販売がスタート

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120123

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   地名、書名、年号など何を書くにも固有名詞を
   間違えてはいけませんが、なかでも人の名前を
   間違って伝えたり書いたりするのは致命的ミス。

   やってはいけないそのミスをしてしまいました。
   前号のメールレターで井内良三社長のお名前を
   誤って書いてしまいました。
   「井内りょうぞう社長」と書きましたが、正しくは
   「井内よしぞう社長」です。申し訳ございません。
   
http://www.tao-st.co.jp/office/company/greeting/

   すぐ教えてくださった能登清文社長、
   ありがとうございます。
   「『りょうぞう』と読みたくなりますが
」と
   気づかいのメール、これまた心にしみます。猛省。
      

    
今日の内容
  *販売がスタート(おたより本文)
  *夏のある日、建売住宅で(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  販売がスタート

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 学習塾でもない、通信教育でもない、
 家庭教師でもなく、予備校でもない。

 子ども一人ひとりのやる気を引き出し、
 それぞれの能力に合わせて学力を伸ばす。

 しかし、目的は学力を引き上げることではない。

 「自己実現のお手伝い」

 学習システム『天神』を通して、
 なりたい自分になるためのお手伝いをすること。

 株式会社タオの目指すところです。


 マルチメディア学習システム『小学天神』を
 販売したのは平成7年(
1995年)。
 最初は小学生向けのソフトを開発しました。

 一軒一軒、小学生がいる家庭を訪ね、
 困っている子どもや親の悩みを解決してきました。

 小学校、中学校、養護学校と、公立私立を問わず
 学校での導入が進み、天神の占有率は高まりました。

 やがて、独自性が高いタオの製品にほれた代理店が
 全国に続々誕生。売上は
15億円近くに達したほどです。

 
120社ほどの販売代理店網を築いたタオですが、
 世の中、いい話ばかりではありません。

 あることがきっかけで販売代理店のほとんどを失います。
 売上の8割以上を落としてしまう危機的状況に陥ります。

 あくまでも僕が客観的に申しあげますが、
 株式会社タオが被害者。理不尽な出来事。

 売上は
15億円から3億円へ。

 給料が
15万円から3万円になるのとはわけが違います。
 企業の売上高
15億が3億……は致命的と言えます。

 事業を断念するしかないのでは

 多くの人がそう思ったでしょう。

 しかし井内社長は前しか向きません。


 全国の子どもたちから寄せられた喜びの声が
 次々とよみがえり、耳に響いてきます。

 日夜がんばってくれている数十人の社員と
 その家族の姿が目の前に浮かびます。

 京大に合格すれば漁師にならなくてすむ。
 その一念で猛勉強してしまう井内社長です。

 「代理店には依存しない。
  原点に戻り、エンドユーザーを開拓する」

 エンドユーザーを訪ね、一人ひとりに会い、
 悩みを聴き、出会った子どもたちが
 
成り得る最高の自分になる手伝いをする。


 当時の井内社長や社員を支えたものは、
 「販売がスタート」という考えでした。

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小6で決めた進路

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120117

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   僕は体温が高く、手も足もあたたかい人間でした。
   昨年一年間のうちに、からだが変化し、
   末端が冷えるかだらになってしまいました。

   最近、冷え込みが厳しくなり、
   足が冷たくて寝られないときも。
   昔を思い出し、湯たんぽを使い始めました。

   先日、目覚めると足のすねあたりにヤケド。
   湯たんぽによる低温ヤケドです。重症。
   一日おきに病院へ。感染して象の足のように。
   痛くて歩くにも不自由。うかつ。情けない。
   おろか。恥ずかしい。湯たんぽ低温火傷は怖いです。
      

    
今日の内容
  *小6で決めた進路(おたより本文)
  *営業マンが寄りつかない家(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  小6で決めた進路

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 名経営者には伝説化したエピソードがあります。

 本田宗一郎氏は空襲すらムダにせず、アメリカの
 不発弾を利用し、(鉄から)バイクをつくった。

 松下幸之助氏は、朝6時くらいからあちこち
 電話をかけまくり、打合せをした。

 ソニーの井深大(いぶかまさる)氏は亡くなる4年前、
 
1993年にエスパー研究所を設立し、透視能力や
 テレパシーの実験を始めた。

 そんな逸話が伝えられています。

 ランチェスター経営の竹田陽一氏は言います。
 「成功する社長には奇人、変人が多い」と。

 竹田先生ご自身、奇人クラスです。
 たしかに、とうなずける話です。

 常人を超えた発想をしたり、
 愚直にものごとをやりとげる人は、
 
変わっていると言われる人が多いですね。

 僕が昨年取材した経営者もまた
 変わっている人が多い、と言えます。


 そのなかの一人が、井内良三社長。
 パソコン学習教材を開発し、販売している
 株式会社タオのいのうちりょうぞう社長です。


 徳島県の小松島という漁師町生まれの井内社長。
 漁師を継いでほしいと願う父親に鍛えられ、
 小学校入学前から漁に連れていかれます。

 しかし、何度海に出ても船酔いする井内少年。
 酔うから仕事を手伝えず、使い物になりません。

 (お父さんの仕事は僕には向いていない。
  迷惑をかけるだけ、怒られるだけ


 船の上で吐いてばかりの井内少年。
 漁師はいやだなと思う井内少年。

 子どもの顔を見れば、心から望んでいるか
 どうかがわかるでしょう。親ですから。
 漁師以外の道をひとつ提案します。

 「東京大学か京都大学のどちらか
  ひとつなら受験を認めるぞ」

 東大か京大に受かるなら進学してもいい。
 そうでなければ漁師の仕事を。

 父親としては、なんとしてでも鍛え上げ、
 漁師の仕事を継いでほしかったのでしょう。

 だからこそ、おそらく、
継いでもらいたくて
 東大か京大なら、と言ったのでしょう。

 井内社長が小学6年生のときです。

 (漁師にならなくていいのなら、
  なんとしてでも東大か京大に


 漁師になりたくない一心で、東大か京大の
 受験を目指す子どもはいないでしょう。

 が、目指した結果、京大に入学。

 
奇人ぶりは、ここからです。

 
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知力、体力、経営力

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120112

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   左手の薬指の付け根が痛いんです。
   1ヵ月近く前から痛みます。
   指をまっすぐ伸ばそうとすると、
   痛くて伸ばすことができません。

   神経痛? リュウマチ? 突き指?
   このどれでもありませんでした。
   腱鞘炎(けんしょうえん)でした。

   腱鞘炎になるのはいい。
   原稿が進み、仕事がはかどっているのであれば。
   パソコンの上に手を置いたまま、
   居眠りする時間が長いからって
   腱鞘炎にならなくてもいいのに(笑)
      

    
今日の内容
  *知力、体力、経営力(おたより本文)
  *飛びかかる犬(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  知力、体力、経営力

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 ある記録をお読みいただけますか。

 (ここから)
 大阪上宮高校出身。左ペンドライブ。
 主な戦績
 全日本選手権シングルス準優勝。
 関東学生リーグ特別賞受賞。
 右手に生まれながらのハンディを負い、
 左手での卓球を余儀なくされている糀谷さん。
 非常に貪欲に練習に取り組み、
 活躍を見せている選手であった。
 また、早稲田のキャプテンとしても
 非常に人望の厚い選手だった。
 圧巻は4年次の全日本選手権。
 あれよあれよという間に決勝まで勝ち上がり、
 決勝でもプロ第一号松下浩二選手と互角の試合を見せる。
 ラリーになる前に一発で打ち抜くプレーが魅力的だった。
 卒業後は、同僚の平亮太選手、専修大学のキャプテン
 川嶋選手と共にびわこ銀行へ入社。
 休部に伴い、最近はその名前を聞かなくなった。
 でも頑張って欲しい選手である。
 (ここまで)


 糀谷博和(こうじたにひろかず)さんについて
 書かれたものをインターネットで見つけました。

 筑波大学体育会卓球部出身の方が、
 学生時代を思い出し、記録したものです。

 糀谷さんは社会保険労務士。滋賀県の野洲(やす)市で
 平成
14年(2002年)に開業しました。

 どんな苦労をしてきたか、それは本人しかわかりません。
 しかし周囲の目には、輝かしい経歴を誇る糀谷さんの
 姿ばかりが映りがちです。


 「僕は右手が悪いでしょう。ふつうの人がふつうに
  できることができません。なんでも片手でやらなければ
  ならない。そうなると、仕事も限られると思いました。
  それがどんな仕事か、はっきり描いていたわけでは
  ありませんが、勉強だけはしておかなければならないと
  思ったのです」


 小学、中学時代から、自由がきかない右手を意識し、
 将来のために、とにかく勉強を怠りませんでした。

 大阪有数の進学校に進み、成績はもちろん、卓球も全国レベル。
 早稲田大学を受験し、やはり卓球で活躍。キャプテンも。

 冒頭で紹介したように全日本で2位。
 多くの人の記憶に残る選手でした。

 大学卒業後は、びわこ銀行へ就職。
 銀行マンとしての仕事と卓球を両立させ、
 びわこ銀行の卓球部を全国レベルへ。

 運動も勉強もできる、文武両道スーパーマンタイプ。
 人なつっこく、人望が厚く、人気がある男。

 その糀谷さんが、銀行を辞めて独立したのが
 
10年前、2002年の1月でした。


 これまで何度も糀谷さんに会い、話をうかがい、
 お酒を一緒に飲み、事務所にもおじゃましました。

 しかし、取材をして初めて、
 「あの頭のいい糀谷さんでも、こんな苦労をしたのか」
 と思う過去があったことを知りました。

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思いて学ばざる

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   売らない。
   売り込まない。
   安売りしない。

   「非売三原則」です。

   お客が増えている会社は、
売っていません。
   お客が増えているお店は、
売っていません。
   非売三原則を守っているのです。

   「非売三原則」は、お客が増える★プロダクションの
   村上透が見いだし、法則化し、名づけたものです。
   お願いだから、パクらないでくださいね。


   
   「星3つ 村上お墨付きセミナー」は今日です!
   このメールレターのずっと下のほうで紹介しています。
      

    
今日の内容
  *思いて学ばざる(おたより本文)
  *猛犬注意(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  思いて学ばざる

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 このところ
学校づいている村上です。
 一年ほどのあいだに、いくつもの学校を訪ね、
 教えをいただき、お世話になりました。

 滋賀県では「経営者の学校」にお世話になりました。
 「従業員が学ぶ場はあるが、経営者が学ぶ場がない」
 
 その思いから立ち上げたのが「経営者の学校」。
 たしかに、たしかに。主旨に賛同。

 「経営者の学校」にて、一日講師とでもいいますか、
 セミナー講師をさせていただきました。

 この学校を運営していたメンバーに、
 糀谷博和さん(社会保険労務士)がいます。
 杉本浩志さん(税理士)もいます。

 その後、おふたりを取材することになるとは、
 思ってもいませんでした。

 さらに、参加者のおひとりとして、当日、
 聴いてくださった方に井内良三さんがいます。
 パソコン学習教材でダントツの株式会社タオの社長です。

 その後、タオの井内社長も取材させていただきました。
 経営者の学校の
教室では挨拶をしただけなのに。

 滋賀の「経営者の学校」を取り巻く方々は
 猛烈に勉強する経営者ばかりであることがわかります。
 お客から愛される経営をしている方々だとわかります。

 「三方よし」が生まれた滋賀県だけのことはあります。
 ありがたい出会いです。


 経営者が経営を学ぶ場が必要である
⎯⎯⎯⎯
 高い志をもち、もっとも早くから取り組んできたのは
 沖縄県浦添市の「経営を学ぶ学校」でしょう。

 當山達男社長ほど熱い先生は、めったにいません。
 気温が高い沖縄で、さらに熱い
校長先生です。

 朝7時から9時の2時間をはじめ、
 日中もいろんな講義が設定されています。
 夜も7時から9時に講義がおこなわれています。

 時間にルーズな
沖縄タイムなんて
 「経営を学ぶ学校」には無縁。

 沖縄に取材にいくたびに寄りますが、
 いつも「楽しく勉強!」の空気でいっぱいです。

 朝7時の講義に遅刻する社長は一人もいません。
 生半可な気持ちの社長はだれもいません。

 早起きして勉強に出かけ、夜は夜で
 仕事を時間内に終えて勉強をしに行く。

 経営のやり方を勉強するということは
 とてもたいへんなことです。

 その代わり、いい会社が続々育ち、
 僕が取材したくなる会社が多数生まれます。

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世に生を得るは

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120101

 
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 あなたに、新しい年のあいさつを申し上げます。


 平成
24年、2012年の1月1日になりました。
 昨年は、ほんの少し前に過ぎ去っていきました。

 年が改まり、うれしい気持ちのあなたにあいさつ。

 おめでとうございます!


 年がかわってしまい、めでたくないあなたにあいさつ。

 去年よりいい年にしましょう!



 いつもありがとうございます。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 苦しい、重い一年が過ぎました。
 せつない、悲しい一年が過ぎました。

 たくさんの人と新たに出会い、
 おおぜいの人とあまり話せずに終わってしまいました。

 うれしいことより、つらいことが多くありました。
 誇りたいことより、反省すべきことが多くありました。

 そんな僕にも、一秒一秒時間が過ぎ、
 新しい一年が始まります。

 立ち止まっていられません。
 気持ち新たに歩き出します。


 これまで、メールレターをお読みいただき
 こころからお礼を申し上げます。

 ありがとうございます。

 読んでくださるあなたがいるから、
 こうやって書くことができます。

 これは、メルマガではなくメールレター。
 あなたに向けて書くおたよりです。

 今年も書きます。
 お読みいただければうれしいです。



 
2009年の1月1日に独立宣言をしました。
 
2009年が終わり、
 
2010年が過ぎ、
 
2011年も過去になりました。

 独立して3年が過ぎました。

 
2008年の秋、福岡でのことを思い出します。
 ランチェスター経営株式会社を訪ね、
 竹田陽一先生に報告をしました。

 「そう、会社辞めたの。そりゃいい。で、なにをするの」

 「はい、取材をして、レポートを書きます」

 「うん、そうね。それがいい。
  あんたはそれしかできんのだから」

 「はい(笑)それしかできませんので」

 「まあ、村上さんだったらできる!
  ふつうの人だったら、食えるまでに3年だけど



 竹田先生がそう話しはじめ、
 ここで僕は身が引き締まりました。

 (ふつうの人は3年? 僕は長年、この仕事をやってきたから、
  ふつうの人よりはベテランだよなぁ
。ということは2年?
  いや、まさか、1年で食えるようになる? いや、まさか


 そんなことを一瞬のうちに描き、身を硬くしました。


 「まあ、村上さんだったらできる!
  ふつうの人だったら、食えるまでに3年だけど

  あなただったら……………………………4年かな」


 ガクッ
……としましたが、
 ありがとうございます! と笑顔で答えました(笑)


 その4年目が、今日から始まります。


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