地域の人に認めてもらう

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 243
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111219

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   9月から
10月にかけて、山田方谷先生に関したメールレターを
   計4通、発信しました。方谷(ほうこく)シリーズです。
   山田方谷記念館を訪ねたこともあり、僕はすっかり方谷先生ファン。
   
12月9日には、竹田陽一先生が語る山田方谷の話に聞き入りました。

   その9日の懇親会で、一人の青年と出会いました。
   いただいた名刺を目にして、縁というものを感じました。
   名刺に書かれていた文字は、「高梁方谷会 事務局長」。
   山田方谷のふるさと、高梁(たかはし)市を拠点として
   方谷先生の偉業を世の中に伝える石井さんと出会ったのです。

   後日、石井さんからメールが届きました。
   方谷先生のカレンダーを添付してくださって!
   「雲中の飛龍 山田方谷
    それ善く天下の事を制する者は、
    事の外に立ちて、事の内に屈せず」
   と書かれた
2012年のカレンダーです。

   ご希望の方、村上までメールをください。
   
pdfファイルです。簡単に送ることができます。
   「どうぞみなさんに差し上げてください」と
   言ってくださった石井さん、ありがとうございます!
   

    
今日の内容
  *地域の人に認めてもらう(おたより本文)
  *僕の仕事は人に会うこと(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  地域の人に認めてもらう

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 前号のメールレターでは福一不動産を紹介しました。

 営業エリアを「九州」から「半径
500メートル」にしたのに
 年商は「
750万円」から「2億円」に伸びた福一不動産。

 なぜ飛躍的に成長したのでしょう? という投げかけに、
 「地域戦略を実行したからでは?」というメールを
 読者からいただきました。ありがとうございます。

 そうです。古川社長は地域戦略を実行しました。
 営業範囲を決め、移動時間を少なくし、
 お客との面談時間を増やし
と基本に忠実でした。

 福一不動産が中洲で9割近いシェアを占めるように
 なったのは、地域戦略を実行したからです。


 それがわかると、新たな疑問がわきます。
 じつは、福一不動産がある、福岡市博多区上川端は
 福岡でもっとも歴史と伝統が息づく古い街です。

 コンパスで、ぐるりと描いた円の中は、
 よりによって福岡一
地元意識の強い地域でした。

 そこに、ひょっこり現れ、古川社長が代表取締役として
 名刺を配り始めたのは
1997年。

 土地や建物を数多く所有している地域住民に
 認められなければ不動産屋の仕事は成り立ちません。

 しかし、強力な仲間意識が働く街で、新参者
 やすやすと商売を始められるわけがありません。

 案の定、古川社長は苦労しました。
 今だからこそ思い出話、笑い話として語りますが
 並々ならぬ苦労を余儀なくされました。

 たとえば、挨拶ひとつとっても、です。

 ビルがあれば、オーナーに挨拶します。
 マンションがあれば、やはりオーナーに挨拶。

 道ですれ違う人に挨拶し、
 商店街の店先でも店の中でも
 出会う人すべてに挨拶をします。

 しかし、誰にとっても古川社長は
よそ者
 歓迎してもらえるわけがありません。

 「お前、誰な?」
 「フクイチ? 聞いたことなかね。帰りやい」
 「あんた誰な? 博多もんじゃなかろう」

 古川社長いわく「完全に四面楚歌の状態」でした。

 「あんた博多もんじゃなかろう」という壁。
 知っている人がいないという壁。
 生活上の習慣が異なる壁。
 仲介手数料の払い方など商取引の習慣が異なる壁。

 文字どおり4つの壁に、将来という希望を
 はばまれていたのです。

 自分の存在、そして福一不動産という会社の存在を
 地域住民に認めてもらうためにどうすればいいか。

 古川社長は極端なまでに泥くさい方法を選びました。
 捨て身の作戦であり、体力勝負の作戦です。

 地域で開かれる会合という会合すべてに
 出席したり役員に立候補したりしました。

 博多法人会、ライオンズクラブ、自治連合会、
 小学校や中学校の会合、中洲連合会、同友会、
 商工会議所の会合、宅建協会の集まり
……

 古川社長だけでは間に合いません。
 奥さんと手分けして参加します。

 どんな会合も、役員の担い手は少ない。
 だから「私でよければ」と立候補します。
 飲めないお酒もがまんして飲み干します。

 とりわけ大変なのが、お祭への参加。
 福一不動産がある「旧博多部」は祭が多い地域。

 なにしろ福一不動産の隣には
 博多で最高権威の櫛田神社があります。

 博多祇園山笠
 博多どんたく
 博多おくんち
 夫婦恵比寿
 中洲まつり

 地元住民に認めてもらうには、
 地元のお祭りで認めてもらうことが絶対条件。

 
下っ端の古川社長は、お祭りのあとの打ち上げでは
 
先輩たちに勧められるまま飲み続けました。

 礼儀やしきたりに外れると、怒られ、怒鳴られ、
 叩かれ、殴られ、蹴られたりしました。

 飲めないお酒を飲み始めたのが
33歳頃。
 
20代の先輩に「ビール持ってこい!」と言われて
 走り回っていたのが
35歳頃。

 そんな、おもしろおかしく、涙ぐましい努力を積み重ね
 福一不動産は地域住民に認められてきました。

 そんな人間関係の下積みというか、地固めがあったからこそ
 経営のやり方としての地域戦略ができた。
 僕にはそう思えてなりません。

 福一不動産では現在も地域の活動を継続しています。
 女性社員は「中洲國廣女みこし」で活躍し、社員は
 月1回、始業前に町をまわって挨拶をしながらゴミを拾い
 やはり毎月、中洲を防犯パトロールしています。

 地域戦略の成否を決める真の要因は、地域に浸透し、
 地域住民と深くて協力な関係づくりにある。
 そう教えてくれる福一不動産、古川隆社長なのです。

 お読みいただき本当にありがとうございます。

 
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  村上
透ものがたり 153

 
  僕の仕事は人に会うこと
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 飛び込みをしたり、土曜日や日曜日は
 住宅展示場で接客をしたりしましたが、
 
いい話なんて、ほとんどありません。

 僕は不満でしたが、上司は満足。
 僕は早く契約をしたかったのですが、
 上司はそう思っていませんでした。

 「契約なんていつでもできる。いまは、
 毎日できるだけたくさんの人に会い、
 人の話を聞くことに徹しろ。お客さんに
 会って会って会って、やっぱり会え。
 質問をしろ。おまえはしゃべるな。
 お客さんの話を聞け。お客さんが
 話すことは何でも聞け。それが仕事だ」

 いつもそう言われていました。
 悪く言えば洗脳です。しかし、
 良く言っても洗脳です。

 いま思えば、とてもいいことを
 僕は洗脳されたのでした。


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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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勉強して、お客を増やし、
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。


   来年、
2012年はセミナーの回数を減らします。
   少人数勉強会で一緒に学ぶ回数を増やします。
   セミナーでお目にかかる一回一回が大切です。
   できましたら手帳に「セミナー参加!」とご記入を。

 

 ★1月27日(金)夜 滋賀県東近江市
 ★2月8日(水)夜 沖縄県北谷町
 ★3月8日(木)午後 兵庫県明石市
 ★3月
10日(土)午後 岡山県岡山市
 ★4月
15日(日)午前午後 福岡市の大名
 ★4月
16日(月)午前午後 福岡市の大名
 ★4月
17日(火)夜 熊本県熊本市
 ★4月
19日(木)夜 宮崎県宮崎市
 ★5月
10日(水)午後 富山県魚津市
 ★6月
10日(土)夜 岡山県岡山市


 ほかに草津市で勉強会、広島市でセミナー、
 静岡市で勉強会とセミナー、
 大阪市でセミナー、金沢市でセミナーなど
 日程が決まりしだい案内いたします。


  

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「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

              お客が増える★プロダクション
                        村上 透


 電話:
090-9435-0043(ソフトバンクです)
 
FAX 050-3488-496624Hいつでもどうぞ)

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 ホームページ お客が増える! と検索すると……No.
 
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