6月を迎える前に

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 215
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110530

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   ほんとうにありがとうございます。

   メールを送ってくれたあなたにはもちろん、
   読んでくださっているあなたにも心から感謝いたします。
   それと、昨日は3人クラブセミナーの札幌開催でした。
   満席でとても盛り上がりました。ありがとうございます。


  今日の内容
  *6月を迎える前に(おたより本文)
  *運命にしたがう(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  6月を迎える前に

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★5月9日のメールレター「旅行はツール」を読んだ方からの
 おたよりです。実名
OKの方ですが、僕が勝手に匿名にします。
 あまりにも高萩さんをほめているので、やきもちを焼かせて
 いただきました(笑)それにしても高萩さんって人気ですね。


 さまざまな企業から、同じようにメールが届けられますが、
 分かりにくかったり、机上の空論だったり、
 批判ばかりの評論家のような内容だったりと、
 あまり読む気がしなくなっているのですが、
 村上さんからのものはずっと読み続けています。
 
 何故か?

 多くの出会いから多くのことを学ばせていただくという
 村上さんの姿勢が私の心に響くからでしょうね。

 高萩さんはまだお会いしたことがありませんが、
 「サービスの心得」「サービスの教科書」などは、
 私がいつも手元に置いて、繰り返し愛読しているご本です。

 初めて読んだときに、
 「私の求めているサービスがこれなの!」と感じました。
 さまざまな本を相当数読みますが、
 心に響くことが無かっただけに、驚きでした。
 「旅行はツール」という言葉にも、
 目からうろこが落ちる思いです。
 いつか、是非お目にかかりたい
No1の方です。

 (村上より)
 
Sさん、ありがとうございます。
 高萩さんに、いつか、是非お目にかかりたいのですね。
 承知しました! 高萩さんにお願いしてみます。
 もっとも確実な方法は「3人クラブセミナー」に
 ご参加いただくことですが、あいにく7月
17日の
 セミナーは満席となりました。キャンセル待ち受付です。
 再度、東京で開催を考えています。名古屋、大阪からも
 「開催してほしい」との声をいただいています。
 もう少しお待ちください。


続きを読む...

蒔(ま)く人

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 214
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110526

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   
DREAMS COME TRUE(ドリカム)の歌に
   『
MIDDLE OF NOWHERE』という曲があります。
   (作詞:吉田美和 作曲:吉田美和/中村正人)
   その歌詞にこんな一節が。

   「これだけはわかるよ
    とても簡単なこと
    とても大切なこと
    明日の種を蒔くのは今日なんだ」

   「ひとつだけ確かで
    とても簡単なこと
    とても大切なこと
    明日の種を蒔くのは今日なんだ」

    刈ることはたいへんですが、
    蒔く(まく)ことならできる、と思います。


  今日の内容
  *「蒔く人(おたより本文)
  *毎晩飲む勇気(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  蒔く人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

   若い男は黙ってうつむいたまま
   袋の中に手を入れては、
   何か知らない種子を蒔いていた。

   厚い掌から黄色い種子がぼろぼろと
   こぼれ落ちて、とろとろの陽炎の
   もえている黒土に抱かれる。

   種子を蒔く人、
   さうだ、それを忘れていた。
   例い、刈る時が来なくとも、
   種子を蒔く事にはそれ自身、
   聖なる響がある。
   魂の愉悦がある。

   孔子、佛陀、東洋の聖者たちは悉く
   その蒼い頬に淋しいほほえみを残しながら、
   その事の為に倒れていったではないか。

 
掌(てのひら)、陽炎(かげろう)、
  悉く(ことごとく)、愉悦(ゆえつ)


 「蒔く人・刈る人」という詩の一部です。
 熊本の近代文学館で知りました。

 谷川雁(たにがわ
がん)という人が書いたものです。
 「時代を超えた思想家」と紹介されていました。

 大正
12年(1923)生まれ。
 平成7年まで生き、
71歳で亡くなった方です。

 この「蒔く人・刈る人」という詩を
 谷川氏は何歳のときに書いたかを知り、
 とても驚きました。

 
17歳だそうです。

 熊本五高、のちの熊本大学ですが、
 その五高時代に『龍南』という五高会誌に発表。

 友人はもちろん、周囲の人々を驚嘆させた、と
 近代文学館で紹介されていました。

 谷川氏が描く種子は、おそらく、
 生きていくための食べ物であり、思想であり、
 生きるうえでのよりどころとなるものを
 表していると思います。

 谷川氏の文章に感じるもの、共感するものがあれば、
 この文章の役目は果たしたことになるのでしょう。

 欲張りな僕としては、谷川氏の視点を
 経営にもあてはめることができないかと考えます。

 たとえ刈る時が来なくても、とは考えませんが
 種をまくことそのものに喜びを感じたい。

 種をまくことそれ自身に
 聖なる響きを感じ、
 魂の愉悦を味わいたい。

 種をまきたくなりませんか。
 種をまくことに喜びを感じませんか。

続きを読む...

「人」とは社長

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 213
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110523

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   広島県呉市にある、大和ミュージアムに行きました。
   正式名称は呉市海事歴史科学館。
   素通りしたコーナーもあるのに、
   3時間もかかってしまいました。

   見るもの、読むものが豊富にあると言える一方、
   あれこれいろんなものが展示されている感じも。
   「大和ミュージアムの基本方針」は4つ。
   「大和ミュージアムの方向性」は6つも提示。
   方向性が6つって、全方位?
   たくさん伝えようとする熱意は感じました。


 今日の内容
  *「人」とは社長(おたより本文)
  *あこがれのニッカウヰスキー(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  「人」とは社長

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕のセミナーにご参加した方、あるいは
 僕の自己紹介を聞いてくださった方は
 思い出していただけるでしょうか。

 「こんな時代でも業績がいい会社の特徴」
 という話です。

 いくつかの視点で、その特徴を紹介していますが、
 「社長と社員の勉強4分類」を話すことがあります。

 1 社長がよく勉強し、社員教育もしっかりしている
 2 社長はよく勉強しているが、社員教育はあまりしない
 3 社長はあまり勉強しないが、社員教育はバッチリ!
 4 社長も社員も勉強しない、教育しない

 1番目の会社はとても業績がいい。
 社長も社員も勉強するから当然。

 4番目の会社もわかりやすい。
 社長も社員も勉強せずに業績が上がるのなら、
 世界中の会社が勉強しないはず。

 3番目の会社が、日本の中小企業に多いタイプ。
 多いというより、ほとんどの会社がこの状態。

 社長は一所懸命。どうやって従業員を変えるか、
 どうやって自主的に仕事をさせるかに必死。

 「会社は人で決まる!
人材ではだめ。人財だ!」
 「従業員が変われば会社は変わる!」

 社員をいろんなセミナーに出席させます。
 いくつもの研修に従業員を参加させます。

 「どうすれば売れるか、もっと自分で考えろ!」
 「講師の先生の言うことをよぉく聞き、行動しろ!」

 社員にこうハッパをかける社長がいます。
 そんな社長は、主催者側の僕にこうも言います。

 「ウチの社員を頼みます。鍛えてください」

 社員に期待しているように聞こえますが、
 (オレはわからん。あとは頼んだ)とも聞こえます。

 「とにかく売れる社員にしてほしい」

 社員の成長を願っているように聞こえますが、
 (当社の業績は、この研修しだいだ)とも
……

 セミナーや研修に申し込んでくれるのですから
 主催者側としては、ありがたいことです。

 しかし、外部講師まかせ、外部機関まかせでは
 そう簡単に業績は向上しません。

続きを読む...

売るだけの会社

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 212
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110520

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   北海道の最北端、稚内市。
   昨日の5月
19日、桜が開花しました。
   北海道新聞の夕刊に写真とともに掲載。
   満開になるのは4、5日後とのこと。

   1月7日、沖縄のヒカンザクラが咲き始め、
   4ヵ月半をかけて北の国のいちばん北に到達。
   エゾヤマザクラがようやく
10輪ほどの花を。

   ゆっくりです。地道です。でも確実に北上。
   人より時間はかかるけど、いつかは満開。
   そんな生き方もいいなあ、と。


 今日の内容
  *売るだけの会社(おたより本文)
  *英会話面接で不合格(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  売るだけの会社

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 電話はつながってこそ意味があります。
 会話できてこそ電話の存在意義があります。

 ところが、かけてもかけても通じない

 「ただいま電話がこみあっています」とばかり。

 問い合わせをしたいのですが、
 問い合わせができない。とても困っています。


 コンピュータ周辺機器のメーカーであり、
 販売もしているエレコムという会社をご存じですか。

 4月から5月にかけて、何度も何十回も電話しました。
 「お客様窓口」の「個人のお客様向け」専用ダイヤル。

 「ご購入前」と「ご購入後」に分かれていますが
 クリックすると、どちらも同じ番号。

 購入前の相談に応じてくれるように見えます。
 購入後の不満を聞いてくれるように感じます。

 しかし、それは見せかけ。
 どちらも同じ番号で、とりあえず機械が答えるだけ。

 それでも、どうしても尋ねたいことがあり
 電話しましたが、じつは
20秒ごとに10円かかります。

 「この電話は
20秒ごとに10かかる」
 「電話がこみあっている」
 「このままお待ちいただくか、かけ直してほしい」

 自動的に流れる音声が述べるのは、この3点。
 すぐ切ることが多いのですが、ときどき、
 (少し待てば、電話がつながるかな?)と思い、
 2分、3分と待ちます。

 しかし、つながりません。


 僕はエレコムの製品を平均して月に2万円は買います。
 
CDDVDのケース、ラベルなど消耗品的なものが多い。

 エレコムは商品ラインアップが充実。
 とくにケース類は大助かり。毎月たくさん購入しています。

 それだけに、汚れているケースや不良品を見つけます。

 
DVDのトールケースで、どう考えても
 不良品としか思えないものがありました。

 
10ケースごとに梱包されている製品なので、
 一つひとつ確認して買うことができません。

 仕事場で使おうとして初めて気づいたしだい。

 交換してもらおうとエレコムに送ったのが3月。
 それから電話もメールもファクスも郵便も届きません。

 何度も何度も電話を試みるのですが、
 とにかくつながらない。先へ進まない。

 電話をかければかけるほどお金がかかります。
 交換も電話もすべてあきらめて、
 同じ商品を買うほうがはるかにトク。
 そんな状態になっています。

 ・2ヵ月前に送った不良品を
  間違いなく受け取ってもらえたのか。

 ・おおげさなことは望んでいない。
  不良品と新品とを交換してほしい。

 それを確認し、伝えたいだけなのに
 どうしても電話が通じない。

 メールアドレスが案内されているわけでもなく、
 電話しか方法が示されていないのです。

続きを読む...

ひまなとき

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 211
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110518

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「山路(やまみち)を登りながら、かう考へた。
    智に働けば角が立つ。
    情に棹させば流される。
    意地を通せば窮屈だ。
    兎角(とかく)に人の世は住みにくい」

    夏目漱石の『草枕』の冒頭です。
    時間があったので熊本近代文学館へ。
    そうそう、漱石は四国の松山中学から
    熊本の第五高等学校(熊本大学)へ。
    草枕は熊本時代の作品でしたね。
    この冒頭、一文が短くて好きです。


 今日の内容
  *ひまなとき(おたより本文)
  *第2希望は旅行会社(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ひまなとき

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「ひまなとき、何をなさっていますか?」
 と尋ねられたら、あなたはどう答えますか。

 いつもヒマな状態に近い僕は、
 少しカッコをつけて言いたいセリフがあります。

 「そうですねぇ。時間があれば本を読みます」

 現実は違います。居眠りです(笑)
 ひまじゃなくても居眠りしています。

 セミナー講師の依頼をいただき、
 各地を転々としているからでしょう、
 「お忙しいですね」
 「北海道にいるときは何を?」
 といったことを聞かれます。

 そのたびに思い出す話があります。
 今年の正月以降、ずっと気になっている話。

 これから、ある方のブログを紹介します。
 多くの人がご存じの方の奥さまのブログです。

 
2011年1月2日に書かれた、
 
暇(ひま)な時がテーマです。

 「ドラッカー先生」も登場します。
 一読の価値あり、というブログです。


 (ここから)

 皆様明けましておめでとうございます。
 今年はうさぎ年。心もかるく身も軽く、
 ピョンピョンはねていやな事をふっ飛ばし
 笑顔の年にいたしましょう。

 昨夜(元旦)の大雨もすっかり上がり
 今朝は一転日本晴れ。
 気温は0度と冷え込んでいるものの空気が澄み、
 お日様がキラキラ輝いています。
 今日(
1/2)から仕事始めの主人は、
 マンションの書斎へと7時
30分出かけて行きました。

 毎年主人との初詣では、かれこれ
30年続いてます。
 それにしても昨夜のようなどしゃ降りの
 雨の中の初詣は今までになかった事です。

 自宅から天満宮までは約2キロあまり。
 いつも歩いて行きますが
3040分かかります。
 今年はどしゃ降りの雨となりました。

 正月三ケ日で
200万人を越すという
 学問の神様の天満宮。
 時間の節約をかねて私達の初詣では
 いつも夜6時頃から出かけます。

 天満宮に着くまでに主人の靴の中は洪水のように
 ビッショリと水びたしになりました。
 「人生にはこんな時もある」と強がっていましたが、
 ここだけの話、靴を買いに行く暇がないのです。

 失業中、靴を買うお金が無くて
 底に穴の開いた靴を履いて雨でビショビショになり、
 靴を脱ぐことが出来なかった事等々話しながら、
 無事に天満宮に着き参拝をすませました。
 いつもの店で甘酒を飲んでほっと一息つき
 帰ってまいりました。

 話は前後しますが、元旦のお昼、
 お雑煮を食べながら主人はビールでほろよい加減、
 いきなりこんな事を言いました。

 以前ソニーの盛田会長がドラッカー先生に
 「ところであなたは暇な時は何をなさって
  いらっしゃいますか」とたずねた時、
 ドラッカー先生は何と答えたか
 言ってごらんと私に聞きました。

 いろいろと考えをめぐらしていると、
 ドラッカー先生は「暇とはどういうことですか」と
 反対に質問されたそうです。

続きを読む...

アゼルバイジャンの青年

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 210
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110516

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   広島でマジシャンのような社長に会いました。
   
14日の土曜日、広島でセミナーをおこないました。
   「ありがとう絵ハガキ」といえば「広島の柳生さん!」
   と言われるほど、知名度があがってきた柳生大介さんが
   主催。フェイスブックで募集。けっこう集まるものです。

   セミナーのあとの懇親会がおひらきとなり、
   2次会でも楽しくておいしい酒を飲み、
   ホテルに入ったのは日付がかわるころ。
   部屋でバッグをあけると、あれ? うん?
   そのセミナーの参加者からのハガキが


   差出人の名前をみて、すぐに顔を思い出しました。
   「今日も明日も絶好調!!」と名刺に書いている
   有限会社大蔵笑(おおくらしょう)の社長、
   仲本真悟さんが書いてくれたハガキです。
   ハガキ一枚で、また広島に来たくなりました。


 今日の内容
  *アゼルバイジャンの青年(おたより本文)
  *多くの人に会える会社(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  アゼルバイジャンの青年

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 2月
24日、このメールレターで
「エルトゥールル号の遭難」を書きました。

 アメリカで仕事されている岡田さま、
 富山県高岡市の野村さまから教えていただき
 エルトゥールル号の遭難の話を紹介しました。

 とても多くの方がこの出来事をご存じでした。

 「知ってます!」
 「思い出しました」
 「そういえば学校の授業で


 たくさんの方からメールをいただきました。
 そのなかに、こんなメールも。

 「アゼルバイジャンの青年の話をおぼえてますか?」

 ギブアンドギブの運動をしている、あの志賀内さん、
 志賀内泰弘さんが思い出させてくれました。

 かなり前のことですが、雑誌の連載原稿として
 志賀内さんに書いていただいたものです。

 久しぶりに読み返しました。
 読んでよかったと思います。

 お節介でごめんなさい。
 僕がいいと思ったものをあなたにも。

(ここから)

 「アゼルバイジャンの青年」
             志賀内泰弘

「もういいですよ。お気遣いは」
 会うたびに、「あなたのおかげです」と
 言ってくれる知人がいます。不定期に、
 お菓子などの贈り物が届きます。

 何年も前に、ほんのちょっとだけ、
 その人が苦しんでいた時に話を聞いて
 あげただけなのに、いつまでも恩義に
 感じていてくれるのです。
 恥ずかしくて、戸惑うほどです。
 でも、そういう人だからこそ信頼ができる。
 生涯付き合っていきたいと思う人です。

 さて、「世界の子どもにワクチンを」という
 認定
NPO法人があります。
 ポリオやはしかなどの感染症にかかって、
 毎日約四千人の子どもが亡くなっています。
 でもワクチンさえあれば、命を救えます。
 そんな発展途上国の子どもたちにワクチンを
 贈り続けている民間の国際支援団体です。

 その「世界の子どもにワクチンを」日本委員会の
 チャリティーパーティに参加した時のことです。
 理事長の細川佳代子さんの、こんなスピーチに
 心ひかれました。

 時は遡り、ソビエト崩壊直後のことだそうです。
 細川さんは、仕事でロシアの空港に降り立ちました。
 ところが、国そのものの行く末を案じるかのように、
 空港内の照明の半分が消えており薄暗い状態。
 異国の地ということに加えて、不安な心を抱いて
 重い荷物のカートを引き、長い長いデッキを歩いて
 いました。その時です。近づいて来た一人の青年が、
 パッと細川さんの荷物を奪いました。
 「あっ、盗まれる
!」と思いました。
 ところが、その青年は立ち止まり、
 こんな話をしてくれたといいます。

 「私は、アゼルバイジャン人です。あの時、
 日本は私たちの国に援助をしてくれました。
 ぜひ、そのお礼がしたかったのです。でも、
 私には何もできません。ずっと、そう考えていたら、
 重い荷物を引きずっている日本人のあなたの姿を
 見つけました。あの日のお返しがしたくて、
 思わず駆け寄ってしまったのです」と。

続きを読む...

名前を呼ぶ理由 名前を呼ぶ理由

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 209
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110513

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   僕が、出たかったセミナーがあります。
   受講者としてではなく、いっちょまえに講師として
   参加したかったチャリティセミナーです。
   5月
16日〜6月16日まで、平日の夜はほぼ毎日!
   毎回、講師は替わります。もちろんテーマも。

   講師はすべてボランティアで登壇。
   参加しやすい価格の理由は、講師料がゼロのうえ
   会場も無料で提供してくださるからです。

   すべて名古屋で開催。協力したいのですが、
   日程が合わなくて
。残念。
   講師とテーマ、ぜんぶおすすめですが、なかでも
   5月
16日(月曜日)の酒井英之さんはイチオシ。
   僕が尊敬するコンサルタントのひとりですから。

   趣旨に賛同しています。ご参加のご検討を。
   がんばろう日本!東日本大震災復興支援
   なごや絆プロジェクト
   チャリティセミナー『気づき塾・学び塾・つながる塾』
   
http://www.007nagoya.com/charisemi/index.html


 今日の内容
  *名前を呼ぶ理由(おたより本文)
  *出会い多く、深く付き合える仕事(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  名前を呼ぶ理由

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 4月
17日の夜、浜松町での会話を再現します。
 ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツの
 高萩徳宗(たかはぎのりとし)社長との会話です。

 ほかにホワイトベースの小串(おぐし)社長、
 さかもとこーひーの坂本孝文社長なども
 その場にいらっしゃいましたが、
 高萩さんとのやりとりのみを誌上再現。お聞きください。


 村「僕の知っている社長が、婚約者と一緒に、
   有名店○○○○に行ったんです。○○○○知ってます?」

 高「○○○○さん、ハイ、知ってますよぉ!」

 村「予約していたから入口で名乗ったんですが、
   その時点で名前を間違われてしまったんですね。
   岡田社長なのに『岡本さん』って言われてしまった」

 高「『お待ちしておりました。岡本様』って言われたと。
   聞き間違えたか、手元の予約リストを見間違えた

   まあ、そのあたりの初歩的ミスですね」

 村「ええ。それで結局、店を出るまで違う名前で
   呼ばれ続けたんですって。ひどい話でしょぉ。
   超有名店ですよ。○○○○は。なのに、そんな
   ことがあるんですねえ。びっくりしましたよ」

 高「村上さん、実はですね、僕は○○○○へ
   かれこれ7、8回は行っているんですよ」

 村「え!
あの高いお店に(笑)さすが高萩さん。
   僕は行ったことがないんです」

 高「実はですねぇ、僕も名前を間違われました!
   『いらっしゃいませ。たかおぎさん』って」

 村「萩(はぎ)と荻(おぎ)の区別が
   つかなかった?」

 高「読めなかったんですね。漢字を」

 村「で、最後まで『たかおぎさん』と?」

 高「ええ。それどころか、ごていねいに、
   店内には私の本まで飾ってある。
   ありがたいんですが、たかおぎさん(笑)」

 村「料理を持ってきて『たかおぎさん、どうぞ』と」

 高「インカムありますでしょ。イヤホンと
   マイクが一緒になった、あれです。
   入口で誰かが『たかおぎさんがご来店』と
   話すと、店内すべてのスタッフが瞬時に
   把握するんです。たかおぎさんが来店したと」

 村「スタッフ全員が『たかおぎさん』と
   呼び続けるわけですね」

 高「完ぺきなはずの仕組みが、ちょっとした
   ことで狂うとたいへんなことになってしまう。
   インカムは便利ですが、インカムに頼るのは
   危険だということです。そう思いませんか」

 村「インカムで、だれかが名前を言ってくれるのを
   あてにするんじゃだめなんですね」

 高「ええ、はっきり言えばインカムに頼るな!
   ってことです。それより7、8回来ている
   お客なら名前をおぼえるべきです。名前を
   言えばいいってものではありませんよね。
   仏つくって魂入れずではだめってことです」

 村「そうですよね! そうだそうだ。7、8回も
   行ってるんですから名前をおぼえてほしい」

 高「お客さまの名前を言うというのは、そのお客の
   名前を知っている、つまりおぼえているうえで
   気持ちをこめて呼びかけるものですよね。
   インカムで耳にした名前を、ひとつの記号として
   呼びかけるときに口にしたって、気持ちは伝わり
   ませんよね。インカムをはずして名前をおぼえる
   努力をしたほうがよっぽどいい」

続きを読む...

選ばれる2番目の理由

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 208
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110511

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   いつもありがとうございます。
   本当にありがたいことに、セミナー講師として
   各地にお招きいただく回数が増えてきました。

   セミナーや勉強会で受講者に会うと、
   「いつもメールレターを読んでます!」と
   おっしゃってくださることが増えました。
   うれしく、楽しく、はずかしく。

   セミナーを聞いてくださったお礼に
   ハガキを書いていますが、じつは、
   4月中に書いて、まだポストにいれていないものが
   数十枚あります。カバンにいれたまま。
   切手をはって、あとで出そうと思いながら、
   5月の中旬にさしかかりました。

   桜の写真のポストカードなのです。
   今日、出します。受け取った方、
   いまごろ!? 遅い! と驚いてください。


 今日の内容
  *選ばれる2番目の理由(おたより本文)
  *こそくな就職観(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  選ばれる2番目の理由

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 この頃、セミナーに招かれて
 いろんな町へおじゃましています。
 ありがとうございます。

 以前から、取材のために毎月1、2回は
 北海道と本州を行き来していました。

 取材に加えてセミナーや勉強会に参加となると
 旅行代理店にお世話になる回数も増えます。

 「早割」や「旅割」などで空の便を予約したり、
 「楽天トラベル」などで宿の手配をしたりするのは
 ネット上で完結します。

 ただし、1、2ヵ月前に予定を早く決めればのこと。
 だいたいは出発
10日前になって、あわてます。

 飛行機とホテルがセットになったパック商品を
 代理店のカウンターで購入することがほとんど。

 おかげさまで僕は安心。
 ところが、心配に思うこともあります。

 旅行代理店を利用させていただいて思うのは、
 ホントにこれで儲かるのか? ということです。

 安い航空券を1枚売って、いくらの手数料なのか。
 ビジネスパックといった商品を売って、
 その代理店にいくらのお金がバックされるのか。

 小さな会社はもとより、中堅規模でも
 つぶれていくのですから、
 きっと儲からないに違いありません。

 少しでも利益が生じる仕組みを狙い、
 わずかでも利益を生み出す商品をつくる。

 1人でも多くのお客を呼び込もうと
 他社より
100円でも安い商品を企画する。

 だから、なおさら儲からなくなり(笑)
 (笑ってすみません。でも、書いていて
  ほんとうに笑ってしまったのです)
 さらに安い企画で挽回を試みる
……

 僕が行きつけの(おおげさですが)代理店は
 とても優秀なスタッフがカウンターにいます。

 「こっちのパックのほうが安いですよ」と
 教えてくれるし、発券作業など仕事も早い。

 だけど気の毒に感じます。
 両隣のお客はあれこれ文句をつけ、
 「もっといいホテルはないのか!」
 などと、ないものねだりを言っています。

 ストレスはたっぷりもらえるけど、
 利益はほとんどもらえないのが旅行業界?
 いったいどうなってるんだ? って思っていました。

 だから、最近、うれしいんです。
 高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんから
 旅行業界の実態を教えてもらえるからです。

続きを読む...

旅行はツール

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 207
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110509

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   毎年、うまいことにきれいな桜を味わってきました。
   いつも楽しみにしていたのは、ある町の
   斜め道路に面したお屋敷の見事な桜。
   いつもめぐりあえたのは、いろんな土地の
   城の境内に枝振りよく咲き誇る美しい桜。
   しかし、今年はめでることができませんでした。

   北海道はいま、五分咲きというところ。
   うっかりすると、またたくまに散ります。
   が、北海道の桜はこれからですので、
   桜の写真のポストカード、今週出しても
   許されるでしょうか。


 今日の内容
  *旅行はツール(おたより本文)
  *書いてもいないのに(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  旅行はツール
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「もっとも多くの人間を喜ばせた者が
  もっとも大きく栄える」


 そうかもしれません。
 いや、そうでなければなりません。

 当たり前のことを言っているように
 感じますが、あなたはどう思いますか。

 人を喜ばせた人は、結局、
 人に感謝され、慕われ、報われるでしょう。
 報われなければなりません。

 しかし現実はどうか。
 もっとも大きく栄えている会社は、
 必ずしも多くの人を喜ばせているわけではない。

 偏屈な僕には世の中がそう映ります。
 あなたは、どこかの会社を思い浮かべたでしょうか。

 残念なことに、人を喜ばせているからといって
 その人、その会社は栄えるとはかぎりません。

 大事なことは、
もっとも喜ばせること。
 だれよりも、どこよりも人を喜ばせる人が
 もっとも大きく栄えるということですね。

 だから私たちは、もっと喜んでいただけるよう
 よりよい商品とサービスを追求しなければなりません。

 「もっとも多くの人間を喜ばせた者が
  もっとも大きく栄える」

 徳川家康が言った言葉とされていますが、
 その家康の命日、4月
17日に
 高萩徳宗(のりとし)さんはこう言いました。

 「旅行はツール。目的はほかにあります」

 徳川家康の生まれかわりというわけでは
 ありませんが、偉大な人物であることに
 かわりありません。高萩さんは。

 その高萩さんが言った言葉の意味は重い。

 「旅行はツール。目的はほかにあります」

 ベルテンポ・トラベルアンドコンサルタンツ
 という社名に「トラベル」とあるとおり、
 旅行の相談、企画、手配、添乗をお世話する
 旅行会社の代表者です。高萩さんは。

 にもかかわらず、「旅行はツール」と高萩さん。
 商品は旅行ではないと言っているのです。

 ベルテンポは旅行を売っているわけではない。
 ベルテンポの商品は旅行ではない。

 ベルテンポのお客は、旅行に来ているのではない。
 ベルテンポのお客は、旅行という商品を
 買っているわけではない。

 だからベルテンポは他の旅行会社と競合せず、
 他の旅行会社より高い価格でも堂々と提示し、
 高い価格でもお客は喜んでお金を払います。

続きを読む...