「取材力」とは「聞く力」

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 創刊号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・02・18

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断引用、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 札幌の今朝6時の気温はマイナス7度。
 日中、気温が上がってもマイナス4度の真冬日。
 でも、陽が射すとあたたかいんですよね。

 今日の内容
  *「取材力」とは「聞く力」
  *「だれに」向けてのニュースレターですか?

 
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  「取材力」とは「聞く力」
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 長年、社長さんに取材をしてきましたので、

 「インタビューが上手なんでしょう」
 
  と言われたり

 「取材って、どうやってするんですか」

 などと聞かれます。

 
 ごめんなさい。じつは僕は取材は下手だし
 いままで何百回やっても毎回しどろもどろ……。

 それでもやっぱり尋ねられてしまいます。

 先日も、僕が尊敬する税理士の谷口薫先生(男性です)に
 「上手な取材のしかたを教えてください」と頼まれました。

 相談を持ちかけられた経営者にヒアリングしたり、
 顧問先の社長さんとの面談のときに取材力が必要なのかな…

 そう思ったのですが、違いました。

 「業績のいい会社の社長を取材したいから」と
 おっしゃるのです。

 谷口先生はニュースレターを発行していますが、
 ご自分で取材し、記事を書き、ニュースレターに掲載したい。
 そう考えてのことでした。

 「どうもうまくできないんです。どんなことでもけっこうです。
  教えていただけますか」

 そう言って、いつものおだやかで、にこやかな顔をされて
 静かに僕のほうを向いています。

 困りました。これといって教えてさし上げることなどないのです。
 いつも出たとこ勝負ですから。

 直感だ! 感性だ! 相手しだいだ! オレは現場主義なんだ!
 などと、わけのわからないノリで取材していましたから。

 しかし、なんたって谷口先生です。
 ノリで答えるわけにはいきません。
 僕が編集長だったから、なにか教えてくれるだろうと思い
 尋ねてくれたのです。

 必死にしゃべりました。

 調子に乗って1時間近く話したでしょうか。

 谷口先生は、いっそうにこやかな顔をしています。

 「とてもよくわかりました」 そうおっしゃって満足そうです。

 (よくわかった? 質問のしかたをつかんでいただけたかな?)

  そう思ったとき、谷口先生は言いました。



 「だまって聞いていればいいんですね」

 

 僕はようやく気づきました。

 長年、取材は「質問力がカギ」と思っていました。
 相手の話を聞きながら、いかに鋭く質問をくりだすか、
 それが上手なインタビューだと、頭のどこかで思っていたのです。

 反面教師をやってしまったというのか、
 とにかく恥ずかしい思いをしました。

 思い出せば、僕はいつも谷口先生の前でしゃべっていました。
 谷口先生を取材しているときでも、
 そうですよねえ、そういえばこんなこともありますね、
 などと。

 そう考えると、合点がいくのです。
 谷口先生の顧問先、指導先の会社はとても業績がいいのです。
 谷口先生の顧客の8割近くは(77.7%)黒字なのです。

 企業の7割以上が赤字といわれているのに、
 顧客の7割以上を黒字に導いている。

 問題点がわかれば解決策が見えてくる。
 原因がわかれば対策が考えられる。

 それを知っているから、顧客の話に耳をかたむけている。
 だから的を射たコンサルができる。
 だから顧客黒字率が8割近くに達するんじゃないかと。

 世間で広く言われている「聞く」ということ。
 「聞く」でも「聴く」でもいいんですが
 とにかく、自分がしゃべるより相手に話してもらい、
 じっくりと耳を傾ける。

 そんな基本的なことを気づかせてくれた方が谷口薫先生です。

 その谷口先生が主催するセミナーが来週あります。

 
http://moukaru-shikumi.com/lb-club/img/seminar081121.pdf
 

 もちろん僕も参加します。
 いまからとっても楽しみにしています。

 といっても、このセミナーは京都でおこなわれます。
 (自分は行けないけど、近畿圏の知り合いに教えようかな)
 というギブ&ギブは大賛成です。

 京都で会ったら声をかけてくださいね。
 私はすぐにわかりますから。



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 おもしろ楽しく読んでもらえるニュースレター 001  
  
 「だれに」向けてのニュースレターですか?
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 どうせなら、「おもしろいね」と言ってもらいたい。
 そうです。せっかく書いたんだもの、
 「けっこうためになるね」と言ってくれたらうれしいですよね。

 ところが、世の中にたくさんあるニュースレターのほとんどが
 残念ながら……おもしろくありません。

 どうすれば「おもしろい!」と言ってもらえるか。
 それは……
 
 「だれに」向けてのニュースレターかをはっきりさせることです。

 あなた「だれにって、お客さまですよ。はっきりしてます」
  僕 「お客さまにもいろいろいますよね」
 あなた「ええ、すべてのお客さまにですけど…」
  僕 「そこが問題なんです」

 既存のお客さまですか、一度、資料請求があったお客さまですか、
 それとも新聞折り込み広告のような、不特定多数向けですか。
 あるいは、
 購入してくれたお客さまですか、仕入先の会社向けですか。
 
 あなた「すべてのお客さまに読んでもらいたいのですが」
  僕 「だからおもしろくなくなるのです」
 あなた「それじゃ、一部の人に向けてつくればいいってことですか」
  僕 「そうです。なぜなら……」
                      (次号へつづく)

 
 
 今日はここまでです。

 お読みいただきありがとうございます。
 では、次号にてお目にかかりましょう。

       ★

 みなさんのお客さまが、もっともっと増えますように。
 みなさんのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

           お客が増える★プロダクション
                     村上 透

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 発行者:お客が増える★プロダクション 村上 透
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