2月を迎える前に

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 184
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110131

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   仕事を
12時間しようと考え、1時間が過ぎただけでは
   (ああ、もう1時間が過ぎてしまった)とは思いません。
   ま、それは問題ですが。あせるべきです。僕は。

   ところが、1月という1ヵ月を過ぎると
   (ああ! もう一年の
12分の1が過ぎてしまった!)と
   あせるどころではありません。あわくっています。

   1年単位でものごとを考えるからいけないのでしょう。
   やはり3ヵ月ごとに計画を立てなければと、
   いまさらながら実効性のある計画が立てられない村上です。
      

 今日の内容
  *2月を迎える前に(おたより本文)
  *兄の手づくりごちそう(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  2月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
 送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。

 読んでくださっているあなたに、
 メールを送ってくれたあなたに、
 こころからお礼を申し上げます。
 ありがとうございます。


 ★1月1日のメールレター(
2011年をいい年にするために)に
  こんなおたより。うれしいです。

 ボーイズ ビー アンビシャス に
 続きがあることを初めて知りました。いい文ですね。
 今の木村には、いささか荷が重いですが。 
   人としてまさにかくあるべき すべて のことを
   達成せんとするために大志を抱け
 「すべて」というのが、引っかかって引っかかって。 
 今まさに、「棄てる」ことを考えていたところです。 
 私は凡人なので、「すてる」ことに非常に違和感を覚えます。
 棄てきりません。全部大事です。
 けど棄てなければ、これ以上前には進めません。 
 だから、今は「諦める」ことにしました。
 一旦、引っ込めて、またできる時がくれば再開しよう。
 何年か先、違う形で与えよう。
 と思い直しました。ありがとうございます。

 村上より/木村さま、ありがとうございます。そうですね。
 「すてる」のはむずかしい。でも木村さまのおっしゃるとおり。
 一時的でいいのではないでしょうか。どれかに絞って1位をとり、
 そのあと、横においておいたものを少しずつ再開しましょう。
 これこそ「決断」。木村さまの決断が気になり、福岡に会いに
 行って参りました。そのときの話は後日、この場で。


 ★1月6日のメールレター(「非売三原則」正式発表!)に
  こんなおたより。僕も天国へ行けるかもしれません。

 明けましておめでとう御座います。
 「お客作り」でした。
 危うく、忘れ去るところでした。
 思い出させてくれた村上様が、天国へ行ける様に祈ります。
 
PS:ご自愛を・・・・
     ちりめんじゃこ、いりこ専門店「じゃこばんざい」
          店長・中尾 彰良(なかお あきよし)

 村上より/経営の目的、営業の目的、広告宣伝の目的は
 売上を上げることではなく、お客を増やすこと。中尾社長は
 十分ご存じなのに、年賀代わりにおたよりをくださったんですね。
 ありがとうございます。「非売三原則」は大反響です。


 ★1月
18日のメールレター(閉店する勇気)に
  こんなおたより。奥が深いです。おふたり紹介。

 すごい。
 止める勇気。
 ずっとずっと課題なのは
 「欲」を捨てること。
 「欲」を捨てると上手くいくことがわかっているのに
 捨てられない。
 商売も同じなのだと思います。
 続き早く読ませてください。
                 志賀内泰弘より。
 
 村上より/ギブアンドギブ、プチ紳士運動に取り組んでいる
 志賀内さんがおっしゃると、重みがあります。「売上」だと
 変な欲がでますが、「お客を増やす」だといい欲が。というのは
 偽善でしょうか。いつもメッセージありがとうございます。


 
 閉店する勇気 すばらしいと思います。
 だって
 本当のことは やってみないと分からないと思うんです。
 だって
 チャンスの神様は前髪しかないらしいから。
      いつも 考えていたら 日が暮れてしまう
      
MUより。

 村上より/
Uさん、おたよりありがとうございます。
 掲載の承諾をいただいていないのでイニシャルにしました。
 「チャンスの神様は前髪しかない」とは知らなかった!
 僕はいつもチャンスを逃してばかり。西洋の格言なんですね。
 いい言葉をありがとうございます。また教えてください。

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誰にとっての幸せ?

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 183
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110127

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   年賀状をたくさんいただきました。
   ありがとうございます。
   なかに一枚、差出人がわからない賀状。
   名前、住所がございません。郵便番号もなし。

   筆で見事な字です。
   男性? 中高年以上?
   お心当たりの方、「私かも
」と教えてください。
      

 今日の内容
  *誰にとっての幸せ?(おたより本文)
  *地質調査会社でアルバイト(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  誰にとっての幸せ?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 自慢の製品を認めてもらえるとしあわせ。
 作り手冥利につきるというものです。
 売り手よし、ですね。

 欲しかったものを手に入れるとしあわせ。
 買ってよかったという満足感を味わえます。
 買い手よし、ですね。


 精一杯尽くしたことが喜ばれるとしあわせ。
 サービス業の人気が高いのも理解できます。
 サービスを提供することも売り手よし。

 この会社を選んでよかったというしあわせ。
 また利用しよう、人にも教えたいと思います。
 サービスを利用することも買い手よし。


 世の中の商売は、売り手と買い手で
 成り立っています。

 売り手は利益を得ることで満足し、
 買い手は欲しかったものを得たり、
 やりたかったことが実現できて満足します。

 売り手と買い手の二者はよし。
 この関係性は実現性が高い。

 難しいのが三者の満足。そう思います。
 だからこそ「三方よし」が人気なのでしょう。

 近江商人の場合、豪商ともなると、
 取引で得た利益を世間のために
 惜しみなく使っていました。

 水不足に悩む土地があれば、地下水をくみ上げる
 機械や施設を提供しました。橋もつくりました。

 学校を建築したり、社寺の改修にも多額の寄付。
 陰徳(隠れて善いことをする)を積んでいました。

 昨年
1222日のメールレターで書いた近江商人、
 藤井彦四郎も、関東大震災のときは世間のために奔走。

 関東大震災は大正
12年(1923年)の9月ですが、
 簡単に復旧しません。すぐ
10月になり、
 日増しに寒さが身にしみてきます。

 あたたかいものを着たい。
 毛糸のセーターを編んで本格的な冬に備えたい。
 そう思った被災者が多く存在したでしょう。

 藤井彦四郎は社員に言いました。

 「かような時に金儲けではなく、
  一筋の毛糸でもより多く被災地に送って、
  一般社会人に安心を与えたい」

 大阪から鉄道に乗り、東京まで運びました。
 店員一人が毛糸
10ポンド(約4.5キロ)の包みを
 
15個から20個持ち込み、何人もが東京へ。
 何往復もして関東の被災者に毛糸を届けたそうです。


 世間のため、公共のために利益を投じるのは
 よほどの気持ちがなければできないこと。

 そこまでしなくても世間よしは実現できます。
 税金を払うことだって世間よしですからね。

 そもそも近江商人の商売は「諸国産物廻し」。
 いろんな地域で産物を仕入れ、
 ほかの地域でその産物を販売する。

 仕入先が喜び、販売先も喜び、もちろん
 販売している近江商人も喜ぶ。三方よし。


 この頃、セミナーで「三方よし」を口にするたび、
 
しあわせの三角形が頭に浮かびます。

     売り手


  買い手   仕入先


 3人のうち、満足するのが2人ではだめ。
 3人ともしあわせを感じていればオーケー。

 仕入先の部分をほかの存在に置き換えても
 やはり、しあわせの三角形は描けます。


     売り手


  買い手   紹介者


 その原点に立ち返るって、本当に大事。
 となると『幸研(さちけん)』はやっぱりいい。

 兵庫県明石市の山田一美(やまだかずみ)先生が
 設立した研究会です。
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頼むならこんな先生

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 【今日も元気に
お客が増える!】 182
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110124

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   作家の井伏鱒二は広島県福山市の出身。
   ご存じですよね。『黒い雨』や『山椒魚』。
   僕は小説よりなにより、次の詩が大好きです。
   唐詩(中国の詩)を井伏鱒二が訳したもの。名訳です。

     このさかづきをうけてくれ。
     どうぞなみなみつがしておくれ。
     花に嵐のたとえもあるぞ。
     さよならだけが人生だ。

   「ふくやま文学館」を訪ねました。
   井伏鱒二に関する展示ではいちばん。
   さよならだけが人生です。
   さよならだけが人生ですから、
   いまの、この時間を大切にしたいですね。
      

 今日の内容
  *頼むならこんな先生(おたより本文)
  *帰省先がたくさん(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  頼むならこんな先生
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 広島県福山市、岡山県岡山市でセミナーをしました。
 先週です。ありがとうございます。

 企画していただき、集客してくださり、
 参加してくださる方々がいるから成立します。

 みなさんのおかげで僕は伝えることができます。
 本当にありがとうございます。

 1月
21日の金曜日は、ものすごく勉強熱心な参加者が
 集まりました。行政書士の妹尾(せのお)先生が開催した
 福山でのセミナーです。

 ふだん、妹尾先生のもとで学習の反復と継続を
 しているからでしょう。事例から学ぼうとする姿勢が
 セミナー前からみなぎっているのです。

 懇親会は、まるで勉強会。
 各自が自社の課題を述べ、
 互いにしっかり聴いている。

 「時間を忘れて」という表現がぴったりの時間を
 久しぶりに味わいました。

 終電数分前にあわてて帰る人が数人。宿泊する人も!
 懇親会の2次会も盛り上がって、終了は1時半。

 テーマはまじめですが、じつに楽しい場でした。

 「これが本物の商品力なんですよ!」
 「うちのヨメさんには感謝してます!」
 「こうやったらお客さんが増えますよ!」

 とにかく熱い。笑いも絶えない。
 勉強を楽しんでいるようすが伝わってきます。

 福山市など広島県の東部、備後地方ですね、
 笠岡市や倉敷市など岡山県の西部のあなたに
 推薦します。妹尾悟(せのお
さとる)先生です。

 せのお社会保険労務士・行政書士事務所ですから、
 社労士さんであり、行政書士であることは確かです。

 ところが、僕はこれまで妹尾さんに何度会っても、
 社労士業務、行政書士の仕事に関した話を
 したことがありません(笑) 変わり者?
 だから、いいんですね。
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できることをする

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110120

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   切手をまっすぐ貼ることができません。
   すぐ曲がってしまいます。
   性格がまがっているから?
   平衡感覚がおかしいから?
   視力が悪く、乱視が強いから?
   生き方がまっすぐじゃないから?

   感じ悪いですよね。
   僕からのハガキなどで切手がまがっている方、
   ごめんなさい。
   はがせる切手というものがあればいいなあ。
      

 今日の内容
  *できることをする(おたより本文)
  *数日かけて帰省する(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  できることをする
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お客のためになることを提供し
 「ありがとう」と喜んでもらうこと。

 ありがとうという言葉が、お金という形に変わり、
 そのお金をお客からいただくこと。

 それがビジネスの理想形ではないでしょうか。

 その際、理想中の理想は、お金をあてにせず、
 とにかくお客のためになることをしてあげること。

 何ができるか、それは人によって違います。
 何をつくり、どんなサービスを提供できるか、
 それは会社によって異なります。

 それぞれの地域で、それぞれのやり方で
 自分にできることを精一杯おこなう。

 単純ですが、それがビジネスの仕組みだと思います。

 お金をあてにしてものを人に差し上げたり、
 お金を期待して行動を起こすこともあるでしょう。

 されるほうもするほうも、それでよければ
 何も問題はありません。

 しかし、まず「相手のためありき」。

 その姿は、ものやサービスを受け取る側のみならず
 周囲で見ている側の人間の心をも動かします。


 次の「ちょっといい話」をお読みいただけますか。

 「いい話」をビジネスに結びつけたり、
 教訓めいた結論に導くのは野暮かもしれません。

 しかし、いい話を読み、「いい話だった」だけで
 終わらせたくありません。僕はそう思います。

 だれかが困っているとき、本当に困っているとき、
 人は一所懸命、できることをしてあげることができます。

 ビジネスも同じはず。
 お客は困っています。
 困っているお客がいます。

 一所懸命、それぞれが得意なことをしてあげる。
 いま一度、そのことを思い出して仕事をしたい。
 そう思うのです。

 1月
14日に届いた『ちょっといい話』です。
 編集長の志賀内さん、事務局の小島さんに
 掲載の承諾を得ました。お読みください。

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閉店する勇気

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110118

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   先日の北海道新聞によると、北海道では、
   新年度から「エゾシカ課」を新設するそうです。
   エゾシカ生息数は推定で
64万頭、
   農林業の被害額は約
51億円ですって。
   両方とも増えては困る、というわけですね。

   その記事の下に、増えて困らない記事が。
   「帯広市人口、
10年ぶり増」
   前年同期比
105人増の168762人とのこと。
   それだけでも記事になる世の中なんですね。

   まだありますね。増えるとうれしいこと。
   記事にならなくてもいいから、
   お客は増やしましょうね。
      

 今日の内容
  *閉店する勇気(おたより本文)
  *夜のバイト(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  閉店する勇気
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 岐阜県多治見市で独立開業した鍼灸治療院が繁盛、
 耳つぼダイエット店も5ヵ所に出店。

 人がうらやむほどの成功と言えるでしょう。
 木村則雅社長は充実感を感じていました。

 ひとつのステージをクリアすると、
 さらにその上を目指すのが人間。木村社長も同じ。

 次なる関心はダイエットビジネスの全国展開。
 鍼灸マッサージを営む同業者がターゲット。

 全国各地でセミナーを開き、説明会。
 ダイエットビジネスのフランチャイズをはかり、
 健康食品の販売促進がメインの仕事です。

 耳つぼダイエット店はすべて閉店し、
 ノウハウを提供する
FCビジネスに絞りました。

 絞っただけあって、うまくいきました。
 ところが、このビジネスもやめてしまいます。

 「人間関係に疲れました。健康食品を売ることの
  むずかしさにも疲れてしまったのです」

 次のビジネスはクイックマッサージ。
 
15分単位の短時間マッサージ店です。

 オープン初日は
100人以上も来店。
 初年度で
6000人の新規客を集めたといいます。

 またひとつ、ステージを上がったのでしょう。
 木村社長は攻めの経営をスタートさせます。

 多治見市に次いで北名古屋市にも店をオープン。
 理容室も開業。
 エステティックサロンも出店。
 マッサージ店を高蔵寺、今池、春日井、藤が丘と
 続々出店していきます。

 あらためて書き直すとこんな状況です。

 多治見の自宅で独立開業。
 耳つぼダイエット店を多治見、中津川、可児、
  高蔵寺、勝川と5店展開。(すべて閉店)
 多治見駅前にマッサージサロン。
 北名古屋市にマッサージ店。
 多治見に床屋。(売却)
 多治見にエステティックサロン。(閉店)
 高蔵寺にマッサージ店。(売却)
 今池にマッサージ店。(閉店)
 トヨタ自動車本社にマッサージルーム。
 春日井にマッサージ店。
 藤が丘にマッサージ店。(閉店)


 
15店開き、9店を手放したといいます。

 「うまくいかないようだったら、
  いつでも手を引く。
  深追いせず、さっと引き上げる」

 勇気をもって商売を始め、臆病に見守る。
 うまくいかなければやめる。撤退する。

 できそうでできないこと。
 そう思いますが、いかがですか。
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お坊ちゃんの運命

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110112

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透です。

     
   つい先日、村上から送った郵便に切手代不足のものが
   ありました。
40円の不足。
   多数の方に迷惑をかけてしまいました。
   たいへん申し訳ございません。
   郵便局の方、差出人へ請求してくれれば助かりますが、
   配達先からお金をいただく仕組みなんですね。
   後日、不足分を送ります。申し訳ございません。
   
   
   村上のセミナーにいらっしゃいませんか。
   福山市に近い方は福山市へお越しください。
21日です。
   岡山市に近い方は岡山市へいらっしゃってください。
   
22日です。来週末です。思い切ってどうぞ。

   近畿圏のあなた、そう、あなたは
24日です。月曜日。
   関西圏には、このメールレター読者が大勢います。
   村上のセミナー初めての方、どうぞ聞いてみてください。
   セミナーで勉強した方、お客さまが増えます。増えています。
      

 今日の内容
  *お坊ちゃんの運命(おたより本文)
  *中退目標の入学(村上
透ものがたり)
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  お坊ちゃんの運命
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いいところのお坊ちゃんっていますよね。
 僕が小学生のときも、いました。

 ただし、サラリーマン家庭や借家住まいの家族に
 お坊ちゃんやお嬢ちゃんはいません。

 商売をやっている家の子どもに多い。
 僕の場合は、建設会社と医院でした。

 お金持ちの家って、なんでも買ってもらえていいな。
 うらやむ気持ち、ねたむ気持ちがありました。
 子どもとはいえ、なさけないことです。

 着ているものが違う。しゃれている。
 持っているものが違う。このあたりで売っていない。
 遊びに行くところも回数も違う。旭川から札幌へ行く。

 それほど親しくはありませんでしたが、
 お金持ちの家へ行くことがありました。

 「おじゃまします」とあがるとき、あせり

 僕の靴下には穴が
……親指のところです。
 かかとの部分も薄く透けているのがはっきりわかる。
 スリッパをはかされたので、少し助かりました。

 何十年も忘れていたのに、ちょっとした言葉が
 僕の脳を刺激。みじめでせつない思い出が
 次々と浮かんできました。


 昨年、岐阜県多治見市の木村則雅(のりまさ)社長を
 取材した際、遠い昔のことを思い出しました。

 木村社長の話、ちょっと変わっていたのです。

 貧しい家に生まれ、
 欲しいものを買ってもらえず、
 進学をあきらめ、働き始める。
 いつかは豊かな暮らしを実現し、
 親を楽させてあげたいと働き続ける。

 そういう話を数多く聞いてきた僕にとって
 (え、めずらしい)と感じる展開でした。


 木村社長が生まれたのは、現在の
 名古屋市中区丸の内。名古屋のど真ん中。

 おじいちゃんは材木商、父親は建築業。
 商売の家に生まれました。

 あれが欲しいと言えば買ってもらえる。
 言わなくても買ってもらえる。

 あそこに行きたいと言えば遊びに行ける。
 言わなくても連れてってもらえる。

 「自分で言うのもなんですが、ほんと、
  いいとこのお坊ちゃんとして育ちました」

 木村社長はそんな思い出を語ります。

 子どもなのに鍼灸(しんきゅう)治療院に
 通っていました。裕福さがわかります。

 ところが高校1年生のとき、手形が原因で倒産。
 再起不能の状態に追い込まれました。
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「非売三原則」正式発表!

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110106

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   いただいたメールに返信すると、
   
Undelivered Mail Returned to Senderという
   連絡があります。つまりメールが届かない。
   そんなことがときどきあります。

   (あら、おかしい。村上から返信がない
)と
   思っているあなた、ごめんなさい。
   なぜかメールが戻ってくるのです。

   そうだ。はがきを書きますね。
   沖縄に伝わる歌に「十九の春」があります。
   「一銭二銭の葉書さえ 千里万里と旅をする」
   そんなフレーズがあります。
   メールと比べると遅いけれど、葉書は確実です。
      

 今日の内容
  *「非売三原則」正式発表!(おたより本文)
  *新宿区から杉並区へ引越(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  「非売三原則」正式発表!
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 平成
23年の元旦、新聞折込広告は今年もたくさん。
 毎年のことですが、ずっしりと重い束でした。

 スーパー、メガネにマンション、住宅。
 寿司ピザ焼肉、ペットにおもちゃ。
 和服、洋服、ベビー服。
 宝石、人形、旅行にクルマ。

 すべてのチラシに共通していることがありました。
 「安さの強調」です。

 初売り価格に初夢セール。
 初売り半額、新春キャンペーン。

 正月に限ったことではありませんが、
 それにしても正月は安く売るようです。

 どの業種もどの会社も店も、
 売上を上げるのに必死です。

 チラシのサイズを大きくし、
 カラー印刷をして目立たせ、
 枚数を増やして広範囲に配布。

 他社より安く、ひたすら安く。
 自社の旧価格より安く、とにかく値下げ。

 年中、同じことを繰り返しているということは
 それなりに効果があるのでしょう。
 売上が上がるという目的を達成するための効果です。

 目的が「売上を上げること」であれば、それでよし。
 目的が「存在感を示すこと」であれば、それもよし。
 目的が「在庫を処分すること」ならば、それがよし。

 すべては目的しだい。
 だから安売りを否定しません。

 むしろ、どんどん安売りしてほしい。
 もっともっと大量のチラシを広範囲にまいてほしい。
 (あなたに申し上げているわけではありません)

 なぜなら、それだけ僕が応援する会社、支援する会社の
 お客が増えるからです。

 僕がこれまで取材してきた会社、つまり、
 デフレ下だろうがリーマンショック後だろうが
 お客の数を増やし続けている会社の社長は
 安売りをせずに業績を伸ばしてきました。

 競争する相手が強烈な販売攻勢をかけても、
 がまんして、信じて、価格を動かしませんでした。

 下げないどころか、なかには価格を上げた社長もいます。
 「価格」が経営の最重要項目ではないからです。

 じつにおもしろい。
 僕はそう思うのですが、ここ数年、
 業績のいい会社の社長に共通していること。

 その第一は、
 経営の目的がお客づくりであるということです。

 とても重要な共通項目をさらりと言ってしまいましたが、
 会社の存続を左右しかねないほど重要なことです。

 経営の目的=売上を上げること。
 経営の目的=お客を増やすこと。

 両者には天国と地獄ほどの違いがあると思うのです。

 などと、天国にも地獄にも行ったことがない僕ですが、
 地獄行きが確定してる僕としては、せめてあなたには
 天国に行っていただきたい。だから申し上げます。

 売上を上げることを最優先すると、後々(のちのち)、
 「こんなはずじゃなかった
……
 という結末に至る可能性が高いのです。

 つぶれた会社が証明しています。
 「売上拡大」がいつしか「売上至上」となります。

 売れても利益が残らない、
 売れてもお客に嫌われる。
 そんな悲惨な最期が待ち受けているのです。


 どうか売上を求めないでください。売上は必要ですが、
 「まず売上!」と考えないでください。

 大切なことは、お客を増やすことです。
 一人ずつ、地道にお客を増やすこと。

 お客を一人増やし、一人減らしてはなんにもなりません。
 増やしたお客を減らさないよう、失わないよう
 お客との関係性を深めてください。


 あなたがそうであるように、
 お客は売り込まれるのが嫌いです。

 どうか売り込まないでください。
 買ってほしい気持ちはわかりますが、
 それでも売り込むことはやめませんか。

 もし、売り込んだ結果、
 新たなお客が増えたとしても、そのお客は、
 他社からの強力な売り込みによって、とられてしまいます。

 お客は、売り込んで得るものではないのです。


 どうか安売りしないでください。
 あなたが望むのは、一時的な売上ですか。
 それとも、お客との長いつきあいですか。

 安売りで売上を得ることはできますが、
 浮気せず、長く付き合ってくれるお客は得られません。


 まとめると、次の3つのフレーズとなります。

 1 売らない。
 2 売り込まない。
 3 安売りしない。


  「売」らない。
  「売」り込まない。
 安「売」りしない。

 3つとも「売る」にあらず。


 僕は、これを「非売三原則」と名づけました。
 「ひばいさんげんそく」です。

 非核三原則は大事なことですが、経営する身にとって
 非売三原則は命の次に大事なことと思います。

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2011年をいい年にするために

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 177
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110101

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   
2011年1月1日になりました。
   あなたに新年のあいさつを申し上げます。

   今年もどうぞよろしくお願いいたします。

   昨年、うれしかったことは、今年もっとうれしくなるように。
   昨年、残念だったことは、今年挽回し、うれしくなるように。

   昨年、お客が増えたあなたは、今年もっと増えますように。
   昨年、お客があまり増えなかったあなたは、
   今年、たくさん増えますように(去年の分も増えるように!)。

   このメールレターをとおして、僕は祈っています。
   「お客が増える!」という事例レポートをとおして、僕は
   あなたのお客が増えることを願っています。
                         村上 透
      

 今日の内容
  *
2011年をいい年にするために(おたより本文)


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2011年をいい年にするために
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 今日、1月1日を迎え、おかげさまで
 独立してから丸2年が経ちました。

 一昨年の1月1日に独立宣言。おかげさまで
 挫折することなく新年を迎えることができました。

 これまで、毎月、お客を増やしている経営者を取材。
 どんな戦略でお客の数を増やし、維持しているかを
 レポートにまとめてきました。

 2年経った時点で見えてきたことがあります。
 お客を増やしている会社の社長には
 3つの共通点があるということです。

 2年間の経験だけから見えてきた
 というわけではありません。

 それ以前の
14年間、僕は経営誌の編集者でした。
 その間の経験を踏まえ、さらに、この2年間で
 僕なりの確証を得たという思いです。

 3つの共通点は、3つとも大事です。
 なにひとつ欠かせませんし、順番もつけがたい。

 しかし、もしひとつだけ選ぶとすれば、
 あるいは、1番目を決めるとしたらどれか。


 それは、熱意です。

 熱意以外の言い方をすれば、
 願望、やる気、目的意識、情熱、志、思い、向上心。

 お客を増やしている会社の社長に共通しているものは、
 熱意といった、目には見えない心の部分の強さ。
 僕はそう思います。

 こんなことをセミナーで話すと、
 (やっぱりね。そうだろうな)と思う人と、
 (熱意なら誰だって持ってるよ)と思う人とに
 わかれるようです。

 (そうか、熱意か!)と思う人はいいのですが、
 (熱意なの?)と思った人はがっかりですよね。

 (熱意でお客が増えるんだったら、
  とっくに増えているよ)

 そう思っているんでしょうね。

 お客を増やしている会社に共通することって、
 なんだと思いますか、と尋ねると、
 「そりゃあ、優れたビジネスモデルでしょう」
 「よく働いてくれる社員じゃないんですか」
 と答える方が多いのが現実ですから、
 熱意と言われて、ピンとこないのでしょう。

 それでも、僕は言います。
 デフレ下でも大不況下でもリーマンショック後でも
 お客を増やしている経営者には共通点があります。

 まず、なにより、熱意をもっています。
 お客を増やそうという熱意。
 何かで1位になろうという熱意。
 絶対負けないという熱意。
 挽回するぞという熱意。

 その熱意があるから勉強を継続することができます。
 勉強の結果、お客が増える戦略を立てることができます。

 「一日何時間も勉強をする」
 そう決めても、熱意がなければ身につきません。

 お客が増える戦略を示されたとしても、
 熱意がなければ実行にうつせません。

 勉強してこなかった人、苦手だった人でも
 熱意があればはじめられます。

 戦略がわからない人でも
 熱意があれば勉強し、戦略を練ることができます。

 熱意が絶対必要条件なのです。


 その点、きっとあなたは、「熱意ならある!」
 そうですよね。
 僕のメールレターの読者なら熱意はあるはず。

 その思いの実行力を高めるために、
 もっとお客を増やすための宣言をしませんか。

 「こうやってお客を増やす!」
 「これで1位になる!」
 「利益性を高めるためにこの仕組みをつくる!」

 内容は自由です。
 あなたなりの宣言をしてみてはいかがでしょうか。


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