「世間」を「東日本」に

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 220
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110623

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「しばらく出かけてきます」と、このメールレター上で
   伝えましたが、その表現では不十分でした。
   多数の方に、さまざまな心配をかけてしまいました。
   申し訳ありません。ありがとうございます。

   往復の行程を含め、足かけ
10日間、宮城県へ旅しました。
   震災被災地で、床下の泥出しなどを手伝ってきました。
   ボランティアというものは、だまっておこなうもの、と
   僕は思っています。が、思っているだけでは伝わりません。
   この間メッセージやご注文などをいただき、たくさんの方に
   失礼をしました。なにとぞご容赦。ありがとうございます。


  今日の内容
  *「世間」を「東日本」に(おたより本文)
  *人事部から赴任通知(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  「世間」を「東日本」に

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 習志野、八王子、横浜、湘南、川越、沼津、富士山、
 鈴鹿、滋賀、京都、高知、倉敷、北九州、鹿児島


 国内に存在する車のナンバーをすべて目にしたかも、
 と思うほど全国から大勢の人が集まっていました。

 宮城県東松島市の災害ボランティアセンターの
 敷地では、車とテントで寝泊まりする人がたくさん。

 僕もそのひとり。北海道の苫小牧(とまこまい)から
 フェリーで仙台港へ。復旧していない信号が多く、
 警察官の手信号にしたがい、宮城県を北上。

 東日本大震災でもっとも不明者が多いのは石巻市。
 石巻の手前に東松島市があります。

 6月
18日時点では、東松島市の死者は1039人、
 いまだに約
1450人が避難しています。

 津波に流されず、残った家々が多数あります。
 一見、なにもなかったかのように感じますが
 どの家も1階部分は水につかっています。

 庭も床下も道路の側溝も、泥とヘドロと海の砂。
 1階には住めず、2階で寝泊まりできればさいわい。

 風呂が使えず、自衛隊が用意してくれた簡易お風呂を
 利用している人がたくさんいます。

 重油が混じると、土は真っ黒になり臭います。
 タタミが水につかると男4人でも持ち上げるのが大変。
 海水にひたると植物の多くが枯れてしまいます。
 砂と泥とヘドロは湿っていると重く、
 乾いているとさらさらで回収しにくいものでした。


 活動しているのはボランティアだけではありません。
 地元住民も休みなく参加しています。

 若い人や働き盛りの住民もかなりいます。
 何人もの人に「仕事は?」と尋ねました。
 今回の震災で仕事がなくなってしまった方が多数でした。

 ボランティアはおもに3タイプ。

 
60代、70代の「時間あります!」という先輩たち。
 サラリーマン、自営の「休みとった!」同輩たち。
 若者から中高年までの「仕事がない
」失業中の働き者。

 失業中の人と休憩時間に話すと、
 (どうして
)と思うことが多々あります。

 会話の受け答えはしっかりしている。
 コミュニケーションも過不足なし。
 指示されなくても自発的に作業ができる。
 1ヵ月も2ヵ月も自炊生活ができる。
 無報酬で見返りを求めず黙々と仕事をする。

 そういう人たちなのに働く場所がないのです。

 美化したり過大評価をしたりするつもりは
 ありません。が、求人するなら、失業中の
 ボランティアから選ぶのもあり、と思います。


 今回、いろんなお宅におじゃましましたが、
 住人が存在する住まいの仕事はほっとします。

 再び住める状態に戻して、これからの人生を
 やりなおそうというエネルギーを感じるからです。

 住人が亡くなってしまった住まいの片づけは
 むなしく、せつなく、やりきれません。


 海の近くで、かろうじて残った家があります。
 住んでいた方々は亡くなってしまいました。
 玄関先には、どなたが置いたのか、花が。

 仙台市内に住む息子さんが到着し、
 僕らボランティアと一緒に片づけます。

 家の中は外と同じ。木も土も油もワラもあります。
 どうしたらこれほどひどい状態にできるのか、
 人の力では不可能なほどに変わり果てています。

 休憩時に息子さんがぼそぼそ話してくれました。

 「親は、サバをとったりする漁師でした。
  両親ともいなくなってしまいましたから、
  こんな海の近くに家があってもしかたない。
  自分自身、なんのために片づけているのか
  わかりません。きれいにしたところで、
  僕は住まないんです。それなのに、手伝って
  もらってすみません。本当にすみません」

 泥やヘドロなら、いくらでも出します。
 土のうがどれだけ重くなっても、
 マスクが意味ないほど匂っても出します。

 しかし、その家で生活していた方が使っていた
 家具や食器などをゴミとして出すのは悲しい。

 さいわい、僕は異常なほどの汗かき。
 涙を流しても汗と見間違われます。助かりました。


 割り切れないことだらけの日々でしたが、
 (両者の言い分があるよなぁ)
 と思ったのが、地元の方のこんな話。

 「ごらんのとおり、直せる家は直して、
  みんな元の生活を取り戻そうとしています。
  建築屋も電気工事屋も、地元業者だけでは手が
  たりないから、全国から来てもらって、その点は
  ほんと助かる。でもねえ、業者さんはどこも
  強気でまいる(困る)。あ、あと車屋さんとね。
  足下を見てるっていうか、高いんです。値段が。
  工事屋なんか『何年分も食うに困らない』って。
  ありがたいと同時に、正直、まいったなって」

 たしかにいろんな業種の人が全国から来ています。
 (旅館や温泉、ホテルなどは仕事関係者で連日満室)

 寝る間を惜しんで仕事をこなしている状況です。
 ふだんより経費がかかることも理解できます。

 だけど、予定外の出費を余儀なくされた住民にとって
 少しでも安く直したい、買いたいのも当然。

 両者が互いに納得するのはむずかしいかもしれませんが、
 ひとつだけ僕にできることは、
 いまの仕事をさらにさらに精一杯やることです。

 あなたの会社のお客が増えれば、
 あなたも、そして僕もまたボランティアに
 向かうことができます。

 3月
17日から言い続け、
 メールレターでも伝え続けています。

 「売り手よし、買い手よし、東日本よし」

 三方よしを追い求め続けます。

 お読みいただきありがとうございます。


 
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  村上
透ものがたり 130  
   
  人事部から赴任通知
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 東京勤務を希望した僕は、
 会社から通知が届くのを待っていました。

 東京か横浜か。もしかすると千葉か。
 とにかく関東であることは確約。

 練馬区石神井公園駅の近くに住んで
 いましたから、神奈川県に赴任なら
 引っ越しをしようと考えていました。

 (あれ、それとも寮などあったっけ?)

 社会人になったら、バリバリ働くつもりでした。
 どうせ部屋でゆっくりする時間はない。

 寮があるなら寮に住むのもいい。

 なにしろ、引っ越しをするのがめんどう。
 本やら土鍋やら電子ピアノや楽譜など、
 4年間のうちに荷物は増えていました。

 1月は積水ハウスから連絡なし。
 2月のある日、人事部から封書が届きました。

 封を切り、通知を見て、僕はかたまりました。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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勉強して、お客を増やし、
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。


 ★7月
17日(日)3人クラブセミナー福岡
  満席御礼。ありがとうございます。

  3人でたっぷり一日。お客が増えるのは当然です。
 
http://www.beltempo.jp/seminar/2011.3club.seminer.html


 ★7月18(月/祭日)午後 福岡
  ホワイトベースセミナールームにて

 
「事例に学ぶ1位づくりの法則」セミナー

  参加したい! メールでお問合せくださいませ。 
  info@okyakugafueru.com


 ★7月23(土)午後 四日市
  SKYPE/スカイプを活用した特別講義にあと3名!

 葉っぱビジネスいろどりに学ぶ経営のやり方」セミナー

 お問合せ
/メンターシステム(有)岩崎 功さま
  mailto:isao@lanchest-mie.com
  Homepage http://www.lanchest-mie.com/


 【予定をいれてくださいませ。できれば決定を】

 ★9月
14日(水)夜  かほく市/石川県
 ★9月
15日(木)夜  金沢/石川県
 ★
1013日(木)午後 倉敷/岡山県
 ★
1017日(月)夜  大垣/岐阜県
 ★
11月9日(水)午後 大津/滋賀県
 ★
12月6日(水)夜  熊本/熊本県
 ★
12月7日(木)夜  宮崎/宮崎県


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「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
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 12社の「1位づくり事例」をじっくりと紹介したDVDです。
 
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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:
090-9435-0043(ソフトバンクです)
 
FAX 050-3488-496624Hいつでもどうぞ)

 お問い合わせ、配信停止依頼もご遠慮なくどうぞ
 
info@okyakugafueru.com

 ホームページ お客が増える! と検索すると……No.
 
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  (お客が増える どっと混む)
 
 メールレターのバックナンバーをごらんいただけます。
 
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber.html

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