからです。
 お客に支持される強力な営業社員を見つけたからです。

 それは次号のメールレターで。

 今日、あなたに伝えたかったことを念のため。

 中古車販売の業界にかぎったことではありません。
 お客からみたイメージの悪さ、もしくは誤解。

 業界という単位ではなく、店や会社でも…。
 (あの店、なんかうさんくさい…)
 (この会社、なんとなく信用できない…)

 残念ながら、そう思われている可能性は
 ゼロではありません。

 お客が増える★プロダクションだって、
 (なんだ、ここは。ふざけた名前だな)
 と思う人がたくさんいるでしょう。

 あなたの会社は、どう思われていますか。




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  村上 透ものがたり 065  
   
  年賀状配達のアルバイト
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 高校1年と2年の冬、郵便局のアルバイトをしました。
 年賀状の仕分けと配達です。

 12月25日くらいから冬休みにはいり、
 旭川郵便局で仕分けの仕事がはじまりました。

 目の前に、タテとヨコが団地状になった棚があり、
 郵便番号ごとにハガキを投げ入れていきます。

 元旦からは年賀状の配達です。
 朝8時くらいに「出陣式」のような行事があり、
 市内各所に配達に出かけます。

 郵便局の車に何人かが乗り合わせ、
 各自が担当するエリアで降ろしていきます。

 年賀状がどっさり入った、大きな黒いカバンを
 肩にかけて、雪と氷のなかを一軒一軒配ります。

 (この家は、まだ寝てるな)
 (ここんちは、どうしてこんなに年賀状が多いんだろう)
 (ここは除雪していないから、不在だな)

 などと勝手なことを考えながら配ります。

 郵便受けに近づくと、玄関ドアがパッと開き、
 年賀状の配達を待っていた人の笑顔があります。

 「毎日、ごくろうさまです」
 「今年もよろしくお願いします」
 などとあいさつをされると、照れます。

 (僕はバイトなのに、申し訳ない…)

 と思いつつ、あいさつをされると
 とてもうれしい気持ちになったものです。


    ★


 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透



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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透

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