お客が増えるハガキ世話人

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 320
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・23

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  日本一お客が多い「かき氷屋 琉冰(リュウピン)」の
  宜野座勝哉社長より、おたよりをいただきました。
  「今年は、私共の力量以上にお客が増えています」と。

  あえて書かせていただきますが、
  “かき氷屋さんなのに”、全スタッフが
  経営の勉強を積み重ねているのですから当然。

  かくして勉強を続ける会社はお客が増え続け、
  増えるお客にさらに喜んでいただくために
  勉強を“続けざるを得ない”ようです。

  お手紙以外の贈り物も、ありがとうございます。

  

      
  今日の内容
  *お客が増えるハガキ世話人(おたより本文)
  *お人好しすぎる営業社員(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   お客が増えるハガキ世話人

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お客が増えて、ありがたい反面、
「増えすぎて心配」という経営者もいます。

うらやましいというか、
ぜいたくというか、
ねたましいというか(笑)


お客が増え出すと、

お客の管理がむずかしくなり、
お客と会う回数が少なくなり、
お客の要望に応えにくくなる。

たしかにその可能性があります。

お客との関係性を弱めることがないよう
対策を立てて、実行すればいいのですが
「顧客維持対策」は後手にまわりがちです。


しかし、クオリティライフの能登清文社長は
“お客との面会”を減らしませんでした。

次々と既存客からお客の紹介をいただき、
次々と保険の契約が決まっていきます。

紹介が増えると、打ち合わせが増えます。
対象が個人でも法人でも、
お客が増えると忙しさが増します。

車を買った。
車で事故を起こした。
病気になった。
住所が変わった。
保証内容を変更したい。


「ご契約いただいたお客さまの
 生涯の担当者でありたい」

そう願う能登さんにとって、
お客と会う機会が減ることは
なにより不安であり、さびしいことでした。

「会えない時間がぁ
 愛 育てるのさぁ
 目をつむればぁ君ぃがいるぅ」

という、安井かずみ氏が作詞、
筒美京平氏が作曲した歌は
あくまでも郷ひろみ氏の歌の世界。

お客は、会わず、何も連絡をしなければ
心の距離は遠ざかっていきます。


そこで能登さんは、“間接的に会う”方法を
実践しています。ハガキです。

誰もが知っている方法であり、
おそらく誰もが「出したほうがいい」と
思いつつ、多くの人が続かないハガキ。

ここ数年、能登社長はハガキを
書き続けています。

能登社長に確認せずに書きますが、
たしか昨年は、年賀状以外に
4000枚近くのハガキを書いています。

すみません。
もっと多かったかもしれません。
ハガキの枚数は。

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営業しない保険営業

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 319
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  「お客が増える!」の取材を始めたのが2008年。
  取材してから4年を過ぎた事例が増えてきました。
  そろそろ「追加取材」を開始します。

  それから3年、その後、お客は増え続けているか。
  あれから4年、仕組みはどのように堅固になったか。
  まもなく5年、占有率はどこまで上がったのか。

  僕の取材先に業績不振会社はありません。
  やはり、売上よりお客の数なのです。

  

      
  今日の内容
  *営業しない保険営業(おたより本文)
  *レベルが低いトラブル(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   営業しない保険営業

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父親が亡くなり、母親が残り、
母親の老後を心配したことがきっかけで
人生やお金の使い方を考える。

このような状況にあてはまる人は
きっと大勢いるでしょう。

滋賀県草津市の能登清文さんも
そのひとりでした。

「64歳で父が突然亡くなり、
 母が受け取る年金が半分に減りました。
 母親の今後の生活を考えると、老後の
 保険は大切だと痛感しました」


能登さんはキーエンスを退職し、
保険会社のアリコで働き始めました。

当時、アリコジャパンの保険に入っており、
能登さんの担当者がファイナンシャルプランナー
でした。その縁でアリコを選んだというわけです。

まわりの人は反対しました。
辞める理由が、あまりにも
“サラリーマンらしくなかった”からです。

まもなく部長。
仕事に不満なく、
職場に不満なく、
上司にひきとめられ、
社長にひきとめられ、
それでも、
「お金のことを勉強したい」
「老後の人生を考えたい」
と言って辞めました。

超一流企業、キーエンスの高い年収と
超優良企業、キーエンスの高い将来性を
手放し、ゼロからのスタートとなる
保険会社に転職をしたのです。

36歳、周囲に反対された転職です。
能登さんはがんばりました。

毎月10件以上の契約を18ヵ月間続け、
全国表彰されるまでになりました。

その後、保険会社を移り、
支店長も経験し、現在独立。
株式会社クオリティライフの代表。

保険会社を辞めて独立するということは、
お客ゼロからのスタートです。

保険の営業をする人がみな同じ条件。
商品の差別化は困難な仕事です。
能登さんもこう言います。

「保険という商品だけで決定的な差別化を
 はかるのはきわめて困難です。増えつつある
 保険代理店のなかで、お客さまに選ばれる
 商品力を保険以外に備えなければなりません。
 私の場合、相続や事業承継のサポート、あるいは
 コンサルティングに焦点を定めました」

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漬け物で変わった人生

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【今日も元気に お客が増える!】 318
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  8月にはいってから3日間、企業研修。
  各部門が目標を掲げ、お客増大計画に取り組み始めました。

  岡山でハガキの一日勉強会。終了後、受講者が宣言。
  期限を設け、「一日3枚書きます!」「1000枚書きます!」

  福井で非売三原則の事例勉強会。個人客対象の事例でも
  法人対象の企業経営者が納得。「自社にあてはまる!」と。

  東京で定番化を目指している2人クラブ。相当、経営の
  勉強を重ねている経営者ばかりが参加。不変の法則。
  主催者、参加者のみなさま、ありがとうございます。

  経営相談依頼があり青森へ。前日に到着し、初めて
  五所川原(ごしょがわら)駅に降り立つ。
  立佞武多(たちねぷた)というお祭に目をみはる。
  
http://www.tachineputa.jp/festival/
      
  今日の内容
  *漬け物で変わった人生(おたより本文)
  *お客は助けてほしい(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   漬け物で変わった人生

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「ワセダに入って中退したい」

いま思うと、親不孝な考えをもっていたものです。
始めから中退するつもりで大学へ行きたいと
考えていたのですから、親泣かせ、非常識。

学校は、卒業するつもりで受験、入学するもの。
実際、中退を前提に受験したという人に、
これまで会ったことがありません。

ともかく、中退するかどうかを問わず、
まずは受験しなければなりません。問題は、
「ワセダに行きたい」と親に言えないことでした。


私立大学って入学金や学費が高いからなぁ…。
ウチは貧しいから、学費や仕送りが大変だよなぁ…。
親にしてみれば、国立大学へ進んでほしいに決まってるよなぁ…。

どうしても「ワセダに行きたい」と言えない。
やはりここは国立大学を受験するしかない。
しかし、受験して、合格してしまうのはまずい。
合格しちゃうと、国立大学へ行かなきゃならなくなる。


どこまでいっても親不孝な僕は、
共通一次試験を受け、二次試験で落ちました。
合格しないように“手を抜いた”のです。

ワセダに行く方法は、一年かけて考えよう。
まずは、ワセダ以外の大学へ行かないことが重要だ…。


いま思い返すと、本当に、本当に僕は愚か者です。

「村上が愚か者だって、そんなこと知ってるよ」
と、笑っている方が大勢いることでしょう。

でも、愚かかどうかは自分ではわかりません。
愚かなことをしているときは、
自分の愚かさに気づきません。
人が人に対して、あいつは愚かだと思うのでしょう


愚かな考えに支配されていた僕は浪人し、
翌年、再度、受験シーズンを迎えました。

そしてまた、同じことをやってしまったのです。

選り好みをしなければ、
国立大学へ入ることができるのに、
行かないという道を選択しました。

念のために申し上げますが、
自慢しているわけではありません。
ばかな人間のばかな過去を白状しているのです。

またもや浪人です。
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無謀な将来計画

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 317
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・01

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  7月も、いつもお世話になっている方々に、やっぱり
  お世話になりながら、猛烈な速さで時間が過ぎています。
  東京では高額セミナーに30名近くの参加者が。
  中川式賃金研究所、中川清徳先生の主催だからです。

  同じく東京で、エコル株式会社の日吉俊行社長にお世話になりました。
  ビルメンテナンス協会のみなさんが40名近く。超勉強熱心。

  滋賀県草津市では、僕としてはめずらしいスタイルのセミナー。
  株式会社ジェイジェイエフの志村保秀社長と2人で登壇。
  取材先社長が“自社の欠点”を話し、僕が“欠点を補足”。
  初めての体験です。志村社長に拝謝します。
  
  姫路ではまたまた山田一美先生にお世話になりました。
  2人クラブセミナーの運営では万謝の念でいっぱいです。

  岡山では経営計画フォロー勉強会。六時クラブの主宰者であり
  続研岡山を運営する田口太彦さんに心から感謝しております。

  再び草津では、全3回の講義を受講した約20名に、
  お客が増えるハガキを書こうセミナーの修了証書を授与。

  会場を提供し、運営を担ってくださるビイサイドプランニング社、
  永田咲雄社長と、クオリティライフ社長であり、
  お客が増えるハガキ世話人の能登清文社長に深謝いたします。

  ほかに企業研修、商工会研修でお世話になりました。
  受講者のみなさんにも申しあげます。ありがとうございます。
      
  今日の内容
  *無謀な将来計画(おたより本文)
  *「優秀な営業ですよね」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   無謀な将来計画

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あなたの中学時代は、いい思い出でいっぱいですか。
「中学時代」という文字を目にして、あなたの脳は
どんなことを思い出したのでしょうか。

思い出すなら、楽しかったことやうれしかったことがいい。
知らないうちに笑みが浮かんでいるような思い出がいい。

そう思うのですが、僕は、いつまで経っても
楽しくない出来事ばかり思い出します。
しかも、つまらないことばっかりなのです。

たとえば…。

ある日、森の中を通って家に帰るとワキが痛い。
ダニにかまれていたのです。どうでもいい話でしょ。

ある日、担任の先生が「家庭訪問」でウチに来て、
「村上君の成績が落ちたのは、だれか
 女の子とつきあっているからじゃないでしょうか」
と、根も葉もない話を母親にしたこと、とか。

小学校では一番だった成績が、中学校では学年10番台に
下がってしまい、その原因がわからなかったこと、とか。

成績が落ちたのは勉強しなかったことが理由ですが、
そんなこともわからないほど頭が悪かったわけです。


ひとつだけ、中学時代に前向きなことを決めました。
「将来、作家になる」と決心したことです。

僕の頭の中には、とんでもない作家像ができました。

早稲田に入る。できれば夜学。親からの仕送りが途絶え、
アルバイトをするが、酒代に消え、やがて中退。
田舎者ゆえの劣等感と見栄に苦しみ、貧しさを憎む。

書いても売れず、酒を飲んでばかり。
書きたいものを書いても金にならず。
食うためには意に添わないものを書き、
自己嫌悪に陥る日々が続く。
無頼(ぶらい)で孤独で硬派で泣き虫。

そんな物書きになるには
高校へ行き、大学に入り、
中退しなければなりません。

ただし、親には言いませんでした。
「大学を中退するつもり」なんて言えません。
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