いま、いちばん新しい事例です
お客が増える!No.43は、モチベーション・アップ株式会社の事例です。
東京の池袋にある会社です。
「社長目線の社員教育」
「社長の目線で、社長の感性に合う社員教育ポスター、読本、セミナーを練りに練って、こだわって提供します」
わかりやすいと思いませんか?
「何を」「誰に」
そして、同社の商品やセミナーを利用すれば、社員のモチベーションはアップ!
このわかりやすさがいいですね。
それにしても、同社のポスターを貼っている会社が増えました。取材などで全国各地の会社を訪ねますが、モチベーション・アップのポスターを見ることが本当に多くなりました。
お客が増えている何よりの証拠です。
『良くある管理者の20の間違い行動』という本はご存じでしょうか。経営者であれば気になるタイトルではないでしょうか。あるいは『役員・部門長の仕事の5つの責任』という本ならどうでしょう。
それとも、『報連相!これだけはやりなさい!』という報告・連絡・相談のやり方と必要性を打ち出したポスターがあれば、「そうそう、そういうのが欲しかったんだ」と思うのではないでしょうか。
「いや、もっと直接、うちの社員にビシッと言ってもらえるセミナーがあれば参加させたい」という社長がいるかもしれません。
社員教育用の出版物は古くから存在しますが、業界ではもっとも後発といっていい平成19年(2007年)に創刊し、またたく間に30万冊以上も販売したのがモチベーション・アップ株式会社です。
社員教育読本を販売後、社長の方針を徹底させるためのポスターも企画、制作し、全国4万社以上で活用されるまでお客を増やした桑島克憲社長は管理者向け、社員向けのセミナーも開催。受講者は4年あまりで1万人を突破する実績を生み出しています。
企業向け教育産業では、CDやビデオ、DVD、あるいはウェブを活用したデジタルツールが発展しましたが、ポスターというアナログ商品は存在しませんでした。
モチベーション・アップが販売したところ、事務所内に工場に会議室に更衣室にと、ポスターを貼る会社が増えました。
創業して半年間は、社員教育読本をファクスDMにより販売。数百社の読者と関係を維持し、4年で27万人の社員に読んでもらえるようになりました。
ポスターの購入客も増えました。社員教育読本を購入したお客に案内し、数百社からどんどん増え続け、4年で4万社以上の会社に利用してもらえるようになりました。売上は4億円に達します。
これら購入客に案内を差し上げ、関東地域ではじめたセミナーがやはり4年で全都道府県、1万人以上に参加してもらえるようになりました。
客層は変えず、お客が潜在的に望んでいた商品、お客が置かれた条件や環境に最適の商品だけに絞って提供し続けてきた結果です。
リーマンショックの前年に創業し、翌2008年以降の産業界全体が不振に陥った状況でモチベーション・アップ株式会社はお客を増やし続けてきたのです。
桑島社長に話をうかがって感じるのは、決めた路線からはみ出さず、社員教育商品を提供してきた堅実さです。桑島社長いわく、「僕は臆病で、保守的で、何百回も考えてからでなければ動き出せない」という慎重さです。
「社長目線の社員教育」という一貫した事業を展開するモチベーション・アップから、経営環境に左右されない経営のやり方と経営の原則の大切さを感じ取ることができます。
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