在庫豊富な受注型製造業

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 227
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110808

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「今年は家庭菜園をやっていないのですか?」
   という質問を、数人からいただいています。
   相変わらず、畑仕事もやっています。

   ズッキーニは食べあきました。ぜいたくなことです。
   肉やチーズ、ほかの野菜と炒める、焼く。絶品です。
   キュウリは5、6本収穫。かじって食べてます。
   8月にはいり、トマトが赤くなりはじめました。

   野菜を育てる楽しみは「むずかしさ」にあります。
   がっかりすることもあれば、予想以上の出来に
   大喜びさせてくれる意外性も楽しさのひとつ。
   安定した生育を楽しみたいのは、経営と同じですね。


  
 今日の内容
  *在庫豊富な受注型製造業(おたより本文)
  *順位がつく新入社員研修(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  在庫豊富な受注型製造業

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 在庫を削減しよう。
 在庫ゼロの経営をめざそう。

 
15年前、20年前には「在庫=コスト」という
 考え方が一般的でした。

 僕が雑誌の編集をやっていた時代も、
 「無在庫経営こそよい経営」
 という趣旨の記事を掲載していました。

 何人ものコンサルタントに話を聞きましたが、
 みなさん「在庫は悪!」と言います。

 「サプライチェーンマネジメント」が大流行、
 在庫削減に取り組む企業を多数、取材しました。

 在庫を限りなくゼロに近づけることで
 増益が約束されると信じていたわけです。

 「在庫」という単語の前には「無」
 「在庫」という単語の後には「削減」

 このどちらかが活字化されていました。

 ところが、たったひとり、
 「在庫をしっかり持ち、商品を切らさないように」
 という趣旨の指導をしていた先生がいました。

 ランチェスター経営株式会社の代表、
 竹田陽一氏です。

 取材すると、「無在庫なんてとんでもない」
 「在庫はたっぷり持ちましょう」と言います。

 考えを知り、理解できました。
 お客第一、お客起点の経営であればこその主張です。

 商品を買うかどうかを決めるのはお客。
 サービスを利用するかどうかを決めるのはお客。

 よし買おう、さて利用しようと思ったときに
 欠品していたのでは、お客はがっかり。

 ほかの店や会社で買うことになります。
 その際、店や会社の対応に不満を感じなければ
 その後も利用し続けることになります。

 お客は商品と引き換えにお金をくださる。
 お客が欲しいときに提供できることが第一。

 (そんなの当然でしょ!)

 そう思う経営者がほとんどです。

 しかし現実には品切れ、在庫切れによる
 顧客不満足がいたるところで発生しています。

 お客をがっかりさせたり、困らせたりしないよう
 在庫を豊富に持つ必要がある。

 竹田先生の話は、もっともだと思いました。


 あらゆる業種に通用する話ではありません。
 生鮮品を大量に余らせては困ります。

 過剰在庫、不良在庫を勧めているわけでもない。
 品切れを起こさない意味での適正在庫が理想。

 ただし、コスト最優先の在庫管理や
 無在庫こそ理想の経営という論調は間違っている。
 そう思い直したものでした。


 それから後、在庫を切らさないことの重要性を
 いくつかの事例で目の当たりにしてきました。

 「大人気! 売り切れ! 在庫ゼロ!」

 意図的なものか、あるいは
 売れ行きの読みが甘かったからか。

 「次の入荷までしばらくお待ちください!」
 と勢いがあるのは最初のうちだけ。

 いつのまにか消えてなくなっています。
 そんな会社があったような気がしませんか?

 一方、「欠品を起こしては大変!」と
 工場を拡張し、人員を増やす会社があります。

 ところが、しばらく経つとようすがおかしい。
 やがて縮小、減員、撤退する会社があるものです。

 コスト削減中心ではうまくいきません。
 売上増大が目的でもコケます。

 在庫は少なすぎるとお客を困らせ、
 在庫は持ちすぎてもお客を困らせる。


 つい最近、在庫の必要性を思い出させてくれた
 会社があります。オカダ合金です。

 7月
25日のメールレターで紹介した、
 岡田等社長のオカダ合金です。

 鋳物加工業のオカダ合金は、受注生産型。
 お客からの注文を待って生産します。

 あらかじめ在庫を増やしておくなど
 リスクが高いと言わざるを得ません。

 しかし、岡田社長は在庫を増やしました。
 
見込み生産に踏み切ったのです。

 どんな製品でも在庫を厚くするわけでは
 ありません。条件はあります。

 その条件をクリアした製品は、
 お客から注文があれば即、納品できます。

 在庫を増やすことで、あまりの短納期に
 お客は驚き、喜びました。
 当然、オカダ合金にリピート発注します。

 従業員1人当たり生産高はつねに最高レベル。
 就業時間内は遊ぶひまがなく、残業も不要。

 従業員の手があく時間をゼロにするという
 岡田社長の考えは鋭く、鮮やかです。

 在庫ひとつで経営内容が大きく変わりました。

 前号のメールレターを読んだ方から
 「オカダ合金ってすごい会社ですね」と
 メールをいただき、在庫の件も思い出しました。


 あなたはどう考えますか。
 「当社の在庫システムは優れています!」
 という情報、お待ちしています。

 お読みいただきありがとうございます。


 
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  村上
透ものがたり 137

 
  順位がつく新入社員研修
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 僕が配属された積水ハウスの札幌西店を
 はじめ、札幌営業所のみなさんにあいさつ。

 その後、ふたたび本州に戻り、
 新入社員研修に参加しました。

 朝6時にラジオ体操、ランニングにはじまり、
 座学、ロールプレイングなど
 覚えること、体験することが盛りだくさん。

 そのうえ、成績まで張り出されました。
 研修なのに順位がつくのです。

 このとき、思いました。
 全国で何番目であるかが問われるのだと。

 「北側斜線制限」やら「民法上の境界」など
 むずかしいことはわかりません。

 技術的な知識でトップは無理とあきらめ、
 営業スキルを磨くしかない、と決意しました。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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勉強して、お客を増やし、
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。



 【お問合せはご遠慮なくメールをください】

 ★8月
18日(木)日中 明石/兵庫県 満席
 ★8月
19日(金)日中 岡山/岡山県
 ★8月
20日(土)朝   岡山/岡山県
 
http://ameblo.jp/am6club/entry-10975001365.html
 ★9月14日(水)夜  かほく市/石川県
 ★9月
15日(木)夜  金沢/石川県
 ★9月
21日(水)夜  北谷/沖縄県
 
1013日(木)午後 倉敷/岡山県
 ★
1017日(月)夜  大垣/岐阜県
 ★
11月9日(水)午後 大津/滋賀県
 ★
111819日(金・土)有馬/兵庫県 満席
 ★
12月6日(火)夜  熊本/熊本県
 ★
12月7日(水)夜  宮崎/宮崎県
 ★
12月9日(金)午後 明石/兵庫県

 

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「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
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 12社の「1位づくり事例」をじっくりと紹介したDVDです。
 
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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:
090-9435-0043(ソフトバンクです)
 
FAX 050-3488-496624Hいつでもどうぞ)

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