メールレター

新年ありがとうレター

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 405
 
 
このメールレターは、
お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。
 
 
無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
 
 
ただし、
「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
であることを必ずご記入ください。
かつ、気前よく全文まるごと転載をお願いします。
 
  
  
はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上やいびーん。
  
(訳)
みなさん、ごきげんいかがですか。
村上でございます。
  
  
  
  
平成30年、西暦2018年、1月1日になりました。
 
 
昨年はたいへんお世話になりました。
ありがとうございます。
 
 
 
顧問先のみなさま、ありがとうございます。
 
 
コンサル先のみなさま、ありがとうございます。
 
 
「お客が増える!」をお買い求めくださったみなさま、
ありがとうございます。
 
 
セミナーを受けてくださったみなさま、
ありがとうございます。
 
 
研修を受けたみなさま、ありがとうございます。
 
 
毎月の勉強会のみなさま、ありがとうございます。
 
 
毎月の経営塾のみなさま、ありがとうございます。
 
 
毎月の読書研究会のみなさま、ありがとうございます。
 
 
メールレターを読んでくださったみなさま、
ありがとうございます。
 
 
仕事をくださったみなさま、ありがとうございます。
  
 

  
 
小さい頃から、お寺や神社で
「お願い」をしていました。

 
「合格しますように」とか、
  
「健康な一年でありますように」とか、
  
「好きな人とたくさん話ができますように」(笑)とか。
 
 
 
願いをかなえてもらったことが
ほとんどありません(笑)
 
 
お願いが多すぎたためか、
 
欲深く、身勝手すぎるお願いだったためか、
 
お賽銭が少なすぎたためか、
 
理由はわかりませんが、
願いはかなえられませんでした。

 
 
かなり年齢を重ねて知りました。
 
 
お寺や神社は、お願いをするところじゃない。
 
お願いを神様にするのではない。
 
 
では、なにをするところなのか。
 
神様になにをすればいいのか。
 

 
 
感謝を伝える。
 
 
お礼を申し上げる。
 
 
自分の考えを伝える。
 
 
宣言する。
 
 
おはらいをしてもらう。
 
 
 
 
そうですよね。
 
神様も、
仏様も、
僕のわがままにつきあっていられませんよね。
 
 
いつからか、お寺でも神社でも
お礼を述べています。口に出さず。
 
 
 
大勢のお客と出会えたことに
ありがとうございます。
 
 
たくさんの仕事と出会えたことに
ありがとうございます。
 
  
こうやって元気に仕事ができることに
ありがとうございます。
 
 
こんな出会いがあったことに
ありがとうございます。
 
 
こんなうれしいことがあったことに
ありがとうございます。
 
 
 
 
四国八十八箇所お遍路を始め、
ああそうか…と気づきました。
 
 
神様にお願いをするのではなく、
神様に感謝の気持ちを伝えよう。
 
 
だから「お客さまは神様」というのか…。
だからお客さまにお願いをするのではなく、
感謝の気持ちを伝えることが大切なのだと。
 
 
  
昨年一年、そして昨年まで
ありがとうございます。
 
本当にありがとうございます。

 
 

すべての人にひとしく新しい年が訪れました。
 
元号や西暦の区切り上、
すべての人が一斉にスタートを切りました。
 
 
今年もきっとたくさんのお客と仕事に
出会えると思います。
 
 
僕にしかできない仕事を
精一杯、
一所懸命、
気持ちをこめてやります。
 
 
 
ありがとうございます。
 
 


   
904-0301
沖縄県 中頭郡 読谷村 座喜味3170 4F
(「なかがみぐん よみたんそん ざきみ」
お客が増える★プロダクション  村上 透
  ↓
郵便物はこれで届きます。
  ↓
904-0301
座喜味3170 4F
村上 透
 
 
配信停止依頼もご遠慮なくどうぞ。
配信停止依頼に慣れています(笑)
 
 
 
あなたのお客さまがもっともっと増えますように。
あなたのお客さまのお客さまが一人でも多く増えますように。
好きな人、愛する人がたくさん増えますように。
 
気持ちを込めて祈っています。心より。
 
 
お客が増える★プロダクション   村上 透
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あきらめないからチャンスが訪れる

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 404
 
 
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はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上やいびーん。
  
(訳)
みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。
村上でございます。
  
  
  
  
「歩きお遍路」をしています
  
と前号のメールレターで申しあげました。
 
 
驚かせてしまったようでごめんなさい。
 
 
 
 1400キロも歩くんですか!
 
 心臓病じゃなかったですか?
  
 足、大丈夫ですか?
  
 驚きました! 村上さんらしい。
 
 きっと達成できると思います。
 
 
と心配してくださったり、
励ましてくださる方が多数。
 
 
ありがとうございます。
 
 
 
 歩きお遍路? ヒマなんですか?
 
 お遍路のあいだは禁酒ですか?

 もしかして禁酒してます?
 まさかね。
 
 仕事しなくていいんですか?

 もっとセミナーやってほしいです!
 
 
とお遍路に関心のない方もいます(笑)
 
 
やりたい仕事だけやった一年です。
したい仕事だけした一年です。
 
 
一方、お世話になっているにもかかわらず、
会えずじまいになった方がたくさんの一年でもあります。
 
お世話になるばかりで、
なにもお返しができなかった方が大勢います。
 
お世話になるばかりで、
なにも役に立てなかった方が何人もいます。
 
 
仕事関係にかぎりません。
 
弟には今年も会えませんでした。
 
 
 
思いのまま生きていますが、
思うようにいかないこともたくさんあります。
 
しかし、12月31日の今日、
こうしてメールレターを届けることができるのは
間違いなく幸せなことです。
 
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店の都合かお客の都合か

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 403
 
 
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はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上やいびーん。
  
(訳)
みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。
村上でございます。
  
  
  
  
「歩きお遍路」をしています。
  
四国八十八ヶ所の札所(ふだしょ)を
歩いてまわるお遍路です。
 
 
「四国を一周ぐるりと囲むように点在する
 弘法大師空海ゆかりの八十八の札所寺院」と
 四国八十八箇所霊場会公式ホームページに説明されている、
 お遍路です。
 
 
1400キロメートル歩くことになります。

  
歩き方は2通り。
 
ひとつは、「一気に歩き通す」。
平均して40日から50日で歩き通すそうです。
 
もうひとつは、「少しずつ区切って歩く」。
人によって所要日数は変わります。

  
僕は、少しずつ歩く「区切り打ち」をしています。
 
2016年の11月に数日。
2016年の12月に数日。
2017年の5月に数日。
2017年の11月に数日。
 
 
現在、徳島県の1番札所「霊山寺」から、
高知県の36番札所「青龍寺」まで歩きました。
 
 
始める前は心配していました。

  
歩けるかどうか…、
歩けないんじゃないか…。
 
筋力がものすごく劣っているからです。
脚力があまりにも衰えているからです。
 
 
からだのことはプロに頼るにかぎります。

鍼灸の分野は宮崎県の「おすず治療室」。
整体の分野は沖縄県の「元氣サポートルーム kokokara」。

  
昨年、お遍路を始める前、kokokara(ここから)の
照喜名弘彦(てるきなひろひこ)さんに相談。

  
「1400キロ歩ける足がほしい。筋力をつけたい」と。
 
 
驚きました。
 
 
“断られる”とは思っていなかったからです。
 
 
「どうしてもとおっしゃるんなら、
 筋力をつけるトレーニングをします。
 が、おすすめしません。
 おそらく、いまの状態で筋トレをしても、
 1400キロ歩ける脚にならないと思います。
 筋トレの前に大切なことがあります。
 そこから始めてはいかがですか」
 
 
という主旨のアドバイスをいただきました。

 
だから、断られたわけではありませんね。
逆提案してくれたという感じですね。
 
 
僕の掲げた目的を果たすために、
最適と思われる提案をしてくれたのです。
 
 
結局、筋トレはしていません(笑)
「筋トレの前に大切なこと」をしただけ。
 
それで高低差600メートルなどの山を登り降りして、
一日25キロ歩いたり、
峠を越えて一日40キロ歩いたりしています。
 
必要もないのにMacを入れた思いザックを背負いながら(笑)
 
 
 
「筋トレの前に大切なこと」を教えてもらい、
ああなるほどと思いながら歩いています。
 
 
戦略が整っていないのに、
戦術の腕をあげようと思うのはいけません。
 
会社のあり方を定めていないのに、
経営のやり方だけでうまくいきません。
 
戦うことばかりではなく、
戦わずに勝てる方法も考える必要があります。
 
 
照喜名さんから、
こころと、
からだと、
経営のやり方を教わりました。
 
 
ちからを入れることばかり考えていた僕ですが、
ちからを抜くというか、
よけいなちからを入れないようにすると、
よりちからが出させるというか…。
 
これ、経営に必要なことだと痛感しています。
 
 
僕は照喜名さんに救ってもらい、
歩きお遍路を続けていられます。
 
 
あなたにも知ってほしいのですが、
僕ではうまく説明できないので(笑)
一緒にセミナーをすることにしました。
 
経営者はこれから、
こんなテーマが不可欠だと思います。
 
 
http://www.okyakugafueru.com/colum/20171211_seminar.html
 
11月30日現在、あと5名、受講できます。
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気づかいできてこその戦略

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【今日も元気に お客が増える!】 402
 
 
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と申しあげていますが、
「長すぎて転載できない!」と
不満の声をいただきました(笑)

 
今回も長いです(笑)
  
  
  
  
はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上やいびーん。
  
(訳)
みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。
村上でございます。
  
  
  
  
先日、『愛染かつら』の主題曲、『旅の夜風』を聞きました。

  
~花も嵐も踏み越えて
 行くが男の生きる道
 泣いてくれるな
 ほろほろ鳥よ~
 
 
7回、映画化され、
4回、テレビドラマ化された『愛染かつら』です。

  
映画もドラマも観たことがありません。
にもかかわらず主題歌は歌えます。
 
 
懐メロ歌謡番組を聞いていたからでしょうか。
昭和のヒット曲が耳になじんでいるようです。

  
記憶力は偉大です。
僕は平凡、凡庸(ぼんよう)ですが
人並みの脳が備わっていて助かります。
 
 
きっと何度も「記憶再固定化」が
されてきたんだと思います。
 
 
【記憶再固定化】
脳内に保存された記憶(固定化された記憶)が
想起された後に、その記憶を再び固定し、
脳内に再保存するプロセスのこと。
 
だそうです。
 
 
歌謡曲は記憶していなくてもいいから、
取材内容や人の名前の記憶再固定化を切望する村上です(笑)
 
僕のことはともかく、
自社のことをお客に何度も記憶保存してもらいたいものですね。
 
 
 
ではメールレター
『今日も元気にお客が増える!』
No.402のはじまりです。
  
  
………………………………………………………………………………………
  
 気づかいできてこその戦略
  
………………………………………………………………………………………
 

大阪港へ行ったことがあります。
 
北港と南港がありますが、広大です。
 
日本五大港のひとつですから広いのは当然なのでしょう。

  
驚くのはトラックの多さです。
日本中のトラックが集まったのではないかと思うほど、
前後左右から大型車が迫ってきます。
 
車両総重量が20トン、25トンのトラックばかり。
路側帯にずらりと並び、
荷揚げ、荷降ろし、フェリーへの乗船を待っています。
 
 
この南港の一角に、
鉄鋼流通会社が十数社集まった埠頭があります。
 
 
鉄鋼流通会社専用の埠頭、
「OSAKAS STEEL PORT」です。
 
 
別名“鉄のデパート”。
大阪南港鐵鋼流通企業グループです。
 
 
そのなかの一社、株式会社天彦産業さんを訪ねました。

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かかりつけの電器店を目指す

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 400
 
 
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はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上やいびーん。
 
(訳)
みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。
村上でございます。
 
 
 
 
沖縄に移り住んで33ヵ月。
沖縄の言葉がほとんどおぼえられない、
頭の悪い村上です。
  
  
北海道的イントネーションで
標準語をしゃべっているつもりで
沖縄の影響を受けているので
よくわからない話し方になっています(笑)
 
 
  
「祖国とは国語」(藤原正彦著)と思ってますが、
国語がたくさんありすぎて……(笑)
 
  
  
 
 
 
ではメールレター
『今日も元気にお客が増える!』
No.400のはじまりです。
 
 
………………………………………………………………………………………
 
 かかりつけの電器店を目指す
 
………………………………………………………………………………………
 
病気になったとき、真っ先に相談したいお医者さんです。
 
 
「かかりつけ医」と検索すると、
サイトの一番上に、
「公益社団法人 東京都医師会」が登場し、
かかりつけ医の意味が載っています
 
「かかりつけ医とは」の項目を全文書き写します。
 
 
 
(ここから)
 
「かかりつけ医」とは、
病気になったとき、
真っ先に相談したいお医者さんです。
そのためにも、予防を含めて普段から、
気軽に何でも相談できる関係を築くことが大切です。
適切な医療を望むとき、
「かかりつけ医」の診療や相談は、大変心強いもの。
個人で大病院を直接訪ねる前に、
「かかりつけ医」と相談し、
意識を持って取り組むことが、
より効果の高い治療へとつながります。
 
(ここまで)
 
 
気になる表現の連続です。
 
 ♪ 真っ先に相談
 ♪ 予防も含めて普段から
 ♪ 気軽に相談できる関係
 ♪ 個人で大病院を訪ねる前に
 
医者だけではなく、
すべての中小企業に同じことが言えますね。
 
上の4つを言い換えてみます。
 
患者と医者の関係から、
お客と中小企業の関係に。
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“かかりつけ”になりたい

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 399



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はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
村上透やいびーん。
(訳)
みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。
村上透でございます。


先日、1年半ぶりにメールレターを再開しました。


「なにやってたんだ!」
「文字化けしてる! 送るな!」
「変な記号がたくさん出てきて困ります」


などと、励ましを通り越して苦情メールを
何通もいただきました。



いっぺーにふぇーでーびる。

(訳)
本当にありがとうございます。



「なんら支障なく読めます」という方と、
「変な記号が出てきて読みづらい」という方とに分かれます。



ごめんなさい。


「こうするといいよ」
「ここをチェックしてみてください」と、


何人もの方が教えてくれます。

いろいろやってみるけれど、よくわからない村上です。
ごめんなさい。


メールレターを待ってた!
という、ありがたいおたよりもいただきました。


こういう僕にとって都合のいいおたよりを
この場で少し紹介します。




★『お元気で何よりです』と小島さんより。

「村上さん、お元気で何よりです!」


と、ウィッテムの小島さんより。

1行です。


1行でいいんですよね。1行で。
それが僕にはできない。書きすぎちゃう。

小島さんのようにさらっと1行。

こころがけます。


小島さんは「企画生ノート」というメルマガを
発行し続けている、コツコツ企画を生み出す達人です。
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客層を絞り、商品アイテムを増やす

お客が増える★プロダクションが贈る メールレター

【今日も元気に お客が増える!】 398 2017 0915






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無断転送、無断転載を積極的におすすめします。



ただし、




「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」

であることを必ずご記入ください。



かつ、気前よく全文まるごと転載をお願いします。








はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。村上やいびーん。



(訳)

みなさん、こんにちは。ごきげんいかがですか。村上です。






お客が増える★プロダクションの村上です。

1年半ぶりのメールレターです。






「最近、メールレターが届きません」

「送信リストからはずれてませんか」

「はやく送ってください。読みたい」





などと、催促、質問(叱り)のメールやハガキが

1年半のあいだに延べ100通以上いただきました。






いっぺーにふぇーでーびる。

(訳)

本当にありがとうございます。








「体調が悪くてメールレターを書けないんですか」



といった問い合せも多数いただきました。






体調はきわめて良好です。






勉強会の講師を務めにあちこちへ。

セミナーの講師を務めにあちこちへ。

コンサルをしにあちこちへ。

人に会いにあちこちへ。

飲んだり見たりにあちこちへ。






この1年半、僕と会った方はご存じです。






「なんだ、村上は元気に飲んでるじゃないか」

「どうした、楽ばかりしてまた太ったか」

「遊んでばかりいないでたまには仕事しろ」






そして、こんなことをおっしゃいます。






「メールレター、届かなくなったから、どうしたかと思って」






ごめんなさい。

届かないのではなく、送っていなかったのです。



無沙汰をわびます。

申し訳ありません。

ごめんなさい。









このメールレター、

今回から簡素な構成で進めます。

長いですが。






久しぶりのメールレター。

『今日も元気にお客が増える!』



No.398
のはじまりです。









その前に、ひとつだけお願いがあります。



転載する場合は、全文まるごとしてください。



お客が増える★プロダクションのメールレターで

あることがわかるようにしてください。






広めて! 拡散して! と言ってるわけではありません。




パクリが異常に多いからです。

盗用されることが多いのです。






このメールレターは長いので、




事例本文のいいところだけを

自分が書いたかのようにパクる人がいます。



それはやめてくださいねということです。






では、今回のタイトルに続き、本文です。



部分的に転載しずらいように長く書きます(笑)








………………………………………………………

 客層を絞り、商品アイテムを増やす

………………………………………………………



知り合いに長距離トラックドライバーはいますか。



僕は、いません。






運送会社は何社も取材しました。

20
トントラックに乗せてもらったこともあります。



でも、ドライバーに知り合いはいません。






長距離というだけあって、走る人は走ります。

検索をすると、トラックドライバーの日常を知ることができます。






700
キロをトイレ休憩だけで走った。



1300
キロを仮眠10分だけで走り切った。



東京から下関まで○時間で走った。





そんな過酷なドライバーもいます。






一度仕事に出ると、10日間は家に帰らないとか、

2週間は家に戻れないといったドライバーもけっこういます。






たとえば、東京から金沢まで荷物を運ぶ。



金沢あたりで新たに荷物を積み、岡山まで運ぶ。



岡山ではどこかに停車し、数時間、待機。



どこで荷物を積み、どこまで運ぶかという会社からの指示を待つのです。



なかには丸一日、仕事が決まるまで待機することもあるようです。






「決まったぞ! 次は岡山から鹿児島の市場まで走ってくれ。

 朝4時までに必ず着いてくれ」






と会社から連絡が入り、眠気と戦いながら走る。



鹿児島から下関まで走りといったように、

次々と荷物を積み替えて走る。









運送会社は荷物を積んで走ってナンボです。



荷物をおろしたあと、空荷で会社へ戻るのはもったいない。

配達先で新たに荷主をさがし、その配達先へ向かうというわけです。






配送先が数百キロも1000キロも遠くということがよくあります。



そんなことを繰り返していると、

会社へ戻るのが10日ぶりということも理解できます。









ドライバーはその間、トラック車内で仮眠します。

運転席の後ろ、あるいは真上の寝室スペースで横になります。






この寝るだけのスペースで、

しかも短時間でどれだけ深い睡眠ができるか。



いやいや長距離トラックドライバーは大変だなと思います。






そんな長距離トラックドライバーの味方がいます。



ある布団店の店主です。









ふとん店?



そうです。

トラックドライバーの仮眠用ふとんをつくっています。





温厚な店主がこう話してくれました。









「トラックドライバーのご家族は、




ご主人が家に帰ってくるまでいつも心配です。




今ごろどのあたりを走っているかしらねと子供と話しています。







眠くないだろうか




仮眠しているだろうか




また腰が痛くなっているんじゃないかしら




安全運転で、無事に帰ってきてほしい




ご家族はいつも案じています。







トラックに乗っている方は、腰が痛くなりやすいんですね。




長時間、同じ姿勢で運転していますから。眠くもなります。







だから運転席の後ろには仮眠するスペースがあります。




そこで横になって睡眠をとりますが、




横になれればいいというものではありません。




体圧を分散させるふとんで、ぐっすり寝てほしい。




元気の源は睡眠ですし、




元気だと仕事も家庭もうまくいきますから」








そこでこの店主、トラックドライバー用のふとんを長年、

製造、販売しているというわけです。






圧倒的支持を得ているのは、

健康指圧型トラック用敷き布団です。






最初は木綿の敷き布団を作りました。




だが、すぐ改良したそうです。

ドライバーから要望があったからです。






「これじゃあへたってしまう。もっと長持ちできるものがほしい」






綿を厚くしました。




すると……






「重すぎる」




「厚すぎる」




「厚くなったのはいいけど、安くしてほしい」と。






改良を重ねても、重ねても、要望は相次ぎました。






「ふとんの角(かど)をまるくしてほしい」




「折りたたんで持ち運びしやすくしてほしい」




「3つに折れるように」




「オレは2つ折りにしたい」




「もっとデラックスのタイプがほしい」






この店主、僕と違ってがまん強い(笑)

イライラしないと言います。






そうか、なるほど、たしかにと改良につぐ改良。






寝心地の追求に限りません。

トラックによって寝台スペースそのものの形状や面積が違います。






日野大型トラックグランドプロフィア用。

三菱ふそうスパーグレイト用。

いすゞフォワード用……

各車種専用のふとんもつくっています。









ふとん店は眠りのプロです。




どんな状態の、




どんな人が、




どんな状況で、




どんな場所で眠る場合でも、




プロとしてのアドバイスができます。






大型商業施設やチェーン店では

手頃な価格でふとんが売られています。




しかし、トラックドライバー用敷き布団のような、

お客一人ひとりの要望に応えた製品づくりは、

大きな会社にできません。






「いいふとんを安く」と考えると、

ニトリやイオンにかないません。






しかし、




「トラックドライバーの仮眠用ふとん」




と考えると、




とたんに小さなふとん店が有利になります。







この店主は「客層と商品の用途」を見直す重要性を教えてくれます。









客層と用途を見直し、絞るのは、




小さな会社だから可能であり、




客層と用途を見直すから、




お客が増えるのです。







………………………………………………………

 ここで会えるとうれしいです(僕が)

………………………………………………………



10
27日(金)




茨城県水戸市で経営者向けのセミナーを開きます。

http://www.sr-ohizumi.jimusho.jp/seminar/kokyaku-setten.html







12
11日(月)



福井県福井市で経営者向けのセミナーを開きます。

お問合せください。内容等、連絡差し上げます。



murakami@okyakugafueru.com





………………………………………………………

 沖縄で会うのもうれしいです(僕が)

………………………………………………………



お客が増える★プロダクション宛、郵便物の送り先です。



(札幌へは年に数回、戻ります)





904-0301

沖縄県 中頭郡 読谷村 座喜味3170 - 401

(「なかがみぐん よみたんそん ざきみ」

お客が増える★プロダクション 村上 透

 ↓

郵便物はこれで届きます。

 ↓

904-0301

座喜味3170 - 401

村上 透








配信停止依頼もご遠慮なくどうぞ。



というより、

「おもしろい」「ためになる」「村上とのつながりを維持したい」

という方だけ、お読みください。





「おもしろい」「ためになる」とあまり思わない方は、

どうか配信停止依頼をお願いいたします。



配信停止依頼に慣れています(笑)







このアドレスにメールをください。

配信停止しようかなと思う方は。

念のためメールアドレスも書いていただくと安心です。




murakami@okyakugafueru.com






あなたのお客さまがもっともっと増えますように。



あなたのお客さまのお客さまが一人でも多く増えますように。



好きな人、愛する人がたくさん増えますように。






気持ちを込めて祈っています。心より。









お客が増える★プロダクション 村上 透 続きを読む...

しあわせの法則

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 397
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20160212

 
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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。
お客が増える★プロダクションの
村上 透です。

前号のメールレター送信後、
次のおたよりをいただきました。


  「いつも楽しみにしているのですが、
   ここ何号か、テキストのスタイルが
   くずれて読みづらいです。

   HTML形式で呼んでも読みにくいです。
   漢字コード(SJISからUTF8)などがかわり、
   改行コードが変わったのでしょうか。
   大変読みづらいのでなんとかなりませんか?」


教えていただきありがとうございます。
あれこれ調べてみたのですが、
原因がわからず、自信ある対策も打てず。

ごめんなさい。
このメールレターも読みづらかったら、
本当にごめんなさい。

くずれている場合、再度、
教えていただけませんか。
厚かましいお願いで恐縮です。


  
        
 
  今日の内容

  *しあわせの法則

  *ほかにはないセミナーを開きました。
   保険の長井さんって、やっぱりすごい。

  *沖縄にどうぞ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   しあわせの法則

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「妻にハッピーになってほしい」
「お客さんにもハッピーになってほしい」


だから、


『おかし屋さんhapihapi(ハピハピ)』


宮崎県宮崎市にある、おかし屋の店主、
濱本悟史(はまもとさとし)さんは、
店名の由来をこう教えてくれました。


店名の由来は、
独立開業の目的を表しています。

やりたいことは、ひとつ。


ハッピーになりたい人に、
ハッピーになれる商品を提供する。


自分がつくった商品を通して、
しあわせを感じてほしい。


そこから生まれた商品が「はぴ大福」です。
「大福」ではなく「はぴ大福」


「いちご大福」ではなく「はぴ大福」


なんだ、「大福」に
「ハピ」をつけただけじゃない……


ええ、そうです。
「はぴ」をつけただけです(笑)


でも、きっと、それがいいんです。

商品が持つ力と商品名が近い。

よくわからないけど期待できる。

そんな商品名です。



大福の中にはフルーツがたっぷり。


男の僕でさえ、
おおぉ~っ!
と声が出てしまうほど(笑)

うれしくなる大福です。
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店名と戦略の整合性

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 396
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20160125

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

 無断転送、無断転載を積極的におすすめします。ただし、

 「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
   であることを必ずご記入ください。

 
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


割烹松屋の視察研修に
ご一緒しませんか。

客層戦略を見直すうえで
これほど適した機会はない。
と自信をもってすすめます。

「業種を問わず参考になります」
と、これまでの参加者は言います。
僕もそう思います。

対象とする客層、業界を考え直す。
もっともわかりにくい分野だからこそ
身のたけに合った事例が役立ちます。

1月28日です。現在6名のお申し込みです。
勉強をして、ワタリガニを味わう。
「参加してよかった!」と
全員、おっしゃっています。


村上までメールにて
お問合せくださいませ。



   
        
 
  今日の内容

  *店名と戦略の整合性

  *ほかにはないセミナーです。
   長井謙三氏 初登壇! 営業実例特別セミナー

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   店名と戦略の整合性

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「お客さまの幸せを願って」
「従業員がしあわせになることが願い」
「世界中の人々が幸せになることを願って」


そう願って独立開業する経営者が多くいます。
お客の喜び、従業員のしあわせ、
会社の発展を願って経営しています。


その願いを社名に込めたり、
商品名に反映されたりします。


『おかし屋さんhapihapi(ハピハピ)』も、
「みんなにハッピーになってもらいたくて」、
店名をハピハピと決めました。

宮崎県宮崎市にあるおかし屋です。


店主の濱本悟史(はまもとさとし)さんは、
店名を決めたきっかけをこう教えてくれました。



「以前、妻が病気をしていて

 つらい生活を送っていた時期があったんです。

 そんななか妻は、ハッピーな毎日に戻りたい

 という思いをつのらせていました。

 日々の生活のなかで妻は努力していました。

 ハッピーなことを見つけようって。

 独立するとき、そのことを思い出したのです」


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お客を来させない

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 395
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20160114

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



割烹松屋の視察研修に
ご一緒しませんか。

客層戦略を見直すうえで
これほど適した機会はない。
と自信をもってすすめます。

「業種を問わず参考になります」
と、これまでの参加者は言います。
僕もそう思います。

対象とする客層、業界を考え直す。
もっともわかりにくい分野だからこそ
身のたけに合った事例が役立ちます。


村上までメールにて
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  今日の内容

  *お客を来させない

  *ほかにはないセミナーです。
   長井謙三氏 初登壇! 営業実例特別セミナー

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   お客を来させない

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「診(み)たてが優れている人」

「手術の回数が多い人」

「実績が高い人」


前号のメールレターでは、
「名医」とはどういう人か、
ということにふれました。




僕にとっての名医は何人かいます。

医療の名医。
経営の名医。
文章の名医。
人間関係の名医。
人生の名医。


今回は、人のからだに関する名医です。



少し前のことです。

首が痛く、肩が痛く、腕が痛く、
指の先まで強力なしびれで困っていました。


仕事ができないほどの痛み。
集中できないほどのしびれ。

でも、いまによくなる。
時間が経てばおさまる。


病院はめんどうです。
できれば行きたくない。

しかし、ちっともよくならない。


整骨院へ何度も通いました。
鍼もお灸も何度も。
整形外科へも行きました。
いろんな薬をのみました。


それなのに、よくならないんです。
お金も時間も、かなりかけました。


整形外科で言われました。

「整骨も整体もカイロもだめです。
 行かないほうがいいです。
 意味ありませんから。
 いくらいったって治りませんよ」


えっ

じゃあ、整形医の言うとおりにしようか


ところが治らない。痛みがおさまらない。


やはり整骨院へ。

すると、教えてくれました。

「整形外科へ行ったって治りませんよ。
 薬で治るわけではありませんからね」


とほうに暮れました。


もうこうなったら、
かたっぱしから試すのみ。


なんたって仕事に支障があります。
なにがなんでも治さないと



そう決心した数日後、
河野哲史さんの鍼灸治療室を訪ねました。


河野哲史さんは鍼灸おすず治療室の院長です。
かつて取材させていただいた院長です。


事情を話し、経緯を伝えました。

河野院長は言いました。
僕の話を聞いただけで、こう言ったのです。



「大丈夫ですよ。すぐよくなりますよ。
 一回じゃむずかしいかもしれませんが、
 できるだけ少ない回数で痛みを取り除きますね」

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名医の条件

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【今日も元気に お客が増える!】 394
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「わたりがに割烹 松屋」の視察研修をおこないます。
1月28日です。木曜日。


来てほしいお客に絞った客層戦略実例です。
商品と客層と営業を広げすぎたことを省み、
本来やりたかった店に戻そうとした実例です。


経営に携わる人ならどなたでも参考になります。
業種も地域も問いません。
これから独立する人にも役立つでしょう。


戦略はもとより、戦略以前に
何を断つかを決める力、すなわち
「決断力」の必要性を認識できる研修です。


おいしいのは話だけではありません。
わたりがに料理も、もちろんおいしい。
希少なわたりがに「一品集中」の強さです。


かつて財政健全化団体へ転落した泉佐野市で
どのように割烹松屋は踏みとどまったのか。
2代目経営者の丸裸の話をお聞きください。


   
        
 
  今日の内容

  *名医の条件

  *ほかにはないセミナーです。
   長井謙三氏 初登壇! 営業実例特別セミナー

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   名医の条件

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「名医」という言葉があります。


あなたにとって、どんな医者が
名医でしょうか。


昨年、数人に聞いてみました。



【どういう医師が名医?】


ある人はこう言いました。


  「診(み)たてが優れている人」


診察し、原因を診断したり、
診療方針が的確だったりと、
診るだけですごい!という感じです。


たしかに名医ですね。


病院を何ヵ所もまわり、
何人もの医師に診てもらった経験者ほど
「診たて」を重視するのでしょうか。




こう言う方もいます。


  「手術の回数が多い人」


腕がいいから手術が多い。
手術が多いから腕が上がる。
量が質をつくるという感じですね。


医療の世界に限りませんよね。
数をこなしている人、店、会社、施設は
経験年数が長い傾向にあります。
ベテランとみなされます。




名医をこう表現をする人がもっとも多いですね。


  「実績が高い人」


手術の成功率が高い先生、
難易度の高い手術や治療ができる人、
文字どおり医療の名人という感じですね。


たしかに私たちは実績を気にします。
専門分野における実績を数値で示されると、
間違いないと思う傾向にあります。




定義をひとつに絞る必要はありません。
あなたにとっての名医が、名医。


しかし、名医とはどういう人か、
定義づけることは
経営の腕を上げる訓練になると思います。

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願望を強める

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【今日も元気に お客が増える!】 393
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



経営の根本的な性質は、
お客をつくること。

経営で大切なこと。
お客が増えること。

経営で重要なこと。
お客を減らさないこと。


今日まで、僕のお客さまになってくれた方、
心からお礼を申し上げます。

ありがとうございます。



あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。

あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。

好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

気持ちをこめて、祈っています。心より。


   
        
 
  今日の内容

  *願望を強める

  *ほかにはないセミナーです。
   長井謙三氏 初登壇! 営業実例特別セミナー

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  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   願望を強める

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お客が増える★プロダクションが贈る、
メールレター読者のみなさん、
ごきげんいかがですか。


おぼえていますか。このメールレター。

(笑)


「え、こんなメルマガ購読していたっけ

と、怪しく思っているかもしれませんね。



「あれ、まだ続いていたの?」

と、イヤミ(笑)を口にする方がいるかもしれません。


ま、ごもっともです。
メールレターは昨年の夏以来。


みなさまたいへんごぶさたしております。


お客が増える★プロダクションの村上です。


メールレターをしばらく発信しなかった理由は、
このあと ↓ もう少し下で書きます。

まずは、あなたにお礼を。



2016
年、平成28年、紀元2676年になりました。


昨年一年、「お客が増える!」をお求めいただき、
心よりお礼を申し上げます。


ありがとうございます。



昨年一年、「お客が増える!セミナー」に
ご参加いただき、お礼を申し上げます。

ありがとうございます。



昨年一年、各地の勉強会で
「お客が増える!」を教材としてご利用いただき、
心よりお礼を申し上げます。

ありがとうございます。

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1−0=100

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 392
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



眠り病ではないだろうか
居眠りばかりで仕事になりません。
連日、寝てばかり。
パソコンに向かえば、
っっっっっっっっっっ……ばかり。

「眠り病」と検索すると、あるんですね。
「6日間、一度も目を覚まさない謎の眠り病」
「アフリカ睡眠病」
「ナルコレプシーという過眠症」
しかし、どれもあてはまりません。

辛いものを食べても眠い。
昆布やスルメをかじっても眠い。
氷をガリガリかみくだいても眠い。
ところが、机から離れると眠気が覚める。

そんな重度の眠り病状態でも
読むと目が覚める本があります。
『心のスイッチに火をつけろ!』
永田咲雄社長が書いた本です。

何冊も、何冊も買っては人に贈りました。
取材したときのことを思い出すのです。
見学した朝礼を思い出すのです。
眠気の反対は、元気なのかもしれません。


セミナー案内に新しい情報があります。


   
        
 
  今日の内容

  *10=100

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   10=100

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10
24日に名古屋でセミナーをおこないます。
ハガキセミナーです。


僕がハガキセミナーをする場合、
通常、「3回講座」を開きます。

ハガキの書き方そのものより、
続け方をテーマとしているからです。

しかし、名古屋でのセミナーは1回。
1回で十分、継続性が生まれます。


なんといっても、
みなさんの前に立つ講師が強烈です。

僕以外のふたりです。

志賀内泰弘さんと
長谷川よしかずさん。



志賀内さん、長谷川さんに
どうぞ会いに来てください。


志賀内さんからあなたへの
メッセージが届いています。



〈志賀内さんからのメッセージ/ここから〉

様々な相談事を受けます。
2時間くらい、誠意を尽くしてアドバイスします。
ものすごく感激され、「ありがとうございます!」
とお礼を言われます。
ところが、です。
ほとんどの人が、実行に移しません。
ごく僅かの人は、実行しますが、続きません。

「0と1とは100ほどの違いがある」
これは、私が作った格言です。
たった1でも、何もしない0とは、
100
の違いがあるという意味です。
しかし、せっかく1を踏み出したのに、
これまた多くの人は「続かない」ということで、
人生を変えるチャンスを自ら放棄してしまっているのです。

数々の講演をさせていただきましたが、
スピーカーとして、これほど悲しいことはありません。
高い受講料を支払って、私の話を聴いて下さる方に、
「人生を変えてもらいたい」という一心で熱弁します。
どうしたら、変っていただけるのか。
24
時間365日、その方に付き添って
生活するわけにもいきません。

そこで!
今回のセミナーを企画しました。
私の担当するのは、
「ハガキを書けば、人脈ができる!
    ハガキを書いて、(今日から)人生を変えよう!」
です。

「人生がホントに変わるのか?」
そんな疑問を抱く人も多いことでしょう。
そんな方に、ストレートど真ん中の実例を、
私の著書の中から一編紹介させていただきます。
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鉄骨会社の差別化

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【今日も元気に お客が増える!】 391
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150819

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



沖縄の読谷村(よみたんそん)には
かつて飛行場がありました。
日本帝国陸軍沖縄北飛行場です。
1944
年に完成しました。

ところが1945年、沖縄戦により
米軍読谷飛行場に変わってしまいます。

1995
年に返還が決まり、
全面返還されたのは2006年。

広大な飛行場跡地はいま、
ほとんどが雑草とサトウキビ、
電照菊のハウスで占められています。

『読谷村史』によると、
1945
年の8月9日、読谷の飛行場に
B-29
機が緊急着陸しました。
長崎に原爆を投下した爆撃機です。

残燃料はわずか26リットルでした。
燃料を補給後、テニアン島へ帰還。

ひとつの事実を知りました。そこに、
ひとつの思い、考えが生まれます。
何をどう思い、考えるかは自由。
大事なことは1次情報を得るということ。

経営もしかり。
1次情報は無理としても、せめて
2次情報にとどめたいと思います。


セミナー案内に新しい情報があります。


   
        
 
  今日の内容

  *鉄骨会社の差別化

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   鉄骨会社の差別化

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「5Sで関東1番の鉄骨会社になりたい。
 あいさつも1番と評価してもらいたい」


そう願い、目標を達成すべく
全社で取り組んできた会社を
取材したことがあります。


鉄骨工事専業の
株式会社鐵建(てっけん)です。


ビルやマンション、大型商業施設の建築に
不可欠な重量鉄骨を製造、納品する会社です。

群馬県藤岡市にあります。


株式会社鐵建は
順調に受注を増やしています。


なぜ受注が増えるのか。


鉄骨の品質が最上級だから。
期待を上回る納期だから。

それは当然のこと。

品質、納期、あるいは価格で
差別化できる時代はすでに過去。


品質や納期以外に
選ばれる要因があるからです。


鉄骨会社は自ら需要をつくり出す
ことはできません。


自ら売ることができない会社は、
お客から選ばれる努力をするしかない。


なにで選ばれるか。

品質、納期、価格以外に
どんなことを評価されたいか。


鐵建の社長、小山慎一さんは決めました。



「あいさつ」と「5S」で
選ばれる会社になる。



整理、整頓、清掃、清潔、しつけ。

毎日、全社員が取り組む。


さらに年2回、「5Sパトロール」をおこなう。


従業員5人が工場内を歩き、
気になるところを
100
項目以上指摘するというものです。
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地域一番“協力店”になる

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【今日も元気に お客が増える!】 390
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150810

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


先日、神戸から那覇までの飛行機で
窓側の席に座りました。
いつもは通路側。
僕が窓側席に座るのはおよそ50回に1回。
めずらしいことです。

つい窓の外を見てしまいました。
バカで単純な僕は思いました。

(地図とおんなじ……

約1万メートルの空からですが、
天気がいいと地形がはっきり見えます。

宇和島のあたりの海岸の複雑さ。
日向灘の海岸線のきれいさ。
志布志湾にある石油備蓄基地の違和感。
大隅半島の東側を飛んでいるのに開聞岳も。
口永良部島は噴煙が少なかったです。
諏訪之瀬島からは白い雲がもうもうと。

地図と同じなのは当たり前(笑)
自分の目で確かめることができる。
おもしろく、ありがたいことです。

  
        
 
  今日の内容

  *地域一番協力店になる

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



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   地域一番協力店になる

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飲食業界は消滅しません。


撤退する店は後(あと)を絶ちませんが、
飲食業界が消えてなくなることはありません。


人は必ず何かを食べるからですね。
食べないと生きられないからですね。


飲食業は必要不可欠の業界です。


人が生きているかぎり、
消えてなくならない業種は
ほかにもあります。


理容業も美容業もそうですね。


人間がすべて髪を切るのをやめて、
原始人のように伸びほうだい……
なんてことにはなりませんよね。


きっと(笑)



問題は、


必要不可欠……


だからといって、
倒産しないとはかぎらない
ということです。


人が生きているかぎり
生き残り続ける店と
淘汰されていく店とにわかれます。


ここに経営の腕が試され、
問われます。



沖縄にある美容室『スウィートハンズ』は
生き残り続ける店です。


競争の激しい沖縄でダントツ
戦わずして勝っている店だからです。


『スウィートハンズ』は
上地広喜(うえちひろき)氏が代表。


読谷村、具志川市、うるま市で
メンズサロン『レオン』と
美容室『スウィートハンズ』を展開しています。

どの店も客数、売上を伸ばし続けています。



競争相手が少なければ、
お客を増やすことは比較的容易です。

しかし、沖縄はけっこうきつい。


沖縄県には美容室が約2300件。
沖縄県の人口、約140万人に対して
2300
件あると言われています。


奈良県も人口は約140万人ですが、
美容室は約1500件。

滋賀県も人口は約140万人ですが、
美容室は約1600件。



沖縄は競争が激しい……
と思いませんか。


沖縄の人が、とくに美容室好きであれば
過当競争にはならないでしょう。


あるいは、


美容師ひとりで経営している店なら
食べていくことはできるでしょう。


スウィートハンズはスタッフ40名以上……



なぜお客が増え続けるのか。


地域住民に支持されているからです。

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親思う心

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【今日も元気に お客が増える!】 389
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150728

 
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ご一緒しませんか。

客層戦略を見直すうえで
これほど適した機会はない。
と自信をもってすすめます。

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と、これまでの参加者は言います。
僕もそう思います。

対象とする客層、業界を考え直す。
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  今日の内容

  *親思う心

  *ほかにはないセミナーです。
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   親思う心

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先日、志賀内泰弘さんと
ある打ち合わせをしました。


集まったのは僕を含めて3人。



「ハガキって、愛ですよね」
「そうだよねえ」
「ええ、そうですよねえ」


50
代と70代の男3人で甘味処。
僕は、クリームあんみつ。



「こんなセミナー、いままでなかったよね、
 というハガキセミナーをやりませんか」
「いいですねえ。やりましょう。
 集客のためのセミナーじゃなく、
 来たい人だけが参加するセミナーがいいな」



もうひとりは、長谷川よしかずさん。
ハガキの書き方、出し方において
僕が尊敬するひとりです。


「私たち3人でね。おふたりと一緒にセミナーを
 できるなんて私がいちばんうれしい(笑)」


長谷川さんは、変わった方です。
変わっている人ということです。


「村上さんって変わってますよねえ」
と言われる僕が思うのですから、
かなり変わっています。




長谷川さんは54歳のころ、
母親にハガキを出し始めました。


愛知県豊田市に住んでいる長谷川さんから、
北海道名寄市に住む母親に出したのです。


名寄市(なよろし)は、人口およそ3万人。
北海道のなかでも北寄りに位置します。

冬、冷えます。
夏、意外と暑くなります。


「愛知県に引っ越し、一緒に住もう」と
長谷川さんは何度も母親を誘います。



しかし、ふるさと北海道を
離れがたいお母さん。


同居の申し出をありがたいと思いつつ、
もう少し生まれた北海道に
もう少し住み慣れたこの家に


一年、一年が過ぎていきます。



一人暮らしをする母親を案じ、
ハガキを送り始めたというわけです。

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親からの手紙

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【今日も元気に お客が増える!】 388
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150723

 
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これほど適した機会はない。
と断言できます。

「業種を問わず参考になります」
と、これまでの参加者は言います。
僕もそう思います。


  
        
 
  今日の内容

  *親からの手紙

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   親からの手紙

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先日、志賀内泰弘さんと会いました。
会うと、志賀内さんはいつも
たくさんのものをくれます。


「こんな話、していい?」
「この話、聞きたい?」
「これ、冷やして食べてね」
「このあいだ、・・さんに会ってね
「こんど、・・を送るね」


本もよくいただきます。
志賀内さんの本もいただきますが、
先日は中野敏治さんの本をもらいました。

神奈川県の公立中学校で校長をしている方です。


「これ、いい本なんだよぉ。読んでみて」


と、志賀内さんは気前よく、
本をプレゼントしてくれます(笑)


今回は、この本です。


『熱血先生が号泣した!
 学校で生まれたココロの架け橋



中野先生が書いた話が42話あります。
その中から一話、紹介します。


「手紙に心を乗せて」


という話です。


冷淡、冷酷、非情、薄情な僕が、
この話を読んで涙を流しました。

経営とまったく関係がない、
というわけではありません。


文章で伝える。
言葉で伝える。
書いてみる。


その良さをあらためて感じました。




〈「手紙に心を乗せて」ここから〉


 修学旅行が間近に迫っている学年では、学年・学級の
懇談会の中で修学旅行の説明会が行われます。
 私は、中学三年生を担任すると、修学旅行前に
保護者と内緒話をするようになりました。


「子どもたちに内緒でお願いがあります」と
保護者に話しかけます。


 そして「修学旅行先で子どもたちが親に手紙を書きます。
その時に、みなさんからの手紙をそっと用意しておいて、
子どもたちが書く時に、その手紙を子どもたちに渡して
読ませたいのです」とお願いをします。
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人災にしないために

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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「書籍代の平均」はいくらかご存じですか。

「平均貯金額.com」というサイトに載ってました。
1ヵ月あたりの書籍代です。県別の数字です。

北海道 4,374
青森県 3,428
岩手県 3,601
宮城県 3,761
秋田県 3,712
山形県 3,745
福島県 4,632
茨城県 4,025
栃木県 4,053
群馬県 4,109
埼玉県 4,783
千葉県 4,647
東京都 4,706
神奈川県 4,791
新潟県 4,377
富山県 4,118
石川県 4,450
福井県 4,037
山梨県 3,653
長野県 4,389
岐阜県 3,948
静岡県 4,148
愛知県 4,274
三重県 3,996
滋賀県 4,350
京都府 4,653
大阪府 4,394
兵庫県 4,680
奈良県 4,453
和歌山県 4,110
鳥取県 3,429
島根県 3,766
岡山県 4,257
広島県 3,996
山口県 3,881
徳島県 3,810
香川県 3,993
愛媛県 3,550
高知県 3,469
福岡県 3,562
佐賀県 3,401
長崎県 3,230
熊本県 3,501
大分県 3,237
宮崎県 3,083
鹿児島県 3,178
沖縄県 2,516


総務省の「全国消費実態調査」にもとづく
数字です。実態かどうか、裏はとっていませんが。

書籍代が一番多いのは神奈川県。4791円。
沖縄県のみ2000円台。2,516円。
神奈川県の52パーセント。

僕はいまでは沖縄県読谷村の
村民(よみたんそんのそんみん)。
よし、沖縄で本を買おうと思うのでした。


  
        
 
  今日の内容

  *人災にしないために

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   人災にしないために

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


これは本当に天災と言えるのだろうか。

と思うことがあります。


台風などの悪天候により、
なんらかの被害があったとき、
私たちは天災だと言います。


自然にはかなわない
まさかこんなことになるとは
防ぎようがない


被害にあった人は対策を立てます。
もし、同じような事態になっても
被害を大きくしないように。


ところが中には違う人もいます。
被害にあっても対策を立てない人です。


そんな人いるのか……



僕のことです。



こんな台風、もう発生しないだろう。
ここまでの台風、しばらく来ないだろう。

と根拠のない予測をしてきました。
軽視です。おろかなことに。




対策を立てる人と立てない人。

被害の有無、被害の大小にとどまらず、
未来が異なるように思えます。


対策を立てた人は、その後、
被害を最小限に抑えることができます。


対策を立てない人、僕ですが、
台風が来るたびに後悔します。

やっておけばよかった……と。

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絶対買ってくれるお客

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  「徳島県上勝町で1時間に82ミリの雨」
   とのニュースを目にして思います。
   台風11号の雨と風で、上勝町の葉っぱが
   落ちてしまわなければいいのだけどと。

   サトウキビもマンゴーも
   稲もオクラもキュウリも
   被害が大きくなりませんように。

   天候により商品仕入に影響が出る業種は
   日頃、どんな対策をとっているのでしょうか。


  
        
 
  今日の内容

  *絶対買ってくれるお客

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *繰り返しのお知らせ。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   絶対買ってくれるお客

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「絶対、買ってくれるお客がいます」

とセミナーで申しあげます。


しかし、簡単に信じてもらえません。



「絶対、買ってくれるお客を
 先に見つければいいのです」


と重ねて言うと、目つきが変わります。


なおさら疑いの目で僕を見ます(笑)



(絶対、買ってくれるお客さま?)
(先に見つけられたら苦労しないよ


そう思う方が多いようです。


なぜ信じてもらえないと思うか。
なぜ疑われているとわかるか。


うなずいてくれないからです(笑)


(絶対、買ってくれるって言いきれるの?)
(見つけることなんてできるの?)


可能です。


絶対、買ってくれるお客を見つけることは、
可能です。

僕が方法を知っているわけではありません。
可能であることを教えてくれる会社が
実在するからです。
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営業地域を狭くすると…

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  あるビール工場を見学しました。
  案内をしてくださった人に質問しました。
  「シェアは何パーセントくらいですか」

  「え、シェアですか。
   すみません。わかりません」

  「質問されることありませんか?」

  「はい、質問されたことありません」

  おおよその数字は知っていたのですが、
  念のために尋ねてみたのです。
  知っているなら聞くなよ、意地悪だぞ
  と言われれば、まあそうですが。

  シェアが算出できないのであれば
  ともかく、発表されている数字です。
  数値が高くても低くても言えたほうがいい。
  惜しいことです。


  
        
 
  今日の内容

  *営業地域を狭くすると

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *変わったお知らせ。
   拍子抜けするお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   営業地域を狭くすると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「営業地域を狭くすると、
 マーケットが広がる」


この一文、ご理解できますか。



理解できないでしょう?

と申しあげているわけではございません。

エラそうに聞こえたらごめんなさい。
そうじゃありません。


理解しがたいと思いませんか?
という気持ちです。

瞬時に、あ〜そうか、と
理由がわからない話ですよね。



なにしろ、営業地域を狭めるんです。


従来、チラシを折り込んでいた範囲を
狭めてしまうということです。

従来、訪問していた範囲を
狭めてしまうということです。


それなのにマーケット、つまり
市場が広がるというのです。



どうして、どうして……と思うものの、

そんなはずはない!

とは思いませんでした。


なぜなら、稲田正信先生が言ったからです。



「営業地域を狭くすると、
 マーケットが広がります」と。


え?


「地域を狭くすると、
 市場が広がるんですか?」


「はい、そうです。
 地域を狭くする効果は
 マーケットが大きくなり、
 独自のものを生み出すことができる、
 すみわけができることなんです」



再生クラブ代表の稲田先生は教えてくださいました。
図で示してくださいました。

ここで図示できませんが、
次のように話してくださいました。



  地域を狭くすると、スペースが生まれます。
  競争相手がいなくなります。
  すみわけができます。
  弱者の戦略の大元(おおもと)です。
  自分のやれることをやればいい。
  悩まなくてすみます。



文字だけでは、わかりづらいですね。
ごめんなさい。

でも僕はわかりました。
稲田先生から図を描いてもらいながら
説明をしてもらいましたので。



稲田先生をご存じない方は、
一度、受けてみてください。
稲田先生の講義を。


講義を受けるのがむずかしい方は、
稲田先生のDVDを見るという方法もあります。


関心ある方は、こちらをごらんください。

http://ekeiei-no1.com/img/chirashi.pdf

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何を3分 どれだけ7分

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


  「2人クラブセミナーのお問合せをいただき、
   お礼を申しあげます。ありがとうございます。
   あとは、お申し込みしていただくだけです(笑)

   5月10日の日曜日、ホワイトベースの
   小串社長と僕とで「2人クラブセミナー」。
   2人クラブは久しぶりです。
   自称、最強コンビです(笑)

   何が最強かと申しあげると、
   誰にへつらうわけではなく、
   誰かの機嫌をちるわけでもなく、
   つまり、一切こびを売らずに
   好き勝手にセミナーができるからです。

   遠方からのご参加、ありがとうございます。
   繰り返しのご参加、ありがとうございます。
   5月10日、あと4名、お待ちしております。



  
        
 
  今日の内容

  *何を3分 どれだけ7分

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *変わったお知らせ。
   拍子抜けするお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   何を3分 どれだけ7分

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ランチェスター経営株式会社の代表、
竹田陽一氏が説くことのひとつに、
「商品3分 売り7分」があります。

お客づくりを左右するウエイトの説明です。
竹田先生は、こんな主旨のことを言います。


「商品はボロではいけません。
 ちゃんとしたものでなければいけません。
 いい商品であることはもちろん大事。
 しかしそれ以上に重要なことは営業です。
 どれだけいい商品であっても、
 お客に買ってもらうには、
 どうやって営業するかがより重要です」


その比率が3対7というわけです。


どちらも大事だけれど、
どちらのほうがより大事か。

どちらも大事だけれど、
どちらがより影響力があるか。

どちらも大事だけれど、
どちらがより成果を生むか。


とても乱暴な表現であることは
承知のうえで、そう言い換えたい。

人間は、ついこう考えてしまうからです。


「こんなにいい商品なのに、
 なぜ売れないんだろう」

「この技術のすごさが
 評価されないのはおかしい」

「これほど画期的なサービスは
 ほかにないのに、価格が高い?」


「商品」と「商品以外」のウエイトが
9対1とか8対2くらいになっているのです。

お客が増えている会社の社長は、
ウエイトづけを間違えません。


商品を開発したり、
サービスを向上させたり、
技術力を高めたりすることに
手を抜きません。

手は抜きませんが、それ以上に
営業の量と質を改善することに注力します。



たとえば、京都にある株式会社タナカテック。
「薄板大型製缶板金」が得意な製造業です。

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横山剣プロ

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


  「2人クラブセミナーのお問合せをいただき、
   お礼を申しあげます。ありがとうございます。
   あとは、お申し込みしていただくだけです(笑)


  「割烹松屋 視察研修」のお問合せをいただき、
  お礼を申しあげます。ありがとうございます。

  集合は、南海電鉄の泉佐野駅に14時。
  費用は2万4000円です。
  「決断」の本当の意味を理解し、
  日本で唯一の「わたりがに料理」を、
  しかもフルコースでいただく内容です。

  「今後の経営のことを思うと安い」
  「2人の講義と、この料理は安すぎる」
  という声を多くいただきます。
  来年は、もう少し価格を上げます(笑)

  感動する話
  やる気が出る話も必要です。
  同時に、
  「経営者のあり方」
  「経営のやり方」も必要です。



  
        
 
  今日の内容

  *横山剣プロ

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *変わったお知らせ。
   拍子抜けするお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   横山剣プロ

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横山剣という人をご存じですか。

「よこやまけん」さんです。
自称、クレイジーケン


「クレイジーケンバンド」という音楽バンドの
リーダーでありヴォーカルです。


横山さんは、ある作家との対談で
次のように話しています。
抜粋のうえ引用します。



(横山剣さんの話/引用ここから)


「僕は仕事を辞めて、年を取ってから歌手になりました。
 歌で食えていることがほんとに嬉しい。
 だから、どんな状態でも、喜んで歌っている。
 モニターが聴こえないだの、音響がよくないだの、
 四の五の文句をつける気はまったくない。
 だって、昔の歌手の人たちは
 劣悪なステージ環境のなかにいたわけでしょう。
 なのに東海林太郎さんは文句も言わず、
 直立不動で歌う。園(その)まりさんだって、
 マイクの前ではまるでアンドロイドのように
 まばたきひとつせず、歌を歌う。
 どんな状態であれ、腹をくくって上機嫌で歌うことが
 客に対するサービスじゃないでしょうか」


(横山剣さんの話/引用ここまで)



引用先は『サービスの裏方たち』という本です。
新潮文庫から出ています。わずか464円。


野地秩嘉(のじつねよし)さんという作家が書いています。
野地さんと横山剣さんとの対談から転載しました。


対談のなかで、野地さんが言います。


「横山さんはどんな曲をリクエストされても、
 ほんとに嬉しそうに歌っている。
 そこがいいんです。そこがプロなんです」


引用した話は、この野地さんの発言のあと、
横山剣さんが述べた言葉というわけです。



今回のメールレターは、「サービスとは」
というテーマではありません。

「プロの仕事とは」ということについて
少し考えたいのです。

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事例から原則

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 381
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150424

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



  事例視察研修を
  今年も開催します。
 「割烹松屋視察研修」です。

  割烹松屋2代目大将、
  濱田憲司(はまだけんじ)さんの経営を
 究極の客層戦略と評する人がいます。
  客層戦略って、事例が少ないですからね。

  客層を設定し直すから、商品も考え直す。
  客層、商品、営業の整合性が生まれたことで
  客数、売上、利益が復活した事例です。

  年内に3回開きます。

 
   5月22日 金曜日
   8月7日 金曜日
   1113日 金曜日

  毎回、午後から夜にかけて。
  参加ご希望のあなた、
  このメールレターの後半にある
 「このセミナー、ほかにはないと思います」
  というコーナーをお読みいただければさいわいです。
  
  
        
 
  今日の内容

  *事例から原則

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *変わったお知らせ。
   拍子抜けするお知らせです。。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



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   事例から原則

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5月10日の日曜日、
東京で「経営はビル」説を話しましょう、
と申しあげたセミナーをおこないます。

「とっておきの事例」を
「大物講師」とともに
紹介するセミナーです。


「とっておきの事例? ワクワクッ!」
10時開始で6時間以上も? 豪華!」
「大物講師ってどなた? 参加したい!」

と、楽しみに感じたあなた(笑)
お待たせしました。

(待ってない!)
なんて言わないでくださいね。


では、僕にとっての大物講師、
ホワイトベースの
小串広己(おぐしひろみ)社長が
自ら書いたセミナー案内を
お読みください。

セミナー案内文を読むだけでも
経営の勉強になります。


(東京セミナー案内/ここから)



号外号!「 5月 東京2人クラブセミナーのご案内



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは、ホワイトベースの小串です。

本日は 号外号 でセミナーのご案内です。


「お客が増えるやり方 減らないやり方」

2人クラブセミナーを東京で開催します。

日時は 5月10日(日) 10:00~16:20


講師は、お客が増える★プロダクションの村上透氏と 小串。

村上さんが経営戦略を主に、小串はハガキの事例が主になります。


ハッキリ言って
戦略を「学ぶだけ」では成果はでません。

一方、何も考えずにハガキを「出すだけ」でも成果は期待できません。

戦略を学び、それを実行するためには
戦略とその実行法を同時に学ぶのが最も効果的な勉強法です。

頭でっかちでは行動出来ず
進む方向が違っていれば目的の場所にたどり着くことはできません。


今回のセミナーでは、その2つが同時に学べます。


★お客に喜ばれ、お客が増え、お客に思い出してもらい
 お客と一生おつきあいができる経営をしたいですよね。

★わかる、できる、伸びる! 世の中は事例にあふれています

★業績がいい会社、繁盛している店には共通項があります。
 それが「原則」です。「そうか! こうやればいいんだ!」という
 経営者のあり方、経営のやり方を一緒に勉強しませんか?

★ 第1部  10:00~12:00
  「商品」「地域」「客層」を見直す……講師・村上
   
 ・立地条件が悪くても、価格を上げてもお客は喜び、お客が増える事例。
 ・競争相手が多くても、他店と違うことをおこなえばお客が増える事例。
 ・お客を集めること以前に、従業員を集めることに力を入れている事例。
 ・商品の宣伝は一切しないのに、地域一番の人気企業になっている事例。
 ・営業地域に合わせて商品も客層も変えたことでお客が増えている事例。

★ 第2部 13:15~15:15 
  「営業」「顧客維持」を見直す……講師・小串 広己

 ・人口減少時代で生き残るには
 ・○○ハガキから生まれるリピートと新規客
 ・世界一のセールスマンに学ぶ誰でも出来るハガキの使い方
 ・町のケーキ屋さんがランチェスターとハガキでスタッフが13倍に!
 ・顧客リストの作り方・使い方
 ・その他、実際に検証した豊富な事例

★【特別】第3部 15:30~16:20
  自社に応用するための質問、相談に即答。

「ここだけの話うちの会社はこういう状況でここが問題だ。
 事例はわかったが、どのように応用すればいいのだろうか」という相談に
 小串、村上が真剣に、親身に答えます。

お客を増やしたい方に大人気の質問時間です。

★★★
(講師紹介)

 講師 村上 透(むらかみとおる)
 お客が増える★プロダクション代表。
 リーマンショック後であろうが、不利な地域であろうが、
 お客が増えている事例レポートを書き続けて日本一。
 20年以上、中小企業を取材し、業績がいい会社の共通項を伝えている。

 講師 小串広己(おぐしひろみ)
 有限会社ホワイトベース代表。
 「売上が上がる」ポストカード、「飾ってもらえる」ポストカードを販売して
 日本一。10年以上かけて統計を取り、分析し、仮説を立て、仮説に基
 づいた実践の成果を伝えている。

信じられないでしょうが

このセミナーは「安売りなし!」で売上アップ



「お客が増える★プロダクション」の村上透さんと小串が

お客様が自然に増えていく信じられない方法を教えます
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経営はビル

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【今日も元気に お客が増える!】 380
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


  ひと月ぶりのメールレターです。
  あなたにおかれましてはお元気ですか。
  僕はおかげさまで、このように
  メールレターを書くことができます。

  この間に決まったことがあります。
  ひとつは、昨年、大好評だった
  事例視察研修を今年も開催することです。
 「割烹松屋視察研修」です。

  割烹松屋2代目大将、
  濱田憲司(はまだけんじ)さんの経営を
 究極の客層戦略と評する人がいます。
  客層戦略って、事例が少ないですからね。

  客層を設定し直すから、商品も考え直す。
  客層、商品、営業の整合性が生まれたことで
  客数、売上、利益が復活した事例です。

  年内に3回開きます。

 
   5月22日 金曜日
   8月7日 金曜日
   1113日 金曜日

  毎回、午後から夜にかけて。
  参加ご希望のあなた、
  このメールレターの後半にある
 「このセミナー、ほかにはないと思います」
  というコーナーをお読みいただければさいわいです。
  
  
        
 
  今日の内容

  *経営はビル

  *ほかにはないセミナーです。
   割烹松屋 視察研修 2015

  *変わったお知らせ。
   拍子抜けするお知らせです。。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   経営はビル

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ビルの建築現場をじっくり
見たことはありますか。

深い穴を掘り、基礎工事が終わり、
鉄骨を組み立てている現場です。


長い鉄骨が、長いトラックに詰まれ
建築現場に到着します。

背の高いクレーンに吊り下げられ、
重い重量鉄骨がゆっくりと組まれます。


積水ハウス時代、軽量鉄骨の現場は
日常的に目にしていました。


軽量鉄骨の家は頑丈(がんじょう)。
そう思っていましたが、
重量鉄骨にはかないません。


重量鉄骨を組み上げていけば、
高さ100メートル、200メートル
といった高層ビルの建築が可能です。

「あべのハルカス」は300メートルですよね。


重量鉄骨で建てられたビルですが、
地震に強いことにも注目しております。


平屋、2階建て、3階建て住宅は
全壊、半壊の件数が多い。

それら住宅に比べ、
高層ビルは倒壊が少ない。


高層ビルほど倒れないと言えます。


不思議だと思いませんか。


いや、賢明なあなたは、
不思議と感じませんね。


「そんなのあたりまえだよ」

そうおっしゃるのでしょう。

「構造力学上、当然ですよと」。



ま、建築業界で仕事をした僕ですから、
だいたいの理屈はわかります。

構造上というか理論上というか……



が、正直に申しあげると、
今でもかなり不思議です(笑)


金属の重い乗り物に、
多数の荷物を積み、
たくさんの人が乗った飛行機が
地面から離れ続けていることも
不思議なように(笑)

(ちょうどいま、那覇から羽田へ
 向かう飛行物体の中で書いています)


飛行機が空を飛ぶのは、
「浮力と揚力によるものであり、
 航空力学では……」という
物理学者のような竹田陽一先生の話を聞くと、
なるほどと思います。


が、不思議さが薄れることはありません。


それほど頭が悪い僕ですが、
ビルが倒れないことについては
ある日、わかったような気がしました。


ビルと経営は同じである、と。
続きを読む...

仕事をくれるわけ

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


先日泊まった姫路のビジネスホテル。
チェックインの際、フロントの女性に
こう言われました。
「ポイントカードをお渡ししていますが、
 何色にいたしますか」

ポイントカードを発行するのは当然。
カードが必要か不要かはお客に尋ねない。
何色のカードにするかを決めてほしい。
しかし満面の笑顔で。

何色にいたしますか、と指し示すのは
カウンターの上に並んでいる12色のカード。
地味なものから色鮮やかなものまで。
思わず選んでしまう(笑)

「ポイントカードはどうしますか」と
尋ねられたら断っていました。
いつもどこでも断っていますから。
でも今回はカードをもらいました(笑)
(うまいなぁ……)と思いながら。
  
  
        
 
  今日の内容

  *仕事をくれるわけ

  *ほかにはないセミナーです。
   商品戦略10連発セミ、地域戦略10連発セミ

  *変わったお知らせ。
   移転距離が長い移転のお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   仕事をくれるわけ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




1000件あった同業者が、
 いまでは260件ほどに減りました」

取材の際、山下良太郎さんが教えてくれました。
名古屋市熱田区で鉄リサイクル業を営む、
山下商店の山下良太郎社長です。


名古屋です。大都市です。
景気がいい頃、金属スクラップ会社は
1000
件を超えていたかもしれません。


しかしバブル景気が破綻し、
リーマンショックに襲われ、
次の一手を見いだせない会社が
続々、市場から撤退したのでしょう。


山下商店も、お客が減りました。
お客の数が6割ほどに減りました。

4割の減少です。

大きいですよねえ。

4割なかに、売上比率の大きいお客がいれば
会社の存続がおびやかされる事態です。

にもかかわらず、山下商店はつぶれませんでした。
数年かかりましたが、6割にまで減った客数が
2倍以上にまで増えたのです。



なぜか。

業務内容は変わりません。

鉄くずをはじめとした金属をもらい受け、
選別し、資源として販売。

毎日がその繰り返しです。


ただし、同業者がやらないことを
おこないました。
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8大戦略の1番目

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 378
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150309

 
このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

 無断転送、無断転載を積極的におすすめします。ただし、

 「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
   であることを必ずご記入ください。

 
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


久しぶりのメールレターを発信してから
やはり久しぶりのメールレターです。
お元気ですか。村上透です。

前号は反響ありました。
メールレターの内容……にもありましたが、
「沖縄に!」という声がたくさん、たくさん。
ありがとうございます。

「北から南へ、ずいぶん思い切りましたね」
「端から端へ、いったいどうしたんですか」

その理由を書く前に、
書かなければならないものが多数。
なるべく急ぎます。
もう少しお待ちください。


「村上透ものがたり」はしばらく
おやすみします。 代わりに、
「セミナーの予定を教えて」という
要望があまりにも多いので、
「セミナー案内」のコーナーを設けます。

「お知らせ」コーナーも設けました。
ご一読いただければ誠に有難く
恐悦至極に存じます。
 
  
  
        
 
  今日の内容

  *8大戦略の1番目

  *ほかにはないセミナーです。
   商品戦略10連発セミ、地域戦略10連発セミ

  *変わったお知らせ。
   移転距離が長い移転のお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   8大戦略の1番目

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



8年くらい前か、9年くらい前か、
10
年には届かないくらい前のことです。

ランチェスター経営株式会社の代表、
竹田陽一氏に尋ねたことがあります。


「経営の8大戦略は、なぜ
 商品戦略から始まるのですか」と。


異を唱えたわけではありません。

当時も今も、竹田先生の教えは
疑いなく聞き、読み、理解に努めています。


聞いているにもかかわらず、
わかりませんでした。

なぜ、商品戦略から始まるのか。


頭が悪いということは不利です(笑)
情けないことです。
恥ずかしいことです。


考えてもわからないのは
知識がないから。


考えてもむだなのに、考えていました。
不思議と感じたからです。




竹田先生に教わるランチェスター戦略は
「ウエイトづけ」が重要な項目です。


限られたお金、
限られた時間、
限られた人員、
限られてはいないけれど
能力や行動など。

これらの配分しだい。


セミナーを受けても、
テキストを開いても、
同じことを学びます。


「広義の営業対策が大事」


 
「地域対策、業界・客層対策、営業方法、
 顧客維持対策は53パーセント」


 
「商品対策、有料のサービス対策は27パーセント」


 
「営業と商品は2対1」


 
「営業7割に商品は3割」


ということは、


商品より営業、
商品より地域、
商品より業界や客層が大事なの……と、


素直な(理解できていない)僕は思ったのです。


それなのに、なぜ「8大戦略」のチャートは
商品戦略から始まるのだろう……

というわけで質問したのです。

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戦略の上をいくもの

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 377
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20150223

 
このメールレターは、
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 無断転送、無断転載を積極的におすすめします。ただし、

 「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
   であることを必ずご記入ください。

 
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


ごぶさたしております。
久しぶりのメールレターです。
読者のみなさん、お元気ですか。
お客は増えていますか。

このメールレターは、
僕が出会ったすばらしい人のことを
あなたに伝えるおたよりです。
それに、「マガジン」というほど
盛りだくさんではありません。

ゆえに、メールレターと称しています。

アドレスも名前も存じているあなたに
僕から送る手紙です。だからメールレター。
経営にかたよった手紙です(笑)


2015
年は原点に立ち返ることにします。
僕が出会ったすばらしい人、
取材先の社長を中心に書いていきます。

2月19日は旧暦の正月。元旦でした。
あけましておめでとうございます。


「村上透ものがたり」はしばらく
おやすみします。あくまでも休み。
反響がないのでボツ、ではありません。

代わりに、
「セミナーの予定を教えて」という
要望があまりにも多いので、
「セミナー案内」のコーナーを設けます。

「お知らせ」コーナーも設けました。
ご一読いただければ誠に有難く
恐悦至極に存じます。
 
  
  
        
 
  今日の内容

  *戦略の上をいくもの

  *ほかにはないセミナーです。
   商品戦略10連発セミ、地域戦略10連発セミ

  *変わったお知らせ。
   多くの人に驚かれるお知らせです。

  *この日、ここで、あなたに会えませんか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
   戦略の上をいくもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


絞ればいいというわけではありません。

「商品戦略ですか。絞ったんですね」
「地域戦略ですよね。絞ってはいるんですが」
「客層戦略ねぇ。これが絞れないんです」


ランチェスター戦略といえば絞る、
経営戦略といえば絞る、
商品を見直すといえば絞る、

と考える経営者が多くいます。

あなたはどうとらえていますか。



結果的に絞ることが多いと思います。
しかし、やはり思います。

絞ればいいというわけではありません。



SEA
国際教育研究所の吉田茂所長は、
結果的に客層を絞りました。

ただし、絞ろうとして絞ったわけではなく、
絞れば売上が上がると考えて絞ったわけでもない。

できるだけ正しく言うと、
幅広いお客層のなかから、
もっともお客にしたい人だけを
お客にすることにした、ということです。


小学生、中学生、高校生、社会人に
英語を教えていた吉田さん。

吉田さんの英語力と教え方はピカイチ。
小学生から社会人までたくさんのお客が
SEA
国際教育研究所に通っていました。

しかし、吉田さんは決めます。


高校生だけにしたい。
しかも、欧米の大学に進学する高校生だけにしたい。


なぜなら、
そういう高校生が教えがいがあるから。
欧米の大学に進学した高校生の喜びと、
その親の喜びと
教えた自分たちの喜びが
もっとも好きだったから。


問題は売上です。

欧米の大学に進学する高校生だけ教えたい、
と決めた当時、そんな高校生は
吉田さんのもとに十数人しかいませんでした。

ほかの数百人の売上がなくなり、
十数人分の月謝しか入らなくなります。


それなのに吉田さんは
欧米の大学に進学する高校生だけにしたい、
という思いを打ち消すことができなかったのです。


これは、「客層を絞った」と言うのでしょうか。

絞ったというより、選んだという感じですね。
しかも、好きな客層を選んだという感じです。


客層を選んだ結果、どうなったか。

ご存じの方は思い出しましたね。
知らなかった方は、想像がつきますね。


売上も利益も大幅に増えたのです。


こう言ってしまうと、
世の中の先生たちに叱られること
必至ですが、


吉田さんがうまくいったのは、
戦略が優れていたからというより、
思いが強かったからだと思います。

先生たちに叱られないように言えば、
強い思いに支えられた戦略だから
うまくいった、ということです。


思いだけではうまくいかない。
戦略だけでもうまくいかない。


戦略の上をいく思いに支えられ、
思い切った経営改革ができるんですね。



こんな調子のメールレター。
これからちょくちょく書きます。


お読みいただければ有難く存じます。

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清く正しい経営

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 376
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2014・11・13

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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「決断」の二文字。
断つことを決める。
何かをやめることができるということ。

割烹松屋の濱田憲司社長は、
「こうすれば売上が上がる」
と言われていることを
次々とやめていきました。

始めるのではなく、断つことで
理想とするお客を増やし、
経営を好転させたのです。

どんな経緯で経営を見直したのか。
どんな迷いのもと、勉強を始めたのか。
どんなことを断ち、お客が増えたか。

濱田社長ご自身にお話していただきます。
さらに不肖、村上が補足講義をおこないます。
講義のあと、日本で唯一のわたりがに専門店
割烹松屋のわたりがにフルコースを味わいます。

2014年12月6日 土曜日
泉佐野駅14時 集合です。
19時 研修終了、現地で解散。
参加費用は、ひとり21,600円です。
わたりがに会席コースの費用です。

お客が増える★プロダクション 村上に
どんなことでも、気軽にお尋ねください。


      
  今日の内容
  *清く正しい経営(おたより本文)
  *竹鶴邸の近くに建築(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   清く正しい経営

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

11月7日、京都でセミナーをおこないました。
主催者は、清久隆幸(きよくたかゆき)さん。
京都で不動産管理会社、
「フルハウス」を経営しています。


清久さんが発行するブログは、
僕にとって、読み忘れてはいけない
ブログのひとつ。

勉強になるからです。


“押しつけ”と言われても紹介したい。
清久さんのブログを、です。



ブログの名前は『真っ向勝負!』。


いいですねえ、真っ向勝負。

持てる力を出し切り、
正面から堂々と戦い合う。



今年の9月22日、清久さんは
ある仕事を「捨てました」。

事例を紹介している僕としては
是が非でもレポートにしたい!
と思える決断です。


僕のメールレターと違い、
短い(笑)。すぐ読めます。

どうぞご一読を。




〈清久社長のブログ『真っ向勝負!』
 2014年9月22日号 ここから〉


1階のいわゆる『店舗』を捨て
2階のいわゆる『オフィス』に
移動して早1年以上経ちました。

17坪が半分の8坪ほどになったので
モノを大量に捨てなくてはならない
はめになりました。

結果的にスッキリして
今のスペースで充分
仕事をこなしてます。

又、やる業務も必然的に
変わりました。

以前は仲介メインにしてましたので
飛び込みのお部屋探しのお客様、
ネットを見てお問い合わせの電話を
下さるお客様を常に”待ってる”状態で

少人数の僕らには
とても効率が悪いものでした。

だからメイン業務を
『紹介による仲介』と
『管理』に変え
飛び込み客を待つ仕事を
捨てました。

今は時間に余裕が出来
2人ともある程度自由に
動き回れています。

仲介手数料はがくんと減りましたが
掛けていた経費や時間を考えると
これで正解だったと今は思います。

どんな立地でも
どんな条件でも
知恵を絞れば充分戦えます。

植松努さんがおっしゃるように

『だったらこうしてみたら?』

と常に改善、改善し

小さくても強い不動産会社に
成長していければと思って
ます。



〈清久社長のブログ『真っ向勝負!』
 2014年9月22日号 ここまで〉
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ホテルの正しいメルマガ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 375
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20141110

このメールレターは、
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 ※無断転送、無断転載を積極的におすすめします。ただし、

 ※「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
   であることを必ずご記入ください。

  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


今年はすでにタイヤ交換を
済ませました。スタッドレスタイヤに。
14
回目の父の命日が過ぎ、
北海道はいよいよ冬に突入します。

日増しに寒さがつのり、
「この冬一番の冷え込み」が
何度も何度も報じられます。
降った雪がとけては積もり、
根雪となります。

年が明ければ母の命日を迎え、
冬道の運転も慣れてきます。
温泉が恋しくなり、
お湯割が愛おしくなります(笑)

父と母はどこに住んでいるのだろう。
弟はどこを旅しているのだろう。
年内にメールレターはいくつ
発信できるだろう。
約束した原稿、急ピッチで書きます。
もう少しお待ちください。
(なんとなく言い逃れご容赦)


      
  今日の内容
  *ホテルの正しいメルマガ(おたより本文)
  *価格明示でお客を選ぶ村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ホテルの正しいメルマガ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

広島駅新幹線口のホテルを
利用したことがあります。

「グリーンリッチホテル広島新幹線口」
というホテルです。

2年くらい前のことですが、
それ以来、このホテルのメルマガを
毎月、読んでいます。


『グリーンリッチホテル広島新幹線口
 ファインメール』というメルマガです。


毎号、松田博美さんという支配人が
書いています。


このメルマガ、特徴があります。


友達や知り合いの話題が多く、
また泊まってね、という売り
ありません。

よくあること、身近な話題が多く、
うちはいいホテル、という売り
ありません。


いま、ネット経由で
ホテルを予約することが増えてきました。

メールアドレスを知ったことで、メルマガを
送ってくれるホテルが増えました。


そのほとんどが、売り込みのメルマガです。

「メールマガジン」になっていません。

旬の予約プランの案内。
お得プランの案内。
特別プランの案内。

だから今すぐ予約を!
というメルマガばかりです。


そんななか、松田博美支配人のメルマガは
読むメルマガでうれしい。


松田博美支配人からのメルマガは、
「ふつうの話」のときもあれば、
「いい話」のときもあれば、
「すごくいい話」のときもあります。


ひとつだけ確実に言えるのは、
メルマガが届くと、

(松田博美支配人からのメルマガだ)と

松田さんを思い出すということです。



チェックインの際、フロントの松田さんと
1、2分話をしました。

それしか接点がありません。
が、メルマガが届くと思い出す。


毎月一回は思い出し、思い出すたびに

(広島へ行きたいなぁ)とか

(こんど広島へ行ったら
 松田さんのところへ泊まろう

などと考える。

それでいいのだと思います。
それがいいのだと思います。
メルマガの役割として。


売り込む必要はない。

そう再認識させてくれる、
松田博美支配人からのメルマガ。

10
30日に届いたメルマガ本文を
全文、転載します。


松田博美支配人、転載の承諾
ありがとうございます。




(松田博美支配人から届いた
 『グリーンリッチホテル広島新幹線口
  ファインメール』1030日号 ここから)



婚礼シーズン!
今では1年中いつでも婚礼がある。
当館でもこの秋 結婚式の為、
ゲストの宿泊でご利用くださった方々も多い。

中学の教員をしている友人は、
教え子の結婚式に招かれることも多い。
それぞれ感動する結婚式になる。

中でも中学1年のとき、
母親を病気で亡くし
父親と二人で生活していた直君の結婚式は
忘れられないという。
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増やすではなく増える

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【今日も元気に お客が増える!】 374
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20141106

 
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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「続けたモン価値研究会 倉敷」に
参加しました。昨夜。
通称「続研倉敷(ぞくけんくらしき)」。
続研岡山に続き、続研倉敷が発足して
まもなく3年でしょうか。
経営の勉強会が続いています。

続研岡山、続研倉敷はがんばっている
と、しみじみ思います。
毎回、だれか講師を起用するのではなく
経営者が自分たちだけで、自主的に
勉強を進めているからです。

「強制されたほうが楽」
「先生に教えてもらうほうが楽」
多くの経営者がそう言います。
自主的って、むずかしいですからね。
岡山も倉敷も、続けたモンだけが
大きな価値を得られるのでしょう。


満身、全身、渾身ふりしぼるセミナー。
とくにお客が増える事例のセミナーです。

11月7日(金)夜 150分 京都府
お客が増える事例セミナー/京都TTP大学主催
http://ameblo.jp/kyoto-ttp/entry-11937072751.html

★1月10日(土)開講! 午後 210分 兵庫県明石市
お客を2倍に増やす事例研究会
ランチェスターマネジメント明石主催
http://www.ekeiei-no1.com/sem20150100-1

   
  
        
 
  今日の内容
  *増やすではなく増える(おたより本文)
  *価値観で決まる客層(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   増やすではなく増える

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

「坂本さんの話を直接聞くことができて
 本当によかったです。参考になります!」

「村上さんがふだん言っていることが
 あらためて重要だと認識しました」

「スゴイです。坂本さん。
 まいりました。自分はまだまだ
 全然ダメだと痛感しました」



坂本孝文さんを賞賛するメッセージが
ここのところ、いくつも寄せられました。


さかもとこーひーの坂本孝文さんです。

「こーひーはフルーツだ!」の坂本さんです。

「丁寧な暮らし」の坂本さんです。



ランチェスターマネジメント金沢主催、
「北陸ランチェスター実践交流会」において
10
月下旬、坂本さんのセミナーがありました。


坂本さんの話が「参考になる!」のは当然。

なんたって、あの坂本さんですから。


あの坂本さんをご存じないあなたに
かいつまんで紹介しましょうね。

坂本さんはこんな方です。



坂本さんは自称、不器用です。
おいしいものが大好きです。
まずいものが嫌いです(笑)


喫茶の世界に入って40年以上。
27
歳で独立。


「エラそーに鼻高々に喫茶店を開業」
したそうです。


しかし、思うようにいきません。
しかも、
「何を努力していいかわからなかった」



やがて、衝撃的な本と出会います。


『1枚のハガキで売上を伸ばす』
『ランチェスター弱者必勝の戦略』


読んで思ったことがある、と
坂本さんはこう言います。


「僕には願望がない。徹底的に欠けていた。
 大きくしたい、儲けたいという願望が
 強くないどころか、なかった」


「自分は喫茶店としての売り方が
 間違っていると思った」


(ここ、鋭いですね。
 「願望がなかった」とか
 「売り方が間違っていた」など)



売り方を間違っていた紅茶専門店をやめて
新たに始めたのは
自家焙煎の豆売り専門店。



『さかもとこーひー』は
3坪の店から出発しました。
自宅のガレージが店舗です。


店の前は、人が通りません。
お客が全然いないところです。

お客が来ないのであれば、
お客のもとへ出向くしかありません。

コーヒー教室をこれまで数百回開催。

主婦が数人集まった家庭の居間で。
幼稚園、小中学校のPTA文化部で。
千葉市内の公民館で60代から70代の人に。


コーヒー教室を開き、自分を知ってもらう。
「コーヒーはフルーツだ」と知ってもらう。


坂本さんがもらうものもありあす。
お金ではありません。

コーヒー教室は無料です。
豆を販売するわけではありません。

坂本さんがお客からもらうもの、
それは、


「名前と住所」です。

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先に。

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 373
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20141104

 
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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「セミナーの案内をしてほしい。
 売り込んでいるとは思わないから
 どうか気にせず紹介してほしい」

そう言われることがたびたび。
いつ、どこで、どんなセミナーがあるかを
教えてほしいと依頼されます。

「メールレターの最後のほうに
 案内しています」と申しあげますが、
「肝心のメールレターの発行が
 少ないじゃないですか!」と。

御意。納得。ご容赦。

満身、全身、渾身ふりしぼるセミナー。
とくにお客が増える事例のセミナーです。

11月7日(金)夜 150分 京都府
お客が増える事例セミナー/京都TTP大学主催
http://ameblo.jp/kyoto-ttp/entry-11937072751.html

★1月10日(土)開講! 午後 210分 兵庫県明石市
お客を2倍に増やす事例研究会
ランチェスターマネジメント明石主催
http://www.ekeiei-no1.com/sem20150100-1

   
  
        
 
  今日の内容
  *先に。(おたより本文)
  *大好きな本州客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   先に。

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

先手必勝、先攻有利という言葉があります。


囲碁は先攻有利、カーリングは
後攻が有利、などと使われます。


将棋の世界においては、
「先攻が有利」と言われていました。

先に仕かけたほうが
有利な局面を生み出せると。


事実、日本将棋連盟の公式戦では
長いこと、先手の人が勝つ確率が
5割を超えていたそうです。


ただし、先攻有利説は
2007
年までのことでした。


2008
年から流れが変わったそうです。
初めて後手の人が勝つ確率が5割を超え、
2009
年も後手番の勝率が5割超え。



はたして経営はどうか。



と、考え始めてすぐ、
思い出した社長がいます。

ヒットガード株式会社、
小泉剛社長です。


小泉社長、先に行動することで
お客を増やしています。



まず、短くヒットガードの案内を。


ヒットガード株式会社は、
アルミ手すり製品の販売、加工、
取り付けに特化した会社です。

マンションのベランダやバルコニーには
手すりがありますよね。
これらはすべてアルミ製です。


このアルミ手すりの工事ですが、
年間80棟だった施工件数が
5年後には600棟にまで増えたのです。


アルミ製品の施工に絞っていること自体、
お客が増えるだろうと予想できます。

しかしそれ以上に知ってほしいのは
「紹介」が多いということ。


「紹介してもらったお客さまなら安心ですよね。
 だから紹介営業中心にいこうと決めました」

とはいうものの、紹介をくださいと言って
簡単にもらえるものではありません。


「だから、僕のほうから先に紹介することにしました。
 建築会社には『いい設計事務所がありますよ』、
 設計事務所には『腕のいい工務店がありますよ』
 というぐあいに。こちらが先に紹介すると、
 相手もお返しにどんどん紹介してくれるんです」

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ハガキをやめるとき

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 372
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20141022

 
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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



前号のメールレターで
稲田正信先生を紹介しました。
予想通りのメッセージをいただきました。

「稲田先生は本当に思いやりのある先生です」
「稲田先生に出会えたのは幸せです」
「稲田先生に教えていただいたおかげです」

僕も早く稲田先生に教えていただきたく
「お客を2倍に増やす事例研究会」が楽しみ。
そして、もうひとつこんなメッセージも。

「稲田先生って、どんな方ですか?」
僕のメールレターは、稲田先生のすてきさを
ちっとも伝えていないことが判明(笑)
どうぞ1月、明石市で会いましょう。

お客を2倍に増やす事例研究会
 http://www.ekeiei-no1.com/sem20150100-1
   
  
        
 
  今日の内容
  *ハガキをやめるとき(おたより本文)
  *たたき、ころしの(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ハガキをやめるとき

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

8月、10月と「割烹松屋視察研修」を
おこないました。

大阪府泉佐野市にある、
「わたりがに」専門の割烹松屋での研修です。


濱田憲司(はまだけんじ)社長に話をうかがい、
僕が補足講義、そして、とてもめずらしい
わたりがにのフルコースを味わいました。


8月と10月で、延べ十数人の参加でしたが
みなさん濱田社長に会うのは初めて、
わたりがにのフルコースも初めてでした。


僕はこれまで何度も濱田さんに会っています。
何度も会い、話をうかがい、一緒に飲み、
松屋の歴史、濱田さんの取り組みを聞いてきました。


何度も、です。

それなのに、

(話を聞いてよかった
(勉強になる
(僕もがんばらなきゃ

と思うのです。毎回。


濱田さんから聞く話の大半はおぼえています。

おぼえているなら、僕が人に伝えればいい?
おぼえているなら、何度も聞く必要がない?


伝えることはできますが、
伝え切ることはできません。

僕が失敗し、苦労し、悩み、あがき、考え、
耐えて、実行してきたわけではないからです。

とりわけ、客層を絞って復活した経営者に
会える機会はまれではないでしょうか。



だから何度でも濱田さんの話を聞きたい。
そして濱田さんの話を聞くと、考えてしまいます。

僕がどんなことで、どんなことを考えてしまうのか
ちょっとだけ紹介します。




〈濱田さんいわく〉


  「割烹松屋は先代が創業して50年。今では
   泉佐野市で一番古い料理店になってしまった」



50
年ですよ。50年で一番古い料理店になって
しまったというのです。

ほかの業種であれば、70年とか100年企業が
少しは存在するでしょう。


京都に行けば、歴史ある、老舗の料理店が
何店もあるのに、と思ってしまいます。

「飲食店は厳しい、難しい」と僕も言いますが
店を続けることがいかに難しいかがわかります。




〈濱田さんいわく〉


  「値上げをしたほうがお客さんが来る」



結果論ですが、数字が証明しています。
松屋では値上げをしていますが
お客が増えているのです。


松屋では500グラムも600グラムもある
わたりがにを調理してくれます。

こんなに大きいわたりがには希少です。


希少価値がある商品なら高くて当然。
それなのに、かつての松屋は安くしていた。
どうして?
売上がほしいから。


「ほかでは買えません。ウチだけです」
そう連呼しながら、値下げ競争をする。


おかしいですよね。

だから濱田さんは値上げした。
というより元の適正価格に戻した

よって「めずらしいから高くて当然」
と価値がわかるお客が増えた。


商品と客層が一致していますね。

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うまい教え方

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【今日も元気に お客が増える!】 371
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



前号のメールレターが大好評。
バニラ・エア乗務員の話です。
大反響です。ありがたいことです。

そして、わからないものです。
僕が考えに考え、練りに練った
経営の話より、バニラ・エアのほうが
みなさん「おもしろい!」と言う。

いえ、わからなくありません(笑)
そうですよね。僕だってそう思います。
バニラ・エアの話のほうがおもしろい。
今後目指します。おもしろい経営の話。

しかし今日は、地味な話だと思います。
地味だけど、「いい情報じゃないですか」
と、思ってくれるといいのですが。
なんたって、勉強会の案内ですから(笑)
   
  
        
 
  今日の内容
  *うまい教え方(おたより本文)
  *背広姿の怖い集団(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   うまい教え方

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「あの先生はいいですよぉ~」

という推薦を多数受けてきました。


経営者はみな、自分にとって「いい先生」を
知っています。持っています。

経営の先生。
人生の先生。
先生の先生。


「・・先生は教え方がうまい」
「・・先生はたとえ話がうまい」
「・・先生はむずかしい言葉を使わない」
「・・先生は元トップセールスだ」
「・・先生は私の師匠です」


僕は恵まれています。みなさんに
いい先生を教えてもらってばかり。


なるほど、そうなのかぁ、すごいなぁと
驚き、うなずき、ため息ばかり。


それでいて、頭のどこかで
こう思ちゃったりしているんですけどね。


先生多すぎるんじゃないか

あっちもこっちもそんなに先生ばかりだと、
世の中センセーだらけになるんじゃないか。

選べないよ
みんな「いい先生」だったらと。


医師とか教師など師がつく人も先生。
弁護士とか会計士とか士がつく人も先生。
地元を代表して税金を使ってくれるセンセーも先生。

そして、経営の世界にも先生がたくさん。


みんないいとなると、いいのが普通になります。
「2 : : 2」の上位2割が多すぎる感じです。


となると、あとは人気度。

多くの人が、同じ人物を「いい」と言えば
きっと、本当にいい先生に違いない。


あの社長も「・・先生はいい」と言う。
この社長も「・・先生がいい」と言う。
あの先生も「僕は・・先生が師匠です」と言う。


多くの経営者が共通して評価する先生。
人気度がきわめて高い先生。


その「いい先生のなかのいい先生」のひとりが
稲田正信(いなだまさのぶ)先生です。


とても多くの人から聞きます。


「稲田先生いいよね」と。


しかも、稲田先生のことを語る表現には
ある種の傾向があります。


いつもニコニコ。
やさしい。
怒らない。
じっくり聞いてくれる。
あまり否定しない。
心から自分のことを考えてくれる。
何を質問しても答えてくれる。
大きな声を出さない。
絶妙なアドバイスをくれる。
温厚だ。物静かだ。
面倒見がいい。親身になってくれる。


僕が知るかぎり、
稲田先生に習った方、そして
稲田先生と古くからお付合いしている方は
おしなべて人間性がよく、
お客も増えている。


稲田先生に教えてもらうことができたら
と、僕もいつしかこっそり稲田先生ファンに。


願えばいつかは現実に、と言いますが、
本当に実現するものです。

短い人生なのに間に合ってよかったです(笑)



2015
年1月から始まります。

「お客を2倍に増やす事例研究会」

 http://www.ekeiei-no1.com/sem20150100-1


「お客を2倍に増やす事例研究会」は
毎月第2土曜日に開かれますが、稲田先生は
2月、5月、8月、11月に登壇。
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伝え方7分

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



みやざき中央新聞の2570号(9月15日版)が
先日、届きました。第三種ゆえ封筒に帯。
その封筒、宛名の下に印字。

「長雨大雨お見舞い申し上げます。
 濡れた新聞お取替えいたします。
 ご連絡ください


「長雨大雨」。そうですね、伝わります。
「濡れた新聞を取替える」。保存している人が
多い新聞だからでしょう。

特定多数への印字したメッセージなのに
新聞を受け取る人への思いが伝わります。

地震、雨、台風などの被害が大きくなると
「村上さんは大丈夫ですか?」
「いまどこにいますか?」
といった安否を気づかう連絡をいただきます。
僕は人に恵まれています。ありがとうございます。

   
  
        
 
  今日の内容
  *伝え方7分(おたより本文)
  *偉い階級の校長先生(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   伝え方7分

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


日本離れしているな…”
日本の会社っぽくないな…”

という体験を先日、初めてしました。


飛行機に乗ると、離陸前に客室乗務員からまず、
「あいさつ」があります。

次に「緊急時の案内」などがあります。

モニターを見ることがあれば、
救命胴衣着用の手順など、乗務員の
デモンストレーションを見ることもあります。


僕が体験したこととは、
これら一連のアナウンスが終わったとき、
機内が乗客の拍手に包まれたということです。



ある日の、バニラ・エア機内。
成田から千歳へ向かう便でした。


お客が全員乗り終えたあと、
通路に4名の客室乗務員が立ちました。


操縦席に一番近いところに若い男性乗務員。

1列目から30列目までの座席のあいだを、
3名の女性乗務員が等間隔で立ちました。


最前方の若い男性乗務員がマイクを持ちます。
乗務員の紹介をしてくれたのですが、

(こんなおもしろい紹介は
 聞いたことがない! なんだ! これは!)

と、ビックリマークをいくつもつけたくなるほど
おもしろいプロフィールを公開してくれたのです。



「本日、新千歳空港までみなさまのお伴をする
 私たち4名の紹介をおこないます」


と話し出したこと自体、めずらしいことです。


そこからです。
一人ひとりについて、出身、趣味、失敗談などを
けっこうくわしく教えてくれます。


軽妙な話し方。話すスピードは速いのですが
訓練しているのでしょう。伝わります。


「一番前に立っている、色の黒い女性は………

とその女性乗務員の名前を言い、


「こう見えて彼女は……


とほめるのかと思いきや、本人にしてみれば
ちょっと恥ずかしいようなエピソードを披露します。


「2番目の女性は、たこ焼きを焼くのが趣味でして


と、大阪出身であることをはじめ、機内の僕らが
思わず笑ってしまう紹介をしてくれます。


「3番目の女性は、ピスタチオナッツを食べながら
 ビールを飲むのが大好きでして……杜の都仙台出身」


にはじまり、その内容のあまりのおもしろさに
本人も笑ってしまう紹介が続きます。


4人目は、マイクを持っている男性乗務員。


「そして私ですが、じつは、いま、お付合いしている女性が
 いまして、先日、けんかをしてしまいました。
 なんとですね、相手が洗剤の容器を投げてきまして、
 私はなんとかサッとよけることができたのですが、
 その容器を見ると、『アタック』という商品でした。
 アタックでアタックされてということで……
 おあとがよろしいようで、このあたりで私ども乗務員の
 紹介を終え……


と、どう考えても、あえてウケない話を持ち出し、
わざとすべることで笑いをとっていました。


テンポがいい。
トーンは高め。
リズム感がある。
ちょっと自虐的に紹介。

紹介されている乗務員本人も、
それを聞いている、ほかの乗務員も
おもしろくて笑ってしまうほどです。


乗ったことはありませんが、
サウスウエスト航空なら、
楽しくさせてくれる乗務員がいそう。

でも日本では初めて。


いやいや、驚いたなと思いましたが、
驚きはまだ続きます。
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訪問する薬局

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



滋賀県、岡山県、宮崎県、沖縄県を
めぐっていました。
ふだん、観光の機会が少ないのですが、
今回はめずらしいものを案内してもらいました。
「さざれ石」です。


『君が代』に出てくる、さざれ石。
宮崎県日向市の大御(おおみ)神社で
見ることができました。
日向のお伊勢さんで、さざれ石。
岩の大きなかたまりでした。


国家の歌詞としてうたわれている石です。
苔(こけ)は、いたるところで目にする
ことができますが、さざれ石は、
さざれ石があるところしか見ることができません。


日向市の株式会社グローバル・クリーン、
税田(さいた)和久社長に案内いただきました。
日向市において、就職したい企業人気トップの
グローバル・クリーン。いい会社です。
税田社長、ご案内ありがとうございます。

   
  
        
 
  今日の内容
  *訪問する薬局(おたより本文)
  *新規客より既存客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   訪問する薬局

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調剤薬局は、患者数が多い大病院の前だから
といって、お客が増えるわけではない。

見込客が多いかどうかで決めるのではなく
競争相手が少ないかどうかで決める。


わかってはいるけど、つい無視
してしまうのが出店場所です。

なにをもって立地条件がいい
というのでしょうか。


たしかになるほど言われてみれば
正しいんだけど……すごい……

ということを教えてくれるのが
滋賀県にあるメディカルブレーン、
塩飽(しわく)勝美社長です。


お客が少ない小さな開業医の近くに
調剤薬局を開き、少ないけれど
競争相手がいないから占有率1位を維持。

さらに、薬局の隣に医院を誘致し、
その医院のお客も100パーセント自店のお客。


そんな「確定来店型」とも言えるモデルを
前号のメールレターで紹介しました。


この一週間、予想を上回る反響でした。


「すごい!」
「こんな発想初めて聞きました」
「そうスゴイ考えではないのに、すごいですね(笑)」
「調剤薬局がつぶれる理由がわかりました」
「これこそが、お客をつくるということですね」
「ありそうでない話ですね」
「弱者の戦略ですね」
「村上さんがいつも言っている、戦略の整合性が
 とれている例ですね」


と、たくさんのコメントが寄せられました。
ありがとうございます。



「でも、これだけではありません。
 塩飽社長の経営は」

と、前号の結びに書きました。


なにしろ、塩飽社長が出した7店目は、
病院がまったくないところだったからです。



病院がない?



ええ、前にも後ろにも右にも左にも
とにかく病院がないのに出店したのです。
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来店確定型経営

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



『乾杯の歌』という曲を
ご存じでしょうか。
「盃を持て、さぁ卓をたたけ~」
という歌詞で始まります。
大学時代、大人数で歌い、乾杯し、
さらに歌い、さらに乾杯しました。

先日、この歌が急に頭の中で鳴り出し、
というより歌い出し、止まりません。
曲や歌詞が頭の中で繰り返すことは
以前から経験済みです。
しかし今回はしつこい。

テレビコマーシャルソングや
地元商店街の有線放送などで
商品名や店名を繰り返し耳にすると
いわゆる耳になじむものであり、
すりこまれるものです。

面積や世帯数において狭い範囲なら、
チラシでも同じことが可能でしょうか。
遠方でもハガキで可能でしょうか。
売り込むわけじゃないけれど、
目に、脳になじませることができるかも。

   
  
        
 
  今日の内容
  *来店確定型経営(おたより本文)
  *「何の用ですか」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   来店確定型経営

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薬局は病院の近くにあります。
病院を出ると、前にあり、
右にあり、左にあります。

門前薬局と言われるゆえんです。


病院で処方箋をもらった患者は、
薬をもらいに薬局へ向かう。

そんなことは誰でもわかります。
だから、調剤薬局はできるかぎり
病院の近くに店を開きます。


大きな病院ともなると、
門前薬局が3軒、4軒、
5軒を数えることも。


よって薬局は大競争状態。


薬は、どの薬局で出してもらっても同じ。
価格も同じ。

処方箋通りに調剤するから、
効く薬局効かない薬局という
差は生じません。

高くもしないし、安くもしない。


差別化がむずかしい店が
ひとつの病院のお客を分け合う。


僕にはそう映ります。



病院の前に調剤薬局を出す。
この常識的な流れ
くつがえした経営者がいます。


滋賀県にあるメディカルブレーン、
塩飽(しわく)勝美社長です。


塩飽さんは、小さな開業医の近くに
調剤薬局を開きました。

院内で処方し、薬も販売している
開業医に提案したのです。

「処方箋を発行していただけませんか。
 薬は、僕らの薬局で出させてもらえませんか」


開業医が処方箋を出してくれたことで
薬局を開業することができました。


小さな開業医なので、
同業者は参入しません。


お客を奪い合わずに済みます。
戦わずに済みます。


といっても、お客が少ないだけあって、
小さな医院一ヵ所では
経営が成り立ちません。


そこで塩飽さんは呼びかけました。


「うちの薬局の隣で、どなたか
 医院を開きませんか?」と。


病院の前に薬局を開くのではなく、
薬局の横に病院を開いてもらうのです。
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録音される時代

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【今日も元気に お客が増える!】 367
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



訪問先への土産を選ぶとき、
(もっといいものないかな
と考えてしまうことがあります。

北海道のものは、全国いたるところで
手に入れることが可能だからです。
北海道以外の空港でも買えます。
デパートの物産展で買えます。
ネットで取り寄せることができます。
自治体が出店するアンテナショップで買えます。
各種イベント会場で買えます。

北海道の土産をもらう機会も増えたと思います。
「あ、これ、おいしいですよね」
などという言葉を聞くと、
(そうだよなぁ。めずらしくないよなぁ)と。

めずらしいものでなくてもいい。
希少価値があるものではなくてもいい。
気持ちが伝わればいいと言われます。でも
どうしても「へぇ~」とか「ほぉ~」とか
言ってほしいという、いやしい気持ちがあります。

「こんなお土産は初めてです」と
言ってもらえるような土産が手に入る土地に
引っ越そうかと考えてしまうほどです(笑)

どうでもいい話でした。ご容赦。

   
  
        
 
  今日の内容
  *録音される時代(おたより本文)
  *ひんぱんに寄せられる相談(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   録音される時代

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


毎月、楽しみにしているメルマガに
「西遠(せいえん)労務メルマガ」があります。

山口悦子先生が送ってくれます。


労務問題に関したメルマガがおもしろいと言うと、
「変わってますね」と言われたり、
「おもしろがってる場合じゃないんですよ」
などと、経営者からグチを聞いたりします。


労務問題に頭を抱えている社長が多いんですね。

永遠のテーマになってほしくないけど、
永遠のテーマなんでしょうね。


お客が増える会社になるには、
社長と従業員とがいい関係であってほしい。


戦略にもとづき、仕組みにしたがって
戦術を実行してほしいからです。従業員に。


社長の思い、考え、会社のやり方を理解し、
お客との第一線で仕事をしてほしいからです。


いい関係を築き、維持すべきは
現在、働いている従業員に限りません。

こんな言葉はないかもしれませんが、
従業員予備軍ともいい関係を築きたい。



応募してくれたけど、面接ののち
採用しなかった人とも、いい関係に。

自己都合か会社都合かを問わず、
辞めた社員とも、いい関係に。


日頃、そんなことを思っていたところ、

(そんな時代なのかぁ……

と考えさせられるメルマガを読みました。


平成26年9月号の『西遠労務メルマガ』です。


(そんな時代なのかぁ……
と驚いているのは、僕だけかもしれません。


あなたはすでに知っているかもしれませんが、
残業代未払い問題についての話を、
どうぞお読みください。




〈西遠労務メルマガ転載/ここから〉


今日は、ここのところ大きく採り上げられている、
たかの友梨ビューティークリニックの件について。
「ブラック」とか、「パワハラ」とか言われていますよね。
 
 
残業代未払いを1人の社員が監督署に申告、
またその社員はユニオン
(1人で加入できる、社外労働組合)にも加入しました。
たかの友梨さんは急きょ、店舗のスタッフを集め、
2時間半話をし、
特に、そのスタッフを名指しで批判した、
というものです。
 

さて、 
社員が監督署に相談や申告に行く、
監督署が会社に来る、
また、
社員がユニオンに加入する、
そういうことは残念ながら、しばしばあるものです。
 
 
今回たかの友梨さんにとって特に痛かったのは、
その社員が2時間半のやり取りを録音していたこと。
そのやり取りの一部は、
ネットへの公開もされているのです。
たかの友梨さんは、
きっと全く予想されていなかったことでしょう。
 
 
けれども、
この「社員がやり取りを録音していた」
というのは、
この頃西遠労務の顧問先様からも、
ちょくちょくうかがうこと。
 
そう、
今回のように、
労務トラブルの際、
また労務トラブルになりそうな気配があるときは、
「録音されていることを前提に」
やり取りしなくてはなりません。
 
残念ですが、
もう、そういう時代なのです。
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いいホームページ

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【今日も元気に お客が増える!】 366
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



取材する社長には2代目、3代目が多く、
2代目になって10年過ぎても業績がいい。
取材をすると、そうか、だからかと。
2代目にとって、もっとも重要なことは何か。
僕なりに見えてきました。
シンプルすぎて言いにくいのですが得たり。


最近、気に入っている標語。
「捨てる便に拾う命あり」
とても簡単な便鮮血検査により
大腸がんを早期発見できるそうです。
もじってみました。
「捨てる戦術に拾うお客あり」


割烹松屋の視察研修へどうぞ。
研修ですが、費用は各自の交通費と
ワタリガニの飲食代のみです。
僕も自腹で参加です。なぜそこまで?
と聞かれます。僕も聞きたいし、
食べたいから(笑)何度でも。それだけです。

   
  
        
 
  今日の内容
  *いいホームページ(おたより本文)
  *ある老夫婦のお客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   いいホームページ

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経営者は2通りに分けることができます。


「自己流」で経営を続けてきた社長と、
「勉強をして」経営を続けてきた社長。

その2通りです。


ある社長。
これといった経営の勉強をせず、
手さぐりで切り盛りしてきました。

お客に支持され、お客が増え、
売上が上がり、利益を出してきました。

我流、自己流で経営していますが、
何かで1位あるいは
どこかで1位を実現しています。



別のある社長。
あるときから経営の勉強を開始。
学んだ原理原則に基づいて経営。

ねらったとおりにお客が増え、
利益性の高い経営を実現。

原則に基づいているだけのことはあり、
何かで1位あるいは
どこかで1位を実現しています。



ふとりとも、
正しい経営者であり、
いい経営者であり、
すばらしい経営者です。


お客に喜ばれ、
お客が増えているから。



数年前、おもしろい発見をしました。

我流、自己流の経営者も、
「経営の原理原則」にあてはまるということです。


経営の勉強をした方は当然ですが、
勉強をしていない方でも、
お客に支持され、お客が増えている経営は
原理原則にのっとっているのです。



たとえば、

「ランチェスター戦略は勉強していません。
 でも、お客さまは増えています」

という経営者はいます。


つい最近、会った人では
松永大輔さんがいます。


松永さんは、整体院の院長さん。
東京都大田区西馬込(にしまごめ)にある
「ライフエイドカイロプラクティック」の院長です。


何を、
どこで、
だれに、
どうやって提供し、
一度来院したお客と、どのように付き合いを続け、
どんなお金と時間の使い方をしているか。


それらについては、いずれ、
『お客が増える!』レポートにて紹介します。


詳細なレポートを読んだり聞いたりせずとも、
ホームページをのぞくだけで、松永さんの
整体院が支持されていることがわかります。


ライフエイドカイロプラクティックの
ホームページから、気になるフレーズを
いくつか抜き出します。



「西馬込駅第1位」

「おかげさまで第1位」

「整体・カイロプラクティック院のホームページで
 ページ数・情報量No.1」

「8月23日(土)は研修のため休診致します」

「9月3日(水)4日(木)は研修に参加するため
 休診いたします」

「1回の治療で治ってしまうなんて
 びっくりしました」



少なくとも2つのことが見えてきます。

「1位」「No.1」「1回」と
「1」 という数字を上手に表現していること。


そして、「勉強」のために整体院を休むこと。


経営の勉強をするために、
言い換えれば、
お客に好かれ、
気に入られ、
喜ばれ、
忘れられないようにするための
勉強を優先する経営者であること。


そんなことが見えるホームページって、
出会うと楽しくなります。

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捨てる経営

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


お知らせです

村上がセミナー講師を務める際の費用についてです。
半日…10万円プラス旅費等実費。
一日…15万円プラス旅費等実費。

数多く問い合せを受けます。
そのつど答えていますが、
シンプルすぎて拍子抜けの方もいます。


「半日」と「一日」の境界は……
ケースバイケースです。
「交通費」の算定基準は……
これもケースバイケースです。


各地の商工会から、たとえば、
「1時間3万円という予算なんですが」といった
相談を受けます。どうぞ気軽にお寄せください。

   
  
        
 
  今日の内容
  *捨てる経営(おたより本文)
  *葉山に建てたお客(村上透ものがたり)
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   捨てる経営

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「捨てすぎました」


濱田さんから、初めてこの言葉を聞いたとき、
僕はつい笑ってしまいました。


ところが濱田さんは笑いません。
むしろ、表情は硬くなっています。

いま思い出してもつらいという過去を
一言で表しているからです。


理想のお客に来店してもらうため。
来店したお客に喜んでもらうため。
喜んでもらえる商品にするため。
商品3分に売り7分を実践するため。
売り込んできた失敗を繰り返さないため。


捨てる。
変える。
削る。
やめる。
絞る。
断る。
狭める。
減らす。


たとえば、「送迎バス」。

送迎バスを用意すれば、
お客が増えると聞き、
以前、購入したのです。

しかし、そのバスも手放しました。
それまで送迎バスをあてにしていた
お客は、あっさり来なくなりました。


たとえば、「安いメニュー」。

価格を安くすればお客は来る、と
周囲に言われ、次々と低価格メニューを
増やしてきたのです。

しかし、居酒屋並みの価格はやめました。
高いなら行かないよ、というお客は
ぱったり来なくなりました。


たとえば、「宴会」。

売上が欲しいなら宴会にかぎる、と
これまた周囲の声が多く、飲み放題付きなど
宴会を受け入れてきました。

しかし、ことごとく宴会用の価格を
上げて提示しました。あるいは、
満席ですと答えて断るようにしました。



きわめつけは、「仕出し」をやめたこと。
葬儀会場や法事の際に提供する
仕出し弁当業務をやめたのです。


なぜ、きわめつけなのか。
売上の6割を占めていたからです。


「売上の6割を超える商品を捨てよう」


売上の6割を断つと決めて、実行しました。

仕出しをやめることは、
来てほしいお客だけに来てもらうための
ひとつの象徴でもあります。


もともと、ワタリガニ専門の割烹です。
仕出し弁当屋ではありません。

すべて対極にあります。


来店型対面提供スタイルと
受注後、配達スタイルと
いった違いがあります。

あるいは、

高単価と
低単価
という明確な違いがあります。


なにより、お客が異なります。
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決意、決心、決断

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 364
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140826

 
このメールレターは、
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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



割烹松屋の視察研修をおこないました。
「理想の店にする」「大赤字業績を挽回する」
そのために「決断」した2代目大将の話を聞き、
唯一のワタリガニフルコース料理を味わう。
参加者の発言も、僕には勉強になりました。


イニシャルでごめんなさい。
M
Y嬢とRU嬢とのハモりにしびれました。
スーパーアリーナにて。
泣いてしまう曲が予想以上に。


つい3日前の取材でも泣いてしまいました。
どんな経営者にもドラマがあります。
どんな人にもドラマがあるからです。
現在の経営者レベルにおいて、
過去が影響する割合は5割を超えていると思います。

  
  
        
 
  今日の内容
  *決意、決心、決断(おたより本文)
  *横浜に建てたお客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   決意、決心、決断

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「まず来店してもらおうと思いました」

来店型の店であれば、
「まず来店してもらおう」と店主が願うのは当然。

大阪府泉佐野市にある割烹松屋、
濱田憲司(はまだけんじ)社長も思いました。


「とにかく来店してもらわなあかん」と。


お客が来ない。
売上が減る。

入ってくるお金は減るのに、
出ていくお金は減らない。

お客が来ないことには始まらない。

どうすれば来店してもらえるか。


ありとあらゆることを考え、
聞くこと見ることすべてを取り入れ、
お金をいただくための手を打ち続けました。


がんばった人は報われます。

とにかく来店客は増えました。
入ってくるお金も増えました。

それまで割烹松屋へ来たことがないお客が
来てくれるようになったからです。

離れかけたお客が、気をよくして
何度も来てくれるようになったからです。

「まず来店」を成功させようと決意し、
「多少の無理ならがまんして」
お客を受け入れたからです。



「まず来店」は、かなえることができました。

しかし、と濱田さんは言います。
「喜びも充実感も満足感も得られませんでした」


売上が増えるだけではなく、
出ていくものも多かったからです。

出ていくものは、
お金とは限りません。


売上が足りない焦燥感。
休めず、休めさせられない疲弊感。
喜びが得られないむなしさ。


それでも「まず来店」のための取り組みを
濱田さんはやめませんでした。



「誰も来ないよりマシ」


そう思ったと言います。


おかしな話です。

「まず来店」が実現したのに、
心から喜ぶことができない。

「まず売上」をもたらしてくれるお客なのに
「来ないよりマシ」と言う。


(どこかがおかしい
(何か間違っている


そう感じながらも、来店客を増やすため、
売上を増やすため始めたことをやめません。


やがて、濱田さんは追い込まれます。

「このままだと……」と
当時を振り返り、濱田さんは言います。


「スタッフが倒れるか、
 僕が倒れるか、
 店がつぶれるか、
 このままだと、このどれか、いや、
 ぜんぶだと思いました」


もちろん、このどれになっても
いいわけではありません。


「もっとも売上になっている仕事をやめるか、
 お店がつぶれるのを待つか、
 どちらかを選ばなければならない


濱田さんは決心します。


忙しいわりに儲からない仕事はやめる。
ワタリガニ専門の割烹から離れた仕事はやめる。
先代がやっていなかったことはやめる。


お客は少なくていい。
いや、少ないほうがいい。

先代のときのように
お客に愛されるお店にしたい。

自分たちが好きなお客だけにしたい。

好きなお客だけに集まってもらい、
好きなお客に喜んでもらい、
好きなお客に愛され続けるお店にしたい。


売上を上げることを目的とした仕事は
もうやめよう。

お金はいただくことはできるが、
お金以外のものをいただくことが
できない仕事はやめよう。


そう心に決めました。
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40年前のハガキ

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【今日も元気に お客が増える!】 363
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「客層を絞る!」
理想とするお客が増える店にしたい。
範囲を決めて、好みや価値観が合わない
お客は集まらないようにしたい。

断るお客を決める。
断つことを決める。
それが決断です。

経営者は日々、判断、決意、決心を
余儀なくされます。しかし、
本当の意味で「決断」できる人は少ない。

僕の知る経営者のなかで、決断した、
まれな社長、割烹松屋の濱田憲司さんです。

濱田さんの話をうかがい、
僕も解説を加え、
日本で唯一、わたりがに専門料理店の
わたりがに料理をいただく研修。
(本物の研修です笑)

8月23日土曜日、お申し込みをどうぞ。

http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber_files/8012002803d24207f7f01db9d36631c1-354.html


  
  
        
 
  今日の内容
  *40年前のハガキ(おたより本文)
  *一回3万円のサウナ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   40年前のハガキ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


毎月、2週間から3週間、
北海道を離れています。
すべてホテルや旅館に宿泊します。

出先で新聞を読み、
保存しておきたい記事があると、
その記事が載っている面を破り、
たたんで持ち歩いています。

写真を撮れば?
スキャンすれば?
ネットで見れば?

と、周囲からオジサン扱いされますが、
オジサンなので、やり方を変えません。


7月も、また多数の破った新聞を
スーツケースに入れていました。


そのなかのひとつ。
7月18日の読売新聞。

東京都町田市で手にしたのか、
埼玉県秩父市で入手したものか。



〈ぷらざ〉という読者投稿欄に、
『ハガキの中に40年前の私』という
おたよりが載っていました。


(ハガキって、いいな

そう思ったので、紹介します。

「ハガキの書き方・出し方」の
参考になるわけではありません。

「ハガキの続け方」を学べるわけ
でもありません。


ハガキって、いいな

本当にそう思っただけです。



(読売新聞の投稿欄より転載/ここから)


『ハガキの中に40年前の私』

40
年前に出したハガキが戻ってきた。
高校時代の友人が身辺整理をしていて
私からのハガキを見つけ、わざわざ送って
くれたのだ。

それは、長男の出産祝いに来てくれた
ことへの礼状だった。当時、私が
住んでいた団地の住所が懐かしい。

私は周りから、癖のある読みづらい字だと
文句を言われていた。このハガキも上手に
書こうと意識し過ぎていて、ますます
悪筆になっている。

ありがとうという感謝の気持ちを書こうと
しているのだが、精いっぱい気取った
よそいきの文章で、思わず赤面した。

けれどもそんなハガキの中に、子育てに
悪戦苦闘していた私がいる。神経質に
我が子の体重をチェックし、うんちが出た
出ないで一喜一憂していた、不慣れな母親が
いるのだ。

「大丈夫だよ、なんとかなったよ」
当時の私にそう言ってあげたくなった。


(読売新聞の投稿欄より転載/ここまで)



2014
年7月18日 読売新聞朝刊
〈ぷらざ〉欄より転載しました。

投稿した方は、千葉県八千代市の66歳女性です。

40
年前ということは、この方は26歳。
友達にハガキを書いていたんですね。

友達は、ハガキをとっておいてくれたんですね。

そういう時代です。


1974
年、昭和49年。
僕の家にも、ハガキや封書がよく届いていました。
父も、よくハガキを書いていました。


当時、ハガキの価格は10円。

それ以前の5円、7円から上がりましたが、
どれだけ距離が離れていても、わずか10円で
たくさんの思いを伝えることができました。

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変人の基準

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 362
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「客層を絞る!」
理想とするお客が増える店にしたい。
範囲を決めて、好みや価値観が合わない
お客は集まらないようにしたい。

断るお客を決める。
断つことを決める。
それが決断です。

経営者は日々、判断、決意、決心を
余儀なくされます。しかし、
本当の意味で「決断」できる人は少ない。

僕の知る経営者のなかで、決断した、
まれな社長、割烹松屋の濱田憲司さんです。

濱田さんの話をうかがい、
僕も解説を加え、
日本で唯一、わたりがに専門料理店の
わたりがに料理をいただく研修。
(本物の研修です笑)

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  今日の内容
  *変人の基準(おたより本文)
  *2年目のスポーツクラブ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   変人の基準

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

7月24日のメールレター、
『自社の欠点を述べる社長』をお読みいただき
心からお礼を申し上げます。

ありがとうございます。

大きな反響でした。
ジェイジェイエフの志村社長。


「自社の欠点は営業できないことです」

なんて、言えませんよね。ふつう。

志村社長はふつうじゃありませんから。
変わっている人、そう、変人ですから。


「変わっている」


僕たちは、何を基準に「変わっている」
と感じるのでしょう。

あなたは、どんなときに「変わっている」
と思うのでしょう。


数人に尋ねました。

100人に聞きました!」ではなく、
数人なので信ぴょう性はありませんが(笑)

「一般的な見方、考え方と比べて異なるとき」
「常識とされている考え方と違うとき」
「まわりの人、もの、出来事と違う場合」

そうですよね。

大多数を占めるものと比較して異なるとき、
「変わっている」と思います。


ジェイジェイエフの志村社長も、
大多数を占めるものと異なることを
お客に宣言しています。


こう言っているんです。志村社長は。


「私たちはリフォーム業界の常識と闘います!」


では、リフォーム業界の常識とは何なのか。
常識と闘う、言い換えれば常識を破るとは
どういうことなのか。3つあります。



★紹介 ここから


【常識破り その1】

明朗会計!

全ての金額をわかりやすく提示しますので、
費用に対する不安はございません。



【常識破り その2】

押し売り営業撤廃!

ご連絡いただいてからの押し売り営業などは
行っておりません。


【常識破り その3】

ごまかしなしの見積作成!

わかりやすくお見積もりを作成し、
包み隠さずご説明いたします。


★紹介 ここまで



読みました?
読みましたよね。


志村社長は、こう言っているのです。
誇張した言い換えではありません。
どうかご理解ください。


リフォーム業界というところは、
明朗会計ではない。不明朗だ。
だから当社は業界の常識を破って
明朗会計ですよ。


リフォーム業界というところは、
押し売り営業をしている。
だから当社は押し売り営業はしませんよ。


リフォーム業界というところは、
ごまかしありの見積書を作成している。
だから当社は見積もりをごまかしませんよ。



合ってますよね。
拡大解釈ではないと思います。


ジェイジェイエフがリフォーム業界の
常識破りであることを知り、
お客は安心してジェイジェイエフに連絡します。
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自社の欠点を述べる社長

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 361
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「客層を絞る!」
理想とするお客が増える店にしたい。
範囲を決めて、好みや価値観が合わない
お客は集まらないようにしたい。

断るお客を決める。
断つことを決める。
それが決断です。

経営者は日々、判断、決意、決心を
余儀なくされます。しかし、
本当の意味で「決断」できる人は少ない。

僕の知る経営者のなかで、決断した、
まれな社長、割烹松屋の濱田憲司さんです。

濱田さんの話をうかがい、
僕も解説を加え、
日本で唯一、わたりがに専門料理店の
わたりがに料理をいただく研修。
(本物の研修です笑)

8月23日土曜日、お申し込みをどうぞ。

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  今日の内容
  *自社の欠点を述べる社長(おたより本文)
  *さらなる上司の誘い(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   自社の欠点を述べる社長

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

リフォーム工事をしたい。
そう思ったお客は、
どんな行動に出るでしょう。


折込チラシをチェックする。
保存しておいたチラシや資料を見る。
ネット検索をする。
近所の経験者に相談する。
知り合いに尋ねる。相談する。
近所のリフォーム工事屋さんを訪ねる。
リフォーム関係のイベントに足を運ぶ。
小冊子など資料を取り寄せる。


まだありそうですが、これくらいにして、
では、見積りをとってみよう、と思ったお客は、
どんな会社に依頼するでしょう。


ここ、重要ですよね。

リフォーム会社としては、
見積りを依頼されないかぎり、
勝負の土俵に上がることができません。



お客が、

ここに電話しよう、
ここに依頼しよう、
この会社に行ってみよう、
このお店に聞いてみよう、
あの人にお願いしよう、

と思う決定要因は何でしょうか。


ここで愚問とも思える問いを
自分に課してみるのはいかがでしょうか。


見積りを依頼してくるお客は
本当に見積りがほしいのだろうか、と。


やっぱり愚問ですね(笑)
見積りがほしいから、依頼するんですよね。


それでも、問いなおします。


お客は何を知りたいのか。
お客はどんな判断材料を求めているのか。


お客が求めているものと、
会社が提供する情報や材料が一致すれば
両思い、交際成立の可能性が高まります。


こんなこと、経営者はわかっています。

「お客さまのニーズを~」とか、
「お客さまの立場にたって~」など。


だから、ホームページでは
当社はこんなにすごいんですよとうたい、

だから、チラシでは
当店はここまで安くしていますよ

お客の立場に立った広告宣伝営業をしています。


お客のニーズに応えているはずなのに、
苦戦している会社が多い。

お客の望みをかなえようと安くしているのに、
売れない店が多い。


なぜだろう……


「仮説に対する対策が的確ではないから」
と考えるかどうかだと思います。


つまり、もしかすると、
お客のニーズを誤解しているかもしれないし、
お客の立場に立っていないかもしれない。

そう考えられるか。


さらに、
お客が知りたいこと、
お客が求めていることを
今一度、考え直すことだと思います。


と、エラそーに言うのは、

(この社長、お客のことを本当に理解している

と、心から思わせてくれる社長がいるからです。


僕のセミナーにご参加した人はご存じ、
僕の事例教材を購入した方はご存じ、

株式会社ジェイジェイエフの志村保秀社長です。 続きを読む...

いい旅のススメの勧め

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 360
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140722

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



割烹松屋の視察研修をご存じですか。
僕が思うに、経営の8大戦略のなかで
もっともむずかしい「客層戦略」を
中心に進めた割烹松屋を訪ねる研修です。

商品を絞ることはできても、
客層を絞ることには大きな抵抗が。
そこを乗り越えた経営者には
常連客が多数集まる店が与えられます。

8月23日土曜日、
泉佐野市にいらっしゃいませんか。
日本で唯一、わたりがに料理代だけで
濱田憲司社長の話を聞くことができます。

http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber_files/8012002803d24207f7f01db9d36631c1-354.html


  
  
        
 
  今日の内容
  *いい旅のススメの勧め(おたより本文)
  *一回6万円のサウナ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   いい旅のススメの勧め

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

『いい旅のススメ』という書名を
目にする機会が増えています。

僕のまわりに多いのです。
高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんファンが。

高萩さんが出した6冊目の本、
『いい旅のススメ』が「いい!」という
感想を聞くことが多くなりました。


「感動しました」
「旅に出たくなりました」
「サービスの勉強になりました」
「いい本です」
「家族を旅に連れていきたくなりました」


みなさん、絶賛です。7月の第一週目から、
「読みました!」という声が急増しました。

アマゾンから送られてきて、すぐ読んだんですね。


そんな全国のみなさんには申し訳ないのですが、
僕は6月24日に読みました。

その日、名古屋で開かれた「3人クラブセミナー」。
第1部は、村上透。
第2部は、高萩徳宗さん。
第3部は、小串広己さん。


ご存じですか。3人クラブ。


この3人クラブの会場に、新刊を持ってきて
くれたのです。高萩さんが。

2万円という受講料にもかかわらず、
当日は50人もの参加者が集まりました。

みんな大喜び。
思いがけないプレゼントだからです。

プレゼントといっても、
ちゃんと購入するのですが(笑)


ネットで予約しているにもかかわらず、
会場で購入する人がほとんどでした。

それくらい、高萩さんの本はみんな読みたい。

僕もその場で買ったわけですが、
じつはその場で読んでしまいました。


第1部である僕の持ち時間が終わり、
第2部の高萩さんの話を聞き終わり、
第3部、小串さんが話をしているあいだ、
高萩さんの新刊を読んでいたのです。


小串社長、ごめんなさい。

聴覚は小串社長の話を、
視覚は本、触覚も本でした。

2対1で、僕の脳は本に支配されました。


結局、小串社長が話しているあいだに
高萩さんの本を読み終えることができました。


高萩さんが書く本は、どれもおもしろい。

多くの人は「サービスの勉強になる」と言いますが、
僕には、ズバリ経営そのものの勉強になります。


象徴的な一文をいくつか書き出します。

(ああ、村上がふだん言っていることと
 同じようなことが書かれているんだな

と感じるのではないでしょうか。



【高萩さんの新刊で勉強になる一文 ①】

 私たちベルテンポが提供しているのは
「コミュニティー」だ。つまり人と人の
つながりをお客様に提供しているのだから、
「コミュニティー屋」が正しいと考える。(p30


(村上コメント)
僕もセミナーでいつも言ってます。

本当に喜ばれているものは何か。
目的は何か。手段は何か。
何屋さんなのか。

さすが高萩さん。

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熊本の非常識な経営者

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【今日も元気に お客が増える!】 359
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



2月3日のメールレター346号にて
「3人クラブ」の案内をしました。
自称、幻のセミナーであり伝説のセミナー、
3人クラブの開催案内です。

6月24日火曜日、10時から18時の8時間。
ポストカード通販日本一の小串社長。
サービスの本質伝道師である高萩社長。
そして非売三原則を提唱する村上の3人。

おかげさまで定員の50人まで
あと2人となりました。
名古屋近郊に限らず、各地からご参加。
うれしいです。ありがとうございます。

日本一のかき氷屋さん、琉冰(リュウピン)の
宜野座(ぎのざ)社長も沖縄からご参加。
本当にありがとうございます。

「割烹松屋」視察研修の8月コース、
12
月コースは、受付中です。
こんな研修、どんなセミナー会社も
企画してくれません(笑)

  
  
        
 
  今日の内容
  *熊本の非常識な経営者(おたより本文)
  *サウナ一回あたりの価格(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   熊本の非常識な経営者

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カフェの経営者にとって
重要な数字は何でしょうか。


従業員1人あたりの粗利益や純利益。
原価率やお客1人当たりの単価など。

カフェにかぎらず、どんな業種にも
重要な指標はいくつもありますね。

飲食店の経営者にとって、
とりわけ気になるのは
「客席の回転率」ではないでしょうか。

2回転、3回転と1回転ずつ増えるにつれ、
客数も3倍、4倍と増えていくからです。


お客が店を出たら、すぐ次のお客が来店。
単価が低い商品なら、飲食が済んだあと
すみやかにお帰りいただく。

それが飲食店舗の望ましい流れでしょう。


飲食店としては、お客に満足していただき
かつ、回転率を上げたい。
当然です。常識のど真ん中です。

つまるところ、お客の数ですが、
少ない席数で回転率が高いのが望ましい。



儲けるには、ところてん方式の経営が
望ましいのかもしれません。


ところが、世の中には変わった経営者がいます。


「どうぞ、どうぞ何時間でもどうぞ」


というカフェの経営者がいるのです。

営業トークとして言っているのではなく、
心から「何時間でもどうぞ」と言っています。


「男だっておしゃべりしたいんです。
 でも、ありませんよね。おしゃべりできる
 喫茶店がなかなかない。そんなお店、
 あったらいいのにな、と思っていました。
 女性ならなおさらじゃないでしょうか。
 だから、おしゃべりできるカフェをつくろうと。
 おしゃべり処ですから、何時間でも
 心ゆくまでおしゃべりをしてほしい。
 僕が回転率を上げようとしたら、
 みんなゆっくりおしゃべりできない。
 いいんです。回転率は低くても」


熊本で次々と、それはもう本当に次々と
カフェをオープンさせている経営者です。

COCORO(ココロ)」の代表、
関戸一也社長はニコニコしながら言います。


「広い駐車場を用意しています。
 何時間でも無料です。停めてください。
 夜12時まで営業しています。
 仕事帰りに友達と心おきなく
 おしゃべりしていってください」


ココロが展開するカフェは
年々お客が増えています。

新規出店にともなう顧客増はもちろん、
既存店のお客も増えています。


そしてなにより顧客単価が高い。
1人当たりの売上が1400円なのです。


カフェなのに1400円。
喫茶店なのに1400円。


と僕が言ったら、おそらく関戸社長は
こう言うでしょう。

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……と言えば

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 358
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「琉冰(リュウピン)の宜野座(ぎのざ)社長が
 3人クラブに参加してくれますよ!」と
みんなに言ってしまった村上です。

「えっ! あのかき氷屋さんの琉冰の社長さんですか!」
と、みな驚き、会えることを楽しみにしています。

6月24日は朝10時開始です。18時まで8時間。
講師が3人。超優秀、村上も大好き、みんなも大好きな
小串(おぐし)さん、高萩(たかはぎ)さんと僕。

前日、23日は数人で飲みます。名古屋のディープな店で。
翌日、25日は数人で視察研修。No.1戦略社長の店舗を。
そうです。お客が増える!事例で一番人気のお店、
「ふらんす菓子屋エミリー」を訪ねます。

今日、3人クラブ名古屋実行委員会の河合さんに聞きました。
「いま、何人のお申し込みを受け付けていますか?」
42人です。あと8名、受け付けます。ありがとうございます!」
村上は前座を務めます(笑)。このお二人の前では、完全に前座です。
10
時から12時まで村上の時間です。名古屋で会いましょう。

  
  
        
 
  今日の内容
  *……と言えば(おたより本文)
  *スポーツクラブ入会の目的(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ……と言えば

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★




「今まで何のためにやってきたんや!」

スイッチが入ってからの奥社長に
恥ずかしさを感じる余裕はありません。

死ぬことを思えば、
なんだってできる。
やらなければならない。


「仕事をいただけませんか」


奥社長は、そう言って知り合いを
まわったといいます。


「仕事をください」と言って
はいどうぞ、と仕事をもらえるほど
世の中は甘くありません。

「ください」と言ってもらえるなら、
それまでも多くの仕事をもらっていた、
と思うのは僕だけではないでしょう。



ところが、もらえたのです。
奥社長のまわりにいるみんなが
応援してくれました。
仕事をくれました。


なおさらがんばらなければなりません。


奥社長はがんばりました。


数多くの仕事をこなすにつれて
見えてきたことがあります。

お世話になっている人々への
本当の恩返しの方法です。


こういう技術を
こういう方々へ提供する。


それが、ほかのどの会社でもなく
私たちベルがやるべきことだと。

あらゆることに応えるのではなく
特定の領域で専門性を発揮する。

それこそがお世話になっている人への
恩返しであり、人々の役に立つことだと。


結果、「病院ならベルさんだね」
と言われるようになりました。


この、

「・・・なら・・・だ」

と言われる会社が1位になれる会社、
あるいは、すでに1位の会社です。

よく言いますよね。


「・・・なら・・・だよね」
「・・・と言えば・・・でしょう」
「・・・と聞くと・・・を思い出しますね」


この時点で、
何か思い出しましたか?
何を思い出しましたか?


株式会社ベルのまわりでは、
このように言うお客が大勢います。


「病院清掃ならベルさん」


これだけじゃありません。


「ハト対策なら日本鳩対策センター」


これも耳にするようになりました。
じつは、株式会社ベルが中心となって設立した
鳩対策専門の会社です。


ハトの被害で困っている人はたくさん。

「いろいろ試したけど、どれもだめ
「あちこちお願いしたけど、どこもだめ

そういう方が、結局のところ
日本鳩対策センターに依頼します。


新大阪駅なんか、大々的にやってますね。
ハト対策。

あれ、鳩対策センターの仕事だそうです。


株式会社ベルの奥社長と出会い、
僕は強烈な刺激を受けています。


「・・・なら・・・だよね」


ベルさんが、それを証明してくれているからです。



お客に「・・・だよね」と言ってもらう。

そのための行動をしましょう。
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スイッチが入った瞬間

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【今日も元気に お客が増える!】 357
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140528

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



新千歳空港から車で数分、
千歳市信濃4丁目の交差点付近。
桜が見事に咲いていました。たくさん。
5月下旬ですが。八重桜。

千歳市から40分くらいで札幌市内。
やはり咲いている桜の樹を発見。
北海道って、やっぱり寒い土地です。
今月、二度も見ることができてよかった。

年に何度も北海道を案内します。
が、年内分は締め切りました(笑)
時間があったら、ひとりでこっそり
大自然、北海道を楽しみます。

  
  
        
 
  今日の内容
  *スイッチが入った瞬間(おたより本文)
  *スポーツクラブをめぐる上司との会話(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   スイッチが入った瞬間

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★



32
歳。リコーの営業所長。
今から20年前の年収750万円。

悪くない境遇です。


この営業所長が「独立を考えている」
としたら、周囲の人は言うでしょう。


「早まるな。十分、考えたほうがいい」

つまり、独立はやめたほうがいいと。


しかし、奥斗志雄(おく としお)さんは
リコーを辞めました。


貯めたお金は独立の準備で消えました。
トヨタライトエースバン。清掃道具一式。

アルバイト経験のある清掃業で身を立てる。
その決意はゆるぎないものでした。


仕事はありました。下請けです。
朝早くだろうと夜中だろうと、
まじめに、必死に働きました。


初年度の年商は650万円。

年収750万円から年商650万円へ。

スタッフを一人採用したので、
収入と言えるほどの稼ぎにはなりません。


しかし、OA機器の営業とは別の
喜びを感じた日々だったと言います。


新築住宅を引き渡す前の美装(びそう)。
個人宅のハウスクリーニング(掃除)。
玄関、廊下などマンション共有部分の清掃。
会社ビルや工場など事業所の清掃。
スナックなどが入るレジャービルの清掃。


どんな仕事も心を込めて打ち込みました。


「さすがですねぇ~」
「そこまでしてくれるんですか!」
「プロは違うなぁ」


そうほめてくれるお客がいると、
この仕事をしてよかったと思う。


しかし、調子に乗ったりしません。

すべてのお客からほめられないかぎり、
自分の評価、自社の評価とは言えません。

いただける仕事は断らず、
仕事が増えれば人も増やしました。

しだいにお客の数が増え、
お客の規模も大きくなっていきました。


創業してから8年。
奥社長はうれしさをかみしめていました。


ところが、ある日、突然、
うれしい日々は終わりを告げます。


大手金融機関が合併することで、
それまでの取引が打ち切られるという
事態に直面したのです。

連絡が来てからわずか一週間後、
売上の4割がなくなりました。


このままでは半年後には倒産してしまう
失われた4割を急いで取り戻さなければ
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ワインを毎日一本のプロ

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【今日も元気に お客が増える!】 356
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140526

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「割烹松屋視察研修」をご存じですか。
8月、10月、12月に開催します。
が、10月はそろそろ受付を締め切ります。
10
月に参加しようかなと考えていた方、
念のためご相談ください。
受付はお申し込み人数しだいです。

8月は、まだ席に余裕があります。
12
月は数名、仮予約を受け付けています。
お問い合わせ、お申し込み、村上まで
ご遠慮なく連絡くださいませ。

6月4日の水曜日。東京で勉強いかがですか。
いまの時代、経営の原理原則どおりに、
しかし業界常識の逆をいく経営が必要です。
原理原則どおりで業界常識の逆?
はい、事例を紹介します。

 http://nakagawa-consul.com/seminar/065.html

6月7日の土曜日。岡山で勉強いかがですか。
日本一の実績をもつ小串社長とのセミナーです。
最近、僕らが言ってきたことと同じことを
セミナーで話す人が増えてきました。
新規より既存。既存客が新規客を増やす。

 http://ameblo.jp/am6club/entry-11827264682.html

6月24日の火曜日。名古屋で勉強いかがですか。
日本でただ一人、サービスに関して
本当のことを言う高萩さん、小串さんとのセミナー。
聞いたことがない人は、一度、聞いてみてください。
聞いたことがある人は、また聞きたくなるでしょうね。

 http://www.okyakugafueru.com/colum/seminar_files/3nin-club201406_B.pdf

割烹松屋視察研修

 
ご安心ください。僕のメールレターです。
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber_files/8012002803d24207f7f01db9d36631c1-354.html

  
  
        
 
  今日の内容
  *ワインを毎日一本のプロ(おたより本文)
  *1年間で32万円(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ワインを毎日一本のプロ

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「毎日、ワインの栓を
 一本開ける酒屋さんがあるんですよ」

そう教えてくれたのは、ホワイトベースの
小串(おぐし)広己社長。

ご存じですよね。小串社長。
ポストカード通販日本一の。


酒屋さんとは、静岡市の長島酒店です。
店主の長島隆博さんは
ポストカードを活用してお客が増えています。


ポストカードの注文枚数が毎年増え続けているのは、
毎年、お客が増えている証拠。

注文を受けるホワイトベースは、
このお店は毎年お客が増えている、
この会社も毎年増えている、と判別できるのです。

長島酒店も注文が増えているそうです。

「酒屋って大変ですよね。でも長島さんのところは
と小串社長から話をうかがったのです。


いつもの僕なら、「お客が増えている」ということに、
より強く反応したと思います。

しかしそのときは違いました。


「長島隆博さんは毎日、ワインを飲む」
「毎日、昨日とは違うワインのコルクを抜く」
「それを何年も続けている」


強烈にひかれました。ここに。


調べずに言います。
誰からも聞いていないので、
根拠はまったくありません。

毎日、ワインを飲む人は存在するでしょう。
異常なほどのワイン好き。
毎日、昨日とは異なるワインを楽しむ。

そんな愛好家は、世界に数人はいるのでは?

しかし、酒屋の店主で、毎日、新しいワインを
飲む人はいないのではないか……

そんな気がします。


ワインを買い求めて、毎日飲むお客はいても、
ワインに囲まれている酒屋さんなのに、
毎日ワインの栓をあける店主はいない。

と勝手なことを考えています。


プロだなぁ


と勝手に感慨にひたっています。


変な日本語ですが、長島さんは
本物のプロだから、お客が増えているのでしょう。


国税庁の統計を見ると、酒類販売店が減っています。

無理もありません。
コンビニのほとんどでアルコールドリンクが買えます。
スーパーでもコンビニでも配達してくれます。

昔ながらの酒屋が減ったって、
今の世の中、多くの人は困らない。

安売り合戦で体力を失った酒屋が淘汰され、
後継者に恵まれない酒屋はたたむしかない。


長島酒店は、そんな状況と無縁です。
では好条件がそろっているかと言えば、それも無縁。

店は住宅地にあります。
静岡市内の繁華街から離れています。
店舗面積は、決して広くはない。
近くには酒を扱うスーパーもコンビニもあります。
酒屋、飲食店にありがちな、お買い得!” “今だけ
セールといったチラシも発行していません。


それなのにお客が増えている。

考えれば考えるほど、プロだから、
と思わざるを得ません。

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勉強熱心な人向け

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【今日も元気に お客が増える!】 355
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「割烹松屋の視察研修」をご存じですか。
客層を絞る、と言いますが、
これがなかなかできない。
なかなか、ではなく、ホントにできない。

松屋の濱田(はまだ)憲司さんは、
ふつうの人にはできない客層戦略を
実行しました。ふつうの人なのに。

濱田さんから直接、経緯を聞き、
僕、村上の解説も添えます。そして、
国内唯一、ワタリガニフルコースの
料理をいただく視察研修です。

ご安心ください。僕のメールレターです。
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  今日の内容
  *勉強熱心な人向け(おたより本文)
  *スポーツクラブ入会の誘い(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   勉強熱心な人向け

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勉強熱心な人向けのメルマガを紹介します。

触発されました。
僕には書けないなぁという文章です。


僕も登壇するセミナーの案内になりますが、
ご一読ください。

ポストカードの種類、客数、販売数が
日本一のホワイトベース、小串(おぐし)社長による
メルマガ「経営脳科学研究室」の転載です。


僕の心を動かす文章が、うまい文章。
だから、この文章もうまい。おもしろい。

感動的な文章だけが、うまい文章ではありません。
おもしろくて伝わるのも、ひとつの名文です。


小串社長、書いていただきありがとうございます。
転載させてください。ありがとうございます。



〈うまいセミナー案内/ここから〉


「経営脳科学研究室」 Vol. 979

〔1〕本日のテーマ

 「 原点に戻ろう 」68 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは、ホワイトベースの小串です。


今日は「 原点に戻ろう 」 68 。


   商売が上手くいっていない

   お客様が減っている

   売上がダウンしている


そんな時、商売の原点に戻ることが大事。


原点という言葉は、

それを受け取る人によって様々な広がりをみせます。

あなたの業種だったらどうですか?


-----------------------------------------------

今日のメルマガは・・・

どうしたら どうすれば「 原点に戻る 」ことができるのか!

それを知るために最適の


  あの!伝説のセミナー「3人クラブ」の案内です。


「あの!伝説のセミナー」 って小串が勝手に言っているのですが

そんじょそこらのセミナーとは違うんです。。。


ただそんなこと言ったって全国区でいえばほぼ無名の3人。

いっぱい たくさん どんどん宣伝しないといけないのです。


最近テレビを観ていると

映画やテレビドラマの「番宣」がやたら目に付きますよね。

でもこの3人はテレビ局から声がかかって「番宣」できるわけではないので

村上・高萩・小串 それぞれが発行しているメルマガなどで

みなさんに知っていただく以外に方法は無く

こうしてみなさんにお知らせしています。。。


幸いにも今日は5月2日。

世間ではゴールデンウィーク真っ只中!

こんな日に小串のメルマガを読んでいる人は


彼女もいない

一緒に遊んでくれる友達もいない

家族にも見放されている人


では無く!!! (笑)


   きっと 勉強熱心な人に違いない


そう思い、このメルマガを書いています。


   セミナーは いつあるんだ !!!


いい質問です。。。  6月24日(火曜日)です。


   何時から始まるんだ !!!


はいはい 10時から なんと終わりは18時と 超ロングです。

村上・高萩・小串が各2時間タップリとお話します。


村上さんは知っているけど高萩さん小串は知らない。

高萩さんは知っているけど村上さん小串は知らない。

小串は知っているけど村上さん高萩さんは知らない。


そんな人は是非この機会に3人まとめて会ってみませんか?


もちろん3人とも知っている人も大歓迎です。


詳しいセミナー内容と申し込み方法は

こちらを見ていただければ分かります。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.okyakugafueru.com/colum/seminar_files/3nin-club201406_B.pdf


  うっん・・・ 名古屋じゃないか 遠いな~


そう思った方は、

信長 秀吉 家康 と

今の日本を作った3人の偉人に触れるつもりで参加してください。


  鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす

   鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす

    鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす


信長のようにお客様を殺していまってはいけませんが(笑)


ビジネスに革新求める信長タイプ

お客様を喜ばせることが得意な秀吉タイプ

何時の日かお客様が来てくれると信じて待つ家康タイプ


経営にはいろんなやり方があります。

そのいろんなやり方、いろんな考え方を3人の講師から学びませんか?


お待ちしています。
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1万円札を描く

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【今日も元気に お客が増える!】 354
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140425

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



田んぼに水がはられています。
水面が鏡のように空を映しています。
まもなく田植えが始まります。

稲を一本一本、植えていきます。
機械で植えることはかまいません。
少しずつ品種改良されてきた苗を
植えていくのでしょう。

時間がかかることはわかっているのに、
何百年も千数百年も前から、
米がつくられてきました。

どれだけ機械化が進んでも、
品種改良が繰り返されても、
何ヵ月もかけて米一粒ひとつぶの収穫を
待つ、ということは変わりません。

今年の秋も、きっと立派な稲穂が実ります。
お客を育てることもしかり。
種を蒔き、関係性を深めてきた会社は、
今年もきっと、多くのお客に恵まれます。
  
  
        
 
  今日の内容
  *1万円札を描く(おたより本文)
  *テープ1巻、一巻の終わり(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   1万円札を描く

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

あなたは、大好きな人がいますか。


いま、その人の顔を思い浮かべましたか。

大好きな人の顔ですからね、
こまかい特徴まで描くことができるかもしれません。

が、描くことができないかもしれません。
好きだからといって、
くわしく覚えているとは限りません。


そんなことを考えたのは、
熊本で初めての体験をしたからです。



「みなさん、みなさんはお金好きですか?」


僕は元気よく答えました。胸のうちで。
(はい、大好きです!)と。


嫌いなはずがありません。
とくに、1万円札は大好きです(笑)


「では、配付した用紙に
 1万円札の表と裏を描いてください」

机のうえにはA4サイズの紙。
長方形の枠がプリントされています。


ははぁ~なるほど、お札のサイズか。

(えっ……表? 裏?)

(たしか、福沢諭吉が左……いや、右……?)

10000って数字があったよな……4ヵ所か)

(えっ? 裏面? まったく思い浮かばない



ちょっとお待ちください。
財布を取り出すのをお待ちください。

あなたも、10秒くらいでいいです。
お付き合いください。

頭の中で思い浮かべてください。

1万円札の表面と裏面を。



どれくらい再現できますか。
何年も何十年も目にして、手にしてきた
お札です。覚えていそうなものです。


ものすごく落胆。
撃沈という感じでした。僕は(笑)



熊本でカフェ経営ナンバーワンの
「ココロ」という会社があります。

ココロの関戸一也社長が主宰する
「力塾(ちからじゅく)」でのことでした。


2日間にわたり、経営者、そして
独立起業を計画している人向けの塾。

経営者に不可欠の戦略。
人の育て方。
お金について、人間について。


今回は4人の講師が講義をしましたが、
僕が衝撃を受けたのは
後藤ひとみ先生の講義でした。


「みなさんが大好きなお金、
 とても大切に感じているお金、
 1万円札を描けますか」

と問いかけてくださったのが後藤先生。


いま、このメールレターを書きながら、
なんだか心もとない感じですが、僕は、
お金を粗末にしてきたつもりはありません。


お金がほしいと願い、
お金がたくさんたまることを願い、
有意義なお金の使い方をしようと思ってきました。


でも、千円札でも1万円札でも
じっくりお金をながめたことはありません。


たとえふだんは保管しているものであっても、
大切なものはときどき取り出してながめたり、
大切な人の顔はながめていたいと思い、
大切な時間は忘れないようにと願ってきました。


なのに、なぜだろう。
お札のデザインが思い出せない。



もう一度、自分に問いかけます。

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50歳の重みと喜び

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【今日も元気に お客が増える!】 353
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140422

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



本文が長いので
前置きはなし。

メールレターを発信して
初めての試みです。

さみしいです(笑)

  
  
        
 
  今日の内容
  *50歳の重みと喜び(おたより本文)
  *抜け駆け禁止(村上透ものがたり)
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   50歳の重みと喜び

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

クジラの寿命は100年と言われています。
ゾウの寿命は70年、ホッキョクグマは25年。

平均寿命を大幅に上回って生きた動物は
長寿” “大往生などとマスコミにとりあげられます。

動物は長く生きると話題になりますが、
はたして会社はどうか。


僕が社会に出たのは30年くらい前。当時は、
創業20年、創立30年だからといって
必ずしも話題になりませんでした。

会社の寿命が短くなった現代、
創業10年でも20年でも「すごい」と言われます。


「創業して5年後の会社生存率は
10年経って生き残っている店は


そんな数字を見たり聞いたりすることが増えました。
会社の平均寿命は短くなっているのでしょう。

それだけに「50周年のご挨拶」をいただくと、
しみじみ、たいしたものだなぁと思います。


先日、「50周年のご挨拶」をいただきました。
大阪府泉佐野市の「割烹松屋」からです。


割烹松屋と言えば、「わたりがに」。

「お客が増える!」事例レポートでも
大人気の客層戦略中心事例です。


どんな業界も楽なところはありません。
しかし、とりわけ飲食業界は競争相手が多い。
し烈な戦いが繰り広げられ、消えていく店が多い。

そんな飲食業界で50年。

生き残っているからには、
生き残ることができるだけの
たしかな理由があります。


といっても割烹松屋は、順風満帆のまま
50
歳の誕生日を迎えたわけではありません。

会社として常時、健康な体質だったから
長生きしているわけでもありません。

調子がいいときもあれば、
調子が悪いときもある。

多くの会社がそうであるように、
割烹松屋も苦労をしてきました。


そのつど必死に治療を試み、
そのつど乗り越えてきたからです。

それどころか、危篤状態とも言える時期を
大手術で打開し、体質も改善してきたからです。


それゆえ、50周年を迎えることができたことは
割烹松屋のみなさんはもとより、
5年前に取材させてもらった僕としても
うれしいことこのうえないのです。


その割烹松屋を、先月も訪ねました。

岡山で学ぶ経営者12人と一緒に、
「割烹松屋 視察研修」をおこなったのです。

2代目大将、濱田憲司(はまだけんじ)さんから
経営の話をうかがい、僕も補足いたしました。

体験発表の後、わたりがに料理をいただき、
聞いておいしい、食べておいしい場を
味わうことができました。


僕は日頃、取材しているからわかっています。
苦難を乗り越えてきた経営者に会い、
直接話をうかがえることがどれほど勉強になるかを。


岡山の経営者12人もみなさん、
「濱田社長に直接、話を聞けてよかった」と
とっても喜んでいました。


「また行きたいです」
「もっと話を聞きたいです」


そうおっしゃるのは、
本を読む以上に、
セミナーを受講する以上に
得るものがあったからでしょう。


そこで、企画しました。
次なる「割烹松屋 視察研修」です。


以下、「割烹松屋 視察研修」に関心を
抱いた方のみ、お読みください。


「究極の客層戦略? 聞きたい!」
「わたりがに? 食べたい!」

という、あなたと、
割烹松屋で会いましょう。


割烹松屋
http://www.kappo-matsuya.com/


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地域不撤退宣言

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 352
~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140418

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



自分のことは自分が一番わかる。
そう聞いてきました。
僕はそう思いません。
自分のことはわからない。

「あなたはこうですよ」
「あなたにはこんな面があるよ」
と教えてもらうほうがいい。

経営は見えにくいものです。
戦略は見えません。
目に映るのは戦術面です。
取材をして20年。
つくづくそう思います。

  
  
        
 
  今日の内容
  *地域不撤退宣言(おたより本文)
  *「レッスン1」終了(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   地域不撤退宣言

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『モチベーション・アップ通信』に毎月、
「お客が増える着眼点」を掲載しています。
経営者向けの事例レポート連載です。

とてもやりがいのある仕事です。
連載ページをいただけるだけでもうれしいのに、
「読みました!」「参考になります!」
という反響が大きいからです。

モチベーション・アップ株式会社のお客が日々
増えており、比例して読者も増えています。

「読みました!」の声も、やはり
連載回数に比例して増えるものです。


これまで48回連載しましたが、
「すごい会社ですね!」
「この会社、社長を知っています!」という声が
もっとも多かったのは、2013年8月号の事例です。


紹介した会社は
「株式会社ビイサイドプランニング」。

情報誌を制作、発行している滋賀県の会社です。

シェア1位の会社は強い。
あらためてそう思ったしだいです。


ビイサイドプランニングの永田咲雄社長を
取材するにあたり、事前に調べたことがあります。

「求人情報誌で強いところは?」と、
いろんな人に質問をして「求人情報誌と言えば」を
聞いてまわったのです。


答えはほぼ同じ。
リクルート、アイデム、
アルバイトタイムス、学生援護会

そうですよね。規模が大きく、発行部数も多い。
歴史もある。知名度も高い。

大手の社名や情報誌名を耳にするのは予想通りでした。
しかしそれは、実を言うと滋賀県以外でのことです。


滋賀県においてはようすが異なります。
同じ質問をすると、違う答えが返ってくるのです。


求人情報誌と言えば、
「ビイサイドプランニング」あるいは、
同社が発行する求人誌名を答える人がほとんどです。


滋賀の3強はリクルート、アイデム、
そして、ビイサイドプランニング。

しかし、リーマンショックで求人広告の需要が
激減した際、シェアが入れ替わりまた。

ビイサイドプランニングが1位なのです。


リーマンショックの後、数年経っても、
ビイサイドプランニングの優位性は変わりません。

何をしたのか?


あえて申しあげますが、

何もしなかったから

と表現するのが的確でしょう。


滋賀県の企業による求人が激減すれば、
情報誌会社の売上も激減します。


3強のうちの1社は、「滋賀県版」を休刊し、
「京都・滋賀版」に変更しました。
滋賀県より市場が大きい京都版に吸収したのです。

別の1社も、一部の地域から撤退しました。
滋賀県内を8エリアに分けて営業していましたが、
5つのエリアから撤退したといいます。

売上に貢献してくれないエリアは不要とみなす。
それが大手における一般的な営業地域設定です。


永田咲雄社長は言います。

「滋賀県での仕事が少なくなったから京都へ行くなんて、
 そんなさみしいことは考えたこともありません。
 滋賀の会社に元気がなくなったら、
 元気を出してもらうことを考える。
 滋賀に仕事が少なくなったのなら、
 仕事が増える策を考える。
 それが情報誌の役割です。
 滋賀県の会社の使命です。
 だから当社は滋賀県でがんばります。
 滋賀県から出ません」


と、『地域不撤退宣言』を出したのです。

続きを読む...

いまどきの無断欠勤

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



じゃこ専門店の「じゃこばんざい」
という店を知っています。
店長の中尾彰良(なかお あきよし)さんと
出会って何年にもなります。

毎年、春になると「じゃこばんざい」で扱う
『くぎ煮』を味わいます。
瀬戸内? 淡路? このあたりのくぎ煮は
一度食べると、毎年食べずにはいられません。

おそらく、おいしい理由は中尾さんの
素直で、まじめで、目利き(めきき)が
抜きん出ていることだと思います。
専門店って、やっぱりいい。

今年も格別おいしかったので、
くぎ煮が好きな方、
くぎ煮をご存じない方へお知らせ。
このサイトのどこかで調べられます。
http://www.dashi.biz/

って、もしシーズン終わりだったら
ごめんなさい。ご容赦。

  
  
        
 
  今日の内容
  *いまどきの無断欠勤(おたより本文)
  *移動時間を無駄にせず(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   いまどきの無断欠勤

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


従業員が、もし、無断欠勤したら、
どう対応しますか。


そっとしておく。
事情を聞く。
叱る。
辞めてもらう。
繰り返したら辞めてもらう。

これらのどれかでしょう。


では、20日間のうち、
5日間も無断欠勤の従業員だとすると


「仮定の話をしてもしかたない」
と思うかもしれません。


なんとなく、なさそうな話ですよね。
20
日間のうち、5日間も無断欠勤するなんて。


ところが、あったんです。
僕は直接、体験したわけではありません。


僕が毎月、楽しみにしているメルマガに
『西遠労務協会メールマガジン』がありますが、
つい先日、発行された3月25日号に載っていたんです。

「こんなイマドキ社員への対策」というタイトルで
20
日のうち5日も無断欠勤した話が。実話なんです。


西遠労務協会は、静岡県浜松市にあります。
「せいえん ろうむ協会」です。

西遠労務協会に勤めているパートさんが、
小さな喫茶店で聞いてきた話です。


その話を、山口悦子先生がメルマガで
紹介してくださったんです。


代表の山口悦子先生は、地元で大人気の社労士さん。
お忙しいことはよく知っているのですが、
メルマガを読んですぐメールしてしまいました。

内容に驚いたことを伝えたかったから。そして、
教えていただきたいことがあったからです。


経営者のみなさんにとっては、
驚かない話かもしれません。

僕が無知というか、世間を知らなさすぎるのか、
いままで知ろうとしてこなかっただけなのか。


とにかく、山口悦子先生に聞きました。
「パートさんでも、誓約書は必要ですか?」と。


こんなこと、いまここで申しあげても
通じませんよね。

あと3分、時間が許されればご一読ください。



〈『西遠労務協会メールマガジン』より転載/ここから〉


こんなイマドキ社員への対策≫

「ネットで何でも検索できる今、
誰でもいろいろな情報を得ることができる」

よく耳にする言葉ではありますが、
昨日パートさんから聞いた話は、
まさにこれを実感させられるものでした。


20日の内、5日も無断欠勤だなんて

西遠労務の一人のパートさん、
行きつけの小さな喫茶店があり、
この3月の3連休にその店に行った、
その時のことだそうです。

もともとご夫婦2人だけで
切り盛りしていたその喫茶店、
前回訪れた時には
若い男性が従業員として働いていた、
けれども今回はその男性がいなかった。


そこで、「今日はあの方お休みなんですか?」
と聞いてみると、ご主人、
「辞めてもらったんですが、大変だったんですよ」と。

他にお客さんもいなかったので
詳しく聞いてみると、元社員の男性、
働き始めて20日しかたっていないのに、
なんとその間に無断欠勤が5日もあった!
常識では考えられません。


懲戒解雇ができなかった

我慢も限界に達し、
「懲戒解雇」を言い渡したご主人。

ところがその男性から返ってきたのは、
「懲戒解雇はできませんよね」との返事。

ご主人は「エッ! 何故??」と思い、
ハローワークや弁護士に相談。
けれども答えは「難しいでしょう」だった。


納得はできなかったが、
とにかくこれ以上嫌な思いをしたくない、
早く縁を切りたかったので、
その従業員にお金を払ってやめてもらった。
(いくら払ったかまでは聞けなかったそうです)


その元社員は何を知っていたのか。

「労働契約法では懲戒解雇をするためには
就業規則に 懲戒解雇について規定しておくことが
必要とされている」ことなのか、
「5日の無断欠勤程度では
懲戒解雇は厳しすぎるというという通説」なのか。

いずれにしても雇う側に無い知識を
この男性は持っていたわけです。
もしかしたら、はじめから
解決金目当てだったのかもしれません。
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それでもなお

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



右下のあごの骨に、穴を開けました。
2ヵ所です。インプラント手術です。
入れ歯にするか、インプラントにするか。
入れ歯はちょっと……ということで。

来月は、左上のあごの骨に、穴を開けます。
2ヵ所です。インプラント手術です。
合計でいくらかかるんだろう(笑)
健康保険って、ありがたいものと再認識。

インプラントだったら、杉田歯科医院の
杉田基先生にお願いしたかったです。
でも岐阜県だし、通う時間がないし。
さいわい近所にもいい歯科医がいました。

失ってありがたさがわかるもののひとつに
歯があります。歯は大切です。
歯も毋も、ハハハ(笑い)も大切です。
はぁ~?  ってですか。失礼しました。

  
  
        
 
  今日の内容
  *それでもなお(おたより本文)
  *上司の言うがまま英会話教材購入(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   それでもなお

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★



『それでもなお、人を愛しなさい』
とう本があります。

サブタイトルはこう書かれています。

「人生の意味を見つけるための
 逆説の10カ条」

ケント・M・キースが書きました。
大内博さんという方が訳しています。

早川書房が2002年に刊行した本です。


キースはニューヨーク生まれ。
ハーバード大学のほか、オックスフォード大学でも
哲学と政治学を学び、早稲田大学では日本語を学び、
ハワイ州立大学では法学で博士号を取得した、
勉強熱心なアメリカ人。

ハワイで役所の要職につき州政府の閣僚も務めました。


逆説の10カ条を僕が初めて知ったのは6年前。
以来、僕の事例教材を買ってくださった方には、
10
カ条をプリントしたものを
頼まれもしないのに、一方的に差し上げています。

僕自身が気に入っているというだけで、
押し付けがましい自己満足プレゼント。


と開き直っていますが、10カ条のなかでも
とりわけ考えさせられるのが第7条。



  人は弱者をひいきにはするが、
  勝者のあとにしかついていかない。
  それでもなお、
  弱者のために戦いなさい。



キースは、ある出来事をもとに、
人間的、道徳的、人生的なことを
説いています。

決して、経営上のことを
言い表しているわけではありません。


そこを、僕は、経営にこじつけて(笑)
うん、そうだよなぁと感じ入っているのです。



キースは、自身が見て聞いて知ったエピソードに続き、
次のように書いています。

あと3分なら時間がある、という方はお読みください。



(ケント・M・キースが書いた逆説の10カ条より
 第6条の部分を抜き書き/ここから)


人は弱者に同情します。
弱者の気持ちがよくわかると言います。

不利な状況の中で弱者が勝利する話を人は好みます。
弱者のために一生懸命に応援します。


しかし、自分の家族、キャリア、評判が危うくなると、
弱者のために戦うという危険は冒さないのが普通です。

状況は弱者にとって常に不利です。
弱者は負ける確率が高いものです。

弱者が正しかったとしても、
心の中ではその人を支持していたとしても、
実際に弱者の応援をすれば、
危険を冒すことになります。

人の不評を買うことになるかもしれません。
仕事を失うことにさえなりかねません。

自分のキャリアにおいて昇進したり
出世したりする望みがなくなるかもしれません。


そういうわけで、人は弱者が大好きですが、
勝者のあとについていく傾向があります。
優勢な人の側につきます。
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求める心

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



からだのことを心配してくださり、
たくさんのものをいただきます。

案ずる言葉、いたわりの言葉、励ましの言葉。
食生活をいましめる言葉、お勧めの方法。
からだにいいお茶、サプリメント、植物。
病を改善に導く本、人、サイトの紹介。

心からお礼を申し上げます。
ありがとうございます。いただいたもので
口に入れるものは、主治医に相談のうえ
ありがたくちょうだいしています。

主治医にだまっていたほうがいいものは、
だまってこっそり飲食しています(笑)

自分で買い求めるものがあります。
ウコンやノニの粉末、顆粒製品です。

製造元、発売元は日本中、多数あります。
僕が信頼しているのは株式会社仲善(なかぜん)。

創業者から長時間話をうかがい、
社長から考え方を聞き、
農場や工場など生産現場の社員にも会い、
実績からみても、ここが日本で一番だと。

以前、ホームページには社員が登場する
動画がいくつもアップされていました。
社員の笑顔を見て、声を聞いて、安心しました。

なぜか動画がなくなってしまいましたが
写真は多数載っており、やはり安心できます。

商品の見直しも進めているのでしょう。
カットする勇気があるのは戦略的な証拠。
いずれ取材したいと願っている一社です。

http://www.nakazen.co.jp/

 
  
        
 
  今日の内容
  *求める心(おたより本文)
  *クロージングしない(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   求める心

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


捨てなければならないものが
たくさんあります。僕には。

捨てるべきと思いつつ、
また使うことがあるのではないか
そのうち誰かにあげようかな
などと捨てることを先送りにしています。

こんな自分はいやな奴だなと後悔しつつ、
そう簡単に許すわけにはいかない
こんなに努力しているのにどうして
などと割り切れない心でモヤモヤしています。

廃棄処分するか、リサイクルさせるか。
捨て去るか、忘れ去るか。


捨ててはいけないものを捨ててしまい、
捨てるべきものを持ち続けています。



雑誌。
本。
パンフレット。
いわゆる書類。
折れた釣り竿。
壊れた音響機器。
すり減った冬タイヤ。
虚栄心。
甘え。
人を許せない心。
人に許しを求める心。
見返りを求める心。
報いを求める心です。


僕は、ハガキを書き始めて数年。
この道では、初心者クラス。

だから、でしょう、
俺は未熟だなぁ
あぁこんなことじゃだめだな
と思うことがよくあります。


そんなとき、心の支えになる人がいます。

志賀内泰弘(しがないやすひろ)さんです。
このメールレターではおなじみですね。


志賀内さんは『徒然草子』という新聞を
発行しています。

2013
12月に発行した第79号にもまた
そうかぁ、そうかぁ、そうだよなぁ
と励みになる一文が書かれています。


もし、僕と同じように
求めてしまう自分に困っている人が
いるとすれば、この一文は
僕と同じように励みになると思います。

ハガキを書こうと思っている方、
ハガキを書き始めた方には、
心より一読を勧めます。


志賀内さんより承諾を得ましたので
掲載いたします。


しがない元サラリーマンの哀愁の背中が
見える〈ひとり新聞〉『徒然草子』第79号より
「徒然春秋」のコラムをお読みください。



〈『徒然草子』第79号より「徒然春秋」ここから〉


手紙やハガキを書くようになって二十数年が経つ。
年に二千から三千通書く。
最初の頃は、一日一枚書ければいい方だった。
「なぜ、書き始めたのだろう」と思い返すが、
明確に思い出せない。

ボチボチと書いてはいたが、異業種交流会で
「ハガキ道」の坂田道信先生の講演を聴いたのをきっかけに
「複写ハガキ」の存在を知り拍車がかかった。
ハガキを書くことで多くの「気づき」や「学び」があった。

書くと返事が来る。
それが嬉しかった。
勉強会で出逢った人に「どうぞよろしく」とハガキを書く。
すると「こちらこそ」と返事が来る。
何だか心が繋がったような気分になり、嬉しくてまた書く。

そのうち、ハガキを書くと人脈ができることに気づいた。
拙著「タテ型人脈のすすめ」でも、
ハガキを書くことの効用について大幅にページを割いている。

ところが、である。
書く枚数が増えてくると、
返事をくれない人の数が絶対数として増えて来る。

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小は小なりの

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



45日ぶりのメールレターです。
ごきげんいかがですか。
僕は、元気です。

僕の文章をそっくりそのまま
自分の文章であるかのように
パクる? 盗作? する人がいます。
有償のメルマガでも作品でもないので
盗作という表現は違うかもしれませんが。

メールレターをしばらく発行しないことで
パクリ屋さんに気づいてほしかったのです。
パクらずに自分で書くべきだと(笑)

吉田拓郎の歌に『元気です』があります。
~あなたの人生が いくつもの旅を経て
 帰る日来れば 笑って迎えたい
 私も今また 船出の時です
 言葉を選んで 渡すより
 そうだ 元気ですよと 答えよう~

「生きてるの?」という問い合せ、
恐縮です。ありがとうございます。
元気です。今週は3通、発信します。



  
        
 
  今日の内容
  *小は小なりの(おたより本文)
  *奥さま向けの意味(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   小は小なりの

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

金沢では年に2回か3回、
セミナーに呼んでいただいています。

ランチェスター金沢の小嶋隆史さんが
「実践交流会」の講師として招いてくれるのです。
この3月も金沢へ参りました。


実践交流会会員のひとりに、
ブライダルサロン『花みやび』の
天光美翠(てんこう みずえ)社長がいます。

天光社長は、いつも「村上さん、こんばんは」と
きれいなお辞儀のあいさつをしてくれます。

天光社長は、いつもニコニコしながら
セミナーを聞いてくれます。

その天光社長の姿が、今回は見えませんでした。

次回、金沢へおじゃました際は、
ブライダル貸衣装専門店「花みやび」を訪ね、
にこやかな笑顔にお目にかかりたいと思っています。


天光社長は、物静かな女性です。
バリバリと戦うタイプには見えません。

雰囲気だけではありません。
経営上も戦わないのです。


経営は、戦い方の知恵である戦略にもとづき、
戦術を繰り出すものです。

本来、戦いです。他社との競争です。


中小はどう戦うべきか。
ビジネス書もセミナーもコンサルタントも
こう戦いなさい、これで売上を伸ばしなさいと、
「小が大に勝つ」方法を教えています。


「花みやび」は小さな会社です。
一方、金沢市内にも石川県内にも
手広く展開している大手があります。
金沢市内だけでも同業者は十数件。

きっと、戦わないと生き残れないでしょう。

しかし天光社長が戦っているように見えないのは
戦わずして勝っているからだと思います。


「戦いを挑もうなどと考えたこともありません」と
天光社長は次のように言います。


「当社は小さな会社です。
 だから戦うつもりはございません。
 競争しようとも思いません。

 大きな会社に対抗するには、
 あれこれとお金がかります。

 戦いに勝つには、
 売上を上げ続けなければかないません。すると、
 経営の目的が売上を上げることになってしまいます。

 スタッフの数を相手と同じくらい増やし、
 効率を求めて分業せざるをえません。
 和装もドレスも、より多く仕入れなければなりません。

 そんなこと、私どもにできません。それに、
 お客さまがあまりにも多くなると、
 お一人おひとりと接することがむずかしくなります。

 私どもは、好きな衣装を、好きなお客さまに、
 好きな接し方で提供していきたい。だから
 花みやび独自の道を歩むことにしたのです」

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運は一瞬 縁は一生

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



坂本孝文さんにほめられました。
さかもとこーひーの坂本さんに、です!
ひと月1200枚のハガキを出す坂本さんです。

「お客に会ったから書く」
「お客に会えないから書く」
 名言ですね!

と、ハガキに書いてくださいました。
坂本さんにしては、文字数が多いハガキです(笑)
調子に乗りそうなくらい、うれしいです。
竹田陽一先生にほめられるのと同じくらい、
うれしいと思います(ほめられたことはないけれど)。

実感。
ハガキをもらうこと自体、うれしいのですが、
ほめられるともっとうれしいことを。
坂本さん、ありがとうございます。

それにしても、名言ですよね(笑)



  
        
 
  今日の内容
  *運は一瞬 縁は一生(おたより本文)
  *恥ずかしい過去も(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   運は一瞬 縁は一生

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僕が楽しみにしているニュースレターのひとつに、
PCO・フリーマインド通心』があります。

タイトルの下に、こんなサブが書かれています。


「ペストコントロール事業を通じて
 あなた様との良縁を育み、
 御商売繁盛のお手伝い」


白神久志(しらがひさし)が社長の会社、
有限会社白神環境衛生消毒が発行している、
通心(通信)です。


平成26年・1、2月発行の1面を読み、
あなたにも読んでほしくて、
白神社長に掲載許可をお願いしました。

白神社長、ありがとうございます。


紹介する文は、白神社長による社員旅行記です。
社員のみなさんと山陰を訪れた際、タクシーに乗車。

そのタクシー運転手の案内がよかったので、
お礼のハガキを出したんですね。白神社長が。

すると、運転手さんが返礼のハガキをくださった!
という内容です。


ものすごく感動する! という話ではありません。
しかし僕は、しみじみ、いい話だなぁと思います。

白神社長の文章もとってもいいのですが、
とりわけタクシー運転手さんからの返信が……


すぐ読めます。どうぞ最後までお読みください。


PCO・フリーマインド通心』より
「襟を正す旅を体験した年初!」を紹介します。




〈『PCO・フリーマインド通心』より
 「襟を正す旅を体験した年初!」ここから〉


襟を正す旅をした年初!

こんにちは!
害虫駆除研究家のフリーマインドこと白神久志です。
あなた様は、今年の最初のひと月を、
どのようにお過ごしになられましたか。

弊社では、積年の希望であった「社員旅行」を、
一月に実施しました。

向かう先は山陰。
昔、私も何度か観光した地を、
四半世紀ぶりに訪れました。

思い出多き旅となりましたが、
特に印象深いのは、
JR
出雲市駅前で乗ったタクシーの
運転手Sさんのことです。

出雲大社に向け走行中、
「廃線になった大社駅見ますか?」と聞かれ、
二つ返事で了解し、予定外に訪ねたのですが、
重要文化財の駅舎が威風堂々と佇んでおり、
S
さんの思い出話や解説と相俟って、
偶然の訪問地に満足しました。

その後、目的地で降車するとき、
感謝を伝える私共に対して、
「お客さん、御縁ですから!」と
S
さんの自然な一言葉。

心の中から感激し、
更には自分の未熟さを恥じました。

『袖振り合うも、他生の縁』とは申しますが、
生かされている自分を再度見つめ直して、
仕事を通じて社会に奉仕したいと心に誓った瞬間でした。

タクシーを見送った出雲大社の大鳥居の先には、
75
畳もの大きさの、美しい日の丸の国旗を、
新春の光と風の中で仰ぎ見ることができました。


【礼状に対しての、運転手さんからの葉書文面】

神々の集うくに、いずもご縁を結び、
絆を紡いで営々としてまいりました。

この度は本当にすばらしいご縁を戴き
心に残る一日になりました。

「運は一瞬 縁は一生」とか申します。

どうぞこの出逢いが、貴社に取りましても、
ますますの御繁栄の先明りになります様祈ります。

又の再会を楽しみに私も精進致します。
ご自愛のほどを



〈『PCO・フリーマインド通心』より
 「襟を正す旅を体験した年初!」ここまで〉




白神(しらが)社長の文も名文です。
とくにラストの3行は、
うまいなぁとほれぼれします。

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ヘソが曲がっているか?

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~20140203

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



決定ほやほやのお知らせがあります。
幻のセミナー「3人クラブ」を開催します。
伝説のセミナー「3人クラブ」です。

お客が増えるハガキ界の巨匠、
ホワイトベースの小串(おぐし)社長、
そして村上との「2人クラブ」はご存じですね。

そこに、僕らの心を豊かにしてくれる、
サービスの本質伝道師であり、
旅行業界の異端児(非常識が本当は常識)である
高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんが加わると、
夢のユニット、3人クラブが誕生するのです。

どうぞ予定を入れてください。
6月24日の火曜日。名古屋にて。
10
時から18時の8時間セミナーです。
「幻の」「伝説の」は、自称です(笑)
でも、「非売三原則」を唱える僕が
売り込みたくなるセミナーです(笑)



  
        
 
  今日の内容
  *ヘソが曲がっているか?(おたより本文)
  *共通点を見つける(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ヘソが曲がっているか?

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

自分が写っている集合写真があると、
人はまず、自分の姿を探すといいます。

僕も、集合写真を目にすると、
自分を探し、自分の写り具合を気にします。


たくさんの人の作文が編集された文集があると、
人はきっと、自分の文が載っているページを
いちばん先に開くのではないでしょうか。

僕も、自分が書いた文が載っている雑誌があると、
やはり自分のページを真っ先に開きます。


ところが、僕にはひとつだけ例外があります。

自分のページより、ほかの人が書いたページを
先に読む。そんな発行物があります。


『モチベーション・アップ通信』という冊子です。


モチベーション・アップ株式会社が発行する
お客向けの会報誌という存在でしょうか。

表紙込みで20ページ。
毎月、数万人のお客に無料で送っています。

コーナー名を見るだけで、
社長が読むべきもの、あるいは
社長に読んでほしいものであることがわかります。


p…社長の着眼点
p…幹部育成の着眼点
p…30代社員育成の着眼点
p…社長の知恵の着眼点
p…お客が増える着眼点
p…企業研修ルポ
10p…
セミナー受講者インタビュー
14p…
セミナー実況中継
15p…
セミナー開催一覧
16p…
今月のポスター紹介
19p…
今月のビジネス書
20p…
モチベーション・アップのこの1ヶ月


いわゆる息抜きのページはありません。
うめるための記事も広告もなし。


この『モチベーション・アップ通信』に
僕は毎号、1ページの連載をしています。

「お客が増える着眼点」のコーナーです。


掲載誌が届くと、まず読むのが
1ページ目。表紙。
「社長の着眼点」のコーナー。

ここが楽しみなんです。


理由は単純。
読み物として優れているからです。


2014
年2月号も、自分の担当ページより先に
桑島克憲社長が書いた1ページ目を拝読。


毎月、毎月、声を出さずにうなっています。


(なるほどたしかにそうだよなぁ)
(そうか、こう言えばいいんだ。これなら伝わる)


届いたばかりの2月号「社長の着眼点」を
ここに書き写します。

転載の許可をいただきました。
ご一読を心より勧めます。




〈モチベーション・アップ通信
 2014年2月号「社長の着眼点」ここから〉


会社の8割は赤字で2割は黒字、
とはよく言われるが、であれば、
大きな黒字を計上している会社は
1割未満しかない、
ということになるのだろうか?

そう考えていくと、
他社と同じように経営することは、
大きく儲からない経営をしている、
ということになってしまう。

のっけから、ヘソが曲がった話で恐縮だが、
売上の多寡にかかわらず、
大きく儲けている社長と話していると、
ヘソが曲がっていないと、
大きくは儲からないのだなあ、
とつくづく感じることがある。

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会えないから書く

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【今日も元気に お客が増える!】 345
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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



僕の大好きなメルマガのひとつに
「経営脳科学研究室」があります。
自称、「僕は腹黒い」という経営者が発行しています。

いいえ、思うに経営の原則に忠実、素直な経営者です。
小串(おぐし)社長が回書いているメルマガです。

小串社長のメルマガを読み、思ったことを
メールで述べました。先日。
すると、僕からのメールを1月27日のメルマガで
載せてくださったんです。昨日ですね。

ありがとうございます。

僕が書いたフレーズというか、コピーというか、
表現を小串社長は気に入ってくれました。
「お客に会ったから書く。お客に会えないから書く」
この一文です。たしかに名言です(笑)

メールレター読者のあなたにも紹介したく、
小串社長のメルマガを転載します。

僕のメールを載せてくれた小串社長のメルマガを
ここに載せさせていただくのです。
ややこしくてすみません。
小串社長、一部転載、何とぞご容赦。



  
        
 
  今日の内容
  *会えないから書く(おたより本文)
  *社会人になるまでが勝負(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   会えないから書く

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


転載の転載ゆえ、長いメールレターです。

さっそく転載します。




(「経営脳科学研究室」Vol. 938 転載ここから)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔1〕本日のテーマ

   「 原点に戻ろう 」 27

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは、ホワイトベースの小串です。


今日は「 原点に戻ろう 」 27 。


   商売が上手くいっていない

   お客様が減っている

   売上がダウンしている


そんな時、商売の原点に戻ることが大事。


原点という言葉は、

それを受け取る人によって様々な広がりをみせます。

あなたの業種だったらどうですか?



今日は 「やっぱり来ました!!!」

このメルマガでは、先週の月曜日から住宅関係のことを書いています。

住宅関係のことを書けば「あの人」から必ず突っ込みのメールが来る

はずだ! と思っていたら先週の月曜日の配信後に「あの人」からの

突っ込みメールが届きました。

「あの人」のメールを紹介するのが一週間遅れになりましたが

今日引用し紹介します。



それでは
----------------------------------------------------------------


引用を読む時のヒント・・・

今日の日本は人口減少の道を突き進んでいます。

それは日本全体の、大きな需要の減少を意味します。

じわじわと少なくなっていく需要を多くの会社で奪い合いながら

戦いに敗れた一部の会社は消え去っていくのです。


生き残るための条件とは・・・


----------------------------------------------------------------
ここから「お客が増えるプロダクション 村上透さんのメール 引用



今日は

小串広己さま


小串社長、いつもありがとうございます。

「経営脳科学研究室」に載せていただき、
心からお礼を申し上げます。

今朝の「原点に戻ろう 24」を読み、
ひとつ思い出したことがあります。

小串社長の文から、一部分を写します。

  建設会社がお客様から数千万円も貰って自社が建てた家を

  2~3ヶ月に一度

  こんにちわ~~~  何か調子が悪いところはありませんか?

  と言って訪問していれば

  そもそも住宅リフォームという業種は存在しないのです。



さすが小串社長、鋭い……と感じました。

ちなみに、もともと、いわゆる「リフォーム」業は存在しました。
修繕とか営繕、増改築とか模様替えという表現のもと、
存在意義のある商売をしていました。

必要な人に対し、
過不足を感じさせない営業と仕事をこなしていたと思います。

ところが、です。
新築住宅着工件数が鈍化し、
「家の売れ行きが悪くなってきた」
「マンションの販売戸数が減ってきた」と
建築会社はあせりはじめました。

僕の記憶では、年間の新築戸数は、かつて160万戸ほどありました。
この頃は80万戸から90万戸あたりです。

100万戸を切る」「100万戸を下回る」と
業界内では騒いでいたとおぼえています。

建築・建設業界にとって最大の売上源である、
新設着工物件の減少におびえた企業は、
瞬時に答えを見つけます。
新たな売上源の。

それがリフォーム工事です。

とりわけ大手建築メーカーは資本力にものを言わせ、
リフォーム業界に参入したのです。

それまで、ほとんど見向きもしなかったリフォームが、
金になると読んだのです。

大手のリフォーム参入により、
大きな業界となり、競争が激化しました。

大手は大量受注を目指し、営業力を強化します。
中小は、大手に負けまいと、やはり営業力を強化します。


以来、ここ30年ほどのあいだ、
リフォーム工事は、業界の売上を上げるために注力されてきました。


すべての会社が、ではありません。
むしろ多くの会社が、
度を超さない程度の営業と
良心的かつ適切な利益を得て経営しています。

しかし、売上計画を満たすための受注に明け暮れている会社が
存在することも事実です。

そうなんです。
小串社長がおっしゃるように、
「その後の訪問」を続けていれば、
「悪徳」と呼ばれる会社が生まれることもなかったのに。


  建設会社がお客様から数千万円も貰って自社が建てた家を

  2~3ヶ月に一度

  こんにちわ~~~  何か調子が悪いところはありませんか?

  と言って訪問していれば

  そもそも住宅リフォームという業種は存在しないのです。


そうですね。
そうだなと思うと同時に、
リフォームだけじゃないな、とも。


保険営業人が、1年に2回でもいいから、
こんにちは~、その後お変わりありませんか?
と訪問していれば、
「保険の保険」「保険見直し」といった、
新たな保険選び会社が出現しなかったでしょうね。

(新たな出現の是非を申しあげているわけじゃありません。
 従来の保険会社にしてみれば、無用なライバルを
 生まなくて済んだのに、という話です)

これ以上書くと、「長すぎる!」と小串社長に笑われます。
よって、突然、オチにはいります。

どんな業種でも同じです。
高額商品に限らないと思います。
修理のために商品を持参できるかどうかに左右されないと思います。

売り手から見れば、販売後、ときおり、
「その後、お元気ですか」と訪問すれば、
みんながしあわせになるのです。

でも、現実は、そんなに訪問できない……

であれば、自分の代わりに、
ハガキに訪問してもらえばいいんですよね。

営業に関して、何を書いても、
ハガキに帰結します。

経営に関して、何を書いても、
ポストカードに行き着きます。

お客に会ったから書く。
お客に会えないから書く。

ハガキを継続して書いていれば、
世の中に悪徳会社は生まれないのに


ホワイトベースの存在意義は、
ますます高まりますね。



お後がよろしいようで。

お客が増える★プロダクション
村上 透 拝

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社員に自信を持たせる

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



旅芸人よろしく各地を転々とし、
札幌の仕事場に戻りました。
雪かきをするために戻ったようなものです。
(笑)

よく晴れた朝は、しばれます。
晴れるとうれしいのですが、
晴れると寒い。ものすごく寒い。
放射冷却現象。気温が下がります。

曇りの朝は、暖かめ。寒いよりはいい。
ところが、曇った日ほど雪が降りやすい。
気温はさほど低くないが、雪は多い。
寒いのも雪が降るのもいやです。
雪解けの季節が待ち遠しい、今朝の札幌です。


「しばれる」通じますよね。


  
        
 
  今日の内容
  *社員に自信を持たせる(おたより本文)
  *子供は敵をつくらない(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   社員に自信を持たせる

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「俺が社長をやります。
 名前だけの社長じゃなく、
 人事権もください」

猪又直登さんがそう言ったのは、
カネタ建設の社員にただよう
「負けグセを取り払うため」です。


負けグセとは何か。
負けグセを取り払うとはどういうことか。

猪又さんはこう言います。


「当社は、公共工事が7割、民間工事が3割という
 受注状況でした。公共工事に依存していました。しかも、
 大きな会社から仕事を分けてもらっていたため、
 自分たちの力ではどうにもならないという
 あきらめムードがまんえんしていました。
 受注内容がこれではどうしようもありません。
 今後は脱・公共工事を目指そう。入札ではなく
 エンドユーザーから直接選ばれる存在になろう。
 仕事はもらうものではない。そう伝えたかった。
 意識改革をしたかったのです」


社員はどう感じたかわかりません。
少なくとも2代目は、直登さんの手による
経営の立て直しを期待しました。


「俺が社長をやります。
 名前だけの社長じゃなく、
 人事権もください」

その願いを2代目は許してくれました。


29
歳で代表を継承した猪又直登社長は、
会社の外科手術、治療、体質改善に取り組みます。

経営を建て直すための社長就任です。
自分の給料を20万円に下げたうえで、
戦略を練りに練ります。


負けグセを払拭するにはどうするか

結果、3代目、猪又社長は事業の舵を大きく切りました。

それまで1棟も受注したことがない民間住宅建築を
「これからカネタ建設の柱にする」と宣言したのです。
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負けグセを払拭する

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



東北のみなさん、事例セミナーを開きませんか。
青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県。
お客が増えている会社の事例を紹介します。
主催者、参加者、村上のだれもが
よかったと思うセミナーを実現させませんか。

お客が増えている事例を勉強し、
お客を増やしましょう。
お客のお客を増やしましょう。
お客が増えにくい時代に、
お客を増やして、みんながしあわせになりましょう。

どうぞお気軽にお問合せください。


  
        
 
  今日の内容
  *負けグセを払拭する(おたより本文)
  *誰もがほほ笑む1ページ目(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   負けグセを払拭する

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「そろそろ帰ってこないか」と
息子が父親に呼ばれることがあります。

父親は経営者。
息子は別の会社で働いている。
こういうケースです。

修業として同じ業界で働く場合と
まったく異なる世界との2通りがあるにせよ、
「そろそろ戻ってこい」というパターンです。


猪又直登(いのまた なおと)さんもそうでした。

「3期連続で赤字だ。立て直しが必要だ。
 帰って仕事を手伝ってくれないか」

父親の声は切実だったといいます。


父親は、新潟県糸魚川市にあるカネタ建設の2代目。
父親に依頼され、猪又さんが実家に戻ったのは27歳のとき。

赤字の会社とは、どういう状態なのか。
猪又さんはどう描いていたのでしょう。

立て直しが必要な会社とは、どういう会社なのか。
猪又さんは何を描いていたのでしょう。


初めてカネタ建設に出社した日を、
猪又さんは忘れないと言います。


会社の玄関を開けると、
タバコの煙で奥が見えない。

従業員に挨拶をしても、返ってくるのは
お手並み拝見という冷ややかな視線のみ。


「末期症状でした。未収金が2億円くらいあり、
 自己資本比率は10パーセント台。赤字なのに、
 みんな、給料はもらえるものと思っている。
 タバコを吸わない人を気づかうことができない会社でした」


カネタ建設の創業は昭和8年。
材木屋としてスタートしました。

堅実な仕事が評価されたからこそ、
建設業受難の時代を生き延びることができました。

この時代に生き残っていることを思うと、
「きっと立ち直ることができるはず」
いや、「必ず復活できる!」と信じました。


打開策をさぐって1年、2年。
猪又さんは、ひんぱんに現場に出ました。

従業員一人ひとりと接点を増やしました。
みんなと会話を重ねることで見えてきたものがあります。


「負けグセを払拭すれば復活できるのではないか」


というものだといいます。
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本当にやりたいことを

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



おととい、1月13日、今年初のセミナー講師を務めました。
会場は京都の伏見、龍馬通り商店街の中央でした。
テーマは「続くハガキの書き方」。
書く内容や筆の使い方ではなく、続け方です。
ハガキでもっとも重要なことは、続けることだからです。

今年も、取材先の事例を解説したセミナーを届けます。
お客が増えるハガキの続け方も届けます。
年初のセミナーが龍馬通り、寺田屋のすぐ近く。
これは龍馬殿との縁を感じざるをえません(笑)
坂本龍馬が詠(よ)んだ歌をひとつ紹介します。

文開く 衣の袖は ぬれにけり
海より深き 君が美心
(ふみひらく ころものそでは ぬれにけり
 うみよりふかき きみがまごころ)

ハガキ一通でも、出してくれた人の気持ちが伝わり
涙を流すことがあります。そんなハガキを書きたいものです。


  
        
 
  今日の内容
  *本当にやりたいことを(おたより本文)
  *アプローチブック(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   本当にやりたいことを

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多くの方が、2014年年明けのメルマガでは
抱負や目標を述べていました。

公言は大切です。
宣言は達成度を格段に高めます。

(みんなすごいなぁ……

描いたことを広く発信した人は、
きっと実現するだろう、と
うらやましく感じております。


僕も、ある思いがあります。

急がなければという思いです。


お客を何人増やすとか、
こんな商品をつくるとか、
ダイエットするとか、
本を何冊読むとか、
具体的な期限付き目標に対して
スピードを上げよう!
というわけではありません。

あれもこれも、
やりたいこと、
やらなければならないことが
たくさんあります。

だから急ぐのです。


ただし僕の場合、
あわてるといい結果が生まれません。

じっくりやったって、
いい結果が生まれないのに(笑)
急ぐと、よりもらいが少ないことに。

あわてず、急ぐには、
重要度が高く、かつ緊急度が高いことから
取り組まなければなりません。


これは重要
これも重要
これは緊急度が高い
これも急いでやらなければ
これも重要で緊急性がある


結局、こっちに手をつけて、
少ししたら、あっちに手をつける。

ああ、もうほんと情けない。

よし、今年はそんな過去と決別しよう。

今年は、判断基準を決め直します。
スティーブ・ジョブズに助けてもらうことにします。


過去数年にわたり、多くの人が紹介しています。
ジョブズの言葉。


「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、
 今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」


かっこいいですねぇ。
簡単な文章なのに、
意味深いですよね。


「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、
 今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」


ジョブズの言葉をいつも思い出し、
今日が人生最後の日だと思って
本当にやりたいことをやっていきます。


ではまず、今日発信する予定の、
このメールレターを届けます。


お読みいただきありがとうございます。
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名刺活字ポイント拡大作戦

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【今日も元気に お客が増える!】 341
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



2014
年、平成26年、1月1日になりました。
お客が増える★プロダクションの
メールレターで新年のあいさつを申しあげます。

昨年は、このメールレター
『今日も元気に お客が増える!』を
お読みいただきありがとうございます。

今年もこうやって読んでいただけること
とっても、とってもうれしく思います。

あなたのお客が増えることを願って、
気持ちをこめておたよりを書きます。

 
        
 
  今日の内容
  *名刺活字ポイント拡大作戦(おたより本文)
  *(村上透ものがたり)は 休みます。
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   名刺活字ポイント拡大作戦

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


2013
年もハガキを書きました。

セミナーに参加された方で
名刺交換をした人には、
「セミナーご参加ありがとうハガキ」を。

ご入金いただいた方には、
「ご入金ありがとうハガキ」を。

僕を案じる言葉をかけてくれたり、
からだのこと、仕事のことを
心配したり、励ましたりしてくれる方には
「お気持ちありがとうハガキ」を。

セミナーを企画してくれたり、
取材先を紹介してくれたりした方には、
「いい出会いをありがとうハガキ」を。

ハガキやおたよりをくれたり、
贈り物をしてくれた方には
「すてきなものをありがとうハガキ」を。


少ない月は、200枚くらい。
多い月は、400枚くらい。


何年経っても上達しません。
読みづらいヘタ字で書きとおしました。


この字、読めないぞと思った方、ごめんなさい。

きったない字だなと思った方、すみません。



ハガキを書いていて思うことがあります。

とくに、いただいた名刺を見ながら
ハガキを書くときに思います。


見えない……
もうちょっと大きい字で印刷してほしい……

読めない……
もっと大きい字で名刺をつくってほしい……


悪いのは僕です。

目が悪いうえ、小さい字が見えづらくなってきました。
暗いところだと読めなくなってきました。
目から近いものは読めなくなってきました。


お願いがあります。

お願いです。
名刺の文字を、もっと大きくしてください。


どれくらい大きくすればいいかは、
おまかせします。

とにかく、大きくお願いいたします。


もうひとつ!
郵便番号を印刷していない方にお願いです。

郵便番号を名刺に印刷してください。
どうか、どうか、お願いします。

続きを読む...

ありがとうございます。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~20131231

 
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2013
年、平成25年、今年、
メールレターをお読みくださったあなたに
心からお礼を申し上げます。

ありがとうございます。

表向き「情報発信」。
本当の姿は「自己満足」。
それがこのメールレターです(笑)

書いたものは読んでほしい。
読んでもらいたくて書いているのです。
読んでいただけたことは、心から、本当に心から
感謝しております。うれしいのです。

ありがとうございます。


 
        
 
  今日の内容
  *ありがとうございます。(おたより本文)
  *(村上透ものがたり)は 休みます。
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ありがとうございます。

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


あなたは今年一年を振り返りますか?

振り返って充実感を感じたり、
振り返って思いを新たにしたりするのでしょうか。

今年は、どんな思い出があるのでしょう。

うれしい思い出、ありがたい思い出、
思い出すたびに奮い立たせてくれる思い出を胸に
新しい年を迎えることができますようにと
願っております。


毎年、毎年、「会えてよかったぁ」という
しあわせな出会いが、僕もあります。

今年もたくさんありました。

出会えてよかった、と思う
すてきな女性との出会いがありました。

出会えてよかった、と思う
すてきな男性との出会いもありました。


出会えてよかった、と思う

すてきな経営者との出会いも、

すてきな会社との出会いも、

すてきな先生との出会いも、

すてきな勉強会との出会いも、

すてきな読者との出会いも、

すてきなお客との出会いもありました。


ありがとうございます。



ひとつだけ、まいったなと思うことがありました。


今年2月、仕事上、困ったことが起きました。

まったく納得、理解できない理由により
僕の能力を超えた作業と仕事に直面したのです。

誰も信じてくれませんが(笑)
僕は気が小さく、悲観的です。

ストレスに弱いのです。

過重なストレスに負けてしまい、一気に
ストレス性の狭心症になってしまいました。


以後、血管を24時間広げる薬をのんでいますが
発作が起きる頻度が高く、
秋からはさらに強い薬を増やしています。

薬のおかげで発作は少なくなりました。
副作用の症状にも慣れてきました。


病気のおかげで、僕にとっては
当たり前のことを再認識しました。


急いで仕事をしようと思います。
のんびりやっている場合ではありません。
仕事を急ごうと思います。

いまのところ、思っているだけですが(笑)


飲めるうちに飲んでおこうと思います。
びくびくしている場合ではありません。
より楽しくおいしく飲もうと思います。

先生に怒られたくないので、
何を飲むかは触れません(笑)


と、おだっている僕に、
(おだつ=はしゃぐ、調子に乗る、ふざける の北海道弁)

「まじめになりなさい!」

「ふざけるのはおやめなさい!」

「もっとからだを大事にしなさい!」


と愛の言葉をかけてくれる方が大勢います。


ありがとうございます。



そのなかから、今日はひとり紹介します。

僕のからだのことを心配して、
100歳まで元気に生きる10か条』を
送ってくださいました。

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若年性認知症チェック

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・30

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こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


毎年、冬になると思うのですが、
雪かき(除雪)ほど意味がない労働はない、と
この冬すでに何度も感じています。

僕の場合、車庫前や玄関前に降り積もった雪を
野菜畑の部分に移動させます。
降雪量が少ないときは雪かきスコップで。
どんと降ったときはママさんダンプで。
数メートル移動させるだけ。

雪を使って発電できるとか、
自分で簡単に飲み水に変えられるとか、
なにかしら活かす方法があればいいのですが
僕の頭では考えられません。

小さいころなら、かまくらをつくったり、
自家製ミニスキー場をつくったりしましたが。

せめて仕事だけは生産性を高く、
お客が増える!レポートだけは、
経営に活かしていただける仕事をしよう。
そう思わせてくれる雪の季節が始まりました。



 今日の内容
*若年性認知症チェック(おたより本文)
*契約するためにはサウナ(村上透ものがたり)
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若年性認知症チェック

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「日々ぼちぼちと」というニュースレターがあります。

株式会社かむら堂の村上康雄社長が経営する、
小規模多機能ホーム「ぼちぼち」のニュースレターです。

A4サイズの両面に、おもしろく、読み応えのある
コーナーが並んでいます。


なかでも気になるのが、
「認知症ワンポイントアドバイス」のコーナー。

2013年12月1日発行の第16号には
「認知症予測テスト」が載っています。

紹介します。



(「日々ぼちぼちと」掲載の認知症テスト/ここから)


今回は、簡単にできる大友式認知症予測テストです。
チェックしてみてくださいね。

本テストは認知症のごく初期、認知症の始まり、
あるいは認知症に進展する可能性のある状態を、
老年者(60歳以上)自身が、あるいは配偶者
または同居者などが簡単に予測できるように
考案されたものです。


〈採点法〉
ほとんどない=0点
時々ある =1点
頻繁にある =2点



〈質問項目/0~2点の点数をつけてください〉

1 同じ話を無意識に繰り返す。

2 知っている人の名前が思い出せない。

3 物のしまい場所を忘れる。

4 漢字を忘れる。

5 今しようとしていることを忘れる。

6 器具の説明書を読むのを面倒がる。

7 理由もないのに気がふさぐ。

8 身だしなみに無関心である。

9 外出をおっくうがる。

10 物(財布など)が見当たらないことを他人のせいにする。



〈評価〉
0~8点=正常
9~13点=要注意
14~20点=病的(ボケの始まり?)


(「日々ぼちぼちと」掲載の認知症テスト/ここまで)



僕は8点でした。
正常の範囲内ですが、本当に正常なのか、
あやしいものです。

自分では「要注意」だな、と思うことにします。


最近、からだが弱っているので、
ちょいと心配になっているのかもしれません。

そんな僕に、かむら堂の村上康雄社長は親切です。

毎月送ってくれる際の封筒には
役立つ情報が印刷されているからです。


「認知症 家族の接し方の十か条」

「“若年性認知症”チェックリスト」

「“家族が作った”認知症 早期発見のめやす」

などなど。

村上康雄社長からの封筒は全部保存しています。


さきほどの「認知症テスト」が気になった僕は、
封筒の裏にある「“若年性認知症”チェックリスト」も
チェックしてみました。


他人事(ひとごと)ではないんです。
僕だって、もしかすると…。
続きを読む...

今いる従業員を大切に

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・26

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



宮崎市の社会保険労務士、川越雄一先生のファンです。
社長の味方であり、人情派の川越先生が
月2回発行しているメルマガが秀逸だからです。

毎号、読むたびに紹介したくなります。
(転載させていただこうかな)と思うのですが、
同じく社会保険労務士の中川清徳(きよのり)先生が
大人気メルマガ「ピカイチ情報」で紹介するので
(これで大勢の人に読んでもらえたな…)と安心します。

読者が多いピカイチ情報に転載される以上、
僕が載せる必要はないと思いつつも、
今回はどうしても読んでいただきたく転載します。
12月18日に配信されたメルマガ、
「割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味」第240号です。


      
  今日の内容
  *今いる従業員を大切に(おたより本文)
  *山菜採りも業務範囲内(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   今いる従業員を大切に

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


“かくし味”とは言い得ています。
“割烹着社労士”も言い得ています。

いい内容です。今回も。

まずはお読みください。


(割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味/ここから)


いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、「メルマガって何?」程度だった私が、
このメルマガを始めたのが2004年1月24日でした。

以来「小さな会社の労務は家庭料理の味付け」を
コンセプトに毎月2本配信させていただき、
今回が240号になります。

読者の皆様の「そうだ、そうだ」の声に支えられて
10年経ちました。ありがとうございます。

これからも、微妙な味付け(かくし味)をご提案し
て参りますのでよろしくお願い申し上げます。

――――――――――――――――――――――――

ところで、昨日、友だちから「髪の毛増えたんじゃ
ない、植毛とかしてるの?」と聞かれました。
「いや、植毛なんてしていない、今ある毛を大切に
しているだけよ」。

今あるのを大切にと言えば、従業員との関係も同じ
ですね。第240号はそんなお話です。



【今いる従業員を大切にして業績を伸ばそう】

 「人が集まらないですね」

宮崎でもこんな会話があいさつ代わりになっている。
実際に景気が回復しているかどうかは分からないが、
求人しても、思うように集まらなくなっているのは
たしかだ。

社長一人で、もしくは家族だけで成り立つ会社なら
ともかく、一緒に働いてくれる従業員がいないと業
績向上どころか事業が成り立たない。
そのカギを握るのが今いる従業員だ。


1.新陳代謝も度を過ぎれば組織を弱体化させる
 たしかに、組織活性化には新陳代謝も必要だ。
しかし、1年に従業員の2割も3割も辞めるようだと、
活性化を通り過ぎて組織が弱体化する。

1)定着悪化は会社衰退のバロメーター…人の採
  用は投資的意味合いを持つ。採用してもすぐ
  すぐものになることはないからだ。ところが、
  定着の悪い会社は、人が辞めるので常に採用
  活動をしなくてはならない。投資、投資で回
  収がなく、持ち出しだけがかさんでしまう。
  結果として、本来向けられるべき営業や生産
  活動がおろそかになって、会社は衰退の一途
  をたどることになる。

2)すぐにできる人はすぐに出て行く…定着が悪
  くなると、ついつい“即戦力”なる妄想を期
  待してしまう。そもそも“即戦力”などいる
  はずもないのに。仮にいたとしても、そんな
  優秀な人は目聡(ざと)いわけで、定着が悪
  く入社早々重要なポストに祭り上げられるよ
  うな会社は見切って辞めて行く。

3)変な人が入り込みやすくなる…人がすぐに辞
  めると必然的に“従業員急募”が必要になる。
  そうなるとじっくりと腰を据えて見極めるこ
  ともできないし、変な人はそんな会社の足元
  につけ込む。また、他に行き場所のない人ほ
  ど定着しやすいものだから、何年たってもパ
  ッとしない人ばかりになる。これでは組織が
  活性化するはずがない。

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税理士と言えば…

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 337
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・24

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「手塚治虫記念館」へ行きました。
宝塚市立です。市が運営しているんですね。
「ブラックジャック創作秘話展」が見応えあり。
アニメの影響をさほど受けていない僕ですが、
「ブラックジャック」にはふるえていました。

「ワンピースから経営を学ぶことができる」
「人材育成をワンピースから学ぶことができる」
という方が増えてきました。
僕の悪い頭では思いつかないことです。

「ブラックジャック」には考えさせられます。
B・J が手術する目的は何か。
B・J が治したかったことは何か。
B・J の使命は何であり、請求したお金の価値は…。

読みたい本、読み直したい本が
また増えてしまいました。

http://tezukaosamu.net/jp/manga/438.html


      
  今日の内容
  *税理士と言えば…(おたより本文)
  *顧客カルテより温泉ノート(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   税理士と言えば…

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「・・と言えば…」シリーズの4回目です。

このテーマ、3回で終えるつもりでした。

考え方を理解していただくには、
3回続ければいいかな、という考えから。

そして、同じテーマは3回連続がいいところ。
4回以上にわたると、読んでいるあなたが
あきてしまうのではないか、という思いから。

ところが予想以上の反響。

「ほかには?」という
要望、催促に応えての4回目というわけです。


「住宅リフォームと言えば…」
「保険と言えば…」
「介護事業と言えば…」に続き、今回は
「税理士と言えば…」です。


「税理士と言えば…」については、
過日、滋賀県で発表しました。

「輝く人の物語2013」という催しがあり、
基調講演、正しく言えば前座として
約200人の聴衆に聞いていただきました。

主催者が税理士事務所だったからです。


「住宅リフォームと言えば…」
「保険と言えば…」
「介護事業と言えば…」と同様、
「税理士と言えば…」に寄せられたイメージも
かなり“ひどい”ものばかりです。

税理士って、こんなふうに思われているのか…
と気の毒になるものばかり。

と言いながら、僕も同じく思っている一人。

しかし、「輝く人の物語2013」を主催した税理士は、
多くの人が描く「税理士と言えば…」にあてはまらない。
安心して紹介できたというわけです。


さて、あなたの知っている税理士はどんな税理士でしょうか。
ちなみに、税理士にかぎらず「士業」は同じ。

会計士も
社会保険労務士も
行政書士も
司法書士も
弁護士も
土地家屋調査士も
中小企業診断士も
   :

これまで同様、岡山の早朝勉強会
六時クラブ主宰者、田口太彦(まさひこ)さん
から教えてもらった資料を元に伝えます。


士業のあなたにお願いです。

これを読んで怒らないでくださいね。


いや、「違うぞ!」と怒るならいい。
違ってほしいから。

まあ、いろいろな人がいるのはいいこと。
税理士らしい税理士がいいという人もいるでしょうし。


でも、できれば、

「私は違う!」
「あの先生は違う!」

と、怒り、喜んでください。


多くの人は笑うでしょう……。



(田口さんからの報告/ここから)

【税理士と言えば…】

敷居が高い
相談しにくい
話がヘタ
ケチ
難しい
厳しそう
おもしろい話に笑わない
笑わない
とっつきにくい
うさんくさい
堅い
価格不透明
事務的
硬い頭
頭ごなし
地味な事務所
上から目線
メールがヘタ
体力がない
小説を読まない
お客の味方なのか税務署の味方なのか分からない
税務署の近くに事務所を構えるのが正しいと勘違いしている
こちらがお客と言うより〇〇してもらってる感じで税理士側からいうと〇〇してやってる態度
先生という言葉に酔っている
税理士仲間のあいだで「あの先生は大先生」というように狭い世界で序列をつけている愚か者
経理(税務)には詳しいだろうが経営については実はあまりわからない感じ
法律は分かるけど経営のアドバイスはできない
経営を知らない
中小企業を知らない
結果の事しか出来ない
奥さん以上の親密な関係と言っておきながら分野が異なると(お金以外)自分の仕事ではないと平気で言う
人物が少ない
乾杯の音頭がつまらない
若くてかっこいい人がいない世界
きっちりしている
数字に強い
月次・決算等の処理、経営改善指導をしてくれて助かる

(田口さんからの報告/ここまで)

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介護事業と言えば…

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 336
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・20

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



フェイスブック(Facebook)に投稿すると、
投稿後、数秒以内に「いいね!」を
おしてくれる人がいます。不思議です。
僕の文章は長いのに、数秒で「いいね!」と
思っていただけるなんて。

いい! と言ってくださるのだから
素直に喜んだり、ありがたいと思ったり
すればいいのです。が、それができない。
ま、ただの偏屈です(笑)

あらためて、ここは素直に
ありがとうございます。


      
  今日の内容
  *介護事業と言えば…(おたより本文)
  *温泉のためなら(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   介護事業と言えば…

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「住宅リフォームと言えば…」
「保険と言えば…」に続き、今回は
「介護事業と言えば…」です。

12月16日、18日同様、岡山の早朝勉強会
六時クラブ主宰者、田口太彦(まさひこ)さん
から教えてもらった資料を元に伝えます。


「介護事業と言えば…」あるいは
「高齢者生活支援サービスと言えば…」という質問に
あなたはどんなことをイメージしますか。

僕は、介護事業関係者からよく聞きます。

「儲からない」
「価格決定権がない」
「腰が痛い」
「定着率が悪い」
「参入障壁が低い」

やりがいのある仕事であり、
今後ますます必要とされる仕事です。

にもかかわらず、「疲れた…」という話ばかり。
たくさんの人に必要とされているのに。

では、ながめてみましょう。
「介護事業と言えば…」あるいは
「高齢者生活支援サービスと言えば…」です。


(田口さんからの報告/ここから)

【介護事業と言えば…】

3K
退職率高い
体力勝負
安い賃金
大変
とにかく大変そう
休みが無い
長時間労働にもかかわらず働いている人は報われない
老人を食い物にしている
高齢者の保育園?
今現在必要の無い人にとってはどういう風に関わっていいかわからない
建物の中で何が行われているかがわからない
利用の仕方がわからない
家族の気持ちをわかっていない
介護保険制度が見えない
ニコニコしていればウケると勘違いしている
経営的には時流・金儲的
近い身内に介護の必要な人がいないので実感が湧かない
送り迎えが仕事だと勘違いしている
離職率が高い
労働生産性が低い
人時(にんじ)生産性が低い
どの施設も“理想、理念、使命”が同じ
みんな“いいこと”を言っている
弱みにつけこんで金を持っている人からまきあげている
優しい人が多そう
まじめな人
介護家族にとっては頼りになる
要介護者が居る家族にとってはとても助かりありがたい
下手な家族よりよっぽど親切
これからは必ず必要な仕事
高齢者にとっても自宅にいて引きこもるよりも刺激があって良い
現場は使命感・愛情的な優しさを感じる
地方の雇用創設
仕事がない人の雇用の場をつくっている

(田口さんからの報告/ここまで)


がんばっている従業員、
がんばっている社長がいるのに
マイナス視されるのは残念ですよね。

残念ですが、ただ残念がるだけでは
何も始まりません。

ここはひとつチャンスととらえましょう。
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保険と言えば…

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 335
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・18

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



福島県須賀川市でセミナー講師を務めました。
須賀川(すかがわ)信用金庫さま主催。
「すしんオンリー1倶楽部」という
二世経営者を対象とした事例セミナーです。

震災以前に増して、震災後のがんばりは
「がんばる」という表現では月並みに
思えるほど迫力を感じさせてくれます。

先代のいいところはさらに伸ばす。
やるべきことの整合性を整える。
断つことを決める。反復と継続。
そこに取り組んでいる勉強熱心な若手経営者たち。

これからも、もっともっとお客が増えるでしょう。


      
  今日の内容
  *保険と言えば…(おたより本文)
  *不純な訪問動機(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   保険と言えば…

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


12月16日のメールレターは
「住宅リフォームと言えば…」でした。


「ショックです」と落ち込み気味の方。
「これはおもしろい!」と笑う方。

「こんな声ばかりじゃない!」と怒る方。
「こんな業界だからやりにくい」と嘆く方。

「かたよっているのでは?」と疑う方。
「そうそう、もっと言いたい」と意気込む方。


たくさんの感想、共感、懐疑的な意見を
いただき、ありがとうございます。

どうか怒らないでください。
本当の声なんですから。

これを活かせると思うのです。

お客が不安視しているなら、
不安を取り除いてあげればいいのです。

お客が誤解しているなら、
誤解を正してあげればいいのです。


今回は、「保険と言えば…」です。

やはり岡山の「早朝勉強会 六時クラブ」
主宰者、田口まさひこさんからのデータです。


(田口さんからの報告/ここから)

【保険と言えば…】

しつこい
しつこい営業
ノルマ
ノルマが全面に見える
人の弱みにつけこんだビジネス
人が不幸になってはじめてビジネスが成立する業界
おまけで釣る
どこでも一緒
会社の違いがわからない
前はどの保険会社だったかがわからない
数年経って新しい商品が出来た時だけ来る(生命保険)
外資系に席巻される業界
あなたにピッタリと言いながら商品を勧め加入すると全く音沙汰なし
商品の説明をしてくれるがわからない
交流会や勉強会・セミナーに参加してお客を獲得しようと考えている単細胞的発想の人が多い
保険の知識はあるのかもしれないが人生の知識は皆無に近い
社名が長くてハガキを書く時にどうにかしてほしいと困らせる業界
すべてのビジネスでもっとも読まれない約款を「読め」と言う不親切な業界
たいへんなのになぜ選んだの?
いざというときには必要
保険を使う必要が出来た時に勧めてくれた保険に入っていて良かったと思った(損保)
必要だと解っていても実際は保険を使う時でないと存在価値(ありがたみ)が実感できない(共通)
松嶋菜々子

(田口さんからの報告/ここまで)


最近、ますますわからなくなってきました。
僕も。保険営業のことが。

増えましたよね。
“保険のデパート”みたいところが。

多いですよね。
“あなたにあった保険”みたいところが。

いたるところで見るようになりましたよね。
“保険のプロ”が診断してくれるみたいところが。


最初は、保険業界も替わってきたな、と
思ったのですが、
どこも似ているので、
わからなくなってきたのです。
続きを読む...

住宅リフォームと言えば…

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 334
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・16

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



ごぶさたしております。
お客が増える★プロダクションの村上です。
3週間ぶりでございます。
思い出していただきありがとうございます。

人は忘れる生き物です。
僕のメールレターも、僕のことも
時間が経てば忘れるものです。
それでけっこうです(笑)

でもこうしてときどき思い出していただける。
それだけで僕はしあわせ、ありがたく思います。
ありがたいことです。ありがとうございます。

あなたのお客は、あなたをときどき
思い出しているでしょうか。あなたは
思い出してもらえる何かをしているでしょうか。
僕を反面教師としてくださいませ。


      
  今日の内容
  *住宅リフォームと言えば…(おたより本文)
  *釣りのあいまに(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   住宅リフォームと言えば…

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

「緑茶と言えば…」という問いかけに、
何と答えますか…の答えを
前号のメールレターで紹介しました。

大きな反響がありました。
ありがとうございます。


それから3週間、全国各地でいろんな方と
「・・と言えば…」を話題にしてきました。

売り手の思い、考え、予想と、
お客が抱くイメージとのあいだには
深くて暗い河(笑)があることがわかります。


今回は、ほかの業種を紹介します。
「住宅リフォームと言えば…」です。

「住宅リフォーム」と聞くと、
何を思うか、どんなことが思い浮かぶか。

できるだけ多数の人に聞く必要があります。
どなたか、声を集めてくれる人はいないかな、
というわがままに応えてくれる人がいました。

岡山市で早朝勉強会「六時クラブ」を
主宰している田口太彦(まさひこ)さんです。

六時クラブの勉強熱心な会員も
多数、協力してくださったとのこと。

心からお礼を申し上げます。
ありがとうございます。


田口さんが、こう教えてくれました。


「住宅リフォームと言えば…の声を送ります。
 建築関係の方にとっては、かなりショック
 だと思います。でも、これらは本当の声です。
 この声をどう活かすか。宝の山だと思います」


という、「住宅リフォームと言えば…」です。
ごらんください。


(田口さんからの報告/ここから)

【住宅リフォームと言えば…】

悪徳
悪徳業者
悪徳訪問販売
訪問販売
手抜き
手抜き工事
しつこい営業
だまされる
値段がわからない
割高
見積りをふかしている
怖い
顔が見えない
荒い
点検商法
うさんくさい
ぼったくり
やり逃げ
わからない
見えない部分は適当にやっていそう
古い体質
おじさん
業者の数ありすぎ(過剰)
新築工事の際は現場付近の家に挨拶があるけどリフォーム工事は挨拶がない
チラシの差別化がされていない
道路をじゃましすぎる(違法駐車ばかり)
いつのまにか誕生していつのまにか消えてなくなる
地域密着
知らないところに頼めない
信頼関係が大事
きれいにしてくれる
アフターの対応がいい

(田口さんからの報告/ここまで)


ひどい……。
あまりにもひどすぎる……。

(笑)

最初はそう思いました。

リフォーム会社って、
こんなふうに思われているのか…。

これをそのまま紹介すると、
建築関係の方は怒るだろうな、と心配でした。

「人をばかにしすぎる!」
「私たちはそんな会社じゃない!」
「悪意をもった声だけを載せたんじゃないか!」

こんな怒りをおぼえるのではないかと。


思い切って紹介することにしたのは
建築関係のあなたにとってチャンスだと思ったからです。
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お茶は無料?

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 333
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・11・25

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



北海道の人口は約544万人。
都道府県別では8番目。
しかし、面積は全国の約2割。
人口密度は69人。47番目。

ずっと気になっている鳥取県は、
人口約58万人で47番目。
人口密度は165人で37番目。

ずっと気になっている島根県は、
人口約71万人で46番目。
人口密度は105人で44番目。

鳥取県と島根県を訪ねたことが
ありません。未踏の地です。
2014年、仕事がなくても(笑)
行きたい土地です。


      
  今日の内容
  *お茶は無料?(おたより本文)
  *円満な家づくりは理想?(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   お茶は無料?

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「お茶を売るのをやめた」前田金三郎商店は、
はたして何を売っているのか。

前号で紹介した前田冨佐男さんは、長いこと
「(お茶の)葉っぱを売っていた」と言います。

茶商だからお茶の葉を売る。
当たり前すぎます。

「それのどこがいけないのですか?」
と尋ねたくなるほど。


お茶の葉っぱを売るのが仕事の茶商が、
「葉っぱを売らない」
と正反対のことを言い出したのです。

前田さんの考え方を大きく変える出来事が
あったに違いありません。


「そうです。一般人2000人にお願いした
アンケートがあり、811人が回答したのですが、
その結果に衝撃を受けたのです」

そのアンケートとは、
「緑茶と聞いて何を思い出しますか?」
というもの。

緑茶という文字を見て、あなたはいま、
何を思い浮かべましたか。

緑茶という言葉を耳にして、あなたはいま、
どんなことを考えていますか。


前田さんの答えは、
「静岡」
だったそうです。

「緑茶と言えば、静岡。それしかないでしょう。
 それ以外、何も思いつきませんでした」

お茶屋さんですからね。
そうだろうなと思います。

ところが、回答でいちばん多い答えは、
「静岡」とか「宇治」とか「知覧」
といった地名ではありませんでした。
ある“状態”を表す言葉だったのです。

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お茶を売らない茶商

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 332
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・11・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



来年こそ、セミナーの数を少なくします。
量をこなすことはとても大切ですが、
取材してレポートを書くことも大切です。

2014年、村上にセミナーを依頼してくださる方は
お早めにお申しつけください。
エラそーにすみません。ごめんなさい。
数は減らしますが、そのぶん
毎回、精一杯、一所懸命、やります。



      
  今日の内容
  *お茶を売らない茶商(おたより本文)
  *「義」がつくと…(村上透ものがたり)
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   お茶を売らない茶商

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先日、鹿児島中央駅の土産物屋をのぞきました。

鹿児島には魅力ある土産物がたくさんあります。
歩いていたところ、「知覧茶」が目につきました。

知覧と言えば、特攻平和会館が有名ですが、
お茶の産地としても知られています。


久しぶりに知覧のお茶でも……と、
商品に手を伸ばしかけて、あ、待てよ…
と思いとどまりました。


(どうせなら、前田さんのところで買おう)


知覧茶の味や香りがいまいち、
ということではありません。その店が
気に入らないわけでもありません。

とくにその店で買う理由がなければ、
知っている人がいる店で買おうということです。

とくにその商品を買う理由がないのであれば、
知っている人が勧める商品を買おうということです。


僕は、「どうせ買うなら」が好きです。

 どうせ買うなら、あの人から買いたい。
 どうせ買うなら、この会社のお世話になりたい。
 どうせ買うなら、その店を利用したい。

何を買うかということは大事ですが、
誰から買うかがより重要です。

「商品3分 誰から7分」
 あるいは、
「商品3分 どこから7分」

そんな感じです。



高速バス「はまゆう号」に乗って
鹿児島から宮崎へ向かいましたが、
席についてニヤッとすることがありました。

バスの前方入口付近に、
運転手の名前が書かれたプレートがあります。
そこに記されている名前が「前田房雄」さん。

15分くらい前に思い出した名前と同じ読み。
どちらも「前田ふさお」さん。

このとき決めました。
次のメールレターは、前田金三郎商店の社長、
前田冨佐男さんのことを書こうと(笑)


前田さんのことは、以前から聞いていました。

ポストカードの通信販売で1位のホワイトベース、
小串広己社長から「TVチャンピオンになった人ですよ」と
うかがっていました。

ホームページを見ると……おもしろい。
http://kinzaburo.com/


お茶どころ静岡市でも、とりわけお茶の問屋が
集まっている通りがあります。

100軒近くのお茶問屋が軒を並べる、
その名も「茶町通り」。

大正7年創業の前田金三郎商店は、
それら茶商の一社。


取材時、開口一番、前田さんはこう言いました。


「お茶を売るのはやめたんですよ」


「えっ、お茶は売っていないんですか」

と驚くところかもしれませんが、
ニヤッとしてしまいました。

ニヤッとした僕を見て、
前田さんも、ニコッと。

経営の話をする者同士、
通じ合えた瞬間です(笑)
続きを読む...

続いている社長

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・11・18

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来年こそ、セミナーの数を少なくします。
量をこなすことはとても大切ですが、
取材してレポートを書くことも大切です。

2014年、村上にセミナーを依頼してくださる方は
お早めにお申しつけください。
エラそーにすみません。ごめんなさい。
数は減らしますが、そのぶん
毎回、精一杯、一所懸命、やります。



      
  今日の内容
  *続いている社長(おたより本文)
  *かたい表情の奥さん(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   続いている社長

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


11月7日、京都でセミナー講師を務めました。
『京都TTP大学』に招かれたのです。

「ハガキの続け方」について話す機会を
与えていただきました。

あらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございます。


僕は、京都TTP大学の第40講を担当しましたが、
これまで、この大学で講義された方は有名人ばかり。

無名の僕を起用するとは、主宰者、
清久隆幸(きよくたかゆき)さんは
かなり強い心臓の持ち主と思われます。


心臓が強い、と想像しましたが、
仮に、強い心臓の持ち主だからといって
ハガキを続けられるとはかぎりません。


「これまで何度もハガキに挑戦しました。
 挫折ばかり。続けられませんでした」


そう言う清久さんですが、
とってもありがたく、うれしいことに
僕のハガキセミナー3回コースを修了されてから
何ヵ月にもわたり続いているといいます。


苦手(と思える)なことを続けるには、
いくつかの方法があります。

そのなかで、成功率がかなり高い方法は
やります! と「宣言する」ことです。

清久さんは、3回通ったハガキセミナーのなかで
「一日★枚書きます!」と宣言しました。

しかし、最強の“宣言”は、
ハガキセミナーを自主開催したことです。


ハガキセミナーを企画し、開いた本人が、まさか
「僕はハガキを書きませんし、続けられません」
と言えないでしょう。言わないでしょう。

さらに、ハガキセミナー開催を決めてから、
ご自身のブログに、ハガキのことを
いろいろな角度で、何度も書いています。

ブログで取り上げることも、
自分の思っていることや取り組みを知ってもらう
という意味で、ひとつの宣言になります。


ハガキにかぎらず、
(なかなか続けられないんだよなぁ……)という方は、
清久さんのブログをご一読ください。

宣言の意味が理解でき、
(こういう前向きな人がうまくいくんだ)
と実感してもらえるでしょう。

自分が関心をもっていることをプラス思考で書くことは
「僕はがんばっています!」と宣言することになるからです。


紹介が遅くなりました。
清久隆幸さんは、京都の賃貸仲介会社、
株式会社フルハウスの経営者です。

飾らない文章、だけど、くだけていない。
けっこう好きな文章、文体です。

お読みいただけますか。



〈清久社長のブログ引用 ここから〉

【10月24日の清久さんのブログより】

僕はよくハガキを書きます。

筆文字で上手く味のある
ハガキを書かれる方は
すげぇ!かっこいい!

って思ってるので
パクろうと思うのですが
筆文字ってなかなか難しい。

太すぎてなかなかうまく
書けなかったりしますよね。

けどボールペンで書くと
下手字がバレバレに
なってしまう。

そこで僕が愛用してる
のがこのペン。

〈筆風サインペン〉

いわゆる
フェイク筆文字
とでもいいましょうか?

何人かの人に

あのハガキ、どの筆ペンで
書いたの?って聞かれる位

下手な字な僕でも
誤魔化す事が出来るペンなのです。

とてもスラスラ書けますが

書くとインクがすぐなくなるので
いつも近所の文房具屋
さんで買い占めます。

ハガキ、書きたいけど
字が下手で書けないん
ですよね~って方は

是非この筆風サインペン
試してみて下さい。

書くのが楽しくなるかも
しれません。

そして、ハガキ書きたいけど
続かないんだよなぁ~って
方は以下のセミナーに来て下さい(笑)

感謝ハガキを出せば
抜群の効果があるのは
解ってる、けど続かない

が悩みだった僕が
この村上先生との出会いで
ハガキが継続できるように
なりましたから。
是非会ってみて♪

ハガキを継続すると人生
きっと変わりますよ。

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【今日も元気に お客が増える!】 330
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・11・11

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



「最近メルマガ全然届かないよ!」
「さぼりすぎ! メールレター書かんと!」
という声を直接、たくさんの人にいただいています。
ありがとうございます。いや、すみません。

今日の日付、11月11日。
「1」が並ぶ日を待っていました。
というのは、いま思いついた言い訳です。
眠かったり、寝てしまったりして先送りしただけです。

メルマガを毎日発行している人、一日おきの人、
毎週発行している人、必ず隔週で発行している人。
尊敬しています。僕にはできないからです。
僕がいま続いているいることと言えば、
サボることくらいです(笑)

11時11分に発信するのは、あきらめます。



      
  今日の内容
  *共通言語をもつ(おたより本文)
  *ある奥さんからの電話(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   共通言語をもつ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


スパイ大作戦に似ている作戦、
「スカイダブル作戦」。

沖縄県糸満市のリサイクル会社、
國吉商店の顧客維持対策です。


お客に、

好かれ…「S」
気に入られ…「K」
喜ばれ…「Y」
忘れられない…「W」

作戦です。


「SKYW=スカイダブル」作戦により
國吉商店の資源リサイクル事業は
沖縄南部でシェア1位を達成、維持しています。


今でこそ絶好調の國吉商店ですが、
数年前には緊張の日々が続いていました。

強力な同業者が近くに進出してくることになったからです。

同業者はスクラップ品を國吉商店より高く買い上げ、
國吉商店より低い価格で販売すること必至でした。

従業員数も相手が上回っています。
営業エリアも沖縄全土に展開するかもしれません。

いったい、何をどうすればいいのか……。


國吉浩社長の弱点であり、
強みでもあるのは
考えても、考えても、わからないことでした。

弱みと強みが同じ?

はい、そう思います。


知らないこと、わからないことは弱みです。
しかし、國吉社長が持っているのは
弱みだけではありませんでした。


「知らないことは聞くしかない」
「わからないことは調べるしかない」
と切り替えることは強みです。


「考えたところで、さっぱりわからない」


だから國吉社長は勉強をすることにしました。
これが結果的に、強みとなっているからです。


日中は仕事が忙しい。
だから7時からの早朝勉強会は最適でした。

1人では心配。
だから奥さんを誘って一緒に勉強しました。


経営の勉強をすると、わかったことはいくつもあります。
なかでも國吉社長が気になったことがあります。


「今までは、とにかく大量の鉄くずを集めて、
たくさん販売することが仕事だと思っていました。
でも、競争相手に負けない経営をするには、
集めて売るだけではいけないとわかりました。
お客さんに選ばれる会社にならなければならないということ。
お客さんに選ばれるには、
単に買い取り価格で選ばれるのではなく、
従業員が選ばれる会社になることが大切だとわかったのです」


それからです。
全従業員による早朝勉強会が始まりました。
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シェア1位になった作戦

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



10月18日の朝、「ハガキ分割方式」と題した
メールレターを発信しました。
その日のうちに、数名から返信をいただきました。
3名のおたよりを紹介いたします。
承諾を得ていないので、名前は伏せますね。

「本日のメールレターありがとうございます。
 大変参考になりました。そうですね。
 ハガキ分割方式ですね。これなら枚数書けますね。
 早速実行いたします。現在毎月300枚のはがきを
 お客様に出しております。(小串さんから教わった方法です)
 お客様のところに行くと、「あら、いらっしゃい」
 (という顔で)歓迎してもらえます」

「分割方式
 私も
 似たようなことをやってます。
 そうじゃないと
 たくさんは書けないんですよね」

「ハガキ分割方式。大変参考になりました。
 現在、ハガキを1枚書くのに手間取っています。
 1枚ずつ書かなくてもいいとの発想に救われます。
 寺島先生のおかげですね。早速実行してみます」


ありがとうございます。
こんなメールレターを発行できるのは、そうです、
寺島義雄税理士のおかげです。ありがとうございます。



      
  今日の内容
  *シェア1位になった作戦(おたより本文)
  *試しに値引き要請するお客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   シェア1位になった作戦

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「~リーダーやメンバーが捕らえられ、
 あるいは殺されても当局は一切関知しない。
 なお、このテープは自動的に消滅する」

この言葉の直後、録音された機械が発火し、
煙が出て音声データが消えてしまう。

証拠がなくなったところから、作戦開始。
変装したりして任務を遂行するもハラハラ。
無事、極秘任務を終え、作戦完了。


いま、頭のなかでテーマ音楽が流れている方、
そうです、『スパイ大作戦』です。

音楽? どんなの? と気になる方は、
トム・クルーズが主演した映画、
『ミッション・インポッシブル』を
思い出してください。同じです。


「アメリカ政府が手を下せない極秘任務を遂行する
 スパイ組織・IMFメンバーの活躍を描くアクションドラマ」

ウィキペディアには、そう書かれています。

日本では1967年(昭和42年)からテレビ放映。
スパイ組織のIMFとは、Impossible Mission Forceの略。

不可能作戦部隊。実行不可能な指令を受け、
不可能を可能にするスパイたち。

何歳くらいのことか思い出せませんが、
40年くらい前……、え、40年? そんなに昔?
というほど過去のことですが、
毎回、楽しみに見ていたことを思い出します。


スパイ大作戦のことも、テーマ音楽も
ふだん忘れて生活していますが、
2年ほど前でしょうか、突然思い出しました。

「スパイ大作戦」という言葉に
とても似ている言葉を目にし、耳にしたからです。


『スカイダブル作戦』


似ているでしょう。

似ていません?
早口で言ってみてください。

スパイ大作戦!
スカイダブル作戦!


似ているとみなして、話を進めます(笑)

スカイダブル作戦もまた、
不可能を可能にしていると言えます。


スカイダブル作戦を遂行しているのは、
沖縄県糸満市にある、株式会社國吉商店。

1962年(昭和37年)に創業した
リサイクル会社です。

「スカイダブル」を紹介しましょう。


 「S」…好かれ
 「K」…気にいられ
 「Y」…喜ばれ
 「W」…忘れられない


お客に好かれ、気に入られ、喜ばれ、
忘れられない社内活動です。

お客に好かれる会社になるための活動。
お客に気に入ってもらうための活動。
お客に喜ばれるための活動。
お客にいつも思い出してもらうための活動。

國吉浩社長以下、全従業員により
お客の支持を得る活動を進めてきました。

その結果、お客が増え、沖縄南部において
市場占有率80パーセントを占めているのです。
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ハガキ分割方式

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【今日も元気に お客が増える!】 328
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


10月もはりきって仕事をしています。
セミナーを5会場で。取材を3社。
社員研修を2社。飲み会を…数えきれない。
ハガキやメール、手紙をたくさんいただきます。
そのなかから一通のメールを。


  お客が増える★プロダクション
  笑顔が素敵な村上 透様

  ありがとうございます。
  こんなに早く返信を頂けて驚いています。
  会社のみんなでハガキを送ろうと思います。
  村上先生のお話が直に聞けてラッキーでした。
  良い報告ができるように頑張ります。
  またどうぞよろしくお願い致します。
  (郵便局に記念切手を買いに行って
   ホワイトベースさんにハガキを注文しました。
   気合い十分です(^^))


「笑顔が素敵な」←お世辞とわかっていてもうれしい。
「(^^)」←顔文字をいただけるなんて!
こういうことで、僕ははりきるのです。   

      
  今日の内容
  *ハガキ分割方式(おたより本文)
  *覚悟を決めて値引きを断る(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   ハガキ分割方式

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


“なにわの孫さん”をご存じですか。
大阪の税理士、寺島義雄先生です。

今年の1月28日、メールレターで紹介しました。
「“感謝する”生き方」とタイトルをつけました。

感謝されるには、まず感謝する。
出会った人に感謝のハガキを書く。

すると、顧問先が増え始めたのです。


寺島先生のこの取り組みを、その後、
セミナーで紹介しています。

ほとんど全員が驚きます。
ハガキで年間20件も新規顧問先が増えるからです。

さほど驚かない方もいます。
継続してハガキを書いている方です。
「そうなんですよねえ。書き続けると、
 お客さまは増えるんですよね」と納得。


10月はすでに3ヵ所で寺島先生の事例を話しましたが、
セミナーの場で伝え忘れていたことがあります。

毎月300枚以上のハガキを書く、書き方です。


寺島先生は、月末、宛名を書くことが多いそうです。

まず、翌月、出そうと思う300人を決める。
郵便番号、住所、名前のみ書く。
月初からカバンに入れて持ち歩く。
わずかな時間を利用してメッセージを書く。

この書き方が書きやすく、結果的に
短い時間で書けると寺島先生は言います。


僕も、ときどき寺島先生方式をまねします。
毎月、取材やセミナーなど各地に出かける際、
出先でハガキを出そうと計画します。

まず、住所と社名、名前だけを書きます。
30人分くらい。書いたらカバンに入れます。


千歳空港の搭乗待合室で2枚、メッセージを書く。
空港バスの待ち時間に2枚、書く。
スタバで5枚、書く。
待ち合わせ時間に20分ほどあるので6枚、書く。


1枚のハガキを、郵便番号、住所、社名、氏名、
そしてメッセージを書くことと、
メッセージだけを後で書くことと、
ほとんど違いがないように感じるかもしれません。

ところが、やってみるとけっこう違うのです。

ハガキ一枚を上から下まで通して書くと、
それなりに時間がかかります。

(ようやく2枚書けた…)
(まだ20枚以上も残っている…)

そんな気がしてきます。


その点、宛名を次々と何枚も書くと、
“量をこなした”という感覚を味わえます。

あとは“メッセージを書くだけ”
と、気が楽になります。

ある程度、気持ちを込めながら
機械的、量産的に住所を書く。

すき間時間を利用して、
一人ひとり、顔を思い浮かべて
気持ちを込めてメッセージを書く。


僕の乱れた字を知っている方は、
(あれで気持ち込めているって?)
と疑問に思うかもしれません。

ええ、気持ちは込めているのです。
書くスピードが速いので、
字がきたなく見えるのです(笑)


話がそれました。

1枚を一気に完成させる書き方と、
分割して完成させる書き方。

人によっては、こんな簡単な違いも
(あ、なんとなくラク!)
ということがあるようです。
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近江商人 保険の教え

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【今日も元気に お客が増える!】 327
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・10・04

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


     
メールレターをはじめ、僕が書いた文を
転載する方が増えています。
その多くは、お客が増える★プロダクションの
村上のものであることを書き添えてくれます。
ありがとうございます。

なかには、出所を明らかにしない人がいます。
村上透が書いた旨を記載してくれないどころか、
“自分が書いた”かのような引用もあります。

転載は本当にうれしく、ありがたいと思っています。
これからも、転載したいと思っていただける文を
書いていこうと考えています。
お願いです。引用元を書き添えてください。
それにしても、僕はなめられやすい(笑)   

      
  今日の内容
  *近江商人 保険の教え(おたより本文)
  *値引きを迫るお客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   近江商人 保険の教え

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

前号(9月24日発行)のメールレターで
「近江商人 ハガキの教え」を書きました。

お読みいただきありがとうございます。

たくさんの方に喜んでいただけたようです。
「なるほど」「たしかに」「やっぱり」といった、
副詞が含まれる感想を多数いただきました。


「こじつけすぎ!」とか「無理がある」
といったマイナス評価はありませんでした(笑)


安心するのは早い。メールレターでは
声なき声が聞けていない可能性もある。

直接、多数の経営者に確認しよう。
セミナーの場で反応を確認しよう。



10月2日、滋賀県の南草津で発表しました。
「近江商人 ハガキの教え」を、本場、
発祥の地におけるセミナーで述べました。

ビイサイドプランニングの永田咲雄社長との
ジョイントセミナーです。

松下幸之助氏と同じく、自転車屋で
丁稚奉公をした永田社長です。

参加者は、近江商人を一段と進化させた
経営者ばかり、という顔ぶれでした。


「私の仕事にも置き換えられそうです」
「ハガキじゃなくても同じことが言えますね」

と、認めていただけるどころか、
自社商品に置き換える社長も。



続いて10月3日、隣の草津市でも発表しました。
「近江商人 ハガキの教え」を。

地元の経営者は受け入れてくれました。
「近江商人の教えを勝手に変えるな!」と
叱られずに済みました。



近江商人の教えは、言わば経営の原理原則。

商品が異なっても、売り方が違っても
あてはまるのは当然です。

近江商人は北へ南へと全国へ出かけ、
商売を成立させていました。
場所を問わず置き換えられるのは当然です。


それならほかの商品にもあてはまるはず。
というわけで、「保険」バージョンを考えました。

なぜだか、僕のまわりに保険を扱うお客が多いので。

「なるほどなぁ……」と感じた方は、
あなたの事業バージョンをつくってみてください。


これ、社員教育につかえそうです。
語尾を変えれば、お客向けにもなりそうです。




【近江商人の教え/原文】
   ↓
【近江商人の教え/保険バージョン】



一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、
  利益はその当然の報酬なり
   ↓
一、保険は世の為、人の為の奉仕にして、
  利益はその当然の報酬なり


一、店の大小よりも場所の良否、
  場所の良否よりも品の如何
   ↓
一、店の大小よりも場所の良否、
  場所の良否よりも保険の知識と応対の如何
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近江商人 ハガキの教え

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【今日も元気に お客が増える!】 326
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・09・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
南から参ります。
沖縄の方、11月13日、北谷で会いましょう。
いつもどおり、大ホールではりきってやります。
中国地方の方、12月8日から1年にわたる
実行塾が始まります。勉強会の会員は10万円です。

関西の方、10月2日、南草津で未体験領域へどうぞ。
社長って熱いだけではありません。お楽しみに。
11月2日、100年に一度のセミナーです。
僕も参加します。大阪で会いましょう。
北陸地方の方、10月11日、かほく市で会いましょう。
かほく市の近くの方向けですね。

中部地方の方、11月6日、勝川で会いましょう。
名古屋駅から17分の距離です。懇親会もあります。
関東地方の方、10月4日、水戸で会いましょう。
一日じっくりたっぷり、勉強しましょう。
  

      
  今日の内容
  *近江商人 ハガキの教え(おたより本文)
  *ウソ直帰は上司の責任(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   近江商人 ハガキの教え

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

「三方よし」を知っている方は多いでしょう。
僕のまわりに多いだけかもしれませんが。

「三方よし」と比べて、「近江商人の教え」は
知っている人が少ないと思われます。

「近江商人 十訓」
「近江商人 家訓」
とも言われています。

数々の書籍、ネット上で目にすることが
できますが、念のために書き写します。

多少、表現が異なるものがあります。
もっとも目にすることが多い文です。



【近江商人の教え】

一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
一、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
一、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
一、資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし
一、無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
一、良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることは
  さらに善なり
一、紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
  つけてあげられるもののない時は、笑顔を景品にせよ
一、正札を守れ。値引きはかえって気持ちを悪くするくらいが落ちだ
一、常に考えよ、今日の損益を。
  今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ
一、商売に好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ


この教え、総じて商売や経営を語っています。
であれば、経営の一部分に焦点を当てても
文意を損なわないのではないでしょうか。

と考え、「ハガキ」を詠(よ)み込んでみました。


こじつけだろ!

とあきられるかもしれませんが
ええ、こじつけです(笑)

でも、思います。
近江商人もハガキのすばらしさを
知っていたんだなと。


正しく言うと、
会うことの大切さを知っているのであり、
直接会えない場合でも、できるだけ
お客の心に残る接点づくりが大切であると
知っていたのだと思います。


では、一行ずつ、「元の文」と
「ハガキこじつけバージョン」を書きます。



【近江商人の教え/原文】
   ↓
【近江商人の教え/ハガキバージョン】



一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
   ↓
一、ハガキは世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり


一、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
   ↓
一、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりもハガキの如何


一、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
   ↓
一、売る前のお世辞より売った後のハガキ、これこそ永遠の客をつくる
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サービスは「お客が主語」

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
今週は沖縄県国頭郡(くにがみぐん)の
金武町(きんちょう)商工会でセミナーをします。
「金武」と書いて「きん」と読みます。
5000世帯、1万1000人の町。
セミナーに何人ご参加いただけるか楽しみです。

面積の約60%は米軍用地だそうです。
「キャンプ・ハンセン」という海兵隊の基地です。
金武町はタコライス発祥の地なんですね。
ジャンボタコライスギネス世界一の記録も。
「何かで1位」は重要です。覚えやすいですからね。

世界一の発信。金武町商工会が率先しています。
商工会会員企業もがんばるはずです。
セミナーでお呼びいただきありがとうございます。
  

      
  今日の内容
  *サービスは「お客が主語」(おたより本文)
  *ウソ直帰はバレバレ(村上透ものがたり)
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   サービスは「お客が主語」

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


前号のメールレターでは高萩徳宗さんの本を紹介しました。
たかはぎのりとしさんです。

人気ありますねえ。高萩さんの本は。
高萩さんにとって“本当のこと”を書いているから。
そう思います。


すでに購入した人が多いことでしょう。
でも、続けて紹介します。
「もっと教えてください」という声が多いからです。

買って読んでいただくのが一番いいと思いますが、
もう少しだけ、僕が共感できる一節を転載します。

自社のサービスを考え直すきっかけ、
自店のサービスを見直すきっかけになればさいわいです。




(転載1★ここから)

  つまり、すべては根拠のない先入観であり、
  単なる思い込みなのです。

(転載1★ここまで/第4章 p143)


この一行を引用するだけでは、
意味がまったくわかりませんよね。
ごめんなさい。すみません。

上記の一文の前後をお読みいただかないことには
高萩さんの経験や考え、意見、主張、思いはわかりません。

これ、重要です。僕も同じ言葉を使うからです。
先入観にとらわれた経営が多く、
思い込みにすぎないことをよしとする経営が多いからです。


現在、お客が増えている会社は、先入観に基づかない経営を
実践している会社が多いと言えます。

いま、お客が増えている店は、思い込みを捨て、
お客起点で考え直した経営をしている店が多いと言えます。




(転載2★ここから)

  あなたの会社やお店が考える「本当のお客第一主義」は、
  サービスの何を守ることなのでしょうか。
  サービスのルールブックは会社内の事情や都合で作られるもの
  ではなく、本当の意味での「顧客第一主義」を死守するためにこそ、
  作られるべきです。

(転載2★ここまで/第5章 p159)


「本当のお客第一主義」という表現、
“本当は変”なのですが、そう言わざるを得ません。

僕はかねがね申しあげていることがあります。
「会社が主語」の考え方ではなく、
「お客が主語」の経営をしましょうということです。

お客に迎合するわけではありません。
お客の言いなりになるわけでもありません。

お客がエラいわけではありません。
お客が絶対というわけでもありません。

事業にとっての「手段」と「目的」と、
お客にとっての「手段」と「目的」とが
一致していればいい。それだけのことです。




(転載3★ここから)

  私は二時間を超える滞在中、「タカオギ様、タカオギ様」と
  連呼される被害に遭いました。私はそれまでに何度も
  リピートしていた手前、そして、私が連れてきた仲間の手前、
  「いや、僕はタカハギです。確か今日で七回目の来店ですが」
  とも言えず、何ともバツの悪い時間を過ごしました。
  もちろんそんなニセ感動のお店にはそれ以来、二度と足を
  運んでいません。あのお店で感動する人の神経が、私には
  理解できません。

(転載3★ここまで/第6章 p218)


この話、高萩さんから直接聞いたことがあります。
それまで、このお店にいつか行きたい!と願っていましたが、
行く気がゼロになってしまいました。

正しく言うと、行く気がマイナスになってしまいました。
ゼロならともかく、マイナスは危険です。

僕は、かなり大勢の人に、高萩さんから伺った話しを
広めてしまっているからです。
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サービス以前、サービス以外

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
滋賀県草津市でハガキの勉強会を開きました。
月1回受講。3ヵ月間にわたり3回勉強して
いただくものです。

昨年秋にスタートしてから、今回で3回目の開催。
滋賀県の経営者って、なぜこれほど熱心なのでしょうか。
近江商人のDNAが受け継がれているから、でしょうか。

たいへんなことにひとつ気がつきました。
近江商人の教えは、ハガキの教えでもあったのです。
滋賀の人たちは、気づいていたのでしょう。
近いうちに、その新発見について書きます。
  

      
  今日の内容
  *サービス以前、サービス以外(おたより本文)
  *「直行」は減らせる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   サービス以前、サービス以外

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高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんの新刊が出てから、
たくさんの人がその内容の良さを紹介しています。

「アマゾン1位」獲得のためではなく、
「拡販」を依頼されたわけでもなく、
誰もが、心から「いい本です」と伝えています。

“いい本”は数えきれないほどあるのに、
なぜか高萩さんの本は広めたくなるようです。

僕も同じ。
「これ、読むといいよ」と人に勧めます。


僕がいいと感じるのは、共感できることが多いから。


「そう、そう、ほんとにそうですよね」
「そうなんだ。僕の思ってることと同じ!」

と、共通の体験があり、考えが同じで、
思いを共有でき、心から納得できる。

だから「これはいい本だ」となる。


そんな「そのとおり!」「共有できる!」
という一文を紹介します。

なるほど、たしかに、同感!
と感じるところがあれば、うれしく思います。


では、高萩さんの新著、
『「サービス」を安売りするな!』(成美堂出版)より。



(転載1★ここから)


  一般的なサービス業でトイレの場所を100回聞かれるなら、
  それは単にトイレの案内表示が悪いのだと気がつくべきです。


(転載1★ここまで/第1章 p46)


まったく同感です。
ただし、100回聞かれるスタッフが悪いわけではありません。

経営者の責任です。
トップから言われたことを一所懸命やっているスタッフが
ときどき、気の毒に感じることがあります。

念のために申し添えます。
飲食業に限ったことではありません。



出張で各地に出向くことが多い経営者は、
次の一節を読み、「そうそう!」と声をあげるのでは。


(転載2★ここから)


  最近のお客は、体育会系の挨拶や真心のおもてなしよりも、
  コンセントの有無で店を決める傾向があるのかもしれません。
  カフェだけではありません。ビジネスホテルはどうでしょうか。
  1000円の価格差よりも、デスク周りのコンセントの口数で、
  宿泊するかどうかを決めているビジネスマンは多いはずです。
  ビジネスマンはホテルの部屋にチェックインして、まず何を
  するか。携帯とパソコンの充電をするに決まっているからです。
  「サービス=人力」の考え方だけでは、平成のサービス競争に
  打ち勝てなくなっている現実に気がついて欲しいものです。


(転載2★ここまで/第2章 p84)


僕は、3つ口コンセントや延長コードを持ち歩いています。
部屋にコンセントが2つしかない、というホテルが
ほとんどといっていいでしょう。大都市も地方も問わず。

以前は、備え付けのアンケートに希望を書きました。
フロントに伝えたりもしました。

でも、今はあきらめています。
自分で対策を立てるしかありません。


机が広いホテルが好きです。
コンセントが多いホテルが好きです。
荷物を広げられるホテルが好きです。


少数ですがそんな願いをかなえてくれるホテルがあります。
高級ホテルではありません。ビジネスホテルであります。

サービスがわかるとは、
お客のことがわかるということ。

僕はそんな気がします。

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利が後(りが あと)ー

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 323
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・09・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
来年2月、3月の予定を記入するにあたり、
どうせなら2014年の手帳を買おうかなと売り場へ。
そこで、10月始まりの手帳を手に取りました。

9月始まりの手帳は見たことがありますが、
10月始まりは初めて。試しに購入。
10月から始めると、計画通りうまくいくのか(笑)

4月始まりも11月も12月もある。
いつ始まったっていい。
お客との接点が記入され、お客が増えれば。

重要なのは日々の予定より、今後の経営計画。
12月8日の日曜日、岡山で経営計画塾スタート。
岡山の経営者は本当に熱心だとあらためて思います。
  

      
  今日の内容
  *利が後(りが あと)(おたより本文)
  *「A」が多い先輩社員(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   利が後(りが あと)

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 「6日午前、岐阜県飛騨市内の国道41号線で、
  道路のセンターラインを引き直す工事を行っていた
  作業員3人が進行してきた大型トラックに相次いで
  はねられる事故が起きた。この事故で1人が死亡。
  2人が重軽傷を負っている」

数年前のニュースです。

午前11時40分。明るい時間です。
見通しの良い緩やかなカーブ。
警備員による交通整理あり。
トラック運転手の前方不注意?

痛ましく、不幸な事故です。
年間、全国でどれくらいの事故があるのでしょう。


センターラインや横断歩道、「止まれ」など、
道路の舗装面にはさまざまな標示がされています。

これら道路標示材を扱う会社、
サンコー企画株式会社の谷龍男社長を取材した際、
「道路標示作業中の交通事故がけっこうあります」と
教えていただきました。

センターラインや各種標示ですが、かつては
ライン材と呼ばれる塗料の一種が塗られていました。

デメリットがあります。
作業手間の多さに加え、乾くまでの時間が長いのです。

雨が降ればにじみます。流れます。なにより、
作業時間が長くなると、交通事故の危険性が高まります。

「路側帯やセンターライン、横断歩道など、
 白線をひく工事中に起きる事故が多かったんですよ」と谷社長。

事故を防ぐ最善策は、道路上の作業時間を短縮すること。
であれば、

「あらかじめ作り、道路にパッと貼ればサッと済むのではないか」

と、谷龍男社長は考えました。

「塗る」から「貼る」へ。
「書く」から「貼る」へ。

『クイックシート』と名づけた貼付け式のシートは、
最近の道路標示工事のあり方を大きく変えました。

道路の舗装をしたり標識を設置したり、舗装面に標示する会社を
交通安全対策施設業者と呼びますが、全国1200社のうち、
1100社と取引をおこなっています。

画期的な製品です。
お客が増えるのは当然です。

ただし、市場占有率が高くなった理由は、
商品力の高さだけではありません。
営業力も優れていたからです。

古くて新しい営業、富山の配置薬方式です。

『クイックシート』をワゴン車に積み、
全国の主要な道路施設業者を回しました。

「新しく開発しました。どうぞごらんください。
 置いていきます。使った分だけ後日、代金をいただきます。
 使わなかったらお金はけっこうです」

手元にあると、そのうち使う機会が生まれる。
使ってみると、(お、こりゃいい!)となる。
まさしく富山の薬売り方式。

「用を先に、利は後にせよ」

富山藩二代目藩主が訓示した「先用後利」。
得意先にあらかじめ薬をあずけておき、
行商人は春と秋にお客の家を訪ねる。

服用した分だけ代金を受け取る。
一種の長期信用取引制度です。

便利性を提供することで消費者の心をつかみました。
得意先の開拓を進め、固定客化をはかしました。
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信じられるセミナー

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 322
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・09・04

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
一昨日(9月2日)のメールレターで
10月2日セミナーの案内をしました。
ビイサイドプランニングの永田咲雄社長の
人間、人生、経営を解剖するセミナーです。

「どんな内容ですか?」との問い合せを
いただきました。ありがとうございます。
ビイサイドプランニングという会社の
お客が増えている要因を明らかにするセミナーです。

このセミナー、じつは僕も登壇します。
同社の、というより永田咲雄社長の分析をします。
会社は社長しだい。まったくそのとおりです。
変わったセミナーです。どうぞご来場ください。
http://www.okyakugafueru.com/files/20131002-jirei_part2.pdf

  

      
  今日の内容
  *信じられるセミナー(おたより本文)
  *営業マンのウソ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   信じられるセミナー

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8月、ハガキを書いてお客が増えている社長を
紹介しました。このメールレターで。

株式会社クオリティライフの能登清文社長です。
「お客が増えるハガキ世話人」の能登さんです。

ハガキを書いてお客が増えた、という話をすると
必ずといっていいほど受ける質問があります。


「何を書けばいいのでしょうか?」
「どんなハガキを出せばいいのでしょうか?」
「誰に出せばいいのでしょうか?」

こんな直接的な尋ね方ではありませんが、
言わんとすることはひとつ。

「良いということはわかっているんですが、
 どうしてもハガキは続かないんです…」

この悩みを解決、解消したい方が
全国には大勢いらっしゃいます。


簡単です。容易に解決できます。

実例豊富なセミナーを受講することです。
よし! 取り組もう! と思わせてくれるセミナーに
参加することが重要です。


僕自身、セミナーの内容を把握しており、
自信をもって推薦できるハガキセミナーは2つ。

ひとつは、僕のハガキセミナー(笑)
「続ける」ことを目的とした、事例豊富なセミナーです。

もうひとつは、小串(おぐし)社長のハガキセミナー。
ホワイトベース社長の小串さんが講師のセミナーです。

これまで20回以上、小串社長のセミナーを受講しています。
おそらく日本で2番目に受講回数が多いと思います。

その僕が申しあげるのですから間違いありません。
小串社長のセミナーは、何度も受けるべきものです。
今回は、その案内です。

小串社長が書くメルマガ、「経営脳科学研究室」
より転載いたします。どうぞごらんください。

このメルマガを読むだけでも、おもしろいですから。


(ここから)

「 ハガキセミナーのご案内 」

こんにちは、ホワイトベースの小串です。


「ハガキセミナー」のご案内です。

3月から本格的にスタートしたハガキセミナー2回コース

それぞれが3時間半のロングセミナーを

9月より再び、東京・名古屋・大阪・福岡4箇所で開催します。


3月~6月で受講していただいた皆さん「ありがとうございました」。

反応が早い業種では、すでにハガキの効果が出て嬉しい限りです。


講師は、私 小串広己。


  ハッキリ言って

  戦略を「学ぶだけ」では成果はでません。

  一方、何も考えずにハガキを「出すだけ」でも成果は期待できません。


戦略を学び、それを実行するためには

戦略とその実行方法を同時に学ぶのが最も効果的な勉強法です。


   売上不振で困っている方

   売上はまずまずだが、もっと売上を伸ばしたい方


ぜひ参加下さい。

自画自賛になりますが

何処にでもある、役に立たない空理空論セミナーとは違います。


小串が10年以上かけて統計を取り、分析し、仮説を立て

その仮説に元づいた実践の成果を2回コース、それぞれ3時間半で

タップリお話します。
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元気な会社は会社を元気に

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 321
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・09・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  おもしろいイベントの案内をいただきました。
  「旧車天国」です。新車じゃなく旧車。
  こういった“一般的ではない企画”が大好きです。
  旧と新なら、なんとなく新しいほうがいい。
  なのに旧のものばかりを集める。
  狭い市場、狭い客層を狙っています。
  なのにファンって驚くほど存在しています。

  「旧車」ばかりを500台。お台場に。
  行ってみたいが…当日、僕は茨城県。惜しい。
  ヴィンテージカーが大好きな友人に見せると、
  すぐに反応がありました。
  「このイベント見たいです。
   『Old-timer』は昔、よく買って読んでました。
   創刊号もってます(笑)」
  車好きの人に教えてあげてください。楽しそうです。
    ↓
http://www.okyakugafueru.com/files/20131002-jirei_part2.pdf
  

      
  今日の内容
  *元気な会社は会社を元気に(おたより本文)
  *レアケースだから(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   元気な会社は会社を元気に

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営業している地域のお客が減ったらどうするか。
隣の県はお客が多い。さてどうするか。

隣の芝生が青く見えるわけではない。
隣の花が赤く見えるわけでもない。

現実に、隣の県は見込客が多い。

滋賀県の人口は約140万人。
京都府の人口は約254万人。

2倍まではいきませんが、
滋賀県と比べると京都はお客が多そうです。

人の数だけではなんとも言えません。
法人対象の事業にとって、会社の数がバロメーター。

滋賀県の事業所数は約6万。
京都府の事業所数は約13万。

どう考えても、京都の市場が大きい。
働く人の数はどうでしょうか。

滋賀県の従業者数は約67万人。
京都府の従業者数は約127万人。


求人情報誌を発行する会社にしてみれば、
事業所の数が多い地域がおいしい市場です。
働く人の数が多い地域こそ需要が多い。

業界のことを知らなくても、
それくらいのことは誰もが理解できます。


リーマンショックで求人広告の需要が激減した際、
大手情報誌会社は滋賀から撤退しました。

規模が大きく、発行部数も多く、歴史もある会社は
売上を維持、拡大しなければなりません。

隣接した京都府という市場に目を向けるのは当然。
滋賀県という市場での活動を縮小したり、
撤退するのは企業として正論かもしれません。


規模が小さく、発行部数が少なく、歴史が短い会社も
もちろん売上を維持、拡大しなければなりません。

しかし、世の中には変わった社長がいます。
その一人、永田咲雄社長。

株式会社ビイサイドプランニングの社長です。


リーマンショック後、滋賀県の企業による求人が激減。
情報誌会社の売上も激減しました。


ある大手は、「滋賀県版」を休刊して「京都・滋賀版」に変更。
滋賀県より市場が大きい京都版に吸収したのです。

別の1社は、滋賀県内を8エリアに分けて営業していましたが、
5つのエリアから撤退しました。
売上に貢献してくれないエリアは不要とみなしたのです。

ところが、ビイサイドプランニングは
滋賀から出ることも見捨てることもしませんでした。

永田社長は言います。

「滋賀県での仕事が少なくなったから京都へ行くなんて、
 そんなさみしいことは考えたこともありません。
 滋賀の会社に元気がなくなったら、元気を出してもらう。
 そう考えたいし、行動したい。
 滋賀に仕事が少なくなったのなら、仕事が増える策を考える。
 それが情報誌の役割です。だから当社は滋賀県でがんばります。
 滋賀県から出ません」

 と、永田社長は『地域不撤退宣言』を出したのです。
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お客が増えるハガキ世話人

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 320
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・23

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  日本一お客が多い「かき氷屋 琉冰(リュウピン)」の
  宜野座勝哉社長より、おたよりをいただきました。
  「今年は、私共の力量以上にお客が増えています」と。

  あえて書かせていただきますが、
  “かき氷屋さんなのに”、全スタッフが
  経営の勉強を積み重ねているのですから当然。

  かくして勉強を続ける会社はお客が増え続け、
  増えるお客にさらに喜んでいただくために
  勉強を“続けざるを得ない”ようです。

  お手紙以外の贈り物も、ありがとうございます。

  

      
  今日の内容
  *お客が増えるハガキ世話人(おたより本文)
  *お人好しすぎる営業社員(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   お客が増えるハガキ世話人

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お客が増えて、ありがたい反面、
「増えすぎて心配」という経営者もいます。

うらやましいというか、
ぜいたくというか、
ねたましいというか(笑)


お客が増え出すと、

お客の管理がむずかしくなり、
お客と会う回数が少なくなり、
お客の要望に応えにくくなる。

たしかにその可能性があります。

お客との関係性を弱めることがないよう
対策を立てて、実行すればいいのですが
「顧客維持対策」は後手にまわりがちです。


しかし、クオリティライフの能登清文社長は
“お客との面会”を減らしませんでした。

次々と既存客からお客の紹介をいただき、
次々と保険の契約が決まっていきます。

紹介が増えると、打ち合わせが増えます。
対象が個人でも法人でも、
お客が増えると忙しさが増します。

車を買った。
車で事故を起こした。
病気になった。
住所が変わった。
保証内容を変更したい。


「ご契約いただいたお客さまの
 生涯の担当者でありたい」

そう願う能登さんにとって、
お客と会う機会が減ることは
なにより不安であり、さびしいことでした。

「会えない時間がぁ
 愛 育てるのさぁ
 目をつむればぁ君ぃがいるぅ」

という、安井かずみ氏が作詞、
筒美京平氏が作曲した歌は
あくまでも郷ひろみ氏の歌の世界。

お客は、会わず、何も連絡をしなければ
心の距離は遠ざかっていきます。


そこで能登さんは、“間接的に会う”方法を
実践しています。ハガキです。

誰もが知っている方法であり、
おそらく誰もが「出したほうがいい」と
思いつつ、多くの人が続かないハガキ。

ここ数年、能登社長はハガキを
書き続けています。

能登社長に確認せずに書きますが、
たしか昨年は、年賀状以外に
4000枚近くのハガキを書いています。

すみません。
もっと多かったかもしれません。
ハガキの枚数は。

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営業しない保険営業

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【今日も元気に お客が増える!】 319
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  「お客が増える!」の取材を始めたのが2008年。
  取材してから4年を過ぎた事例が増えてきました。
  そろそろ「追加取材」を開始します。

  それから3年、その後、お客は増え続けているか。
  あれから4年、仕組みはどのように堅固になったか。
  まもなく5年、占有率はどこまで上がったのか。

  僕の取材先に業績不振会社はありません。
  やはり、売上よりお客の数なのです。

  

      
  今日の内容
  *営業しない保険営業(おたより本文)
  *レベルが低いトラブル(村上透ものがたり)
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   営業しない保険営業

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父親が亡くなり、母親が残り、
母親の老後を心配したことがきっかけで
人生やお金の使い方を考える。

このような状況にあてはまる人は
きっと大勢いるでしょう。

滋賀県草津市の能登清文さんも
そのひとりでした。

「64歳で父が突然亡くなり、
 母が受け取る年金が半分に減りました。
 母親の今後の生活を考えると、老後の
 保険は大切だと痛感しました」


能登さんはキーエンスを退職し、
保険会社のアリコで働き始めました。

当時、アリコジャパンの保険に入っており、
能登さんの担当者がファイナンシャルプランナー
でした。その縁でアリコを選んだというわけです。

まわりの人は反対しました。
辞める理由が、あまりにも
“サラリーマンらしくなかった”からです。

まもなく部長。
仕事に不満なく、
職場に不満なく、
上司にひきとめられ、
社長にひきとめられ、
それでも、
「お金のことを勉強したい」
「老後の人生を考えたい」
と言って辞めました。

超一流企業、キーエンスの高い年収と
超優良企業、キーエンスの高い将来性を
手放し、ゼロからのスタートとなる
保険会社に転職をしたのです。

36歳、周囲に反対された転職です。
能登さんはがんばりました。

毎月10件以上の契約を18ヵ月間続け、
全国表彰されるまでになりました。

その後、保険会社を移り、
支店長も経験し、現在独立。
株式会社クオリティライフの代表。

保険会社を辞めて独立するということは、
お客ゼロからのスタートです。

保険の営業をする人がみな同じ条件。
商品の差別化は困難な仕事です。
能登さんもこう言います。

「保険という商品だけで決定的な差別化を
 はかるのはきわめて困難です。増えつつある
 保険代理店のなかで、お客さまに選ばれる
 商品力を保険以外に備えなければなりません。
 私の場合、相続や事業承継のサポート、あるいは
 コンサルティングに焦点を定めました」

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漬け物で変わった人生

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【今日も元気に お客が増える!】 318
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  8月にはいってから3日間、企業研修。
  各部門が目標を掲げ、お客増大計画に取り組み始めました。

  岡山でハガキの一日勉強会。終了後、受講者が宣言。
  期限を設け、「一日3枚書きます!」「1000枚書きます!」

  福井で非売三原則の事例勉強会。個人客対象の事例でも
  法人対象の企業経営者が納得。「自社にあてはまる!」と。

  東京で定番化を目指している2人クラブ。相当、経営の
  勉強を重ねている経営者ばかりが参加。不変の法則。
  主催者、参加者のみなさま、ありがとうございます。

  経営相談依頼があり青森へ。前日に到着し、初めて
  五所川原(ごしょがわら)駅に降り立つ。
  立佞武多(たちねぷた)というお祭に目をみはる。
  
http://www.tachineputa.jp/festival/
      
  今日の内容
  *漬け物で変わった人生(おたより本文)
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   漬け物で変わった人生

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「ワセダに入って中退したい」

いま思うと、親不孝な考えをもっていたものです。
始めから中退するつもりで大学へ行きたいと
考えていたのですから、親泣かせ、非常識。

学校は、卒業するつもりで受験、入学するもの。
実際、中退を前提に受験したという人に、
これまで会ったことがありません。

ともかく、中退するかどうかを問わず、
まずは受験しなければなりません。問題は、
「ワセダに行きたい」と親に言えないことでした。


私立大学って入学金や学費が高いからなぁ…。
ウチは貧しいから、学費や仕送りが大変だよなぁ…。
親にしてみれば、国立大学へ進んでほしいに決まってるよなぁ…。

どうしても「ワセダに行きたい」と言えない。
やはりここは国立大学を受験するしかない。
しかし、受験して、合格してしまうのはまずい。
合格しちゃうと、国立大学へ行かなきゃならなくなる。


どこまでいっても親不孝な僕は、
共通一次試験を受け、二次試験で落ちました。
合格しないように“手を抜いた”のです。

ワセダに行く方法は、一年かけて考えよう。
まずは、ワセダ以外の大学へ行かないことが重要だ…。


いま思い返すと、本当に、本当に僕は愚か者です。

「村上が愚か者だって、そんなこと知ってるよ」
と、笑っている方が大勢いることでしょう。

でも、愚かかどうかは自分ではわかりません。
愚かなことをしているときは、
自分の愚かさに気づきません。
人が人に対して、あいつは愚かだと思うのでしょう


愚かな考えに支配されていた僕は浪人し、
翌年、再度、受験シーズンを迎えました。

そしてまた、同じことをやってしまったのです。

選り好みをしなければ、
国立大学へ入ることができるのに、
行かないという道を選択しました。

念のために申し上げますが、
自慢しているわけではありません。
ばかな人間のばかな過去を白状しているのです。

またもや浪人です。
続きを読む...

無謀な将来計画

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・08・01

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  7月も、いつもお世話になっている方々に、やっぱり
  お世話になりながら、猛烈な速さで時間が過ぎています。
  東京では高額セミナーに30名近くの参加者が。
  中川式賃金研究所、中川清徳先生の主催だからです。

  同じく東京で、エコル株式会社の日吉俊行社長にお世話になりました。
  ビルメンテナンス協会のみなさんが40名近く。超勉強熱心。

  滋賀県草津市では、僕としてはめずらしいスタイルのセミナー。
  株式会社ジェイジェイエフの志村保秀社長と2人で登壇。
  取材先社長が“自社の欠点”を話し、僕が“欠点を補足”。
  初めての体験です。志村社長に拝謝します。
  
  姫路ではまたまた山田一美先生にお世話になりました。
  2人クラブセミナーの運営では万謝の念でいっぱいです。

  岡山では経営計画フォロー勉強会。六時クラブの主宰者であり
  続研岡山を運営する田口太彦さんに心から感謝しております。

  再び草津では、全3回の講義を受講した約20名に、
  お客が増えるハガキを書こうセミナーの修了証書を授与。

  会場を提供し、運営を担ってくださるビイサイドプランニング社、
  永田咲雄社長と、クオリティライフ社長であり、
  お客が増えるハガキ世話人の能登清文社長に深謝いたします。

  ほかに企業研修、商工会研修でお世話になりました。
  受講者のみなさんにも申しあげます。ありがとうございます。
      
  今日の内容
  *無謀な将来計画(おたより本文)
  *「優秀な営業ですよね」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   無謀な将来計画

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あなたの中学時代は、いい思い出でいっぱいですか。
「中学時代」という文字を目にして、あなたの脳は
どんなことを思い出したのでしょうか。

思い出すなら、楽しかったことやうれしかったことがいい。
知らないうちに笑みが浮かんでいるような思い出がいい。

そう思うのですが、僕は、いつまで経っても
楽しくない出来事ばかり思い出します。
しかも、つまらないことばっかりなのです。

たとえば…。

ある日、森の中を通って家に帰るとワキが痛い。
ダニにかまれていたのです。どうでもいい話でしょ。

ある日、担任の先生が「家庭訪問」でウチに来て、
「村上君の成績が落ちたのは、だれか
 女の子とつきあっているからじゃないでしょうか」
と、根も葉もない話を母親にしたこと、とか。

小学校では一番だった成績が、中学校では学年10番台に
下がってしまい、その原因がわからなかったこと、とか。

成績が落ちたのは勉強しなかったことが理由ですが、
そんなこともわからないほど頭が悪かったわけです。


ひとつだけ、中学時代に前向きなことを決めました。
「将来、作家になる」と決心したことです。

僕の頭の中には、とんでもない作家像ができました。

早稲田に入る。できれば夜学。親からの仕送りが途絶え、
アルバイトをするが、酒代に消え、やがて中退。
田舎者ゆえの劣等感と見栄に苦しみ、貧しさを憎む。

書いても売れず、酒を飲んでばかり。
書きたいものを書いても金にならず。
食うためには意に添わないものを書き、
自己嫌悪に陥る日々が続く。
無頼(ぶらい)で孤独で硬派で泣き虫。

そんな物書きになるには
高校へ行き、大学に入り、
中退しなければなりません。

ただし、親には言いませんでした。
「大学を中退するつもり」なんて言えません。
続きを読む...

嫌われ続けた小学時代

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  お客が増えている会社を取材しています。
  従業員100人未満の会社で、
  3年、5年と続けてお客が増えている会社です。
  途中、売上や利益が下がってもかまいません。
  客数が増えていれば、業績は再びよくなりますから。

  お客が増えている会社があるおかげで
  僕の仕事は成り立ちます。
  もし、お客が減っている会社ばかりなら
  取材させていただく先がなくなってしまいます。

  お願いです。どうかお客を増やしてください。
  増えている会社を、僕に教えていただけませんか。
  業種は問いません。取材させてください。
  みんなでお客を増やしましょう。
      
  今日の内容
  *嫌われ続けた小学時代(おたより本文)
  *他社が絶対やらないこと(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   嫌われ続けた小学時代

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 幼稚園を中退した夏、引越しました。
 帯広市から旭川市へ。父親が転勤したからです。

 旭川では、毎日、ひとりで本を読んでいました。

 幼稚園時代の友だちをつくらず、小学校に入学。
 神楽岡小学校の1年1組に入りましたが、
 しばらく友だちはできませんでした。

 僕に話しかけるのは先生だけ。
 先生に対しては返事をしていました。

 何をするにも、一人でやっていました。
 黒板を消すのもひとり。
 牛乳を運ぶのもひとり。
 石炭を運ぶのもひとり。

 だれも手伝ってくれないので、
 ひとりでやるしかなかったのです。

 先生からは、ほめられました。
 それがクラスのみんなにはおもしろくない。

 木の箱に入った、35本くらいの牛乳瓶を
 一人で運んでいました。小学1年なのに(笑)

 それをある日、廊下で落としてしまいました。
 数本が割れました。かなり重いんです。

 クラスの人は、「あ~あ~割やがった」と。
 非難されてもやむを得ません。

 ところが、先生が僕をかばいました。擁護。
 「なぜ、村上を手伝わないんだ」と。

 なおさら、みんなはおもしろくない。

 先生にかわいがられると、ことあるごとに
 “1年生代表”の役割が与えられます。

 秋におこなわれた学芸会で、
 開始のあいさつをしました。
 父兄へのあいさつです。

 僕ともうひとり、田村さんという
 かわいい女の子と並んであいさつ。

 またまたみんなに嫌われます。

 3年生で学級委員。
 4年生で青空児童会の書記。
 5年生で児童会の副会長。
 6年生で児童会の会長。

 同学年の人にしてみれば、僕は、
 イヤなやつだったと思います。

 あまり友だちと遊ばず、
 足はクラスで一番速く、
 小学2年生からピアノを習い、
 図書館で本を借りて家へ帰り、
 テストは何でもいつも100点。


 小学6年生のとき、チューリップの
 『心の旅』がはやりました。

 本を読むのが好きなわりに頭が悪く、
 「~君を抱いていたい~」という
 歌詞の意味がわかりませんでしたが、
 「あ~明日のいまごろは~僕は汽車の中ぁ~」
 という歌詞にほれこんでいました。

 ボクをばかにする奴ら、いまにみてろ…
 いつか、ボクは汽車で旅立つんだ…。

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中退は僕だけ?

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【今日も元気に お客が増える!】 315
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・07・03

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  ある飲食店で、割り箸がはいっている
  箸袋を見ると、裏側にこう書かれていました。

  名言集シリーズ Vol.66
  知識を与えるのは大事だが、
  その知識を使いこなす人間を育てることが
  もっと大事。
          松下幸之助(1894~1989)

  出所などは書かれていません。
  著作権上の問題はあるかもしれませんが
  僕はけっこう気に入りました。
  持ち帰らない箸袋と持ち帰る箸袋との違いです。
      
  今日の内容
  *中退は僕だけ?(おたより本文)
  *同業他社をほめる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   中退は僕だけ?

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 僕が満2歳になった頃のことが
 母子手帳に書かれています。


「お母さんのことを、ガンガンと言う」
「車を見ると、ブウブウと言う」


 歩くのが早いとか、しゃべるのが遅いとか、
 子どもの成長に親は一喜一憂するものでしょう。

 僕には記憶がありませんが(笑)、
 きっと、親はいろんな言葉を教えてくれたはず。

 ところが、です。
 2歳で口にした「ブウブウ」が、
 3歳になっても「ブウブウ」のままでした。

 それどころか、「ガンガン」と「ブウブウ」という
 2歳で覚えた言葉の数が、3歳になっても
 増えず、変わらず、相変わらず、口を開けば
 「ガンガン」と「ブウブウ」のままだったのです。

 2歳で「ブウブウ」をおぼえたのであれば、
 3歳ではもう少し、話せそうなもの。

 なぜ、ブウブウしか言わないんだろう……と
 両親は心配になったそうです。

 帯広市内の病院を何ヵ所も訪ねたそうです。

 どの病院で診察を受けても、先生はみな
 「原因はわかりません」「思い当たりません」

 帯広から汽車に乗って、大都会札幌へ。
 大病院でも「問題はありませんよ」。

 結局、「そのうちしゃべるでしょう」が結論。

 たしかに、5歳になると、少し話しました。
 しかし、おそろしく無口な子どもでした。


 6歳になり、帯広市の葵(あおい)幼稚園へ。

 幼稚園では先生に話しかけられると、
 返事をしなければなりません。
 自然と話すようになります。

 しかし、こんどは別の問題が起きました。

 僕は、周囲に心配させたり、めんどうをかける、
 じつにやっかいな子どもだったのです。

 今もそうですが…。

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2歳までは絶好調

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【今日も元気に お客が増える!】 314
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・07・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  村上透を知っている方、よく知っている方、
  たいくつだったらごめんなさい。
  僕のプロフィールを数回、続けて紹介します。

  経営とは無関係です。自己紹介ですから。
  僕のプロフィールを読んだからといって、
  お客が増えるわけではありません。
  増えればいいんですけどね。増えません(笑)

  今後、プロフィールを書いたほうがいいかな、
  書いてみようかなと考えている方は、
  どうぞお読みください。
  こういうプロフィールもあるんだ…と
  知っておいて損はしません。
   
  今日の内容
  *2歳までは絶好調(おたより本文)
  *困惑するお客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   2歳までは絶好調

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 いつもありがとうございます。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 僕は、冬寒く、夏暑い帯広市で生まれました。
 北海道の帯広です。

 冬が寒いのはわかるけど、
 夏が暑いって、おおげさじゃないの?

 と思う方がいるかもしれません。

 これが…暑いんです。帯広の夏は。
 30度に達するんです。

 北海道でも30度になることあるんですね!
 と、これまで何度驚かれたことか。

 ちなみに、帯広のあと、旭川に移りましたが
 旭川も冬寒く、夏は暑い土地です。
 マイナス20度を超えることがあるし、
 プラス30度を超えることもある。

 昔はうんと寒かったし、暑かった。
 最近、寒さはゆるみましたが。


 もう少しくわしく言うと、
 暑いけど、蒸し暑くない。

 内地(本州)って、ほんと蒸し暑いですね。
 いまだに、内地の高い湿度に参ります。

 北海道、夜は比較的涼しいんです。
 熱帯夜なんて、数えるほどしかありません。

 だから、暑いけど、僕は喜んでいます。



 僕が帯広に生まれたのは、明治時代に
 ひいおじいちゃん一家が北海道に移住したからです。

 正確には芽室町(めむろちょう)を開拓するため、
 富山県から引越してきたそうです。

 蛇足ですが、帯広のあたりは芽室町。
 北海道の最東端は根室市(ねむろし)。

 「めむろ」と「ねむろ」
 聞き違いがときどきあります。

 地図上だと、ここです。芽室町。
 見なくてもけっこうです(笑)
  ↓
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=&q=芽室町&ie=UTF-8&hq=&hnear=0x5f738180709d5ac3:0x125b32c283c55a01,北海道河西郡芽室町&gl=jp&ei=YCPSUb-oFsqGkQWr6oHYCQ&sqi=2&ved=0CI4BELYD

 根室市はここです。
  ↓
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=&q=根室市&ie=UTF-8&hq=&hnear=0x5f6c2f75246e6db5:0xa0bcd05bc68f9a4e,北海道根室市&gl=jp&ei=sCPSUePBJcapkQXQj4DICw&sqi=2&ved=0CJsBELYD


 富山県の砺波(となみ)や高岡には、
 遠い遠い親戚がいます。

 おじいちゃんは、いま思えば、
 越中弁(えっちゅうべん)を話していました。

 明治時代の北海道なんて、察するに、
 北のジャングルです。北海道のほとんどは原生林。

 早くから開けた函館、小樽、札幌は
 人が住める状態ですが、
 帯広のあたりは、まず、木を倒し、
 根を抜き、丸太の家をつくるところから…。

 冷涼な気候でも育つからと、
 イモをつくるのがせいいっぱい。

 冬は食べるものがなく、鍋ひとつに
 イモを煮て、分け合ってしのいだそうです。


 祖先はたいへんな苦労をしましたが、
 僕はとても恵まれた時代に生まれました。

 昭和36年、1961年、丑年(うしどし)です。
 母が25歳、父が29歳でした。

 3605グラム。身長49センチ。胸囲34センチ。
 3年前に亡くなった母が残してくれた
 「母子手帳」を開くとわかります。
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自己紹介でお客8倍

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【今日も元気に お客が増える!】 313
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・07・01

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  びっくりしたことがあったので、
  メールレターを発信します。
  今日のこのタイトルです。
  「自己紹介で8倍」

  自己紹介文をメルマガに載せたら、
  セミナーの申込みが8倍になった!
  という喜びの声をいただきました。
  どうぞお読みください。

   
  今日の内容
  *自己紹介でお客8倍(おたより本文)
  *冷やかし客のお宅へ訪問(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   自己紹介でお客8倍

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ある方が企画し、運営してくれるセミナーがあります。
 大都市で開催します。

 主催者が告知して1ヵ月が過ぎても、
 参加申し込み人数は、わずかだったそうです。


 「村上さん、現在、申し込みは★★人です」

 セミナーの内容をもう少し伝えたほうがいいだろうか…。
 集客策を考え始めたところ、
 主催者は続けてこう言いました。

「村上さんのプロフィールを紹介したいのですが
 よろしいでしょうか?」

 「どうぞ紹介してください。お願いします」

 お客が増える★プロダクションのホームページでは
 村上透の生い立ちを載せています。

 もともと公開していますから、
 チラシでもメルマガでもニュースレターでも
 僕のプロフィールを載せていただくことに
 なにも問題はありません。歓迎します。

 その旨をセミナー主催者に申しあげました。
 そして、数日後。


「村上さん! メルマガで村上さんのプロフィールを
 紹介させていただいたら、セミナーの申し込みが
 グングン増え始め、★★人になりました!」


 その数、8倍です。
 驚きました。8倍? そんなに?

 プロフィールって、想像以上の力があるんだ…。

 「プロフィールでお客が増える!」
 というレジュメを持っています。
 僕がつくったレジュメですから(笑)
 信じています。

 自己紹介文を書きましょう。
 自己紹介でお客が増えますよ。
 こういう内容で書きましょう。

 そんなセミナーを僕自身、やっています。
 しかし、8倍には驚いたのです。

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非常時には「新規開拓」

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【今日も元気に お客が増える!】 312
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・28

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  このメールレターでは、毎号、
  セミナーの案内をしています。ところが、
  受付状況を確認せず、案内を続けている
  セミナーがあります。ごめんなさい。

  すでに「満席/受付を止めました」という
  セミナーがあります。すみません。

  今日、6月28日現在の状況を
  書き添えました。ごらんください。

  また、「行きたいなぁ。でも近づかないと
  予定がはっきりしないなぁ」ということが
  ありますよね。僕もあります。

  その場合、念のため、「仮申し込み」してください。
  仮申し込みでけっこうですから、おさえておいてください。
  後日、確認いたします。予定どおり参加できそうであれば
  そのとき、正式に、どうぞお申し込みください。

   
  今日の内容
  *非常時には「新規開拓」(おたより本文)
  *冷やかし客への接客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   非常時には「新規開拓」

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 「新規客」より「既存客」が重要と
 6月25日のメールレターで申しあげました。

 舌の根も乾かぬうちに…という感じですが、
 「新規客」もまた重要である、と思います。

 新たなお客が増えないと、どうしても
 やっていけない、というときがあるからです。


 なにがなんでも、新規客を増やさなければ
 ならない! というときは2通りあります。

 ひとつは、創業期、開業期。
 既存客がいない、少ない。
 できるお客はみな新規という時期です。

 当然ですよね。
 まずはお客をつくらなければなりません。


 もうひとつは、既存客が一気に減少したとき。
 なんらかの事情でお客が激減したときは、
 元の状態に戻すために新規客が必要です。


 お客が激減なんて悪夢です。
 地道に経営していれば考えられない……
 と言いたいところですが、
 僕の取材先には、ときどきあります。

 「あり得ない」という言葉が多用されていますが
 あり得ないことはないと言ってもいいでしょう。

 むしろ、いま、うまくいっている会社は
 大ピンチ、絶体絶命という事態を乗り越えて
 お客が増える仕組みをつくっています。


 関西のある会社も、ほんの数年前、
 一気にお客が減ってしまいました。

 取引先が250社から180社に
 減ってしまったのです。

 激減した理由は、セミナーで話します。
 出し惜しみをしているのではなく、
 この場で書けないことだからです。


 250社が180社ですからね、70社減です。
 とんでもない事態です。悪夢です。


 簡単な計算をしてみます。1社あたり
 年間100万円の取引があったとすれば
 2億5000万円から1億8000万円です。

 仮に粗利益率が30パーセントだとすれば、
 粗利益額は7500万円から5400万円に減ります。
 2100万円の減少です。

 人件費を考えると、何人分の賃金に
 相当するでしょうか。何人に辞めて……
 と考えなければならない数字なわけです。


 こんな状態になると、「新規より既存客」とか
 「既存客を大事にして…」と言ってられません。

 既存客とは、より親密な関係を築きつつ、
 新規のお客を早急に増やさなければなりません。

 関西のこの会社の社長も新規開拓に取り組みました。

 「1年かけてお客さま20件増やす!」

 2代目社長が立てた目標です。
 自社商品の販売先を20件、増やすと決めました。

続きを読む...

経営の弟子

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【今日も元気に お客が増える!】 311
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  昨日6月25日、福岡でパーティーに参加。
  福一不動産、古川隆社長の
  2冊目出版記念パーティーです。

  出席者は400人くらいでしょうか。
  1位の会社になると違います。
  出版記念だから集まったのではなく、
  日頃、古川社長が地元発展のために
  骨を折っていることが評価されてのことでしょう。

  僕も古川社長のように「承認」しなきゃ。
  古川社長のように「You Win」しなきゃ。
  やる気を起こさせてくれる記念パーティーでした。
  ありがとうございます。

   
  今日の内容
  *経営の弟子(おたより本文)
  *見込みがないお客の接客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   経営の弟子

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 20代の頃、何杯飲んでも、どの店で飲んでも
 どの店の豆を買っても、モカは苦手でした。

 酸味が強すぎるからです。コーヒー豆のモカが。
 喫茶店では注文しない。豆も買わない。
 30代、40代とモカを避けてきました。


 一昨日、20年ぶりくらいにモカを飲みました。
 コーヒー豆専門店での試飲で
 ついうっかり、ひとくち飲んでしまったのです。

 5、6種類の試飲をさせてくれたのですが、
 「いま飲んだのはモカです」と聞いてびっくり。

 生まれて初めて酸っぱくないモカを飲みました。
 これがモカ? 間違っているんじゃないか?
 と、失礼にもプロを疑ったほど。

 「これがモカです」「これが正しいモカです」
 と教えてくれたのは、『あべこーひー』の阿部吉宏さん。

 今年4月にプレオープンし、5月1日に正式オープン。
 店を開いて65日目に、ようやく訪ねることができました。

 「酸っぱくないモカを初めて飲みました」
 そう言うと、「坂本さんの豆も同じですよ」
 と阿部さん。


 坂本さんとは、「お客が増える!」No.35
 『さかもとこーひー』の坂本孝文社長です。

 坂本さんを取材して以来、僕は坂本さんのファン。
 毎月、毎月、ハガキを送ってくれるからです。

 ハガキを毎月送ってくれるという理由だけで、
 さかもとこーひーを買い続けています。

 もちろん、おいしいコーヒーであることは
 食品を買う上での最低条件です。

 しかし、味に鈍感な僕にとって、
 おいしいと感じる店はたくさんあります。

 店選びの決め手となるのは、味以外。
 「味+味以外の何か」で決めます。

 だから、ハガキを送ってくれる坂本さんになるのですが、
 そのさかもとこーひーですら、僕はモカという豆を
 飲んだことも買ったこともありません。

 酸っぱいと思い込んでいるからです。


 お客の言うことは正しいとか、
 お客は何でも知っているというのは間違いです。
 少なくとも僕は知らないことが多い。

 お客の思い込み、無知、誤解はあります。
 プロは、やはりプロです。


 『あべこーひー』の阿部さんは、
 坂本孝文さんのお弟子さんですから、
 おいしいコーヒー豆を提供できるのは
 驚くことではありません。

 重要なことは、経営者としてプロかどうか。

 開店後65日でプロかどうかは判断できません。
 開業して2ヵ月ですから。

 独立開業して、お客が来ているかな。
 お客が増える経営をしているかな。

 とても気になって店を訪ねたのです。
 はりきって仕事している姿を楽しみにして訪問。


 阿部さんは、僕のセミナーに何度も参加してくました。
 岡山でのセミナーに参加するため、
 夜行バスに乗って福岡から来てくれました。

 勉強した仲間の店はうまくいってほしい。
 お客が増える経営をしてほしい。

 そう願っての訪問でした。


 「来店客は増えていますか?」


 内心、心配でした。
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「新規客」より「既存客」

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・25

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  古川隆社長の2冊目
  『売りたかったら 売り込むな!』
   小さな会社 社長の営業(古川隆著/あさ出版)
  Amazonキャンペーンでお買い求めくださった方、
  ありがとうございます。

  あなたのご協力により、アマゾンで1位を獲得。
  もっとうれしいことがあります。
  読んだ感想を多数いただきました。
  ありがとうございます。
  推薦してよかったと心から思います。

 「読みました。なぜ売れなかったかわかりました」
 「なんとなく考えていたことと同じです」
 「ほめるといいという意味がわかりました」
 「5カウントの法則がためになります」
 「村上さんの名前を発見しました!」(おまけ)
  ほんとうにありがとうございます。

   
  今日の内容
  *「新規客」より「既存客」(おたより本文)
  *見込みのない見込客(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   「新規客」より「既存客」

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「新規客」より「既存客」
 僕はセミナーでいつも、こう申しあげています。

 誰もが言うからです。
「新規客がほしい」と。

「売上減」は「新規客を取り込めないから」
 と考えている経営者がほとんどです。

 別の言い方をすると、
「売上増」は「新規客増」によると考えています。

 僕も以前は同じように考えていました。
 本当か? などと疑いもしませんでした。

 新規客が増えないから売上が増えない。
 既存客がリピート利用してくれないから、
 なおさら売上が減っていくのだと。

 そのとおりじゃないの?
 と、あなたも思うかもしれません。

 ところが、なんです。
 そうじゃなかったんです。

 19年間、中小企業を取材してきてわかりました。
「新規客」より「既存客」が重要なんだと。

 教えてくれた人がいます。いますが、
 ここで名前をあげることはできません。

 あまりにも人数が多すぎて(笑)

 取材原稿を書くことより、
 レポートを発行することより、
 セミナーを企画、運営することより、
 セミナー講師を務めることより、
 経営者に会うことが仕事と言える19年間です。


 場所はあちこち、
 規模もあれこれ、
 業種も多種多様、
 社歴もいろいろ、
 年齢もさまざま、
 たくさんの会社の多くの経営者に
 会ってきました。

 業績がふるわない会社を取材しました。
 倒産した会社の社長に会いました。
 業績が好調な会社を取材しました。
 業績が絶好調な会社の社長に会いました。

 そして、わかったのです。
「新規客」より「既存客」が重要なんだと。


 では、既存客が重要とはどういうことか。
 なぜ既存客を大切にすると売上が増えるのか。

 それは、「お客が増える!」レポートを読むか、
 聞くか、セミナーにご参加ください。

 既存客を大切にしてお客が増えている事例を
 ご理解いただくのがわかりやすいからです。


 なぜ、こんなことを言い出したのか。
 先日、質問を受けたからです。

「村上さんのメルマガは、いい本を
 紹介するメルマガですか?」と。

 最近、本を紹介するメールレターが続きました。
 そう思われるのも無理はありません。

「いい本を紹介するメルマガですが、
 いい人も紹介するし、いい会社も紹介します」
 と返信しました。

 僕が思う、いい会社とは、
 お客が増えている会社です。

 お客が増えるということは、
 お客に支持されているということです。
 お客に愛されているということです。

 お客が、その会社を気に入り、
 繰り返し利用しているということです。
 気に入ったお客からの紹介が多いということです。

 僕が思う、いい会社とは、
 人を大切にしている会社です。

 人を大切にするから、
 従業員はやりがいをもって働き、
 お客に喜ばれる仕事ができるのです。

 そんな会社をセミナーで紹介しています。
続きを読む...

一日10枚100日行

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   古川隆社長の2冊目
  『売りたかったら 売り込むな!』
   小さな会社 社長の営業
   (古川隆著/あさ出版)
   Amazonキャンペーンでお買い求めくださった方、
   ありがとうございます。

   あなたのご協力により、
   アマゾンで1位を獲得しました。
   「中小企業経営」の部門で1位、
   「マーケティング・セールス」の部門でも
   1位にランキングされました。
   経営学の分野でも5位以内ですね。

   師匠、竹田陽一先生の本を抜いています(笑)
   コトラーとか、すごい本も抜いています(笑)
   よかったです。売り込まない営業が増えます。
   売り込む営業との差がつきます。いいことです。
   キャンペーンは今日もやっています。
   ◆キャンペーン特設ページ
   
http://office-oishi.com/pc/

   
  今日の内容
  *一日10枚100日行(おたより本文)
  *顧客名簿を増やすために(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   一日10枚100日行

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

「続けたモン価値研究会」という勉強会があります。
 発起人は熊本の畑岡誠也さん。経理のプロです。

 通称、「続研」。ぞくけん、ぞっけん。
 いいでしょう。「続けたモン価値」って。


 ドラッカー研究会ではなく、
 ランチェスター研究会でもなく、
 熊本の熊モン研究会でもなく、
 畑岡誠也主催研究会でもない。

 何を学ぶかではなく、
 どこで学ぶかでもなく、
 誰と学ぶかでもない。

「続ける」ことに価値をおく研究会です。
「続けた」者が価値を感じる研究会です。


 その設立主旨、精神に感化された一人に
 田口太彦さんがいます。岡山の努力家です。
 たぐちまさひこさん。保険の仕事をしています。

「岡山にも続研をつくりたい!」
 畑岡さんに承諾を得て、続研岡山を
 立ち上げたのが2年前でした。

 それ以来、僕も続研岡山のメンバーと一緒に勉強。
 毎月、毎月、朝6時から事例を研究してきました。


 今年3月、岡山の勉強仲間を対象とした
 ハガキセミナーを開催しましたが、そこでも
 続研メンバーは「続けること」に目標を設定。

 ハガキセミナーのあと、田口さんが宣言しました。
「一日10枚書きます。100日続けます」


 誰かに強制されたわけではありません。
 誰かと約束したわけではありません。

 お客に喜ばれ、好かれ、気に入られ、忘れられないため。
 お客にリピートしてもらい、お客を紹介してもらうため。

 田口さんは自分で自分に強制力をかけ、
 自分と約束して100日実践を始めました。


 フェイスブック上のグループだけを対象として、
 毎日、報告がされました。

 誰かが頼んだわけではありません。
 田口さんが自主的に宣言しているのです。

 次のように、毎日、何枚書いたかが報告されました。



 3月11日 本日のハガキ 11枚
   :
 3月13日 6日目 ハガキ10枚
 書こうと思えば、いろんな書く理由(お礼•感謝等)が見つかる。
   :
 3月17日 10日目 ハガキ12枚
   :
 4月5日 29日目 ハガキ11枚
 4月6日 30日目 ハガキ12枚
   :
 4月17日 41日目 ハガキ28枚
   :
 4月26日 50日目 ハガキ11枚
 100日行、折り返し。


  50日を突破して、これはいける、
  間違いないと確信しました(村上)。


 5月31日 85日目 ハガキ15枚
   :
 6月08日 93日目 ハガキ10枚
 あと7日で100日。
   :

 そして、先週の土曜日、6月15日、
 フェイスブックのグループ内投稿ですが、
 田口さんからこんな報告がありました。

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人はみな「承認」されたい

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 308
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・18

このメールレターは、
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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  昨日、6月17日のメールレターをお読みいただき
  心からお礼を申し上げます。
  ありがとうございます。
  古川隆社長が書いた2冊目、
  『売りたかったら 売り込むな!』
   小さな会社 社長の営業(あさ出版)
  について紹介いたしました。

  発信後、すぐ返信が寄せられ始めました。
 「もう買いました」
 「もうアマゾンで注文しました」
 「昨日注文したので今日届きます」
 「とっくに読みました。お知らせが遅いです」
 「お勧めする理由がわかりました」
  みなさん、ありがとうございます。

  まだお買い求めでない方は、ぜひ今日!
  これからご注文ください。
  読んでおいたほうがいい本です。
  ご注文をするなら、いつがいいでしょうか。
  今、です。
  ありがとうございます。

   
  今日の内容
  *人はみな「承認」されたい(おたより本文)
  *減った訪問量(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   人はみな「承認」されたい

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 赤ちゃんって、わかってほしいことがあるから、
 泣いてメッセージを伝えるんですよね。
 お母さんがわかってあげるから、安心して泣きやむ。

 子どもって、はしゃぎますよね。
 乱暴な子がいる。目立ちたがる子がいる。
 みんな自分を認めてほしいんですよね。

 思春期の子どもは、ファッションに敏感です。
 カッコつけたいんですよね。
 人によく見られたい、大人に見られたいんです。

 社会人になると、知識も経験も少ないのに、
 わかっているフリをしてしまう。
 新人だと見られたくない。頼りがいがあると見られたい。

 同僚と飲みに出ると、話が止まらず、声が大きくなる。
 話したいことがありすぎる。人の話はどうでもいい(笑)
 みんな、自分の話を聞いてほしいんですよね。


 全員そうだとは言いません。
 多くの人は、認めてもらいたい、聞いてもらいたい。

 自分のことだったらわかるものです。
 私の話を聞いてくれるとうれしい。
 女性だけではありません。
 男だって話がしたい。聞いてもらいたい。


 多くの人が、自分のことを振り返るとわかる。
「私は人に認めてもらいたいんだな…」と。

 そこを理解している人は、営業成績が優秀です。
 お客の話を聞き、お客の存在を認めてあげるからです。

 (この人は私のことを理解してくれる)
 (この人は私のことを信頼してくれる)

 お客にそう思われる営業社員は強い。

 商品だけで選ぶのではなく、
 価格だけで選ぶのでもない。

 自分を承認してくれる人だから、
 相手を承認し、買おう、利用しようとなる。


 なるほど、営業には「承認」が不可欠です。
 というより、仕事に「承認」は欠かせません。

 「承認」

 テーマをそこに絞った本が出ました。

 『売りたかったら 売り込むな!』
  小さな会社 社長の営業
     (古川隆著/あさ出版)


 昨日までのあいだ、すでにご購入いただいた方、
 ありがとうございます。もう読みましたか?

 え、まだ買っていなかったという方、
 今日と明日、2日間のうちにお求めください。

 キャンペーンまで待っていたという方、
 お待たせしました。今日と明日です。

 僕、村上としてはきわめてめずらしい、
 Amazonキャンペーンのお知らせです。


 ◆『売りたかったら、売り込むな!
 ~小さな会社 社長の営業』発売記念Amazonキャンペーン

 リストラされ、カネなし、コネなしの
 「ないないづくし」のなかで始めた、 不動産仲介会社が、
 なぜ、福岡・博多の中洲でシェア1位になるまで成長したのか。

 驚きの営業手法と戦略をまとめた、
 古川隆著『売りたかったら、売り込むな!
 ~小さな会社 社長の営業』の発売を記念し、
 Amazonキャンペーンを行います。

 ◆キャンペーン期間
 6月18日(火)0:00~6月19日(水)23:59

 上記期間中に、『売りたかったら、売り込むな!』を
 Amazon.co.jpにて1冊以上購入して、
 特設ページからお申込みいただいた方に、
 参加者限定セミナー音声をプレゼント!

 ◆キャンペーン特設ページ
 
http://office-oishi.com/pc/

 ふだんクローズドな場でしか話されない、
 売り込まないで売るためのノウハウを収録した、
 本音満載の参加者限定セミナー音声が特典です。
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売りたかったら

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 307
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・17

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  こんな本があります。
  第一章
  営業でやるべきたった1つのこと
  第二章
  「顧客満足」「お客様第一主義」に惑わされない
  第三章
  お客様が本当に喜ぶことをやる!

  ページをめくり、さらに見出しを読むと
  気になるページが次々と(笑)
 「儲かっているお店、儲かっていないお店、
  どこが違うか」
 「その値下げ、本当に“お客様のため”?」
  気になりませんか。営業、気になっていませんか。
  今日は、そんな話です。

   
  今日の内容
  *売りたかったら(おたより本文)
  *フルコミッション営業マンの気合い(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   売りたかったら

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 売りたかったら、どうすればいいか。
 あなただったら、どうしますか?

 売りたかったら、何をすればいいか。
 あなただったら、何をしますか?

 こう言うこともできます。

 売りたかったら、何をしないか。
 あなただったら、何をしないと決めますか?


 昨年、こんな答えを聞きました。

 「売りたかったら、売り込まないことですよ」

 「売りたかったら、どうすればいいか」
 という質問も、
 「売りたかったら、売り込まないことです」
 という答えも、同じ人から聞きました。

 福一不動産の古川隆社長です。
 そうです。「半径500メートル」の古川社長。


 去年の秋です。福一不動産の会議室で会った際、
 僕はこんな質問を受けました。

 「村上さんは営業経験があるから聞くけど、
  売りたかったらどうします?」

 「売りたかったらですか? そうですねえ…」
 と古川社長の質問を復唱したところ、
 僕が答えるのを待たず(笑)、こう言いました。


「僕はね、売り込まないことだと思うんですよ。
 売りたい、売りたいという気持ちが強いと、
 つい、売っちゃうんですよね。営業マンって。
 うちも以前はそうだったんです。契約してほしいと
 思うと、つい一生懸命営業してしまう。
 でもね、売っちゃいけないんです。売り込んじゃ
 いけないんです。売りたかったら、売り込むなと
 僕は社員に言っているんです」


 「そうですよねぇ」と応えた僕は考えていました。

 (あれ、古川社長は、僕が『非売三原則』を
  唱えていることを知らないのかな…)と。

 知らなくてもやむをえません。


 古川社長と出会ってからかなりの時間です。
 3年、5年どころじゃありません。
 かなり以前からお付合いがありますが、
 僕は『非売三原則』を古川社長に話したことがないのかも。


 そんなことを考えていましたが、
 古川社長の熱弁は続いていました。


「売り込んじゃいけない。じゃあどうするか。
 何もしないかというとそうじゃない。
 聞くんです。ひたすら聞く。相手の話を聞く。
 お客さんの話を聞く。聞いたら、ああそうですか
 とあいづちをうってあげる。承認ですよ。
 お客さんが言っていることを認めてあげるんです」


(やはり、そうだよなぁ…)

  【非売三原則 by 村上 透】

  1 売らない。
  2 売り込まない。
  3 安売りしない。


 古川社長の話をうかがい、やっぱり
 売れる会社、売れる営業社員は
 売り込まないことを確認しました。


 いま思えば、そのときの話が
 一冊の本になりました。


  『売りたかったら 売り込むな!』
   小さな会社 社長の営業
       (古川隆著/あさ出版)


 いま思えば、そのとき古川社長は、
 僕に編集の手伝いを依頼していたのです(笑)

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マルかバツの葉書

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 306
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・12

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
  近江牛と言えば千成亭(せんなりてい)。
  千成亭といえば近江牛。
  カルタの読み札と取り札のように、
  和歌の上の句と下の句のように、
  滋賀県では誰もが株式会社千成亭を評価します。

  千成亭さんの5ヵ月間にわたる全社員研修が始まり、
  昨日、2回目の研修をおこないました。
  会場は多賀大社の参集殿。すばらしい会場です。
  「お伊勢参らばお多賀へ参れ。
   お伊勢お多賀の子でござる」
  とうたわれた多賀大社。伊勢神宮の神様は、
  多賀大社の神様の子どもであると教えていただきました。

  研修の最初と最後に挨拶をします。
  100人ほどの社員全員が起立。講師に礼をしてくれるのです。
  学校ではあるけれど、企業内研修では初めて。
  社員の顔つきが違います。研修会場の空気が変わります。
  もともと社員教育がされている会社の研修は“楽”です。
  お客が増えている会社は、加速度がついて増えていきます。

   
  今日の内容
  *マルかバツの葉書(おたより本文)
  *「俺はできる!」ができる社員に(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   マルかバツの葉書

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ハガキは、文字をたくさん書かなくていいのです、
 とセミナーや勉強会で申しあげています。

 たくさん書こうと思うから困ってしまう。
 いいことを書こうと思うから書き出せない。
 書くことがない、と思ってしまうから続かない。

 そう打ち明ける方が大勢います。
 実際、そのとおりだろうと思います。


 文字数は少なくてもいいのです。
 1行、2行だっていいのです。

 一文字だっていいのです。
 伝わるときは伝わります。

 場合によっては、一文字もないハガキだって…。


 『字のない葉書』という随筆があります。
 向田邦子さんが書いたものです。

 昭和20年、東京での空襲被害を避けるため、
 向田邦子さんが16歳のとき、一番末の妹が
 甲府に学童疎開をするときの話です。

 向田邦子さんにとって、「最も心に残る手紙」
 として、疎開した甲府から、小学1年の妹が
 東京の父親に宛てて出したハガキのことを
 随筆に書いたものです。

 これがいいのです。書き写しました。

 途中からですが、それでも長いものです。
 関心ある方、時間の都合がつく方、
 どうぞお読みください。



 (ここから)

 終戦の年の四月、小学校一年の末の妹が
 甲府に学童疎開をすることになった。
 すでに前の年の秋、同じ小学校に通っていた
 上の妹は疎開をしていたが、下の妹はあまりにも
 幼く不憫だというので、両親が手離さなかったのである。
 ところが三月十日の東京大空襲で、
 家こそ焼け残ったものの命からがらの目に遭い、
 このまま一家全滅するよりは、と心を決めたらしい。

 妹の出発が決まると、暗幕を垂らした暗い電灯の下で、
 母は当時貴重品になっていたキャラコで肌着を縫って
 名札をつけ、父はおびただしい葉書に几帳面な筆で
 自分宛の宛名を書いた。

 「元気な日はマルを書いて、
  毎日一枚ずつポストに入れなさい」

 と言ってきかせた。妹は、まだ字が書けなかった。
 宛名だけ書かれた嵩高(かさだか)な葉書の束を
 リュックサックに入れ、雑炊用のドンブリを抱えて、
 妹は遠足にでもゆくようにはしゃいで出掛けて行った。

 一週間ほどで、初めての葉書が届いた。
 紙いっぱいはみ出すほどの、威勢のいい赤鉛筆の
 大マルである。付き添っていった人のはなしでは、
 地元婦人会が赤飯やボタ餅を振る舞って歓迎して
 下さったとかで、南瓜の茎まで食べていた東京に較べれば
 大マルに違いなかった。

 ところが、次の日からマルは急激に小さくなっていった。
 情けない黒鉛筆の小マルは遂にバツに変った。
 その頃、少し離れた所に疎開していた上の妹が、
 下の妹に逢いに行った。
 下の妹は、校舎の壁に寄りかかって梅干しの種子を
 しゃぶっていたが、姉の姿を見ると種子をペッと
 吐き出して泣いたそうな。

 間もなくバツの葉書もこなくなった。
 三月目に母が迎えに行った時、
 百日咳を患っていた妹は、
 虱だらけの頭で三畳の布団部屋に
 寝かされていたという。

 妹が帰ってくる日、私と弟は家庭菜園の南瓜を
 全部収穫した。小さいのに手をつけると叱る父も、
 この日は何も言わなかった。
 私と弟は、一抱えもある大物から掌にのるウラナリまで、
 二十数個の南瓜を一列に客間にならべた。
 これ位しか妹を喜ばせる方法がなかったのだ。

 夜遅く、出窓で見張っていた弟が、
 「帰ってきたよ!」
 と叫んだ。茶の間に座っていた父は、裸足でおもてへ
 飛び出した。防火用水桶の前で、痩せた妹の肩を抱き、
 声を上げて泣いた。
 私は父が、大人の男が声を立てて泣くのを初めて見た。

 あれから三十一年。父は亡くなり、妹も当時の父に
 近い年になった。だが、あの字のない葉書は、
 誰がどこに仕舞ったのかそれとも失くなったのか、
 私は一度も見ていない。


(『眠る盃』向田邦子/講談社文庫より「字のない葉書」)


(ここまで)



 ありがたいことに、僕は字が書けます。
 1字と言わず、1行、2行書くことができます。

 もらったひとがうれしい気持ちになる葉書を
 書こうと思えば書ける僕です。

 少ない枚数ながら、書き続けていこうと思います。
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当たり前の世の中を

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 305
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
 「このままいくと・月には倒産です」
 「最悪の事態にならないうちに清算をと考えています」
 「会社を買ってくれるところを探すつもりです」

 ごくたまに、こういう相談を受けることがあります。
 「残された期間、今一度、勉強してみませんか」
 ダメでもともと、そう申しあげます。

 「いまさら勉強しても遅いでしょう」
 という方には無理強いしません。
 「わかりました。だまされたと思ってやります」
 という方と一緒に勉強をすると事態が変わります。
 「もしかすると復活できるかもしれない」となり、
 「どうして今まで勉強してこなかったんだ!」と。

 絶対、とは言えません。条件しだいです。
 異常なまでの執念が不可欠です。
 そして、やり方を間違えないことです。
 この時代に、お客が増えている実例を教材として
 一緒に経営の勉強をしませんか。

 ★7月12日(金)午後 姫路 三方よし! 2人クラブセミナー 
 
http://www.ekeiei-no1.com/seminar/20130712.html
 ★8月7日(水)午後 東京都五反田 三方よし! 2人クラブセミナー 
 
http://www.okyakugafueru.com/colum/tokyo_20130807.html

   
  今日の内容
  *当たり前の世の中を(おたより本文)
  *中堅社員は変われない?(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   当たり前の世の中を

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 6月7日のメールレターは「親の子供化」と題して
 読者からいただいたメールを紹介しました。

 思いがけずたくさんの反応がありました。
 メールレターに対する感想の感想、意見に対する意見。

 ひとつのことに対し、何人もの方から意見が寄せられたり
 いろんな見方が提供されたりするのはいいですね。

 今回は、そのなかから3人のメールを紹介します。


 (ここから/メール紹介…1人目)


 「親の子供化」を読んでこれを思い出しました。

 以前、僕のメルマガで使ったのですが、
 いろんな意見があるということで・・・


 僕はこの話「 大 好 き で す 」
 

   これです

  ↓ ↓ ↓

 -------------------------------------------------


 「世間も他人も気にしない」
           ひろ さちや著 文春新書より


 大阪の老婦人から聞いた話です。

 二十年以上も昔に聞いたのですが、

 小学生の彼女が父に連れられて東京に行った。
 往きは三等車でしたが、
 帰りはつばめ号の展望車に乗ったそうです。
 もちろん戦前の話で、
 つばめ号の展望車といえば超豪華列車です。

 往きの三等車は満員で、車内はゴミだらけです。
 彼女はポケットからキャラメルを出して食べて、
 その包み紙を床の上に捨てた。
 ゴミだらけですから、別段、
 包み紙一つ加わったところで問題はありません。
 
 ところが、帰りの超豪華な車両の中で、
 彼女は同じようにキャラメルを
 食べましたが、その包み紙をポケットにしまったのです。
 ゴミの落ちていない床の上に捨てられないからです。
 
 それを見て、彼女の父親は娘を叱りました。
「おまえは、ゴミだらけの車内であれば、平気でゴミを捨てる。
 しかし、ゴミのない所だと捨てられない。
 そんな周りの環境に支配される、主体性のない人間か!?」と。

「明治の人間である父は立派でした」と、彼女は述懐しました。
 彼女自身は大正の一桁生れです。
「父は道徳的なことを言ったのではありません。道徳であれば、
 わたしが三等車の中でゴミを捨てたときに叱ったでしょう。
 そうではなくて、父は、わたしがゴミを捨てなかったときに
 叱りました。あれが本当の教育なんですね」
 
 そうです。それが真の意味での「主体性」であり、「自由」なんです。

「奴隷になるな!」と、明治の人間は娘に教えたのです。
 社奴になり、欲望の奴隷になり、
 世間の奴隷になっている現代日本人を見て、
 明治の心ある人たちは溜め息をついていると思いませんか。

 情けない日本人になったものです……。


 「世間も他人も気にしない」 ひろ さちや著 文春新書より

(ここまで/メール紹介…1人目)

「修行 修行 人生 死ぬまで修行です」と、日々、
 修行に励んでいるホワイトベースの小串広己社長から
 いただいたメールを転載しました。

 小串社長から、よくメールをいただきます。
 こんな本がありますよ、こんな記事がありました、
 と僕のためになるものをよく送ってくれます。

 僕の15倍くらいはありそうです。小串社長の読書量は。
 知らないことを教えてくれる小串社長が大好きでして、
 一緒におこなうセミナーも多いというわけです。
 7月、8月とまた一緒にできることが目下の楽しみ。

 小串社長は自分のことを「僕は腹黒い人間」と言います。

 小串社長のおなかは、有馬温泉で一度、拝見しましたが、
 表面的には白くしか見えませんでした(あたりまえ)。

 自称、腹黒い小串社長ですが、読書量とモノの見方は
 凡人の僕をはるかに超越しており参考になります。

 小串社長には会ったことがないという方は、どうぞ
 この機会に会ってください。会場で紹介します。


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親の子供化

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 304
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・07

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   一昨年より去年のほうが、そして
   去年より今年になってからさらに
   「お客が増えている事例」を求める経営者が
   増えたように感じます。

   なるべく正確な表現に努めると、
   これまで勉強してきたことでは
   売上減少を食い止められなくなってきた。
   よって、従来とは異なる打開策を探している。
   そんな感じです。それが事例です。

   なぜほとんどの業種で業績低迷が続くのか。
   なぜ冷え込んでいる業界のなかで
   お客が増え続けている会社があるのか。
   どちらも、決して不思議なことではありません。
   低迷する原因があり、増える理由があります。
   7月12日は関西、8月7日は関東。
   勉強する社長が集まる場を設けました。
   
http://www.ekeiei-no1.com/seminar/20130712.html
   
http://www.okyakugafueru.com/colum/tokyo_20130807.html

   
  今日の内容
  *親の子供化(おたより本文)
  *中堅社員は変われない?(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   親の子供化

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 5月24日のメールレターは
 「子どもに覚えさせたいこと」
 と題して送りました。

 名コラムニストであり小説家でもある
 志賀内泰弘さんの新刊、『ようこそ感動指定席へ!』
 から転載したメールレターです。


 レジ待ちで並んでいる子ども連れの父親に
 「お先にどうぞ」と声をかけると、

「ご親切にありがとうございます。でも、子どもたちには
 並んで我慢するということを覚えさせたいと思います」
 と父親は言い、頭を下げたという話です。

 このメールレターのあと、何人もの読者から
 返信をいただきました。ありがとうございます。

 「立派な父親ですね」と父親に対する感想。
 「この子供は、常識ある大人に育つと思います」と
 子供の将来の姿が目に浮かぶという感想。
 「昔の親はみんなそうでした」と、いまどき
 めずらしいですねという感想。

 おおむねこの3通りの感想をいただきました。
 本当にありがとうございます。

 中でも、比較的長く書いてくださった方がいます。
 掲載の承諾を得ました。ありがとうございます。

「このお父さんは、決して立派なのではなく
 あたりまえの普通のお父さんじゃないか」

 という感想、意見です。

 よろしければお読みください。
 僕が書く文章より、はるかに伝える力があります。



(ここから)

 ………前略………
(冒頭、前半部分を割愛いたします)

 泣ける話はいいですね。
 わたしは単純なので、すぐウルウルしてしまいます。

 「立派なお父さん」の話もいいですね。
 でも、ひねくれているのかもしれませんが、
 「立派なお父さん」ではなく、
 「あたりまえの普通のお父さん」じゃないかなぁと・・・

 私の子供時代は、ごく普通の親の在り方が、
 今はこうして物語になってしまうことに驚きます。

 順番を守ること、我慢させること、やってはいけないことなど、
 親として当然躾けなければならないことを、今は父親も母親も
 やっていないのですね。

 私の父はものすごく厳格な人でしたので、特に人に迷惑を
 かけてはいけないとか、我慢をすることを強いられました。
 口答えや、反抗することは認めない父でした。その頃は
 きついと感じましたが、今の自分の人格形成には、とても重要で
 ありがたいと思い感謝しています。

 いま、親が子供化していますね。

続きを読む...

女神が微笑む相手

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 303
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・06・06

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   きょうは、上質なメルマガを紹介します。
   なぜ上質か。内容が良くて、伝え方がいい。
   導入がじょうずなメルマガです。書き出しがいい。
   大福餅の、外側の餅のやわらかさがいい、ということ。
   そして、中味がいい。アンコの部分ですね。

   なぜアンコの部分がいいのか。
   僕のことを書いてくれているからです(笑)
   ありきたりの書き方ではありません。
   「セミナーでの事例内容は群を抜いている」
   認められるとうれしいものです。

   誰でもそう。認められるとうれしいものです。
   どうすればお客が増えるか。言い直すと、
   どうすればお客に喜んでいただき、
   お金を払っていただき、忘れられずにときどき
   思い出していただき、また利用してもらうか。
   一緒にセミナーで勉強し、お客に認めてもらいましょう。
   「あの会社の・・・は群を抜いている」と。

   
  今日の内容
  *女神が微笑む相手(おたより本文)
  *「俺はできる!」はなぜ僕だけなのか(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   女神が微笑む相手

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「僕(村上)のことを書いているからいいメルマガ」
 というのは、


 本心です(笑)

 いいメルマガと思う理由はほかにもあります。
 今回、全文まるごと転載するメルマガは
 「経営脳科学研究室」の第830号です。

 ハガキに関することなら日本で一番。
 調べ方がわからないだけで、もしかすると
 きっと世界一の小串(おぐし)さん。

 ホワイトベースの小串社長が発行している
 人気メルマガです。

 小串社長は膨大な量の本を読んでいます。
 早起きして本を読む。
 飛行機を利用せず、あえて新幹線で本を読む。
 脳科学を学び、脳で本を読む。

 さまざまなことを脳に記憶させている小串社長は、
 文章の引用、置き換え、たとえ、導入が優れています。

 一日おきに読むたび、文頭書き出しから
 本文への展開がうまいなぁ…と勉強しています。
 どうぞお読みください。


(ここから)

▼▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽▼
 

       「経営脳科学研究室」 Vol. 830

       売る側と買う側を繋ぐ「脳」

       単純で複雑な脳の機能を

       シンプルに思考する・・・。


▲△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△▲


■〔1〕本日のテーマ

■〔2〕をぐし の ひとり言

■〔3〕定期セミナーの予定

■〔4〕セミナーの予定

■〔5〕定期ハガキ代行の案内


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■〔1〕本日のテーマ


 「 社長の学び 」 



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



こんにちは、ホワイトベースの小串です。


今日のテーマは 「 社長の学び 」。



一昨日、バビロンで最も裕福といわれていた大富豪アルカドの物語を

紹介しました。

結局 今も昔も

個人の富・経営においての富も

原理原則は変わらないということです。


商売で富をもたらしてくれるのは「お客様」以外にありません。

お客様に好かれ気に入られて、役に立つことをして差し上げて

喜んでもらえればお客様の数が増え、結果的に商売の富が増えます。


その商売における法則を学びませんか。

今日はそのお知らせです。



それでは・・・

-----------------------------------------------------



一昨日のバビロンの大富豪の中にこのような一文がありました。


   運命の女神は

   幸運を受け取る準備が出来ている者だけに

   微笑むのだよ。



なるほど。。。

商売で「幸運を受け取る準備」とは経営の勉強をし

そして、その勉強したことの実行ですよね。

今日は、その勉強と実行する方法を学ぶ為のセミナーを案内します。


セミナー講師は「お客が増えるプロダクション」の村上透氏と

私、ホワイトベースの小串。

二人は一年に数回 「三方よし! 2人クラブ」でジョイントセミナーを

しています。


自分で言うのもなんですが


   これが なかなか イイんです。


なぜイイのかというと・・・


村上さんは積水ハウスで新人賞を獲得した営業実績があり

その後、中小企業専門の経営月刊誌の編集長、そして独立。


営業時代での実績はもちろん、日本の名だたる経営者や小さな会社の

経営者の取材を通して、どんな会社が儲かっているのか?

どんな会社がダメなのか?


という「儲かる会社の法則」を熟知されています。


   その辺の講師が話す空理空論のセミナーに比べると

   セミナーでの事例内容は群を抜いています。
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明日は晴れる!

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【今日も元気に お客が増える!】 302
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・05・27

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   沖縄の北谷町美浜にある琉冰で、
   店の前に立ち止まったら呼びかけられました。
   「お客さま、間違っていたらすみません。
    あのぉ、村上先生でしょうか?」
  (え? どうして知ってるの?)と驚きました。
   「……そうですが……あれ? 会ったことありまして?」
   「いいえ、会ったことはありません。でも写真があるんです」
  (えぇ? 写真? どこで? どんな?)
   なぜかドキッとしてしまいました(笑)

   見せてくれた写真は……セミナー登壇中のものでした。
  (ほっ……よかった……って、なにをあせってる…笑)
   琉冰美浜店の店長は以前より、
   僕のセミナーに参加してくれています。
   セミナーで学んだことを忘れないためにと、写真を撮り、
   貼っておいたというのです。その写真を目にしていたので、
  (あ! 写真の人だ!)と思い、声をかけたというわけです。

   観光客はともかく、沖縄の地元客はなるべく名前をおぼえ、
   名前で呼びかけている「かき氷屋 琉冰(りゅうぴん)」。
   そんなことが、また行きたくなる理由のひとつなのです。

   
  今日の内容
  *明日は晴れる!(おたより本文)
  *俺はできる!(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   明日は晴れる!

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 3回連続で予告通り紹介した『ようこそ感動指定席へ!』。
 大きな反響がありました。
 「買います!」「買いました!」「注文しました」
 「読みました!」「私も志賀内さんのファンです」

 いやぁ、メールがくるくる。
 フェイスブックのメッセージやコメントがくるくる。
 会ったら、この本の話がでるでる。

 ふだん、僕のメールレターを読んでくださっても、
 こんなにうれしい反応はありません(笑)

 僕の日ごろの経営事例は、話題になりません(笑)
 いや、笑ってる場合じゃありません。


 ありがとうございます。
 ほんとうにありがとうございます。

 「3話なのに、こんなに喜んでもらえた!」
 という充実感を感じています。

 お礼に、もう一話、書き写します。

 著者である、志賀内さんが書いた「あとがき」です。
 これがまた、いいんです。

 明日は晴れる!
 僕もそう思います。


 (ここから)

 あとがき……100編目の「ほろほろ」話


  いかがでしたでしょうか。
 「ほろほろ」していただけましたか。
  99編の「ちょっといい話」をお届けしました。
 切りの良いところで、もう一つ「ほろほろ」話を
 書かせていただきます。それは筆者・志賀内の
 エピソードです。

  4月。桜が咲く頃になると、心がギュッと
 締め付けられて苦しくなる思い出があります。
 7年前のことです。満開の桜並木の中、
 妻とともに、母を車に乗せてホスピスへ向かいました。

  それより、4カ月ほど前、母は余命4カ月と
 診断されていました。抗がん剤治療を自ら断り、
 最後はホスピスで死にたいというのが母の
 切なる希望でした。

  お世話になった病院の先生からは、何度も
 「抗がん剤治療をしなさい」「あきらめないで」と
 言われていました。そのため、母の気持ちを
 先生方に説明するのが私の役目でした。

  私だって、できることなら、どんな苦しい治療を
 受けても一日でも長く生きていてほしかった。
 でも、母は、親兄弟や友人たちが、
 治療で苦しんでいたのを見ていて、
 「自分の時にはホスピスで緩和ケアをしてもらいながら
  死のう」と随分前から決めていたのでした。
  それは、息子の私にとって、叫びたいほどの
 辛い決断でした。

  そして、思うよりも早く、別れの時はやってきました。
 ホスピスに入って、わずか2週間目のこと。つい、
 この前まで、一人で歩き、一人で食事もできたのに……。
  その日の午後、院長先生に廊下の隅に呼ばれました。
 「もう近いかもしれませんよ」

  覚悟はしていましたが、その気持ちを
 どこへ持って行ってよいかわかりませんでした。
  その時、一人の友人の顔が浮かびました。
 教育コンサルタントで作家の中井俊己さんです。
 ホスピスの中庭に出て、中井さんに携帯電話で
 電話しました。事情を話すと、黙って聞いてくれました。

  母は、言葉に表せないほどの、苦労の連続の人生を
 歩んできました。「さあ、これから、その苦労の分を
 取り戻すんだ」という矢先の病でした。
  長年の父の看病に疲れて、倒れてしまったのでした。
 それに、気が付かなかった私は、辛くて、辛くて……。

  そんな話も、中井さんにしました。涙があふれて、
 言葉にならず、むせび泣きつつ話しました。彼は、
 じっと聞いてくれた後に、こんな話をしてくれました。

 「信じてもらえるかどうかわからないけれど、
  キリスト教では、死んでも魂は生きていて、
  ずっと、あなたのことを見守っていてくれる
  のですよ。お母さんは、いなくなってしまう
  のではないのです」

  敬虔なクリスチャンである彼は、なんとか私を
 元気付けようとし、そんな話をしてくれたのでした。
  その3時間後、母は亡くなりました。中井さんの
 言う通り、母は、いつも、私のそばに居てくれます。
 生前と同じように、何かあるといつも小言を言いながら。


  誰にも悩みがあります。辛いことやトラブルに
 見舞われることも。
  でも、毎日毎日、読者の皆さんからお寄せいただく
 お便りを読んでいると、けっして「一人じゃないんだ」
 ということを確信します。
  明日は晴れる!
  そう信じて生きていきたいものです。

  平成25年4月吉日         
                    志賀内泰弘

 (ここまで)

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子どもに覚えさせたいこと

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   日本最大、最強の社会保険労務士軍団、
   『北見塾』の研修に参加しました。
   今年は宮崎市にて開催。僕も2クラス登壇。
   宮崎ナンバーワンの社会保険労務士、
   川越雄一先生がすべての手配を万端整え、
   各都道府県からの北見塾塾生を迎えてくれました。

   研修会場には、手作りのゴミ箱が用意されていました。
   飲み物の冷たさをキープできるようにという配慮でしょう、
   クーラーボックスも運び込んでくれました。
   川越先生って、なんてきめ細かいんだろう……
   と思ったら、全部、事務所スタッフの発案で準備。
   快適に学べる環境でした。こんなスタッフがいるから、
   川越先生のお客が増え続けているんだとわかりました。
   準備してくださったみなさん、ありがとうございます。

   
  今日の内容
  *子どもに覚えさせたいこと(おたより本文)
  *車内で気合い注入(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   子どもに覚えさせたいこと

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 前号で紹介した「教えるべきこと」はいかがでしたか。
 志賀内泰弘さんの新刊、『感動指定席へようこそ!』より
 あ、これいいな…と思った「いい話」の紹介、第2弾でした。

 今日は第3弾。
 「すっごい感動した!」「涙があふれてとまりません」
 という話ではありません。でも、「いい話」です。


 (ここから)

 『立派なお父さん』  梅田和子さん

  瀬戸市の梅田和子さん(66)が
 スーパーへ買い物に出掛けたときの話。
 その日は特売日で、10台以上あるレジは
 いずれも長い列ができていた。

  順番を待っていると、すぐ後ろに幼い二人の
 子どもを連れた父親が並んでいることに気付いた。
 5歳と3歳くらいの男の子だった。
  上の子が大事そうにバナナを2房抱えている。
 待っている間、二人の子は騒いだりせず
 おとなしくしていた。
 「この年ごろだと、じっとしていられないのが
 普通なのに行儀がいいなあ」と思った。

  梅田さんの順番が来たとき、父親に声を掛けた。
 「お先にどうぞ」と。すると、意外な言葉が返ってきた。
 「ご親切にありがとうございます。でも、子どもたちには
 並んで我慢するということを覚えさせたいと思います」。
 そう言って頭を下げられたと言う。
 「今どき、こんな立派なお父さんがいるんだ」と驚いた。

  梅田さんは電車の中で、自分よりも年配の人や
 赤ちゃんを抱いた人に席を譲った際に、ときどき
 「結構です」と遠慮されることがある。席を譲ることの
 難しさだ。譲る方も譲られる方も気まずくなる。
  だから、このお父さんの「気分を害さないように」
 という気遣いまでもが伝わってきた。レジの店員さんも
 やりとりを聞いていたらしく、目を合わせてほほ笑んだ。

 「子どもの虐待のニュースが目につきます。しつけと
 暴力をはき違えている親がいることに驚いています。
 そんな中、素晴らしい子育てをしていらっしゃるなあと
 感心しました」と梅田さん。
  将来、どんな大人になるんだろうと思いつつ、
 3人の後ろ姿を見送ったという。
                  (2012/3/25)

 〈著者からのメッセージ〉
 物があふれている世の中です。お金を出せば、
 たいていの物は手に入る。でも、お金で買えない
 ものがある。それを教えることが教育なのだと
 痛感しました。きっと、この子たちは立派な
 大人になることでしょう。

 (ここまで)

 “泣ける”話ではありませんが、僕は好きです。
 もともと、度を超えて騒ぐ“野放し状態”の子どもを見ると、
 (親はどんなしつけをしているんだ!)と
 「親のしつけ」に関心があるから、かもしれません。

 たまに「いい話」を読むことで、あくどい自分に気付き、
 少しは大人にならなければ…と思う僕です。


 今回も試読版のプレゼントをします。
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教えるべきこと

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・05・22

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   滋賀県草津市でハガキの勉強会が始まりました。
   5月から3ヵ月間、3回シリーズです。
   年明けにも3回シリーズで開催しました。
   今回は“第2シーズン”というところでしょうか。
   主催者は株式会社クオリティライフの能登清文社長と
   ビイサイドプランニング株式会社の永田咲雄社長です。

   おふたりとも熱心にハガキ道を歩んでいます。
   ハガキを出す喜び、ハガキをもらう喜びを知っています。
   なにより、ハガキでお客が増えることを
   自分たちのお客と共有する喜びを知っているおふたりです。
   時間と労力とお金をつかってまで「三方よし」を継続。
   やはり近江商人を生んだ土地の経営者です。
   会場もスタッフも提供してくださる永田社長、
   本当にありがとうございます。

   
  今日の内容
  *教えるべきこと(おたより本文)
  *上司宅で朝ごはん(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   教えるべきこと

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 前号で紹介した「父の思い、娘の思い」はいかがでしたか。
 志賀内泰弘さんの新刊、『感動指定席へようこそ!』より
 あ、これいいな…と思った一編を紹介しました。

 今日は第2弾。もう一話、紹介いたします。
 「いい話」が好きじゃない方にはごめんなさい。
 「経営の話じゃないのか……残念」という方にもごめんなさい。

 のちほど、「試読版」プレゼントの案内をします。
 まずはお読みいただければ。どうぞ。


 (ここから)

 『何やってんだ!』  中川昭子さん

  目の不自由な方を、初めてヘルプしたときのことを
 今でも忘れられない。雑踏の中、いかにも危なっかしくて
 「お手伝いしましょうか」と声を掛けた。ただそれだけの
 ことに、ものすごく勇気がいった。
  名古屋市昭和区にお住まいの中川昭子さん(63)から、
 街角で見かけたこんな話が届いた。

  仕事で外回りをしていたときのこと、いつもの
 交差点の横断歩道が、工事中で渡れなくなっていた。
 そこには一人の工事関係者が立っていて、申し訳なさそうに
 歩行者に迂回(うかい)路の説明をしていた。新入社員、
 それともアルバイトだろうか。真新しい作業着が
 初々しい青年だった。

  そこへ目の不自由な若い女性がやってきた。
 手には白いつえ、いつもと違う気配に気付いたのか、
 おろおろしはじめた。工事の青年が近づき
 「この道は通れないので……」と説明を始めたそのとき、
 工事のトラックの荷台で作業をしていた、
 ちょっと怖そうな感じの茶髪の男性が怒鳴った。
 「何やってんだ!」

  中川さんはびっくりして立ち止まってしまった。
 続けて、男性の「そんなこと教えとらんだろう、ちゃんと
 手を引いて渡してあげんか」という声が聞こえた。
 青年は小さくうなずくと、白いつえの女性の手を取り、
 道路の向こう側へと歩き始めた。

  おそらく、先輩格の男性は普段から自分でも
 そうしているのだろう。言葉は乱暴だが頼もしく
 輝いて見えた。青年は女性から何度もお礼を言われて
 恥ずかしそうだった。
  中川さんは、手をつないで渡って行く二人の後ろ姿を
 思い出すたび、今でもついほほ笑んでしまうという。
                  (2006/7/15)

 〈著者からのメッセージ〉
 人は見てくれや口調だけで判断してはいけない。
 そんなあたり前だけど、ついつい忘れがちなことを
 教えられたエピソード。

(ここまで)


 『ようこそ感動指定席へ!』(志賀内泰弘著/ごま書房新社)
 には100話が掲載されています。

 このなかから5話を選び、小冊子にまとめたものがあります。
 試読版です。またまたつくったんです。志賀内さんが。

 相変わらず、本を売るためではなく、
 本を読んでもらうために手間とお金をかけています。

 僕は厚かましくも志賀内さんにお願いしました。
 「試読版をどっさり送ってください」と。

 だから、遠慮なく村上までメールをください。
 おひとり5冊まで差し上げることが可能だと思います。
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親の気持ち

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【今日も元気に お客が増える!】 299
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・05・20

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   ハガキをじょうずに使ってお客が増えている税理士。
   ハガキを活用するだけでお客が増えている税理士。
   ハガキの出し方を教えて顧問先に喜ばれている税理士。
   「ハガキを書く相手を見つけることが仕事」の税理士。
   「ハガキを書くことが自分の仕事」と言う税理士。

   「ありがとう」と書くと「ハガキありがとう」と喜ばれ、
   「教えてもらったとおりにハガキを出したら喜ばれました」
   と、顧問先に喜ばれ、
   「先生の言うとおりハガキを書いているとお客が増えました」
   と、顧問先に喜ばれている税理士がいます。

   税理士→顧問先→顧問先のお客とハガキを出すと、
   顧問先のお客→顧問先→税理士と喜びが返ってきます。
   喜びの連鎖。これぞ三方よし。
   どうせなら、こういう税理士と仲良くなりたいものです。
   関西で数人、大好きな税理士がいますが、そのひとり。
   銀行同行税理士 寺島義雄さんです。
   こんなプロフィールを紹介できる税理士、そういません。
   
http://www.kessan-consulting.com/prof.html

   
  今日の内容
  *親の気持ち(おたより本文)
  *機動力増大(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   親の気持ち

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕は、“感動的な話”や“泣ける話”が
 あまり好きではありません。

(感動させようと思って書いているに違いない)
(感動させるために脚色しているに違いない)
(言い伝えられるうちに、より感動的になった?)

 そんなふうに考えてしまうのです。

 偏屈というのか、考えすぎというのか、
 きれいな心で読むことができないのです。

 だから、これまで数人から言われました。

「おまえは素直じゃない。もっと素直になれ」
「そういう斜に構えた見方、言い方はよくないよ」

 まったくもって性格が悪い僕ですが、
(あ、これはいい話だな…)
 と思うことが、ときどきあります。

 僕が素直に「いい話だな…感動した」と思うのは、
“プロ”が書いたり話したりするものではなく
“素人(しろうと)”が伝える話の場合です。

 そんな偏屈な僕を、きれいな心にさせてくれる本が出ました。
『ようこそ感動指定席へ!』という本です。

 中日新聞の人気コラム『ほろほろ通信』が書籍化され、
 この5月に出版されたのです。ごま書房新社からです。

『ほろほろ通信』は毎週日曜日に掲載され、
 300回以上も連載しています。ということは……
 6年以上も続いている大人気コラムなのです。

 今週は3回にわたり、『ようこそ感動指定席へ!』から
(うん、これはいい話だな…)と思うものを届けます。

 僕よりうんときれいな心のあなた、
 よろしければお読みください。


 (ここから)

 『父の思い、娘の思い』  加藤太伸さん

  瀬戸市の加藤太伸さん(57)には、23歳になる娘さんがいる。
 幼いころは、風呂に入る時も寝る時もお父さんと一緒だった。
 ところが、小学5年のある日のこと、「お父さんとはお風呂に
 入らない」と言い出した。

  次第に父親を避けるようになる。高校に入ると加藤さんが
 帰宅して車の音がするだけで、自分の部屋にこもってしまう。
 さらに「お父さんから離れたい」と東京の大学へ行き、
 そのまま就職して戻ってこなくなった。

  寂しかった。そこで加藤さんは、娘さんに毎日のように
 はがきを書き始めた。「おまえの事をいつも思っているよ」
 と伝えたくて。でも一度も返事はなかった。

  東京に行って1年目の冬のこと。奥さんと一緒に、
 初めて娘さんの元を訪ねた。「バイトがあるから」と
 言われ、夜の8時に渋谷駅のハチ公前で待ち合わせをした。

 「なぜ夜まで待たないといけないんだ」と聞き返したが
 「どうしても」という。加藤さん夫婦は「男友達でも
 紹介されるのか」と心配になった。そこへ娘さんがやって来た。
 ところが「8時まで待って」と言う。ますます不安になった。
 「いったい誰が来るのだろう……」

  8時になった。娘さんが「ほら」とビルの大きな電光画面を
 指差した。そこには「おとん。おかん。めいわくかけてゴメンナサイ」
 という文字が映し出されていた。涙で何も見えなくなってしまった。

 「以来、時々メールではがきについてコメントを送ってくれます。
 たまに帰ってくると、私が送ったはがきを日付順にファイルして
 見せてくれます」と、加藤さんはうれしそうに言う。
                     (2009/5/24)

 〈著者からのメッセージ〉
 泣けました。泣けました。なんて心憎い演出。
 ついつい冷たくしていても、わかっているんですよね。
 親の気持ちを。

 (ここまで)

(2009/5/24)は、中日新聞の『ほろほろ通信』に
 掲載された日付です。

〈著者からのメッセージ〉の「著者」とは、
 志賀内泰弘さんのことです。
続きを読む...

社長の代弁

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・05・13

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   前号で、蕎麦屋『さんじ庵』を紹介したところ、
   「おすすめのうどん屋さんはありませんか?」
   というメールをいただきました。
   ありがとうございます。
   「いい経営」かつ「いい味」のうどん屋を
   一件だけ知っています。
   福岡市にある『大木戸』という店です。

   讃岐うどんというものを、この大木戸さんで
   初めて食べて、こんなにうまいものなのか…
   と感激。それから本場讃岐へ食べに行ったほど。
   「大木戸 福岡舞鶴店」というからには
   本店がありますが、香川県高松市。
   実家が讃岐うどんの本場。うまいわけです。

   商品、地域、客層戦略を練り、
   仮説を立てては実行し、検証。
   よりよい経営を目指してがんばっています。
   讃岐うどんを食べに福岡へ。
   ちょいと変ですが(笑)推薦します。

   
http://www.okido-udon.com/sitenn.html
   食べログ
   
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40004414/   

   
  今日の内容
  *社長の代弁(おたより本文)
  *マツダの白い車(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   社長の代弁

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「報連相! これだけはやりなさい!」
 と書かれたポスターがあります。


  〈報告=義務〉
  報告とは上司の関心事にあわせてするもの!

  〈連絡=気配り〉
  連絡とは相手の欲しいことを、
  欲しい時に伝えること!

  〈相談=問題解決〉
  相談とは人の力を借りて、
  自分が成長するチャンス!


 そうですよね。報告が上がってこなくて、
 管理職はイライラしていますよね。
 だからもう少しくわしく書かれています。

   01. 結果を先に、簡潔に!
   02. 長期の仕事は中間報告を!
   03. ミスやクレームは早く!


 そうそう。よく言われたものです。
 そして、よく言ったことばかり(笑)
 あなたはいかがでしょうか。

 
http://www.motivation-up.co.jp/poster/


 社長は従業員に言いたいことがたくさんあります。
 社長はスタッフにわかってほしいことがあります。
 社長は「何回言ったらわかるんだ!」と思います。
 社長は「なぜこんなことがわからないんだ!」と…。
 社長は「いつになったらできるようになるんだ」と…。

 それらをポスターにして社内に掲示する。
 社内研修の後、重要項目をポスターで確認する。

 私たちは、重要なこと、大切なこと、
 忘れたくないことを掲示するのが好きです。
 仕事現場も同じ。ポスターはきわめて有効です。

 モチベーション・アップ株式会社は、
 そこのところがよぉ~くわかっています。

 社員教育用ポスターって、ありそうでありません。

 こんな簡単なこと、どうして
 誰も思いつかなかったのでしょう。

 こんな誰でもできること、なぜ
 今までやる人がいなかったのでしょう。

 と、最初は思いましたが、簡単なことではなく、
 誰でもできることでもなかったということですね。


 モチベーション・アップのすごいところであり、
 同社のお客が増える最大の理由は、
 “ひとつのことに絞って継続”したことです。

 同社の事業において一貫しているのは
 「社長目線の社員教育」ということです。

続きを読む...

プロが伝えること

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・05・08

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   駅、ホテル、空港内の店や施設、そのほか
   いろんなところで「研修中」「見習い」といった
   ネームプレートをつけた人を見かけます。
   最前線で実戦経験を積んでいます。
   ほとんどの人が、(新人さんだな…)とわかるほど
   たどたどしい対応をしています。
   「新入社員なものですみません」と、先輩社員が
   お客に謝っている場面も見かけます。

   こんな場に直面したり、見かけるといつも
   ランチェスター経営の竹田陽一先生を思い出します。
  「新入社員を電話に出させることは、新人の教育になる
   かもしれないが、名前を聞き返されるお客の立場を
   考えると、お客起点の会社とは言えません」
   新入社員は大切ですが、お客はもっと大切です。   

   
  今日の内容
  *プロが伝えること(おたより本文)
  *月末に納車!(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   プロが伝えること

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 蕎麦は健康食です。最近、理解しました。

 「そんな常識、今まで知らなかったんですか!」
  と驚かれるかもしれません。

 はい、知りませんでした。

 「蕎麦はからだにいい」といった程度の理解のみ。
 これは理解とは言えないレベルです。

 「魚はからだにいい」「野菜はヘルシーだ」というのと
 同じ程度のことしか知りませんでした。

 これまでは、どんな食べ物が自分のからだに必要かを
 考えて生きてこなかったからだと思います。

 僕は勝手な人間で、最近、急に食べ物のことが
 気になり出したのです。現金なものです。

 心筋梗塞の予防には、どんな食べ物がいいか。
 どんな食べ物が動脈硬化を予防するのか、
 どんな食べ物が血管を弱くし、血圧を狂わせるのか。

 気になっていたところ、蕎麦は僕の健康維持に
 重大な役割をはたしてくれることがわかりました。


 「動脈硬化の予防には蕎麦がいいですよ」
 そう教えてくれた人がいるからです。


 今年2月、東京で開催した「2人クラブセミナー」に
 参加してくださった、『さんじ庵』の女将(おかみ)、
 佐宗博美(さそうひろみ)さんです。

 『さんじ庵』は東京都八王子市にある蕎麦屋。
 「今のところ、なんとか前年同月比で上回っていますが、
 もっとお客さまが増えればと思って」セミナーに参加。

 ほとんどの業種が激戦状態にあります。
 とりわけ飲食店は熾烈(しれつ)、激烈(げきれつ)
 凄烈(せいれつ)競争状態にあります。蕎麦屋も。

 それなのに『さんじ庵』は
 「少しですが、お客さまは増えています」

 セミナーを始める前、佐宗さんに聞きました。
 集客のためにどんな取り組みをしているのですかと。

 聞いて納得しました。
 基本的なことは忠実に実行しています。


 商品の特性を打ち出しています。
 店の存在を知らせる範囲設定をしています。
 どんなお客に来てほしいか、どんなお客が得意か、
 理想の客層をある程度描いています。

 地域特性を十分、考慮しています。
 出前に応じる蕎麦屋ではなく、
 昼食時にサラリーマンで混む蕎麦屋でもない。

 必要にして十分な営業をおこない、
 来店客の名前を知る努力を積み重ね、
 丹念にハガキを書いて、顧客との関係性を深めている。


 これだけまじめに勉強し、
 いいと思うことを続けている蕎麦屋です。

 味もいいに違いない。

 って、一般的な店の評価と流れが逆です(笑)
 ふつうは「おいしい店」→「経営もいい」です。

 『さんじ庵』も、もちろん「おいしい店」です。
 おいしい店であり、経営もいい店です。

 しかし飲食店は、必ずしも
 「おいしい店だから経営もいい」とは言えません。
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気持ちを花に託す

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【今日も元気に お客が増える!】 296
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   僕の冠動脈は、一部細くなっています。
   また、細くなりやすい状態が続いています。
   対策のひとつが、過食を戒めることであり、
   血液の流れをよくするための食事をすることです。

   血液サラサラと聞いて何を思い浮かべますか。
   数人に尋ねました。玉ねぎ、ポリフェノール、
   きのこ、水、緑茶、ニンニク、海藻など。
   みなさん、よくご存じで驚きました。

   僕は恵まれています。いい運命です。
   ありがたい出会いにあふれています。
   血栓(けっせん/血がかたまり血流が悪くなること)
   を防ぎ、サラサラになるための飲み物、食べ物に
   恵まれているからです。先日、とってもいい食事を
   してきました。この報告は、後日。   

   
  今日の内容
  *気持ちを花に託す(おたより本文)
  *「待て」の指示(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   気持ちを花に託す

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 アフリカのスワヒリ語をご存じですか?

 僕ですね、ひとつだけ知っています。スワヒリ語を。

  「プンダミリア」

 です。

  「シマウマ」

 という意味だそうです。

 京都のプリザーブドフラワー専門店『プンダミリア』の
 木下志磨子さんに教えてもらいました。


 木下さんは、いつもメルマガを送ってくれます。
 「伊勢丹でイベントを開催中です!」とか
 「秋色になってきます。洋服もお花も」など、
 おじさんである僕を対象としていないことが明らか(笑)

 京都の税理士、谷口薫先生に紹介していただき、
 木下さんを取材したのはもう数年前。

 プリザーブドフラワーを売らずに、
 プリザーブドフラワーを京都で一番売っています。

 その木下さんの先日のメルマガ。
 おじさんの僕でも、(あ、これ、いいな…)と
 思うものがありました。

 世間では、「ほのぼの」とか「ほんわか」とか、
 「じ~んときた」とか「感動した」と言うのでしょう。

 僕は思います。こうやって、みんな
 “本当の売り物”を見つけていくんだなって。

 よろしければプンダミリアのメルマガをお読みください。


 (ここから)

 お花で気持ちをつなぐ・・・



 先日、(といっても1か月ほど前ですが)

 男性のお客様がおひとりでお見えになりました。

 結婚記念日に奥様にお花をプレゼントしたい。
 こういったお客様はたくさんいらっしゃいます。

 しかし、続けてこのお客様はこういいました。

 「今日注文しておいたお花を、お店のテーブルの上に
  置いといてください。結婚記念日の日になんも言わずに
  奥さんつれてきますから、メッセージカードを書いておいて
  読んでみたら、実は・・・・!的な感じで渡したいんです」
と。

 わーロマンチック!
 でも、奥さんすぐ気付くんじゃないかな? とか

 花屋になんも理由なしで行こうって言われて

 ちゃんとついてきてくれるかな? とか
 いろいろ考えていました。

 それで、私たちスタッフはいろいろ考えて
 テーブルきれーーーに片づけて
 そのお花をポツン、と置いておきました。
 (といっても豪華なものですが)

 約束の時間になってそわそわし始めて・・・

 ついにお客様がいらっしゃいました!

 奥様は「わーかわいいなぁ・・・」と言いながら
 店内をじっくり眺めるも、
 全然お花の存在に気付いてくれません。

 
やっぱり、だめかも。。。とおもいましたが
 旦那さんがこちらをちらりと見て、
 「もうちょっとまって」の合図を。

 私は知らんぷりして接客をしました。

 赤ちゃんを連れていらっしゃったので赤ちゃんのお話とかしたり、
 奥様が赤ちゃんに
お花のヘアピンをオーダーくださったりして
 じっくり店内を見ていらっしゃいました。

 なのに、ぜんぜん、まだまだ気づかない!

 そこで、旦那さんは
「このはなきれいいやなぁ~」と
 奥様にそのプレゼントのお花をお見せすると
 やっと、そのメッセージに気がつきました!

 
「えーーー!?え????え?!?!?」と
 びっくりなさって
旦那さんが一言。
 「いつもありがとう。これからもよろしくな」と
おっしゃった瞬間!
 
私たちスタッフも、奥様もじーーーんと、感激して涙が・・・・。

 奥様も、サプライズで用意してくださったことに感激してくださり、
 
旦那さんも、その思いが伝わったことにとても喜んで頂きました。

 ただ、お花をプレゼントするのではなく、
 その気持ちを
お花に託してプレゼントするという意味では
 究極の「気持ちをプレゼントする」演出だったと思います。
 
私も勉強させられました・・・。

 本当に、幸せそうなご家族で
きっとそのお花を囲んで
 幸せな生活を過ごして下さるのかと思い、
感激しました。

 お花で人と人との気持ちを結ぶ、つなぐ。

 私の一番のテーマですが、
お客様のアイディアによって
 より一層その
大切さを、教えられた日でした。


(ここまで)
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魂がきれいであること

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   福島県郡山市で初めてセミナーをしました。
   主催者である三部(さんべ)会計事務所さんは
   きれいで、明るくて、広くて、立派な事務所。
   311の震災で旧事務所が半壊。建て直したとのこと。
   「明るい事務所ビルでいいですねぇ」と言えても
   「建て替えることができてよかったですねぇ」とは
   言えない現実に直面しました。

   三部会計事務所が事業案内の筆頭に掲げる
   「経営支援」という思いと、
   東北の中小企業のお客が増える支援を、という
   お客が増える★プロダクションの思いが合体し、
   熱気あふれる3時間半セミナーとなりました。
   熱心に受講してくださった経営者のみなさん、
   ありがとうございます。

   郡山に来たからには、と訪ねたところがあります。
   『久米正雄記念館』と、宮本百合子をはじめとした
   郡山ゆかりの作家に関連した展示を見せてくれる
   『こおりやま文学の森』そして『郷さくら美術館』です。
   『安積国造神社(あさかくにつこじんじゃ』だけは
   行けませんでした。『安積艮斎記念館』があるのに…。
   「安積艮斎(あさかごんさい)」という先生については
   いずれまた郡山を再訪した際に勉強します。   

   
  今日の内容
  *魂がきれいであること(おたより本文)
  *2年目も自信なし(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   魂がきれいであること

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 聞きに行きたいのに行けないストレスを、
 メールレターに書くことで軽減する。

 そんな自分勝手なねらいで書いた前号ですが、
 「勉強になりました!」
 「松屋さんの話を聞いてみたくなりました!」と
 何人もの方におっしゃっていただき、ひと安心(笑)

 経営の原理、原則を勉強する。
 中小企業の経営ルールを勉強する。
 小さな会社の経営のやり方を勉強する。

 それが基本です。まずすべきことです。
 そのうえで、事例を研究する。

 ランチェスター経営の竹田陽一先生は、
 「事例を30も40も研究する必要がある」と
 言い続けています。


 事例研究で最適の方法は、
 直接、会社を見学したり、
 直接、経営者に会いに行ったり、
 直接、話を聞いたりすることです。

 それができない場合、あるいは
 継続的にできない場合に、

 活字を読むことで、
 音声を聞くことで、
 映像を観ることで事例情報を吸収する。

 そのために「お客が増える!」が存在していますが、
 やむにやまれぬ事情をお持ちでないかぎり、
 6月3日のランチェスター経営大阪セミナーへの
 ご参加を勧めます。僕の代わりに…。


 といっても、僕のように参加できない方が
 いらっしゃるものです。そんなあなたに、
 今回は割烹松屋の一面を紹介します。

 念のため、先に申し上げておきます。

 松屋のこだわり11箇条は、
 よくある“・・・箇条”とは明らかに違う
 と、僕は思います。


 本当の売り物を見据えた商品戦略が見えてきます。
 価値観を共有できる客層戦略が反映されています。
 売り込まないことがわかる営業戦略だとわかります。
 一度来店したあとの顧客維持戦略を重視しています。
 店としてどうあるべきかの組織戦略も感じさせます。

 濱田憲司社長自身のため、
 料理人をはじめスタッフ全員のため、
 そして、お客のため、
 この11箇条は大きな意味を持っていると思います。

 『松屋のお客様へのこだわり11箇条』です。
 とても大きな意味を持つ一面です。


 (ここから)

 『松屋のお客様へのこだわり11箇条』

1 本物の旬の食材にこだわります。

  私たちは旬の本物の食材を使用しています。
  ワタリガニをはじめ海の幸、山の幸など
  上質な食材にこだわります。

2 絆にこだわります。

  私たちは安さや早さを売り物にしていません。
  損得感覚のお料理は作りません。
  そういうことにはきょうみがありません。
  量より質にウエイトをおいています。
  大切な方や、ご家族の団欒など
  「絆」を深めれるお手伝いをしたいと思っています。

3 日本の「和」の文化にこだわります。

  私たちは料理屋として、日本の文化や歴史を大切にしています。
  特に日本の「食文化」については、地域の風習や
  お祝い事での特徴などを大切にしていきたいと考えます。
  料理屋として「日本の和」は
  私たちが継承して伝えて残して行きたいと思います。

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「べき」と「べからず」

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【今日も元気に お客が増える!】 294
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   久しぶりに甲府市を訪ねました。
   が、甲州ワインを飲まず、信玄餅も食べず、
   甲府城趾も訪れず、武田信玄の像も拝めず。
   かろうじて「ほうとう」はいただきました。
   「ほうとう」の語源を調べましたが、諸説あり。
   諸説あってもかまいません。つくづく便利と実感。
   語源をネットで調べられる現代って楽です。

   蓮田市を初めて訪れました。埼玉県蓮田(はすだ)市。
   人口は約6万3000人。蓮田駅の一日あたり乗降客数は
   約4万3000人。埼玉県県内1位の大宮駅は47万3000人。
   蓮田駅は県内で44位。それでも駅前にヤマダ電機。
   量販店や大型店と呼ばれる店がない地域はない、と
   言っていいほど大手は進出し、地域は参入を許しています。
   中小が苦戦を余儀なくされるはず。
   でも経営はやり方しだい。   

   
  今日の内容
  *「べき」と「べからず」(おたより本文)
  *売れる営業マンが与える影響(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
   「べき」と「べからず」

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「聞きたいのに聞けないセミナー」があります。
 「行きたいのに行けない」セミナーです。
 日程上の都合がつかず、参加を見送るセミナーです。

 残念なんてレベルではありません。
 涙をのんで…ではなく、酒を飲みたいくらいです。

 行きたいけど行けない悔しさ度第1位のセミナーが、
 6月3日開催の「ランチェスター経営大阪セミナー」

 割烹松屋の濱田憲司社長が発表し、
 ランチェスター経営の竹田陽一先生が登壇します。


 割烹松屋について、ご存じですか。
 これまでメールレターで3回、紹介しています。

 2009年5月11日 「断つことを決める」
 2009年9月 3日 「30人より2人がいい」
 2011年7月11日 「捨てるが勝ち」


 割烹松屋について3回も書かせていただいたのは、
 濱田社長が実行している経営が好きだから。

 取材させてもらい、松屋の取り組みを知り、
 濱田ファン、松屋ファンになったのです。


 取材できたのは幸運でした。
 ランチェスター経営大阪の井上秀之さんに
 「濱田さんは経営の原則に忠実です。素直です」
 と紹介していただいたおかげです。

 濱田社長は、取材の際、「やめる」という表現を
 何度も口にしました。


 「これをやめました」
 「あれもやめました」
 「思い切ってやめました」


 濱田社長の言う、「やめる」ことを、
 「捨てる」と言い換え、表現させてもらいました。

 それをレポートにまとめたのが、

 『「変える、絞る、捨てる」ことで
   赤字から経常470万。売上1.5倍の
  「わたりがに」専門店』

 お客が増える! No.5 割烹松屋の事例です。


 わたりがに割烹松屋の事例レポートを読み、
 「新しいことを始めるだけではなく、
  ムダなことはバッサリやめます」
 という経営者が増えました。

 わたりがに割烹松屋の事例を僕のセミナーで聞き、
 「商品戦略も大事だけど、
  客層戦略の重要性とやり方がわかりました」
 という社長が増えました。


 6月3日、ランチェスター経営大阪のセミナーで
 割烹松屋 濱田憲司(はまだけんじ)社長の話を
 聞いてみてください。

 
http://www.preseminar.com/250603

 思い切った言い方をしますが、
 竹田陽一先生のセミナーは、別の機会に
 受けることが可能です。

 しかし、濱田社長の話はなかなか聞けません。
 割烹松屋に客として行けば聞けそうなものですが、
 現実はそううまくいきません。

 わたりがにが水槽で動いているのに目を奪われ、
 カニをさばいたり、魚をおろしたりしている光景に
 見入ってしまったり、料理が運ばれたら、
 食べるのに忙しく、話を聞くひまがありません(笑)


 6月3日、僕は参加できないのです。
 6月3日開催のことを知った時点で、
 すでにほかの約束がありました。

 仕事の約束は約束。先約を優先。
 6月3日の参加はあきらめます。

 僕の代わりに、あなたが聞いてきてください。

 でも、僕と同じように、当日、ほかの用事があり
 どうしても参加できないということがありますよね。
 遠くて行けないという方も多い。

 そういう方は、どうぞ
 「お客が増える!No.5」をお読みください(笑)

 
http://www.okyakugafueru.com/colum/yomujirei.html

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塗装の目的

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【今日も元気に お客が増える!】 293
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   「日本一薄い和菓子」を買いました。
   熊本の土産物売り場で見かけたのです。
   「日本一厚い和菓子」なら買いませんが(笑)
   薄いというところに技術あり?と感じさせます。
   日本一ということは、ほかに存在しないはず。
   僕のように、「1位」「一番」にひかれて
   モノを購入する人はかなりいます。

   まんが制作集団、株式会社画屋(かくや)の
   10周年記念パーティに出席しました。
   代表の小川満広さんとは11年の付き合い。
   今後、会社案内や商品案内の方法として
   マンガ小冊子の活用効果は高いと感じました。
   僕の名刺のイラストも小川さんに描いてもらいました。
   
http://www.kakuya.com/index.html   

   
  今日の内容
  *塗装の目的(おたより本文)
  *バカで有名に(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    塗装の目的

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「塗装」の意味をご存じでしょうか。
 広辞苑にはこう載っています。

 「建築工事などで、建物の装飾・保護などのため、
  ペイント・エナメル・ワニスなどの塗料を
  刷毛や吹付で塗ること」

 また、こういう意味もあります。

 「建物を雨や風、雪や砂、
  低温や陽射しから守る」

 沖縄県宜野湾市の金城亨さんは考えました。
 広辞苑は開かず、自分なりに考えてみました。


 いままで、塗装工事や防水工事を
 何百軒と手がけてきたけど、
 お客さんって、どうしてペンキを塗ったり、
 防水したりするのだろう…。

 見た目がきれいになるから。
 外観が美しくなるから。
 塗装をすると家が長持ちするから。
 ペンキを塗ることでさびにくく、
 劣化しにくく、建物を保護するから。
 防水により雨漏りを防ぐことができるから。

 塗装をしたり防水をしたりすることで
 建て替えをせずに済み、建物が守られる。

 建物が守られるということは、
 その家で快適な暮らしを続けることができる、
 ということを意味するのではないか…。

 快適な暮らしを続けられるということは
 その家で暮らす家族の思い出をつくっていく
 ことであり、その家でつくられてきた思い出を
 守っていくことになるのではないだろうか…。


 家族の思い出がキーワードになる……。


 塗装とは? に始まり、
 家族の思い出に行き着く。

 なかなかいい考えですよね。金城さん。
 「手段」と「目的」との違いが
 導かれる、いい展開です。考え方が。


 「100パーセント僕が考えたわけではありません。
  お客さんにヒントをもらったんです。
  あるお客さんがこう言ったんです」
 と、金城さんはお客の言葉を教えてくれました。

 『ペンキを塗ったら、新築のときと同じように
  新しくなった感じがするね』

 『取り壊してしまったら、前の家じゃなくなるけど
  リフォームして塗り替えれば、ずっと家が残るね』

 そんなお客の話がずっと頭にあったと言います。
 金城さんはあらためて、僕に教えてくれました。

 「塗装するということは、
  建物を守るということです。
  建物を守るということは、
  その家の家族の生活を守るということ、
  大切に住んできた家での暮らしを守り、
  その家でつくられてきた思い出を守るということ。
  そして、これからつくられる思い出を
  ずっと守り続けていくということだと思いました」
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営業に向かない社長

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・11

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   昨日、福岡空港で声をかけられました。
   「村上さん! こんにちは!」とさわやかに。
   目と目が合い、僕もあいさつをしようと
   思った瞬間でした。先に声をかけてくれたのは
   株式会社トゥトゥモロウの坂田智裕社長。
   クリーニングのあり方を革命的に新しくした、
   つまり革新ビジネスモデルをつくった坂田社長。

   うれしいものです。1年半ぶりくらいに会ったのに、
   目が合ったとたん、名前で呼びかけていただけるのは。

   でも、ちょっぴり恥ずかしかった。
   僕はそのとき、空港内のコンビニで買った
   110円の梅おにぎりを食べていたからです。
   おにぎりを持ったまま立ち上がり、モゴモゴ。
   「坂田社長、先日、日経に載っていましたね」と
   気の利いた挨拶もできず、ただモゴモゴ。

   でも、僕を見かけたら、みなさんもどうぞ
   声をかけてください。お気軽に。
   たとえ貧乏そうに握り飯を食べていたとしても。
   貧乏なのは隠しようのない事実ですので(笑)

   
  今日の内容
  *営業に向かない社長(おたより本文)
  *スピーチ後半(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    営業に向かない社長

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 警察に何度も何度もお世話になり、
 検察庁にもお世話になり、
 学校に迷惑をかけ、親にも心配をかけてきた
 沖縄県の金城亨(きんじょうとおる)さん。

 腕っぷしは強く、道路交通法もなんのその。
 サラ金だって返済できなければ親が払ってくれる。

 小学生の頃、「ケンカはやっていい」と
 父親に言われたことはありますが、
 それはあくまでも子どものケンカのこと。

 にもかかわらず、話を聞くかぎり、
 どこまで親を困らせるんだ……と思うほど
 心配をかけ続けてきました。


 そんな金城さんの目が覚めたのは、
 留置場に迎えに来てくれた母親の姿を
 目にしたときです。

 まわりの人に、「すみません。すみません」と
 何度も頭を下げて謝る母親は小さくなっていました。

 プロボクサーを目指した金城さんです。
 腕は太いし、大柄で体格もいい。

 その大きな男、金城さんの目に涙があふれ、
 しばらくとまりませんでした。


 心を入れ替えて面接を受けたのは塗装会社。
 塗装がメインですが、鳶(とび)仕事もあり、
 左官工事も防水工事も請け負う会社です。

 少なからず危険をともなう仕事ですから
 給料が高め。そこにひかれて就職しました。

 大きな会社でした。
 2、3人で、あるいは3、4人でひとつの班をつくり、
 全社で10班に分かれて現場を受け持つ会社です。


 金城さんはがんばりました。
 1年目は見よう見まね。言われた通り作業し、
 注意されたことは二度としない。

 やがて仕事ぶりが認められ、職長に。
 金城さんはリーダーとして後輩社員を教育し始めます。


 社長もいい人でした。

 段取りに手落ちがないかどうか厳しく、
 塗装前の下地の処理に厳しく、
 必要な厚みに達するまでの塗装に厳しく、
 予定通りに作業を進めることに厳しく、
 現場ごとの最終利益に厳しい社長だったからです。

 手抜きは不可能。毎日、社長が現場を見にきます。
 ゆるんだ気持ちでおこなった仕事は見抜かれます。

 その代わり、社長が立てたスケジュールより
 早く工事が完了すると高く評価されました。

 工事完了後の利益が20パーセントを超えると
 とても高く評価されました。

 基本に忠実な仕事をおこなえば、
 予定工期より一日か二日、早く終わるものです。

 早く終われば終わっただけ利益が生じます。

 「会社に必要な利益は20パーセントだ。
  超えた分は、おまえの手当だ」

 金城さんはいつも意気に感じ、
 部下に分配し、さらに仕事に精を出します。


 そんな金城さんに社長は安心したのでしょう。
 「もうすぐ30だぞ。そろそろ独立しないか。
  おまえならもう一人でやっていけるぞ」

 認められたことがうれしく、独立を決意。
 会社を辞めた金城さんですが、ひとつ問題が。

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元ウーマクーな経営者

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・08

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   今回のタイトル、「元ウーマクーな経営者」は
  「もと ウーマクー~」と読みます。
   沖縄の方言でウーマクーという言葉があります。
   現在はウーマクーではありませんが、
   以前、バリバリのウーマクーだった経営者のことを
   書いたものです。

   僕が会う経営者に「ふつうの人」はいません。
   みなさん“ふつうじゃない”人です。
   周囲の人が「あの人、変わってる」と表現する人です。
   「ちょっとほかにいないタイプだ」という人です。

   そのなかでも、とびきり変わった社長がいます。
   “変人の最上級”と言っていい経営者がいます。
   その社長と2人でおこなうセミナーがあります。
   7月11日です。草津で開催です。
   関西のあなた、予定をいれてください。
   関東のあなたは、7月8日の予定を入れてください。
   7月8日は変人社長ジョイントセミナーではありません。
   僕、村上単独のセミナーです。まあ、僕も変人ですが。

   
  今日の内容
  *元ウーマクーな経営者(おたより本文)
  *スピーチ前半(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    元ウーマクーな経営者

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 世の中には、一人でがんばっている事業主がいます。
 大勢います。600万人くらいでしょうか。

 有限会社や株式会社にしなくても、
 ほとんどの事業を個人で行うことが可能です。

 個人事業主でも、お客が増えていれば
 「お客が増える!」の取材対象となります。

 ですから、
 「会社じゃなく、一人でやっている塗装屋さんですが
  もしよろしければ取材先としてご紹介しますよ」
 と、連絡をいただいたとき、喜んでうかがいました。

 おそらく、日本で初めて『経営を学ぶ学校』をつくった
 當山達男先生からの紹介でした。

 沖縄県宜野湾(ぎのわん)市で塗装と防水工事をしている
 『美らリフォーム』の金城亨さんを紹介してもらいました。


 「美ら」は「ちゅら」と読みます。
 「美ら海水族館」の「ちゅら」です。

 「ちゅら」は、きれい、美しい、清潔といった意味。
 「ちゅらさん」は美しい人、きれいな人。
 「ちゅらかーぎ」は美しい、かわいい(「かーぎ」は顔の意味)。

 ということは、『美らリフォーム』は
 きれいなリフォーム、美しいリフォーム、
 きれいな塗装、美しい塗装をしてくれるわけです。


 「金城亨」さんは、
 「きんじょう とおる」と読みますが、
 金城さんは2007年(平成19)に独立しました。

 初年度の塗装工事の受注は………………2件。

 「苦しいという言葉では言い表せないほど
  つらく、せつない日々でした」と金城さん。

 売上がないのですから、お金がない。
 奥さんに渡すお金がないせつなさでした。

 独立した32歳まで、「勉強をしたことがなかった」
 という金城さん。経営の勉強を始めます。

 経営の勉強って、これほど成果があるのか…と
 驚くほど、美らリフォームは成長しました。

 2件の受注が10件台になり、20件台に。
 数十万円の売上が500万円台、1000万円を突破、
 まもなく2000万円になるところまで増えました。

 どんな勉強をすると、そのように伸びるのか。
 そこを聞きたくて取材させてもらいましたが、
 経営の話より少しばかりおもしろい話があり、
 ついつい質問し、聞き込んでしまったのです。


 金城さんは「ウーマクー」だったといいます。
 沖縄の言葉で「わんぱく」「やんちゃ」です。
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病院だって顧客維持対策を

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 290
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・04・04

このメールレターは、
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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   退院しました。ご心配かけました。御免候。
   とりあえず薬をのんで発作を抑えるとします。
   冠動脈を広げる薬です。心臓の収縮をおさえて、
   心臓を休ませる働きもあるそうです。

   ベテラン先生と若い先生の2人が担当してくれました。
   ベテラン先生は診断、指示、戦略の担当です。
   若い先生は冠動脈造影のためのカテーテル挿入や
   ペースメーカーの挿入など戦術面の実行リーダー。

   2人の言うことが異なります。
   ベテラン先生は「これダメ」「あれダメ」派。
   若い先生は「ちょっとくらいなら大丈夫っすよ」派。
   戦術は戦略に従うべきなのに、従っていないのか…。
   で、僕が頼りにするのが“大丈夫っすよ派”。

   「お酒? あ~問題ないですよ。飲み過ぎなきゃね」
   「コーヒー? 少しなら問題ないっすよ。一日一杯かな」
   「ストレス無理? そうですよね。無理っすよね」
   ふぅ~。コーヒーセーフ。コーヒー飲んでストレス抑えなきゃ。
   と、退院直前に現れたのは研修生。超若いまじめ男性医師。
   「すべてダメです。いけません。守ってください」
   う~む。研修生を応援したいが、若い先生についていこう。

   
  今日の内容
  *病院だって顧客維持対策を(おたより本文)
  *おまえは考えるな(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    病院だって顧客維持対策を

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 見舞い、付き添い、ご用聞き(洗濯物を届けるなど)。
 5歳、6歳の頃から、つい最近まで
 北海道各地の病院に出入りしていました。

 帯広、池田、芽室(めむろ)、釧路、旭川、札幌。
 小さな病院から札幌医科大学付属病院、札幌市立病院、
 北海道大学付属病院など大きな病院まで数多くです。

 のんきなもので、病院は“(人のために)行くところ”であり、
 “(自分が)入るところ”などとは考えもしませんでした。


 そんな僕が突然、入院することになった病院は、
 「独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター」

 以前は「西札幌病院」でしたが、3年前に建て替え、
 名称も新しくなった、きれいな病院です。

 以前から親戚の見舞いで何度も訪ねたことがあり、
 (この病院、悪くないな…)と思っていました。


 何度も発作に追われ、札幌に戻りすぐ病院に。
 「すぐ入院してください」と循環器の医師に言われ、
 「仕事道具を取りに戻ってもいいですか」とお願い。

 とりあえず、いざというときのために
 ニトログリセリンをもらいました。

 パソコン、取材ノート、ハガキなど
 仕事に必要なものをバッグいっぱいに。

 洗面器を100円ショップで買い、
 タオルと洗面用具、パジャマ、下着も。

 身の回りの持ち物バッグより、仕事道具のバッグが大きく、
 せいぜい一週間の入院なのに大荷物(笑)


 無料の駐車場がじつに広く、いつ行っても
 車が止められないということがありません。
 駐車のための待ち時間がいつもゼロです。


 初めて入院する僕は、当初、不安な気持ちがありました。
 親が入院しているときは、しょっちゅう泊まり込み、
 月の半分は病院で過ごすほど慣れ親しんでいるのに、
 自分が入院となると、根拠のない不安感が生まれました。

 しかし、取り越し苦労でした。杞憂(きゆう)でした。

 『入院のご案内』は18ページのカラー冊子。
 これは病院全体の「しおり」ですが、
 僕が入院する「3-3病棟」でも独自の
 『入院生活のご案内』を発行しています。

 入院患者の不安を解消するため、いろんなことが
 ていねいにわかりやすく書かれています。


 入院すると、看護師が病棟内を案内してくれます。
 白衣をまとったホテルマンのようです(ちょっとおおおげさ)。

 『入院診療計画書』をもらいました。担当医師からです。
 治療計画や検査内容、日程の計画を示されます。

 続いて『看護計画表』も発行してくれました。
 プロになって4年目の看護師が作成したそうです。
 「看護問題」「患者目標」「観察内容」「「お手伝いする内容」
 「説明すること」など5区分17項目が記載されていました。
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お客の立場でものを見る

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 289
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・28

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   今日のメールレターは、直接、経営に言及していません。
   前置きです。次号のための長い前置きです(笑)
   「経営に関係ない話なら読まないよ」
   「お客が増える話じゃないなら配信止めて」
   そう思う方にはごめんなさいという内容です。
   僕、村上と病院とのかかわりについて書きました。

   死後の世界のことはわかりません。
   生きているあいだのことしか。
   それにしたって今後どうなるか、つまり
   どうするかは自分しだい。
   生きているかぎり、精一杯、仕事をします。
   短い人生、やれるだけのことはやろう。
   そう思いを新たにしています。

   4月19日、福島県郡山市にてセミナーをします。
   税理士法人三部(さんべ)会計事務所さまの
   主催です。福島県で初のセミナーです。
   福島県の方、どうぞご参加ください。
   
http://www.sanbe.co.jp/

   
  今日の内容
  *お客の立場でものを見る(おたより本文)
  *数秒の沈黙の末(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    お客の立場でものを見る

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 病院の取材はなかなか実現しません。
 理由はいくつもあります。

 先生(あるいは理事長など経営者)が忙しい。
 “経営の内側”をあまり話せない。
 お客(患者)が増え続けている病院が少ない。
 人気ある病院はますます大きくなり、僕の取材条件を超える。
 病院経営者との出会いが少ない。


 積極的に声をかけ、紹介をお願いし、探せば
 取材に応じてくださる病院はあるでしょう。

 いま現在、取材先と出会うための入口を変えて
 ある業界の方々に声をかけています。

 患者が増えることはいいことではありませんが
 「どうせ行くならあの病院」が存在することは
 望ましいこと、必要なことです。

 (そのうち、出会うべくして出会う取材先に
  きっとめぐりあえるだろう…)

 そう思っています。


 僕は小さいころから病院には縁が深い。
 僕が病院にお世話になるのではなく、
 家族や親戚が病院と親しかったのです。

 僕の子どものころのアルバムを開くと、
 病院の前や病室で撮った写真が多数。

 兄はからだが弱く、小児病棟の常連。
 40年以上も昔のことですが、病院内で着るため、
 ガウンを仕立てたほどです。

 おじいちゃんやおばあちゃんはもちろん、
 おじさんやおばさんも入れ替わり入院。

 帯広市に住んでいた頃、おじやおばは、
 僕が住んでいた家の近くの病院に入院していました。

 僕の父や母にめんどうをみてもらえるからです。
 父の転勤により、帯広から旭川へ引っ越すと
 こんどはわざわざ旭川の病院に入院していました。

 小さい頃からお見舞いはもちろん、
 洗濯物を取りに行ったり届けたり、
 卵焼きを持っていったり話し相手になったり。

 とにかく僕は病院に通っていました。
 近年は父の看病、母の看病。親戚の看病。

 自宅、仕事場、いろんな病院をぐるぐる回り、
 病院事情には少しずつ明るくなってきました。


 が、たったひとつ、わからないことがありました。
 入院した患者(客)としての立場です。

 僕はこれまで入院したことがありません。
 親の病室にずっと泊まりこんだことがあっても、
 僕自身、入院したことがなかったのです。


 そんな僕に転機が訪れました。

 2月末日、仕事上のことで大きなストレスがありました。
 なんでこうなるの? と理解を超えたストレスでした。

 それが誘因かどうかわかりませんが、
 3月、胸が苦しくなる発作が何度もありました。

 猛烈に胸が痛くなり、大量の汗をかく。
 胸の内側が強烈な胸焼け状態になり、
 呼吸も苦しい。


 最初は飲み過ぎかと思いました(笑)
 急性アルコール中毒かと。

 いや違う…。アルコールじゃない…。

 アルコール中毒なら、いままで数百回は
 経験しているはずだからです(笑)

 便利です。自分が体験した症状を素直に打ち込むと
 インターネットは豊富な情報を与えてくれます。

 どうやら心筋梗塞か狭心症の症状と一致します。
 (病院に行ったほうがいいな…)
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院長は社長

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【今日も元気に お客が増える!】 288
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・25

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   4月19日金曜日、福島県郡山市で
   成功事例セミナーをおこないます。
   税理士法人三部(さんべ)会計事務所さまの
   主催です。福島県でのセミナーは初めてです。
   うれしいです。はりきっています。

   三部会計事務所公式サイトにこう書かれています。
   ~お客様の経営、そして人生を良くしたい。
    私たちの望みはただ一つです~
   そうですよね。地域の会社、顧問先の経営支援。
   それこそが会計事務所の仕事ですよね。

   以前からがんばっていたけど、震災後、
   より一層がんばっている会社がたくさんあります。
   顧問先を元気にするためにがんばっている
   税理士事務所、会計事務所のみなさん、
   一緒に東北の会社を元気にしましょう。
   僕の使命は、お客が増える経営事例の紹介です。
   「手伝ってくれるか?」と気軽に声をかけてください。

   福島、郡山の方、こちらにご参加いただけます。
   
http://www.sanbe.co.jp/

   
  今日の内容
  *院長は社長(おたより本文)
  *原稿なしのスピーチ開始(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    院長は社長

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 歯医者は儲からない。
 年収が低い医師が大勢いる。
 歯医者の倒産が増えている…。

 歯科医師はワーキングプア。
 そんな話を耳にするようになってから
 かなりの年数が経ちました。

 事実、厚生労働省が発表するデータを見ると、
 噂でも憶測でもないことがわかります。

 厚生労働省の「医療施設調査(平成23年10月)」
 によると、歯科診療所の数は約6万8000。
 
 コンビニは現在、約4万7000店ですから
 歯医者は過当競争最前線の業種と言えます。

 
 熾烈な生き残り競争を繰り広げている業界ですが
 淡々とお客が増えている歯医者はあります。

 歯科医院戦国時代を生き抜いている歯医者は、
 いったい何をやっているのか、どこが違うのか。

 手に入れることができる情報には、
 ある傾向がありました。

 「感動」「まごころ」「サービス業的な対応」
 「患者さま」といった言葉によって修飾される、
 ソフト面の改革が繁盛をもたらすというものです。

 それ以外は、「最新設備」導入を訴え、
 保険適用外の「自由診療」をいかに増やすか…
 という視点に終始。

 さらに、「この価格でできます!」
 といった低価格を打ち出す歯医者が続々……。

 それらの要素が患者集客に貢献していることは
 事実なのでしょう。しかし、
 「患者さんが増え続けていますか?」と尋ねると……。


 これまで、ありがたい出会いに恵まれた僕です。
 昨年もまたありがたい出会いがありました。

 岐阜県大垣市の杉田歯科医院
 杉田基(もとい)先生に会うことができたからです。

 酒井英之先生のご紹介で森浩幸社長と出会い、
 森浩幸社長から紹介いただいた歯科医師です。

 子どもが5人いる森社長ですが、
 「うちは家族全員、杉田先生の歯医者だよ!
  杉田先生んとこは患者さんが増えているよ!」
 と教えてくださったのです。

 もし、歯医者が少ない地域であれば、
 繁盛するのは当然と言えるでしょう。
 大垣市はどんな状況か。
 その点を確認してからの取材です。


 どうやら、人口2000人に
 歯医者一件が適正と言われています。

 岐阜県大垣市は人口が16万人ですから
 歯科医院の適正数は80件。
 実際には85件ありますから、ほぼ適正。

 では、大垣市内の歯医者が
 競争することなく共存しているかといえば、
 決してそんなことはありません。
 お客が増える歯医者と
 お客が減る歯医者に分かれています。

 杉田歯科医院は、
 最新設備の導入競争に巻き込まれることなく、
 淡々とお客が増え続けています。
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売らない新聞社

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【今日も元気に お客が増える!】 286
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・15

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   仕事をしていると、ときどき、
   試練としか思えないことが起きます。
   悲しいものです。
   ときには、試練を超えた事態に見舞われます。
   試練なら乗り越えられそうですが、
   とても乗り越えられなさそうな状況に陥ります。
   きついものです。
   
  今日の内容
  *売らない新聞社(おたより本文)
  *村上さん、ステージへ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    売らない新聞社

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 みやざき中央新聞から届いた見本紙には
 ていねいなおたよりが同封されていました。

 おたよりの一部分には、次の文が書かれています。
 前号をお読みの方は、思い出していただけましたか。
 美しい字によるおたよりです。


  (前略)
  本日4回目のお届けとなりました。
  今号を持ちましてプレゼントでのお届けは
  終了となりますが、気に入っていただけましたら
  是非ご購読下さい。
  (後略)


 無料で4回も送ってくれたのです。
 しかも、4回のうち2回は手書きのおたよりも。

 (このまま黙っていたらどうなるのだろうか…)

 自分の性格が悪いことは自覚していますが
 このときも僕は自己嫌悪感に襲われました。

 お世話になっている志賀内泰弘さんが、
 「みやざき中央新聞って知ってますか?
  きっと村上さんは気に入ると思うよ」と
 見本紙送付の手配をしてくれた経緯もあります。

 黙っているのは失礼。
 購読を見送るにしても、なんらかの返事をすべき。
 紹介してくれた志賀内泰弘さんにも、
 美しい字で手紙を送ってくれたみやざき中央新聞にも。


 しかし僕は黙っていました。
 知りたかったからです。
 何も返答しないと、どうなるのか、ならないのかを。


 購読申込書は送らず、
 手紙や葉書も書かず、
 電話やメールもせず、
 だまっていました。

 1週間が過ぎ
 1ヶ月が過ぎ、
 1年が過ぎました。


 みやざき中央新聞は何も言いません。

 「ご購読はご検討いただけましたか」も
 「お返事がありませんが届いていますか」も
 「新商品が出ましたのでご案内です」も
 「どなたかをご紹介いただけませんか」も
 「ただいま読者拡大キャンペーン中です」も
 言ってきません。届きません。送ってきません。


 新聞や雑誌、電話やプロバイダーなど
 一度契約すれば、なんとなく継続する業種があります。

 僕のこれまでの経験では、
 継続性のある商品やサービスを提供している会社は、
 契約をしてもらうために“何としてでもがんばる”
 という傾向があるように感じます。

 僕が以前、お世話になった会社もそうでした。
 営業社員の一部は、“強力な営業”をしていました。

 みやざき中央新聞だって、購読者を増やしたいはず。
 見本紙を1ヶ月も読んでくれたお客は、
 みやざき中央新聞の良さを理解してくれたはず。
 そんな試読者にこそ購読契約をしてもらいたいはず。

 しかし、試読期間が終了したあとは、
 一切の勧誘、営業がありませんでした。
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再び、美しい字の人

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【今日も元気に お客が増える!】 286
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・03・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   北海道の冬は寒いことになっています。
   緯度が高いですから、冬は寒いのが当然。
   雪も降るものです。僕が生まれてから50年も
   冬となれば雪が降っているのですから、
   今年だけ降らないとなると、そっちが変。

   それにしても、です。
   今年は多いんです。雪が。
   「だいじょうぶですか?」
   「生きてますか(笑)
   などと、メールやら電話をいただきます。

   ありがとうございます。
   生きています。
   生きている証拠のメールレター発信です。
   いつもありがとうございます。
   
  今日の内容
  *再び、美しい字の人(おたより本文)
  *最優秀新人賞受賞(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    再び、美しい字の人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 4回送っていただける見本紙の2回目が届きました。
 『みやざき中央新聞』の試読紙、12月20日号です。

 『みやざき中央新聞』は第三種郵便の認可を受けています。
 新聞を細長く折り、宛先を書いた帯が巻かれています。

 その帯を新聞からはずしたとき、
 おや? と思いました。

 帯の裏面に何か書かれています。

 (なんだ……)

   ↑
 (何だろう? という意味です)

 帯の裏面には、こう書かれていました。


   師走のお忙しい中、
   このメッセージに気付かれたあなたには
   ツキがあります。
   来年は大々吉です。
   「あめがとう飴」抽選で30名様に進呈したします。
   みやざき中央新聞 おみくじ係


 粋です。
 考えています。
 こんなの初めて。

 (やるな……みやちゅうさん)

   ↑
 (みやざき中央新聞さんの略です)


 細かいところまで配慮されている新聞です。
 見本の2紙目も、活字好きの僕を満足させてくれました。

 3週目に3回目の見本紙が届き、
 そして4週目。この日を待っていました。

 メールレターの前号をお読みのあなたは
 おぼえているでしょうか。

 最初の見本紙が届いた際、同封してあった手紙に、
 美しい字でこう書かれたいたからです。

   『また、4回目をお届けの際、
    改めてご購読案内を同封致します』


 4回目の見本紙は、封筒で届きました。
 購読案内も一緒に送るからには、
 帯を巻いて配達、というわけにはいきません。

 問題は、手書きのおたよりが入っているかどうか。
 いや、問題ではありません(笑)
 「問題」ではなく「重要」とうことです。

 重要なことは、購読案内が同封されているかではなく(笑)
 僕をハッとさせた、あの美しい字の手紙があるかどうか。


 みやざき中央新聞さま、ごめんなさい。
 新聞より、おたよりを楽しみにしていました。
 社説より。手紙を心待ちにしておりました。



 開封。



 ありました。


 また、ハッとしました。
 やはり、ハッとしました。
 3週間ぶりにハッとしました。

 おたよりにはこう書かれていました。



(『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここから)

 お元気でお過ごしでしょうか。
 ご縁あってお贈りさせていただいています
 みやざき中央新聞ですが、本日4回目の
 お届けとなりました。

 今号を持ちましてプレゼントでのお届けは
 終了となりますが、気に入っていただけましたら
 是非ご購読下さい。

 お申込みは、裏面ファックスを送信下さるか、
 同封しましたハガキにご記入の上、ご投函下さい。

 お役に立てます様、元気の出る情報発信に
 努めていますので、よいお返事がいただけますと
 嬉しく思います。

 この様なご紹介の機会を下さいました事に
 感謝致しますと共に、ご健康とご多幸を
 お祈り致します。

 みやざき中央新聞 ・・・子


(『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここまで)
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美しい字の人

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【今日も元気に お客が増える!】 285
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・28

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   JOEさん、お元気ですか。たまには連絡ください。
   SHUさん、先日はご機嫌な音楽をありがとうございます。
   Mさん、こんどの食事会を楽しみにしてくださいね。
   Yさん、いつもいつも思い出しています。お元気ですか。
   MIEさん、ハガキを書きたいです。住所教えてください。
   Rさん、しばらくお目にかかっていません。お元気ですか。

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   【今日も元気に お客が増える!】をお読みのみなさま、
   いつもお読みいただきありがとうございます。

   最近読まないな…、メール多くてじゃまだな…と思ったら、
   どうぞ遠慮なく「送るのストップして」とメールください。
   どうぞ勇気を出して(笑)教えてくださいね。
   義理で受信するのはよくありませんからね。ほんとに。

   
  今日の内容
  *美しい字の人(おたより本文)
  *うわさの村上(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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    美しい字の人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「みやざき中央新聞って、これがもう~なんていうか
  人の心を打つというか、新聞一面トップ記事に
  社説があるという、非常に変わった新聞でして…」

 と『みやざき中央新聞』のことを教えてくれたのは
 志賀内泰弘(しがないやすひろ)さんでした。

 何年も何年も前のことです。
 僕が雑誌の編集長をしていた頃の話。

 名コラムニストである志賀内さんに
 当時、月刊誌の連載をお願いしていました。

 志賀内さんは、僕の知らないことを何でも知っていて
 『みやざき中央新聞』のことも教えてくれたのです。

 それから少し時間が経ち、2010年(平成22年)再び、
 志賀内さんのメルマガに『みやざき中央新聞』の名前を拝見。

 『ちょっといい話』として書かれたものですが、
 なにが“ちょっと”でしょうか。ものすごくいい話。

 遅ればせながら、そのとき初めて『みやざき中央新聞』の
 本当のすごさを知ったような気がします。

 僕は、志賀内さんにお願いしました。そのメルマガを
 「僕のメールレターに載せさせてください」と。

 2010年12月3日、「社説を読む」と題して
 僕のメールレターに転載いたしました。

 このメールレターをプリントしたり、
 封筒に印刷したりして、700人くらいに配りました。

 僕のメールレターに最近、読者登録をした方は
 ご存じありませんね。読みたい方は、こちらです。↓

http://www.okyakugafueru.com/mailletter/backnumber_files/24b482ac07df4f72d7b41cb0ed92708c-169.html


 ここからが今日の本題ですが、
 志賀内さんのメルマガを転載したことを機に、
 僕は『みやざき中央新聞』を試読することになります。

 志賀内さんが「1ヵ月なら無料だから、試しに読んでみては」
 と試読を勧めてくれたからです。


 『みやざき中央新聞』から送られてきた1回目の試読紙に
 次のような手紙が添えられていました。



 (『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここから)


 村上 透様

 今年も残すところ1ヶ月となり、
 日ごとに慌ただしさが増して行きますね。

 はじめまして、みやざき中央新聞です。
 実はこのたび志賀内泰弘様よりご紹介をいただきましたので
 当紙を見本紙という形でお届け致しました。

 私たちは、いろいろな分野の講演会を取材した中から、
 為になることや、心温まるお話を
 ダイジェスト版で全国へ発信しています。

 毎週月曜日、月4回の発行ですので、
 ひとまず1ヶ月程、ご試読いただけますと幸いです。

 また、4回目をお届けの際、
 改めてご購読案内を同封致します。
 ご覧になり、気に入っていただけましたら
 後よりどうぞお申し込み下さい。

 それでは寒さに向かいます頃、
 くれぐれもご自愛下さい。

 編集部 ・・・・(お名前)


 (『みやざき中央新聞』から届いた手紙/ここまで)



 この手紙を読み、僕は衝撃を受けました。

 字です。

 青いペンで書かれた手紙ですが、
 とっても美しい字なのです。

 文面しか紹介できないのがものすごく残念。
 それはそれは……ハッとさせる字なのです。

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かき氷を売らないかき氷屋

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・26

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  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   「売らない」
   「売り込まない」
   「安売りしない」

   『非売三原則』です。村上オリジナルです。
   たまに聞かれます。「誰の言葉ですか?」と。
   「僕の言葉です」と答えると驚かれます。
   「すごいですね」と。すごくありません。

   教えてくれた人がいるからです。
   僕が取材させてくれた多くの経営者です。
   お客が増えている会社の経営者は、
   売っていません。
   売り込んでいません。
   安売りしていません。

   すごいのは、お客が増えている会社の経営者。
   僕ではありません。と、謙遜する村上です。
   (笑うところです)。

   
  今日の内容
  *かき氷を売らないかき氷屋(おたより本文)
  *秘訣……………なし。(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
    かき氷を売らないかき氷屋

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 1坪のかき氷屋で月間売上900万円。

 そんな売上可能なの?
 と思う人が多いと思います。
 あなたもその一人ではないでしょうか。

 僕も、その一人でした。
 でも、いまは納得。それどころか、
 今後はさらに売上が伸びると確信しているほど。

 前号のメールレターで「1坪で月間900万円」と
 紹介したところ、「ウソではないんでしょうが…」と
 コメントをくださった読者がいました。

 ほんとうなんです。
 その店が沖縄にあります。


 沖縄の恩納村(おんなそん)にある、「なかゆくい市場」。
 地元のサイトでは“大型直売所”と表現されています。

 島でつくられた野菜やくだもの、お土産の店、
 地元で昔からつくり、食べてきたお菓子の店、
 地元食材をつかった定食や沖縄そばの店などがあります。

 その商業施設のなかに、僕が注目している店が2軒。
 何度訪ねても美人スタッフばかりの店『包(パオ)』と
 何回訪ねてもかわいいスタッフばかりの『琉冰(リュウピン)』


 『包(パオ)』では必ず「ポーポー」を食べます。
 沖縄に住む年配の方が「なつかしい!」という食べ物です。

 素朴でやさしくておいしいポーポー。でも、味以上に
 スタッフの対応がとても優れているところを評価します。


 そして注目の2軒目『琉冰(リュウピン)』が、
 8月の売上900万円のかき氷屋です。

 琉球の琉に「冰」と書いてリュウピン。
 「冰(ひ)」は「氷(こおり)」という意味です。


 同店の一番人気はトロピカルフルーツのアイスマウンテン。
 訳しましょう。カタカナばかりですから。

 マンゴー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、
 パイナップルなど南国のフルーツがたっぷりトッピングされた
 氷の山のようなかき氷。それが、
 トロピカルフルーツのアイスマウンテンです。


 価格は980円。


 (高い!)


 そう思いませんか?
 僕は高いと感じました。価格を聞いたときは。

 しかし、現物を目の前にして納得。
 氷の山がまったく見えないほどフルーツがたっぷり。
 これだけの量なら980円は高くないと。

 そして、ほかのお客を見ているうちに考えを変えました。
 一つのアイスマウンテンを2人、3人で分け合って
 食べている姿を見て、みんなで980円は安いと。

 『琉冰(リュウピン)』には1200円の商品もあります。
 マンゴーがたっぷり、たっぷり、たっぷりと載った
 マンゴーフルーツのアイスマウンテンです。

 かき氷が1200円です。高いです。
 商品名と価格だけを見ると高い。

 でも、1200円を分け合って食べると、とたんに安くなる。


 カップルで食べています。
 女性同士でも仲良く食べています。

 一つのアイスマウンテンに、
 スプーンを5つまで用意してくれます。

 友だち3人で食べています。
 パパとママ、子ども2人の計4人で食べています。

 みんな笑顔。
 むずかしい顔をしている人は一人もいません。
 (僕くらいです。驚いた顔をしていると思われます)
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1坪のかき氷屋

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 【今日も元気に お客が増える!】 283
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   「村上透ものがたりが前号のままです」
   「村上透ものがたりのタイトルは変わってましたが
    本文のところは変わっていません」
    そんなメールを何通ももらいました。ありがとうございます。

   そうなんです。ミスってしまいました。
   タイトルは変えましたが、本文は差し替えずに
   送信してしまいました。すみません。ごめんなさい。


   15日は金沢でセミナー。小嶋隆史先生のおかげです。
   一昨日は神戸でセミナー。山田一美先生のおかげです。
   昨日は文京区湯島でセミナー。日吉俊行社長のおかげです。
   日吉社長は中川清徳先生にご紹介いただきました。
   今日は千代田区三崎町でセミナー。小串広己社長のおかげです。
   明日は港区新橋でセミナー。西村謙二先生のおかげです。
   小嶋先生、山田先生、日吉社長、中川先生、小串社長、西村先生、
   ほんとうにありがとうございます。

   3月、浜松で商売繁盛セミナーがあります。
   柳原一貴社長、酒井英之先生のおかげです。ありがとうございます。
   4月、郡山で事例紹介セミナーがあります。
   菊地富二夫先生、大泉敦史先生のおかげです。ありがとうございます。

   
  今日の内容
  *1坪のかき氷屋(おたより本文)
  *「俺の言ったとおりだろ」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
     1坪のかき氷屋

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 大好きなかき氷屋があります。
 店の面積はわずか1坪。畳2枚分です。

 屋台を思い浮かべてください。
 1坪くらいの屋台です。
 店として狭いことは間違いありません。

 氷やシロップ、トッピングするフルーツなど
 材料を保管する冷蔵庫は必要ですね。

 氷を削る機械も不可欠だし、食器類も
 ある程度の数を収納しておきたい。

 食器を洗うシンク、かき氷をつくる調理スペースも
 必要です。人だって最低1人は店内に入りたい。

 でも、工夫すれば1坪でも経営できます。
 実際、やっている店があるわけですから。


 あなたはいま、なんとなく思い浮かべていますね。
 1坪くらいのかき氷の店を。ありがとうございます。


 このお店、1ヵ月でどれくらいの売上だと思いますか。

 (そんなこと急に聞かれたってわからない)

 そうですよね。考えたこともない。みんなそうです。
 でもまあ、軽い気持ちで考えてみてください。

 答えがあたったからといって賞品はないし、
 はずれたからといって罰ゲームがあるわけでもない。

 売上高は、
 客数 × 客単価 × リピート率

 (そんなことわかっている。ほかの条件がわからない)

 そうですよね。考えるうえでの条件が少なすぎる。
 場所、立地条件も大事だし、季節によっても数字は変わる。
 かき氷ですからね。冬期間は売上が少ないに違いない。

 沖縄本島。恩納村(おんなそん)。いわゆる“道の駅”。
 国道沿いのサービスエリアのようなところです。

 土産物屋、飲食店、地元の野菜や果物を売る店などが並び
 日中、営業している店で季節は8月。

 沖縄でかつ、8月ですから暑い。かき氷は売れる。

 さあ、これくらいの条件で考えてください。

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坂入社長のお客になりたい

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   ここ3ヵ月間で計8回、
   「お客が増えるハガキの書き方」セミナーをしました。
   参加者はすぐハガキを書き始めます。しかし、
   ハガキを書けば即、お客が増えるわけではありません。
   ハガキを書けば即、売上が上がるわけでもありません。
   それなのに参加者は書き始めたハガキをやめません。

   お客にハガキを出すと、お客が喜んでくれるからです。
   「ハガキありがとうございます!」
   そんなハガキをもらったり、声をかけてくれる。
   それがうれしくて、またハガキを書く。
   書いていると、“ごぶさた客”から注文が入る。
   (やっぱりそうなんだな…)と思います。

   そんな実例を聞いてみたいと思いませんか。
   聞きにいらっしゃってください。
   時間のかぎり、話します。伝えます。紹介します。
   いい事例ばかりです。とびきりの事例です。
   僕じゃありません(笑)話してくれるのは
   ホワイトベースの小串(おぐし)社長です。
   これがまたおもしろい。
   僕も楽しみにしているのです。

   
  今日の内容
  *坂入社長のお客になりたい(おたより本文)
  *「俺の言ったとおりだろ」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
     坂入社長のお客になりたい

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 坂入誠社長は、お客が増える★プロダクションのお客さまです。
 茨城県の大六天(だいろくてん)というところで
 ダスキンの会社を経営しています。さかいりまこと社長です。

 先月(2013年1月)、坂入社長から封書が届きました。
 「今月のお便り(お客様に配布しているもの)を
  お送りします。どうぞご一読下さい」と一筆添えられ、
 お客様向けの『お便り』が届きました。


 拝読。


 悲しいわけではないのに涙が出ました。
 もう一度、読みました。思いました。

 (僕が茨城県に住んでいたら、ダスキン大六天支店の
  お客になりたいな。坂入社長のところで働くスタッフの
  お客になりたいな。こんな会社のお客になりたいな)

 前々から考えていました。
 「この会社のお客になりたいシリーズ」の開始を。

 たくさんあるんです。この会社のお客になりたい、
 このお店のお客になりたいという会社、店が。

 新潟県のタクシー会社、日の丸観光タクシーの
 お客になりたい(いつも乗りたい)。
 福井県の不動産会社、福井プランのお客になりたい。
 東京都のそば屋、さんじ庵のお客になりたい。
 熊本県のエアコンメンテナンス会社、
 ケイズフィールディングのお客になりたい。
 沖縄県のノニ、ウコン製造販売会社、
 仲善(なかぜん)のお客になりたい。

 ダスキン大六天支店にも同じ気持ちを抱きました。

 お世話になるなら、こういうスタッフがいる会社。
 どこを選ぶかと言われたら、この社長がいる会社。
 そう思わせてくれた『お便り』を全文、紹介します。

 坂入誠社長、ご承諾ありがとうございます。



 (坂入社長が書いた『今月のお便り』ここから)

 毎日厳しい寒さが続きます。いかがお過ごしですか。
 どうぞ健康にご留意下さい。

 昨年の12月で、還暦60歳になりました。
 赤いチャンチャンコを着ますか?と言われると
 カンベンして下さいと言いたくなります。
 それにしてもあっという間の60年でした。
 でもやっぱりいろいろありました。若山牧水の
 「幾山河超えさり行かば寂しさの
  はてなむ国ぞけふも旅ゆく」
 この歌がずっと大好きでした。

 今月はわが社のスタッフの皆さんに
 感謝したい事を書いてみます。

・Aさんは今月の大雪の降った朝、仕事の責任感で、
 普通なら朝の7時に家を出ればよかったのに
 朝の5時に家を出かけてくれたのですね。
 その時私はうかつにも寝ていました。(スミマセン)
 Aさんが雪道を車で走っている姿を思い、
 涙が出てきました。ありがとうございます。
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迷った時の決め方

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 【今日も元気に お客が増える!】 281
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・13

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   「値上げしませんか。しましょう。値上げを」
   と申しあげています。
   事例教材『お客が増える!』で勉強している経営者に
   価格改訂を勧めています。

   「人に勧めてばかりで、自分はどうなんだ」
   と言われないように、言われてもいいように
   僕も、一部値上げしました。
   僕のお客だけは、値上げという価格競争のステージへ。

   まだ一部の方々ですが、おっしゃっています。
   「価格をアップしてよかった」ということを。
   僕もそう思います。あなたはどう思うでしょうか。



   
    
  今日の内容
  *迷った時の決め方(おたより本文)
  *契約できた理由(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
   
       迷った時の決め方

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「迷ったら直感に従うのがよい」
 そう書かれているものを読んだことがあります。

 「迷ったらやめておくほうがいい」
 そんなことが書かれたものを読んだ記憶もあります。

 「直感に従ったほうがいい」
 そういう人が多いような気がします。

 「最初に浮かんだ案は捨てたほうがいい」
 そんなようなことを最近、本で読みました。

 人それぞれです。おそらく、人はみな
 経験に照らし合わせて行動します。

 (僕の直感はけっこう当たるから、ここは通そう)
 (私、いっつも思いつきで失敗しているから……)

 あなたはどうですか。
 どうしようかなぁ……というとき、
 どんな結果にもっていくことが多いですか。

 ちらっとでも「いい!」と思ったチャンスは逃さない。
 少しでもマイナス要因がある時は冒険しない。

 どちらのタイプでしょうか。


 僕は、期限を決めます。期限内は考えます。
 「何月何日何時までは考える」
 期限までは迷いに迷う。
 期限が到達したら、すっぱり決める。
 「よし! 買おう!」「決めた! 申し込もう!」と。

 今日も、いよいよ決める時を迎えました。
 今日はあなたが決める日です。

 2月17日の日曜日、神戸のセミナーに参加するかどうか。
 2月19日の火曜日、水道橋でのセミナーに参加するかどうか。
 2月20日の水曜日、新橋でのセミナーに参加するかどうか。


 じつは昨日、「どうしようかなと思っているんです」と
 迷っている方に会いました。参加するかどうかを。
 もちろん申しあげました。
 「迷った時は踏み切ったほうがいいのでは。
  あとで悔やみたくないですよね」と。


 17日の神戸も、19日の水道橋も、20日の新橋も、
 3社の事例を紹介することに決めました。昨日。

 開催数日前だというのに、決めていなかったんです。
 どんな事例を紹介するか。困った講師でしょう。
 いままででいちばんいいセミナーにするため、
 どうしようかと悩んでいたのです。

 ようやく、今朝、主催者のみなさんにレジュメを送りました。
 

 ★イノシシ退治にならって新規開拓を開始。
  訪問しても売り込まないから新規客が増大した
  地域戦略事例を紹介します。
  神戸も東京も、これは話します。

 ★車で30分圏内に大型量販店が3店もあるのに、
  お客を増やし続けている街の電器屋さん。
 「売上より客数!」と気づいた若き経営者の事例。
  いまのところ、神戸で話します。

 ★苦境が続く来店型小売店、飲食店業界にあって
 「何をやっているのかさっぱりわからない」のに
  来店客が増え続けている不思議な事例も紹介します。
  もちろん不思議な現象ではなく理由があるのですが。
  東京で紹介します。新橋で。 
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8000人の修了生 (バックナンバーより)

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 280
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・03

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   「エミリーさんはケーキ屋さんですが
    当社はケーキ屋ではありません。別業種ですが   
    当社の経営を考える上で非常に参考になりました」
   と、ケーキとまったく異なる業界の社長から
   “エミリーは参考になります”とのメール拝受。

   そうなんです。ふらんす菓子屋エミリーは、
   「何を、どこで、だれに、どうやって」の好例。
   ある一定のお客を常連客ととらえ、一年に何度も
   来店してもらえる仕組みをつくっています。

   ケーキ屋さん以外の方こそ、
   自社の経営にあてはめやすい。そんな事例です。
   自社のこと、自社業界のことって、
   誰よりもわかっている気がするけど、
   じつはよくわからない、見えていない。
   そんな気がします。人のことはわかるが、
   自分のことは意外とわからない。いかがでしょうか。

   ふらんす菓子屋エミリー、小野善秀さんのことを
   書いたメールレター、3本シリーズの3本目です。

 
  今日の内容
  *8000人の修了生 (バックナンバーより)(おたより本文)
  *契約した夜(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  8000人の修了生 (バックナンバーより)

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 野球選手になりたい。
 パイロットになりたい。
 わたしは看護婦さんになる!
 美容師さんになりたい。

 おぼろげながら、僕が小さいころ
 耳にしたことがある「将来なりたい職業」です。

 あなたは、小さいころ何になりたかったですか。

 小さいころにあこがれた仕事は?
 と尋ねると、思い出し笑いをしながら
 即答してくれる人が多いように思います。


 最近の子どもがあこがれる職業のひとつに
 「パティシエ」があります。

 フランス語で洋菓子職人。
 女の子のほうが多いけど、男の子も案外います。

 料理もお菓子も、その世界で一流と紹介されるのは
 男性が多いからでしょうか。
 「ぼくは将来、パティシエになりたいんです」と
 しっかり述べる小学生がいます。

 そんな子どもの夢実現に
 大きな可能性を与えてくれる人がいます。

 ふらんす菓子屋エミリーの小野善秀さんです。
 そう、前号で「絞るから増える」と紹介した小野さん。

 「エミリーのホームページをみた!」
 というあなたは、すでにご存じですね。

 エミリーでは、子どもケーキ教室を開いています。
 名づけて『エミリーケーキキッズ』。


 (ケーキ教室か…ありそうな話だな…)
 と思います?

 僕はちらっと思ったんです。
 ところが意外とないんです。子ども向けは。

 大人向けはありますよ。料理だけではなく
 洋菓子やらパンやら、それはたくさん。

 でも、子どもケーキ教室は少ない。
 年に1回か2回、イベントとして開催したり、
 夏休みか冬休みにおこなわれるていど。

 まあ、教えるのはたいへんでしょうし、
 収益があがりそうにも思えない。
 簡単なことではないと想像できます。


 しかし小野さんが取り組んだ原点は違います。
 小野さんの奥さんが無欲の心で言い出しました。

 「ケーキづくりをとおして、子どもたちの
  豊かな感性を育てよう!」

 2002年(平成14年)7月、チラシに載せました。
 「子どもケーキ教室をひらきます」

 じつは、あまりにも店がひまだったから、
 という理由もあります。

 小野さんが経営の勉強を本格的にはじめる前、
 戦略というものを考えはじめる以前のこと。
 十分な時間があったのです。


 これが大人気。

 (ケーキ屋をやりたい子どもって、こんなにいるの!)
 (パテシィエになりたいという小学生がこれほどいるとは!)

 エミリーの従業員もみんなびっくり。

 「つぎはいつですか?」
 「次回の予約をしたいんですが…」

 そんな声に押されて続けてきました。
 近年は年間50回から60回も開催。
 それでも人気は衰えません。
 3回も4回も繰り返し参加する子どもがいるからです。
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絞るから増える (バックナンバーより)

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 279
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・02

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   昨日(2013年2月1日)、メールレター冒頭で
   次のように申しあげました。
   「2月1日、4日、5日と3回にわたりバックナンバーを
    もう一度、あなたに送ります。ふらんす菓子屋エミリーです」

   しかし今日2月2日、予定を早めて送信することにします。
   「なぜ続きが4日なのですか。当方は土曜日曜も営業していますので
    メルマガは明日でも読むことができます。発行お願いします」
   というメールをいただいたからです。

   これまでは平日に発信してきました。
   土日は読む人が少ないだろうと思っていたからです。
   でも、そうとはかぎりませんよね。
   土日も仕事をする人が多い。そんな世の中です。
   だから土日を気にせず、発信することに。

   毎日メルマガを発信している方が大勢いるのですから、
   平日だ土日だと気にすること自体、ナンセンスですよね。

 
  今日の内容
  *絞るから増える (バックナンバーより)(おたより本文)
  *黙って見ていた契約(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  絞るから増える (バックナンバーより)

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 『エミリー』というかわいい名前のケーキ屋では、
 どんな商品を売っていると思う?

 そんな質問を数人にしました。

 ケーキ屋であることを教えたあとですから、
 当然、洋菓子のいくつかが答えとなって返ってきます。

 ショートケーキ、シュークリーム、タルト、
 ロールケーキ、クッキー、デコレーションケーキ…。

 そうですよね。愚問でした。

 ポテトチップスとかポッキーと答える人はいないだろうな。
 そう思っていました。

 やはりいませんでした。


 ところが、愛知県尾張旭(おわりあさひ)市のケーキ屋さん、
 ふらんす菓子屋エミリーでは以前、
 ポテトチップスやポッキーも売っていたのです。

 売りたくはなかったんですよ。ポッキーは。

 創業者はケーキづくりの名人。
 2代目の小野社長もフランス焼き菓子の修業を終えて、
 腕をふるいたくてしかたなかったんですから。

 しかし売上を上げるためにはやむを得なかった。
 長いことそう思っていたそうです。


 念のために申し上げますが、
 創業者であるお父さんがつくるケーキは売れていました。

 しかし売上を伸ばそうと思うと、商品を増やすしかありません。
 ショートケーキを買ったついでに
 ポッキーも買ってもらえたら…。
 そう考えていたんですね。


 そこそこ売れているんなら、ま、いいか…
 と軽く考えればよかったのですが、
 エミリー2代目の小野さんは違いました。

 (売上を上げようと考えるからいけないんじゃないか…)

 どこにでもあるお菓子を扱っていては差別化にならない。
 スーパーで売っているものと同じものを売っても、
 しょせん勝負にならない。

 そう考えました。

 ケーキはひとつ250円から300円。
 低単価の商売は商品を数多く売っても限界がある。
 商品の売上を上げることよりお客さまの数を増やすべき。

 そうも考えました。


 小野さんを取材して、まず、この言葉にしびれました。

 「低単価の商売は客数で決まる」


 結果的には同じゴールかもしれません。

 少数のお客に、ケーキのほかにあれもこれも買ってもらう。
 単価は低くてもいいからより多数のお客に買ってもらう。

 小野さんはお客の数を増やすほうを選びました。

 重点商品はシュークリーム。
 ひとつ157円。

 腕によりをかけた、それはおいしいシュークリームです。

 「2時間以内にお召し上がりください」

 賞味期限がとびきり短い。
 だから大量に買うことができません。

 客数が勝負。


 これが売れました。
 付近の住民に口コミで広まりました。
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抱き続けた向上心 (バックナンバーより)

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 278
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・02・01

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   メールレター『今日も元気にお客が増える!』を
   いつも読んでくださり、心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
   今日のメールレターは、「ふらんす菓子屋エミリー」の店主
   小野善秀(おのよしひで)さんについて書いたものです。

   2010年3月11日から、このメールレターで小野さんについて
   3回にわたり書きました。それをもう一度、載せます。
   3年前からの読者のあなたにはごめんなさい。
   過去のメールレターをさかのぼって読んでいるあなたにもごめんなさい。
   よろしければもう一度、お読みください。

   今日(2013年2月1日)朝6時、小串広己社長のメルマガで
   「エミリーさん」が紹介されました。
   人気メルマガ『経営脳科学研究室』の777号においてです。
   すると、さすが人気メルマガ、問い合わせがあるんです。
   「エミリーさんについて教えてください」という主旨の。

   最適の方法は「お客が増える!No.15」を購入されることです(笑)
   ふらんす菓子屋エミリーを取材した事例ですから一番くわしい。
   でも、「非売三原則」を提唱している僕としては
   「買ってください」とは言えません(言ってるに等しい…)。

   そこで2月1日、4日、5日と3回にわたりバックナンバーを
   もう一度、あなたに送ります。ふらんす菓子屋エミリーです。

 
  今日の内容
  *抱き続けた向上心 (バックナンバーより)(おたより本文)
  *全国で一番遅い契約(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  抱き続けた向上心 (バックナンバーより)

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは、本業ができない苦しみを
 味わったことがありますか。

 好きな仕事、やりたい仕事があるのにお客がいない。
 だからやむを得ず食べるために違う仕事をするむなしさ。

 そんな思いをしたことがありますか。

 修業して経験を積み、腕をあげたのに
 その技術を発揮できないせつなさ。

 この仕事でお客に喜んでもらいたい!
 そんな天職があるのに認められず、
 生活のためにまったく違う仕事をするつらさ。


 僕はそういった経験がありません。

 サラリーマンのときは似たような思いをしました。
 僕がやりたいのはこんな仕事じゃない。
 そう思うことがありました。

 しかし今になってみれば、それは単なるわがまま。
 自分で事業をおこしたわけでもないのに、
 勝手なことを考えていたものです。
 与えられた仕事に不満を抱いていただけのことです。

 少なくとも、ふらんす菓子屋エミリーの2代目店主、
 小野善秀(おの よしひで)さんのように
 修業をしたわけではありません。
 本業に打ち込むために最善を尽くしたわけでもありません。


 愛知県尾張旭市(おわりあさひし)にあるケーキ屋さん、
 エミリーの小野社長は東京の超一流店で修業をしました。

 腕をあげて実家に戻ったのは29歳のときです。

 30年以上もケーキ屋を営んできた父親を手伝い、
 自分が身につけた技術で商品の幅を広げたい。

 そう思った小野社長ですが、お客が増えない。

 数年間、していたことといえばタバコの配達。
 そしてタバコの自動販売機に補充することでした。

 店の一角でタバコを販売していたことから
 やむを得ずタバコ販売係を買って出たのです。

 パティシエがタバコの補充。

 白くて背の高い帽子、シェフハットを脱いで
 タバコの配達。

 歯がゆい思いはしばらく続きましたが、
 熱意と願望、向上心は失いませんでした。

 次から次へとビジネス書を読み、
 セミナーに参加し、いいと思ったことは即行動。

 思ったほどの成果を上げられず、休みの日には
 奥さんと一緒にケーキ屋めぐり。

 こんな店にしたいね、
 この店のようにお客でいっぱいにしたいね。

 そんな夢も失いませんでした。

 そして5年。

 一本のカセットテープが運命を変えました。
続きを読む...

割烹着社労士のかくし味

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 277
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・01・30

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   セミナーについてのお問合せをいただき、
   心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
   「神戸で開催する2人クラブセミナーでは
   どんな事例を話していただけるのですか?」
   というお問合せをいただきました。

   「以前、聞いた事例と同じですか?
    聞いたことがない事例ですか?」
   という主旨の質問です。
   なるべく「聞いたことがない事例」を紹介します。
   が、なかには「それ、前回のセミナーで聞いた」
   という事例があるかもしれません。
   繰り返し聞く。それも勉強方法のひとつです。

   ひとつの事例から得られるものは
   ひとつではありません。みなさんそう言います。
   「これ、聞いたことがある」という事例でも
   どうか二度、三度、聞いてください。
   「ふらんす菓子屋エミリーの事例をセミナーで
    5回聞いたけど、何回聞いても勉強になる」
   と言ってくださる方もいます。ぜひあなたも。

 
  今日の内容
  *割烹着社労士のかくし味(おたより本文)
  *Kさんの両親の返事(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  割烹着社労士のかくし味

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 いま、もっともおもしろいメルマガはどれですか?
 と尋ねられたら、僕はこう答えます。

 はい、『今日も元気にお客が増える!』ですね。

 お客が増える★プロダクションが発行する、
 このメールレターです。いまお読みの。

 そりゃそうです。
 自分が書いたものはいいに決まっています。

 「僕のメルマガはイマイチなんですよねぇ…」
 なんて言わざるを得ないものは発行しちゃいけません。

 しょせん自己満足。自画自賛。我田引水です(笑)
 偏見であり先入観によるものです。ただし、
 自己欺瞞にさえ陥らなければいい。そう思っています。

 では2番目にいいと思うメルマガはどなたのか。
 そう聞かれたことはありませんが、
 もし聞かれたら返答に困る質問のひとつです。

 2番目にいいと思うメルマガはたくさんあります。
 ずるい言い方ですが、2等同席が何人もいます。

 『経営脳科学研究室』はいい。僕の名前を出してくれる(笑)。
 『「あの人はすごい!」と言われるピカイチ情報』もいい。
 『ちょっと得する住まいの雑学』も勉強になる。
 800号を超えた『ギブ&ギブメルマガ』は永遠にいい。
 『今日のいなだ語録』だって毎日、拝読。勉強、日課。
 『企画生ノート』にも毎号、ふむふむと興奮している。

 これらは毎日発行、あるいは一日おきと、
 僕には到底まねのできない継続性があるメルマガです。

 でも、月2回ペースで発行し続ける方も賞賛します。
 数ヵ月も休刊した僕には、神様に近い存在です。
 しかも毎号、味わい深いメルマガがいくつもあります。

 そのひとつが、
 『割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味』です。

 先日、この場で「銀行同行税理士」を紹介しましたが、
 今回は「割烹着社労士」です。割烹着ですよ。いいでしょ。

 割烹着ですからね。おふくろ的なわけです。
 おふくろさんが割烹着をまとい、おたまを持ち、
 煮物なのか汁物なのか、かくし味がきいた料理を
 つくっている…。うまい一品を。日々、黙々と。

 毎号(いいなぁ…)としみじみ思っていますが、
 今回もまた経営者の共感を得ると思います。

 『割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味』を
 ご存じない方、よければご一読を。
 2013年1月23日発行 第218号です。


(川越先生のメルマガ転載 ここから)

いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、先日、元横綱の大鵬が亡くなりました。
もちろん、私も巨人・大鵬・卵焼きが大好きだったので
寂しい限りです。
考えてみれば、あの頃がよかったのかも…。

あの頃と言えば、先日法事で会った叔父が
若いころの話をしてくれました。
勤めていたのですが、丁稚奉公のような生活だったとかで、
給与ももらえたりもらえなかったりで、
コンプライアンスとはほど遠いものだったようです。

でも、その経営者は緩急の使い分けがうまかったようで
「オヤジが言うからしょうがない」と、
何となく温かな雰囲気だったそうです。

今とは時代背景が違いますが、このあたりに
人使いの勘どころがあるのではないかと思います。

第218号は、創業時の劣悪な雇用環境の中に
人使いの勘どころを見いだした、ある社長のお話です。
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「感謝する」生き方

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 276
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・01・28

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   自分で握る寿司屋。
   ダンプカー専用のドライブスルー。
   読みたい本を販売する図書館。
   新規客は10%高い価格の美容室。
   呉服を置かない呉服屋。

   なんか変。そんな店、流行らないよ。
   そう言われること必至なモデルを
   あれこれ考えるのが好きです。
   いかに狭い客層をねらうか。
   いかに大手が参入しない障壁をつくるか。

   発想とか構想、連想なんてものではありません。
   妄想。空想。幻想。夢想。瞑想。追想…。
   そんなことを考えていないで、
   書くべき原稿を早く書かなければなりません。
   でないと、お客に愛想をつかされてしまいます。とほほ。

 
  今日の内容
  *「感謝する」生き方(おたより本文)
  *「困る」と言われて困った夜(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  「感謝する」生き方

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「人に喜ばれる仕事をしたい」
 「人に感謝される生き方をしたい」
 「人にありがとうと言われる人間になりたい」


 こんな表現、見たことがありませんか。
 聞いたことありませんか。


 「お客様に愛される会社を目指します」
 「地域住民に支持される店づくりをします」
 「あなたが担当でよかったと言われたい」


 そうですよね。人は、人に求めます。
 評価されたい、承認されたい。


   好かれたい。
   気に入られたい。
   喜ばれたい。
   感謝されたい。
   ありがとうと言われたい。
   愛されたい。
   支持されたい。
   よかったと言われたい。


 仕事は喜ばれなければなりません。
 経営をしている以上、評価され、
 他社より支持されなければなりません。
 お客と接しているからには、
 お客に愛され、感謝されなければなりません。

 僕自身、サラリーマンのとき、そう思っていました。
 独立してからは、なおさらそう思うようになりました。


 ところが昨年、(ははぁ…なるほど…たしかに…)と
 考え方を改めるきっかけを得ました。

 “なにわの孫さん”こと、大阪の税理士、
 寺島義雄さんを取材をしたからです。

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細分化して新規開拓

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 275
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・01・22

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   2012年3月5日のメールレターは、
   『8万頭のイノシシ』を書きました。
   一週間後、3月12日のメールレターは、
   『区切って区切って8万頭』を書きました。
   そして3月16日は『決心する場所』です。

   この3本、すべて猪と鹿退治の話です。
   およそ300年前、長崎県対馬市であった実話です。
   退治するための決意、考え方、やり方が注目されています。

   今年前半、猪と鹿退治にやり方を学んだ新規開拓について
   セミナーで話をします。
   参加者のなかには僕よりくわしい方がいるだろうと
   今からとても楽しみにしています。

   念のため…。
   1月1日、メールレターを発行しています。元旦です。
   あれ、読んでない…と気になる方、どうぞ。
   新年のお礼あいさつを申しあげています。

   
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/files/66b6238fbf9dc64194eda3f57262880c-274.html

 
  今日の内容
  *細分化して新規開拓(おたより本文)
  *Kさんの両親宅へ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  細分化して新規開拓

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「広いエリアも小さく区分すれば営業しやすい。
  エリアを狭めれば口コミが広がりやすく成果が出やすい」

 生麸(なまふ)、生湯葉(なまゆば)、ごま豆腐など、
 伝統食材を製造、販売している神戸の「ふ芳(ふよし)」。

 ふ芳の桑島尚昭社長は、三ノ宮という広いエリアを
 小さく区分して新規開拓活動に取り組みました。

 「神戸の三ノ宮駅近辺は大きな繁華街です。にぎわっています。
  ほとんどが飲食店。何千軒とあります。見込客はかなりの
  数にのぼると思いました。ここを開拓して取引先を増やそうと」

 飲食店業界は強烈な低価格競争を繰り広げています。
 庶民的な店であれ高級店であれ、値下げ競争が続いています。

 価格を下げる以上、仕入原価も下げたい飲食店。
 食材を供給する会社は相見積りをとられ、
 10円でも安く提供する会社が選ばれます。

 「ふ芳」も値下げを要求されましたが、
 桑島社長は低価格化競争に参加しませんでした。

 価格で選ばれる店になるのではなく、
 「ふ芳だから取引したい」と思ってもらえる
 お客とお付き合いしたい。そう考えたからです。

 価格を最優先するお客は離れていきます。
 お客の数を維持するには新規開拓しかありません。
 そこで三ノ宮を開拓し始めたというわけです。


 しかし、三ノ宮全体を一気に営業するのは困難。
 時間とお金と労力がかかりすぎます。

 まず、三ノ宮の詳しい地図を貼り合わせ、
 (う~む、こんなに広いのか…)と全体を把握します。

 地図を見ているとわかります。
 飲食店はかなりの数にのぼります。
 ビルがたくさんあるからです。

 三ノ宮を二等分するように線を引いてもまだ広い。
 さらに分割、まだまだ分割、もっと小さく……と
 狭めていき、最終的に「・・・1丁目」という
 小さなブロックを赤いペンで囲みました。

 三ノ宮全体と比較すると、ほんの小さな一角です。
 ここが「ふ芳」の新規開拓スタートのエリア。


 桑島社長は「・・・1丁目」を歩きました。
 (何屋さんだろう)(どんな店だろう)と、
 ビルの中も一件一件歩いて調べます。

 店舗数はおよそ1300件を数えました。
 「・・・1丁目」だけでも1300件です。


 1300件すべてが見込客ではありません。
 生麸や生湯葉を材料として料理を提供できる店が
 開拓すべき見込客です。

 エリアの範囲内であっても、開拓すべき見込客を
 絞るための調査が必要です。

 和食の店とは限りません。洋食の店でも、
 生麸を利用した創作料理を提供する店があります。

 桑島社長は数えていきました。
 (このお店は見込客だな…)
 (ここは営業しないほうがいいかな…)

 判定するための条件は3つ。
 桑島社長が独自に設けた3つの条件に
 あてはまるところをチェックしていきます。

 「従業員と一緒に・・・1丁目を歩いて調べた結果、
  135軒のお店をリストアップしました」
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“非常識社長”の7ヵ条

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 274
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20130101

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   2013年、平成25年の年が明けました。
   今年も、お客が増える★プロダクションのメールレターを
   お読みいただき、お客が増える経営を続けてください。



  今日の内容
  *非常識社長の7ヵ条(おたより本文)
  *「村上さん、お願いがあるんです」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  非常識社長の7ヵ条

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 昨年はたいへんお世話になりました。
 あなたには、ことのほかお世話になりました。
 メールレターを読んでくださったからです。

 ありがとうございます。

 読んでくださる方がいるから、
 メールレターを書くことができます。


 誰一人読んでくれないとしたら、僕は書けません。
 誰一人読まなくてもいいから書き続ける、
 なんてこと僕にはできません。

 あなたが読んでくれるから書くことができる。
 読者がいるからメールレターが存続する。

 僕にとって大切な存在は、これから出会う読者より、
 これまで読んでくださった読者です。あなたです。

 2009年2月11日の創刊準備号からの読者も
 つい最近、読み始めた読者も、大切な読者。

 メールレターを読み、なるほどと思ったり、
 これはいいことを知ったと感じたり、
 私はそうは思わないなと考えたりするから、
 僕に返事をくれたり、人に紹介してくれるのです。

 ほんとうにありがとうございます。


 メールレターに限りません。
 ビジネスも既存客が大事です。


 いままで買ってくれたお客がいるから、
 いままで利用してくれたお客がいるから、
 いままで取引してくれたお客がいるから、
 いままで来てくれたお客がいるから、
 いままで申し込んでくれたお客がいるから、
 いままで紹介してくれたお客がいるから、
 ビジネスを続けることができる。

 まだ会っていない新規客より、
 既存客がとても重要です。

 ほんとうにほんとうにありがとうございます。


 今年も、このメールレターで、
 僕がすごいと思う人を紹介します。

 取材した方に限りません。
 僕がすごいと思うメルマガやブログ、
 ニュースレターやスピーチなども紹介します。

 目的はただひとつ。
 あなたのお客が増えることです。

 あなたのお客が増えることは、
 もちろんあなたにとってうれしいことですよね。

 あなたのお客が増えることは、
 あなたのお客にとってもうれしいことですよね。

 あなたがうれしくなれば、僕もうれしい。
 とても単純な僕が考える、単純な理屈です。

 だれも悲しくない。みんなうれしい。
 こんないいことはありません。

 三方よしが時には四方よし、五方よしにも。


 お客が増えるためにやることはひとつ。
 行動することです。


 メールレター読者のあなた、そして
 「お客が増える!」レポートで勉強しているあなた、
 できれば、去年までのあなたと違うあなたになってください。

 読んで「いい話だった」「勉強になった」は終わり。
 勉強して「参考になった」「よし変わろう」は終わり。

 今年は行動しましょう。実践しましょう。
 勉強ばかりしていないで取り組みましょう。
 そして、どんどんお客を増やしましょう。

 行動したよ、実践したよという方は、
 さらに行動、もっと実践しましょう。


 そこで、2013年、最初のメールレターは、
 「非常識社長の7ヵ条」を贈ります。

続きを読む...

ありがとうございます。

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 273
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121231

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   独立して4年が過ぎました。
   明日、2013年、平成25年の1月1日から
   「お客が増える★プロダクション」の5年目。

   3年はやってみよう。
   もう1年続けよう、と4年。
   あなたのおかげです。
   あなた、この方、あの方、と
   次々と顔や名前が浮かびます。

   アドレスや会社名、もちろん名前。
   送信先を存じ上げているメールレターです。
   名前こそ書いていませんが、いつも
   一人ひとりの顔や名前を思い浮かべています。

   今年もお読みいただき、心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。


   今日の内容
  *ありがとうございます。(おたより本文)
  *初めての打合せ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ありがとうございます。

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 今年一年、たくさんの方に会いました。
 ありがとうございます。

 今年一年、たくさんの方にいろんなことを
 教えていただきました。ありがとうございます。

 取材のために時間を割いてくださった方。
 長時間ありがとうございます。
 僕の取材はほんとうに長時間ですので。

 取材先を紹介してくださった方。
 心からお礼を申しあげます。
 ありがとうございます。

 セミナーや勉強会に参加してくださった方。
 熱心に取り組んでいただき感謝しております。
 何度も何度も聞いていただきありがとうございます。

 セミナーや勉強会を開いてくれた方。
 みなさまのおかげで「三方よし」が成り立ちます。
 心の中心からお礼を申し上げます。
 ありがとうございます。

 手紙や葉書を書いてくれた方。
 一通一通、一枚一枚、読みました。
 もらううれしさ、読む喜びを味わいました。
 ありがとうございますという気持ちでいっぱいです。

 事例教材を買ってくださった方。
 僕の仕事を認めてくださりお礼を申し上げます。
 ありがとうございます。ありがとうございます。

 僕の仕事を手伝ってくださった方。
 あなたが協力してくれるので仕事ができます。
 おかげでたくさんのお客に喜んでいただけます。
 ありがとうございます。

 書籍原稿や社内報の原稿を依頼してくださった方。
 僕に書かせてくださり好きな仕事ができました。
 書く喜び、読んでもらえる喜びをありがとうございます。

 厳しい言葉をくださった方。
 苦しい試練を与えてくれた方。
 僕のだめなところを強くしようとしてくれました。
 きっといつか強くなると思います。
 言いにくいことを言ってくれてありがとうございます。
 やりにくいことをやってくださりありがとうございます。

 メールレターを読んでくださった方。
 読んでいただけるから書くことができます。
 返事や励ましをいただき心にしみました。
 ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。

 まもなく今年も終わります。
 あなたのおかげで、僕は、おそらく
 少しは成長したと思います。

 こころからお礼を申し上げます。
 ありがとうございます。



 お客が増える★プロダクション
 村上 透 拝

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誰のための独立か

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 272
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121228

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   安売りしない、キャンペーンしない、催促しない
   『感謝とお礼のハガキ』事例を紹介します。
   安売りしない、キャンペーンしない、催促しない
   『感謝とお礼のハガキ』セミナーを紹介します。
   安売りしない、キャンペーンしない、催促しない
   『感謝とお礼のハガキ』伝道師を紹介します。

   ホワイトベースの小串(おぐし)広己社長による
   事例が増えました。セミナーが大人気です。

   小串社長のセミナーを初めて聞いてみたい方、
   小串社長のセミナーを1回しか聞いたことがない方、
   ランチェスター戦略を勉強している方、
   5月23日に東京・戦略社長大学セミナーに参加した方は
   どうぞこちらのセミナーにご参加ください。2月20日です。
   早期割引価格が設定されています。
   http://ameblo.jp/toky01/entry-11376849290.html

   小串社長のセミナーは何度も聞いたことがある方、
   小串社長には何度か会ったことがある方、
   セミナーを聞くというよりじっくり勉強したい方、
   火曜日の午後なら時間を割くことができる方、
   どうぞこちらのセミナーにご参加ください。2月19日です。
   http://www.okyakugafueru.com/colum/tokyo_20130219.html


   関西、西日本の方は、このセミナーでお客を増やしてください。
   http://www.ekeiei-no1.com/seminar/20130217.html

   上記どのセミナーも、僕、村上が全力で共演します。


   今日の内容
  *誰のための独立か(おたより本文)
  *やはりどっきりカメラなのでは?(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  誰のための独立か

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 担当したお客が「ついていく」と言うなら、独立してもよい。
 お客を全員連れて、お客と一緒に独立しなさい。

 株式会社ジェイジェイエフの志村保秀社長はそう言います。

 世の中の会社では考えられないことです。
 お客を持っていきなさいというのですから。


 世間の常識は、言うまでもありません。
 社員が独立するとき、禁止事項があります。

 顧客名簿を持ち出してはいけない。
 お客をとってはいけない。
 お客情報を他社に提供してはいけない。
 在職中に知り得たことをもらしてはいけない。
 同業他社へ就職してはいけない。

 経営者ならご存じです。就業規則に定めています。
 たとえ就業規則に定めていなくても、
 「そんなこと当たり前だ! 常識だ!」と思うことでしょう。

 会社を裏切ることをしてはならない。
 会社に不利なことをしてはならない。

 もちろんです。
 お世話になった会社に損害を与えてはいけません。


 では志村社長はどう言っているのか。

 志村社長は、会社を裏切っていいと言っていないし、
 会社に不利なことをしてもいいと言っているわけでもない。


 お客を裏切ってはいけない
 お客に不利なことをしてはいけない


 そう言っているのです(と僕は思います)。

 そうそう、そうだよなぁと、しみじみ納得です。


   しかし、驚いたのはこれだけじゃない。
   まさかと思うことがまだある。志村社長には。

 と前号で申しあげました。

 「お客を連れて独立しなさいという」ということ以外に
 まさかと思うことって、なんだろう……ですよね。



 じつはですね、





 「部下も連れて独立しなさい」と言うのです。


 独立すると打ち明けたとき、
 「引き続き・・さんのお客でいたい」と
 お客が言ってくれるだけではなく、
 「引き続き・・さんのもとで働きたい」と
 部下が言ってくれることが条件だ、と志村社長は言うのです。

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顧客持ち出し推奨会社

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 271
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121214

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   目の前にパトカー。運転席と助手席に1人ずつ。
   2人とも男性。制服と制帽着用。走行中。
   と突然、運転している警官が携帯電話を耳に。
   えええええ〜っ。警察官はいいのだろうか。
   警察は法律適用外なのだろうと思った旅の夜。

   居酒屋のカウンターで一人、ハガキを書きながら飲む(笑)。
   背中のほうに12名の団体。男ばかり。
   酔っている人が多い。かなりのにぎやかさ。
   スタッフと店長らしい人との会話が真横で交わされる。
   「あそこの団体、結局、いくら請求すればいいんですか」
   「3000円で受けているけど、3500円で計算しとけ」
   「え、大丈夫っすか。そんなにふかして」
   「飲み放題だからどんどん飲んでくださいって言って、
    もっと飲ませろ。飲んだらわからなくなるから」
   って、それはまずいだろうと思った旅の夜。


   今日の内容
  *顧客持ち出し推奨会社(おたより本文)
  *どっきりカメラか?(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  顧客持ち出し推奨会社

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 有名な通販会社が、顧客情報流出事件で
 世間を騒がせたことがあります。

 社長がテレビコマーシャルに登場し、
 商品説明をしている会社です。

 何年も前のことです。僕も忘れていました。

 この会社の社員が2004年、顧客の情報51万件を記録した
 CD-Rを盗んだことで訴訟事件となりました。

 元社員は、1億1000万円の損害賠償を命じられました。

 名簿は名簿業者に売ったようです。名簿のほか、
 商品であるパソコン420台は質屋に売ったようです。

 51万人分です。とてつもなく大きな数字です。
 僕の顧客カルテはまだ1000件に達しません。

 すごいなぁと思ったものですが、じつは
 情報流出事件としては少ないほうなんです。

 ソニー(2011年)の情報流出は900万人。
 大日本印刷(2007年)は864万人。
 ソフトバンク(2004年)は460万人。
 KDDI2006年)は450万人。

 と書きながら、僕にはやはりピンとこない数。


 これだけ多くの顧客数を持ち出すのは、
 名簿業者が買い取る、情報一件あたりの価格が低いから。

 お客一件あたり4円とか7円とか11円というように
 単価が安い。だから、売るほうとしては数がほしい。
 よって、大企業から流出する数が大規模というわけ。


 では中小企業はどうか。
 数百万件もの顧客情報を持っている会社は少ない。
 「情報流出・・万件」はほとんど起きません。

 顧客名簿を盗むというより、お客を取る事件が起きています。
 お客を持って出るとかお客を連れていくという感じ。
 名簿を売ることより、名簿を活かして仕事をしたがります。


 会社を辞めて、同業他社へ転職する。つまりライバルに転じる。
 転職先で実績を出すには、前の会社のお客がおいしい

 会社を辞めて、独立。経験を活かして起業。やはりライバルに。
 新規開拓せずとも、前の会社のお客に買ってもらえば即売上。


 だから無理もありません。社員が辞めること以上に、
 顧客が流出しないかと気をもむ社長がいます。

 どの会社も「顧客名簿持ち出し絶対禁止」。
 どの職場も「顧客名簿持ち出し厳禁」。
 どの社長も「お客を持っていってはならない!」。

 誰もが知っていることです。


 ところが、「お客連れて退職オーケー」の会社が
 1社だけあります。滋賀県近江八幡市にあります。

 株式会社ジェイジェイエフというリフォーム会社です。

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志賀内さんって「いいね!」

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 270
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121203

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   このメールレターですが、おかげさまで好評です。
   ありがとうございます。

   「いいこと書いてあります」
   「考えさせられることばかりです」
   「独特の雰囲気がありますよね」
   「毎回楽しみです」
   といった、ありがたいメッセージを毎回いただきます。

   とくに、反応というより反響という表現をつかいたくなるほど
   「村上 透ものがたり」に対する返信が多い。

   ありがたいことです。ありがとうございます。


   今日の内容
  *志賀内さんって「いいね!」(おたより本文)
  *若い女性のひと言(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  志賀内さんって「いいね!」

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「村上 透ものがたり」を書くのに、さほど時間は要しません。
 自分のこと、経験してきたこと、感じてきたことを書くので、
 書けないということはありません。

 「村上 透ものがたり」ではなく、その前にある「本文」は
 それなりに考えて書いています(笑)

 僕が出会ったすごい人について書くわけですから、
 過小評価的な受けとめ方をされてもいけないし、
 過大評価的な伝わり方になってはいけません。

 結果的に時間がかかり、書き直したり、自分でボツにしたりと
 エネルギーを注いで発信しているのが「おたより本文」です。


 しかし、圧倒的に人気があるのは「村上 透ものがたり」(笑)

 「早く続きを!」
 「もったいぶった書き方はやめてください! すぐ次号を!」
 「どうして短いんですか! もっと長く書いてください!」

 と、「!」をつける方が多いこと、多いこと。

 そんな僕のメールレターですが、例外ケースもあります。

 「すごくよかったです!」と「本文」にも「!」を
 つけてくれる返信が多いときもあります。

 そのひとつが、志賀内泰弘さんを紹介したときです。
 僕には寄せられないメッセージが届きます(笑)


 「がんばろうという気持ちになりました」
 「すてきな気分にさせていただきありがとうございます」
 「世の中捨てたもんじゃありませんね」


 なんだかカラーが違うのです(笑)メッセージの。

 いいなあ、志賀内さん。

 ここで、志賀内さんに対抗して何か書くのも一手。
 しょせんかなわない相手に対抗せず、
 志賀内さんの良さをもっと知らせるのも一手。


 というわけで(長い前置きだすみません)、今回は
 『いつも、隣にいる、幸せをお届けするメールマガジン』
 志賀内泰弘さんの『ちょっといい話』から、ひとつ紹介します。

 どれを紹介しようかなぁなどと探さなくてもいいんです。
 どれをとっても、志賀内カラーにあふれています。
 だから、ほんとつい最近、1130日配信のメルマガから。


 念のため、志賀内さんを知らない方で、知りたい方は、
 ここをごらんになるといいかもしれません。
 http://www.giveandgive.com/info/shiganai.html



 (志賀内さんのメルマガ紹介/ここから)

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 [ ]ちょっといい話『空の上の思いやり』志賀内泰弘
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「陰膳」にまつわる「いい話」を何度か目にしたことがあります。
 その一つは、飛行機の機内でのこと。

 骨壺の入った白い包みを膝の上に置いていたご婦人に、
 客室乗務員が気をきかせて、隣の席を一つご用意したというお話。

 また、ディズニーランドでの出来事は、
 当メルマガでも紹介させていただいたことがありました。

 東京ディズニーランドの中にあるレストランへ、
 若い夫婦が二人でそのレストランに入ったときのこと。

 その夫婦はメニューを見ずに

 「お子様ランチを2つ下さい」

 とオーダーしました。店員は、

 「お子様ランチは9歳未満のお子様までと
  決まっておりますので、
  ご注文はいただけないのですが・・・」

 と丁重に断りました。

 すると、その夫婦はとても悲しそうな顔をしたので、
 店員は事情を聞いてみました。すると、奥さんの方が、

 「今日は、亡くなった私の娘の誕生日なんです」
 「3人でこのレストランでお子様ランチを食べようね」

 と言っていたんです。

 店員は話を聞き終えた後、その夫婦を二人掛けのテーブルから、
 四人掛けの広いテーブルに案内しました。さらに、

 「お子様はこちらに」

 と、夫婦の間に子供用のイスを用意しまし、
 そのテーブルには、お子様ランチが3つ運ばれてきたというお話です。
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おバカと言われても

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121130

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   ここ一週間ほど、村上は北海道にいる、ということを
   ご存じの方々からたくさんメールをいただきます。
   「停電の影響はだいじょうぶですか」
   「雪や暴風の被害はありませんか」
   「北海道は完全に雪ですね。体調にお気をつけ
   ありがとうございます。僕はなにも問題ありません。
   みなさん、ほんとうにありがとうございます。

   小串社長、長〜〜〜い メールレターをお読みいただき、恐縮です。
   坂本社長、坂本社長が談志師匠から学んだことばに快哉を叫びたく。
   「行き過ぎた謙遜は傲慢である。」
   旭川の千葉さん、いつも感想ありがとうございます。早く経営者に!
   大泉先生、感謝状に心からお礼を。大泉先生に感謝状を差し上げたい! 


   今日の内容
  *おバカと言われても(おたより本文)
  *あたかも初対面でプロポーズ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  おバカと言われても

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 1119日、「価格をめぐる現実問題」という
 メールレターを発信しました。

 「価格面で大手にかなわない」
 「量販店とは価格で戦っても負ける」
 という声に対する、異論、反論の内容です。

 会社や店は価格だけで選ばれるわけではない。
 価格だけで選ぶお客ばかりではない。

 ということを、「家電サポートいまい」の
 事例を紹介しつつ申しあげたメールレターです。


 当日、何人もの方から、いろんなおたよりをいただきました。
 今回、そのなかから、志賀内泰弘さんのメールを紹介します。
 「しがない やすひろ」さんです。

 これまで何度も、このメールレターで紹介しています。
 あの志賀内さんで通じるとうれしいのですが。

 最近、読者登録をされた方はご存じありませんね。
 ごめんなさい。
 つい最近、この本を出した方です。僕はもう2回読みました。
 http://www.amazon.co.jp/s?_encoding=UTF8&search-alias=books-jp&field-author=志賀内%20泰弘


 志賀内さんに「メールを転載させてください」とお願いしました。
 「いいですよ。そのつもりで書いていないから校正してくださいね」と
 さすが作家。僕も、編集者として接してくれてうれしいやりとり。

 ということで、「ほら、こういうお客がいるでしょ」
 と今井さんの事例を証明してくれる志賀内さんのメールです。


 (志賀内さんからのおたより/ここから)

 本日の
 「価格をめぐる現実問題」
 を拝読してメールさせていただきました。

 今年の8月のことです。
 8年乗ってきた愛車を買い替えなくてはならなくなりました。
 カミサンと以前から付き合いのあるトヨタの販売店に出掛けました。
 8年前に買った担当者は、今もそのお店にいました。

 そこで
 こちらのニーズを説明すると2台の車種を勧められ
 早速試乗させていただきました。

 近くをグルリと回ってお店に戻ると
 担当者はこう言いました。

 「トヨタの他の系列店や、
  他社さんの車とも比べられた方がいいでしょうから
  ご返事はそれからでもかまいません」
 と。

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ほめた側の気持ち

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 【今日も元気に お客が増える!】 268
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121129

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   社長を取材している僕ですが、社長のみ会うわけではありません。
   取材の依頼時からやりとりがあり、訪問すればみなさんに会い、
   校正のやりとりでも従業員にお世話になり、取材後も付き合いが。
   電話、メール、面会と、多くのスタッフとやりとりします。

   「・・さんのあいさつは気持ちいいですねえ」と
   スタッフのことをほめたとき、その会社の社長は
   2通りの返答、反応が可能です。
   「そうぉ? あいつはまだまだ。デキが悪いんですわ」
   「ありがとうございます! 言っときます。本人も喜びます」

   僕がほめたスタッフを、社長も「あいつはがんばっているから」と
   認めてくれると、とってもうれしくなります。
   僕がほめたスタッフを、社長が「あいつ? 全然ダメ」と
   否定されると、僕の評価力を否定されたように感じます。

   僕の取材先の社長は、自社の社員が自慢です。
   自慢できる社員を育てた社長は、社員にとっても自慢の社長です。 


   今日の内容
  *ほめた側の気持ち(おたより本文)
  *「僕に」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  ほめた側の気持ち

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 今月、1115日にメールレターを差し上げました。
 本文に入る前のあいさつ部分で、こう申しあげました。


   昨日の朝、窓を開けると雪。
   長野県の高山村。標高1300メートル。
   松川渓谷温泉の旅館『滝の湯』で迎えた朝でした。

   「起きたら雪が積もっていてびっくりしたでしょう」
   女将の言葉に、僕はなんともつれない返答。
   「いや、北海道の人間ですから別に

   自分が言った言葉に、あとから反省。
   「ええ、ここは北海道?と勘違いしました」など、
   ほかの答え方があったのではないかと。
   俺って、相手のことを考えない、イヤな奴だなと。

   茨城県水戸市のナンバーワン社労士、大泉先生に
   教えてもらったこの宿。とても気に入っています。
   「今日は一日、部屋で仕事をします」と伝えると、
   本当になんにもかまってくれないんです。
   おかげで仕事がはかどりました。
   ほったらかし度で一流の温泉宿として認定します。


 迎合すべきだったというわけではありません。
 相手の言葉を否定した受け答えはすべきではなかった、
 もう少し気の利いた言い方があった、と思ったのです。

 このメールレターを発信してすぐ、当日の午前中です。
 大井澄子先生からメールをいただきました。

 大井先生は、一般的にいう「ビジネスマナー」の講師です。
 マナー分野で数多くの先生と一緒に仕事をしてきましたが、
 僕が直接存じ上げている講師のなかでナンバーワンの方です。

 大井先生のメールを読みながら、うん、うん、はい、
 うん、と声を出している自分がおかしくなりました。

 あなたにも読んでほしいと思い、大井先生にお願い。
 「紹介させてください」に、こころよく「いいわよ」と。
 やはり、大物です。ご関心ある方、どうぞお読みください。



 (大井澄子先生からのメール/ここから)

 長野の宿でのお話し、
 そうそう、私たちってどうして相手の言葉を
 否定してしまうんでしょうね。
 
 「買いたいけど高いですよね?
  お金そんなにないし」

 「またまた、そんな御冗談を、
  他社に比べたら安いくらいですよ」
 
 これでは相手の気持ちを逆なでしてしまいますよね。

 「高いですよ、おっしゃる通りです。
  実は私どもの値段設定にはわけがあるんですよ・・・」

 と理由を言ったほうが、お客様は気持ちがいいのに、
 なぜ否定するのでしょう?
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3番目のお客

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121128

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   下旬とはいえ、11月ってこんなに降ったっけ?
   と思うほど、この頃雪が降ります。
   日中、気温はプラスになっているのに
   積もった雪があまりとけません。

   例年なら、降ってもすぐとけます。雪は。ところが
   今年は、もう根雪(ねゆき)か、という感じ。
   ハスカップの木に冬囲いもしていないし、
   散水栓も凍ってしまいました。かなり問題です。

   夏の暑さはきっぱり忘れて(忘れないけど)、
   今年も冬がきっぱりとやってきました。
   12月から起床時間は冬時間。6時にします。 


   今日の内容
  *3番目のお客(おたより本文)
  *迷い1秒(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  3番目のお客

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 岐阜県加茂郡富加町の「家電サポートいまい」は、
 戦う相手に不足がないところにあります。

 車で数分の美濃加茂市(みのかもし)にはケーズデンキがあり、
 車で15分の関市(せきし)にはエディオンがあり、
 車で30分の可児市(かにし)にはヤマダ電機があります。

 相手にとって不足なし。大手、強敵、強豪揃い。
 しかし、今井悠介さんは戦いません。

 価格面ではかなわないから?

 おそらく誰もがそう思うでしょう。量販店相手に
 価格勝負の土俵に上がると負けるからと。

 ところが今井悠介さんいわく「価格は無関係」。

 価格でかなわないから戦いを避けるのではなく、
 戦う必要がないから戦わない。そう言います。

 そもそも、価格に対する考え方が独特です。

 「量販店は安いから売れるというのであれば、
  街の電器屋が量販店と同じ価格にしたら売れるのか?」

 こんな書き方をすると、今井さんが生意気に映るかも
 しれませんが違います。性格、行動、発言は正反対。

 あまりしゃべらず、おとなしく、攻撃を好みません。
 人見知りします。できれば人と話したくない。

 「営業は苦手です」と正直に言います。
 「しなくて済むなら営業したくない」とさえ言います。

 お客から見れば、いい電器屋さんです。
 顔見知りなのに、今井さんは営業しないから
 これといって会う機会は少ない。

 売り込んでこない。しつこくされない。でも、
 地元にあって、いざというとき頼りになる。


 そこに、大手と戦わずにすむ独自のやり方があります。

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価格をめぐる現実問題

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121119

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   商品にぴったりの客層かどうか。
   そのお客にぴったりの商品かどうか。
   表裏一体。これを理解していただけますか。
   一心同体。これは、ちょっと意味が違うか(笑)

   ものすごく素直に理解できる例です。
   バラの花が好きな人に
   バラのデザインの物をプレゼントする。
   「ええぇ、かわいいぃ〜! ありがとう!」

   バラ柄グッズのサイトは、
   バラ柄グッズだけのサイト。
   これがお客にとってわかりやすくて、うれしい。
   見つけました。そういう例。こういうことです。
   http://r-grace.jp/

   ひとつだけ僕に残った課題。
   このサイトを利用して、だれかにプレゼントしたい。
   が、僕には女性のお客が少ないこと。
   いや、ほとんどいない。とほほ。 


   今日の内容
  *価格をめぐる現実問題(おたより本文)
  *入社後、初の場面(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  価格をめぐる現実問題

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 岐阜県加茂郡富加町(ぎふけん かもぐん とみかちょう)に
 ある「街の電器屋」さんがあります。
 「家電サポートいまい」です。

 まだ若い2代目の今井悠介(ゆうすけ)さんが店を切り盛り。
 年々お客が増えていると知り、取材しました。
 
 富加町は人口5000人、1700世帯。
 田んぼと畑と山。のどかなところです。

 ここで商売しているのなら競争相手はいないだろう。
 そう思いました。それだけ都会と対極にある土地です。

 競争相手がいない町なら、お客が増えるのは理解できます。
 しかしいまどき、競争相手がいない店など存在しません。

 楽天で電化製品が買えます。アマゾンでも買えます。
 家電量販店と呼ばれる店自体、ネット上で販売しています。

 それどころか今井さんの店から、
 車で数分の美濃加茂市(みのかもし)にはケーズデンキがあり、
 車で15分の関市(せきし)にはエイデンがあり、
 車で30分の可児市(かにし)にはヤマダ電機があります。

 エイデンは、その後、デオデオになり、エディオンに。
 エディオンは家電量販店売上高ランキングで3位、
 ケーズデンキは4位です。
 ヤマダ電機は家電売上ランキング1位という強者です。

 競争相手だらけ。しかも超強力競合店。
 と思いますが、今井さんはそう思っていません。

 「価格ではかないません。勝負してもかなわない相手に
  勝負を挑んでもしかたありません。だから戦いません」


 今井さんにかぎらず、これまで「価格以外で勝負する」
 という経営者に会ってきました。
 価格以外でお客に支持され、お客が増えている社長です。

 なるほど、さすがだなぁ、やっぱりそうだよな
 感心しちゃう僕は、人に話したくてしかたない。
 「こういう社長がいまして」とほかの社長に話すと、
 ほぼ同じ返答を耳にすることになります。

 「いや、村上さん、わかってはいるんだけどね、
  現実的に、ヨソの店が安くしてくるもんだから
  対抗するわけじゃないんだけどね、
  価格を合わせないとどうにもならんのが現実で」

 と、どれが主語でどれが述語かわからない話になります。
 現実的に、現実で、価格値下げ競争です。


 今井さんは違います。こう言います。
 

 「もし、量販店と同じ価格で売ることができたとしたら、
  街の電器屋さんに買いに来てくれるお客さんはどれくらい
  いるでしょうか。そこをよく考えるべきだと思います。
  大手家電店に価格では勝てないというのであれば、
  同じ価格で提供できたら勝てるのかということです。
  選ばれる理由は、決して価格の高い安いではない。
  そもそも、安くしたら売れるかというと疑問です。
  お客さまにとって要らないものは要らないはず。
  いくら安くても、録画しない人は録画できる機械を
  買いません。ほしい人は、価格を比べて多少高くても、
  買いたいお店から買う。僕は、価格は無関係だと思っています」


 この言葉をほかの社長に紹介すると、みなさん
 やはり同じような反応を示します。

 「いや、無関係ということはないでしょ。
  そりゃ価格は安いほうが強いですよ。現実的に。
  現実問題、安くしたら売れますから」

 ニコニコ大人の対応をしてくれますが、
 内心は思っているんでしょう。

 (村上はきれいごとばっかり言っている)
 (こいつは理想論ぶちあげていい気になってる)
 (じゃあオマエ安くしないで売ってみろよ)
 (現実的に、他店より1円でも安くする勝負だよ)
 (現実問題、安くしないと売れないんだよ)

 社長は「現実的に」とか「現実問題」が好きです。
 現実的に安いほうが強く、現実問題安くすれば売れますから。


 でも今井悠介さんの店は、現実的に(わざと使っています)
 価格以外で選ばれています。
 価格で勝負しない方法があるからです。
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「土の名医」と言えば

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   昨日の朝、窓を開けると雪。
   長野県の高山村。標高1300メートル。
   松川渓谷温泉の旅館『滝の湯』で迎えた朝でした。

   「起きたら雪が積もっていてびっくりしたでしょう」
   女将の言葉に、僕はなんともつれない返答。
   「いや、北海道の人間ですから別に

   自分が言った言葉に、あとから反省。
   「ええ、ここは北海道?と勘違いしました」など、
   ほかの答え方があったのではないかと。
   俺って、相手のことを考えない、イヤな奴だなと。

   茨城県水戸市のナンバーワン社労士、大泉先生に
   教えてもらったこの宿。とても気に入っています。
   「今日は一日、部屋で仕事をします」と伝えると、
   本当になんにもかまってくれないんです。
   おかげで仕事がはかどりました。
   ほったらかし度で一流の温泉宿として認定します。


   今日の内容
  *「土の名医」と言えば(おたより本文)
  *予期に反する答え(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  「土の名医」と言えば

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 地盤調査・改良工事をおこなうグラウンド・ワークスの
 山下英俊社長は、18歳のとき母親を亡くしました。

 当時、鉄筋工だった山下社長は、仕事が終わると
 まっすぐ帰宅。急いで妹のご飯をつくります。

 兄と姉は結婚し、それぞれ所帯をもっています。
 6歳下の妹のめんどうは山下社長がみるしかありません。

 鉄筋工のユニフォームといってもいいニッカポッカ姿のまま
 大きなからだで食事の用意をしていたのです。

 母親が天国へ行く前日、山下社長が口にした最後の言葉が
 「うるせー!」だったことで自分を責めていました。

 悲しみをまぎらわせ、自分への怒りを沈めるためには、
 ひたすら、もくもくと働くしかありません。

 転職した建設会社で地盤を調査する部署に配属。
 地盤調査との出会いが山下社長の人生を大きく変えます。


 仕事に打ち込んだだけのことはありました。
 取引先やお客から絶大な支持を得て、
 部下からもの信頼も厚く、管理職になります。

 一般的に出世は喜ぶべきことです。
 しかし山下社長が感じるのは、さびしい思い。

 もっとお客と接したいという気持ちがあるからです。
 「お客さまともっと接近する必要があると思いました」

 そして独立。


 簡単にはいかないだろうと覚悟しての創業でした。
 が、「大変さは想像以上だった」と山下社長。


 「ぎりぎりのやりくり。ひやひやしたスタート。
  失敗はできない、と毎日が想像以上の恐怖心との戦い。
  ものすごい恐怖心に襲われていましたね。
  でも、頭のなかには策がありました。
  あせって売上を上げるのではなく、地道にお客さまを
  つくっていこう、末永くお付き合いできるお客さまとの
  関係づくりを進めていこうと考えていました」


 開業してまず進めたのは「名簿のデータ化」。
 これまで出会った人の名刺や建築士の名簿をリスト化。

 リストをつくることで客層が明確になり、
 同時にエリアが設定でき、営業がしやすくなります。

 当初は、地盤の調査と改良以外の業務も手がけました。
 あせらないとはいえ、売上を補う事業がほしかったのです。

 しかし創業2年目で早くも業務の見直し。
 地盤一本に絞りました。
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元祖「縁の下の力持ち」

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121113

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   前号で「珈琲工房サントス」瀬崎亮一さんについて
   メールレターを差し上げました。
   たくさんの方から「いいね」というメールをいただきました。
   その中から、とくに僕をほめているレターを(笑)

  「サントスさん、やはり勉強されたんですね。
   職人と経営者って違うということに、よくぞ気づかれたと
   思います。プロ野球を見ていても感じました。
   優れた選手が必ずしも名監督とはなりませんよね。
   それにしてもすごい文章力でぐいぐい引き込まれました。
   お店に行ってみたいと感じさせる内容ですね。
   いつか行きましょう。
    (中略)
   村上透物語、短すぎます。もっと長く書いてください。
   展示場での続きを早く読みたい!!」

   僕の文章力ではありません。事例がいいからです。
   僕は取材して聞いたこと、見たことをそのまま書いただけ。
   事例がぐいぐい引き込むのです。
   でも、おほめいただきうれしく。ありがとうございます。


   今日の内容
  *元祖「縁の下の力持ち」(おたより本文)
  *「ひやかし客接客担当者」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  元祖「縁の下の力持ち」

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 僕の仕事場は、札幌市北区新琴似(しんことに)にあります。
 札幌の中心部から8キロか9キロメートル北西の住宅地。

 札幌は、「函館本線の線路より北側は地盤が悪い」と
 言われています。新琴似は、まさにその北側。

 仕事場を建築する際、地盤調査をしましたが
 事実、地下6メートルまで軟弱地盤でした。

 地面から地下6メートルまでは地盤がゆるく、
 6メートル下に硬い支持層があるという土地です。

 付近には、支持層が9メートルのところもあれば
 12メートル、15メートルという土地もあります。

 これら軟弱地盤に住宅などを建てる場合、
 なんらかの対策が必要となります。

 硬い地盤まで杭を何本も打ち込み、
 杭の上に住宅を載せるように建てる方法。

 やわらかい地中にミルクセメントを流し込み、
 地盤そのものを硬く変えてしまう方法。

 発泡スチロールのようなものを敷き、
 その上に建物を浮かせるように載せる方法。

   :

 なにかしら地盤改良をほどこさなければ、
 「不同沈下」のおそれがあります。

 地盤がやわらかいために家が沈み、
 かたむいてしまうことを不同沈下といいます。

 家全体が均一に沈むのであればまだしも、
 傾斜すると生活しにくくなります。

 家が傾くということは、床にボールを置くと、転がります。
 寝ても立っても坐っても、からだが少し斜めの状態です。
 体調を崩すと言われています。

 おどすようで申し訳ありませんが、
 不同沈下は本当におそろしい現象なのです。

 私たちは、ふつう、平らなところで生活をしています。
 機械や台、材料や植物などは別にして、
 人は平らなところで仕事をして、ご飯を食べて、
 寝て、テレビをみて、本を読んだりしています。

 日頃当たり前すぎて意識することはありませんが、
 平らな上で生活できるのはとてもありがたいことですね。

 ピサの斜塔は傾いていることが売りですが、
 私たちの住まいや会社がかたむいては問題。


 建物は基礎が大事と言われますよね。実際、大事です。
 元住宅営業マンの僕が言うまでもなく、
 多くの人が知っています。基礎は大事と。

 建物の安全性や快適性は基礎で決まる、
 と言っても過言ではありません。

 が、その基礎を支える地盤こそ、
 もっとも重要な基礎の基礎であるとご存じでしたか。

 「強度が低い土地では、1000件中、5件は傾いてしまいます。
  1000件に5件というのは火災件数より多いんです」

 そう教えてくれたのは、地盤を調査し、地盤の改良を専門に
 おこなっている会社、グラウンド・ワークス株式会社の社長、
 山下英俊さんです。静岡県袋井市の会社です。
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職人から職人兼経営者へ

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   1029日、11月1日のメールレターに、
   おおお、こんなにと恐縮するほど返信をいただきました。

   いただいたメールすべてを紹介したいのですが、それをやっちゃうと
   僕のメールレターがくわれてしまう可能性がかなり高いと思われます。
   ごめんなさい。ここでは3人のおたよりを、しかも抜粋して紹介します。

  「地道な努力で繁盛しているお話を聞くと、私もコツコツ
   がんばらねばと思います」と高山のN社長より。

  「書いて勉強。魔法はやっぱり無し!!実践する。
   こつこつやる。有難う御座いました」と加古川のN社長より。

  「僕が凄いと思ったのは、書いてからだで憶えたこと。
   やはり職人はからだに入れて身に付けるのが
   一番だと思います」と千葉のS社長より。

   感想や意見、励ましの言葉や質問など、
   書いてメールをするということは手間のかかることです。
   心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。


   今日の内容
  *職人から職人兼経営者へ(おたより本文)
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  職人から職人兼経営者へ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 今から13年前、平成11年の10月、
 珈琲工房サントスがオープン。

 瀬崎亮一さんが、自家焙煎コーヒー豆専門店を
 岡山市で開業しました。

 10月、11月、12月の3ヵ月間は平均して月300人が来店。


 (このペースでいけば、来年一年間でお客さまは3600人だ!)


 いまに伸びるもうすぐ増え始めると思いながら一年。
 平成12年の客数は約2500人でした。

 客数予想3600人のはずが2500人で止まりました。
 誤差の範囲とは言えません。予想と大きく異なっています。


 (おかしいな。みんな「おいしい!」と言ってくれるのに


 おいしければリピートしてくれる。紹介も増えるはず。
 さらにおいしい豆を提供しようと瀬崎さんはがんばります。


 しかし、3年目の平成13年は総客数が約2100人。
 平成14年はさらに減って1900人。
 3600人のはずが2500人、2100人、1900人と減る一方


 (このまま減り続けていったら大変なことになる


 瀬崎さんはビジネス本を片っ端から読みました。
 いろんな勉強会に参加しました。必死に勉強しました。

 結果、なんとか止血できた、というところでしょうか。
 平成15年、年間の客数は100人ほど戻し、約2000人。


 (よし、勉強をすれば流出は食い止められるな


 おいしい豆を提供するという商品力を高めるのは当然。
 それ以上に業績を左右するのは経営そのものだと痛感。

 創業5年目の平成16年、本格的に経営の勉強を開始。
 教材費として一気に20万円を投資。絶体絶命、背水の陣。


 「僕としては、商売のことをよく考えてやってきたつもりです。
  でも、経営の勉強をしてわかりました。オープン以来、
  やってきたことは場当たり的なことにすぎなかったと。
  この場所でお店をやるのであれば、どこに住んでいる
  どんな奥さんやご主人がお客さまなのか、どんな会社に
  どうやって営業をすればいいのか考えました。チラシは
  作り方も大事ですが、配り方はもっと大事だとわかったし
  どうやったら継続して来店してもらえるかも勉強しました」


 もう、あとがありません。猛勉強しました。
 食事を忘れ、子どもと過ごす時間も犠牲にしました。
 配達の際は車中で音声教材を欠かしませんでした。

 寝不足をいとわず、勉強した甲斐がありました。

 平成16年、大晦日を迎えてみれば年間客数は2516人。
 前年比124%。もちろん売上も増えました。

 が、2500人と言えば、オープン翌年の数字と同じ。
 4年前の客数にようやく追いついたわけです。


 (創業時に戻っただけ。これからが勝負だ


 確かなことがひとつあります。
 商品は変わっていないということです。
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見てわからないから書く

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 【今日も元気に お客が増える!】 262
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121101

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   1029日、半年ぶりに書いたメールレター。
   とても多くの読者からメールをいただきました。
   ありがとうございます。

   「待っていました!」
   「ちょっとドキドキしました」
   「いいところで終わって早く次号を!」
   「送信リストからはずされたと思ってました」
   「アドレス登録しなおそうと思っていました」

   このメールレターは「まぐまぐ」ではありません。
   読者の97%は、名前や社名をご記入のうえ
   アドレスを登録してくださっています。
   互いに顔が見える関係にあります。
   一人ひとりへのおたより。あなたへのおたより。
   だからメールレターと名づけています。
   この双方向性が好きです。ありがとうございます。


   今日の内容
  *見てわからないから書く(おたより本文)
  *「わたしにまかせてください」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  見てわからないから書く

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 大阪府の南部、泉北高速鉄道線の泉ヶ丘駅。
 「せんぼくこうそくてつどう」と読みます。

 堺市や岸和田市から大阪への通勤、通学路線。
 ニュータウン住民のための鉄道です。

 この泉ヶ丘駅の改札から歩いて3分。
 「味のれん街」に『串かつ 萬房』があります。

 萬房(まんぼう)の3代目大将、高橋弘行さんは、
 絶好調の「ふぐ屋」に続き「丼物屋」をオープン。

 順調、好調だったため、調子に乗ってしまったのでしょう。
 料理だけではなく経営者としての腕も過信したのでしょう。

 2店目を出したとたん、楽しく元気に登っていた山を
 駆け下りるように一気にくだりはじめます。

 (どうしてお客さんが来ないんだ……
 (なぜ儲からないんだ……

 丼物屋を閉店。
 ふぐもやめ、
 串かつ屋萬房として再スタート。

 しかし「商品」を変えたからといって急に儲かりません。

 ランチェスター戦略を指導している、大阪の井上秀之さんを訪ね、
 「売上が上がる魔法を教えてください」とお願いします。

 井上さんが言ったのは、勉強しましょうということ。
 魔法はありません。経営の勉強をして、一つひとつ
 やり方を変えて、いい店にしていきましょうということ。

 分割払いで教材を購入し、勉強をする高橋弘行さん。
 一生懸命勉強しますが、さっぱりわからない。

 と、ここまでが前号のあらすじです。


 「あらすじはいいから、早く続きを話せ!」
 ですよね。では、続けます。


 ビデオを見ても聞いてもわからない。
 DVDを繰り返し見ても聞いてもわからない。

 見る、聞くほかにやることと言えば……

 書き始めたのです。
 ビデオで竹田陽一先生が話していることを書き、
 画面に出てくるテキストを書く。

 DVDで言っていることを書いて、書いて、書く。
 目から脳へ。耳から脳へ。手から脳へ。
 書く時は口に出して、口から耳へ、耳から脳へ。


 高橋弘行さんは言います。

 「見てわからないなら、書いてみようと思いました。
  DVDをぜんぶ書き写しました。書いて、書いて、
  からだでおぼえれば僕でもわかるんじゃないかと」

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3代目の決断

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 【今日も元気に お客が増える!】 261
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20121029

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。
     
   
   おはようございます。半年ぶりのメールレターです。
   お元気でしょうか。無沙汰をおわび申しあげます。
   今年始めに悲しいことがあり、自分をだましながら
   春まで続けましたが、4月から休みに入りました。

   半年のあいだに大勢の方から「メールレターはどうした」と
   励まされ、叱られ、あきられ、笑われました。無礼を御免。

   このメールレターは、僕、村上透が「この人、すごい」と
   思う人を紹介するものです。100パー僕の自信ある偏見です。
   久しぶりのメールレターは、大阪南部、堺市にある
   串かつ萬房の大将、高橋弘行さんについて書きます。

   (このメルマガ、私に合わないな)と感じた方、
   どうぞご遠慮なく「読むのやめます」とおっしゃってください。
   では、僕のメールレターを読んで、
   あなたのお客がもっともっと増えますように。


   今日の内容
  *3代目の決断(おたより本文)
  *契約は簡単だと言う上司(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  3代目の決断

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 1988年(昭和63年)、バブル景気まっただなか。
 高橋弘行さんのおばあちゃんが始めたのはお好み焼き屋。

 大阪府の南部、堺市、泉北高速鉄道線の泉ヶ丘駅から
 歩いて15分。ニュータウンにある自宅で開業。

 人口がどんどん増えていた時代です。
 駅から離れた住宅地にあっても繁盛しました。

 店名も繁盛にひと役買ったかもしれません。
 『萬房(まんぼう)』とつけたからです。

 『千房(ちぼう)』というお好み焼きチェーン店がありますが、
 「千房のひとつ上を行こう!」と考えた結果のネーミングです。

 「千」の上は「万(萬)」。
 大繁盛店である千房の上を行くには萬房しかない。

「働き者で、気がきいて、元気なおばあちゃんでした。
 萬房とつけて大正解でした。繁盛しました。
 おばあちゃんと一緒にやっていた母が萬房の2代目。
 順調でしたが、駅前に店が増えるにしたがい
 お客さんの足が遠のくのではないかと

 日航ホテルでフランス料理のシェフだった高橋弘行さん。
 世の中の厳しさがわかってきました。

 おばあちゃんとお母さんの店が、
 いつまでも繁盛するとはかぎりません。

 創業者と2代目をもっと楽にさせてあげよう。
 おばあちゃん思い、母親思いの弘行さんはレストランを退職。
 泉ヶ丘駅直結の「味の名店街」にテナント入店し、
 萬房の3代目として店を切り盛りします。

 ただし、始めたのは「フグ屋」。

「大阪のベッドタウンとして人口が急増していました。
 人通りが多くて、うまくいくと思いました。
 出店している顔ぶれを見るとフグ屋がない。
 お好み焼きをやめて、フグ屋として萬房の名を継ごうと。
 でもお金が全然ない。恐る恐る保証協会へ行くと、
 『立地条件がいいから貸しますよ、保証しますよ』と言う。
 800万円、全額借り入れで始めました」

 20ヵ月分の保証金、改装費、食器、什器などなど。
 全額借金。返済できなかったらどうしよう

 心配は杞憂(きゆう)に終わりました。
 おもしろいようにお客が来たからです。

「何もかもうまくいく。そんな気がしました。
 もう一軒、店を出してもやれる気がしました。
 隣の店舗が空いていたので借りることにしました。
 フグとバッティングしなければ問題ないと考え、
 丼ご飯の店を出したのです」

 フグ屋で舌鼓(したづつみ)を打つお客がいれば、
 ご飯が食べたいお客もいる。
 商品が違えば客層も広がる。繁盛繁盛!

 調理人としての腕もやる気も十分。問題はお金。
 しかし、2軒目にかかるお金も、すんなり貸してくれました。

 2軒に目を配るとなると、こりゃ忙しくなる……


 と思ったのは最初だけでした。

「なぜでしょう。2軒目のお金を借りた瞬間から、
 何もかもうまくいかなくなりました。2軒目の丼屋だけじゃない。
 うまくいっていたフグ屋までも調子が悪くなって
 こりゃあかんと。両方だめになる前にどちらかを閉めて
 萬房の名前を残さなければと考えました」
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顧客名簿の存在理由

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 【今日も元気に
お客が増える!】 260
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~20120409
  
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   爆発的にというわけではないけれど、
   確実に、堅実に、手堅く、お客が増える。
   客数に浮き沈みがなく、だから売上にもムラがない。
   そんな経営ができたらありがたいなと思います。

   そんな経営のお手本3事例が次の3社です。通称、
   「エミリー」「ほっかほっか亭」「長井さん」
   この「ゴールデンスペシャル伝説のベスト3事例」を
   4月と5月に紹介します。

   「エミリーはもう4回聞いた!」という方がいます(笑)
   「ほっかほか亭の岩田さんに会いに行った!」方も(笑)
   (笑)は、うれしい笑いです。

   4月
15日、16日は村上認定「日本一のハガキの先生」主催。
   5月
13日は村上初の香川県高松市でセミナー開催。
   ご関心ある方は、「あなたに会えませんか」のコーナーにて。


  今日の内容
  *顧客名簿の存在理由(おたより本文)
  *「契約していいぞ」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  顧客名簿の存在理由

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 喫茶店を開業し、そこそこうまくいく。
 人気店と言ってもいい。口コミでお客が増える。

 来店客は多い。なのにリピーターは多いとはいえない。
 忙しいわりに利益性はいまひとつ、ふたつ
……

 〈さかもとこーひー〉の坂本孝文さんは、わかっていました。
 「喫茶店は構造的に儲からない商売だ」と。

 しかしマイナス思考だったわけではありません。
 「これさえあればうまくいく!」ということを
 知っていました。気づいたのです。

 「これさえ」の「これ」とは名簿です。顧客名簿。
 坂本さんは「ハウスリスト」と呼んでいます。

 【ハウスリスト】
 イベントやウェブ、営業活動により集めた、
 見込客情報や顧客情報、アドレスなどのリスト。


 なんだ。顧客名簿か。

 そう思った方がいるかもしれません。
 顧客名簿なら、うちだってあるぞと。

 そうですよね。みなさん顧客名簿を持っています。

 「顧客名簿があったところで、
  うまくいかないものはいかない」

 そう言う経営者もいます。
 しかし、坂本さんは違います。
 顧客名簿を持たない喫茶店をやっていた身には、
 顧客名簿が宝物に見えるのでしょう。名簿を切望しました。


 千葉市内で〈さかもとこーひー〉を開いた坂本さんは
 それまでの知り合いに案内を送り、
 近所に
3000枚のポスティングをします。

 無料のコーヒー教室を開き、近所の会社を訪問し、
 学校の職員室を訪ねては先生方に飲んでもらいます。

 パン屋をリストアップし、ネクタイ姿で営業。
 フリーペーパーに店名と電話番号を載せ、
 ホームページももちろん活用。

 出会いはさまざま。接点はいろいろあっていい。
 何本ものアンテナをはりめぐらし、
 いくつものチャンネルを持ち、
 足を使って歩きに歩きました。

 スペシャルティコーヒーを焙煎し、地道に販売し、
 お客を一人ひとり開拓し、顧客情報を集めました。

 お客一件一件の名前、住所、アドレスを集め、
 お客一人ひとりの名前、住所、アドレスを集めたのです。


 ここまでは、多くの会社、社長と同じ。
 ここからが、坂本さんの非凡なところ。

 顧客リストができたからには、することはひとつ。
 メッセージの発信です。
 出会ったあとが大事。売ったあとが大事。

 「いつもありがとうございます」
 「お元気ですか」
 「おいしいコーヒーのいれかたは


 出会ったお客との関係性を深めながら、
 コーヒー豆の通販を
15年続けました。

 そんなことなら、うちの会社だってやっている。
 そう思った方がいるかもしれません。
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儲からない原因

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 【今日も元気に
お客が増える!】 259
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120328

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   
魚バカな社長のブログが好きです。
   いつも(深いな
)と思いますが、
   3月
27日のブログは、(あ、これ、なるほど)と。

   愛知県岡崎市で魚のおいしいお店の大将、
   西田耕一社長のブログです。驚きました。
   西田社長が書いた、自分への「弔辞」です。
   
http://ameblo.jp/meba629/entry-11205660294.html

   しばらく訪ねていません。「魚信(うおのぶ)」。
   おいしいんです。魚も人も。そのうえさらに
……
   すごい努力をしています。お客が増えるわけです。      


    
今日の内容
  *儲からない原因(おたより本文)
  *ゆく年来る年(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  儲からない原因

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 高校時代、ときどきジャズ喫茶に行きました。
 
30年も昔のことです。十代です。生意気な話です。

 行く理由は2つありました。
 ジャズが聴きたかったから。これがひとつ。

 ジャズはいいなあと思い始めたのが中学3年生。
 ラジオで聴いて、(いい!)と思ったのが
 モダン・ジャズ・カルテット(
MJQ)というバンド。
 お年玉で初めて買ったレコードが
MJQでした。

 コーヒーチケットを買うお金で
 
LPレコードを買うこともできました。

 レコードを買うか、ジャズ喫茶の回数券を買うか。
 お金がないと考えるものです。結論は喫茶店。

 喫茶店で本を読み、コーヒー一杯でねばり、
 いろんなレコードをかけてもらったほうが
 たくさん聴くことができる。そう考えたのです。

 ジャズ喫茶に行く理由の2つ目は、
 そんな自分がかっこいいと思ったから(笑)

 「ねえねえ、村上クンは、学校帰り、
  いったいどこへ行ってるの?」
 「ああ、ジャズ喫茶だけど」

 女の子との、そんな会話を頭に描いていました。
 なんて答えるのがかっこいいか
と考えていましたが
 一度も答えることなく、単なる妄想に終わりました。
 そんな質問、誰からもされなかったからです(笑)

 いいんです。ジャズを聴くには一人にかぎる。
 午前中で授業が終わった日など、
 2時間でも3時間でも聴いていました。

 申し訳ない
……水ばかり飲んですみません……
 内心、済まない気持ちでいっぱいなのですが
 次はどんな曲がかかるだろうと思うと、
 もう一曲聴いてから、となかなか席を立てないのです。

 高校生ながら思ったものです。
 喫茶店って、儲からなさそうだなあ。
 儲かるんだったら、やりたい仕事だけど、
 僕のようなお客が多いから、儲からないよなあと。

 だから、坂本孝文さんに話をうかがったとき、
 やっぱりと思い、やがて、なるほどと思いました。

 「さかもとこーひー」の坂本さんです。
 自家焙煎コーヒー豆を販売するプロのあいだで
 有名な、さかもとこーひーの坂本さんです。


 「どれだけおいしいお茶と食べ物を用意しても、
  来店するかどうかはお客さましだい。喫茶店は
  
待つことが仕事ですからね」

 「店がお客さまでいっぱいになっても、顧客単価が
  低いから利益性は必ずしも高くないんです」

 「口コミでお客さまは増えましたが、増えるばかり
  じゃありません。競争相手も多いですから
  減っていくお客さまも当然生まれました」

 「どれだけがんばっても業績が爆発的に伸びる
  ことはありません。根本的な原因があります。
  喫茶店は受け身の商売スタイルだからです」


 取材した際、坂本さんはこう話してくれました。

 一流のフルーツパーラーに勤め、
 紅茶専門店で修業し、準備万端、
 喫茶店を開業した坂本さん。

 手作りのケーキは女性客に人気でした。
 ほかの喫茶店と比べると繁盛していました。

 それでも、さほど儲からなかったと言います。
 「一生、喫茶店を続けるのはきつい」
 そう思ったそうです。

 なぜ、忙しいわりに利益性が低いのか。
 なぜ、思ったほどお客の数が増えないのか。
 なぜ、気に入ってくれるお客が多いのに
 リピート率が高くならないのか。

 坂本さんは考えました。
 そして、あることを確信します。
 喫茶店は構造的に儲からない商売だ。
 しかし
……

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決心する場所

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120316

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   ホームページを手直ししました。
   これまで、大勢の方に数々のアドバイスを
   いただきましたが、ようやく手をつけたしだいです。

   手直し計画の進捗率は
60パーセント。
   まだ途中ですが、いまの段階で公開しちゃいます。
   完成を待って遅くなりより、6割でも早いほうが。

   人のホームページって、いろんなことが見えてくる。
   自分のホームページってよくわからない。
   売らずに、売り込まずに、安売りせずに
   「お客が増える!」を伝えるにはどうすればいいか。
   どうかご遠慮なく意見をくださいませ。
   (意見だけじゃなく、もちろん注文もどうぞ
笑)

   
http://www.okyakugafueru.com/      


    
今日の内容
  *決心する場所(おたより本文)
  *素直すぎた9ヵ月間(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  決心する場所

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 8万頭もいたイノシシや鹿がいなくなり、
 対馬の島民に平和な暮らしがもどりました。

 陶山訥庵(すやまとつあん)先生が考えた戦略を
 島民は戦術係として忠実に実行したからです。

 それから約
300年。対馬はどうなったのか。
 じつは困ったことになっていました。

 イノシシは2万頭に増えていたからです。
 ランチェスター経営の中村先生が教えてくれました。

 毎年、陶山訥庵先生の墓参りをしている
 ランチェスター経営ですから、現地の情報が豊富。

 先月ですが、このような案内文をもらいました。
 ご一読ください。

 (ここから)
 今、対馬が大変だ〜!!

 平成
10年頃にはわずか約500頭だった猪が
 
13年後の昨年にはナント2万頭にも増えて、
 今や対馬は猪のサファリパークと化し、
 農家の方達はもちろん市民の方達も
 その被害に毎日悩まされ、
 市の行政は猪退治の経費も増大し、
 苦肉の策で猪1頭退治に9千円の賞金をかけ、
 さらに1頭を6千円で買い取り、
 肉は食肉加工し、皮はイタリヤへ輸出しているが、
 残念ながら月間
500頭位しか捕獲できない現状では、
 とても追いつかず、イタチゴッコの日々が続き
 頭を抱えておられます。

 このような現況の折りに、竹田陽一を団長として
 全国の戦略社長の皆さまと一緒に対馬に出向き、
 対馬現地の行政、農夫、「訥庵の会」の方々と
 効果的な『猪撲滅作戦の討論会』を開催したいと
 立案しました。
 (ここまで)

 対馬の住民にとっては、切実な問題です。

 
300年前は撲滅作戦が成功したのでしょう。

 しかしその後、だれかがイノシシを島に持ち込めば
 増えていくのは自然の摂理。

 人がコントロールできればいいのですが、
 野生動物が相手だと、これがまたむずかしい。

 僕が住む北海道でも、同様の問題が起きています。
 エゾシカが増えすぎて困っているのです。

 あいにく、北海道には、陶山訥庵(すやまとつあん)先生
 のような人がいないので、なおさら困っています。

 昨年は自衛隊にまで応援してもらい、
 ヘリコプターで追い込もうとあれこれ
……
 はっきりいって失敗しました。

 全国から集まったハンターのなかには、
 鹿と間違えて人間を撃ってしまった悲劇も
……

 猪だって鹿だって馬だって馬鹿じゃありません。
 そう簡単に捕まりません。

 対馬に再び増えたイノシシをどうするのか。
 知恵を提供できるに越したことはありませんね。

 仮に猪撲滅作戦の討論に加わらないにしても、
 対馬を訪れた経営者は全員、ある決意ができるそうです。

 急な斜面の山々を目の当たりにすると、
 陶山訥庵先生の戦略がいかにすごいかがわかる、と。

 その奥深く、谷深い山を逃げるイノシシを追いつめ、
 島民に平和をもたらした戦略のすごさがわかる、と。

 こんなたいへんなことでも、トップしだいで
 実行可能、成功できるんだ、と。

 なにごともそうですよね。現地に出向けば、
 ものごとがよく見えます。考え方が変わります。

 会社に戻ってからのやり方が変わります。
 社長が変われば社員も変わります。

 「よし、やるぞ!」。そう思っている社長、
 「よし、やるぞ!」。そう思いたい社長。

 対馬行きは、転機になる。そう思います。

 ランチェスター経営による、正式の案内をどうぞ。
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区切って区切って8万頭

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120312

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   コブチさんとクロダさんで「コブクロ」
   ご存じですよね。有名ですから。では、
   オグシさんとムラカミで「オグムラ」
……うふっ
   別名「2人クラブ」。もしかすると、ご存じない?

   おととし、
2010年デビューです。
   地方都市で少しずつランキングが上がってきています。
   実力派と言われていますが、まだ東京での人気は
……
   ま、大器晩成型でしょう。

   2人の出演が終わると、「なるほど! 聞いてよかった!」と
   みなさんに言っていただける人気デュオです。
   
4/19宮崎講演、前売りのみ発売中です。

   ブログによる案内です。
   
http://yanchiofficenews.miyachan.cc/e303712.html
   フェイスブックの案内です。
   
https://www.facebook.com/events/369966616354999/

   その前に、明日はいよいよ「続研 広島」開講します!
   
http://ameblo.jp/yagyuhiroshima/       


    
今日の内容
  *区切って区切って8万頭(おたより本文)
  *先輩社員のへたな言い訳(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  区切って区切って8万頭

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 長崎県の対馬で増えに増えたイノシシや鹿。
 その数、およそ8万頭。

 島民の暮らしをおびやかすイノシシを
 なんとかして退治したい。

 でも、対馬は平地が少なく、斜面は急で、
 ほとんどが山また山と深い谷と尾根の島。

 どうやってイノシシを追いつめ、
 捕らえることができるのか。

 そのやり方を考え出した人物がいます。
 陶山庄右衛門(すやま しょうえもん)
 後に名前を訥庵(とつあん)と改めた人です。

 とつあん先生はまず、
 対馬を大きく5ブロックに分けました。

 イノシシや鹿がくぐったり、飛び越えられないように
 頑丈な垣根を東西につくったのです。

 5つの垣根は、それぞれかなりの長さです。
 ある垣根は約
16キロですが、
 
24キロの垣根も27キロの垣根もあります。

 高さは6尺。約
1.8メートルですね。
 これなら鹿だってジャンプできません。

 ただし、この「大垣(おおがき)」だけでは
 イノシシを追いつめることはできません。
 島全体を5つに分けただけですから広範囲。

 こんどは、もう少し小さめの垣根をつくります。
 イノシシや鹿を追いつめやすくするために、
 垣根をどんどんつくっていきます。

 この「内垣(うちがき)」の長さは
 総延長距離にして
480キロ!

 これでかなり追いつめやすくなりました。
 しかしまだまだ不十分。

 もっと小さい区画の「坪」をつくります。
 2キロ
×4キロくらいのエリアをつくり、
 最終的に「追い込み柵」に追い込みます。

 これで1ブロックあたりの面積が
 かなり狭くなりました。
 範囲が狭ければ狭いほど、イノシシや
 鹿を把握しやすくなるというものです。

 追い込むエリアを設定したあとは、
 具体的な追い込み作業を実行します。

 何十人、何百人の人夫が働きます。
 大垣と内垣をつくるための延べ人数は
 なんと
127440人になったそうです。

 1年ではできません。面積が広すぎます。
 追い込み、追いつめるには
 木を伐採したり草を刈る必要もあります。

 村から遠いエリアでの作業のために、
 仮の
山小屋をつくる必要もありました。
 台風や大雨の日もあります。

 どんな人を、何人、どこに投入するか。
 だれが木を伐採し、だれが垣根を組み立て、

 そのための食料をどう調達するか。
 だれを現場の作業監督者に任命するか。

 延べ何日間も何年間も働きます。

 この計画を立てるのは大変だったでしょう。
 計画自体にも時間をかけたでしょう。

 現地のようすを把握し、追い込む動物の
 習性も観察し、傾向をつかんだでしょう。

 地形の違いによっては、垣根のつくり方などを
 変える地域もあったことでしょう。

 そういう全体像をしっかりとらえたうえで
 人夫にやり方を仕込んだと思われます。

 だからこそ、8万頭の退治に成功したのです。
 陶山訥庵先生あっての成功。ということは、
 トップしだいで偉業は成し遂げられるということ。

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8万頭のイノシシ

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120305

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   ホワイトベースの小串社長が
   メルマガでこうおっしゃっています。
   「自分で言うのもなんですが
   この二人のセミナー
   なかなか役に立つんですよ。。。」

   「この二人」とは小串社長と僕、村上です。
   以下、原文です。

   ★3月8日(木)に明石でセミナー★
   主催はランチェスターマネジメント明石、山田一美さん。

   講師は、お客が増えるプロダクションの村上透さんと
   私、ホワイトベースの小串です。


     ビジネス書で学んだこと
     セミナーで学んだこと
     いろいろ試したが 効果が出ないで困っている!

   そんな方、ぜひ参加してください。

   自分で言うのもなんですが この二人のセミナー
   なかなか役に立つんですよ。。。
   お申し込み、詳細はここからお願いします。
    
     
   http://ekeiei-no1.com/pdf/20120308.pdf

   たしかに自分で言うのもなんです。が、僕も言います(笑)
   おかげさまで小串社長と村上の「2人セミナー」は
   とても評判がいいのです。リピート依頼ばかり。
   
3/8明石、3/10岡山、4/19宮崎が、この「2人セミナー」です。
   あと数席、余裕あります。どうぞお越しください。
      

    
今日の内容
  *8万頭のイノシシ(おたより本文)
  *床屋は仕事中に(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  8万頭のイノシシ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 東京ドームの収容人数は5万
5000人。
 以前は大阪ドームという名称だった京セラドームも
 最大収容人数は5万
5000人。

 名古屋ドームは4万
500人。
 札幌ドームは5万
3796人。

 北海道日本ハムファイターズの試合観戦、
 ドリームズカムトゥルゥーのライブなどで
 札幌、名古屋、大阪ドームに行ったことがあります。

 4万人以上が席につき、4万人以上が立ち上がり、
 4万人以上が腕を上げたり声を出したりするようすは
 圧倒という言葉を超えた異常なパワーを感じます。

 昨年夏、4年に一度開催されるドリカムのライブ
 「ワンダーランド
2011」を観に札幌ドームへ。

 昨年秋、クライマックスシリーズの応援で
 やはり札幌ドームへ足を運びました。

 そのとき、会場で少し考えました。
 いま仮に、地震や火災が発生したとしたら、
 僕は、そしてこの会場内の人たちは、落ちついて、
 できるだけ理性を失わず、静かに避難できるだろうか。

 ドームだから安全とか、むしろドームのほうが安全とか、
 避難先の心配をしたわけではありません。

 ドーム内をぐるりぐるりと見渡すと、人、人、人。
 4万人がこの場にいるということだけで、
 なにかしら恐怖感に似たものを感じました。

 みんな、パニックを起こし、勝手に行動したらどうなるのか。
 いや、人間だ。ある程度の分別はある。協力しあう。
 パニックを起こした一部の人をのぞき、案外静かかも。

 そんなことを考えても、試合やコンサートが始まると
 いざというときのことなど忘れてしまいましたが。


 しかし、この4万人とか5万人といった、
 
数万単位の表記を何かで目にすると、
 すぐに思い浮かべてしまうことがあります。

 「8万頭のイノシシ」という実話です。

 あなたはご存じですか。8万頭の猪の話を。
 長崎県の対馬であったイノシシ退治の話です。


 毎年4月、竹田陽一先生のランチェスター経営では
 ツアーを組んで対馬を視察し、現地での勉強会を開いています。

 今年も4月
21日、22日と1泊2日で開催されますが、
 その案内を目にすると、即座に「8万頭」を思い出します。


 笑われるかもしれませんが、
 考えなくてもいいことを考えてしまうのです。

 もし、名古屋ドームの4万の座席という座席に
 イノシシが座っていたらどんな光景か、雰囲気か。

 しかも、そのイノシシが一斉にフゴッとかキィーとか
 鳴き出し、走り出したらどうなるのか。

 京セラドームに入ったとたん、中には5万頭のイノシシ。
 人間が入ってきたことでパニックになり、
 一斉に逃げ出そうとしたらどんな状況になるのか。

 人間とは違います。一列に並び、声を出さず、
 順番に会場の外へ出るとは考えられません(笑)

 ドドドドドドーッと走り出し、逃げまどい、
 椅子を壊し、壁に突進し、フロアはキズだらけ。

 ああ、考えただけでも恐ろしい。
 (だから考えなけりゃいいのですが)

 でも、です。僕が映像として描けるのは、
 せいぜい4万頭か5万頭なわけです。

 それがもし8万頭もいたとしたら
……いったい
 8万頭ってどれだけの数なんだろうと思うわけです。

 そう考えると、8万頭のイノシシをすべて退治した
 対馬のイノシシ撲滅作戦は奥が深いと感じ入ります。

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続けるとお客が増える

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120221

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   最近わかったことがあります。
   セミナーにご参加いただいた方のなかに
   近い将来、僕が取材させていただく方がいる、
   ということがわかったのです。

   なぜならこれまで取材した経営者のほとんどが
   セミナーや勉強会に参加し、勉強を続けてきた
   方であることがわかったからです。

   ということは、セミナー参加者のなかで、
   お客が増えている会社の社長と出会えばいい。
   あるいは、セミナーにご参加いただければ、
   お客が増え、いずれ取材させていただくことに。

   会いましょう。大事です。3月、4月は。
      

    
今日の内容
  *続けるとお客が増える(おたより本文)
  *僕が車をもらったら
(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  続けるとお客が増える

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 経営の勉強をするうえで重要なことは
 なにを勉強するかということ以上に、
 どんなやり方をするかということ。

 内容3分に続けること7分。
 勉強内容3分にやり方7分。

 浅く広くより、狭く深く。
 そんな勉強をしている経営者のほうが
 ここ十数年、とくにここ数年、業績がいい。

 前号のメールレターでそう申しあげました。

 やり方といっても、複雑ではありません。
 続けること。それだけです。

 それだけ、のことですが、僕にとっては
 最高に難度が高いこと。全然続けられません。

 僕は、いろんなことが
できません
 もっとも
できないことが、続けるということ。

 これまでの人生で、長く続いたことといえば
 一年
365日のうち、363日は酒を飲んだとか、
 過去3年間、自分で決めたスケジュール通りに
 行動できなかった日の連続記録くらい。


 世の中には、こつこつ、こつこつ、そしてこつこつと
 経営の勉強を続けている社長がいます。

 長年思っていました。なぜ続けられるのだろうと。
 かなりの方に尋ねました。なぜ続くんですかと。

 じつのところ、だれに聞いても、なるほど!
 と思う答えをいただくことはできませんでした。

 でも、おそらくこうだろうな
……
 思うことがありました。

 「続けざるをえない強制的な場に
  身をおいているから続けることができた」
 ということです。

 お金を払った以上、もったいないからと連続出席。
 元を取ろうと思っていた以上に、けっこう得るものがある。
 自分にとって、決して悪くない。期待以上の収穫がある。
 だから次回も参加しよう、少し続けて通ってみよう。

 そんな場があったから、続けることができた。
 そういう社長が多いように感じます。

 試しに出席してみたところ、次回の講座までに
 取り組む宿題をもらってしまい、やむをえなく
 次も参加し、そこでまた「次は発表してください」と
 依頼され
とほぼ強制的に参加させられているうちに

 そんないきさつの結果、気づけば2年、3年と勉強を続け、
 社長としての実力が上がってきたことを自覚し、
 そうなるとさらにレベルアップを目指し
と続ける社長。

 続けることを目的に集まる勉強会に参加し、
 とにかくひたすら毎月参加することに意義を
 見いだしているうちに勉強に身が入った社長。

 そういった社長に次々と出会うと、
 続けることの重要さ、大切さがわかります。

 やり方で大切なことは続けるということ。
 それを確信したのは、僕の取材を通してです。

 僕が取材する社長は、ほとんどの方が
 なんらかの勉強会に継続して参加しています。

 僕が取材する社長は、とても勉強熱心。
 みなさん、集まりに参加して勉強を続けています。


 ★取材したくなる社長が生まれる勉強会
 税理士の山田一美先生が主宰する「幸研(さちけん)」
 あなたも幸せ、私も幸せ、世間も幸せになる研究会。

 幸研のメンバーは出席率
100パーセント。
 続く魅力と仕組みがあるようです。

 
http://www.ekeiei-no1.com/serv01d.html

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続けた人、続かなかった人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120214

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   沖縄に8日間滞在しました。取材3本、セミナー1本。
   そのうち2日間、宮古島へ行きました。
   
2800円だったんです。那覇から宮古島への交通費が。
   往復
5600円。飛行機ですよ。船じゃない。
   そんな額で行けるなら、行ってみようかな。
   といったていどの理由で宮古島へ。

   宮古島の民謡酒場をはしごして、
   三線(さんしん)教室で三線を習い、
   地元の方に昔話をうかがい、
   住宅地とさとうきび畑を黒い革靴で歩き回り、
   白い
島にんじんを食べて泡盛を飲む。

   宮崎のやんち先生に紹介してもらったホテルに
   泊まり、教えてもらった民謡酒場で飲む。
   今日これから、そのお礼と感謝の気持ちをこめて、
   宮崎でセミナーです。がんばります。
50名です。
      

    
今日の内容
  *続けた人、続かなかった人(おたより本文)
  *車はマイナス(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  続けた人、続かなかった人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 延べ
17年、社長を取材してきました。
 業績が好調の会社を訪ねると、
 「社長の勉強」が気になります。

 なぜこの会社は業績がいいのか。
 なぜこの会社は売れているのか。
 なぜこれほど優れた製品を生み出せるのか。
 なぜ他社にはないサービスを提供できるか。
 なぜ感じがいい社員ばかり育てられるのか。
 なぜ社員はこんなに前向きに勉強するのか。

 いったい、なにが社長をここまで動かすのか。
 はたして、社長はどんな勉強をしているのか。

 業績がいい会社の社長が勉強していること、
 お客さまに高く支持される会社の社長が
 関心を持つ経営分野、項目はなにか。

 それがわかれば、それを提供すればいい。
 経営情報を提供している僕の仕事は楽になる。

 だから、よく尋ねました。
 「どなたかコンサルタントの指導を受けてます?」
 「どんな本を読むんですか?」
 「経営のバイブルと言えるものをお持ちですか?」

 自分が取り組み、成果が出ていることは
 気持ちよく教えてくれます。

 「この本はいいですよぉ」
 「あの
CDを聞いてごらんなさい!」
 「こういう交流会に参加していまして」
 「・・先生の研究会は勉強になります」
 「セミナーにはお金を相当費やしましたね」

 そう教えてくれた社長と、その後も
 2年、3年とお付き合いが続き、
 5年後、6年後、なにかの折りに
 会って話をしたりします。

 会うと尋ねます。
 「その後、いかがですか」と。

 へえ〜すごいなあと感心していたからこそ、
 どれだけすごいことになっているのだろうと
 尋ねてみたくなるのです。

 ところが、続けている社長はまれ。
 ほとんどの人がやめています。

 「ああ、あの研究会はやめました」
 「いまは違う先生にみてもらっています」
 「ああ、そんな話をしましたかね


 理由はさまざま。

 「仕事が忙しくて

 「ひととおりやったので

 「ほかにもっといい方法があったので

 「お金が続かなくなりまして

 「最初はよかったけど効果がなくなったので


 なにかを始めるのは自由。
 なにかをやめるのも自由。
 始める理由、やめる理由は自由。

 そんな話ができるうちはいい。
 なかには会えなくなる社長もいました。

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ビジネス3分、人間味7分

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120210

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   昨年9月の沖縄セミナーは
54名もの方に
   ご参加いただきました。多くてびっくりでした。
   今回、2月8日に2回目の沖縄セミナー、
   「本当にいい会社をつくりましょうの会」で事例紹介。

   「
100名くらいになりそうです」と、1週間前に聞き、
   沖縄で
100名? とびっくりを超えて驚愕。
   当日、参加者は約
180名。でーじうれしかった。
   配付資料を
100名分しか持参しなかったので、
   あわててプリントしていただきました。

   本当にいい会社をつくりましょう! と呼びかける、
   日本人事の當山達男社長。宏先生、スタッフの
   由理子さん、ゆりかさん、エリカさん、そして、
   本当に勉強熱心な経営者と従業員のみなさん、
   熱心に聞いてくださりありがとうございます。
      

    
今日の内容
  *ビジネス3分、人間味7分(おたより本文)
  *契約ゼロは車なし(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ビジネス3分、人間味7分

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 毎日宝を拾っている、やんち先生。
 宝を拾っているのに、ときどき、
 「こんなにたくさんの宝を誰が捨てたんだ!」と
 憤慨してしまう(笑)やんち先生。

 なかには、汚れているゴミもあります。
 拾うのに抵抗はありませんか、と尋ねると
 「最初はありました。でも目についた以上
」と。

 毎日続けるコツを尋ねると、
 「ゴミ拾いを続けようとしているわけじゃ
  ありません。もともとランニングが好きで、
  毎日走るから毎日ゴミが目に入るだけです」と。

 前号のメールレターでやんち先生を紹介。
 何人もの方から連絡をいただきました。

 「山口さまにぜひ会いたいです」
 「続けるコツは何ですか?」
 「どうして
なのでしょうか?」
 「やんち先生って、どんな方ですか?」
 「すばらしいですね!」

 とくに、「何をやっている方ですか?」
 という問い合わせを多くいただきました。

 山口さんは何をやっているか。
 じつは、僕もよくわかりません(笑)

 いろいろやってらっしゃるようです。
 でも、走ってゴミを拾っている方。
 どうしても、そういうイメージがあります。

 振り返ってみると、なにをされているか
 本当にわかっていません。が、しかし、
 魅力があるやんち先生とやんちママ。

 言い訳ですが、僕は、出会った方が
 どんなビジネスをしているかより、
 どんな人間かが、より重要と思います。

 ビジネス3分、人間味7分。

 今回は、やんち先生について
 知っていることを紹介します。

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宝を毎日拾う人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120207

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   先日、ジャパンネット銀行に振り込もうと、
   ゆうちょ銀行のインターネット手続きをしました。
   手続き画面で支店名を尋ねられました。
   僕は「本店営業部」の口座宛でしたが、ほかに
   こんな支店名があるのか! と。

   店番号
001 本店営業部
   店番号
002 すずめ
   店番号
003 はやぶさ
   店番号
004 ふくろう
   店番号
005 かもめ

   通常、金融機関って実在する支店があります。
   だから支店名がある。あたり前の話です。
   でも、ネットですからね。地名や数字にこだわる必要はない。
   他の銀行と異なる支店名で、かつ、親しみやすく、
   短い単語だからおぼえやすい。大事なことですね。
      

    
今日の内容
  *宝を毎日拾う人(おたより本文)
  *ベンツは僕のお客ではない(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  宝を毎日拾う人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは宝物をお持ちですか。
 あなたにとって、宝物とは何でしょうか。

 「財宝」「宝さがし」「宝石」
 「宝庫」「宝船」「国宝」

 お札や硬貨といったお金にかぎらず、
 売り値や買い値がつくものですよね。
 かけがえのない「思い出」も宝ですね。

 宝は、簡単に手に入るものではありません。
 かなりのお金持ちか、先祖代々受け継いできたもの。
 宝を持っていない僕にはそんなふうに見えます。

 ところが、僕の知っている方で、
 かなりの数の宝に恵まれている人がいます。

 しかも、毎日手にしているんです。宝を。
 多い日もあれば少ない日もある。
 だけど確実に宝をゲットしています。

 宝探しの活動は早朝。冬であれば暗いうちにスタート。
 人に見つけられる前に、しめしめ
と入手。

 毎日のように、証拠写真も撮っています。
 その日の収穫をフェイスブックやブログで公開。
 ときどき写真入りで堂々と見せています。

 では、その人はかなりのお金持ちかというと
 いや、ま、そんなことは下世話なことですよね。
 下品な世間話。本筋には関係ありません。

 でも気になりますよね(笑) なんたって
 毎日宝を見つけているわけですから。

 独断。その方は、すてきな家に住んでいますが、
 資産家、というわけではなさそう(ごめんなさい!)
 すごいお金持ちには見えないのです(ご容赦!)

 このへんで宝の
正体を申しあげないと
 「いいから早く言え!」と言われそう。

 気づきましたか?
 ご存じでしたか?

 その方が毎朝ゲットしている宝とは、
 「ゴミ」のことです。

 空缶とかタバコの吸い殻とかのゴミ。
 スーパーの袋につめられたゴミ。
 弁当やお菓子を食べたあとのゴミ。
 ペットボトルとかファストフードのゴミ。
 家庭から出たゴミ、車から捨てられたゴミ。

 なにかのたとえではなく、正真正銘、ゴミを
 毎朝拾い、「宝を拾いました!」と言うのです。

 このメールレター読者にも、その方を
 ご存じの人がいるのではないでしょうか。

 宮崎県宮崎市に住む、山口淳(あつし)さんです。
 通称、やんちさん。「ヤンキー」でも「やんちゃ」でも
 ありません。やんちさんの奥さんは、やんちママ。

 「やまぐち」さんが、いつのまにか「やんち」さん。
 僕は「やんち先生」と呼んでいます。

 社名が、なんたって「やんちオフィス」。
 一貫しています(笑)。やんちったら、やんち。

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販売がスタート

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120123

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   地名、書名、年号など何を書くにも固有名詞を
   間違えてはいけませんが、なかでも人の名前を
   間違って伝えたり書いたりするのは致命的ミス。

   やってはいけないそのミスをしてしまいました。
   前号のメールレターで井内良三社長のお名前を
   誤って書いてしまいました。
   「井内りょうぞう社長」と書きましたが、正しくは
   「井内よしぞう社長」です。申し訳ございません。
   
http://www.tao-st.co.jp/office/company/greeting/

   すぐ教えてくださった能登清文社長、
   ありがとうございます。
   「『りょうぞう』と読みたくなりますが
」と
   気づかいのメール、これまた心にしみます。猛省。
      

    
今日の内容
  *販売がスタート(おたより本文)
  *夏のある日、建売住宅で(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  販売がスタート

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 学習塾でもない、通信教育でもない、
 家庭教師でもなく、予備校でもない。

 子ども一人ひとりのやる気を引き出し、
 それぞれの能力に合わせて学力を伸ばす。

 しかし、目的は学力を引き上げることではない。

 「自己実現のお手伝い」

 学習システム『天神』を通して、
 なりたい自分になるためのお手伝いをすること。

 株式会社タオの目指すところです。


 マルチメディア学習システム『小学天神』を
 販売したのは平成7年(
1995年)。
 最初は小学生向けのソフトを開発しました。

 一軒一軒、小学生がいる家庭を訪ね、
 困っている子どもや親の悩みを解決してきました。

 小学校、中学校、養護学校と、公立私立を問わず
 学校での導入が進み、天神の占有率は高まりました。

 やがて、独自性が高いタオの製品にほれた代理店が
 全国に続々誕生。売上は
15億円近くに達したほどです。

 
120社ほどの販売代理店網を築いたタオですが、
 世の中、いい話ばかりではありません。

 あることがきっかけで販売代理店のほとんどを失います。
 売上の8割以上を落としてしまう危機的状況に陥ります。

 あくまでも僕が客観的に申しあげますが、
 株式会社タオが被害者。理不尽な出来事。

 売上は
15億円から3億円へ。

 給料が
15万円から3万円になるのとはわけが違います。
 企業の売上高
15億が3億……は致命的と言えます。

 事業を断念するしかないのでは

 多くの人がそう思ったでしょう。

 しかし井内社長は前しか向きません。


 全国の子どもたちから寄せられた喜びの声が
 次々とよみがえり、耳に響いてきます。

 日夜がんばってくれている数十人の社員と
 その家族の姿が目の前に浮かびます。

 京大に合格すれば漁師にならなくてすむ。
 その一念で猛勉強してしまう井内社長です。

 「代理店には依存しない。
  原点に戻り、エンドユーザーを開拓する」

 エンドユーザーを訪ね、一人ひとりに会い、
 悩みを聴き、出会った子どもたちが
 
成り得る最高の自分になる手伝いをする。


 当時の井内社長や社員を支えたものは、
 「販売がスタート」という考えでした。

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小6で決めた進路

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120117

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   僕は体温が高く、手も足もあたたかい人間でした。
   昨年一年間のうちに、からだが変化し、
   末端が冷えるかだらになってしまいました。

   最近、冷え込みが厳しくなり、
   足が冷たくて寝られないときも。
   昔を思い出し、湯たんぽを使い始めました。

   先日、目覚めると足のすねあたりにヤケド。
   湯たんぽによる低温ヤケドです。重症。
   一日おきに病院へ。感染して象の足のように。
   痛くて歩くにも不自由。うかつ。情けない。
   おろか。恥ずかしい。湯たんぽ低温火傷は怖いです。
      

    
今日の内容
  *小6で決めた進路(おたより本文)
  *営業マンが寄りつかない家(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  小6で決めた進路

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 名経営者には伝説化したエピソードがあります。

 本田宗一郎氏は空襲すらムダにせず、アメリカの
 不発弾を利用し、(鉄から)バイクをつくった。

 松下幸之助氏は、朝6時くらいからあちこち
 電話をかけまくり、打合せをした。

 ソニーの井深大(いぶかまさる)氏は亡くなる4年前、
 
1993年にエスパー研究所を設立し、透視能力や
 テレパシーの実験を始めた。

 そんな逸話が伝えられています。

 ランチェスター経営の竹田陽一氏は言います。
 「成功する社長には奇人、変人が多い」と。

 竹田先生ご自身、奇人クラスです。
 たしかに、とうなずける話です。

 常人を超えた発想をしたり、
 愚直にものごとをやりとげる人は、
 
変わっていると言われる人が多いですね。

 僕が昨年取材した経営者もまた
 変わっている人が多い、と言えます。


 そのなかの一人が、井内良三社長。
 パソコン学習教材を開発し、販売している
 株式会社タオのいのうちりょうぞう社長です。


 徳島県の小松島という漁師町生まれの井内社長。
 漁師を継いでほしいと願う父親に鍛えられ、
 小学校入学前から漁に連れていかれます。

 しかし、何度海に出ても船酔いする井内少年。
 酔うから仕事を手伝えず、使い物になりません。

 (お父さんの仕事は僕には向いていない。
  迷惑をかけるだけ、怒られるだけ


 船の上で吐いてばかりの井内少年。
 漁師はいやだなと思う井内少年。

 子どもの顔を見れば、心から望んでいるか
 どうかがわかるでしょう。親ですから。
 漁師以外の道をひとつ提案します。

 「東京大学か京都大学のどちらか
  ひとつなら受験を認めるぞ」

 東大か京大に受かるなら進学してもいい。
 そうでなければ漁師の仕事を。

 父親としては、なんとしてでも鍛え上げ、
 漁師の仕事を継いでほしかったのでしょう。

 だからこそ、おそらく、
継いでもらいたくて
 東大か京大なら、と言ったのでしょう。

 井内社長が小学6年生のときです。

 (漁師にならなくていいのなら、
  なんとしてでも東大か京大に


 漁師になりたくない一心で、東大か京大の
 受験を目指す子どもはいないでしょう。

 が、目指した結果、京大に入学。

 
奇人ぶりは、ここからです。

 
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知力、体力、経営力

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   左手の薬指の付け根が痛いんです。
   1ヵ月近く前から痛みます。
   指をまっすぐ伸ばそうとすると、
   痛くて伸ばすことができません。

   神経痛? リュウマチ? 突き指?
   このどれでもありませんでした。
   腱鞘炎(けんしょうえん)でした。

   腱鞘炎になるのはいい。
   原稿が進み、仕事がはかどっているのであれば。
   パソコンの上に手を置いたまま、
   居眠りする時間が長いからって
   腱鞘炎にならなくてもいいのに(笑)
      

    
今日の内容
  *知力、体力、経営力(おたより本文)
  *飛びかかる犬(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  知力、体力、経営力

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ある記録をお読みいただけますか。

 (ここから)
 大阪上宮高校出身。左ペンドライブ。
 主な戦績
 全日本選手権シングルス準優勝。
 関東学生リーグ特別賞受賞。
 右手に生まれながらのハンディを負い、
 左手での卓球を余儀なくされている糀谷さん。
 非常に貪欲に練習に取り組み、
 活躍を見せている選手であった。
 また、早稲田のキャプテンとしても
 非常に人望の厚い選手だった。
 圧巻は4年次の全日本選手権。
 あれよあれよという間に決勝まで勝ち上がり、
 決勝でもプロ第一号松下浩二選手と互角の試合を見せる。
 ラリーになる前に一発で打ち抜くプレーが魅力的だった。
 卒業後は、同僚の平亮太選手、専修大学のキャプテン
 川嶋選手と共にびわこ銀行へ入社。
 休部に伴い、最近はその名前を聞かなくなった。
 でも頑張って欲しい選手である。
 (ここまで)


 糀谷博和(こうじたにひろかず)さんについて
 書かれたものをインターネットで見つけました。

 筑波大学体育会卓球部出身の方が、
 学生時代を思い出し、記録したものです。

 糀谷さんは社会保険労務士。滋賀県の野洲(やす)市で
 平成
14年(2002年)に開業しました。

 どんな苦労をしてきたか、それは本人しかわかりません。
 しかし周囲の目には、輝かしい経歴を誇る糀谷さんの
 姿ばかりが映りがちです。


 「僕は右手が悪いでしょう。ふつうの人がふつうに
  できることができません。なんでも片手でやらなければ
  ならない。そうなると、仕事も限られると思いました。
  それがどんな仕事か、はっきり描いていたわけでは
  ありませんが、勉強だけはしておかなければならないと
  思ったのです」


 小学、中学時代から、自由がきかない右手を意識し、
 将来のために、とにかく勉強を怠りませんでした。

 大阪有数の進学校に進み、成績はもちろん、卓球も全国レベル。
 早稲田大学を受験し、やはり卓球で活躍。キャプテンも。

 冒頭で紹介したように全日本で2位。
 多くの人の記憶に残る選手でした。

 大学卒業後は、びわこ銀行へ就職。
 銀行マンとしての仕事と卓球を両立させ、
 びわこ銀行の卓球部を全国レベルへ。

 運動も勉強もできる、文武両道スーパーマンタイプ。
 人なつっこく、人望が厚く、人気がある男。

 その糀谷さんが、銀行を辞めて独立したのが
 
10年前、2002年の1月でした。


 これまで何度も糀谷さんに会い、話をうかがい、
 お酒を一緒に飲み、事務所にもおじゃましました。

 しかし、取材をして初めて、
 「あの頭のいい糀谷さんでも、こんな苦労をしたのか」
 と思う過去があったことを知りました。

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思いて学ばざる

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120106

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   売らない。
   売り込まない。
   安売りしない。

   「非売三原則」です。

   お客が増えている会社は、
売っていません。
   お客が増えているお店は、
売っていません。
   非売三原則を守っているのです。

   「非売三原則」は、お客が増える★プロダクションの
   村上透が見いだし、法則化し、名づけたものです。
   お願いだから、パクらないでくださいね。


   
   「星3つ 村上お墨付きセミナー」は今日です!
   このメールレターのずっと下のほうで紹介しています。
      

    
今日の内容
  *思いて学ばざる(おたより本文)
  *猛犬注意(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  思いて学ばざる

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 このところ
学校づいている村上です。
 一年ほどのあいだに、いくつもの学校を訪ね、
 教えをいただき、お世話になりました。

 滋賀県では「経営者の学校」にお世話になりました。
 「従業員が学ぶ場はあるが、経営者が学ぶ場がない」
 
 その思いから立ち上げたのが「経営者の学校」。
 たしかに、たしかに。主旨に賛同。

 「経営者の学校」にて、一日講師とでもいいますか、
 セミナー講師をさせていただきました。

 この学校を運営していたメンバーに、
 糀谷博和さん(社会保険労務士)がいます。
 杉本浩志さん(税理士)もいます。

 その後、おふたりを取材することになるとは、
 思ってもいませんでした。

 さらに、参加者のおひとりとして、当日、
 聴いてくださった方に井内良三さんがいます。
 パソコン学習教材でダントツの株式会社タオの社長です。

 その後、タオの井内社長も取材させていただきました。
 経営者の学校の
教室では挨拶をしただけなのに。

 滋賀の「経営者の学校」を取り巻く方々は
 猛烈に勉強する経営者ばかりであることがわかります。
 お客から愛される経営をしている方々だとわかります。

 「三方よし」が生まれた滋賀県だけのことはあります。
 ありがたい出会いです。


 経営者が経営を学ぶ場が必要である
⎯⎯⎯⎯
 高い志をもち、もっとも早くから取り組んできたのは
 沖縄県浦添市の「経営を学ぶ学校」でしょう。

 當山達男社長ほど熱い先生は、めったにいません。
 気温が高い沖縄で、さらに熱い
校長先生です。

 朝7時から9時の2時間をはじめ、
 日中もいろんな講義が設定されています。
 夜も7時から9時に講義がおこなわれています。

 時間にルーズな
沖縄タイムなんて
 「経営を学ぶ学校」には無縁。

 沖縄に取材にいくたびに寄りますが、
 いつも「楽しく勉強!」の空気でいっぱいです。

 朝7時の講義に遅刻する社長は一人もいません。
 生半可な気持ちの社長はだれもいません。

 早起きして勉強に出かけ、夜は夜で
 仕事を時間内に終えて勉強をしに行く。

 経営のやり方を勉強するということは
 とてもたいへんなことです。

 その代わり、いい会社が続々育ち、
 僕が取材したくなる会社が多数生まれます。

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世に生を得るは

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20120101

 
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 あなたに、新しい年のあいさつを申し上げます。


 平成
24年、2012年の1月1日になりました。
 昨年は、ほんの少し前に過ぎ去っていきました。

 年が改まり、うれしい気持ちのあなたにあいさつ。

 おめでとうございます!


 年がかわってしまい、めでたくないあなたにあいさつ。

 去年よりいい年にしましょう!



 いつもありがとうございます。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 苦しい、重い一年が過ぎました。
 せつない、悲しい一年が過ぎました。

 たくさんの人と新たに出会い、
 おおぜいの人とあまり話せずに終わってしまいました。

 うれしいことより、つらいことが多くありました。
 誇りたいことより、反省すべきことが多くありました。

 そんな僕にも、一秒一秒時間が過ぎ、
 新しい一年が始まります。

 立ち止まっていられません。
 気持ち新たに歩き出します。


 これまで、メールレターをお読みいただき
 こころからお礼を申し上げます。

 ありがとうございます。

 読んでくださるあなたがいるから、
 こうやって書くことができます。

 これは、メルマガではなくメールレター。
 あなたに向けて書くおたよりです。

 今年も書きます。
 お読みいただければうれしいです。



 
2009年の1月1日に独立宣言をしました。
 
2009年が終わり、
 
2010年が過ぎ、
 
2011年も過去になりました。

 独立して3年が過ぎました。

 
2008年の秋、福岡でのことを思い出します。
 ランチェスター経営株式会社を訪ね、
 竹田陽一先生に報告をしました。

 「そう、会社辞めたの。そりゃいい。で、なにをするの」

 「はい、取材をして、レポートを書きます」

 「うん、そうね。それがいい。
  あんたはそれしかできんのだから」

 「はい(笑)それしかできませんので」

 「まあ、村上さんだったらできる!
  ふつうの人だったら、食えるまでに3年だけど



 竹田先生がそう話しはじめ、
 ここで僕は身が引き締まりました。

 (ふつうの人は3年? 僕は長年、この仕事をやってきたから、
  ふつうの人よりはベテランだよなぁ
。ということは2年?
  いや、まさか、1年で食えるようになる? いや、まさか


 そんなことを一瞬のうちに描き、身を硬くしました。


 「まあ、村上さんだったらできる!
  ふつうの人だったら、食えるまでに3年だけど

  あなただったら……………………………4年かな」


 ガクッ
……としましたが、
 ありがとうございます! と笑顔で答えました(笑)


 その4年目が、今日から始まります。


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共通項を見つけてもらう

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111231

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   
1228日、29日、30日になると、
   「今日が仕事納めです」「本年最後の業務が〜」
   といったメールや電話、フェイスブックのメッセージを目にします。
   目にするたび、耳にするたびに思います。「僕は変なのかなあ」と。

   仕事納めというものがありません(仕事初めというものもない)。
   独立してからの話ではなく、サラリーマンのときもそうでした。
   会社の仕事納めはあっても、僕には仕事が山ほどありました。
   今もそう。毎月発行するレポートをいつものように書く。

   でも、メリハリは必要です。節目、区切りはあったほうがいい。
   来年からは、僕も
普通の人のウエイトを高めようと思います。
   年末、とくに気になったのが、「これから大掃除です」という一文。
   日頃、掃除をしていないのに大掃除など夢の夢。反省、反省、猛反省。
   来年は片づいた環境で、よりいい仕事を進めます。ではよいお年を。
   

    
今日の内容
  *共通項を見つけてもらう(おたより本文)
  *草むしりを見られる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  共通項を見つけてもらう

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 プロフィールがおもしろい人が選ばれる。
 人は、プロフィールがおもしろい人を選ぶ。

 僕の持論です。

 つまらない略歴や経歴は、バッサリ、カット。
 親しみを感じるプロフィールに書き換えましょう。

 プロフィールに関して僕が言う「おもしろい」とは、
 くだらないこと、と言う意味ではありません。
 お笑い芸人のように、おもしろいことを言う
 という意味でもありません。

 人が、「そうだったんですか!」と思うことです。
 人が、「知りませんでした!」と言ってくれることです。

 コツがあります。

 
はひふへほです。

 「はぁ〜、そうですか。なるほど」
 「ひぇ〜、それは災難でしたねえ」
 「ふぅ〜、聞いててどうなるかと思いました」
 「へぇ〜、そんな過去があったんですか」
 「ほぉ〜、それは初耳です」


 はひふへほに限らず、感嘆詞というか感動詞というか
 相手が声を発するような話がベストです。

 でも、驚くようなすごいことじゃなくていい。
 相手が知らないことを述べるだけでいい。
 できるだけくわしく、あなたのことを伝えてください。

 自己紹介を読んだり聞いたりした相手にとって
 共通項がどれだけあるかが重要です。

 自分と共通項があると、人は興味を持ってくれます。
 「お、同じ県の出身だ」とわかると、人は、がぜん、
 あなたに興味を持ち、親近感をおぼえるからです。

 だからといって、
 (自分のどんなことを紹介すればいいか

 (どんなことに、人は関心を抱くのか

 と、考えたり悩んだりするのはやめましょう。

 考えないことです。考えるのではなく、
 思い出す。事実を伝える。それで十分です。
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おもしろきプロフィール

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111228

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   経営でもっとも大事な財産はお客です。
   土地も建物も設備も大事な財産ですが、
   それは借りたり買ったりできます。
   でも、お客は、たやすく買えません。借りられません。

   生きるうえでも、もっとも大切なものは人です。
   離れていった人の心を、再度、近づけるのは容易じゃない。
   淡々と年の暮れを過ごしていますが、人生の暮れにも似て、
   今年一年、あまり会えなかった方を思い浮かべています。
   

    
今日の内容
  *おもしろきプロフィール(おたより本文)
  *研修成績がよかったがために(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  おもしろきプロフィール

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 プロフィールのほとんどがおもしろくない!
 と、前号で申し上げました。上から目線で(笑)

 でも、僕は本当にそう思っています。

 残念でしかたないのです。
 知らない人のことはどうでもいいのですが、
 知っている人のプロフィールがつまらないのは。

 (あの人はすごくおもしろいのに、これじゃ
  どこにでもいる人とおんなじだよ


 (え〜、どうしてあの経験を言わないんだろう。
  あの人の良さが、すぐにわかってもらえるのに)

 そんな感じです。なんとなく伝わります?

 こういうときは、事例を提示するにかぎります。

 一般的な、つまりおもしろくないプロフィールと、
 考えて自己紹介をしている実例を示します。

 まず、一般的な例です。実例です。しかし、
 固有名詞や数字を載せるわけにはいきません。
 伏せますが、実在する人の例です。信じてください。



 〈よくある例
ある社会保険労務士の場合〉

 
○○ ○○(社会保険労務士)

 ・・年・月・日 ・・県出身 
B
 ・・年 ・・大学・・課程修了
 その後、・・メーカー勤務を経て
 社会保険労務士・・事務所を開業。
 社会保険労務士(登録番号第・・・・号)
 行政書士(登録番号第・・・・号)
 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員



 多いんですよ。このパターンが。
 とくに、この例のように士業の方に。
 
 税理士、会計士、社会保険労務士、行政書士、
 司法書士、弁護士、土地家屋調査士。

 「資格をもっています」ということを
 伝えることが目的だからでしょうか。

 いや、士業だけじゃありません。
 会社の経営者もそうです。個人事業主も。
 
 「略歴」「経歴」であることは間違いない。
 だとすると、それを伝えるのが目的?

 それにしても士業の方々のプロフィールは


 どういう先生なのか、さっぱりわからない。
 (この先生は仕事できそうだな

 なんて、これっぽっちも思わない
……失礼。

 このプロフィールを見て、仮に、僕が
 興味を持つとしたら、出身県です。

 もし、北海道出身、しかも帯広市生まれとか、
 旭川市とか札幌市とか芽室町とか池田町とか
 具体的な地名が書かれていたら興味をもちます。

 でも、このプロフィールには、僕との共通点が
 ひとつも見当たりません。だから関心なし。


 では、次に、一般的ではない例をごらんください。
 士業でこれほど独創的なプロフィールはない。
 そう言いたくなるくらい、考えられている例です。



 〈めずらしい例
北見昌朗氏の場合〉

 給与コンサルタント 北見昌朗(きたみ まさお)

 社会に出たのは昭和
57年。経済記者として毎日、経営者に突撃取材。
 社長さんたちのド真剣な生き様に感銘を受け、
 自分も経営者になりたいと一念発起して独立したのが平成7年。
 以後、経営者に給与の払い方を提案しつつも、
 自分が職員の給与問題で四苦八苦。
 社長の孤独さ、辛さをまじまじと実感。
 負けてたまるかと、自分を叱咤激励!
 モットーは「社員あっての会社 会社あっての社長 社長あっての社員
!」。
 『幹部に年収1千万円を払う会社になろう』(
PHP研究所)など著書多数。
 夢は
65歳になったら勇退して全国の史跡を舐め回り本にすること。
 目標は童門冬二氏。社会保険労務士。名古屋市出身。昭和
34年生まれ。



 読んでいただけましたか?
 おもしろいと思いませんか?

 プロフィールって、まねできませんでしょう?
 差別化されているってご理解いただけますよね?

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唯一の絶対的差別化策

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111222

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「だれもが、絶対と言っていいほど確実な
    差別化商品を持っています」

   最近、セミナーの冒頭でそう申し上げます。
   あなたの経歴は、間違いなくあなただけのもの。
   あなたの自己紹介は、あなたしかできないもの。

   あなたの生い立ちや家族、うれしかったことや
   失敗したこと、これまでの経験や趣味、思いが
   まったく同じ人など世の中に存在しません。
   だから「自己紹介」は完全な差別化商品なのです。

   灯台下暗し(とうだいもとくらし)。
   絶対的差別化策である、自己紹介の独自性について、
   きょう、僕からあなたにおたよりです。
   

    
今日の内容
  *唯一の絶対的差別化策(おたより本文)
  *早くも最下位(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  唯一の絶対的差別化策

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 人のプロフィールを聞いたり読んだりすることが
 たびたびあります。
 あなたもそうではないでしょうか。

 講演会や研修の案内チラシに書かれたプロフィール。
 ホームページに載っているプロフィール。
 講演会などで司会者によって紹介されるプロフィール。
 勉強会などの集まりで各自が述べる自己紹介。
 ビジネス書などに載っている著者略歴。

 僕にはそのほとんどが、おもしろくない。つまらない。
 どれもこれも似たような内容だからです。
 あなたは、どうとらえるでしょうか。

 「プロフィールにおもしろいも、おもしろくないもない。
  事実を示すことに意義があるのであり、おもしろさを
  求めたり求められたりするものではない」

 そのようなことを言われたことがあります。

 そうかもしれません。
 おもしろさを求めない人がいてもいい。
 考え方にはいろいろあっていい。
 僕は、おもしろいほうがいいと考えるだけのことです。

 ただし、経営において差別化をはかることができずに日々、
 行き詰まっているなら、自己紹介を研究したほうがいい。
 と、おおまじめに提言します。


 セミナーや勉強会で経営者の話を聞くと、
 多くの人が「売れないんです
」と嘆いています。

 競合が手強い。競争が厳しい。打開策が見つからない。
 あれこれ手を打つが効果がない。大手が参入してくる。
 お客の財布のひもが堅い
(若い方、通じます?)。

 とりもなおさず、他社との差別化がはかられていないことが
 業績不振の大きな原因と思われます。

 商品で差別化がむずかしい

 営業地域の差別化はやっているけれど

 客層はこれ以上絞ることができない

 営業方法をいろいろ試したが

 差別化の方法が、ほかに見つからない


 そう言う方のほぼ全員が、
 プロフィールの研究をしていません。

 ホームページに載っている「会社概要」は、
 見ているお客にとって、
どうでもいいことばかり。

 印刷された立派な「会社案内」になると、
 高いお金をつかって、おそらく手間もかけて、
 
何を伝えたいのかさっぱりわからない内容ばかり。

 もったいない。いや、はっきり言えば
 損をしています。労力とお金のムダです。

 つまらない自己紹介、会社案内はやめましょう。
 魅力を感じてもらえる紹介、案内をしましょう。

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地域の人に認めてもらう

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   9月から
10月にかけて、山田方谷先生に関したメールレターを
   計4通、発信しました。方谷(ほうこく)シリーズです。
   山田方谷記念館を訪ねたこともあり、僕はすっかり方谷先生ファン。
   
12月9日には、竹田陽一先生が語る山田方谷の話に聞き入りました。

   その9日の懇親会で、一人の青年と出会いました。
   いただいた名刺を目にして、縁というものを感じました。
   名刺に書かれていた文字は、「高梁方谷会 事務局長」。
   山田方谷のふるさと、高梁(たかはし)市を拠点として
   方谷先生の偉業を世の中に伝える石井さんと出会ったのです。

   後日、石井さんからメールが届きました。
   方谷先生のカレンダーを添付してくださって!
   「雲中の飛龍 山田方谷
    それ善く天下の事を制する者は、
    事の外に立ちて、事の内に屈せず」
   と書かれた
2012年のカレンダーです。

   ご希望の方、村上までメールをください。
   
pdfファイルです。簡単に送ることができます。
   「どうぞみなさんに差し上げてください」と
   言ってくださった石井さん、ありがとうございます!
   

    
今日の内容
  *地域の人に認めてもらう(おたより本文)
  *僕の仕事は人に会うこと(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  地域の人に認めてもらう

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 前号のメールレターでは福一不動産を紹介しました。

 営業エリアを「九州」から「半径
500メートル」にしたのに
 年商は「
750万円」から「2億円」に伸びた福一不動産。

 なぜ飛躍的に成長したのでしょう? という投げかけに、
 「地域戦略を実行したからでは?」というメールを
 読者からいただきました。ありがとうございます。

 そうです。古川社長は地域戦略を実行しました。
 営業範囲を決め、移動時間を少なくし、
 お客との面談時間を増やし
と基本に忠実でした。

 福一不動産が中洲で9割近いシェアを占めるように
 なったのは、地域戦略を実行したからです。


 それがわかると、新たな疑問がわきます。
 じつは、福一不動産がある、福岡市博多区上川端は
 福岡でもっとも歴史と伝統が息づく古い街です。

 コンパスで、ぐるりと描いた円の中は、
 よりによって福岡一
地元意識の強い地域でした。

 そこに、ひょっこり現れ、古川社長が代表取締役として
 名刺を配り始めたのは
1997年。

 土地や建物を数多く所有している地域住民に
 認められなければ不動産屋の仕事は成り立ちません。

 しかし、強力な仲間意識が働く街で、新参者
 やすやすと商売を始められるわけがありません。

 案の定、古川社長は苦労しました。
 今だからこそ思い出話、笑い話として語りますが
 並々ならぬ苦労を余儀なくされました。

 たとえば、挨拶ひとつとっても、です。

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年商750万円

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   北海道では「秋の気配」が消え失せ、
   まぎれもなく冬に突入しました。
   あなたさまにおかれましては、どうか寒さにふるえず
   元気にお過ごしであればと願うばかりです。

   ちょうど一ヵ月ぶりのメールレターとなります。
   僕は一ヵ月、歳をとりました。
   人生は短い。どれだけプラス思考の人でも
   やはり人生は短い。
   生きたいように生きてみようと思います。
   

    
今日の内容
  *年商
750万円(おたより本文)
  *血圧上昇、血管拡張(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  年商
750万円

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたのまわりに不動産関係の人はいますか?

 土地やビルを丸ごと売買する会社。
 土地や建物を売り買いしたい人の仲介をする会社。
 住宅やビルを建てて販売する会社。
 アパートやマンションの賃貸を仲介する会社。

 自宅を事務所としている方は別として、
 事業をする以上、みな不動産会社のお世話になります。

 事務所としてマンションの一室を借りるにも、
 人数が増えてビルのワンフロアを借りるにも、
 従業員の車用に駐車場を借りるにも、
 店舗を借りるにも、もちろん土地や建物を買うにも
 不動産会社が存在しなければはじまりません。

 需要があるから供給する側の参入は止まらない。
 不動産業の法人数は、ここ
20年間、伸び続けています。

 【不動産業の法人数】
 (財団法人不動産流通近代化センター
/2011年発表)

 年度    
法人数    対前年増加率
 平成2   
204,700   8.4
 平成3    219,253   7.1
 平成4    234,631   7.0
 平成5    246,728   5.2
 平成6    254,006   2.9
 平成7    257,358   1.3
 平成8    260,985   1.4
 平成9    253,653  - 2.8
 平成10   257,052   1.3
 平成11   261,128   1.6
 平成12   265,166   1.5
 平成13   270,555   2.0
 平成14   273,202   1.0
 平成15   277,143   1.4
 平成16   281,046   1.4
 平成17   284,693   1.3
 平成18   288,638   1.4
 平成19   293,330   1.6
 平成20   297,586   1.5
 平成21   299,818   0.8


 平成9年のみ前年に比べて減少しましたが、
 ほかの年はすべて増え続けています。
 この数字を見るだけで競争の激しさが想像できます。

 僕の独断ですが、とくに競争が激しいのは仲介業。
 借りたい人と貸したい人とをとりもつ不動産業です。

 この熾烈(しれつ)な状況にあって、
 平成4年以来、大競争を勝ち抜いてきた一社が
 福岡にある福一不動産(ふくいちふどうさん)です。

 僕のメールレター読者であるあなたなら福一不動産を
 ご存じでしょう。でも、念のためにちらっと紹介しますね。

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税理士の仕事

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 【今日も元気に
お客が増える!】 241
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111116

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   気になるフレーズ、うれしいフレーズです。
   「三方よしのウイン・ウインのサイクルで
    ウィンクル」
   ほんとだ! ウイン・ウインが3つで
   ウィンクルですね。
Wincle
   ウイン+サイクル=ウィンクルですね。

   以前からお世話になっている塩山徳宏社長ですが、
   ウィンクルのホームページがリニューアルしている
   ことに気づいたのはつい最近のこと。ごめんなさい。
   「目標をハッキリさせます」っていいですね。
   文字が少ないトップページはめずらしい。
   それだけに伝わってきます。ご参考までに。
   
http://wincle.jp/


    
今日の内容
  *税理士の仕事(おたより本文)
  *月間有効面談数は
150件(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  税理士の仕事

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あるケーキ屋は家族総出で経営していました。

 職人であるご主人がケーキをつくります。
 奥さんはパートをやめて夫の手伝い。

 息子さんも娘さんも会社を辞めて
 両親を手伝うことにしました。

 子どもが二人とも会社を辞めてしまった。
 家族でケーキ屋。一家の運命をかけたのです。

 これこそまさに家族経営。
 親子の将来はケーキの売れ行きしだい。

 このケーキが何個売れて、
 このケーキが何個売れれば
……
 立てた売上計画は「一日6万円」。

 明るい将来を描いて開店。
 しかし、思ったように売れません。

 このケーキ屋には、どうすれば売れるのか
 という作戦がなかったからです。

 開店後、1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月と
 時間が経つにつれて赤字がふくらみます。

 顧問税理士は、だまって見ていられません。

 「お店の存在を、もっと多くの人に
  お知らせしたらどうですか?」

 「当店のケーキはこんなにおいしいんですよと
  地域の人にお知らせしたらどうですか?」

 そう尋ねるのが精一杯。こうすればうまくいく!
 というアドバイスはできませんでした。

 「このまま続けると、一年で
1000万円の
  赤字が発生しますよ。だいじょうぶですか?」

 顧問税理士として心配でなりません。
 が、打つべき手がわからない。

 数字の分析はできる。
 現在の状態はまずいと判断できるけれど
 赤字を黒字に変える決定打を打てない。

 ケーキ屋の赤字はどんどんふくらみます。
 ご家族の生活は苦しかったに違いありません。

 それでも、顧問税理士として店にうかがうと
 お茶とお茶菓子を出してくれます。
 実務の報酬として顧問料もいただきます。

 「この顧問料があれば、ご家族の食費に
  充当できる。生活は楽になる。顧問料を
  いただくのが心苦しい。お店が繁盛すれば
  もっと気持ちよく顧問料をいただけるのに。
  問題は、売上が減っていく本当の原因が
  私にはわからなかったこと。経営上の相談を
  持ちかけられても、的確に答えることが
  できなかったこと。税理士の仕事はできるけど
  経営の支援はできませんでした。はたして
  これでいいんだろうか
。そう思いました」


 うまくいかず悩んだのはケーキ屋の主人だけ
 ではありません。顧問税理士も悩みました。

 税理士の仕事ってなんだろう
……
 申告の書類をつくったり申請したりできるけど、
 ケーキ屋の家族がしあわせに暮らすための
 手伝いはできない
……。私の仕事はなに?

 「私の仕事は、社長と未来をつくっていくこと。
  財務対策をとおして、お客さまのお店の
  来店客が増えるアドバイスをすること。
  財務対策をとおして、お客さまの会社の
  取引先が増えるアドバイスをすること。
  そこにいたりました」


 税理士らしくない税理士を紹介します、と
 前号のメールレターで申し上げました。

 お客である(会社の)社長が幸せになり、
 その会社の社員が幸せになり、
 その会社のお客も取引先も、みんなが
 幸せになるための手伝い。それが仕事。

 そう言い切る、
税理士らしくない税理士
 兵庫県明石市の山田一美先生です。
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税理士の「3K」

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 【今日も元気に
お客が増える!】 240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111114

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   おかげさまで、今年はセミナー講師を多数
   おこなわせていただきました。多いときは
   ひと月に3回も4回も。ありがとうございます。
   
11月にはいると、来年のセミナー講師依頼が
   ぽつぽつ寄せられます。ありがとうございます。

   量稽古の重要性は理解しているつもりですが
   
2012年はセミナー回数を減らします。
   できれば月2回を目指します。
   少人数の事例研究会(事例研究ジム)のご要望に
   応えていくつもりだからです。

   お客が増える事例セミナーをご依頼の方は、
   どうぞお早めに村上までお願いいたします。
   (あおっているわけではございません。
    何とぞご理解賜りたくお願いします)


    
今日の内容
  *税理士の「3
K」(おたより本文)
  *面談の確率は3パーセント(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  税理士の「3
K

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「3
K」という言葉を目にして、
 あなたは何を思い浮かべますか。

 キツイ、キタナイ、キケン。

 僕はこれしか知りませんでした。
 3
K職場という言い方がありますよね。

 これ、日本だけかと思ったら、
 英語圏でもあるんですね。

 英語圏ですから、もちろん英語です。
 
Dirty ,Dangerous , and Demeaning

 ダーティ、ディンジャラスはなんとなく読めます。

 
Demeaningは、ディミーニングという発音です。

 「汚い」「危険」「品位を落とす、傷つける」
 そんな意味だそうです。
 3
Kではなく「3D」ですね。
 
http://en.wikipedia.org/wiki/Dirty,_Dangerous_and_Demeaning

  これは知らなくていいと思いますが、
 「新3
K」はいかがですか。ご存じでしたか。

 「きつい」「帰れない」「給料が安い」
 
ITやコンピュータ業界ではやったそうです。

 これを知ると、多くのサラリーマンが言います。
 「うちの業界もそう!」「わたしの会社のことです!」と。

 僕が
14年続けた編集の仕事も、新3Kそのもの。
 少ない人数でぼうだいな仕事があり、
 月間
180時間も200時間も残業してました(笑)

 3
Kは、これくらいかなと思っていました。
 が、あるものです。
 今回のタイトルにも使った
 
税理士の3K”なるものがあるのです。


 「税理士の3
Kって、なんだと思います?」

 3にちなんで、3人に質問しました。
 ある人との会話を忠実に再現すると
……

 「カキクケコのどれかで始まればいいんですよね」
 「そうです」(村上)

 「狂ってる?」
 「違います(笑)そんなこと言ったら怒られます」

 「計算高い?」
 「違います(笑)いや、そうかな?」

 「過剰?」
 「なにが過剰なんですか?」
 「いや、税理士の数が」
 「ええまあ、それはたしかに


 と、不正解を紹介している場合ではありません。
 これが税理士の3
Kです。

 ・暗い
 ・怖い
 ・細かすぎる

 教えてくれたのは杉本浩志先生。
 ご本人が税理士だからおもしろい。

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ニュースレターは伝え方7分

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 【今日も元気に
お客が増える!】 239
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111027

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   大垣城を見学しました。岐阜県大垣市にあります。
   関ヶ原の合戦の際、石田三成など西軍の本拠地でした。
   城内では文字どおり「戦略」について学べます。

   戦いでは「陣形」が重要です。「鶴翼の陣(かくよくのじん)」
   など「八陣の法」は、経営もやり方しだいと再認識。
   総大将の命令のもと、どのように全軍が動き出すかという
   「軍制と役割」は、会社における社長と従業員の役割分担。
   石田三成の戦略は、西軍の弱点と誤算を教えてくれます。
   徳川家康の戦略は、家康が戦略社長であるなによりの証拠。

   戦争を経営に置き換えるな、という人がいます。
   僕は戦争を認めているわけではありません。
   現実問題、経営とは、同業他社あるいは競合他社と
   どうやって差別化するかという競争です。
   「どうやって」とは「やり方」です。参考になるのです。


    
今日の内容
  *ニュースレターは伝え方7分(おたより本文)
  *飛び込み訪問は消滅しない(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ニュースレターは伝え方7分

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「ニュースレター」は関心が高いなあとしみじみ思います。
 増えましたね。ニュースレターを発行している会社が。

 前号で、いくつかのニュースレターを紹介しました。
 ニュースレターを発行している方からの反応が強い。

 「このニュースレターが読みたいです」
 「そのニュースレターを送ってください」

 ありがたい言葉であり、ご要望ですが、
 それぞれの発行者に承諾を得ていませんので
 送ることができません。ごめんなさい。

 これからは、僕のセミナーの会場に
 極力、持参します。その場でごらんください。


 では今回も、僕が気に入っているニュースレターを。


 ★『ありがとう通信』

 岡山にある「住宅工房なごみ」の佐藤利正社長が発行。
 「ご縁をいただいた方々に感謝と元気をお届けする元気レター」

 写真が豊富だから見て楽しいミニ新聞です。
 日々の出来事をつづった
写真日記
 「お客様の声」「自分で出来るマイホームの点検」
 と、すっきりした構成で読みやすい。

 住宅のリフォームというナイーブな仕事は、
 佐藤さんのような会社にお願いしたいと感じる、
 ていねいで、ほのぼのした「ありがとう通信」です。
 ネーミングがいいですよね。「ありがとう通信」って。


 ★『まんが新聞』

 ご存じですか? 画屋(かくや)の新聞、
 「世界を平和にするマンガレター」です。

 
A3を2つ折りにした4ページ仕立てですが、
 読むところ見るところ満載の新聞です。

 株式会社画屋の小川社長ってセンスいいんです。
 いつもおもしろいこと書いています。

 マンガが豊富です。画屋ってマンガ制作会社ですから。
 これからのニュースレターはマンガが増えそうです。
 というより、マンガを取り入れたほうがいいですね。


 ★『
C o r n e コルネ』

 「株の学校
アクションラーニング」が発行。
 今月号で
……もう46号になります。

 社会人になりたての頃は株式投資をしましたが
 現在、僕は株式投資をしません。

 それなのに、毎月、コルネを楽しみにしています。
 2つの理由があります。

 ・優良企業とはどういうものかがわかる。
 ・「本当にそうなのか?」と考える訓練になる。

 代表の日根野さんは超優秀な公認会計士。
 でも、
エラくないからファンが多いんですよね。

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ニュースレターは既存客へ

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 【今日も元気に
お客が増える!】 238
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111024

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「お客さまの数は減っていますが、
   売上は増えています。取材先にどうですか」
   というご提案をいただきました。
   ごめんなさい。お客の数を重要視します。

   直近3年間、お客の数が増え続けている会社。
   なおかつ、従業員が5人以上
100人以下の会社。
   場所は問いません。業種も問いません。

   ご存じの方、教えていただけませんか。
   減収でもオーケーです。減収増益、かつ、
   お客の数が増えていれば。とにかくそこです。

   取材によって三方よしが成立します。
   取材先よし、取材先のお客よし、村上よし(笑)
   ご連絡待っております。お願いします。村上


    
今日の内容
  *ニュースレターは既存客へ(おたより本文)
  *子宮に響く声(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ニュースレターは既存客へ

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 前号、前々号にて紹介した、さぬきうどんの
 『大木戸
福岡舞鶴店』(木村真店長)では、
 ニュースレターを発行しています。

 「舞鶴の片隅にある小さなうどん屋が
  発信する、手作りニュースレター」

 木村さんが、そう自称する
A4両面紙は
 
木村節にあふれていておもしろい。

 店周辺に住んだり勤めたりしている、
 地元のお客向けであることがわかります。

 紙面から、ほんの少し紹介します。

  (前略/ここから)
「俺って、見通しが甘い男だな〜」
 と嘆いていると、妻から一言。
 「何を今さら、見通しを立てられるくらいなら、
  そもそもうどん屋なんてやってないんじゃない?」
  なるほど。最初からバカだったわけですな。
  じゃあもう、バカのままで行こう。
 (ここまで/後略)

 こんな調子の『大木戸通信』ですが、
 香川県の文化を伝えたり、うどん屋の
 命の源である「水」の話を伝えたりと、
 まじめで、読ませるコーナーも楽しみです。

 (うーん、木村さんのニュースレターも
  がんばっているなぁ。手書きなら最高だ)

 などと、ながめているうちに、
 ほかの方のニュースレターも気になり出し、
 あれこれ読み返してしまいました。

 僕の仕事場には、たくさんのニュースレターが
 届きます。毎月十数人からいただきます。

 郵送なりメール便で届くだけで、この数。
 ウエブ上のニュースレターを含めると、
 けっこうな数の紙面を読んでいます。

 今回は、そのなかから、僕がおもしろいと
 感じているものを紹介しましょう。


 ★『すぎうら日記 紙版』

 まず、なんといってもおもしろく、
 毎号思わず一気に読んでしまうのが、
 『すぎうら日記 紙版』です。

 豊橋市の、すぎうら保険設計の杉浦さんが
 発行するニュースレターは、いろんなところへ
 遊びにいった話が満載です。

 写真が豊富で手書き部分が多く、
 お客の声も豊富に紹介しています。

 飽きず、笑えて、ちょっと考えさせられて。
 泥くさくて、僕は好きです。

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うどん店の経営者を目指す木村さん

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 【今日も元気に
お客が増える!】 236
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111017

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   いつもありがとうございます。
   おかげさまで、セミナーの依頼を
   数多くいただきます。事例セミナーです。

   今年は本当にたくさん、各地に
   お招きいただきました。ありがとうございます。
   来年からは、平均して月2回にします。

   村上をセミナー講師に、とお考えの方は
   日程など、どうぞお早めにご相談ください。
   エラそーで恐縮です。が、何とぞご理解を。村上


    
今日の内容
  *うどん店の経営者を目指す木村さん(おたより本文)
  *お客はどこにでもいる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  うどん店の経営者を目指す木村さん

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「昔はうどんをコタツで熟成させました」

 へぇ〜なるほどと興味深く聞いたのは、
 昔と今との、うどんづくりの違いです。

 今は便利。なんでも買えます。
 カッターもあれば、熟成機に熟成庫、
 ゆでたあとの麺をしめる冷水機


 ただし、それだけお金もかかります。

 テーブルなどの家具や什器(じゅうき)、
 カウンターなどの造作工事、厨房機器など
 オープンにはとにかくお金がかかります。

 福岡でおいしいうどん店として人気の
 『さぬきうどん
大木戸 福岡舞鶴店』の
 経営者、木村真(まこと)さんも
 国庫からの返済が少なからず負担でした。

 お金の負担だけではありません。
 一人でうどんをつくるという体力の負担、
 住んだことがない土地での営業という負担。

 それでもがんばりました。毎朝4時に起きて
 出汁(だし)づくりから一日が始まります。

 出汁は、一度、冷蔵庫に入れて寝かせます。
 朝早くから取りかからないと間に合いません。

 うどんを打つには全身、渾身、満身。
 高松本店の味をつくり出せるのは自分だけ。
 人にまかせるわけにはいかないのです。

 毎日、毎日、必死にがんばりました。
 しかし、
100パーセント納得できる
 うどんをつくることができません。

 四国の高松と九州の福岡では
 水も気温も湿気も空気も違うからです。

 睡眠時間を削って削って、木村さんは
 おいしいうどんづくりに励みました。

 「半年に一回というところですね。
  神様がおりてくる瞬間があるんです」

 修業を重ねると、違うもんですね!
 と喜びたいところですが、そこは解釈しだい。

 
365日のうち363日は、つくったうどんに
 
100パーセント満足できないということ。

 それどころか、半年に一回、神様が
 おりてくる程度では経営はよくならない。
 がんばっているのに客数が増えないのです。

 原因はわかっていました。営業時間が
 午前
11時から午後3時までの4時間だからです。

 お客がのれんをくぐり、席につき、
 うどんを食べてお金を払うのは
 
11時から15時までの4時間だけ。

 
11時から15時まで、ひっきりなしにお客が
 来店したとしても、
15時以降はお客ゼロ。
 構造的に客数に限界があるというわけです。

 「一人で切り盛りするには、それが限界。
  どうしようもなかった」と木村さん。

 それではいつまでたっても
 お客が増えない。それもまた確か。

 さてどうするか。
 いくら考えても、どのように考えても、
 お客を増やす方法がひとつしか浮かびません。

 営業時間を増やす。それだけ。

 木村さんは考えました。

 営業時間を増やせば、出汁も麺も
 量を増やす必要がある。
 新たに人を採用したり、
 席数が多い広い店舗に移れば、
 利益性がさらに悪化するだけ。

 仕事に投入する時間を増やす。
 体力をさらに使い、睡眠時間を削る。
 それが最善の選択でした。

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うどん打ちのプロを目指した木村さん

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111017

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
  直近3年間、お客の数が増え続けている会社。
  なおかつ、従業員が5人以上
100人以下の会社。
  場所は問いません。業種も問いません。

  ご存じの方、教えていただけませんか。
  減収でもオーケーです。減収増益、かつ、
  お客の数が増えていれば。取材させてください。

  取材によって三方よしが成立します。
  取材先よし、取材先のお客よし、村上よし(笑)
  ご連絡待っております。お願いします。村上


    
今日の内容
  *うどん打ちのプロを目指した木村さん(おたより本文)
  *上司、ママ、お客の三方よし(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  うどん打ちのプロを目指した木村さん

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 どう頑張っても、これ以上、客数が増えない。
 全力を尽くしてやっているけど、これが限界。

 福岡の木村真(まこと)さんは、そう感じていました。

 絶品と言われるうどんづくりは体力が不可欠。
 お客をうならせる出汁(だし)は時間が必要。

 手を抜いているわけではない。
 決して甘い気持ちでやっているわけではない。
 本当に精一杯やっている。でも、これが限界。

 木村さんはそう思っていました。
 話を聞き、僕も納得しました。無理もないと。

 仕事はとてもハード。朝早くから出汁をとり、
 うどんを打つために、かなりの時間をかけ、
 信じられないほどの体力をつかいます。

 本場讃岐(さぬき)のさぬきうどんを
 博多の人に食べてもらいたい。

 そう願う、高松出身の木村さんは
 僕から見ても全力を出し切っていました。

 それだけのことはあります。
 (うどんって、こんなにおいしいのか!)
 と僕は心の底から驚いたほどです。

 木村さんの打つうどんを食べて、
 (なるほど、これがさぬきうどんか!)
 と
名物にうまいものありを初めて確信。

 おいしいから繁盛します。
 固定客をつかんでいます。

 それなのに、経営状態はよくならない。
 木村さんも周囲の人にも不思議でした。

 なにをどうがんばればいいのか。
 どこをどう改善すればいいのか。
 これ以上、がんばれといわれても


 それがわからず、冒頭のように
 「これが限界」と感じていたのです。

 そんな木村さんに話を聞きました。

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ハガキに対するクレーム

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 【今日も元気に
お客が増える!】 235
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111012

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「地域戦略」と言えば、福一不動産の古川隆社長。
   福一不動産と言えば、福岡の中洲でシェア9割!
   これは事実です。だから古川社長は戦略社長!
   というのは、あくまでも現在の姿。
   以前は嘆き、もがき、あがいていたふつうの経営者。

   地域密着とか地元で一番という表現は目にしますが、
   地域にとけ込むこと、住民に認めてもらうことは
   それはそれはたいへんなことです。
   「あんた、だれや?」という近所になじむことは
   経営戦略をどう考えるかという問題以前の大問題。

   それを乗り越えてきたから、今の評価につながるのです。
   こころから、こころから勧めます。この本、ご一読を。
   『崖っぷち社長の逆転戦略』(花乱社)
   アマゾンから取り寄せできます。
   
http://www.amazon.co.jp/崖っぷち社長の逆転戦略中洲・福一不動産、半径500メートルからの挑戦-古川-/dp/4905327083
   本のラストのラストで気がついた方、どうぞご一報を。。


    
今日の内容
  *ハガキに対するクレーム(おたより本文)
  *スナック巡回のお伴(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ハガキに対するクレーム

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「いちばん大切なことは
  いちばん大切なことを
  いちばん大切にすること

  あなたにとって大切なものは?」

 こんな気になる投げかけが表紙のレポート、
 『売り上げ
UPの秘訣・特別レポート』の
 
2011年9月バージョンをもう読みましたか?

 僕が日本一好きなポストカード通販会社、
 ホワイトベースが発行しているレポートです。

 世の中にレポートなるものは多数ありますが、
 読む価値があるレポートと言えば、2つでしょうか。

 ホワイトベース小串(おぐし)社長が書く、
 この『売り上げ
UPの秘訣・特別レポート』がひとつ。

 もうひとつは、僕が書いている
 『お客が増える!』というレポートでしょう。
 (ここは、にやりと笑っていただくところです)

 しかし、『非売三原則』の提唱者である僕は、
 『お客が増える!』を買ってください!
 とは言えません。言いたくても言えません(笑)

 自動的に、もうひとつのお勧めレポートを
 紹介するということになります。

 これまで、このメールレターで
 小串社長を何度も紹介しています。

 見ているだけで楽しい、ホワイトベースの
 カタログや特別レポートも案内してきましたが、
 何十名もの方が同社のファンとなりました。

 すでに今年のレポートをごらんいただいたあなたは
 (それなら読んだよ)となりますがご容赦。
 驚くべき実験報告が掲載されているのです。


 1年以上、来店が途絶えているお客に
 ハガキを出すと、どんな結果になるのか。
 その実験報告です。思い出しましたか?

 そうです。今年の7月5日、
 「書くこと」より「書かないこと」と題して
 メールレターで紹介した、あの話です。

 熊本市中心部から車で
30分、
 人口3万人の植木町(うえきまち)にある
 「洋食や はなこまち」の実話です。

 昨年
2010年の6月から今年の5月まで
 
12ヵ月間、毎月、同じ200名のお客に
 ハガキを出し続けた結果が発表されました。

 
200人のうち、69人が来店し、
 その
69人には連れの方がいますから、
 計
651名の来店に結びついたというのです。

 でも、僕が驚いたのは、
200名中69651
 ではなく、ほかの数字です。

 一年間にわたり、毎月、ハガキを出し続け、
 「しつこい!」とか「送らないで!」といった
 クレームが何件だったか、という数字です。

 
200人で12ヵ月ですから、合計2400枚。
 けっこうな数です。クレームは3枚? 5枚?

 じつは、ゼロでした。
 クレームはゼロ件だったというのです。

 なぜだかおわかりですか?
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経営戦略の先生、山田方谷

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 【今日も元気に
お客が増える!】 234
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20111003

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   これからは、ひと雨ごとに寒くなる。
   そんな季節を迎えました。
   寒くなることはわかっているのですから、
   万全な備えをするにかぎります。

   経営も同じ。やるべきことはわかっています。
   ルール化されているのですから、
   実行し、事例で確認をしてください。
   来週、岡山で猛勉強会が開かれます。
   お客の数を増やしたい方、お集りください。


    
今日の内容
  *経営戦略の先生、山田方谷(おたより本文)
  *せかされる日報記入(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  経営戦略の先生、山田方谷

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 備中松山藩の領地には高梁川が流れています。
 高梁川は「たかはしがわ」と読みます。

 この川の上流は、砂鉄の産地。
 小学生のころ、磁石で砂鉄をくっつけたりして
 遊んだおぼえはありませんか。あの砂鉄です。

 中国地方には砂鉄が豊富にあったようです。
 出雲では日本刀がたくさん作られていました。

 いまは鉄鉱石が主流ですが、昔は砂鉄が
 製鉄の原料として重宝されたんですね。

 ばくだいな借金を返すために、山田方谷が
 目をつけたのが、この砂鉄でした。

 山から鉄を掘り、
 加工する工場をいくつもつくり、
 出雲などから技術者をスカウトし、
 刃物や鍋、釜、鍬(くわ)や釘(くぎ)
 などを生産しはじめたのです。

 鉄製品ですから重い。
 そこで高梁川を利用して河口まで運び、
 河口からは船で江戸まで直送しました。

 三本歯の「備中鍬(びっちゅうぐわ)」は
 江戸で大人気。農民から絶大の支持。

 喜んだのは農民だけではありません。
 庶民にも高値で売れたのがクギです。

 とにかく火事が多い江戸のこと。
 鉄釘は売れに売れ、一年で三千両、
 およそ5億円近くになったといいます。

 他藩に対し、これらの圧倒的な差別化製品を
 供給しつつ、杉や竹、漆(うるし)製品や
 煙草(たばこ)なども特産品として販売。

 山田方谷は、これらの事業を藩の直轄としました。

 「撫育方(ぶいくがた)」という役所を設け、
 藩内で生産された産物の販売管理を担いました。

 産業振興をつかさどる役所を「撫育(ぶいく)」
 と名づけた山田方谷の気持ちが少しわかります。

 「撫育」とは、
 人をいつくしみ育てること。
 かわいがり、大事にすること。

 そんな意味が込められた名前の役所なら
 農民や労働者から搾取(さくしゅ)したり、
 劣悪な労働環境を許したりなど考えられません。

 といっても、日常の生活では厳しい節約を
 強いられています。

 庶民はともかく、中級以上の武士や
 裕福な商人にとって、方谷はうるさい存在。

 にもかかわらず、藩内の統制はビシッと決まり、
 節約倹約は進み、みな働き、赤字から黒字に。

 おそらく、藩主である板倉勝静(かつきよ)の
 リーダーシップによるものでしょう。

 藩主である自分が率先して倹約に取り組むと
 決意を表明した板倉勝静。
 藩主自らが一汁一菜をつらぬきました。

 厳しいことを言わざるを得ない山田方谷に
 対する悪口は一切許さない、と言いました。
 改革に反対する者は厳罰に処する、とも。

 そして、決定的な(と僕には思える)ひと言。

 「方谷の意見は私の意志だ」

 藩の重役会議でそう言い切ったというのです。
 かっこいいと思いませんか。

 それだけの信頼があれば、方谷はやりやすい。
 そこまで言われれば、周囲の者も従いやすい。

 やはりトップしだい、ですよね。
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山田方谷のプレゼンテーション

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 【今日も元気に
お客が増える!】 233
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110927

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   沖縄で事例紹介セミナーをしました。
   熱かったです。気候だけではありません。
   沖縄の社長は、とびきり熱かった。
54名!

   「はい、いま経営の勉強をしている最中です」
   とニコニコしているのですが、詳しく聞くと
   これがまた猛烈な勉強ぶり。社長も社員も。
   お客が増えるはずです。
 
   いま福岡です。今日はこれから福一不動産、
   古川隆社長の出版記念パーティに出席します。
   この本、ぜひ、あなたに読んでいただきたい。
   くわしくは後日、案内いたしますね。


    
今日の内容
  *山田方谷のプレゼンテーション(おたより本文)
  *いやだった夜の飛び込み(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  山田方谷のプレゼンテーション

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 備中松山藩の借金は十万両ありました。
 十万両って、いまだといくらになるのか?

 昔のお金と現代のお金を比べるのは
 むずかしいものです。

 そんな額になるの! と思うときがあれば
 たったそれだけ? と思うこともあります。

 一両は現在の価値にして
30万円という人がいれば
 5万
5000円とする人もいます。

 山田方谷(ほうこく)の研究をしている
 「山田方谷に学ぶ会」では、その中間をとって
 
16万円として計算しているようです。

 とすると、備中松山藩の借金は
160億円。
 藩の借金と聞いてもピンときませんが、
 会社の借金と考えると、おそろしい金額です。

 山田方谷に与えられた使命は、
 この
160億円をなんとかすることでした。

 現代に置き換えてみましょう。
 まず、お金を借りている相手に相談です。

 さしづめ金融機関ですが、備中松山藩への貸主は
 大坂(大阪)の商人たちでした。

 方谷は大坂商人たちに集まってもらい、
 藩が破産寸前であることを説明しました。

 そんなことを話すと、場合によっては
 無理な取り立てにあったり、
 差し押さえられたりするかもしれません。

 藩の実収入は
32億円。160億円もの返済は
 誰が見ても困難としか思えません。

 (回収できないのではないか?)と
 心配するに決まっています。

 ところが、大坂商人は聞き入れてくれました。
 方谷の話にうなずいてくれたのです。

 方谷は帳簿を持参し、状況を説明。
 「必ず返済するから待ってほしい」と
 
10年返済や50年返済の計画書を
 商人たちに手渡したのです。そして、

 「今後は一切、お金を借りない」と明言。

 粉飾したり、夢物語を披露するのではなく、
 包み隠さず話すことで信用を得たのです。

 鮮やかなプレゼンテーションですよね。

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山田方谷の「上下節約」

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110923

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   岡山は、山田方谷を生んだ土地だけの
   ことはある
と心から納得できました。
   「商売の勉強をしませんか!」という呼びかけに
   これほど敏感に反応するの? と驚きました。

   
1013日の木曜日、岡山県倉敷市で開かれる
   「商業界ゼミナール岡山」に僕も登壇します。
   僕の講座は定員
150名ですが、すでに満席。

   あなたもぜひお越しください。岡山に。
   僕以外の講座も、これがまた魅力的なんです。
   時間と交通費をかける価値があります。
   
http://20111013.com/index.html


    
今日の内容
  *山田方谷の「上下節約」(おたより本文)
  *名刺は本当に投げられる(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  山田方谷の「上下節約」

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 企業だったら倒産していたに違いありません。
 
160億円もの借金を抱えた貧乏な藩、
 備中(びっちゅう)松山藩の財政責任者に
 任命されたのが山田方谷(ほうこく)です。

 山田方谷の対応策は、
 
木を見るだけではなく森全体を見る
 という考えにもとづいています。

 山田方谷が書いた『理財論』には、
 次のように書かれています。

 (ここから)

 財の外に識見を立て、
 道義を明かにして人心を正し、
 習俗の浮華(ふか)を除き
 風紀を敦厚(とんこう)にし、
 賄賂を禁じて官吏を清廉(せいれん)にし、
 民生に努めて民物を豊かにし、
 正道を尊重して文教を振興し、
 士気を振い武備を張るならば、
 政道はここに整備し政令はここに明確になる。
 かくて経国の大道は治まらざることなく、
 理財の方途もまた従って通じる。

(ここまで/「入門
山田方谷」・山田方谷に学ぶ会著より)

 「浮華」とは、うわべばかりはなやかで
 内容がないこと、という意味です。
 「敦厚」とは、誠実、素直、人情味がある、
 といった意味です。

 内容の優れた文章です。
 名調子ではありませんが名文だと思います。

 乱れた生活やモラルを立て直そう、
 もっと教育に力を注ごう、
 使うべきところにお金を使うことで
 政治はよくなり、結果的に財政もよくなる!

 と言っているように読めます。

 
30代前半に、この考えを唱えていた方谷です。
 財務大臣に任命されたのは
44歳。機は熟しています。
 すぐ具体策を打ち出しました。

 具体策は大きく分けて7つ。

 1【上下節約】
 2【負債整理】
 3【藩札刷新】
 4【産業振興】
 5【民政刷新】
 6【文武奨励】
 7【軍制改革】

 文字からおおよその内容がわかります。
 なんとなく予想できる、一般的な改革
……
 のはずがありません。
 なんたって7年間で
160億円の返済ですからね。
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着眼大局の山田方谷(やまだほうこく)

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110920

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   前回、メールレターを送ったのは8月
22日。
   1ヵ月も発行しなかった理由があります。
   むなしくなったからです。

   メールレターの本文全文をパクる人がいます。
   無断転載はオーケーですが盗作はいけません。
   「村上透ものがたり」はパクられません(笑)
   さすがに、僕のプロフィールは無理でしょう。

   メールレターだけではありません。
   僕が取材し、書いたレポート事例を
   自分が(自社が)指導した事例として
   ホームページに載せている会社があります。

   十数年間、いろんなことをパクられてきました。
   しかし、どれもこれも容認してきました。僕は
   
まねされるほどいい仕事をしていると考え、
   
まねできないほど差別化された仕事を目指し
   そのつど思い直してきたからです。

   再開します。とってもたくさんの方から、
   「最近、メールレターが届きません」という
   声をかけていただきます。ありがとうございます。


   
今日の内容
  *着眼大局の山田方谷(おたより本文)
  *「この地区担当です」(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  着眼大局の山田方谷

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「備中松山藩」について、あなたはご存じですか。
 「びっちゅうまつやまはん」と読みます。

 江戸時代の藩です。岡山県の西部にありました。

 もともと、岡山県のあたりは吉備国(きびのくに)と
 呼ばれていました。古代から勢力が強かった国です。

 この吉備を備前(びぜん)、備中、備後(びんご)と
 前、中、後の3つの地域に分けて呼んでいました。

 備前なら知ってる、と言う方が多くいます。
 「備前焼」は有名ですからね。

 備前、備中、備後の真ん中、現在の高梁市(たかはし市)
 のあたりに備中松山藩ができたのは
1617年。

 初代藩主は池田長幸(ながよし)。
 鳥取藩からやってきました。

 徳川幕府の時代です。二百数十年にわたり、
 こっちは徳川派だとか、いや、あそこは反幕府側だ、
 など、あれこれありました。

 江戸時代も終わりに近づいてきた
1849年、備中松山藩は
 第7代藩主、板倉勝静(かつきよ)の時代になります。

 この頃、備中松山藩はとても苦しい財政状況でした。
 藩としての収入は三万両、約
48億円というところ。
 (1両を
16万円として計算しています)

 しかし支出は五万両、約
80億円。
 年間二万両、約
32億円の収支不足に陥っていました。

 板倉勝静は財政を立て直そうと考えます。
 そこで起用したのが山田方谷(ほうこく)でした。

 山田方谷は備中松山藩の藩校、有終館の校長先生。
 京都や江戸で勉強に勉強を重ねてきた人です。

 「ぜひ、元締役兼吟味役をお願いしたい」
 と勝静は山田方谷に依頼します。

 殿様にお願いされたら断れません。方谷は
 元締役兼吟味役、言わば藩の財務大臣に就任。
 藩財政の最高責任者として改革に取り組みます。
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教えてくれる人が好き

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110822

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   明石で、社長さんたちと一緒に考え、勉強したこと。
   営業とはどういう活動か。断られない営業のやり方。
   山田一美先生がビデオ撮影していたことを忘れ、
   僕も精一杯、「お客が増える営業」を話しました。

   岡山で、社長さんたちと一緒に考え、勉強したこと。
   まったく同じ商品なのに差別化が実現できる考え方。
   
19日は柿迫(かきさこ)税理士の熱意にうたれ、
   
20日は田口太彦(まさひこ)さんの情熱にうたれました。

   朝6時スタートの6時クラブは戦略社長が
12人。
   みなさんの眠気を吹き飛ばそう! と思っていましたが
   眠気を吹き飛ばされたのは僕のほうでした。


   
今日の内容
  *教えてくれる人が好き(おたより本文)
  *トップセールスが持つカバン(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  教えてくれる人が好き

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 各地に伝わる風習、文化は、
 その土地に住んでいる人にとっては当たり前。
 その土地以外の人にとっては目をみはるもの。

 (へぇ〜変わっているなぁ)
 (こっちにはそんな風習ないなぁ)

 出身地が異なる人の話を聞くのはおもしろい。
 そう思ったことはありませんか。


 土地ならではの食べ物をはじめ、
 冠婚葬祭のしきたりも、土地による違いがあります。


 ・納棺のとき、参列した人は
  配られた縄を腰に巻き、立ち結びに結ぶ。
  故人と親しい人は酒を口に含み、
  故人に吹きかける。

 ・葬儀の読経がはじまると、
  重箱からご飯が一口ずつ配られる。
  手の甲に載せてもらい、
  試食するかのように食べる。


 埼玉県の秩父地方に伝わる風習を大切に守り、
 伝えている葬儀会社「むさしの」を紹介したのは
 もう2年近く前になります。
 (
2009年8月6日、1116日に掲載)

 『秩父のお葬式マニュアル』は
32ページ。
 年配の方は「そうそう!これが秩父のやり方!」
 若い人は「知らなかった!助かった!ありがとう」

 全国展開をするならともかく、
 町や市、県内を営業エリアとするなら、
 地域の歴史や文化、風習にくわしいほうがいい。

 地域住民との垣根がなくなり、距離が近くなり
 他社との差別化をはかることができるから。

 伝統文化を大切にしている会社はいい会社。
 住民の多くはそう思うのではないでしょうか。

 だから、金沢に伝わる「婚礼文化」を
 知ったときも、うれしくなりました。

 (ところ変われば、風習って違うんだなぁ)
 (こういうことを伝えてくれるのはありがたい)

 そんなうれしい気持ちにさせてくれたのは
 ブライダル衣装の専門店、「花みやび」です。

 花みやびの天光美翠(てんこう みずえ)社長を
 取材した際、教えていただいたのです。
「金沢にはこんなしきたりがあるんですよ」と。

 北海道に生まれ育った僕には
 
はひふへほの連続でした。

 (はぁ〜ひぇ〜ふぅ〜ん
ヘェ〜ほぉ〜)

 僕はともかく、金沢に生まれ育った人でも
 意外と知らない人がいるそうです。

 少し前までなら、「お母さんに聞いた」、
 「おばあちゃんに教えてもらった」という
 家族の言い伝えが一般的でした。

 しかしこの頃は、母親世代そのものに
 知らない人が増えてきたのでしょうか。

 「金沢にそんな風習があるとは知らなかった」
 という女性がとても多いそうです。

 もともと、婚礼衣装のなかでも和装が好きな
 天光社長は、ある種の
危機感を覚えていました。

 「金沢の婚礼文化を絶えさせたくない」

 その思いからつくったのが、
 『ブライダルフォトブック 花みやびのしあわせ美婚』。
 豊富なカラー写真とともに、
 こんな文化が紹介されています。


  花嫁が花婿の家の玄関に着いたとき、
  竹筒に入れてきた生家の水と婚家の水を
  「カワラケ」という器に注ぎ、ひとくち飲んだ後、
  仲人夫人がその器を地面に打ちつけて
  割る儀式のことを「合わせ水」と言います。
  この風習には、ひとつに注いだ水を
  分けることができないように、
  花嫁が結婚後の生活に馴染み、
  両家の幸せを願うあたたかな想いが込められています。

 この風習を「合わせ水」あるいは
 「あらばち割り」と言うそうです。
 

 重要なことは、なぜそうするのか、という意味。
 両家の水を合わせる理由、器を玄関先で割る理由。

 伝統や文化というものは、意味がわかると納得し、
 関心の度合いがとても高くなります。

 知らないことを知っている人、
 教えてくれる人は、素人にとってプロ中のプロ。

 似たような会社が何社もあるなかで、
 どうせ頼むのなら、あの会社で!
 どうせ買うなら、あの人から!

 そのようにして会社や店を選んだことが
 あなたにもあるのではないでしょうか。
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クーポンで得する人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110815

 
このメールレターは、
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本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   先週、大阪地裁で大麻取締法違反の罪に関して
   懲役
10年の判決が言い渡されました。
   大麻を大量に栽培したのですから当然です。
   ただし、おもしろいと思うことがありまして


   被告は、ビルを一棟丸ごと借りて、大麻に絞って栽培。
   栽培日誌を書き、収穫の計画を立て、収穫予定を把握。
   定期的に報告会を開催、本格的、組織的に犯行、と。

   なぜ、その発想や能力、行動力、資金、組織を、
   まっとうな経営に活かさなかったのか。惜しい(笑)


   
今日の内容
  *クーポンで得する人(おたより本文)
  *トップセールス宣言(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  クーポンで得する人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 この記事は、今後の取材で参考になるかな

 これはおもしろい! だれかに教えたいな


 そう思って、新聞をビリッ、雑誌もビリッ
 ネットニュースなどもコピーしておきます。

 あとから見よう、あとで読もう、
 なんて思った時点で結末は見えています。
 再び目にすることはなく、いつかはゴミに。

 このコピーも捨てよう
と思いましたが、
 思いとどめました。できることなら、
 あなたと一緒に考えてみたい。

 こんな記事がネットニュースに載っていました。
 今年の6月
28日産經新聞提供の記事です。


 (転載引用ここから)

 「格安クーポンで損害」
 共同購入サイト・グルーポン提訴へ 大阪


 インターネットの共同購入サイトで格安クーポンを
 過大に販売させられ、大幅な赤字が出たとして、
 東大阪市の美容室経営会社が、
 サイトの運営会社「グルーポン・ジャパン」(東京)に
 約
1700万円の損害賠償を求め、
 大阪地裁に近く提訴することが
27日、分かった。

 共同購入サイトをめぐっては、
 店側の対応能力を超えるクーポンが販売され、
 「予約が取れない」といったトラブルが相次いでいるが、
 訴訟に発展するケースは異例。

 グルーポン側は「リスクの説明も行ったうで
 (販売するかどうかは)
 すべて店側に決めてもらっている」と反論している。

 美容室側の訴えによると、
 カットやカラー(髪染め)など
 1万
3200円分のサービスを2900円にするクーポン。
 美容室の取り分は、ここからさらに
 グルーポンへの報酬を差し引いた金額だった。

 大阪市内で新店舗を開業するのに合わせ、
 昨年
11月から約1500枚を販売。
 対応能力を超えてクポーン客が殺到したため、
 美容室などの増員を余儀なくされたほか、
 採算度外視の料金設定だったため、
 数百万円の赤字が出たとしている。

 美容室側はグルーポン担当者の勧誘をめぐり、
 「事前にリスク情報を提供しなかった」と
 説明義務違反を主張。
 また「『購入客の2割は期限内に来店しないので、
 そのまま店側の利益になる』と、
 事実と異なる不当な勧誘を受けた」とも訴えている。

 一方、グルーポンは取材に対し、
 勧誘をめぐる美容室側の主張について
 「事実ではない」と回答。
 クーポン価格や販売枚数については
 「スタッフの人数やキャパシティを分析し、
 対応可能と判断して提案した」としながら、
 最終的な決定権はすべて店側にある、
 と責任を否定している。

 グルーポンをめぐっては、大量のクーポンを販売した
 東京のたい焼き店が「経営が成り立たない」と
 クーポン使用を停止するトラブルが今年2月に発覚。
 また、グルーポンで購入したお節料理が「見本と違う」と
 苦情が相次いだ横浜市の販売業者に同月、
 消費者庁が再発防止を求める措置命令を出す騒動もあった。

 (転載引用ここまで)

 グルーポンという会社やクーポンの仕組み
 に対する批判が目的ではありません。

 批判もしなければ応援や擁護もしませんが、
 外野席からえらそうに言うなら、少なくとも
 美容室側のコメントはおかしい、と言いたいのです。


 読み間違い?
 最初はそう思いました。

 1万
3200円分のサービスを
 
2900円にするクーポン?

 なんで

 いくらなんでも、
2900円はおかしい。

 1万
3200円分のサービスを提供するには、
 お客一人に応対するスタッフの人数も、
 時間も、座席も、それなりに必要とするはず。

 
2900円じゃ、お客の人数が増えたところで
 
損益分岐点を超えるといったことは起きない。

 むしろ、お客が押し寄せることで
 小さなトラブルが発生し、不満が苦情に、
 苦情がクレームに発展することは十分予想できる。

 そりゃそうだ

 採算度外視の料金設定をするほうが悪い。

 「購入客の2割は来店しない」という説明を
 一度は信じたことも、僕としてはおもしろくない。

 つまり、クーポンを売ったことにより、
 技術を提供するのではなく、なにもせず
 利益を得ようとしたことになるからです。

 そういう仕組みなんだから、おかしくない。
 納得してクーポンを発行したのだから、やむを得ない。
 求めるお客が存在する以上、持ちつ持たれつ。

 こんな反論があるかもしれません。
 見方、考え方はさまざまです。


 まあ、美容室としては、
2900円のクーポンを
 購入して来店するお客を求めたわけです。

 そのクーポン客が殺到したわけですから、
 目的は達成できたと言って間違いありません。

 仮に、店は目的を達成できたとしても
 僕には疑問というか不審な思いが残ります。

 そんな店で、お客は喜ぶのだろうか。
 そんな価格で、お客は満足するのだろうか。


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好きなものは強い

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   早朝の勉強会は、
参加するものでした。
   6時から、6時半から、7時からの勉強会が
   各地で開かれています。
   その場に集まる方は、とびきり勉強熱心。

   しかし立場が変わると気持ちも変わります。
   今年、倫理法人会によるモーニングセミナーで
   話す時間をいただき、新たに認識しました。
   朝6時に集まる方々は意識も意欲も図抜けています。

   こんどは8月
20日の岡山、朝6時。
   田口まさひこさん主催の六時クラブモーニングセミナー。
   本気でなければ参加できません。早朝スペシャルセミナー。
   これまで以上に気合いを入れて伝えます。
   
http://ameblo.jp/am6club/entry-10975001365.html

  
 今日の内容
  *好きなものは強い(おたより本文)
  *ウィンウィンの法則営業マン(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  好きなものは強い

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 福岡で不思議な体験をしました。
 「不覚」という言葉がぴったり。

 不覚にも、人前で泣いてしまったのです。
 まったく想定していませんでした。

 いきさつを話します。

 セミナーにご参加いただいた方のひとりが、
 オルゴール工房の方でした。久島さんという方です。

 (オルゴール工房? 市場が小さそうだなぁ


 口には出しませんでしたが、
 いただいた名刺を拝見し、そう感じました。

 「あなただけのオルゴールを作ります!」

 一つひとつ、手づくりしているのでしょう。
 オルゴール工房など、大手は参入しません。

 よほど好きな人でなければできない仕事。
 そう考えると興味がわきます。

 (オルゴールかぁ。しばらく耳にしていないなぁ)
 そんな思いが僕の顔に表れたに違いない。

 「どうぞ聴きにいらっしゃってください」

 だれが見ても、僕はオルゴールを聴いたり
 注文したりする人には見えません。

 気をつかってくださったのでしょう。
 久島さんは誘いの言葉をかけてくれました。

 ありがたくおじゃましたのは、きれいな事務所。
 4人がけのテーブルの上に、
 きれいなオルゴールを出してくれました。

 オルゴールを聴きながら、
 久島さんから話をうかがいました。


 松山千春ファンの久島さんは、
 北海道へ旅行に行き、不思議に思ったそうです。

 北海道は松山千春の出身地なのに、
 千春の曲が流れるオルゴールがない


 小樽にある、オルゴール堂の店内をさがしても
 見当たりません。
 店員に尋ねると、商品化されていないとのこと。

 ないのであれば、つくるしかない。

 そう思っていたとき、久島さんには
 不思議な出会いがあり、
 長野県にあるオルゴール工房を知ったのです。

 縁というより、思いの強さが出会いを
 導いてくれたのでしょう。

 そのオルゴール工房で松山千春の曲を編曲した
 オルゴールをつくり、繰り返し聴いたそうです。

 「一人じゃない」という表現を聞きますが、
 世の中、決してだれもが一人じゃないんですね。

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在庫豊富な受注型製造業

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 【今日も元気に
お客が増える!】 227
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110808

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「今年は家庭菜園をやっていないのですか?」
   という質問を、数人からいただいています。
   相変わらず、畑仕事もやっています。

   ズッキーニは食べあきました。ぜいたくなことです。
   肉やチーズ、ほかの野菜と炒める、焼く。絶品です。
   キュウリは5、6本収穫。かじって食べてます。
   8月にはいり、トマトが赤くなりはじめました。

   野菜を育てる楽しみは「むずかしさ」にあります。
   がっかりすることもあれば、予想以上の出来に
   大喜びさせてくれる意外性も楽しさのひとつ。
   安定した生育を楽しみたいのは、経営と同じですね。


  
 今日の内容
  *在庫豊富な受注型製造業(おたより本文)
  *順位がつく新入社員研修(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  在庫豊富な受注型製造業

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 在庫を削減しよう。
 在庫ゼロの経営をめざそう。

 
15年前、20年前には「在庫=コスト」という
 考え方が一般的でした。

 僕が雑誌の編集をやっていた時代も、
 「無在庫経営こそよい経営」
 という趣旨の記事を掲載していました。

 何人ものコンサルタントに話を聞きましたが、
 みなさん「在庫は悪!」と言います。

 「サプライチェーンマネジメント」が大流行、
 在庫削減に取り組む企業を多数、取材しました。

 在庫を限りなくゼロに近づけることで
 増益が約束されると信じていたわけです。

 「在庫」という単語の前には「無」
 「在庫」という単語の後には「削減」

 このどちらかが活字化されていました。

 ところが、たったひとり、
 「在庫をしっかり持ち、商品を切らさないように」
 という趣旨の指導をしていた先生がいました。

 ランチェスター経営株式会社の代表、
 竹田陽一氏です。

 取材すると、「無在庫なんてとんでもない」
 「在庫はたっぷり持ちましょう」と言います。

 考えを知り、理解できました。
 お客第一、お客起点の経営であればこその主張です。

 商品を買うかどうかを決めるのはお客。
 サービスを利用するかどうかを決めるのはお客。

 よし買おう、さて利用しようと思ったときに
 欠品していたのでは、お客はがっかり。

 ほかの店や会社で買うことになります。
 その際、店や会社の対応に不満を感じなければ
 その後も利用し続けることになります。

 お客は商品と引き換えにお金をくださる。
 お客が欲しいときに提供できることが第一。

 (そんなの当然でしょ!)

 そう思う経営者がほとんどです。

 しかし現実には品切れ、在庫切れによる
 顧客不満足がいたるところで発生しています。

 お客をがっかりさせたり、困らせたりしないよう
 在庫を豊富に持つ必要がある。

 竹田先生の話は、もっともだと思いました。


 あらゆる業種に通用する話ではありません。
 生鮮品を大量に余らせては困ります。

 過剰在庫、不良在庫を勧めているわけでもない。
 品切れを起こさない意味での適正在庫が理想。

 ただし、コスト最優先の在庫管理や
 無在庫こそ理想の経営という論調は間違っている。
 そう思い直したものでした。

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8%の市場

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 【今日も元気に
お客が増える!】 226
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110725

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   一週間前の
17日、3人クラブの福岡開催でした。
   ホワイトベースのセミナールームが超満員。
   講師側は3人入れ替わりですが、受講生は
   朝から夜までのロングロング勉強モード。
   おつかれさまです。ありがとうございます。

   翌
18日は、僕の事例セミナーに全国から。
   山口県、大阪府、千葉県に帰る方の
   たいへんさを思うと、もっともっと
   
帰りたくなくなるセミナーを目指さねばと。

   何度聞いても、高萩さんの話に聞き入り、うなり、
   小串社長の分析に目をみはり、納得させられます。
   何十人に会っても、お客さまの学ぶ姿勢を学びます。

   セミナーを受講してくださった方々の
   お客さまがどんどん増えますように。


  
 今日の内容
  *8%の市場(おたより本文)
  *知識より素直さ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  8%の市場

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「リーマンショックに感謝しています」

 理由や真意がわからなければ、
 (なにを言ってるんだ!)と
 疑問に思う方が多いと思います。

 「いまだから言えるんですが、
  リーマンショックがあって
  よかったと思っています」

 石川県のオカダ合金、岡田等社長は
 取材時、たしかにそう言ったのです。

 アルミ鋳物の会社でなければ、
 僕も違和感は感じなかったでしょう。

 売上が5億円から3億円台に落ちたことを
 聞かなければ、疑問に思いません。

 産業用ロボットの部品などを製造する
 同社にとって、リーマンショックは
 憎みこそすれお礼を述べる相手ではない。

 そう思うのですが、岡田社長は
 ニコニコしながら
よかったと言うのです。

 なぜか。

 教えていただいた話を整理すると
 次の3つにまとめることができます。

 1)研究時間が増えた

  
2009年になると仕事が激減。
  手があいた時間は技術や製品の研究に
  あてることができた。

 2)有利な設備投資ができた

  半分の予算で設備投資ができたことで、
  外注していた工程を内製化できた。
  雇用調整により他社の工期が長引くなか、
  オカダ合金は工期を短縮できた。

 3)思わぬ人材を発掘できた

  社内における研究時間が増えたことで
  従業員の作業レベルが向上し、改善策が
  次々と出された。


 他社が嘆き、落ち込み、途方に暮れて
 雇用調整し、手をこまねいているあいだ
 オカダ合金はマイナスをプラスに変換。

 リーマンショック後のわずか1年間で
 売上高を元の水準に戻しました。

 それどころか、純利益は以前より高い水準に
 達し、1人当たり純利益は業界平均の約4倍。

 鮮やか、と言いたくなるほどの業績回復には
 いくつかの理由があります。

 そのひとつが、
 「市場が狭い商品にこだわる」ことです。

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命を救う「三方よし」

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 【今日も元気に
お客が増える!】 225
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110714

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   僕の仕事場は一軒家ですが、隣の家との境界に
   「オンコ」の木があります。
   オンコとは「イチイ」であり、別名「アララギ」。
   寒さに強い常緑樹ゆえ北海道には多いのですが、
   隣の家のオンコは、その枝をかなり伸ばし、
   僕が手入れをしている畑に大きく侵入。
   地上は大きく日陰となり、地中には根がはびこり

   明らかに畑の作物がダメになってきています。

   隣はいい方なので、切ってほしいと言いにくい。
   勝手に切るのも、やはりまずいですよね。
   「一位」って、やっぱり強いなぁ(苦笑)


 
 今日の内容
  *命を救う「三方よし」(おたより本文)
  *
S店長との出会い(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  命を救う「三方よし」

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 痛ましい事故や震災が起きると、学識者や専門家
 と言われる人々から多くの意見が寄せられます。

 「いま必要なのはこういった活動」
 「政府はこうすべきだった」
 「今後はこんな対策が望まれる」

 どんなコメントを聞いても読んでも、
 そうか
きっとそうなんだろうな……と。

 自分が無知な分野に関しては、そのとおり!
 と確信を得ることがむずかしいものです。

 しかし先日、これはいい! と
 あなたに知らせたいアイデアを得ました。

 頭の体操の先生としてお世話になっている、
 小島章裕さんの「企画
ノート」。

 ありそうでない企画、でも現実的な企画。
 今回も紹介したくてしかたない企画です。

 「あったらいいな」という企画ではなく、
 「これは必要だ!」という案です。

 日本各地で、このアイデアが実現してほしい。
 そう願っています。

 (ここから)
 ◆企
ト◆
 
[2011-07-05 vol.1,998]
 運営 http://www.witem.co.jp/

 このメルマガ及び弊社HPに掲載されている企画は、すべて
 小島のオリジナル企画ですが、著作権フリー【無料】です。
 なお、企画上に登場する人物・企業等はすべて架空です。

 
*  *  *

 <<<< 津波避難ビルの運営 >>>>
 長い目で見ると経営感覚が必要。


 国土交通省は、地域住民が津波から逃げるために
 避難しやすい一定の構造上の強度を持つ中高層の
 「津波避難ビル」の整備に乗り出す。

 【津波避難ビル】津波による浸水が予想され、
 高台への避難に時間がかかる平野部や、
 背後に急な山などが迫る海岸集落で、
 堅固な中高層ビルを一時的な避難施設として
 市町村が指定する。(日経
2011.07.05

 本日は、このテーマで企画を考えてみました。
 私が考えたポイントは、
 『地元に親しまれる施設』であること。

 ▼『津波避難ビルの運営』

 私は「津波避難ビル」の整備に伴い、
 この施設に必要な要素として、
 『地元に親しまれる施設』であると考えました。

 理由1
万が一の時(気が動転している時)にすぐに
 「あっ、あそこだ!」と
 真っ先に思いつくくらい記憶に定着していること。

 理由2
新設したり、整備はしたものの、
 それ以降、まったくメンテナンスされず、
 ほったらかしにならないこと。
 津波の到来は、いつくるかわかりません。

 ●理由1では、国や自治体が造った施設の中には、
 地元住民でもまったく存在も利用方法も知らない物が
 少なくなく、それでは万が一の時も役に立ちません。

 ●また、理由2では、いつ襲ってくる非常時のために、
 ただ定期的なメンテナンスだけを永遠としていては
 コストがかかるだけで、そのうち経費削減で
 ほったらかしになりかねません。

 ●そこで、沿岸地域の高台(中高層ビル)という利点を
 活用して、地元住人に開放し(運営を委託し)、
 いろいろな活用法を考えてみてはどうでしょう。

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捨てるが勝ち

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 【今日も元気に
お客が増える!】 224
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110711

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   ・・さんは元気かなぁ、忙しいのかなぁ
……
   ときどき思い出して気になる方がいます。
   画屋(かくや)の小川社長もそのひとり。
   『世界を平和にするマンガレター まんが新聞』が
   久しぶりに届いて、あ、生きてた(笑)と安心。

   〈平成
23年1-7月合併号〉という、合併しすぎの
   まんが新聞は、相変わらず、小川社長たちの
   想いが伝わってくる豪華版でした。

   画屋のサイト、僕は好きです。
   「描き手よし 読み手よし 世間よし」って、
   うまいですねえ。そうです。三方よし。
   サイト内にある「4ページで読める偉人伝」シリーズは
   とてもためになります。大人も子どもも。
   




 
 今日の内容
  *捨てるが勝ち(おたより本文)
  *札幌市西区山の手へ引っ越し(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  捨てるが勝ち

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「ほかにどんな事例を話しますか?」
 という質問をいただきました。

 7月
18日の福岡セミナーでは、名古屋にある
 屋根瓦会社
M社の「地域戦略」を紹介します。

 前号のメールレターでそのように書いたところ、
 「ほかにはどんな事例が?」との返信です。

 主催者である小串社長は、次のように
 案内をしてくださっています。

 (ここから)

 ★ 経営脳科学研修室セミナーのお知らせ ★

 「ライバルが遊んでいるあいだに、
  あなたは勉強しませんか!」
   
  7月
18日(月曜日/祭日)13時〜18
  福岡市中央区大名1--42-403
  ローズマンション大名
  ホワイトベースセミナールーム

  参加費 
10,000

 昨年
12月に大好評だった、
 「事例に学ぶ1位づくりの法則」セミナーの第2弾です!

 そうです。
 お客が増える★プロダクションの村上透さんに、
 前回とは異なる事例を紹介してもらいます。

 「異業種から学んだほうがお客は増える」ことを
 村上さんに証明してもらいましょう。

 ★事例

 1
. 生活習慣病予防のための食事を宅配。
  大手参入も予防し、身の丈経営で沖縄1位の弁当会社

 2
. 営業エリアを10分の1に絞って集客。
  元請け比率をゼロから6割に高めた屋根工事会社

 3
. 「変える、絞る、捨てる」ことで
  赤字脱却、売上
1.5倍のわたりがに高級割烹

 4
. 必死に勉強。ぐうたら社長から戦略社長へ。
  売上3倍、経常利益2倍の不動産仲介業

 
村上さんが提唱している「非売三原則」をご存じですか?
  業績がいい会社は商品を売らないという、あの話です。

 「売るんじゃなくて、自然に売れていくんです!」
 「断られない営業が可能です!」
  なんて、ホントにそうなら聞いてみたいですよね。

  7月
18日、ライバルが遊んでいるあいだに、
  あなたは勉強しませんか。

 お申し込み・お問い合わせはこちらまで
  
keieinou3939@kjd.biglobe.ne.jp

 (ここまで)

 前号のメールレターで紹介した瓦屋根の
M社は、
 上記4つのうちの2番目の事例です。

 3番目の事例も強烈です。

 日本では少ないでしょう。
 わたりがに料理「割烹松屋」の事例です。


 経営の事例は
プラスの視点が大半です。

 「こんな商品を開発しました!」
 「こういう取り組みを始めました!」
 「人材を人財に変えて顧客支持アップ!」

 新しく始めること、追加することがほとんど。
 ところが、松屋の濱田(はまだ)社長は逆。

 
捨てる視点がほとんどなのです。

 ランチをやめたり、送迎をやめたり、
 飲み放題をやめたり、宴会を断ったり


 くわしくは
2009年の5月、メールレター017
 濱田社長の
断つようすを書いています。

 今日は、この春に濱田社長からいただいた
 メールをここに掲載します。

 いろいろおもしろおかしく書いていますが、
 深い意味を含んだ文章です。

 濱田社長から僕への私信ですが、濱田社長!
 メールレターへの掲載、何とぞご容赦。

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10分の1でもお客が増える

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 【今日も元気に
お客が増える!】 223
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110707

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   僕は暑い天気の日が好きです。もともと、
   エアコンはもとより扇風機も使いません。
   北海道に住んでいるからですが、
   冬の寒さを思えば、暑いのがうれしい。

   といっても、埼玉や名古屋、岐阜、京都などは
   沖縄以上に暑く感じることがあります。
   熱失神、熱けいれん、熱疲労にお気をつけください。

   熱失神(皮膚血管拡張→血圧低下)、
   熱けいれん(大量の汗→塩分濃度低下)
   熱疲労(大量の汗→脱水症状)


 
 今日の内容
  *
10分の1でもお客が増える(おたより本文)
  *本を処分(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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10分の1でもお客が増える

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 名古屋市の人口は約
226万人、世帯数は約102万。
 住宅の数は約
111万戸にのぼります。

 個人を対象とする事業にとって、とりわけ
 住宅関連の会社にとって、
111万戸という数字は
 魅力的なものに映るに違いありません。

 市場が大きければ大きいほど、見込客が多く、
 需要が多いと考えるのがふつうです。

 (この巨大な市場にチラシを折り込めば、
  3パーセントの反響で
、5パーセントで

 と皮算用をしたくなるのが人間です。

 名古屋市の瓦屋根工事会社、
M社長も
 そんな夢を見たのかもしれません。

 飛び込み営業をしても効率が悪く、
 数多く訪問していると、悪徳訪販業者に
 間違われることもあります。

 お金はかかるけど、チラシがいい。
 そう考えたのも無理はありません。

 
M社長は名古屋全域に折り込みチラシを
 入れます。名古屋市すべてに、です。

 チラシには、無料点検をすることと
 施工作業の内容、概算料金を明示。

 反響は大きく、無料点検はもちろん
 瓦屋根葺き替えの依頼も急増しました。

 営業社員を4人も採用し、
 問い合わせ先を回り、次々受注。

 チラシによる施工件数は
800件。
 1億だった売上は1億
6000万円に上昇。

 やはり大都会、名古屋。住宅が多く、
 生活水準も高い。売上に大貢献。

 ところが、市内全域への折り込みは
 1年後にやめました。

 赤字だったからです。


 莫大な数のチラシ代、
 忙しいから増やした社員の人件費。

 これらの数字は承知のうえ。
 計算できるものでした。

 (そういうことか
……
 と認めざるを得ないものがありました。

 移動時間が長くなることのロスです。

 名古屋市内全域が営業エリア、施工エリアだと
 現場によっては車で1時間かかることも。

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「書くこと」より「書かないこと」

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110705

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   昨日、旭川東高校山岳部の同期と
   
30年ぶりくらいに会いました。
   友だちの勤務先は札幌ドーム。
   ドームができる前は、十数年にわたり
   ゴルフ場の芝を管理していたそうです。
   ドームオープンと同時に転職。
   芝生一筋で
20年以上という男です。
   一芸一能、一意専心、同期だが一日の長。


  今日の内容
  *「書くこと」より「書かないこと」(おたより本文)
  *さすが人事部長(村上透ものがたり)
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  「書くこと」より「書かないこと」

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 店を開いて5年目を迎えた本田広之シェフは、
 理解に苦しむ日々を過ごしていました。

 『洋食や
はなこまち』の評判はとてもいい。
 お客さんはみんな笑顔になってくれる。

 「こんなおいしいイタリア料理を熊本で
  食べることができるとは思わなかった」

 「地元の植木町でとれた野菜をつかった
  フランス料理って最高ですね!」

 そんな言葉をかけてくれたのに、
 ぱったりと客足がとまってしまう。

 「また来ます!」と言うわりに来ない。
 1年経っても2年経っても来ない。

 新規客はそこそこ来店してくれるけど、
 リピート率がどうしても伸び悩む
……

 もしかすると、リップサービス?
 お世辞を言っただけ?

 そういうお客さんもいるだろう。
 でも、大半は本音を言ってくれたと信じたい。

 その証拠に、数百枚のアンケートがある。
 住所も名前も書いてくれたのだから、
 「また来ます!」と義理で言ったわけではない。

 住所も名前も書いてくれたからなおさら
 来店してもらえないのが疑問であり、
 不思議であり、悲しみでした。

 もっとおいしい料理をつくれば、お客は戻るのか?
 そう考えて、料理の研究にさらに時間を割きました。


 そんな本田シェフに手を差しのべた人がいます。
 熊本の経理コロンボ、畑岡誠也社長であり、
 福岡のホワイトベース、小串広己社長です。


 「料理は抜群においしい。味の問題ではありません。
  接客も合格。あとは、既存客との関係づくりかな。
  既存客におたよりを出してみましょう。それには
  小串社長に相談するのがベストの選択ですね」

 畑岡社長は、そうアドバイスをしました。
 経営者の相談相手として絶大な支持を得る
 畑岡社長です。十分、自分がコンサルできます。

 しかし、より専門的なレベルを提供しようと
 小串社長を紹介したのです。


 「経営上の数字を教えていただけますか。
  お客さまのことを想いながら、一枚一枚、
  切手を貼ることに同意していただけますか」

 小串社長のアドバイスは、
 脳科学にもとづいた科学的な実験と
 気持ちをこめて切手を貼るという非科学的な
 両面をあわせておこなうものでした。

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肉体より痛い言葉の暴力

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110628

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
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   あなたはフェイスブックをやっていますか。
   気軽に発信すればいいのでしょう。
   みなさんどんどん発信しています。
   ところが僕にはできない。すぐ書けません。
   何かを書こうとすると、ついかまえてしまう。
   もっと気軽に書ければいいのにと自己嫌悪。
   まじめすぎるのかもしれません

   だれも言わないので自分で言ってみました(笑)


  今日の内容
  *肉体より痛い言葉の暴力(おたより本文)
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  肉体より痛い言葉の暴力

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 厳しい上下関係って、和食の世界だけじゃなく
 洋食店でもあるものなんだ


 板前の見習いは下働きばかり。
 なかなか包丁を持たせてもらえない。
 怒鳴られて殴られる
教育という制裁もあり。

 かつて、和料理の世界で生きている方に
 厳しい師弟関係の話を聞いたことがあります。

 一般的な会社であれば、パワハラとかイジメとして
 大問題になる可能性があります。

 しかし技術を教えてもらう丁稚(でっち)の世界では
 昔ながらの教え方が続いている店もあるようです。

 といっても、僕のイメージでは和の業界のみ。
 根拠はありませんが洋食や洋菓子の世界では
 恐ろしい状況を描くことがありませんでした。


 洋菓子屋を取材したときに聞いた話では、
 見習い経験年数によって上下関係が決まる、
 という納得できるものでした。

 年齢が自分より下の人であっても、
 先に修業を始めていれば先輩として接する。
 当然のことですね。そうあるべきでしょう。

 しかし、本田広之さんの話を聞いたとき、
 (そうだよなあ、和食も洋食も関係ないよな

 と思いました。

 熊本県植木町(うえきまち)にある、
 「洋食や はなこまち」のオーナーシェフ、
 本田さんには悲惨な修業時代があります。


 スイカ生産日本一の植木町で生まれた本田さん、
 地元熊本のホテルに就職。厨房に入ります。

 朝6時から夜中3時まで長時間労働。
 和も洋も中華もすべて作らなければならない
 ホテルでの修業は収穫あり。

 料理のおもしろさはわかりましたが、
 どうせやるなら、ひとつのことをきわめたい。

 4年勤めたホテルを辞めて、フランスやイタリアに
 渡ります。一流になるにはヨーロッパの料理を
 食べ歩くにかぎります。

 料理人の多くは、ここで進む道が決まります。
 「三ツ星レストラン・・・で修行し

 「ミシュラン三ツ星のお店で数軒働いたのち


 フランス、イタリア、スペインなどで現地の味を
 おぼえ、帰国してから開業するシェフが大半。

 ところが、本田さんは違いました。


 「フランスもイタリアも、あまり自分の口には
  あいませんでした。多くの人がいいという
  ものは食べてみました。ここが一流という
  お店にも入りました。しかし、僕は日本で
  お店を開きたいし、日本人に食べてもらいたい。
  自分が心からおいしいと思う料理をつくるには
  フランス風、イタリア風でありながら、僕の
  オリジナルで勝負しようと思ったのです」

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「世間」を「東日本」に

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110623

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「しばらく出かけてきます」と、このメールレター上で
   伝えましたが、その表現では不十分でした。
   多数の方に、さまざまな心配をかけてしまいました。
   申し訳ありません。ありがとうございます。

   往復の行程を含め、足かけ
10日間、宮城県へ旅しました。
   震災被災地で、床下の泥出しなどを手伝ってきました。
   ボランティアというものは、だまっておこなうもの、と
   僕は思っています。が、思っているだけでは伝わりません。
   この間メッセージやご注文などをいただき、たくさんの方に
   失礼をしました。なにとぞご容赦。ありがとうございます。


  今日の内容
  *「世間」を「東日本」に(おたより本文)
  *人事部から赴任通知(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  「世間」を「東日本」に

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 習志野、八王子、横浜、湘南、川越、沼津、富士山、
 鈴鹿、滋賀、京都、高知、倉敷、北九州、鹿児島


 国内に存在する車のナンバーをすべて目にしたかも、
 と思うほど全国から大勢の人が集まっていました。

 宮城県東松島市の災害ボランティアセンターの
 敷地では、車とテントで寝泊まりする人がたくさん。

 僕もそのひとり。北海道の苫小牧(とまこまい)から
 フェリーで仙台港へ。復旧していない信号が多く、
 警察官の手信号にしたがい、宮城県を北上。

 東日本大震災でもっとも不明者が多いのは石巻市。
 石巻の手前に東松島市があります。

 6月
18日時点では、東松島市の死者は1039人、
 いまだに約
1450人が避難しています。

 津波に流されず、残った家々が多数あります。
 一見、なにもなかったかのように感じますが
 どの家も1階部分は水につかっています。

 庭も床下も道路の側溝も、泥とヘドロと海の砂。
 1階には住めず、2階で寝泊まりできればさいわい。

 風呂が使えず、自衛隊が用意してくれた簡易お風呂を
 利用している人がたくさんいます。

 重油が混じると、土は真っ黒になり臭います。
 タタミが水につかると男4人でも持ち上げるのが大変。
 海水にひたると植物の多くが枯れてしまいます。
 砂と泥とヘドロは湿っていると重く、
 乾いているとさらさらで回収しにくいものでした。


 活動しているのはボランティアだけではありません。
 地元住民も休みなく参加しています。

 若い人や働き盛りの住民もかなりいます。
 何人もの人に「仕事は?」と尋ねました。
 今回の震災で仕事がなくなってしまった方が多数でした。

 ボランティアはおもに3タイプ。

 
60代、70代の「時間あります!」という先輩たち。
 サラリーマン、自営の「休みとった!」同輩たち。
 若者から中高年までの「仕事がない
」失業中の働き者。

 失業中の人と休憩時間に話すと、
 (どうして
)と思うことが多々あります。

 会話の受け答えはしっかりしている。
 コミュニケーションも過不足なし。
 指示されなくても自発的に作業ができる。
 1ヵ月も2ヵ月も自炊生活ができる。
 無報酬で見返りを求めず黙々と仕事をする。

 そういう人たちなのに働く場所がないのです。

 美化したり過大評価をしたりするつもりは
 ありません。が、求人するなら、失業中の
 ボランティアから選ぶのもあり、と思います。

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母親の初盆を迎える社員に

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110612

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   メールレターを発行してから初めての
   日曜日発行です。あなたが読んでいるのは
   月曜日の午前中でしょうか。ありがとうございます。
   今日は、とてもすばらしい文章を掲載しています。
   川越雄一先生、ありがとうございます。

   僕は
10日間ほど出かけます。車で寝泊まりします。
   ネット環境ではありません。次のメールレターは
   6月
23日以降。あなたも、あなたも、あなたもお元気で。


  今日の内容
  *母親の初盆を迎える社員に(おたより本文)
  *山の辺の道を歩く(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  母親の初盆を迎える社員に

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 あなたにしばらく会っていませんが、きっと
 張り切って仕事をしていることと思います。

 それとも、あまり元気じゃないんですか?
 もしかしてイライラしてます?
 いやなことがありましたか?
 納得できないことが?
 それとも
……悲しいことがありましたか?

 そんなとき、親に話してみるのはいかがでしょう。

 夫でも奥さんでも、彼氏でも彼女でもいい。
 同僚でも友だちでも社員でも子どもでも
 いいんですが、たまには親に。

 親というのは、とても奥が深い。
 聞いてくれて、受け入れてくれて、
 共感してくれて、誤りや過ちを正してくれる。

 僕はそう思います。あなたはどうですか。

 父も母も亡くしてしまった僕ですが、
 いまも話します。語りかけます。
 そして思うんです。

 こんなとき、おやじだったら何て言うかな。
 こんなとき、おふくろだったこう言うな。

 生きていればいろいろあります。
 どうしてこうなっちゃうんだろう
って
 考えること、僕にもあります。

 そんなとき、社会保険労務士の川越先生から、
 とても味のあるメルマガが届きました。

 宮崎県の中小企業経営者にとって
 
おふくろの存在である川越雄一先生は
 
味付け抜群のメルマガを発行しています。

 なるほどなぁ、こんな社長がいてほしいなぁ
 と思ったメルマガを、あなたにも紹介したく
 全文掲載の承諾をいただきました。

 ご一読をすすめます。


 (ここから)

 割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味 第
179


  いつもお読みいただきありがとうございます。

 さて、昨日、中学校の同級生から電話があり
 思わずドキッとしました。縁起でもないのですが、
 また、誰かのご両親でも亡くなったかと。
 幸いそうではなくひと安心。

 ところで、年のせいか最近は弔事が多いですね。
 特に喪主など弔う側にとっては、あれこれと行事も
 多く、もうすぐやってくる初盆もその一つです。

 そこで今回の第
179号では、母親の初盆を迎える
 従業員へ経営者の気持ちの伝え方を取り上げました。


 【母親の初盆を迎える従業員に気持ちを伝えよう】

 ここ何年もない結婚式に比べ、毎月のように参列す
 る従業員家族のお葬式。
 たしかに数が多い分、半日常的になっているものの、
 身内を亡くした従業員の悲しみは計り知れない。

 そしてもうすぐやって来る初盆。
 会社としても、子も同然である従業員へ何らかの気持
 ちを伝えたいところ。

 たしかに、初盆は仏教的行事だが、他宗教でも気持ち
 を伝えると言う意味で基本的な考え方は同じだ。

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伝説の就業規則

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110609

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   3人クラブの「三方よしセミナー」は
   4月5月と東京、札幌で開催しました。
   おかげさまでみなさまに満足していただけ
   ました。ありがとうございます。

   7月には福岡で開催しますが、うれしいことに
   定員に達しました。満席です。
   キャンセル待ち受付も終了させていただきます。
   参加をご検討されていた方、ごめんなさい。
   新たに募集させていただく日をお待ちください。


  今日の内容
  *伝説の就業規則(おたより本文)
  *大和路を歩く(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  伝説の就業規則

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 経営者の仕事はむずかしく、忙しい。大変です。
 戦略を考えるだけではなく、
 戦術リーダーも務めなければなりません。

 多くの会社では日々、社長は社員に接します。
 接すれば、どうしたって細かいことが気になる。

 どうしてこんなことができないんだろう。
 もっとこういうふうにやってほしい。

 つい、頭に血がのぼり、口を出し、
 言うだけ言って、あとで自己嫌悪。

 反省し、社員とコミュニケーションをとり、
 社長の考えを理解してもらえるようになる。

 業績がよくなり、新卒社員を採用。
 忙しいなか、早く一人前にと願い、育てる。

 ところが、この新人、入社して6ヵ月経つと
 「有給休暇をもらえるはずです」と主張。

 まだ一人前とはほど遠い。会社が忙しいことは
 見ればわかるはず。なのに休むだと?

 法律上、間違ってはいない。正しいことを
 言われているのは理解できるが腹がたつ。

 (ほんとに新人は
)と思っていたら、
 ある中堅社員が突然、辞めると言い出した。

 それどころか、繁忙期に辞めると言い、
 「未消化の有給をなんとかしてほしい」と。


 こんな社員、あなたの会社にはいないと
 思いますが、実は、けっこう耳にする話です。

 そこで頼りになるのは就業規則。
 トラブルを防ぐことができるし、
 トラブルを解決するよりどころにもなる。

 「そんなことくらい知ってます!」
 というあなたでも、「伝説の就業規則」
 まではご存じないのではありませんか。

 という僕も先週初めて知ったのですが、
 おもしろいですよね、伝説の就業規則って。

 「伝説の就業規則」について書かれた本を
 読んだからです。

 読んでみようと思ったのは、これまでにない
 切り口で書かれた本だと思ったからです。

 ・「伝説の就業規則」という表現が気になった。
 ・零細企業の就業規則という表現を初めて目にした。
 ・本の帯の部分に「従業員
10人未満の社長は必読!」と
  書かれ、しかも「竹田陽一氏絶賛!」と記載されていた。

 『サッと作れる 零細企業の就業規則』
 発行元は経営書院。著者は三村正夫先生。

http://www.amazon.co.jp/サッと作れる零細企業の就業規則伝説の就業規則で労使トラブルを防ぐ-三村-正夫/dp/tags-on-product/4863260997

 一般的に、就業規則の本は地味でつまらない。
 まあ、この本も、おもしろくて笑いが満載という
 わけではありません。あくまでも就業規則がテーマ。

 しかし、「伝説の就業規則」という表現は
 地味な存在を一気に魅力的なものに変えてくれます。

 社名を記入し、時間や日数などの数字を記入すれば
 1時間で完成する、就業規則のひながたも載っています。

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相手満足と自己満足

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110607

 
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   例年より寒く感じる春が終わりつつあります。
   札幌の今日は、最高気温
24度との予想。
   明日は
26度って、まるで夏。僕はうれしいですが。

   近所の家庭菜園には、すでに種がまかれ、
   苗ものが植えられています。みなさん作業は順調。
   僕はまだなにも手がけていません。今年は最後発。
   今日と明日は、
畑仕事の合間に仕事をします。
   6月中旬は、しばらく雲隠れする予定です。御免。


  今日の内容
  *相手満足と自己満足(おたより本文)
  *4年生の追い込み(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  相手満足と自己満足

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕には、盲人の叔父がいます。
 かなり若いときに全盲となり、
 盲学校を出て、鍼・灸・マッサージ師に。

 僕が小さいころは不思議でした。おじさんは
 目が見えないのに、どこへでも行くからです。

 僕と連れ立って出かけるときは、
 白い杖(つえ)を折り畳みます。

 杖に頼らず、片手を僕の肩にのせて歩きます。
 (僕がしっかりしないと!)と
 いつもちょっと緊張していました。

 歩道と車道との段差があるところ、
 階段がはじまるとき、
 エスカレーターに乗るとき、
 ホームから汽車(電車じゃなく)に乗るときなど、
 高さが変わるところでは声をかけました。

 ホームと車両とのあいだは離れています。
 そこに足を入れたら大変! 落ちてしまいます。

 必要以上に大股で歩き、
 ホームと車両とのすき間に落ちないよう、
 おじさんに注意をうながしたりしていました。

 「とおるちゃんの説明はじょうずだねえ。
  どんなふうに歩けばいいか、よくわかる」

 ときおりほめてくれる、その言葉がうれしく
 得意になって道路状況を解説していました(笑)

 「歩道から車道へ段差
15センチ下がります!」

 何年も後に教えてくれましたが、
 そんな説明はなくても歩けるとのこと(笑)

 僕の肩に手を置いているので、
 僕が歩道から車道へ下がると、
 (あ、段差があるな)とわかるのだそうです。

 それどころか、おじさんは、札幌の自宅から
 旭川の僕の家へよく来ていました。一人で。

 札幌の家から国道5号線まで歩きます。
 何度も歩くと、距離がわかるそうです。
 国道に出ると、車の音でわかる。

 「タクシー」というプレートを掲げると、
 目の前でタクシーが止まってくれるそうです。

 札幌駅に着いたら、やはり記憶にしたがって歩く。

 (何十歩まっすぐ歩き、こんな音が聞こえてきたら
 右に曲がる。それから何歩
。そこで声を出す。
 「すみません! どなたか!」と言うと、
 だいたい誰かが寄ってきてくれる。
 「切符売り場はどこですか?」と尋ねると、
 いつも「目の前にありますよ」と教えてくれる)

 と、切符売り場の場所に正確に行けることを
 子どもの僕に自慢していたものです。

 改札も一人で通り、汽車に乗り、旭川に着いたら
 またタクシーで僕んちまで来るのです。
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異端児の話

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110602

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
  「投資してはいけない!
   株価が安いという理由で株を買うのは、
   マネーゲームです。きっちり企業の財務内容
  (自己資本比率、経常利益など)を見て、
   銘柄診断しましょう!」

  と、公認会計士である日根野さんが発行している
  アクションラーニングのニュースレターから抜粋。
  先週末のセミナーには、
50人定員のところ
  
300人近くの申込みがあった日根野先生。
  (抽選がおこなわれたそうです)

  株式投資をしない僕ですが、日根野先生の
  企業研究方法はとっても参考になります。
  検定講座の4級くらいは合格したいもの。
  
http://www.e-actionlearning.com/kouza/kouza_contents.html


 
 今日の内容
  *異端児の話(おたより本文)
  *勤務地指定(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  異端児の話

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 西武鉄道グループの元オーナーである、
 堤義明(つつみ
よしあき)氏の誕生日、
 5月
29日に3人クラブセミナーを開きました。

 今後、中小企業を大きく変革する3人クラブの
 (言ってみただけです
……
 栄えあるセミナー2回目は札幌が舞台。

 ぎゅうぎゅう満席状態で朝から5時半まで
 「三方よしセミナー」をおこないました。
 (会場が狭いだけかも


 4月に東京でも同じセミナーを開きましたが、
 やはり今回も大きな収穫がありました。

 僕自身、主催者の一人でありながら、
 ひとりの聞き手、受講者として得るものが
 またまたたくさんあったからです。

 旅行業界の
2大奇人のひとり、
 高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんの話は、
 何度聞いてもおもしろくて、考えさせられます。


 大手旅行会社に在籍していた高萩さんは、
 いくつもの疑問を抱いたそうです。

 旅行会社同士の競争が激しい以上、
 より低価格の商品を提供するには
 コストダウンは当然のこと。

 短い時間で長い距離をバスで走り、
 食事の質を落とし、
 みやげ物屋さんを数多くまわる。

 何軒ものおみやげ屋さんに寄るのも、
 リベートをもらえるからです。

 パックツアー価格を安く抑えるには、
 たとえば香港3日間の旅行では
 7店のおみやげ屋を回るのが常識だったそうです。

 香港だ、グアムだ、北海道だ!
 2万
9800円だ、3万9800円だ!

 なぜ飛行機代より安い価格なのか、あなたも
 不思議に思ったことがありませんか。

 おみやげを買えば、お店からリベートが
 旅行会社にバックされる。

 お客からお金をいただけなくても、
 みやげ物屋からお金をもらえるから。


 それでも、結果的にだれもが満足なら
 それはそれでいいと言えます。

 しかし、駆け足で観光地を訪ね、
 なんだかんだと旅先でお金を使い、
 家に帰れば、お客はぐったり。

 あれほど楽しみにしていた旅行なのに、
 「やっぱり家がいちばん
……」って、
 矛盾していないだろうか。


 なんか変。
 いや、はっきり言っておかしい。

 「もっと、お客さんが喜ぶ旅行を
  企画しませんか?」

 「旅行が終わっても、終わったとたんに
  また次の旅行に行きたくなる企画を


 高萩さんが上司に訴えると、言われるそうです。

 「高萩、それは理想だ。理想じゃ飯は食えないぞ」

 まあ、そうですよね、と答えるのが
 ふつうのサラリーマン。
 旅行業界の奇人、高萩さんは違いました。

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6月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110530

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   ほんとうにありがとうございます。

   メールを送ってくれたあなたにはもちろん、
   読んでくださっているあなたにも心から感謝いたします。
   それと、昨日は3人クラブセミナーの札幌開催でした。
   満席でとても盛り上がりました。ありがとうございます。


  今日の内容
  *6月を迎える前に(おたより本文)
  *運命にしたがう(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  6月を迎える前に

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★5月9日のメールレター「旅行はツール」を読んだ方からの
 おたよりです。実名
OKの方ですが、僕が勝手に匿名にします。
 あまりにも高萩さんをほめているので、やきもちを焼かせて
 いただきました(笑)それにしても高萩さんって人気ですね。


 さまざまな企業から、同じようにメールが届けられますが、
 分かりにくかったり、机上の空論だったり、
 批判ばかりの評論家のような内容だったりと、
 あまり読む気がしなくなっているのですが、
 村上さんからのものはずっと読み続けています。
 
 何故か?

 多くの出会いから多くのことを学ばせていただくという
 村上さんの姿勢が私の心に響くからでしょうね。

 高萩さんはまだお会いしたことがありませんが、
 「サービスの心得」「サービスの教科書」などは、
 私がいつも手元に置いて、繰り返し愛読しているご本です。

 初めて読んだときに、
 「私の求めているサービスがこれなの!」と感じました。
 さまざまな本を相当数読みますが、
 心に響くことが無かっただけに、驚きでした。
 「旅行はツール」という言葉にも、
 目からうろこが落ちる思いです。
 いつか、是非お目にかかりたい
No1の方です。

 (村上より)
 
Sさん、ありがとうございます。
 高萩さんに、いつか、是非お目にかかりたいのですね。
 承知しました! 高萩さんにお願いしてみます。
 もっとも確実な方法は「3人クラブセミナー」に
 ご参加いただくことですが、あいにく7月
17日の
 セミナーは満席となりました。キャンセル待ち受付です。
 再度、東京で開催を考えています。名古屋、大阪からも
 「開催してほしい」との声をいただいています。
 もう少しお待ちください。


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蒔(ま)く人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110526

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   
DREAMS COME TRUE(ドリカム)の歌に
   『
MIDDLE OF NOWHERE』という曲があります。
   (作詞:吉田美和 作曲:吉田美和/中村正人)
   その歌詞にこんな一節が。

   「これだけはわかるよ
    とても簡単なこと
    とても大切なこと
    明日の種を蒔くのは今日なんだ」

   「ひとつだけ確かで
    とても簡単なこと
    とても大切なこと
    明日の種を蒔くのは今日なんだ」

    刈ることはたいへんですが、
    蒔く(まく)ことならできる、と思います。


  今日の内容
  *「蒔く人(おたより本文)
  *毎晩飲む勇気(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  蒔く人

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

   若い男は黙ってうつむいたまま
   袋の中に手を入れては、
   何か知らない種子を蒔いていた。

   厚い掌から黄色い種子がぼろぼろと
   こぼれ落ちて、とろとろの陽炎の
   もえている黒土に抱かれる。

   種子を蒔く人、
   さうだ、それを忘れていた。
   例い、刈る時が来なくとも、
   種子を蒔く事にはそれ自身、
   聖なる響がある。
   魂の愉悦がある。

   孔子、佛陀、東洋の聖者たちは悉く
   その蒼い頬に淋しいほほえみを残しながら、
   その事の為に倒れていったではないか。

 
掌(てのひら)、陽炎(かげろう)、
  悉く(ことごとく)、愉悦(ゆえつ)


 「蒔く人・刈る人」という詩の一部です。
 熊本の近代文学館で知りました。

 谷川雁(たにがわ
がん)という人が書いたものです。
 「時代を超えた思想家」と紹介されていました。

 大正
12年(1923)生まれ。
 平成7年まで生き、
71歳で亡くなった方です。

 この「蒔く人・刈る人」という詩を
 谷川氏は何歳のときに書いたかを知り、
 とても驚きました。

 
17歳だそうです。

 熊本五高、のちの熊本大学ですが、
 その五高時代に『龍南』という五高会誌に発表。

 友人はもちろん、周囲の人々を驚嘆させた、と
 近代文学館で紹介されていました。

 谷川氏が描く種子は、おそらく、
 生きていくための食べ物であり、思想であり、
 生きるうえでのよりどころとなるものを
 表していると思います。

 谷川氏の文章に感じるもの、共感するものがあれば、
 この文章の役目は果たしたことになるのでしょう。

 欲張りな僕としては、谷川氏の視点を
 経営にもあてはめることができないかと考えます。

 たとえ刈る時が来なくても、とは考えませんが
 種をまくことそのものに喜びを感じたい。

 種をまくことそれ自身に
 聖なる響きを感じ、
 魂の愉悦を味わいたい。

 種をまきたくなりませんか。
 種をまくことに喜びを感じませんか。

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「人」とは社長

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   広島県呉市にある、大和ミュージアムに行きました。
   正式名称は呉市海事歴史科学館。
   素通りしたコーナーもあるのに、
   3時間もかかってしまいました。

   見るもの、読むものが豊富にあると言える一方、
   あれこれいろんなものが展示されている感じも。
   「大和ミュージアムの基本方針」は4つ。
   「大和ミュージアムの方向性」は6つも提示。
   方向性が6つって、全方位?
   たくさん伝えようとする熱意は感じました。


 今日の内容
  *「人」とは社長(おたより本文)
  *あこがれのニッカウヰスキー(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  「人」とは社長

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 僕のセミナーにご参加した方、あるいは
 僕の自己紹介を聞いてくださった方は
 思い出していただけるでしょうか。

 「こんな時代でも業績がいい会社の特徴」
 という話です。

 いくつかの視点で、その特徴を紹介していますが、
 「社長と社員の勉強4分類」を話すことがあります。

 1 社長がよく勉強し、社員教育もしっかりしている
 2 社長はよく勉強しているが、社員教育はあまりしない
 3 社長はあまり勉強しないが、社員教育はバッチリ!
 4 社長も社員も勉強しない、教育しない

 1番目の会社はとても業績がいい。
 社長も社員も勉強するから当然。

 4番目の会社もわかりやすい。
 社長も社員も勉強せずに業績が上がるのなら、
 世界中の会社が勉強しないはず。

 3番目の会社が、日本の中小企業に多いタイプ。
 多いというより、ほとんどの会社がこの状態。

 社長は一所懸命。どうやって従業員を変えるか、
 どうやって自主的に仕事をさせるかに必死。

 「会社は人で決まる!
人材ではだめ。人財だ!」
 「従業員が変われば会社は変わる!」

 社員をいろんなセミナーに出席させます。
 いくつもの研修に従業員を参加させます。

 「どうすれば売れるか、もっと自分で考えろ!」
 「講師の先生の言うことをよぉく聞き、行動しろ!」

 社員にこうハッパをかける社長がいます。
 そんな社長は、主催者側の僕にこうも言います。

 「ウチの社員を頼みます。鍛えてください」

 社員に期待しているように聞こえますが、
 (オレはわからん。あとは頼んだ)とも聞こえます。

 「とにかく売れる社員にしてほしい」

 社員の成長を願っているように聞こえますが、
 (当社の業績は、この研修しだいだ)とも
……

 セミナーや研修に申し込んでくれるのですから
 主催者側としては、ありがたいことです。

 しかし、外部講師まかせ、外部機関まかせでは
 そう簡単に業績は向上しません。

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売るだけの会社

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 【今日も元気に
お客が増える!】 212
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110520

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   北海道の最北端、稚内市。
   昨日の5月
19日、桜が開花しました。
   北海道新聞の夕刊に写真とともに掲載。
   満開になるのは4、5日後とのこと。

   1月7日、沖縄のヒカンザクラが咲き始め、
   4ヵ月半をかけて北の国のいちばん北に到達。
   エゾヤマザクラがようやく
10輪ほどの花を。

   ゆっくりです。地道です。でも確実に北上。
   人より時間はかかるけど、いつかは満開。
   そんな生き方もいいなあ、と。


 今日の内容
  *売るだけの会社(おたより本文)
  *英会話面接で不合格(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  売るだけの会社

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 電話はつながってこそ意味があります。
 会話できてこそ電話の存在意義があります。

 ところが、かけてもかけても通じない

 「ただいま電話がこみあっています」とばかり。

 問い合わせをしたいのですが、
 問い合わせができない。とても困っています。


 コンピュータ周辺機器のメーカーであり、
 販売もしているエレコムという会社をご存じですか。

 4月から5月にかけて、何度も何十回も電話しました。
 「お客様窓口」の「個人のお客様向け」専用ダイヤル。

 「ご購入前」と「ご購入後」に分かれていますが
 クリックすると、どちらも同じ番号。

 購入前の相談に応じてくれるように見えます。
 購入後の不満を聞いてくれるように感じます。

 しかし、それは見せかけ。
 どちらも同じ番号で、とりあえず機械が答えるだけ。

 それでも、どうしても尋ねたいことがあり
 電話しましたが、じつは
20秒ごとに10円かかります。

 「この電話は
20秒ごとに10かかる」
 「電話がこみあっている」
 「このままお待ちいただくか、かけ直してほしい」

 自動的に流れる音声が述べるのは、この3点。
 すぐ切ることが多いのですが、ときどき、
 (少し待てば、電話がつながるかな?)と思い、
 2分、3分と待ちます。

 しかし、つながりません。


 僕はエレコムの製品を平均して月に2万円は買います。
 
CDDVDのケース、ラベルなど消耗品的なものが多い。

 エレコムは商品ラインアップが充実。
 とくにケース類は大助かり。毎月たくさん購入しています。

 それだけに、汚れているケースや不良品を見つけます。

 
DVDのトールケースで、どう考えても
 不良品としか思えないものがありました。

 
10ケースごとに梱包されている製品なので、
 一つひとつ確認して買うことができません。

 仕事場で使おうとして初めて気づいたしだい。

 交換してもらおうとエレコムに送ったのが3月。
 それから電話もメールもファクスも郵便も届きません。

 何度も何度も電話を試みるのですが、
 とにかくつながらない。先へ進まない。

 電話をかければかけるほどお金がかかります。
 交換も電話もすべてあきらめて、
 同じ商品を買うほうがはるかにトク。
 そんな状態になっています。

 ・2ヵ月前に送った不良品を
  間違いなく受け取ってもらえたのか。

 ・おおげさなことは望んでいない。
  不良品と新品とを交換してほしい。

 それを確認し、伝えたいだけなのに
 どうしても電話が通じない。

 メールアドレスが案内されているわけでもなく、
 電話しか方法が示されていないのです。

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ひまなとき

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 【今日も元気に
お客が増える!】 211
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110518

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。
     
   
   「山路(やまみち)を登りながら、かう考へた。
    智に働けば角が立つ。
    情に棹させば流される。
    意地を通せば窮屈だ。
    兎角(とかく)に人の世は住みにくい」

    夏目漱石の『草枕』の冒頭です。
    時間があったので熊本近代文学館へ。
    そうそう、漱石は四国の松山中学から
    熊本の第五高等学校(熊本大学)へ。
    草枕は熊本時代の作品でしたね。
    この冒頭、一文が短くて好きです。


 今日の内容
  *ひまなとき(おたより本文)
  *第2希望は旅行会社(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  ひまなとき

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「ひまなとき、何をなさっていますか?」
 と尋ねられたら、あなたはどう答えますか。

 いつもヒマな状態に近い僕は、
 少しカッコをつけて言いたいセリフがあります。

 「そうですねぇ。時間があれば本を読みます」

 現実は違います。居眠りです(笑)
 ひまじゃなくても居眠りしています。

 セミナー講師の依頼をいただき、
 各地を転々としているからでしょう、
 「お忙しいですね」
 「北海道にいるときは何を?」
 といったことを聞かれます。

 そのたびに思い出す話があります。
 今年の正月以降、ずっと気になっている話。

 これから、ある方のブログを紹介します。
 多くの人がご存じの方の奥さまのブログです。

 
2011年1月2日に書かれた、
 
暇(ひま)な時がテーマです。

 「ドラッカー先生」も登場します。
 一読の価値あり、というブログです。


 (ここから)

 皆様明けましておめでとうございます。
 今年はうさぎ年。心もかるく身も軽く、
 ピョンピョンはねていやな事をふっ飛ばし
 笑顔の年にいたしましょう。

 昨夜(元旦)の大雨もすっかり上がり
 今朝は一転日本晴れ。
 気温は0度と冷え込んでいるものの空気が澄み、
 お日様がキラキラ輝いています。
 今日(
1/2)から仕事始めの主人は、
 マンションの書斎へと7時
30分出かけて行きました。

 毎年主人との初詣では、かれこれ
30年続いてます。
 それにしても昨夜のようなどしゃ降りの
 雨の中の初詣は今までになかった事です。

 自宅から天満宮までは約2キロあまり。
 いつも歩いて行きますが
3040分かかります。
 今年はどしゃ降りの雨となりました。

 正月三ケ日で
200万人を越すという
 学問の神様の天満宮。
 時間の節約をかねて私達の初詣では
 いつも夜6時頃から出かけます。

 天満宮に着くまでに主人の靴の中は洪水のように
 ビッショリと水びたしになりました。
 「人生にはこんな時もある」と強がっていましたが、
 ここだけの話、靴を買いに行く暇がないのです。

 失業中、靴を買うお金が無くて
 底に穴の開いた靴を履いて雨でビショビショになり、
 靴を脱ぐことが出来なかった事等々話しながら、
 無事に天満宮に着き参拝をすませました。
 いつもの店で甘酒を飲んでほっと一息つき
 帰ってまいりました。

 話は前後しますが、元旦のお昼、
 お雑煮を食べながら主人はビールでほろよい加減、
 いきなりこんな事を言いました。

 以前ソニーの盛田会長がドラッカー先生に
 「ところであなたは暇な時は何をなさって
  いらっしゃいますか」とたずねた時、
 ドラッカー先生は何と答えたか
 言ってごらんと私に聞きました。

 いろいろと考えをめぐらしていると、
 ドラッカー先生は「暇とはどういうことですか」と
 反対に質問されたそうです。

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アゼルバイジャンの青年

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 【今日も元気に
お客が増える!】 210
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110516

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   広島でマジシャンのような社長に会いました。
   
14日の土曜日、広島でセミナーをおこないました。
   「ありがとう絵ハガキ」といえば「広島の柳生さん!」
   と言われるほど、知名度があがってきた柳生大介さんが
   主催。フェイスブックで募集。けっこう集まるものです。

   セミナーのあとの懇親会がおひらきとなり、
   2次会でも楽しくておいしい酒を飲み、
   ホテルに入ったのは日付がかわるころ。
   部屋でバッグをあけると、あれ? うん?
   そのセミナーの参加者からのハガキが


   差出人の名前をみて、すぐに顔を思い出しました。
   「今日も明日も絶好調!!」と名刺に書いている
   有限会社大蔵笑(おおくらしょう)の社長、
   仲本真悟さんが書いてくれたハガキです。
   ハガキ一枚で、また広島に来たくなりました。


 今日の内容
  *アゼルバイジャンの青年(おたより本文)
  *多くの人に会える会社(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  アゼルバイジャンの青年

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 2月
24日、このメールレターで
「エルトゥールル号の遭難」を書きました。

 アメリカで仕事されている岡田さま、
 富山県高岡市の野村さまから教えていただき
 エルトゥールル号の遭難の話を紹介しました。

 とても多くの方がこの出来事をご存じでした。

 「知ってます!」
 「思い出しました」
 「そういえば学校の授業で


 たくさんの方からメールをいただきました。
 そのなかに、こんなメールも。

 「アゼルバイジャンの青年の話をおぼえてますか?」

 ギブアンドギブの運動をしている、あの志賀内さん、
 志賀内泰弘さんが思い出させてくれました。

 かなり前のことですが、雑誌の連載原稿として
 志賀内さんに書いていただいたものです。

 久しぶりに読み返しました。
 読んでよかったと思います。

 お節介でごめんなさい。
 僕がいいと思ったものをあなたにも。

(ここから)

 「アゼルバイジャンの青年」
             志賀内泰弘

「もういいですよ。お気遣いは」
 会うたびに、「あなたのおかげです」と
 言ってくれる知人がいます。不定期に、
 お菓子などの贈り物が届きます。

 何年も前に、ほんのちょっとだけ、
 その人が苦しんでいた時に話を聞いて
 あげただけなのに、いつまでも恩義に
 感じていてくれるのです。
 恥ずかしくて、戸惑うほどです。
 でも、そういう人だからこそ信頼ができる。
 生涯付き合っていきたいと思う人です。

 さて、「世界の子どもにワクチンを」という
 認定
NPO法人があります。
 ポリオやはしかなどの感染症にかかって、
 毎日約四千人の子どもが亡くなっています。
 でもワクチンさえあれば、命を救えます。
 そんな発展途上国の子どもたちにワクチンを
 贈り続けている民間の国際支援団体です。

 その「世界の子どもにワクチンを」日本委員会の
 チャリティーパーティに参加した時のことです。
 理事長の細川佳代子さんの、こんなスピーチに
 心ひかれました。

 時は遡り、ソビエト崩壊直後のことだそうです。
 細川さんは、仕事でロシアの空港に降り立ちました。
 ところが、国そのものの行く末を案じるかのように、
 空港内の照明の半分が消えており薄暗い状態。
 異国の地ということに加えて、不安な心を抱いて
 重い荷物のカートを引き、長い長いデッキを歩いて
 いました。その時です。近づいて来た一人の青年が、
 パッと細川さんの荷物を奪いました。
 「あっ、盗まれる
!」と思いました。
 ところが、その青年は立ち止まり、
 こんな話をしてくれたといいます。

 「私は、アゼルバイジャン人です。あの時、
 日本は私たちの国に援助をしてくれました。
 ぜひ、そのお礼がしたかったのです。でも、
 私には何もできません。ずっと、そう考えていたら、
 重い荷物を引きずっている日本人のあなたの姿を
 見つけました。あの日のお返しがしたくて、
 思わず駆け寄ってしまったのです」と。

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名前を呼ぶ理由 名前を呼ぶ理由

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 【今日も元気に
お客が増える!】 209
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110513

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   僕が、出たかったセミナーがあります。
   受講者としてではなく、いっちょまえに講師として
   参加したかったチャリティセミナーです。
   5月
16日〜6月16日まで、平日の夜はほぼ毎日!
   毎回、講師は替わります。もちろんテーマも。

   講師はすべてボランティアで登壇。
   参加しやすい価格の理由は、講師料がゼロのうえ
   会場も無料で提供してくださるからです。

   すべて名古屋で開催。協力したいのですが、
   日程が合わなくて
。残念。
   講師とテーマ、ぜんぶおすすめですが、なかでも
   5月
16日(月曜日)の酒井英之さんはイチオシ。
   僕が尊敬するコンサルタントのひとりですから。

   趣旨に賛同しています。ご参加のご検討を。
   がんばろう日本!東日本大震災復興支援
   なごや絆プロジェクト
   チャリティセミナー『気づき塾・学び塾・つながる塾』
   
http://www.007nagoya.com/charisemi/index.html


 今日の内容
  *名前を呼ぶ理由(おたより本文)
  *出会い多く、深く付き合える仕事(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★ 
     
  名前を呼ぶ理由

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 4月
17日の夜、浜松町での会話を再現します。
 ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツの
 高萩徳宗(たかはぎのりとし)社長との会話です。

 ほかにホワイトベースの小串(おぐし)社長、
 さかもとこーひーの坂本孝文社長なども
 その場にいらっしゃいましたが、
 高萩さんとのやりとりのみを誌上再現。お聞きください。


 村「僕の知っている社長が、婚約者と一緒に、
   有名店○○○○に行ったんです。○○○○知ってます?」

 高「○○○○さん、ハイ、知ってますよぉ!」

 村「予約していたから入口で名乗ったんですが、
   その時点で名前を間違われてしまったんですね。
   岡田社長なのに『岡本さん』って言われてしまった」

 高「『お待ちしておりました。岡本様』って言われたと。
   聞き間違えたか、手元の予約リストを見間違えた

   まあ、そのあたりの初歩的ミスですね」

 村「ええ。それで結局、店を出るまで違う名前で
   呼ばれ続けたんですって。ひどい話でしょぉ。
   超有名店ですよ。○○○○は。なのに、そんな
   ことがあるんですねえ。びっくりしましたよ」

 高「村上さん、実はですね、僕は○○○○へ
   かれこれ7、8回は行っているんですよ」

 村「え!
あの高いお店に(笑)さすが高萩さん。
   僕は行ったことがないんです」

 高「実はですねぇ、僕も名前を間違われました!
   『いらっしゃいませ。たかおぎさん』って」

 村「萩(はぎ)と荻(おぎ)の区別が
   つかなかった?」

 高「読めなかったんですね。漢字を」

 村「で、最後まで『たかおぎさん』と?」

 高「ええ。それどころか、ごていねいに、
   店内には私の本まで飾ってある。
   ありがたいんですが、たかおぎさん(笑)」

 村「料理を持ってきて『たかおぎさん、どうぞ』と」

 高「インカムありますでしょ。イヤホンと
   マイクが一緒になった、あれです。
   入口で誰かが『たかおぎさんがご来店』と
   話すと、店内すべてのスタッフが瞬時に
   把握するんです。たかおぎさんが来店したと」

 村「スタッフ全員が『たかおぎさん』と
   呼び続けるわけですね」

 高「完ぺきなはずの仕組みが、ちょっとした
   ことで狂うとたいへんなことになってしまう。
   インカムは便利ですが、インカムに頼るのは
   危険だということです。そう思いませんか」

 村「インカムで、だれかが名前を言ってくれるのを
   あてにするんじゃだめなんですね」

 高「ええ、はっきり言えばインカムに頼るな!
   ってことです。それより7、8回来ている
   お客なら名前をおぼえるべきです。名前を
   言えばいいってものではありませんよね。
   仏つくって魂入れずではだめってことです」

 村「そうですよね! そうだそうだ。7、8回も
   行ってるんですから名前をおぼえてほしい」

 高「お客さまの名前を言うというのは、そのお客の
   名前を知っている、つまりおぼえているうえで
   気持ちをこめて呼びかけるものですよね。
   インカムで耳にした名前を、ひとつの記号として
   呼びかけるときに口にしたって、気持ちは伝わり
   ませんよね。インカムをはずして名前をおぼえる
   努力をしたほうがよっぽどいい」

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選ばれる2番目の理由

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110511

 
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   いつもありがとうございます。
   本当にありがたいことに、セミナー講師として
   各地にお招きいただく回数が増えてきました。

   セミナーや勉強会で受講者に会うと、
   「いつもメールレターを読んでます!」と
   おっしゃってくださることが増えました。
   うれしく、楽しく、はずかしく。

   セミナーを聞いてくださったお礼に
   ハガキを書いていますが、じつは、
   4月中に書いて、まだポストにいれていないものが
   数十枚あります。カバンにいれたまま。
   切手をはって、あとで出そうと思いながら、
   5月の中旬にさしかかりました。

   桜の写真のポストカードなのです。
   今日、出します。受け取った方、
   いまごろ!? 遅い! と驚いてください。


 今日の内容
  *選ばれる2番目の理由(おたより本文)
  *こそくな就職観(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  選ばれる2番目の理由

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 この頃、セミナーに招かれて
 いろんな町へおじゃましています。
 ありがとうございます。

 以前から、取材のために毎月1、2回は
 北海道と本州を行き来していました。

 取材に加えてセミナーや勉強会に参加となると
 旅行代理店にお世話になる回数も増えます。

 「早割」や「旅割」などで空の便を予約したり、
 「楽天トラベル」などで宿の手配をしたりするのは
 ネット上で完結します。

 ただし、1、2ヵ月前に予定を早く決めればのこと。
 だいたいは出発
10日前になって、あわてます。

 飛行機とホテルがセットになったパック商品を
 代理店のカウンターで購入することがほとんど。

 おかげさまで僕は安心。
 ところが、心配に思うこともあります。

 旅行代理店を利用させていただいて思うのは、
 ホントにこれで儲かるのか? ということです。

 安い航空券を1枚売って、いくらの手数料なのか。
 ビジネスパックといった商品を売って、
 その代理店にいくらのお金がバックされるのか。

 小さな会社はもとより、中堅規模でも
 つぶれていくのですから、
 きっと儲からないに違いありません。

 少しでも利益が生じる仕組みを狙い、
 わずかでも利益を生み出す商品をつくる。

 1人でも多くのお客を呼び込もうと
 他社より
100円でも安い商品を企画する。

 だから、なおさら儲からなくなり(笑)
 (笑ってすみません。でも、書いていて
  ほんとうに笑ってしまったのです)
 さらに安い企画で挽回を試みる
……

 僕が行きつけの(おおげさですが)代理店は
 とても優秀なスタッフがカウンターにいます。

 「こっちのパックのほうが安いですよ」と
 教えてくれるし、発券作業など仕事も早い。

 だけど気の毒に感じます。
 両隣のお客はあれこれ文句をつけ、
 「もっといいホテルはないのか!」
 などと、ないものねだりを言っています。

 ストレスはたっぷりもらえるけど、
 利益はほとんどもらえないのが旅行業界?
 いったいどうなってるんだ? って思っていました。

 だから、最近、うれしいんです。
 高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんから
 旅行業界の実態を教えてもらえるからです。

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旅行はツール

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110509

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   毎年、うまいことにきれいな桜を味わってきました。
   いつも楽しみにしていたのは、ある町の
   斜め道路に面したお屋敷の見事な桜。
   いつもめぐりあえたのは、いろんな土地の
   城の境内に枝振りよく咲き誇る美しい桜。
   しかし、今年はめでることができませんでした。

   北海道はいま、五分咲きというところ。
   うっかりすると、またたくまに散ります。
   が、北海道の桜はこれからですので、
   桜の写真のポストカード、今週出しても
   許されるでしょうか。


 今日の内容
  *旅行はツール(おたより本文)
  *書いてもいないのに(村上透ものがたり)
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★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  旅行はツール
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「もっとも多くの人間を喜ばせた者が
  もっとも大きく栄える」


 そうかもしれません。
 いや、そうでなければなりません。

 当たり前のことを言っているように
 感じますが、あなたはどう思いますか。

 人を喜ばせた人は、結局、
 人に感謝され、慕われ、報われるでしょう。
 報われなければなりません。

 しかし現実はどうか。
 もっとも大きく栄えている会社は、
 必ずしも多くの人を喜ばせているわけではない。

 偏屈な僕には世の中がそう映ります。
 あなたは、どこかの会社を思い浮かべたでしょうか。

 残念なことに、人を喜ばせているからといって
 その人、その会社は栄えるとはかぎりません。

 大事なことは、
もっとも喜ばせること。
 だれよりも、どこよりも人を喜ばせる人が
 もっとも大きく栄えるということですね。

 だから私たちは、もっと喜んでいただけるよう
 よりよい商品とサービスを追求しなければなりません。

 「もっとも多くの人間を喜ばせた者が
  もっとも大きく栄える」

 徳川家康が言った言葉とされていますが、
 その家康の命日、4月
17日に
 高萩徳宗(のりとし)さんはこう言いました。

 「旅行はツール。目的はほかにあります」

 徳川家康の生まれかわりというわけでは
 ありませんが、偉大な人物であることに
 かわりありません。高萩さんは。

 その高萩さんが言った言葉の意味は重い。

 「旅行はツール。目的はほかにあります」

 ベルテンポ・トラベルアンドコンサルタンツ
 という社名に「トラベル」とあるとおり、
 旅行の相談、企画、手配、添乗をお世話する
 旅行会社の代表者です。高萩さんは。

 にもかかわらず、「旅行はツール」と高萩さん。
 商品は旅行ではないと言っているのです。

 ベルテンポは旅行を売っているわけではない。
 ベルテンポの商品は旅行ではない。

 ベルテンポのお客は、旅行に来ているのではない。
 ベルテンポのお客は、旅行という商品を
 買っているわけではない。

 だからベルテンポは他の旅行会社と競合せず、
 他の旅行会社より高い価格でも堂々と提示し、
 高い価格でもお客は喜んでお金を払います。

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5月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110429

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   ありがとうございます。

   メールを送ってくれたあなたにはもちろん、
   読んでくださっているあなたにも
   心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。


 今日の内容
  *5月を迎える前に(おたより本文)
  *おもしろい講義さがし(村上透ものがたり)
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★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  5月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★埼玉県秩父市の「むさしの」高橋さんから。
  4月4日のメールレター「サービスのしくみ」を
  読んでのおたよりです。

 お世話になっています。
 いつも楽しくためになるメールレター
 ありがとうございます。

 本日のメールレターでの『新浦安の不動屋さん』の
 お話は本当に素晴らしいと思います。そして、高萩さんの
 『不動産業ではなく、お客様の人生サポート業なのですね』
 という言葉に感動しました。

 僕の目指す会社もまさにこれなんだな!
 と思いました。葬儀というその場限りのお付き合いでなく、
 葬儀後も葬儀以外でもずっと長く付き合える会社、
 葬儀社という枠にとらわれない会社、
 地域に必要な会社になりたいと思っています。

 葬儀社もお客様サポート業ですよ。
 葬儀社の可能性をもっともっと見せて
 ゆきたいと思います。

 そして、今回も『事例に学ぶ』という村上さんの考え方が
 とてもよくわかりました。
 ありがとうございました。
 これからも宜しくお願いいたします。
株式会社 むさしの   高橋 賢司
 
http://www.musashino.gr.jp


 (村上より)
 戦略経営者であり、悲しさや切なさ、人の心がよくわかる
 高橋さんは、葬儀業界が誇るべき異端児です。
 葬儀会社ですよ。なのにニュースレターを
2700通も発行し、
 『やっぱり秩父だんべえ』講演会を開催し、
 座禅体験会を催したりしています。
 だから、でしょう。地元でのシェアがダントツ。
 高橋さん、メールありがとうございます。



 ★北海道の
Cさんから。
  4月
14日のメールレター「ゼロから数百人」を
  読んでのおたよりです。

 相変わらず、忙しく飛び回ってらっしゃるようですね?
 震災の影響はいかがですか?
 小生の仕事でもじわじわと震災の影響が出てきています。
 部品が入手しにくい。
 電材屋さんに電線の在庫がない。

 お客さんからの見積引き合いや、発注依頼を受けても
 正確な納期の回答が出来ない状況です。
 できるだけ、お客さんの希望納期に添えるように
 部品メーカーを変えて提案してみたり、
 代替品を検討して対応しています。

 今回のお話、世の中には熱い心をもった社長さんが
 居るんですね?
 公務員を辞めて義父の仕事を引き継ぐ・・・
 なかなかできる事ではないと思います。
 それゆえに、強い気持ちで調味料の売り込み戦略を
 考えたのでしょう。

 
>  そういう努力を神様は無視しません。
 
>  (神様とは、お客さまのことです)

 村上さん、うまい表現を使われますね。
 ここの部分、ハッとしました。
 良いお話を、ありがとうございました。

 (村上より)
 
Cさん、いつもありがとうございます。
 「うまい表現を〜」とおほめくださり
 ありがとうございます。
 お客さんに迷惑をかけまいとする
Cさんの
 姿勢に頭がさがります。

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渡すもの、受け取るもの

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 【今日も元気に
お客が増える!】 205
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110428

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   じっくり桜をながめないうちに
   本州の桜の季節が終わってしまったようです。
   あとは東北、北海道の桜に期待するのみ。

   「見忘れた!」「見られなかった!」と
   花なら、悔やむだけですみますが、
   経営はタイミングを逃すと一大事。
   呼びかける時、決断する時、行動する時、
   始める時、やめる時、勉強する時

   桜前線より早く北上しなければ。


 今日の内容
  *渡すもの、受け取るもの(おたより本文)
  *古本屋から図書館へ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  渡すもの、受け取るもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 夜勤明けで寝ていた石井達也さんは、
 電話によって目をさまされます。

 「えっ? 竹田和平さん? ご本人ですか!」

 竹田和平さんから電話がかかってきたのです。

 
100社以上におよぶ上場企業の大株主であり、
 「日本一の個人投資家」と言われる竹田和平さん。

 「こんなすごい人に会ってみたい
」と
 手紙を出したところ、本人から電話というわけです。

 会社の寮の人の話によると、石井さんは
 驚き、緊張して直立不動で話していたとのこと。

 その後、竹田和平さんに会いに行った石井さん、
 (自分らしい、いつもの服装で会おう)と
 革ジャンにくさりじゃらじゃらのロッカーふう。

 そして竹田和平さんに提案するのです。
 「澤上篤人社長と対談しませんか?」

 前号のメールレターをお読みいただきたいのですが、
 澤上社長もなかなか会えないひとり。
 日本で初めて独立系の投資信託会社をつくった方です。

 石井さんは澤上さん、竹田さんと会うことができましたが、
 竹田さんと澤上さんはお互いに会ったことがありません。

 「そんなすごい方と対談なんてできるの?」と
 お互いに思ったそうです。しかも、
 
目の前のおにいちゃんにそんなことができるのかと。

 結局、日本一の個人投資家、竹田和平さんと
 長期投資の伝道師と呼ばれる澤上篤人さんとの対談は
 実現します。石井さんの仲人によって。

 このおふたりの対談は、一冊の本になります。
 『投資の心は「感謝のこころ』(
PHPパブリッシング)
 澤上社長と竹田和平さんの共著で出版されました。

 不思議な若者だと思いませんか。石井達也さん。
 夢や希望を否定し、人の話を聞かず、
 人の悪口を言っていた石井さんが
 次々とおもしろいことを実現していったのです。

 そしてついに自分の本まで出版。書名は
 『ボクらの日本一周どんぶらこ』
 (吉備人出版/きびとしゅっぱん)


 「日本を知った気になっていました」と石井さん。
 なにも知らないということに気づき、
 自分の目で見てみたいと日本一周。

 岡山といえば、だれもが知っている桃太郎。
 家来はいないけれど、相棒とふたりで日本一周。

 出会った人に、「おひとつどうぞ」と
 きびだんごを配りながらの日本一周でした。

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会いたい人に会う

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 【今日も元気に
お客が増える!】 204
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110425

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   縁という言葉をこれまでつかってきましたが、
   今年は、しみじみ縁の不思議さ、ありがたさ、
   重み、おもしろさを感じています。

   会った人から、次々と人を紹介していただきます。
   「こんな人を紹介したい。会ってみませんか」
   「こんど、おもしろいことを一緒にやりましょう」
   「もしかすると・・さんをご存じでは」
   とワクワクすることばかりが続きます。

   5月1日の岡山セミナーも、縁のひとつ。
   参加人数がかなり増えそうです。
   僕との出会いだけではなく、参加者同士の縁も
   どうぞ5月1日に結んでください。

   日曜日の午後、勉強しようという方ばかりですから、
   増えているお客をさらに増やそうとする方ばかり。
   おもしろい一日になりそうです。
   
http://www.okyakugafueru.com/20110501_okayama.pdf


 今日の内容
  *会いたい人に会う(おたより本文)
  *真夏の稚内の寒さ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  会いたい人に会う
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 先日、岡山で石井達也さんという若者に会いました。

 「夢はかなわないもの」
 石井さんはそう思って生きてきました。

 工場の作業員として肉体労働に明け暮れる毎日。
 楽しみは、お金をためることと
 パンクロックの音楽を聞くこと。

 夢など、かなうはずがない。
 夢など、もってもしかたない。
 夢をもたない人間だったそうです。

 「人の夢を聞くのもいやだった」といいます。
 夢をみる人の気持ちがわからない。だから、
 「おまえ、いいかげん目をさませよ」と
 夢を語る人に言っていたのです。

 昼夜交代で働いていた工員時代、
 信じられるものはお金だけでした。

 地道にお金をためることは悪くありませんが、
 (もっとお金を儲けたい!)という思いが、
 石井さんには芽生えていました。

 いわゆる
ホリエモンの時代だったそうです。
 株によってお金を増やすことが知的な生産手段
 と思われていたころでした。

 デイトレーダーよろしく、ためたお金を
 株式投資にそそぎますが、儲けるどころか大失敗。

 「ギャンブルをやったことがない人間が
  生まれて初めてギャンブルに手を出した」

 と石井さん自身が思うほど。
 
60万円も損をしたことが大ショック。

 短期間で儲けようと思ったから失敗した。
 そう反省し、次は長期投資に取り組みます。

 株に関する本を読み、投資判断に必要な知識を得て、
 儲かる自分の姿を描いていました。

 勉強の一環として、ガイアの夜明けに登場した
 澤上篤人氏の言葉を聞いて、石井さんはしびれます。

 「本当の友だちは、暴落したときに
  手をさしのべてくれる」

 澤上篤人(あつと)氏は、さわかみ投信株式会社の社長。
 日本で初めて独立系の投資信託会社をつくった方です。

 テレビのなかで澤上社長が言っていた言葉が
 気になってしかたがない石井さん。

 どうしても澤上社長に会いたくなり、
 澤上社長が自ら語る投資セミナーに参加。

 参加者
200人の一番前の席に座ったのですが、
 そのときの服装が
……

 革ジャンに金属の鎖(くさり)やらを
 じゃらじゃら下げて、髪の毛は立たせて


 工場での仕事が終われば、どこへ行くにもパンクロッカー。
 それ以外の服を持っていないわけではありませんが、
 「会う人によって服装を変えるのはよくない」
 という石井さんのポリシーにのっとった服装でした。

 セミナーが終わり、思い切って澤上社長にあいさつ。
 だれが見ても、どう考えても、その場にふさわしくない
 石井さんの服装ですが、澤上社長は気にせず、
 「僕をふつうの人として接してくれました」

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出し続ける底力

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 【今日も元気に
お客が増える!】 203
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110419

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   母の日に贈り物をしたことがありますか。
   僕は、これまで何度か経験があります。
   でも、贈る自分に酔っている、自己満足の域でした。

   心をこめて、生んでくれたことに感謝して、
   母の日に贈り物をしたかったと、正直、後悔しています。
   1年と少し前には生きていたのに

   今年も元気だったら、照れずに花を贈りたかった。

   そのときは、プンダミリアの花です。
   僕がよく知っている木下さんがつくっているので、
   ちゃんと心がこもった花である、と安心できます。
   あなたにも、安心して薦めることができます。
   
http://www.pundamilia-flower.com/onlineshop/html/index.php
      

 今日の内容
  *出し続ける底力(おたより本文)
  *バイクで北へ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  出し続ける底力
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ふだん、表面には出ないが、
 いざというとき、大事なときに、出てくるちから。

 「底力」の意味として辞書に載っています。

 3月
30日のメールレターでは、「油屋の底力」を
 伝えました。油藤(あぶらとう)商事、青山専務が
 タンクローリーで、宮城県まで走った話です。

 青山専務は3月
28日、仙台に向けて再度、出発しました。
 そこまでは間違いないのですが、じつは仙台には
 都合3度、燃料を運んだのです。

 2度目の支援を終えて、宮城から新潟まで戻ったとき、
 「もう一度、届けてもらえませんか」と依頼を受け、
 3度目の仙台配送をしてきたというのです。

 青山専務、底力出しまくり!

 ふだん、しっかり経営をおこなっているから、
 何日間も従業員にまかせることができるのですね。

 よぉーし、がんばらなきゃ!
 という気持ちになります。

 青山専務のブログを読んでみませんか。

 (ここから)


 東日本大震災の後、
17日の仙台、
 
19日・24日の群馬県の高崎市に続き、
 
28日より2回目の仙台へ燃料の配送を行いました。
 前回に引き続き、コープしがさんとの連携です。
 2回目ということもあり、
 色々段取りもわかってきたので、
 快く引き受けることになりました。

 
2812時過ぎに滋賀を出発。
 今回は前回の弾丸行程を見直し、
 新潟市内で宿泊しました。新潟まで
600キロ。

 約 姫路⇒東京間に匹敵する距離。
 タンクローリーは燃料を満タンなので、

 時速80km/hしか出ないので、8時間はかかります。

 お馴染となった4kタンクローリー。
 今回は軽油を
3000Lとガソリンを1000L。

 新潟のホテルでコープしがの須戸さん、島川さんと合流。

 29日早朝4時半にロビーに集合し、一路仙台へ。

 途中会津磐梯山より朝日昇りました。
 なにか元気が湧いてきます!!

 今回は私が2回目なので、うちのタンクローリーが先導し、
 コープみやぎの本部に到着。

 早速、持ってきたガソリンを携行缶に小分け。
 普段タンクローリーから携行缶に
 小分けすることなどないので、うちのスタッフ

 湯浅君にノズルを加工してもらい、次々給油。

 一気に500Lくらいのガソリンを携行缶に入れました。
 皆さん、本当にガソリンの確保に困っておられたようで、
 これは本当に喜んでくれました!!


 軽油もコープみやぎのタンクローリーに入れて
 本部での給油を終了。

 その後、宮城県内の各支部も燃料が不足しているので、
 配送してほしいとの要望があり、
 即決「どこでも行きますよ!!」とその後4か所を回る事に。

 仙台市内では普通に自衛隊の車両が走っています。
 自衛隊の皆さま本当にご苦労様です。
 世界で一番「救った人数の方が多い」部隊と聞きました。


 実は、コープみやぎ本部から名取市の仙台南支部へ
 向かうのに約
20km南下するのですが、
 実に2時間半もかかりました。

 事故渋滞かなぁと言っているとその原因がわかりました。
 この渋滞は、そうです。ガソリンスタンドに並ぶ渋滞なのです。
 考えられないほどの長蛇の列です。

 マスコミでは、供給不足は解消されつつあると言っていますが、
 この大都会仙台でも全然燃料は足りていません。

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ゼロから数百人へ

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110414

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   昨日、一週間ぶりに札幌に戻りました。
   雪がかなりとけています。
   南側など日当りのいいところは完全にとけ、
   北側など日陰には、まだ雪が残っています。
   日の当たり具合で大違い。

   わずかでもいい。自分の仕事があたたかく、
   気持ちのいい陽射しになれればと思います。
   4月
17日のセミナーは、そんな陽射しをめざし、
   3人が一所懸命、あなたに伝えます。
   
http://www.beltempo.jp/seminar/2011.3club.seminer.html
      

 今日の内容
  *ゼロから数百人へ(おたより本文)
  *毎年、長野県へ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  ゼロから数百人へ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 景気が悪いと公務員の人気度が高くなる、
 と言われますが、実際はどうなのでしょう。

 公務員試験に合格するには狭き門をくぐらなければ
 なりません。合格し、採用される人はわずか。

 公務員になったからには辞める人は少ない。
 それは確かなような気がします。

 僕のまわりには、公務員を辞めて民間企業に
 就職した人がほとんどいません。

 年収も勤務条件も好都合な天下りならともかく、
 よほどの事情がなければ辞めませんよね。

 公務員も人員やら手当が削減されてたいへん、
 とは聞きますが、それでもやはり恵まれています。

 現在
30代の人も50代の人も、定年まで勤め、
 その後、民間での第二の人生を送るのでしょう。


 ところが、です。先日取材した秋田真幸社長は
 違いました。国家公務員を辞めたのです。

 義理のお父さんの仕事を手伝うためです。
 平成
17年(2005年)、46歳のときでした。

 『この味(あじ)』という液体の調味料を作る
 「この味本舗」の創業は昭和
28年(1953年)。

 かつお、昆布、椎茸のうま味成分と塩からつくった
 うま味調味料『この味』は料理の味付けに使います。

 地元である三重県四日市市を中心に
 うどん店をはじめとした和食料理店に人気です。

 「昔はよかった」と言ってもしかたありませんが
 この味本舗も昔はよかったようです。

 しかし飲食店を取り巻く環境は厳しく、
 つぶれるうどん店が続出。当然、
 この味本舗の経営も下降線を描き始めます。

 一所懸命がんばってきたのでしょう。
 無理をかさねたのかもしれません。
 創業者に脳梗塞の症状が出ました。

 
80歳を過ぎています。
 
潮時(しおどき)かもしれません。

 この味本舗は義理のお父さん夫婦が
 2人でやってきた工場兼会社です。

 うま味調味料『この味』を届ける取引先は
 数十件にまで減っていました。

 秋田真幸社長は考えました。
 「うどん屋さんに喜ばれ、頼られ、慕われてきた
  この味を残さなければならない」

 自分の決心を強固なものにしようと考えた
 のでしょうか。養子になることを決意します。

 創業者の養子にはいり、義理の父ではなく、
 父親の味を残そう、父親の仕事を継ぐと決めました。

 周囲はみな反対。義理のお父さんまで反対します。
 「秋田さん、公務員を辞めることはないよ」
 「真幸くん、公務員を辞めてまで継がなくていい」

 「正直言うと
」と秋田社長も教えてくれました。
 「自分自身、辞めることに抵抗を感じました」

 子どもが3人。小学生と中学生、長男はちょうど
 高校に進学するところだったといいます。

 しかし、秋田社長は決めました。

「何十年にもわたり、『この味』を愛用してくれている
 お客さんのことを考えると、先代にしてみれば、僕に
 手伝ってほしい、継いでもらえるものなら継いでほし
 いと考えるのは当然です。それまでも、昔話などを聞
 くにつけ、すごいことをやってきた人だなぁと思って
 いましたから、どこまでできるかわかりませんが、
 よし、おれも思い切ってやってみるかと」

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地震休業中の賃金は

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110411

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   4月8日の大阪セミナー出席者のうち、
   
88パーセントの方が懇親会にもご参加くださいました。
   初めてです。これほどの高参加率。うれしいです。
   ランチェスター経営大阪の井上秀之さんのもとには
   とてつもなく勉強熱心な経営者が集まります。
   取材させていただきたい方がたくさんいます!

   4月9日の成功事例研究会も僕には大収穫。
   税理士の斎藤恭明先生が中心となって、
   経営者の頭をどんどん活性化していく勉強会です。
   講師役の進め方しだいでこんなに変わるものか!
   と、驚き。経営と同じ。勉強会もやり方しだいですね。
      

 今日の内容
  *地震休業中の賃金は(おたより本文)
  *6畳一間から2
Kへ(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  地震休業中の賃金は
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「コート紙の在庫がありませんので、マット紙か上質紙に
  変えていただくことは可能でしょうか」

 チラシ印刷をお願いしたところ、
 すぐに折り返しの連絡がありました。
 ネットで調べた、東京の印刷会社からです。

 震災の影響で紙が入荷されないこと。
 さらに、インクも手に入りにくいこと。

 通常であれば3日の納期だけれど、
 1週間以上は時間がほしいとのことでした。

 コート紙からマット紙に変えることは支障なし。
 事情が事情だけに、納期遅延も理解、承諾。

 しかし、紙質が重要と考えるお客によっては
 違う印刷会社へ発注するかもしれません。

 印刷会社によっては死活問題と言えます。

 この件は、ほんの一例にすぎません。
 震災による経済的ダメージは、
 全国的にかなり広がっているようです。

 材料や部品、製品の調達がむずかしい。
 被災地に優先的に供給しているから品薄。

 したがって販売量が減少したり、
 操業できなかったり、稼働率が低下したり



 被災地で生活する方々への支援、そして
 被災地で事業をされている方々への協力は
 引き続き、何年も先まで必要です。

 加えて、2次的、3次的なダメージを受けている
 企業にも目を向けるときではないでしょうか。

 勇ましいことなど言えません、言いません。
 すべての企業が、なんとかして、なんとしてでも、
 いまの状況を乗り切らなければなりません。


 浜松の山口悦子先生が発行している、
 「西遠(せいえん)労務メルマガ」に、
 重要なセミナー案内が載っていました。

 近くの方だけでも参加して、
 対応策を考える機会にしていただければと思います。


 (ここから)

 【西遠労務ニュース】
 地震の影響への対応

 静岡県西部地域は地震や津波の直接被害こそ
 ほとんどなしかったものの、製造業が多いだけに
 「関連会社が動いていない」「部品が入らない」などの

 2次・3次被害がらみのご相談が地震発生以来続いています。

 ≪休業と会社の賃金支払い義務≫

 社員を休ませたときに、まずは押さえておきたい法的な判断。
 会社に責任があるのであれば、
 平均賃金の
60%の休業手当の支払いが義務になります。
 
 会社に責任がなければ、法的には
 (従業員さんの生活のことを抜きにすれば)
 賃金の支払いが無くてもかまいません。

 では、地震の
2次・3次被害は
 『会社の責任』となるのかどうか。これについては、

 厚生労働省から判断の基準が示されております。

  外部要因であること
  使用者が最大限の努力をしても
  避けられない事故であること


 この 2つの要件を満たした場合は、
 例外的に「会社の責任にはならない」とされます。

 と言われても、結局うちの会社の場合は?
 とお思いでしょう。けれどこれは、
 取引先への依存度
/代替手段の可能性/使用者の努力
 などから個別に判断される、としか言えないのです。


続きを読む...

「サービスのしくみ」より

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110404

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   これまで何度か高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんを
   紹介してきましたが、今回初めて、高萩さんのメルマガ、
   「高萩徳宗の売れるサービスのしくみ」を全文紹介します。
   3月
31日のメールレターで予告したものです。

   長いです。携帯でお読みのあなた、ごめんなさい。

   メールレターの途中にある、
   「3人倶楽部セミナー開催のご案内」に
   僕の名前も登場します。
   関東ではなかなかお目にかかれません。
   ぜひ、会いに来てください。4月
17日です。

   「高萩徳宗のブログ『サービス毎日』」も
   案内されていますが、クリックするかどうかは
   よくお考えください。読み始めると、
   おもしろくて時間をとられてしまいます(笑)
      

 今日の内容
  *「サービスのしくみ」より(おたより本文)
  *(村上
透ものがたり/休み)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「サービスのしくみ」より
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 高萩さんのメルマガには、
 「高萩徳宗の売れるサービスのしくみ」のほか、
 「ベルテンポ・高萩徳宗のメールレター」
 「ベルテンポ・旅のレシピ」があります。

 (お、今日は旅のレシピか

 などと気にして読むことはありません。
 高萩さんからのメールレターならなんでもいい(笑)
 (お、高萩さんからだ

 とわくわくして読むだけのことです。

 今日のメールレターは「被災地・新浦安からのメール」
 を読んで、うなったところがあります。

 高萩さんの「経営の大先輩」からいただいたメールに
 コメントした高萩さんの、このフレーズです。

   不動産業ではなく、
   お客様の人生サポート業なのですね。

 この視点、やはり高萩さんです。
 どうぞお読みください。


 (ここから)

 ・【祝・九州】心に響くCMでした。
  今こんな時だからかも知れません。
 
http://ameblo.jp/b-free/entry-10841453410.html
 -----------------------------------------------
          
     高萩徳宗の売れるサービスのしくみ
  〜整理整頓がまったく出来ない人生。しかし。〜
                     
 
----------------------------------2011.03.29.--
 ●環境整備
 ●被災地・新浦安からのメール
 ●講演のご案内【大阪・静岡】
 ●3人倶楽部セミナー開催のご案内
 ●「富士山」「ホノルルマラソン」
 
------------------------------------------------
 <初めてお読み頂く方へ>
 このメールレターは、「旅のレシピ」「売れるサービスのしくみ」
 にご登録頂いている方、セミナーにご参加頂いた方、お名刺交換を
 させて頂いた方などに高萩徳宗が直接お送りさせて頂いております。
 メールの配信がご不要な方は、誠にお手数ですが本メールの一番
 下より「メール送信停止」の「自動登録」を頂ければと思います。
 お手数をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します。
 
------------------------------------------------
 ☆高萩徳宗の紹介はこちら
  
http://www.beltempo.jp/page28/takahagi.html
 ☆高萩徳宗のブログ「サービス毎日」
  
http://ameblo.jp/b-free/
 ------------------------------------------------


 こんにちは、高萩徳宗です。


 テレビや新聞が気になってしまい、
 心がどうしてもポジティブに、前向きになれないのも
 これもまた現実。


 仕事をやらなきゃ。
 前に進まなきゃ。前向きに考えなきゃ。
 会社(売上)を何とかしなきゃ。


 そう思うと、余計にフリーズしてしまいます。

 そこで、こんな時だからこそ、
 次の3つをやることにしました。


 環境整備
 お客様にハガキを書く
 読書



 連休中は自宅の環境整備に専念。

 捨てた捨てた、捨てました。

 かたづけ士、小松易さんのご助言もあり、
 以前よりストレスなく、
 長い時間片付けが出来るようになったかも知れません。

 私のいちばん心に響いた助言は


「片付けとは、カタを付けること」


 そう、カタのついていないことが多すぎたのです。


 昨日は午後までは事務所を離れて
 体を動かしました。

 考え過ぎで前頭葉がばきばきになっていたので
 無条件にからだを動かしました。

 スッキリ。

 そして夕方から夜にかけて「お手紙」

 まずは
30通程のハガキを書き、心がスッキリ。

 このスッキリ感は
 「しっかりとお客様に向き合えたスッキリ」だと自己満足。

 そして読書。

 昨日、本棚をスッキリ片付けたので、
 以前買った本を更に深読みしてみます。

 新刊買うだけが読書じゃないかも。


 ・かたづけ士 小松易さん
  
http://profile.ameba.jp/katadukeshi/


 -------------------------------------------
 ●被災地・新浦安からのメール



 私の経営の大先輩で、千葉県浦安市で不動産関係のお仕事を
 されている方から昨夜メールを頂きました。

 新浦安は液状化現象で大変なことになっています。
 テレビなどで報道されたのでご存知の方もいらっしゃると思います。

 その混乱の最中、頂いたメールに心を打たれました。

 「サービスとは何か」以前の問題として、
 「仕事とは何か」「私たちは何をなすべきか」を深く考えさせられる
 メールでしたので、ご紹介させて頂ければと思います。


 
-----------------------------------------
 ベルテンポトラベル 高萩徳宗

 ご無沙汰しております。

 こんな大変な時期に、
 お心遣いのメールをいただき感激しております。

 新浦安の不動産はカオスの真っ只中に入りました。

 最需要期にキャンセルが相次ぎ、対応の毎日です。

 でも、私たちはこの事態を「外因」ではなく、
 「内因=立ち行くも立ち行かないも、すべて私たちに原因がある」
 という考えで毎日張り切っております。

 今一番大事なことに気付いて、震災直後から行動に移せたことが、
 来るべき時の大きな力を蓄えとなることを実感しているからです。

 それは、キャンセルの防止や消火活動でもなく、
 すぐ売上になりそうなことに飛びつくことでもありませんでした。

 私たちを信頼して頂き取引して下さった既存のお客様を回って、
 困っていること、安心してもらえることを
 皆で手分けして実行することでした。

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4月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110331

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   ありがとうございます。

   メールを送ってくれたあなたにはもちろん、
   読んでくださっているあなたにも心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
      

 今日の内容
  *4月を迎える前に(おたより本文)
  *(村上
透ものがたり/休み)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  4月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★おたよりではありませんが、
  あるメルマガの【編集後記】に
  こんなすてきなメッセージがありました。

 (ここから)
 ブータンの丘に登り、何も音がしない時間。

 お客様が「ブータンの風、優しいですね。」
 「昔の夕暮れって、こんな感じでしたね。」

 体が感じたことを思い思いに口にされます。

 とてつもないスピードで社会が、経済が前に突き進み、
 そこから落ちこぼれて行く人にならないよう必死で
 食い下がっている自分が、ブータンへ来て
 「本当に大切なこと」を考える。

 国民の、国民の、と空虚に連呼するどこかの国の
 議員は別にして、

 「生きる意味」
 「人の役に立つ意味」
 「大切にするべきこと」
 を真剣に、誰かに依存するのではなく、
 周りに流されるのでもなく、自分自身で考える。
 そんな時間をお客様と一緒に持ちたいです。

 もっともっと、人のお役に立つ人生を送りたい。
 私はブータンで決意しました。

 お風邪など召しませんよう。
 ブータンは寒いですが
 人の心と民族衣装がとても温かいです。
 昨日から全員で民族衣装「ゴ」を来て観光しています。
 肌触りが素敵です。日本人は結構似合います。

                  高萩徳宗

 (村上より)
 落ち着く文章と思いませんか。そうです、
 ベルテンポ・トラベル・アンド・コンサルタンツの
 代表である、たかはぎのりとしさんが発行する、
 「ベルテンポ・高萩徳宗からのメールレター」
 3月3日号の本文ではなく、編集後記の転載です。

 お客さまと一緒に旅行して、
 考える時間を、お客さまと共有する。
 こんな魅力的な文章が書けるのは、
 魅力的な体験、生き方をしているからですね。
 あこがれの高萩さんと一緒にセミナーができること、
 うれしく、ありがたく感じています。
 
http://www.beltempo.jp/seminar/2011.3club.seminer.html

 高萩さんのメールレター(メルマガ)ですが、
 3月
29日号がとてもいいんです。あなたに紹介したいと思い、
 転載の承諾をいただいています。
 「メールレターの転載、どうぞどうぞ」と快諾。
 4月4日に紹介いたします。


 ★北陸のNさんから。
  3月4日のメールレター「天の時、地の利、人の和」を
  読んでのおたよりです。


 おはようございます。

 こちらも雪です。
 昨日も、今日も車が田んぼに落ちていました。
 みんな春気分でしたから油断して当然でした。

 今日もいい言葉ありがとうございます。
 自分が努力せず、3つがそろわないと
 愚痴ばかりこぼしています。

 反省です。

 私も労働組合の専従役員の時、胃潰瘍になりました。
 ほんとに汚い胃になってました。
 考え方もさわやかでなかったです。


 大勢の人にわかってもらおうともがくと、
 気の弱い私などは一発アウトでした。


 身の丈にあわないことを引き受けて成長する人もいるし、
 私のように押しつぶされる人間もいます。

 自分らしい姿で接することができたら良かったと
 今だから思います。

 久しぶりに胃潰瘍時代を思い起こさせていただき、
 ありがとうございます。


                 北陸のNより

 (村上より)
 Nさんありがとうございます。こういうユーモアというか、
 余裕あるコメントを僕も書ければなあと思います。
 頭がいい方、経験を無駄にしていない方ですね。


 ★たくさんの人に人気の志賀内泰弘さんから。
  プチ紳士、ギブアンドギブの志賀内さんだからこそ、
  こうやって謙虚になれるんですね。


 最近よく
 「天の時」を考えます。

 天は
 いつ私に微笑んでくれるのだろうと。

 でも
 すぐに「いかんいかん」と首を振ります。
 感謝が足りんなぁ。

 こうして
 生きていられることに感謝が足りない。

 いつも
 いつも
 天は見守っていてくれるのに。

 すべての時間が
 天の時だと思うように
 心のベクトルをグッと引き寄せるこの頃です。

              志賀内泰弘より。
 (村上より)
 いま思い出しました。かなり以前、志賀内さんから
 いい話を聞かせていただきました。
 なんとか4月中に紹介しますね。

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油屋の底力

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   昨日、札幌のスタンドで車の給油をしました。
   「
30リットルまでですがいいですか?」とスタンドのお兄さん。
   僕には十分です。給油できるだけありがたい。車を使うのは
   ヤマト運輸か郵便局か、ヤマダ電機に行くときくらい。
   
30リットルもあればしばらく動けます。

   スタンドは、出し惜しみをしているのではありません。
   製油所からの輸送が途絶えているそうです。
   「油が入ってこないんですよ
」とお兄さん。
   「それなのに
30リットルもいいんですか?」と僕。
   札幌は恵まれています。被災地へ運びたいほどです。

   雪国に住んでいるので、冬場は自転車に乗れません。
   もう少しで雪がとけます。路面があらわれたら、
   できるだけ自転車で動きます。もう少しです。春は。
      

 今日の内容
  *油屋の底力(おたより本文)
  *(村上
透ものがたり/休み)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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  油屋の底力
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 昨年の
10月5日、「ゴミをどうぞ」という
 メールレターをあなたに送りました。

 滋賀県でガソリンスタンドを経営する、
 油藤(あぶらとう)商事の青山裕史専務のことを
 書いたメールレターです。

 青山専務はガソリンなどを販売するほか、
 バイオディーゼルを精製し、
 自社のスタンドで販売しています。

 家庭や企業から使い終わった天ぷら油を集め、
 軽油とほとんど同じ成分の油をつくっています。

 全国的にガソリンが高騰したり不足しているいま、
 大忙しだろうな
と思い、油藤商事のサイトを見ました。

 同社のホームページでは、青山専務の動きがわかります。
 本業もさることながら、地域のさまざまな行事に参加し、
 社会的な取り組みも奔走しているようすが報告されます。

 青山専務個人のスケジュールも公開され、
 僕が専務に会いにいくときも、予定表を見て連絡をします。

 トピックスのコーナーを見ると、3月
14日付けで
 「東日本巨大地震に関して」と題したコメントがあります。


   (ここから/前略)
   石油製品を扱う事業者として、報道で
   ガソリンがガソリンスタンドにないという状況に
   本当に心を痛めております。

   弊社に出来ることとして、
   
12日土曜日に滋賀の石油会社さんのご協力により、
   千葉の企業に軽油を
20,000L融通させて頂き、
   また本日
14日月曜日には、群馬の企業へ軽油を2,200L
   融通させていただきました。
   (ここまで/後略)


 そして、次のトピックスにハッとしました。
 「仙台に軽油を届けました」とあるのです。

 しょせん僕にはできないこととわかっています。
 こうやって動いてくれる人がいるから助かります。

 言ったところで意味ありませんが、
 お礼だけでも言いたくなります。
 青山専務にお礼を言いたくて、すぐメールを出しました。

 「お忙しい毎日を送っていることでしょう」と
 メールを差し上げたところ、こんな返信をいただきました。


  (ここから)

   実は、現在被災地関連で走り回っています。
   本日は群馬県にガソリンを持って行きました。
   また弊社WEBブログをご覧くださいね。


   来週は、2回目の仙台行きです。
   前回と同じオーダーですが、その後被災地に入り、
   重機の軽油配送をしようと思っております。
   ガソリンがないというのは、
   ガソリンスタンドを経営している者として
   他人事ではありませんし、
   「できることをやろう」という中で私にできることは、
   ローリーで燃料を運ぶことです。
   油屋の底力を見せつけたいと思っています。

  (ここまで)


 すぐ、青山専務が書いているブログを読みました。

 「緊急支援物資輸送中」という幕を貼ったトラック、
 滋賀県から一緒に宮城県へ向かったコープのトラック、
 現地で荷物を降ろすようすなどを撮った写真も
 ブログに載っており、緊張感をおぼえました。

 文字だけですが、青山専務のブログを載せます。
 新聞には載っていない、協力者の一面がわかります。
 油屋の底力をごらんください。

 そして、あなたも、いまの仕事であなたの底力を。
 僕も、きっとまだまだもっともっと、あるはず。
 底力を出します。

 青山専務は、いま、燃料輸送で仙台にいます。
 仙台行きは2回目です。現地で重機に配達しています。
 ボランティアです。おつかれさまです。
 ありがとうございます。

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感謝と仕事

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   3月
22日のメールレターで「僕は仕事をします」と書きました。
   祈るだけではなく、しっかり仕事をします、と。
   「売り手よし、買い手よし、世間よし」の世間を
   東日本ととらえ、三方よしを成立させたいと申し上げました。

   僕の書き方に
戸惑い迷いのようなものを感じたのでしょう。
   何人もの方から、「それでいいと思いますよ」「賛成です」
   といった励ましをいただきました。ありがとうございます。

   今日のメールレターは、そのなかのひとり、
   「村上の主張は間違ってない」とおっしゃってくださった
   神戸の経営者からのものを紹介します。
   僕に送ってくれましたが、日本中の方に読んでいただきたく。
      

 今日の内容
  *感謝と仕事(おたより本文)
  *(村上
透ものがたり/休み)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  感謝と仕事
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

(転載ここから)

 学生のころ、こんな言葉を聞きました。

 「想像力さえ持っていれば、
  地球の反対側にいる人でも、
  救うことができるのですよ」

 そこで苦しんでいる人のことを考え、想像し、
 同じ思いを共有すること、それさえできれば、
 自分にできることがわかるはず、
 という意味だと私は考えます。

 今回の地震と津波で、全てを失い
 避難所で暮らすしかない被災者の方たち。

 テレビでは毎日のようにその様子が伝えられて、
 確かに見るたびに胸がつまります。

 ただ、被災者にはいろんな人がいる。

 テレビでは報道されない、義援金も届かない、
 だけど確かに被災している人もいるわけです。

 自宅は半壊、もしくは異常なし、
 だけど出勤の足もなく普段の生活はできない人や、
 計画停電により、事業が行き詰まる中小企業の経営者や社員、
 農作物の輸送ができなくなった農家の人達だってそう。
 被害が広範囲なだけに、

 被災者はほんとうに、多岐にわたると思うのです。

 阪神大震災のとき、
 初めてこのようなことが言われましたよね。

 「被災者に、『頑張って』と声をかけてはいけない。
  追い詰められて、ストレスが倍増するから。
  だから『頑張りましょう』と言いましょう」って。

 これは、他人事ではないのです。
 「頑張りましょう」
 すべての人が前を向いて、
 頑張りましょうという気持ちを持たなければ、
 被災して苦しんでいる方が元気になれるわけがない。

 いま、避難所で寒さに震える、
 家族をなくした子供たちが救えなくても、
 被災の程度の比較的軽い、
 まだ体力のある企業や人を支援することで、
 周りから復興の手助けをすることができるかもしれない。
 それならできることがあるかもしれない。
 それを考えるのもひとつの支援。

 いまできなくても、
 これからできることを考えるのも、
 立派な支援だと思います。



 神戸の震災の時、揺れで目覚めたのか、
 それとも地鳴りで目覚めたのか、
 それはもう私自身にもわからないのだけど、
 
 目覚めたら、もう揺れていました。
 揺れている、というか、
 
 まるで巨人が家を持ち上げて、
 おもちゃの鈴を振るように力任せに揺らしているような、
 
 縦にも横にも、とにかくいたぶられているような揺れでした。
 
 揺れを感じたのと同時に、
 部屋に少しついていた電気はパッと消えて、真っ暗な闇。
 
 何も見えない中、何かが落ちる音、
 家具が倒れるような音がして
 それが一番の恐怖だったように思います。
 
 そのなかで、何を考えたか。
 
 それは、
 「死にたくない」、ということ、それだけ。
 
 悲しいとか、恐怖とか、それよりも
 ただ「イヤだ、死にたくない、でも死ぬかもしれない」と、
 それだけ。
 
 それだけに、
 あの朝、突然に命を奪われた、何千人という人のことを思うと、
 いまでも胸が痛いのです。
 
 
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日本復興の先兵となれ

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     

   柴原薫さんが書くメルマガが好きで、毎週読んでいます。
   柴原薫さんは、南木曽木材産業株式会社の社長です。
   3月
17日に届けてくださったメルマガを紹介します。

   埼玉県新座(にいざ)市に立教新座高校があります。
   渡辺校長先生が卒業生へ送ったメッセージを紹介します。

   このメッセージを
   人とホスピタリティ研究所代表の高野登さんが紹介し、
   その紹介を受けて柴原社長が紹介し、
   柴原社長から教えていただいた僕が紹介するという流れです。

   立教新座高校の渡辺校長によるメッセージには
   不思議な力を感じました。
   僕はもちろん卒業生本人ではありませんが、
   涙を流しながらでも、大きな声で「ハイ!」と
   返事をしたくなりました。
   読んでおきたい、日本人による日本語の文です。
   長い文です。時間だいじょうぶでしょうか。
      

 今日の内容
  *日本復興の先兵となれ(おたより本文)
  *(村上
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  日本復興の先兵となれ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 いつもありがとうございます。
 今週もメールマガジン【木曽は山の中新聞 第
030号】を
 お届けいたします。

 ◆今週のテーマは、坂村真民『一寸先は光である』

 少しでも多くの方に日本の森、
 林業について知っていただこうと思い、
 「木」の付く木曜日にメールマガジンを発行しております。

             南木曽木材産業(株) 柴原薫

 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □木曽は山の中新聞
030号 【2011317日(木)】
 □■
---------------------------------------------

 南木曽木材産業(株)柴原薫 http://nagiso.co.jp/

 ≪ 目次 ≫

 
[ 1 ]坂村真民『一寸先は光である』


 南木曽・山からの贈り物本舗
 → 
http://nagiso.shop-pro.jp/
 -----------------------------------------------


 [ 1 ]坂村真民『一寸先は光である』

 3月
11日のその時刻、私は
 来客を送るために南木曽駅にいました。
 そこで、大きな、そして、
 ゆっくりとした揺れを感じました。

 しかし、その時は、
 まさかこんな大きな震災になっていたとは思いませんでした。

 言葉の軽さと、一言の言葉の重さをかみ締めながら、
 多くの東北にいる友人たちの安否を思いました。

 むやみな電話とメールは辞めて、
 ただ、ただ、一途に祈った、祈った。。。

 そして、坂村真民先生の

 「一寸先は光である」

 の詩を口にした。
 他界した人の冥福と生きている人の生きる力を信じて!


 親友の、人とホスピタリティ研究所代表高野登さんから
 メールをいただきました。

 下記、ご紹介いたします。

   
*   *   *   *

 皆さま、日々、いかがお過ごしでしょうか。
 お怪我などございませんか。

 東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまには、
 心よりお見舞いを申し上げます。

 テレビや新聞等の報道でしか分かり得ませんが、
 原子力発電所のことなど、本当にこれまでの想定を
 大きく超えた出来事が続いています。

 心がざわつき、平常心を失い、
 買い出し等に走ってしまうのが大衆心理だとは分かっていても、
 ほとんど被害の無かった東京のスーパーから物が消えていく。
 これは尋常なことではありません。
 日本人の互助の精神はどうなってしまったのだろうと、
 悲しくて心が潰れそうになる時があります。

 そんな中、自らの命を挺してまでも、
 現地入りされて活動を続けていらっしゃる皆さまには、
 心からの感謝と尊敬の念でいっぱいです。

 さて、友人から教えて頂いたのですが、昨日、
 卒業式を中止した立教新座高校の渡辺憲司校長が
 卒業生に送ったメッセージに、とても励まされました。

 こんな時だからこそ、己の立ち位置を確かめよ、
 魂を奮い立たせよという、渡辺校長の渾身の力、思いが
 伝わってくる素晴らしいメッセージです。

 すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、
 皆さまにお裾わけさせて頂きたいと思いメール添付致します。
 お時間のあります時に。

 精一杯の祈りを込めまして。

 高野 登

   
*   *   *   *

 卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。
 (校長メッセージ)
2011.03.16

 卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。

 諸君らの研鑽の結果が、卒業の時を迎えた。
 その努力に、本校教職員を代表して心より祝意を述べる。

 また、今日までの諸君らを支えてくれた多くの人々に、
 生徒諸君とともに感謝を申し上げる。

 とりわけ、強く、大きく、本校の教育を支えてくれた
 保護者の皆さんに、祝意を申し上げるとともに、
 心からの御礼を申し上げたい。

 未来に向かう晴れやかなこの時に、
 諸君に向かって小さなメッセージを残しておきたい。
 このメッセージに、2週間前、「時に海を見よ」題し、
 配布予定の学校便りにも掲載した。

 その時私の脳裏に浮かんだ海は、真っ青な大海原であった。
 しかし、今、私の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、
 濁流と化し、数多の人命を奪い、
 憎んでも憎みきれない憎悪と嫌悪の海である。
 これから述べることは、あまりに甘く現実と離れた
 浪漫的まやかしに思えるかもしれない。私は躊躇した。
 しかし、私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、
 どうしても以下のことを述べておきたいと思う。
 私はこのささやかなメッセージを続けることにした。

 諸君らのほとんどは、大学に進学する。
 大学で学ぶとは、又、大学の場にあって、
 諸君がその時を得るということはいかなることか。
 大学に行くことは、他の道を行くことと
 いかなる相違があるのか。
 大学での青春とは、如何なることなのか。

 大学に行くことは学ぶためであるという。
 そうか。学ぶことは一生のことである。
 いかなる状況にあっても、学ぶことに終わりはない。
 一生涯辞書を引き続けろ。新たなる知識を常に学べ。
 知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはない。
 大学だけが学ぶところではない。
 日本では、大学進学率は極めて高い水準にあるかもしれない。
 しかし、地球全体の視野で考えるならば、
 大学に行くものはまだ少数である。
 大学は、学ぶために行くと広言することの背後には、
 学ぶことに特権意識を持つ者の驕りがあるといってもいい。

 多くの友人を得るために、大学に行くと云う者がいる。
 そうか。友人を得るためなら、
 このまま社会人になることのほうが近道かもしれない。
 どの社会にあろうとも、よき友人はできる。
 大学で得る友人が、すぐれたものであるなどといった保証は
 どこにもない。そんな思い上がりは捨てるべきだ。

 楽しむために大学に行くという者がいる。
 エンジョイするために大学に行くと高言する者がいる。
 これほど鼻持ちならない言葉もない。
 ふざけるな。今この現実の前に真摯であれ。

 君らを待つ大学での時間とは、いかなる時間なのか。
 学ぶことでも、友人を得ることでも、
 楽しむためでもないとしたら、何のために大学に行くのか。

 誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。
 大学に行くとは、
 「海を見る自由」を得るためなのではないか。
 言葉を変えるならば、
 「立ち止まる自由」を得るためではないかと思う。
 現実を直視する自由だと言い換えてもいい。

 中学・高校時代。君らに時間を制御する自由はなかった。
 遅刻・欠席は学校という名の下で管理された。
 又、それは保護者の下で管理されていた。
 諸君は管理されていたのだ。
 大学を出て、就職したとしても、その構図は変わりない。
 無断欠席など、会社で許されるはずがない。
 高校時代も、又会社に勤めても時間を管理するのは、
 自分ではなく他者なのだ。
 それは、家庭を持っても変わらない。
 愛する人を持っても、それは変わらない。
 愛する人は、愛している人の時間を管理する。

 大学という青春の時間は、
 時間を自分が管理できる煌めきの時なのだ。
 池袋行きの電車に乗ったとしよう。
 諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、
 君は途中下車して海に行けるのだ。
 高校時代、そんなことは許されていない。
 働いてもそんなことは出来ない。
 家庭を持ってもそんなことは出来ない。

 「今日ひとりで海を見てきたよ。」

 そんなことを私は妻や子供の前で言えない。
 大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。
 悲惨な現実を前にしても云おう。
 波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。
 荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。
 時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。
 自分の夢が何であるか。海に向かって問え。
 青春とは、孤独を直視することなのだ。
 直視の自由を得ることなのだ。
 大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。
 自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。
 流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。

 いかなる困難に出会おうとも、
 自己を直視すること以外に道はない。
 いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、
 それを直視することの他に我々にすべはない。
 海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

 真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。
 貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。
 思い出に沈殿するな。未来に向かえ。
 別れのカウントダウンが始まった。
 忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時の
 この卒業の時を忘れるな。
 鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。
 愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

 教職員一同とともに、
 諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。
 「真理はあなたたちを自由にする」
 (
Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ
 ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)
 ・ヨハネによる福音書
8:32

 一言付言する。

 歴史上かってない惨状が今も日本列島の多くの地域に存在する。
 あまりに痛ましい状況である。
 祝意を避けるべきではないかという意見もあろう。
 だが私は、今この時だからこそ、
 諸君を未来に送り出したいとも思う。
 惨状を目の当たりにして、私は思う。
 自然とは何か。自然との共存とは何か。文明の進歩とは何か。
 原子力発電所の事故には、科学の進歩とは、何かを痛烈に思う。
 原子力発電所の危険が叫ばれたとき、
 私がいかなる行動をしたか、悔恨の思いも浮かぶ。
 救援隊も続々被災地に行っている。
 いち早く、中国・韓国の隣人がやってきた。
 アメリカ軍は三陸沖に空母を派遣し、
 ヘリポートの基地を提供し、
 ロシアは天然ガスの供給を提示した。
 窮状を抱えたニュージーランドからも支援が来た。
 世界の各国から多くの救援が来ている。
 地球人とはなにか。地球上に共に生きるということは何か。
 そのことを考える。

 泥の海から、救い出された赤子を抱き、
 立ち尽くす母の姿があった。
 行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。
 家族のために生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。
 今この時こそ親子の絆とは何か。
 命とは何かを直視して問うべきなのだ。
 今ここで高校を卒業できることの重みを深く共に考えよう。
 そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、
 生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、
 声を上げよう。共に共にいまここに私たちがいることを。

 被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、
 この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。
 巣立ちゆく立教の若き健児よ。日本復興の先兵となれ。

 本校校舎玄関前に、
 震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けた。
 (3月
3110時からに予定されている
 チャペルでの卒業礼拝でも献金をお願いする)

 被災者の人々への援助をお願いしたい。
 もとより、ささやかな一助足らんとするものであるが、
 悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためである。
 卒業生一同として、被災地に送らせていただきたい。

 梅花春雨に涙す
2011 年弥生15 日。

              立教新座中学・高等学校
                  
校長 渡辺憲司


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 ◆◇ 【木曽は山の中新聞】発行◇◆

 南木曽木材産業株式会社
 南木曽建築株式会社

 効率や採算性が重視される時代になっても、私たちは頑なに、
 家づくりのすべてを提供しております。なぜなら、これが一番、
 お客さまに安心していただけるからです。植林して、間伐し、
 製材して、家を建てる。すでに私たちは五十年近く、同じことを
 続けております。家は一生の財産。お客様の夢を、柱一本から
 実現できることが、私たちの誇りです。

 代表取締役 柴原

 
info@nagiso.co.jp

 [柴原のブログ] http://blog.nagiso.co.jp/

 〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻1187
 TEL/0264-57-3044 FAX/0264-57-2006
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 ★村上です。
  お読みいただき本当にありがとうございます。
  一寸先は闇ではないんですね。
  一寸先は光なんですね。
  柴原社長、ありがとうございます。
 
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仕事、支援、三方よし

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 【今日も元気に
お客が増える!】 195
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110322

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   祈ることしかできないのではなく、
   仕事をして、時間やお金、きっかけをつくり、
   手伝いにいくことならできそうです。
   やらなければなりません。だから、仕事をします。

   いまこそ商売しっかり、ビジネスしっかり。
   「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「世間」を
   「東日本」に置き換えることならできそうです。
   健全な利益を東日本へ送ることで三方よしを成立させたい。
      

 今日の内容
  *仕事、支援、三方よし(おたより本文)
  *(村上
透ものがたり/休み)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★        
  仕事、支援、三方よし
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 
10日間、考え続けました。
 いろんな方からのメルマガを読ませていただき、
 いろいろなことを考えざるを得ませんでした。

 被災地で仕事をしている、
 何人かの方からメールをいただき、
 考えざるを得ませんでした。

 阪神淡路大震災を経験された方から話をうかがい、
 考えざるを得ませんでした。

 考えることができるだけ、
 ありがたいことだと思っています。

 屋根の下で考え、仕事で出かけ、
 ホテルのベッドで寝ることができることに、
 罪悪感のようなものを感じます。

 
10日間考え続けましたが、当初思ったことは
 この間、変わりません。

 いままで以上に、お客さまのことを思い描き、
 みんながしあわせに楽しく暮らせるよう、
 いい仕事をしていこうと思っています。

 売ったり売り込んだりせず、
 喜ばれる仕事をして、お金をいただき、
 募金をして、荷物を送り、
 聞きたいと思ってくださる話をしにまいります。

 しあわせなことに変わりなく仕事ができる僕は、
 仕事によって生み出された時間とお金を、
 もともと持っている体力をつかって、
 復興のお手伝いができればと考えています。

 いま、不自由な生活を余儀なくされている、
 被災地の方で、避難生活をされている方で、
 このメールレターをお読みの方はいらっしゃいますか。

 レターパック(従来のエクスパック)に入るもので、
 「こんなものを送ってください」というものがあれば、
 どうかおっしゃってください。

 ガソリンや灯油は送ることができませんが、
 けっこういろんなものを送ることが可能です。

 また、現実的には一家族になると思いますが、
 札幌でよければ、僕の仕事場をつかってください。
 一軒家です。僕は一部屋あれば仕事できます。

 北海道でも自治体として受け入れるとのことですが、
 僕の場合は役所を通さず、非公式のルートです。
 日程さえあえば、できるだけ近くまで迎えに参ります。

 キャップライト(ヘッドライト)や電池を送ります。
 食べ物もおっしゃってください。
 代わりにできそうな仕事がありましたら、どうぞ。

 そんなこと言うな、と思われるかもしれませんが、
 復興には長い時間がかかるかと思います。

 表面上、元の暮らしに戻るまでに何年もかかります。
 気持ちのうえでは、何年どころではありませんよね。

 わかったようなことは申し上げません。この件に関して、
 黙っていろ、ということであれば黙ります。
 村上に、「とりあえず打診してみるかな」
 ということがあれば、言うだけ言ってみてください。

 僕に無理なことでも、なんとかならないか、
 メールレター読者のみなさんに呼びかけてみます。


 多くの方から、「こんなのご存じですか」という
 メールをいただきます。

 感動する話、日本人はすてたものじゃないという話が
 とても多くの方に読まれているようです。
 同じものが、すごい速さで飛び交っているようです。

 震災時の会社対応といった、経営者向けの情報も
 数々提供されています。

 このメールレター読者の約9割は経営者です。
 社長向けの情報を、いただいたメルマガから
 紹介します。

 こんな状況で、そんなこと考えられないと
 思われるかもしれませんが、現実的に、
 動かなければならない会社があることも
 事実のようです。


★新労社が贈る、人事のツボ!
2011年3月 第114号より
(深石先生、転載の承諾を得ていません。
 なにとぞお許しいただきたくお願いします)


○ 震災対策の助成金特例措置

大震災で雇用が危ないとなりましたら、解雇等を考える前に
雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)を使い、
従業員の方を休業させるようにしましょう。
そこで以下のような特例措置が設けられました。

東北地方太平洋沖地震被害に伴う経済上の理由により、
事業活動が縮小した場合に雇用調整助成金が利用できます。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/a09-1.html

内容はリンクの通りですが、
特に注目したいのは以下の点です。

・ 支給要件緩和地域 
 青森、岩手、宮城、福島、茨城の
  5県は要件緩和。 

 ⇒ 3ヶ月の売上低下を1ヶ月で見よう、というもの。
   口蹄疫の時のように、売上低下見込みで、
   
616日までは前倒しで支給申請できます。
   今後、東京本店の支店などに拡大されるかも知れません。

・ 計画停電の影響による売上減少も、受給対象となります。

 ⇒ 上記の5県のように、1ヶ月の売上では見ず、3ヶ月で見ます。
   ただし、停電が長引けば5県以外に緩和の可能性があります。

・ 上記5県以外でも、既にこの助成金を使っている事業所は、
  計画停電などの影響で休業しても受給目くじら立てられることは
  ありません。

 ⇒ フツーは天災はダメなのですが、停電の可能性が消えませんので、
   計画の変更は早めに出しましょう。

なお、この地震のための新しい書類の様式も出ました。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/a04-1.html

また、助成金の届出期限の特例も設けられました。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/110317-1.pdf

地震の影響で支給申請を期限までに提出できなくても、
その事情が止んでから7日以内、あるいは1ヶ月以内に
その理由を示した書面を提出すれば、
期限までに提出したとみなしてくれる、というものです。

割とスパンの長い助成金は、1ヶ月で認めてくれるようです。

ご相談は以下にどうぞ。
助成金については
雇用助成金相談室

http://nlsroumu.com/jk/

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お客が支持するもの

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 【今日も元気に
お客が増える!】 194
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110314

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   今回の地震、北海道内にかぎらず、本州の方でも
   「こんなこと、村上に頼みにくいな
」と思うことがあれば
   どうぞご遠慮なくお申しつけください。非常時ですから。

   「いま北海道ですか? だいじょうぶですか」と
   電話をくださった方々が多数いらっしゃいます。
   だいじょうぶです。電話がつながりにくくてごめんなさい。

   「いま、どこにいるんですか? 取材先ですか」と
   メールをくださった方々、ありがとうございます。
   昨日は札幌にいました。こんなときなのに、
   家の前の雪かきや氷割りなどをおこない、雪焼けしています。
   どうしても一人、仙台市内で連絡がとれない友だちがいます。
      

 今日の内容
  *お客が支持するもの(おたより本文)
  *狭い部屋に同居者が(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お客が支持するもの
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 一昨年(
2009年)の10月、
 「あなたの会社は何屋ですか?」という
 メールレターを書きました。

 京都のフットクリエイト、
 桜井寿美(さくらいとしみ)社長を紹介したものです。

 このレターは、その後、何人もの人に
 「考えさせられました」というコメントをいただきました。

 そして、ときどき聞かれるのが、
 「桜井社長って、どんな方ですか?」ということ。

 桜井社長は忙しい方です。日中はなかなか会えません。
 おととしのメールレターにもこのように書きました。

   日本靴医学会、日本フットケア学会に所属し
   専門的研究を重ね、病院や自治体に働きかけ、
   受験勉強をして大学に入学しなおし
   研究内容を新聞に寄稿し、
   講演活動に奔走する日々が、
   いまもって続いています。

 桜井社長は、一般の入試を受けて国立大学へ進学。
 大学における研究テーマは、
 「糖尿病と靴」「高齢者の転倒予防と靴」。

 「高齢者の転倒予防」など、けっこう狭い分野です。
 しかし、そこに「靴」をかけあわせることで
 さらに狭くて深い研究テーマになります。

 朝から講義を受けて、自分の研究分野の相談を
 教授に相談したりして帰宅するのが暗くなってから。

 つまり、いつも社長が不在というわけです。
 にもかかわらず、お客が増え続けています。

 お店では桜井社長のご主人が接客をします。
 足型をとったり、足圧を計測したり、
 糖尿病やリウマチなどの病歴について尋ねたりと
 
靴のサイズ以外のことを調べたりヒアリングしたり。

 桜井一男さんは言います。
 「当社は靴屋ではありませんからね(笑)」

 桜井社長も言います。
 「そもそも靴屋の視点を持っていませんでした。
  それが幸いしました」
 「資金が豊富で大量の仕入れが可能、陳列する
  場所も広く確保できたなら靴屋になっていた
  かもしれません。でもそれはかなわなかった。
  だからよかったのかも(笑)」

 購入客が年間
400人ほどだった靴を売らない靴屋は、
 年間
1000人以上が購入するお店に変わりました。

 人の目には靴屋に見えるお店ですが
 靴屋ではないのだとしたら、
 いったい何を売っているのでしょう。


 「この会社は何を売っているんだろうか」
 と考えてしまう会社は案外多いものです。

 というより、僕が取材する会社は結果的に
 
同業者とは違ったもの(こと)
 お客に支持されているところばかり。


 沖縄の会社、パーソナルフードサービスも
 弁当を宅配しているのに弁当配達会社ではない。
 そうとしか思えません。

 同社は一日2回、約束した時間内に
 昼食と夕食を届けています。

 糖尿病や心臓病、高血圧の症状を抱えた方、つまり
 カロリーや栄養素を制限された人のための弁当です。

  
Aさんには、ひじきとコンニャクを入れてはいけない。
  
Bさんには、ご飯なし。一日1600キロカロリー厳守。
  
Cさんには、オクラと揚げ物禁止。
  
Dさんには、ご飯140グラム、胡椒アレルギーあり。

 届ける弁当は一人ずつ違います。
 献立は同じですが、糖分だけではなく塩分も
 タンパク質もカリウムもなにもかも個別。
 社名どおりパーソナルなフードを提供しています。

 生活習慣病の方は年齢がさまざま。
 高齢者が多いとは限りません。

 それでも一定の割合でお年をめした方はいます。
 一人暮らしの高齢者には必ず声をかけ、手渡しします。
 弁当配達より毎日の安否確認が日課と言えます。
 
 新城美一社長は、取材時にこう話してくれました。

 「お客さまの2割くらいは一人暮らしですから、
  こちらも必ず声をかけます。弁当の配達以前に
  安全確認が第一。毎日、元気な様子を目にして
  安心し、それからお弁当を渡します。だから
  手渡しが原則です。お年寄りの方は配達員を
  待っているんです。飴を持って配達員が来るのを
  待っていてくれます。夏なら冷たいものを用意
  してくれています」


 新聞配達は朝と夕方来てくれますが、
 声をかけて会話をする時間はありません。
 郵便や宅配物は、毎日届くとは限りません。

 朝と昼、必ず声をかけてくれる存在は、
 パーソナルフードサービスの配達員だけ。
 そう言って間違いないと思います。

 こんな深い関係は、ほかにはないんじゃないか。

 からだのことを考えれば、同社以外の弁当は
 考えられない。だから契約しているのでしょう。

 しかし、単に弁当の善し悪しだけではない。
 そう思えてなりません。

 パーソナルフードサービスが支持されるのは、
 弁当以外のこと。つまり、本当の売り物は
 ほかにあるということです。

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損得よりも

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 【今日も元気に お客が増える!】 193
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2011・03・08

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   「お客が増える!」のレポートを読んだ方から、
   「当社は“何屋”かを考え直したい」
   「ウチの“”本当の売り物って、なんだろうと思いました」
   という報告? 相談? 告白? をいただきます。
   僕も、とても重要な視点ととらえています。

   セミナー案内のコーナーでも紹介していますが、
   次の日程、場所で一緒に勉強しませんか。
   3月17日は金沢で。
   4月6日は静岡で。
   4月8日は大阪で。
   4月9日も大阪で。
   4月30日は福山で。
   この5ヵ所は、「本当の売り物」について、がっちり勉強できます。
   つまり、他社に差をつけ、お客を増やすことができるのです。
      

 今日の内容
  *損得よりも(おたより本文)
  *古本で部屋が狭くなる(村上 透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  損得よりも
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 どこでどう調べるのか、ダイレクトメールが届きます。
 あなたも、受け取ることが多いのではないでしょうか。

 知っている人からの「新商品のご案内」ならともかく、
 知らない会社からの売り込みDMには、ときどき閉口。

 おしなべて「うちの商品はどうだ!」というもの。

 「こんなにすごい商品なんだぞ」
 「これは安い! まいったか!」
 「当社はこんなに立派なんだ!」

 という、びっくりマークの連続ものばかり。
 (ちょっと誇張気味)

 気持ちはわかります、と言いたいところですが
 もらう側のことをもう少し考えていただきたい。

 「こんなにすばらしい商品、ほかにありません」
 「こんなサービス、当社だからできるのです」
 「これ以上安くできません」

 この3つのどれか。これでは飽きます。
 結局、どのDMも同じ内容に感じます。
 異質ではなく同質。それでは意味がありません。

 だから、先週、いただいたおたよりにほっとしました。
 茨城県下妻市の坂入誠社長からの封書です。

 僕宛の住所と宛名は手書きでした。
 自筆というだけで(売り込みではない)とわかります。

 はたして封筒の中身は……。


 初めてのパターンでした。
 会社のことも商品やサービスのことも書いていません。
 「私はこんなに立派な社長です」とも書いていない。

 「当社には、こんなすばらしい社員がいます」

 それを教えてくれた手紙でした。

 朝日新聞の「声」という読者からの欄に
 ある業者のことを書いた投稿がありました。

 坂入社長のもとで働く社員のことが書かれたのです。
 社長にはそれがうれしくて、新聞記事の写しも一緒に
 送ってくれました。

 でも、決して「社員を売り込んだ手紙」ではなく、
 「うれしいことがあったので知らせたくなりました」
 というお手紙です。

 お読みいただければ、僕もうれしく思います。


 (ここから)

 春の訪れももうすぐです。
 いつも感謝しています。坂入誠です。
 ご無沙汰をしております。
 皆様お元気でお過ごしのことと思います。
 当社の社員のことが先日朝日新聞に掲載され、
 社長の私もうれしい限りですので、
 そのまま原文をのせさせて頂きます。

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「天の時、地の利、人の和」

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 【今日も元気に
お客が増える!】 192
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110304

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   昨日、3月3日は朝、夕方、夜と3回、雪かきをしました。
   朝、起きたら、
25センチくらいの雪。
   夜は
15センチくらい積もっていました。
   あら、今朝もまた少し積もっています。
   今日も雪が降りそうな空模様。
   札幌市北区新琴似だけかもしれませんが。空が読めたら


   本州からのおたよりには花粉の話がちらほら。
   梅の写真もいただきました。なのに、こっちは雪かき。
   小さい国なのに、こうも違う。だからいいんです。
      

 今日の内容
  *「天の時、地の利、人の和」(おたより本文)
  *胃潰瘍と十二指腸潰瘍(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「天の時、地の利、人の和」
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 実力がある人に限って、自分の力を否定します。
 自分の力ではない。周囲の人のおかげです、と。

 遠慮深いとか謙遜しているというのでもない。
 おそらく、自分が求めるレベルがかなり高く、
 その目指すところから見れば、まだまだという
 ことではなのでしょう。


 三重県員弁郡(いなべぐん)の株式会社サンアリックス、
 吉原泰和社長もまた、「私なんか
」と慎み深い。

 サンアリックスは、会計ソフトや顧客管理システムなど
 ソフトウェアを開発し、販売している会社です。

 サンアリックスという社名を聞いたことがありますか。
 正直言って、僕は聞いたことがありませんでした。

 会計ソフトというと、何社ものメーカーがありますが
 サンアリックスの存在はまったく知りませんでした。

 知らなくても無理はありません(と思います)。
 三重県と岐阜県を中心に、特定の業界向けソフトを
 開発し、販売している会社だからです。

 僕が三重県に住み、お寺の住職か保育園の園長、
 あるいは医者だったら知っていたでしょう。

 そうなんです。サンアリックスは、
 寺院や保育園向けの顧客管理システムや
 シルバー人材センターの業務システムなど、
 公益法人が使いやすい運営上のシステムが専門です。

 話をうかがうと、当たり前のことに気づきます。
 寺院には、顧客に相当する檀家がいます。
 法要の記録も必要だし、会費や会計出納もあります。

 施主さんに年間行事の案内を出したり、寺院によっては
 墓地販売の案内も送りたいところでしょう。

 公益法人だけれど、民間企業と同じように
 さまざまな業務が発生し、管理が不可欠。

 そのうえで、会計のやり方が一般の税務とは
 どうやら異なるようです(よくわからないのですが)。

 お寺だけではありません。保育園も同様です。
 ふだん意識しませんが、保育園は社会福祉法人ですね。

 保育園も、業務がじつに複雑で多岐にわたっています。
 話をうかがうまで知りませんでしたが、なるほど、
 園長もスタッフもやることがたくさんあるんですね。

 園児が、何時に何分に保育園から帰宅したのか、
 園児一人ひとりの時間を記録したり、
 給食の管理、アレルギーの記載、行事案内や会議など
 保育士も園長も理事長もたいへん重労働と知りました。

 シルバー人材センターも民間ではありません。
 社団法人の会計基準にのっとって会計処理を
 おこなわなくてはならないのだそうです。

 特殊法人はまだまだありますが、サンアリックスは
 寺院と保育園、シルバー人材センター、
 そして医師会などの特殊法人に絞っているのです。

 これこそまさに戦略。吉原社長の経営者としての実力。
 そう思うのですが、「いいえ、恵まれただけです」と。

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3月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110228

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   でも今月は、2月
21日に読者からのおたよりを
   たくさん掲載させていただきました。ありがとうございます。
   今月は、合計するとかなりのメールを紹介することになります。

   メールを送ってくれたあなたにはもちろん、
   読んでくださっているあなたにも心からお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。
      

 今日の内容
  *3月を迎える前に(おたより本文)
  *けっこうまじめな炊飯生活(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  3月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★2月7日のメールレター(隣のおばさんの弁当)に
  こんなおたより。「
iPhone(アイフォン)ができない!」
  という僕の嘆きを救ってくださる(笑)メールです。
  おふたりのメールを紹介させてください。


 
iPhoneは慣れるまで私など2ヶ月以上もかかりました。
 自慢にもなりませんが・・・今では手放せません。
 
 人と人とのつながりを大切にしたい
 
 常にそう思って生きていますから
 相手がお客様でもそうでなくても
 こどもでも女でも 肩書きのある方もない方も
 すべてのくくりは「人」
 そんな考えは
 今でもまだ誰にでも語れるほど自由な世の中ではありません。
 
 実感 するからこそ「人」が大事です。
 
 いつもありがとうございます。
 ハッピートークトレーナー
 人と会えば会うほど自分を見つめる 菅野 ゆかり
 〜Kanno Yukari〜
 
 コミュニケーションはなん 
 ホームページ   
http://www.hanan.goyoutashi.jp/
 ブログ更新中! http://ameblo.jp/goyoutashi/
 
 (村上より)
 「がんばって」とか「きっとできます!」という
 励ましではなく、自分のことをさらりと言ってくれる。
 菅野さま、ありがとうございます。やはり、
 人と人とのつながりですよね。勇気をありがとうございます。


 岡山の田口です。
iPhone歴一年ですが未だに慣れません
 
iPhoneは『習うより慣れろ』です。
 今の田口では説得力に欠けますね。ハハハ


 (村上より)
 人生逆転計画書作成サポーターの田口さんから、
 うれしいのにじーんとくるメールをいただきました。
 田口さん、ホントはアイフォンを使いこなしているのでしょう。
 人の不安や悩み、あせり、恥ずかしさをよく知っている方です。
 ありがとうございます。承諾なしの掲載、ごめんなさい。


 ★2月
10日のメールレター(36年ぶりのおばさん)に
  こんなおたより。おふたり紹介させてください。

 きょうのメルマガを楽しみにしておりました。

 私も読んで、
 目頭が熱くなりました。。。

 ありがとうございます。
 続きがあるそうで、
 とても楽しみにしております。

 (村上より)
 悲しい話で涙を流すのではなく、いい話で目頭が熱くなる。
 いいですよね。感動させるために書いた話ではなく、
 ただ正直に事実を伝えただけで感動してもらえる。
 僕は事実を伝えることが使命。と再認識しました。
 
Kさん、いつもありがとうございます。


 「
36年ぶりのおばさん」の続編、読みました!
 感動しました。
 自分で勝手に想像していた結末と違っていて

 あぁ、こんな心配りのパターンがあったのか、と。
 ダメですね。
 なんでも自分の物差しで自己判断してしまうのは。

 おばさん夫妻がご健在だった事。
 お互いに近所に住んでいた事。
 会うのを控えて氏名を伏せて人づてに返信をした事。

 双方ともにいろいろな思いのある中、あえて再会せずに
 お互いの家庭の幸せを祈る。

 本当にいいお話でした。
 日本人の奥ゆかしさや、義理・人情が溢れる内容でした。
 人間の脳って本当に凄いですね。
 なんだか、ホワイトベースの小串さんみたいです。(笑)

 こんなお話を聞かせてくれた村上さんに感謝です。

 (村上より)
 ホントですね。小串さんみたいですね。
 心配りのやり方って、人それぞれ。いろいろですね。
 自分の物差しを持つことは必要ですが、
 自分の物差しだけが正しい目盛りではないのですね。
 でも、このおばさんに会ってお礼を言いたいですよね。
 
Cさん、いつもいつもありがとうございます。

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エルトゥールル号の遭難

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110224

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   ものがたりを一編、書き写しました。
   いきさつは、昨日のメールレター(2月
23日号)をごらんください。
   アメリカの岡田さま、高岡市の野村さま、
   ありがとうございます。
   おかげで多くの方に読んでいただくことができます。
      

 今日の内容
  *エルトゥールル号の遭難(おたより本文)
  *父の上京(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  エルトゥールル号の遭難
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 和歌山県の南端に大島がある。
 その東には灯台がある。
 明治3年(
1870年)にできた樫野崎灯台。
 今も断崖の上に立っている。

 ビュワーンビュワーン、猛烈な風が灯台を打つ。

 どどどーんどどどーん、波が激しく断崖を打つ。

 台風が大島を襲った。
 明治
23年9月16日の夜であった。
 午後9時ごろ、どどかーんと、風と波をつんざいて、
 真っ暗な海のほうから音がした。
 灯台守(通信技手)ははっきりとその爆発音を聞いた。

 「何か大変なことが起こらなければいいが」

 灯台守は胸騒ぎがした。
 しかし、風と、岩に打ちつける波の音以外は、
 もう、何も聞こえなかった。
 このとき、台風で進退の自由を失った木造軍艦が、
 灯台のほうに押し流されてきた。
 全長
76メートルもある船。
 しかし、まるで板切れのように、
 風と波の力でどんどん近づいてくる。

 「あぶない!」

 灯台のある断崖の下は「魔の船甲羅」と呼ばれていて、
 海面には岩がにょきにょき出ている。

 ぐうぐうわーん、ばりばり、ばりばりばり。

 船は真っ二つに裂けた。
 その瞬間、エンジンに海水が入り、大爆発が起きた。
 この爆発音を灯台守が聞いたのだった。
 乗組員全員が海に放り出され、波にさらわれた。
 またある者は自ら脱出した。
 真っ暗な荒れ狂う海。どうすることもできない。
 波に運ばれるままだった。そして、岩にたたきつけられた。

 一人の水兵が、海に放り出された。
 大波にさらわれて、岩にぶつかった。
 意識を失い、岩場に打ち上げられた。

 「息子よ、起きなさい」

 懐かしい母が耳元で囁いているようだった。

 「お母さん」

 という自分の声で意識がもどった。
 真っ暗な中で、灯台の光が見えた。

 「あそこに行けば、人がいるに違いない」

 そう思うと、急に力が湧いてきた。
 
40メートルほどの崖をよじ登り、
 ようやく灯台にたどり着いたのだった。
 灯台守はこの人を見て驚いた。
 服がもぎ取られ、ほとんど裸同然であった。
 顔から血が流れ、全身は傷だらけ、
 ところどころ真っ黒にはれあがっていた。
 灯台守は、この人が海で遭難したことはすぐわかった。

 「この台風の中、岩にぶち当たって、よく助かったものだ」と
 感嘆した。
 「あなたのお国はどこですか」
 「・・・・・・・・」

 言葉が通じなかった。
 それで「万国信号音」を見せて、初めてこの人は
 トルコ人であること、船はトルコ軍艦であることを知った。
 また、振りで、多くの乗組員が海に投げ出されたことがわかった。
 「この乗組員たちを救うには人手が要る」
 傷ついた水兵に応急手当をしながら、灯台守はそう考えた。
 「樫野の人たちに知らせよう」

 灯台からいちばん近い、樫野の村に向かって駈けだした。
 電灯もない真っ暗な夜道。人が一人やっと通れる道。
 灯台守は樫野の人たちに急を告げた。
 灯台にもどると、十人ほどのトルコ人がいた。
 全員傷だらけであった。
 助けを求めて、みんな崖をよじ登ってきたのだった。

 この当時、樫野には
50軒ばかりの家があった。
 船が遭難したとの知らせを聞いた男たちは、
 総出で岩場の海岸に下りた。
 だんだん空が白んでくると、
 海面にはおびただしい船の破片と遺体が見えた。
 目をそむけたくなる光景であった。
 村の男たちは泣いた。遠い外国から来て、日本で死んでいく。
 男たちは胸が張り裂けそうになった。
 「一人でも多く救ってあげたい」
 しかし、大多数は動かなかった。

 一人の男が叫ぶ。

 「息があるぞ!」

 だが触ってみると、ほとんど体温を感じない。
 村の男たちは、自分たちも裸になって、乗組員を抱き起こした。
 自分の体温で彼らを温めはじめた。

 「死ぬな!」
 「元気を出せ!」
 「生きるんだ!」

 村の男たちは、我を忘れて温めていた。
 次々に乗組員の意識がもどった。
 船に乗っていた人は
600人余り。
 そして、助かったのは
69名。
 この船の名はエルトゥールル号である。

 助かった人々は、樫野の小さいお寺と小学校に収容された。
 当時は、電気、水道、ガス、電話などはもちろんなかった。
 井戸もなく、水は雨水を利用した。

 サツマイモやみかんがとれた。漁をしてとれた魚を、
 対岸の町、串本で売ってお米に換える貧しい生活だ。
 ただ各家庭では、にわとりを飼っていて、
 非常食として備えていた。
 このような村落に、
69名もの外国人が収容されたのだ。

 島の人たちは、生まれて初めて見る外国人を、
 どんなことをしても、助けてあげたかった。
 だが、どんどん蓄えがなくなっていく。ついに食料が尽きた。
 台風で漁ができなかったからである。

 「もう食べさせてあげるものがない」
 「どうしよう!」

 一人の婦人が言う。

 「にわとりが残っている」
 「でも、これを食べてしまったら
……
 「お天とうさまが、守ってくださるよ」

 女たちはそう語りながら、最後に残ったにわとりを料理して、
 トルコの人に食べさせた。
 こうして、トルコの人たちは、一命を取り留めたのであった。
 また、大島の人たちは、遺体を引き上げて、丁重に葬った。

 このエルトゥールル号の遭難の報は、和歌山県知事に伝えられ、
 そして明治天皇に言上された。
 明治天皇は、直ちに医者、看護婦の派遣をなされた。
 さらに礼を尽くし、生存者全員を軍艦「比叡」「金剛」に乗せて、
 トルコに送還なされた。
 このことは、日本じゅうに大きな衝撃を与えた。
 日本全国から弔慰金が寄せられ、トルコの遭難者家族に届けられた。

 次のような後日物語がある。

 イラン・イラク戦争の最中、
 
1985年3月17日の出来事である。

 イラクのサダム・フセインが、
 「今から
48時間後に、イランの上空を飛ぶすべての
  飛行機を撃ち落とす」
 と、無茶苦茶なことを世界に向けて発信した。

 日本からは企業の人たちやその家族が、イランに住んでいた。
 その日本人たちは、あわててテヘラン空港に向かった。
 しかし、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。

 世界各国は自国の救援機を出して、救出していた。
 日本政府は素早い決定ができなかった。
 空港にいた日本人はパニック状態になっていた。

 そこに2機の飛行機が到着した。
 トルコ航空の飛行機であった。
 日本人
215名全員を乗せて、成田に向けて飛び立った。
 タイムリミットの1時間
15分前であった。
 なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、
 日本政府もマスコミも知らなかった。

 前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は
 次のように語られた。

 「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人が
  してくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは
  忘れていません。私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。
  トルコでは、子どもたちでさえ、エルトゥールル号のことを
  知っています。今の日本人が知らないだけです。
  それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、
  トルコ航空機が飛んだのです」
                 (文/のぶひろ としもり)



 (ここから村上)
 お世話になった方に、直接、お返しができないまま
 時間ばかりが過ぎていきます。

 お世話になる一方で、その方のお役に立てないまま
 時間ばかりが過ぎていきます。

 その方じゃなくてもいい。
 ほかの人でもいいから、僕にできることをしよう。
 だれか別の人に対してでもいい。
 なにかお役に立てることをしていこう。

 そんな気になります。

 余談ですが、オスマン帝国の首都、イスタンブルまで
 日本海軍の軍艦「比叡」と「金剛」で送りましたが、
 そこには秋山真之が乗っていたそうです。
 海軍少尉候補生として「比叡」に乗艦していたのです。


 長い文章をお読みいただきありがとうございます。

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心動く話は思い出す

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 189
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110223

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   2月
22日午前6時55分頃、和歌山県串本町和深沖で
   船が転覆、7人が投げ出されるという事件がありました。
   釣り客を乗せて小さな島へ接岸。4人が島へ上陸したあと、
   大きな波が打ち寄せ、岸壁に衝突。船はばらばらに。
   
86歳の船長が死亡、3人は漁船に救助され、3人は自力で海岸へ。

   今日のメールレターには串本町が登場します。
   偶然です。原因が何であれ、人命はおとしたくない。
   すべての事故に言えますが、どうすれば教訓にできるのか。
   人間は、おろかなだけではないと思いたい村上です。
      

 今日の内容
  *心動く話は思い出す(おたより本文)
  *情けない前科一犯(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  心動く話は思い出す
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「できることをする」というメールレターを
 差し上げました。ほぼ1ヵ月前、1月
20日です。

 大雪に見舞われた山陰地方の琴浦町。
 立ち往生した車が
1000台。

 国道沿いに住む人たちがトイレを貸したり、
 おにぎりを差し入れしたり。

 おせち料理を配る人もいたそうです。
 そう、大晦日のできごとでした。

 メールレターでは、こんな一文を載せました。


   この背景には、事故の起きた琴浦という町の
   土地柄があったといいます。
   昔から日本海で難破した船があると、
   浜に漂着した船の乗組員を町の人たちが
   総手で救助してきたそうです。
   葬儀や祭りの料理も、みんなで作ります。


 人として生きていくうえで「お互いさま」
 「助け合って」「おかげさま」は大切です。

 生きていくうえでの大前提ですから、当然、
 経営をおこなううでも大切です。

 そんな思いを共有したい。
 そう思って発信したメールレターですが、
 じつはこのようなおたよりをいただきました。


 (ここから)

 野村@三協立山アルミin高岡市です。


 いつもいい話ありがとうございます。
 メールレター楽しみにしています。

 今回の話は同じ雪国として特に共感しました。
 トルコの人が、かつて命がけで
 難破船の乗り組み員を助けたことを忘れないで

 親日でいてくれている話を思い出しました。

 当時の日本人のすばらしさなのか、
 土地柄なのか、リーダーシップが
すごかったのか、
 いずれにしてもひたすらな尽力に感動を思い出しました。

 そして、今も忘れないで親日でいてくださるトルコの方々に
 感謝しているところです。


 私はいつか再現ドラマか何かでみたのですが、
 検索してみました。
 参考にしてください。

 (ここまで)


 このメールとともに、資料を添付してくださいました。
 「エルトゥールル号遭難事件」という事件の資料です。

 (あぁ〜聞いたことある
)という方がいますか。
 僕は知りませんでした。


 【「エルトゥールル号遭難事件」のあらまし】

 
1890年ですから明治時代、9月16日、
 和歌山県串本町の沖で船が遭難。
 
587名の死者、行方不明者という犠牲がでました。

 船はオスマン帝国、現在のトルコの軍艦。
 台風による強風で岩に激突、座礁したのです。

 岸に流れ着いた生存者が助けを求めたところ、
 住民たちが総出で救助、介抱。
69名が生還しました。

 以来、トルコではこの事件が語り継がれ、
 多くの国民が日本に対して好意を抱いているそうです。

 対して日本では、あまり語られることがなかったそうですが、
 小学4年生の教科書に記載されたことをきっかけに、
 一部の人に知られるようになったとか。


 高岡市の野村さん、ありがとうございます。

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お客が増える本当の理由

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 【今日も元気に
お客が増える!】 188
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110221

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   冬は早起きが挫折します。
   寒い朝は、もう少し布団のなかに
と自分に甘え、
   目標6時の起床が6時
30分、7時、7時30分と
   大幅に遅れます(7時
30分がリミット)。

   今朝は寝坊したから、今夜は仕事をやらないと

   つい夜遅くまで仕事をします。目標は1時就寝なのに
   2時、3時とずるずる。早寝も挫折します。

   意志が弱いというか、言い訳がましい自分に嫌悪。
   こうやって書くことで自戒、行動を変えるつもりです。
      

 今日の内容
  *お客が増える本当の理由(おたより本文)
  *ベテラン警官のひとこと(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お客が増える本当の理由
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お客を増やすにはどうすればいいのか。
 お客はどんなことに共鳴し、価値を感じてくれるのか。

 僕が言わなくても、あなたは十分知っている。
 みなさんのほうが、よりわかっている。
 僕が考える以上に、あなたのほうが、より考えている。

 そう思いました。助かりました。ありがとうございます。

 「配信停止が寄せられました」と2月
16日のメールレターで
 知らせました。「お客が増えるテーマではない」との
 理由から、メールレターの配信停止依頼が相次いだと。


 それから、たくさんのメールをいただきました。
 会った方にもたくさんの言葉をいただきました。

 急きょ、予定していたメールレターの内容を変更します。
 今日は、みなさまからのおたよりを紹介させてください。

 どうやら僕は、とても大切なことを
 みなさんから教えていただいたようです。

 この場を通して、あなたに還元いたします。

 予定外のことですので、掲載の承諾を得ていません。
 お名前は伏せて載せます。敬称も。なにとぞご容赦。


 【名古屋の
Yさんから】
 各地でのセミナー、おつかれさまです。
 配信停止希望のことを正直に書いていてすばらしいです。
 ホントでしたら書きたくないだろうに、
 あえて公表するところが村上さんらしいと思いました。

 みんな欲張りですね。わがままです。
 「お客さまが増える(増やす)ための経営者向けメールレター」
 としての軸がぶれていないのですから、
 読者は離れないと思うので気にしなくていいのでは?
 (そんなちっぽけなこと、気にしていませんよね)

 (じつは気にしました
笑。勇気をいただきました。感謝/村上)


 【北陸の
Nさんから】
 おはようございます。
Nです。
 いつもいい話ありがとうございます。
 順次、バックナンバーを読んでいるところです。

 さて、メルマガ配信停止希望があったそうですね。
 なかなか人のニーズ、期待に応えるというのは大変ですね。

 金沢のセミナーで教えていただいたように、
 「お弁当を作ってくれたおばさん」の話が
 お客を増やすための根幹である共感できる人のために、

 またこのような話を聞かせてください。

 近頃、経営における愛とはなにか、技術開発における愛とは何かを
 考えるようになりました。

 その愛が「差別化」といった相対的なものではない、
 独自の価値を生み出す原動力になるのではないかと考えております。

 実態はまったくそうなっていないということです。

 3月の金沢のセミナー楽しみにしております。
 季節柄、お体ご自愛くださり、お越しください。


 (技術開発における愛。考えを聞かせてください。感謝/村上)
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おばさんの弁当の反響

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110216

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   昨夜は藤枝市でセミナーをさせていただきました。
   ありがとうございます。
   
50人もの受講者が聞いてくださいました。
   ありがとうございます。
   懇親会には
30人もの方がご参加。
   ありがとうございます。

   静岡名物、黒はんぺんのフライ。
   焼津の隣だからでしょうか、マグロの刺身。
   本場だなぁと、おいしさに舌鼓。
   味もいいけど、従業員の対応により満足。
   「寿し宏」さん。清潔で明るく、いいお店でした。
      

 今日の内容
  *おばさんの弁当の反響(おたより本文)
  *僕の犯罪歴(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  おばさんの弁当の反響
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 5歳のときに母親を亡くし、隣のおばさんが
 毎日お弁当をつくってくれた。
 河合孝治社長は、ずっと気がかりだった。
 あらためてお礼を言いたかった。

 その話が1月
16日の中日新聞に載ったところ、
 おばさんから中日新聞におたよりが届きました。
 「あの孝治君が素晴らしい人間に成長していたこと、
  あのお弁当のことを忘れないでいてくれたこと。
  鳥肌が立ち何回も読み返しては涙があふれてきました」

 
36年ぶりに手紙を通して再会しましたが、
 「お礼など、もう十分です」とおばさんは面会を遠慮。
 その話が、1月
23日の中日新聞に載ったのです。

 河合孝治社長と、ともに喜んだことはメールレターの
 2月
10日号で紹介しました。

 こんなすてきな話は多くの人に伝えたい、知ってほしい、
 メールレターで紹介しようと考えていました。

 と思って一週間もしないうちのこと、
 また河合孝治社長から電話をいただきました。 

 「村上さん! うれしいことなのに、泣けて泣けて。
  また載ったんです。新聞に。ありがたいことです。
  僕思うに、村上さんのおかげだってホントに
  感謝してます。村上さん、ありがとうございます!」

 河合社長はこう言うのです。

 まだ会ってはいないけど、
36年ぶりにおばさんに会えた。
 それは中日新聞の『ほろほろ通信』に掲載されたから。
 その欄を書いている志賀内さんを紹介してくれたから。

 そのとおりです。そのとおりですが、
 
36年ぶりにおばんさと連絡がとれたのは
 「村上のおかげ」ではありません。

 僕が河合社長と出会ったのは、
 名古屋の川端康浩さんのおかげであり、
 川端さんとの縁は豊橋市の山口高弘さんのおかげであり、
 山口さんとの縁は福岡の竹田陽一先生のおかげであり

 どんどんさかのぼっていきます。

 河合社長と志賀内さんが出会ったのは、たしかに
 村上が取りもった縁です。その志賀内さんと僕が出会ったのは
 名古屋の酒井英之さんのおかげであり、
 酒井さんと志賀内さんの縁は
……とさかのぼるでしょう。

 いま、このメールレターを読んでくださっているあなたと
 僕とのおつきあいも、どなたかの縁によるものですよね。

 そして、そのどなたかは、やはりほかの
……
 縁は続くものです。

 そしておもしろいことに、この先も縁はどんどん広がります。
 新聞を読んだ方にも共通する想い、共感する思いがあり、
 いい話は人から人へと伝わっていきます。

 経営も同じだなあと思います。
 あの会社、いいよ。
 このサービス、助かったよ。
 あの人、よくしてくれるよ。
 みんな、いいって言ってたよ。

 そんな話が広がっていくのだと思います。

 
2011年1月30日の中日新聞『ほろほろ通信』を転載します。
 お読みいただけますか。

 (ここから)
 
 三十六年前、母親を亡くした河合孝治さんに、
 毎朝お弁当を作ってくれたおばさんがいた。
 「ぜひ礼が言いたい」という話を一月十六日付
 「ほろほろ通信」で掲載。すると、当のご本人から
 手紙が届き、同二十三日付小欄でその内容を紹介した。
 「お弁当のことを覚えていてくれたと知り、
 涙があふれてきました。孫もでき元気に暮らしています」

 これを読んだ大勢の方から便りが届いた。
 「おばさんがこの記事を読んでくれますように、
 と祈ってました。良かった!!」
 「おばさんがお礼は十分と名乗らなかったこと。
  感激しました」
 「私も昔、父と二人きりのことがあり、
  周りの親切をいっぱい受けました。
  自分と重なって私からもおばさんにお礼が言いたいです」
  など。

 名古屋市千種区の佐々木かず子さん(五九)からも
 似た話が届いた。二十年ほど前。共同住宅の隣室の奥さんが
 亡くなられた。そこには保育園と小学四年の子どもがいた。
 お父さんは仕事で帰りが遅いので夕食を届けたり、
 遠足のお弁当を作ったりしていた。ところが、佐々木さんの
 義父母が病気になり、同居するため引っ越しすることに。
 後ろ髪を引かれる思いだったという。

 五年前、下の娘さんが「美容師になりました」と
 わざわざ報告に来てくれた。それがたまたまお盆供養の支度中。
 忙しくて玄関先でのあいさつしかできずじまい。
 その後転居され行方がわからなくなってしまった。
 「あの時、お母さんの代わりに抱いてあげればよかった」と
 後悔しているという。

 別の方からこんな便りも。
 「誰でも一人は思い出に残る人がいるでしょう。
  感謝の気持ちを忘れずに暮らしていきたいと思いました」

 (ここまで)

 いま、メールレターを書きながら思います。
 思い出に残る人はたくさんいます。

 その方たちへの感謝の気持ちはもちろん、
 メールレターを読んでくださっている、
 あなたにも、あなたにも、あなたにも
 感謝の気持ちを忘れずに暮らしていこうと
 あらためて思っています。

 ありがとうございます。
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36年ぶりのおばさん

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110210

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   居酒屋からハガキが届きました。
   2度利用した店ですが、前回、求めに応じてアンケートを記入。
   そこで届いたハガキには


   おめでとうございます 感謝してます
   お客さまに記入していただいた『喜びの声』が
   抽選で当選いたしました!
   2等の
500円分の食事券です
   おめでとうございます!
   またのご来店、さくらファミリー一同
   心よりお待ちしております。

   そうかぁ、こういう手があったか

   単なる割引とちょっと違い、一応、理由はある。
   さてここから何を学ぶか。
      

 今日の内容
  *
36年ぶりのおばさん(おたより本文)
  *世界の小澤から7メートル(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
36年ぶりのおばさん
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 5歳のときに母親を亡くし、隣のおばさんが
 毎日お弁当をつくってくれた。
 河合孝治社長は、ずっと気がかりだった。
 あらためてお礼を言いたかった。

 その話が1月
16日の中日新聞に載りました。
 その3日後です。
 オートネットワールドの河合社長から電話がきたのは。

 「村上さん!
たいへんです! 奇跡です!」

 なんだ、なんだ?
 すごいことが起きたみたい。

 「はい、河合社長、どうしました?」

 「先週、中日新聞に載ったでしょ。隣のおばさんが
  お弁当をつくってくれたことにお礼を言いたいと。
  そしたらですね、おばさんから連絡があったんです。
  新聞社に手紙が届いたというんですよ!」

 そう聞いたとたん、何かが急にこみあげてきて
 「かわいさん! よかったですね! そうですか!
 #
※⁈♭♮×〜→▲・・・・・・・」と
 何を言っているのか自分でもわからなくなりました。

 河合社長もうれしくて興奮しています。
 僕もまた感激。
36年ぶり? と驚きです。

 河合社長と僕は、それだけで喜んでいましたが、
 じつはさらにサプライズがありました。
 1月
23日の中日新聞に、その経緯が載ったのです。

 
2011年1月23日の中日新聞『ほろほろ通信』を転載します。
 お読みいただけますか。

 (ここから)

 お弁当のおばさんからの手紙

 一月十六日付「ほろほろ通信」で、河合孝治さん(四一)の
 思い出話を紹介した。母親を早くに亡くして父親との二人暮し。
 それを見かねた公団住宅の隣室のおばさんが、幼稚園に毎朝
 持たせてくれたお弁当が今でも忘れられない。
 今自分があるのは、あのおばさんのおかげです。
 ぜひお目にかかってお礼が言いたいという話だ。

 ★翌々日、社会部に一通の便りが届いた。
 「何げなく読み始めて、アレッ私のことだと確信しました。
 あの孝治君が素晴らしい人間に成長していたこと、
 あのお弁当のことを忘れないでいてくれたこと。
 鳥肌が立ち何回も読み返しては涙があふれてきました。
 自分の娘の成長の節目ごとに、孝治君はどうしているかなと
 考えることがありました。今も当時のお顔をはっきりと
 思い出せます。今、私たち夫婦は春日井に引っ越してきて
 三十年余り。七十と六十七歳のおじいさん、おばあさんです。
 孫もでき元気に趣味を楽しみながら暮らしています。
 どうぞこれからも、今の温かい心を持ち続け、
 ご家族を大切にしてご活躍されることをお祈りしています」

 ★ぜひ、二人をお引き合わせしたいと思ったが、
 手紙にはこんな言葉が添えられていた。
 「『お礼を』とのことですが、もうこれだけで十分です。
 お礼を申し上げたいのは私の方でございます。
 ずいぶん迷いましたが、
 住所・氏名は伏せさせていただくことにしました。
 孝治君によろしくお伝えくださいませ。 春日井
H.S

 ★河合さんから
H.Sさんへ返事を預かった。
 「父親も喜んでいます。できれば会ってお礼を申し上げたいと。
 でも、負担をかけないようにとの気遣いなのでしょう。
 実は、私の自宅も春日井。ひょっとすると、
 この三十年の間にどこかですれ違っていたかもしれません。
 本当にありがとうございました」

 (ここまで)

 あるんですねえ。こんなうれしいことが、あるんですね。
 お弁当のおばさん夫婦は、なんと慎み深い方でしょう。

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隣のおばさんのお弁当

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110207

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   2年にわたる携帯電話の
しばりがとけて(通じますか?)
   
iPhone(アイフォン)に変更しました。
   つい先日、2月5日のことです。

   いつのまにこんなオジサンになってしまったのか。
   むずかしい。わからない。なにがなんだかさっぱり。
   使いこなすどころか、メールや電話の基本的操作が
   思うようにできないときたもんだ。

   でも、どうぞ遠慮なく村上にメールでも電話でもどうぞ。
   返信することで、いい練習になります。
   って、あなたは僕の練習相手ではありませんよね。
   それにしてもアップルはお手本のひとつの例です。
   絶対値引きはしない。定価販売。それが当たり前。
   商売、そうありたいと思いませんか。
      

 今日の内容
  *隣のおばさんのお弁当(おたより本文)
  *海水をくみあげる仕事(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  隣のおばさんのお弁当
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「こんなにイメージが悪い業界だってわかっていたら、
  中古車販売なんてやりませんでしたよ。(中略)
  価格が不透明、堅気じゃない人がやっている、押し
  売りされそう、中古車はすぐ壊れる、店内が汚い、
  店内がタバコくさそう
。とにかく信用がない。
  どうすれば信用していただけるか。苦労しました」

 (どうすれば、お客さんは信用してくれるのか


 イメージされる中古車販売店とは正反対の店にしよう、
 他店とは異なることをしようと河合孝治社長は決めました。


 朝早くから店を開く。
 店内をきれいにする。
 店の外もきれいにする。
 お茶を陶器のカップで出す。
 店内を禁煙にする。
 トイレをきれいに維持する。
 日経新聞を置く。
 それから
……

 おそらく、日本一朝が早い中古車店です。
 朝6時に出社。6時
30分には店をあけます。

 そういう姿勢の会社って、お客はちゃんと
 わかるものなんですね。お客の数が増えました。


 と、オートネットワールドの河合社長の話を
 メールレターに書いたのは昨年の9月。

 すぐ、志賀内泰弘さんから電話をいただきました。
 メールレターを発信して、その日の朝だったと思います。

「河合さんに会いたいなあって思って。
 河合さんに会いに行ってもいいですか?」

 たまたま家の近くだし、
 そういうがんばっている社長さんって魅力ある。
 だから会いに行きたい。

 志賀内さんのすばらしいところです。
 近くだからすぐ会いに行く。
 (九州でも北海道でも会いに行くのですが
笑)

 わざわざ連絡をくれたのです。

 「どうぞどうぞ。河合社長ね、がんばっていますから、
  どうか応援してあげてくださいね」

 その後、河合社長と志賀内さんはどんな話をしたのか、
 近所づきあいがはじまったのか、わかりません。
 いつのまにか時間がすぎていきました。


 あとから知ったのですが、河合社長は、
 小さいころの話を志賀内さんに打ち明けていたのです。


 年が明けて、今年の1月。
 僕の携帯電話が鳴りました。河合社長からです。

 「村上さん! すごいありがたいことがありました!
  中日新聞に載ったんですよ。ダメでもともと。
  でも、気持ちが伝わればいいかなって
……

 どういうことか。
 河合社長が小さいころ、お世話になった隣の家の
 おばさんのことを志賀内さんに話したのですね。

 その話が、志賀内さんが担当している、
 中日新聞のコラム欄に載ったというのです。

 すぐ読めてしまう長さです。
 お読みいただければうれしいのですが。
 
2011年1月16日の中日新聞『ほろほろ通信』を転載します。


 (ここから)

 おばさんのお弁当

 今から三十六年前のこと。名古屋市北区で中古車販売を営む
 河合孝治さん(四一)は、母親を亡くして父親と二人暮しを
 していた。それを見かねてか公団住宅の隣室のおばさんが、
 幼稚園に出掛ける前に毎朝お弁当を作ってもたせてくれた。
 いつも工夫を凝らした内容で、今でも忘れられないという。

 ★後になって父親から聞いた話。このおばさんに食費の
 代金を持ってお礼に行ったところ、突然怒り出した。
 「私は夫と息子の『ついで』で弁当を作っているだけです。
 だからお金はいりません。もしお金を払うのなら作りませんよ!」。
 おいしいお弁当は、河合さんが小学校に入学するまで続いたという。

 ★今、従業員のK君と一緒に昼のお弁当を食べている。
 河合さんは奥さんが、K君は母親が作ってくれたものだ。
 あのおばさんのお弁当のことが頭にあり「家に帰ったら
 『お弁当を作ってくれてありがとう。おいしかったよ』と
 必ず言いなさい」と話した。K君は、照れくさかったらしいが
 母親にそう言った。それ以後、K君に対して一層優しくなり、
 朝ごはんも作ってから会社に送り出してくれるようになったという。

 ★ところが、小学二年生の時に引越したため、おばさんの名前を
 思い出せない。父親も記憶にない。公団住宅も取り壊されてしまった。
 「守山区幸心住宅
A-36に住んでいた河合です。おばさんのおかげで
 幸せに暮らしています。もしご健在でしたらご連絡ください」と
 河合さん。ぜひお目にかかってお礼を言いたいとのこと。
 かすかな記憶では、ご主人は警察官だったらしい。

 (ここまで)

 河合社長がお母さんを亡くしたのは5歳のとき。
 お母さんのことでおぼえていることはわずか。

 「お母さんがつくってくれたサンドイッチが
  とてもおいしくて、大好きでした。
  それだけはいまもおぼえています」

 それ以上に、おぼえているのは、やはり
 隣のおばさんがつくってくれたお弁当です。
 いつも青い弁当箱に入れてくれました。

 「ときどきサンドイッチをつくってくれました。
  お母さんのことを思い出すからでしょうか、
  おばさんのサンドイッチもすごくおいしかった」

 河合社長は本当に心から感謝しています。
 その気持ちを伝えたい。
 さいわい、いまはお父さんも元気です。
 「父も、いつも感謝しています」

 そんな話を志賀内さんに話したのでしょう。
 『ほろほろ通信』に掲載されたというわけです。

 その数日後、再び河合社長から電話がありました。
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2月を迎える前に

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110131

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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   仕事を
12時間しようと考え、1時間が過ぎただけでは
   (ああ、もう1時間が過ぎてしまった)とは思いません。
   ま、それは問題ですが。あせるべきです。僕は。

   ところが、1月という1ヵ月を過ぎると
   (ああ! もう一年の
12分の1が過ぎてしまった!)と
   あせるどころではありません。あわくっています。

   1年単位でものごとを考えるからいけないのでしょう。
   やはり3ヵ月ごとに計画を立てなければと、
   いまさらながら実効性のある計画が立てられない村上です。
      

 今日の内容
  *2月を迎える前に(おたより本文)
  *兄の手づくりごちそう(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  2月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
 送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。

 読んでくださっているあなたに、
 メールを送ってくれたあなたに、
 こころからお礼を申し上げます。
 ありがとうございます。


 ★1月1日のメールレター(
2011年をいい年にするために)に
  こんなおたより。うれしいです。

 ボーイズ ビー アンビシャス に
 続きがあることを初めて知りました。いい文ですね。
 今の木村には、いささか荷が重いですが。 
   人としてまさにかくあるべき すべて のことを
   達成せんとするために大志を抱け
 「すべて」というのが、引っかかって引っかかって。 
 今まさに、「棄てる」ことを考えていたところです。 
 私は凡人なので、「すてる」ことに非常に違和感を覚えます。
 棄てきりません。全部大事です。
 けど棄てなければ、これ以上前には進めません。 
 だから、今は「諦める」ことにしました。
 一旦、引っ込めて、またできる時がくれば再開しよう。
 何年か先、違う形で与えよう。
 と思い直しました。ありがとうございます。

 村上より/木村さま、ありがとうございます。そうですね。
 「すてる」のはむずかしい。でも木村さまのおっしゃるとおり。
 一時的でいいのではないでしょうか。どれかに絞って1位をとり、
 そのあと、横においておいたものを少しずつ再開しましょう。
 これこそ「決断」。木村さまの決断が気になり、福岡に会いに
 行って参りました。そのときの話は後日、この場で。


 ★1月6日のメールレター(「非売三原則」正式発表!)に
  こんなおたより。僕も天国へ行けるかもしれません。

 明けましておめでとう御座います。
 「お客作り」でした。
 危うく、忘れ去るところでした。
 思い出させてくれた村上様が、天国へ行ける様に祈ります。
 
PS:ご自愛を・・・・
     ちりめんじゃこ、いりこ専門店「じゃこばんざい」
          店長・中尾 彰良(なかお あきよし)

 村上より/経営の目的、営業の目的、広告宣伝の目的は
 売上を上げることではなく、お客を増やすこと。中尾社長は
 十分ご存じなのに、年賀代わりにおたよりをくださったんですね。
 ありがとうございます。「非売三原則」は大反響です。


 ★1月
18日のメールレター(閉店する勇気)に
  こんなおたより。奥が深いです。おふたり紹介。

 すごい。
 止める勇気。
 ずっとずっと課題なのは
 「欲」を捨てること。
 「欲」を捨てると上手くいくことがわかっているのに
 捨てられない。
 商売も同じなのだと思います。
 続き早く読ませてください。
                 志賀内泰弘より。
 
 村上より/ギブアンドギブ、プチ紳士運動に取り組んでいる
 志賀内さんがおっしゃると、重みがあります。「売上」だと
 変な欲がでますが、「お客を増やす」だといい欲が。というのは
 偽善でしょうか。いつもメッセージありがとうございます。


 
 閉店する勇気 すばらしいと思います。
 だって
 本当のことは やってみないと分からないと思うんです。
 だって
 チャンスの神様は前髪しかないらしいから。
      いつも 考えていたら 日が暮れてしまう
      
MUより。

 村上より/
Uさん、おたよりありがとうございます。
 掲載の承諾をいただいていないのでイニシャルにしました。
 「チャンスの神様は前髪しかない」とは知らなかった!
 僕はいつもチャンスを逃してばかり。西洋の格言なんですね。
 いい言葉をありがとうございます。また教えてください。

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誰にとっての幸せ?

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110127

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   年賀状をたくさんいただきました。
   ありがとうございます。
   なかに一枚、差出人がわからない賀状。
   名前、住所がございません。郵便番号もなし。

   筆で見事な字です。
   男性? 中高年以上?
   お心当たりの方、「私かも
」と教えてください。
      

 今日の内容
  *誰にとっての幸せ?(おたより本文)
  *地質調査会社でアルバイト(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  誰にとっての幸せ?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 自慢の製品を認めてもらえるとしあわせ。
 作り手冥利につきるというものです。
 売り手よし、ですね。

 欲しかったものを手に入れるとしあわせ。
 買ってよかったという満足感を味わえます。
 買い手よし、ですね。


 精一杯尽くしたことが喜ばれるとしあわせ。
 サービス業の人気が高いのも理解できます。
 サービスを提供することも売り手よし。

 この会社を選んでよかったというしあわせ。
 また利用しよう、人にも教えたいと思います。
 サービスを利用することも買い手よし。


 世の中の商売は、売り手と買い手で
 成り立っています。

 売り手は利益を得ることで満足し、
 買い手は欲しかったものを得たり、
 やりたかったことが実現できて満足します。

 売り手と買い手の二者はよし。
 この関係性は実現性が高い。

 難しいのが三者の満足。そう思います。
 だからこそ「三方よし」が人気なのでしょう。

 近江商人の場合、豪商ともなると、
 取引で得た利益を世間のために
 惜しみなく使っていました。

 水不足に悩む土地があれば、地下水をくみ上げる
 機械や施設を提供しました。橋もつくりました。

 学校を建築したり、社寺の改修にも多額の寄付。
 陰徳(隠れて善いことをする)を積んでいました。

 昨年
1222日のメールレターで書いた近江商人、
 藤井彦四郎も、関東大震災のときは世間のために奔走。

 関東大震災は大正
12年(1923年)の9月ですが、
 簡単に復旧しません。すぐ
10月になり、
 日増しに寒さが身にしみてきます。

 あたたかいものを着たい。
 毛糸のセーターを編んで本格的な冬に備えたい。
 そう思った被災者が多く存在したでしょう。

 藤井彦四郎は社員に言いました。

 「かような時に金儲けではなく、
  一筋の毛糸でもより多く被災地に送って、
  一般社会人に安心を与えたい」

 大阪から鉄道に乗り、東京まで運びました。
 店員一人が毛糸
10ポンド(約4.5キロ)の包みを
 
15個から20個持ち込み、何人もが東京へ。
 何往復もして関東の被災者に毛糸を届けたそうです。


 世間のため、公共のために利益を投じるのは
 よほどの気持ちがなければできないこと。

 そこまでしなくても世間よしは実現できます。
 税金を払うことだって世間よしですからね。

 そもそも近江商人の商売は「諸国産物廻し」。
 いろんな地域で産物を仕入れ、
 ほかの地域でその産物を販売する。

 仕入先が喜び、販売先も喜び、もちろん
 販売している近江商人も喜ぶ。三方よし。


 この頃、セミナーで「三方よし」を口にするたび、
 
しあわせの三角形が頭に浮かびます。

     売り手


  買い手   仕入先


 3人のうち、満足するのが2人ではだめ。
 3人ともしあわせを感じていればオーケー。

 仕入先の部分をほかの存在に置き換えても
 やはり、しあわせの三角形は描けます。


     売り手


  買い手   紹介者


 その原点に立ち返るって、本当に大事。
 となると『幸研(さちけん)』はやっぱりいい。

 兵庫県明石市の山田一美(やまだかずみ)先生が
 設立した研究会です。
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頼むならこんな先生

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110124

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   作家の井伏鱒二は広島県福山市の出身。
   ご存じですよね。『黒い雨』や『山椒魚』。
   僕は小説よりなにより、次の詩が大好きです。
   唐詩(中国の詩)を井伏鱒二が訳したもの。名訳です。

     このさかづきをうけてくれ。
     どうぞなみなみつがしておくれ。
     花に嵐のたとえもあるぞ。
     さよならだけが人生だ。

   「ふくやま文学館」を訪ねました。
   井伏鱒二に関する展示ではいちばん。
   さよならだけが人生です。
   さよならだけが人生ですから、
   いまの、この時間を大切にしたいですね。
      

 今日の内容
  *頼むならこんな先生(おたより本文)
  *帰省先がたくさん(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  頼むならこんな先生
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 広島県福山市、岡山県岡山市でセミナーをしました。
 先週です。ありがとうございます。

 企画していただき、集客してくださり、
 参加してくださる方々がいるから成立します。

 みなさんのおかげで僕は伝えることができます。
 本当にありがとうございます。

 1月
21日の金曜日は、ものすごく勉強熱心な参加者が
 集まりました。行政書士の妹尾(せのお)先生が開催した
 福山でのセミナーです。

 ふだん、妹尾先生のもとで学習の反復と継続を
 しているからでしょう。事例から学ぼうとする姿勢が
 セミナー前からみなぎっているのです。

 懇親会は、まるで勉強会。
 各自が自社の課題を述べ、
 互いにしっかり聴いている。

 「時間を忘れて」という表現がぴったりの時間を
 久しぶりに味わいました。

 終電数分前にあわてて帰る人が数人。宿泊する人も!
 懇親会の2次会も盛り上がって、終了は1時半。

 テーマはまじめですが、じつに楽しい場でした。

 「これが本物の商品力なんですよ!」
 「うちのヨメさんには感謝してます!」
 「こうやったらお客さんが増えますよ!」

 とにかく熱い。笑いも絶えない。
 勉強を楽しんでいるようすが伝わってきます。

 福山市など広島県の東部、備後地方ですね、
 笠岡市や倉敷市など岡山県の西部のあなたに
 推薦します。妹尾悟(せのお
さとる)先生です。

 せのお社会保険労務士・行政書士事務所ですから、
 社労士さんであり、行政書士であることは確かです。

 ところが、僕はこれまで妹尾さんに何度会っても、
 社労士業務、行政書士の仕事に関した話を
 したことがありません(笑) 変わり者?
 だから、いいんですね。
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できることをする

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110120

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   切手をまっすぐ貼ることができません。
   すぐ曲がってしまいます。
   性格がまがっているから?
   平衡感覚がおかしいから?
   視力が悪く、乱視が強いから?
   生き方がまっすぐじゃないから?

   感じ悪いですよね。
   僕からのハガキなどで切手がまがっている方、
   ごめんなさい。
   はがせる切手というものがあればいいなあ。
      

 今日の内容
  *できることをする(おたより本文)
  *数日かけて帰省する(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  できることをする
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お客のためになることを提供し
 「ありがとう」と喜んでもらうこと。

 ありがとうという言葉が、お金という形に変わり、
 そのお金をお客からいただくこと。

 それがビジネスの理想形ではないでしょうか。

 その際、理想中の理想は、お金をあてにせず、
 とにかくお客のためになることをしてあげること。

 何ができるか、それは人によって違います。
 何をつくり、どんなサービスを提供できるか、
 それは会社によって異なります。

 それぞれの地域で、それぞれのやり方で
 自分にできることを精一杯おこなう。

 単純ですが、それがビジネスの仕組みだと思います。

 お金をあてにしてものを人に差し上げたり、
 お金を期待して行動を起こすこともあるでしょう。

 されるほうもするほうも、それでよければ
 何も問題はありません。

 しかし、まず「相手のためありき」。

 その姿は、ものやサービスを受け取る側のみならず
 周囲で見ている側の人間の心をも動かします。


 次の「ちょっといい話」をお読みいただけますか。

 「いい話」をビジネスに結びつけたり、
 教訓めいた結論に導くのは野暮かもしれません。

 しかし、いい話を読み、「いい話だった」だけで
 終わらせたくありません。僕はそう思います。

 だれかが困っているとき、本当に困っているとき、
 人は一所懸命、できることをしてあげることができます。

 ビジネスも同じはず。
 お客は困っています。
 困っているお客がいます。

 一所懸命、それぞれが得意なことをしてあげる。
 いま一度、そのことを思い出して仕事をしたい。
 そう思うのです。

 1月
14日に届いた『ちょっといい話』です。
 編集長の志賀内さん、事務局の小島さんに
 掲載の承諾を得ました。お読みください。

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閉店する勇気

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110118

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   先日の北海道新聞によると、北海道では、
   新年度から「エゾシカ課」を新設するそうです。
   エゾシカ生息数は推定で
64万頭、
   農林業の被害額は約
51億円ですって。
   両方とも増えては困る、というわけですね。

   その記事の下に、増えて困らない記事が。
   「帯広市人口、
10年ぶり増」
   前年同期比
105人増の168762人とのこと。
   それだけでも記事になる世の中なんですね。

   まだありますね。増えるとうれしいこと。
   記事にならなくてもいいから、
   お客は増やしましょうね。
      

 今日の内容
  *閉店する勇気(おたより本文)
  *夜のバイト(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  閉店する勇気
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 岐阜県多治見市で独立開業した鍼灸治療院が繁盛、
 耳つぼダイエット店も5ヵ所に出店。

 人がうらやむほどの成功と言えるでしょう。
 木村則雅社長は充実感を感じていました。

 ひとつのステージをクリアすると、
 さらにその上を目指すのが人間。木村社長も同じ。

 次なる関心はダイエットビジネスの全国展開。
 鍼灸マッサージを営む同業者がターゲット。

 全国各地でセミナーを開き、説明会。
 ダイエットビジネスのフランチャイズをはかり、
 健康食品の販売促進がメインの仕事です。

 耳つぼダイエット店はすべて閉店し、
 ノウハウを提供する
FCビジネスに絞りました。

 絞っただけあって、うまくいきました。
 ところが、このビジネスもやめてしまいます。

 「人間関係に疲れました。健康食品を売ることの
  むずかしさにも疲れてしまったのです」

 次のビジネスはクイックマッサージ。
 
15分単位の短時間マッサージ店です。

 オープン初日は
100人以上も来店。
 初年度で
6000人の新規客を集めたといいます。

 またひとつ、ステージを上がったのでしょう。
 木村社長は攻めの経営をスタートさせます。

 多治見市に次いで北名古屋市にも店をオープン。
 理容室も開業。
 エステティックサロンも出店。
 マッサージ店を高蔵寺、今池、春日井、藤が丘と
 続々出店していきます。

 あらためて書き直すとこんな状況です。

 多治見の自宅で独立開業。
 耳つぼダイエット店を多治見、中津川、可児、
  高蔵寺、勝川と5店展開。(すべて閉店)
 多治見駅前にマッサージサロン。
 北名古屋市にマッサージ店。
 多治見に床屋。(売却)
 多治見にエステティックサロン。(閉店)
 高蔵寺にマッサージ店。(売却)
 今池にマッサージ店。(閉店)
 トヨタ自動車本社にマッサージルーム。
 春日井にマッサージ店。
 藤が丘にマッサージ店。(閉店)


 
15店開き、9店を手放したといいます。

 「うまくいかないようだったら、
  いつでも手を引く。
  深追いせず、さっと引き上げる」

 勇気をもって商売を始め、臆病に見守る。
 うまくいかなければやめる。撤退する。

 できそうでできないこと。
 そう思いますが、いかがですか。
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お坊ちゃんの運命

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110112

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   つい先日、村上から送った郵便に切手代不足のものが
   ありました。
40円の不足。
   多数の方に迷惑をかけてしまいました。
   たいへん申し訳ございません。
   郵便局の方、差出人へ請求してくれれば助かりますが、
   配達先からお金をいただく仕組みなんですね。
   後日、不足分を送ります。申し訳ございません。
   
   
   村上のセミナーにいらっしゃいませんか。
   福山市に近い方は福山市へお越しください。
21日です。
   岡山市に近い方は岡山市へいらっしゃってください。
   
22日です。来週末です。思い切ってどうぞ。

   近畿圏のあなた、そう、あなたは
24日です。月曜日。
   関西圏には、このメールレター読者が大勢います。
   村上のセミナー初めての方、どうぞ聞いてみてください。
   セミナーで勉強した方、お客さまが増えます。増えています。
      

 今日の内容
  *お坊ちゃんの運命(おたより本文)
  *中退目標の入学(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お坊ちゃんの運命
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 
いいところのお坊ちゃんっていますよね。
 僕が小学生のときも、いました。

 ただし、サラリーマン家庭や借家住まいの家族に
 お坊ちゃんやお嬢ちゃんはいません。

 商売をやっている家の子どもに多い。
 僕の場合は、建設会社と医院でした。

 お金持ちの家って、なんでも買ってもらえていいな。
 うらやむ気持ち、ねたむ気持ちがありました。
 子どもとはいえ、なさけないことです。

 着ているものが違う。しゃれている。
 持っているものが違う。このあたりで売っていない。
 遊びに行くところも回数も違う。旭川から札幌へ行く。

 それほど親しくはありませんでしたが、
 お金持ちの家へ行くことがありました。

 「おじゃまします」とあがるとき、あせり

 僕の靴下には穴が
……親指のところです。
 かかとの部分も薄く透けているのがはっきりわかる。
 スリッパをはかされたので、少し助かりました。

 何十年も忘れていたのに、ちょっとした言葉が
 僕の脳を刺激。みじめでせつない思い出が
 次々と浮かんできました。


 昨年、岐阜県多治見市の木村則雅(のりまさ)社長を
 取材した際、遠い昔のことを思い出しました。

 木村社長の話、ちょっと変わっていたのです。

 貧しい家に生まれ、
 欲しいものを買ってもらえず、
 進学をあきらめ、働き始める。
 いつかは豊かな暮らしを実現し、
 親を楽させてあげたいと働き続ける。

 そういう話を数多く聞いてきた僕にとって
 (え、めずらしい)と感じる展開でした。


 木村社長が生まれたのは、現在の
 名古屋市中区丸の内。名古屋のど真ん中。

 おじいちゃんは材木商、父親は建築業。
 商売の家に生まれました。

 あれが欲しいと言えば買ってもらえる。
 言わなくても買ってもらえる。

 あそこに行きたいと言えば遊びに行ける。
 言わなくても連れてってもらえる。

 「自分で言うのもなんですが、ほんと、
  いいとこのお坊ちゃんとして育ちました」

 木村社長はそんな思い出を語ります。

 子どもなのに鍼灸(しんきゅう)治療院に
 通っていました。裕福さがわかります。

 ところが高校1年生のとき、手形が原因で倒産。
 再起不能の状態に追い込まれました。
続きを読む...

「非売三原則」正式発表!

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110106

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   いただいたメールに返信すると、
   
Undelivered Mail Returned to Senderという
   連絡があります。つまりメールが届かない。
   そんなことがときどきあります。

   (あら、おかしい。村上から返信がない
)と
   思っているあなた、ごめんなさい。
   なぜかメールが戻ってくるのです。

   そうだ。はがきを書きますね。
   沖縄に伝わる歌に「十九の春」があります。
   「一銭二銭の葉書さえ 千里万里と旅をする」
   そんなフレーズがあります。
   メールと比べると遅いけれど、葉書は確実です。
      

 今日の内容
  *「非売三原則」正式発表!(おたより本文)
  *新宿区から杉並区へ引越(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「非売三原則」正式発表!
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 平成
23年の元旦、新聞折込広告は今年もたくさん。
 毎年のことですが、ずっしりと重い束でした。

 スーパー、メガネにマンション、住宅。
 寿司ピザ焼肉、ペットにおもちゃ。
 和服、洋服、ベビー服。
 宝石、人形、旅行にクルマ。

 すべてのチラシに共通していることがありました。
 「安さの強調」です。

 初売り価格に初夢セール。
 初売り半額、新春キャンペーン。

 正月に限ったことではありませんが、
 それにしても正月は安く売るようです。

 どの業種もどの会社も店も、
 売上を上げるのに必死です。

 チラシのサイズを大きくし、
 カラー印刷をして目立たせ、
 枚数を増やして広範囲に配布。

 他社より安く、ひたすら安く。
 自社の旧価格より安く、とにかく値下げ。

 年中、同じことを繰り返しているということは
 それなりに効果があるのでしょう。
 売上が上がるという目的を達成するための効果です。

 目的が「売上を上げること」であれば、それでよし。
 目的が「存在感を示すこと」であれば、それもよし。
 目的が「在庫を処分すること」ならば、それがよし。

 すべては目的しだい。
 だから安売りを否定しません。

 むしろ、どんどん安売りしてほしい。
 もっともっと大量のチラシを広範囲にまいてほしい。
 (あなたに申し上げているわけではありません)

 なぜなら、それだけ僕が応援する会社、支援する会社の
 お客が増えるからです。

 僕がこれまで取材してきた会社、つまり、
 デフレ下だろうがリーマンショック後だろうが
 お客の数を増やし続けている会社の社長は
 安売りをせずに業績を伸ばしてきました。

 競争する相手が強烈な販売攻勢をかけても、
 がまんして、信じて、価格を動かしませんでした。

 下げないどころか、なかには価格を上げた社長もいます。
 「価格」が経営の最重要項目ではないからです。

 じつにおもしろい。
 僕はそう思うのですが、ここ数年、
 業績のいい会社の社長に共通していること。

 その第一は、
 経営の目的がお客づくりであるということです。

 とても重要な共通項目をさらりと言ってしまいましたが、
 会社の存続を左右しかねないほど重要なことです。

 経営の目的=売上を上げること。
 経営の目的=お客を増やすこと。

 両者には天国と地獄ほどの違いがあると思うのです。

 などと、天国にも地獄にも行ったことがない僕ですが、
 地獄行きが確定してる僕としては、せめてあなたには
 天国に行っていただきたい。だから申し上げます。

 売上を上げることを最優先すると、後々(のちのち)、
 「こんなはずじゃなかった
……
 という結末に至る可能性が高いのです。

 つぶれた会社が証明しています。
 「売上拡大」がいつしか「売上至上」となります。

 売れても利益が残らない、
 売れてもお客に嫌われる。
 そんな悲惨な最期が待ち受けているのです。


 どうか売上を求めないでください。売上は必要ですが、
 「まず売上!」と考えないでください。

 大切なことは、お客を増やすことです。
 一人ずつ、地道にお客を増やすこと。

 お客を一人増やし、一人減らしてはなんにもなりません。
 増やしたお客を減らさないよう、失わないよう
 お客との関係性を深めてください。


 あなたがそうであるように、
 お客は売り込まれるのが嫌いです。

 どうか売り込まないでください。
 買ってほしい気持ちはわかりますが、
 それでも売り込むことはやめませんか。

 もし、売り込んだ結果、
 新たなお客が増えたとしても、そのお客は、
 他社からの強力な売り込みによって、とられてしまいます。

 お客は、売り込んで得るものではないのです。


 どうか安売りしないでください。
 あなたが望むのは、一時的な売上ですか。
 それとも、お客との長いつきあいですか。

 安売りで売上を得ることはできますが、
 浮気せず、長く付き合ってくれるお客は得られません。


 まとめると、次の3つのフレーズとなります。

 1 売らない。
 2 売り込まない。
 3 安売りしない。


  「売」らない。
  「売」り込まない。
 安「売」りしない。

 3つとも「売る」にあらず。


 僕は、これを「非売三原則」と名づけました。
 「ひばいさんげんそく」です。

 非核三原則は大事なことですが、経営する身にとって
 非売三原則は命の次に大事なことと思います。

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2011年をいい年にするために

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 【今日も元気に
お客が増える!】 177
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20110101

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  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   
2011年1月1日になりました。
   あなたに新年のあいさつを申し上げます。

   今年もどうぞよろしくお願いいたします。

   昨年、うれしかったことは、今年もっとうれしくなるように。
   昨年、残念だったことは、今年挽回し、うれしくなるように。

   昨年、お客が増えたあなたは、今年もっと増えますように。
   昨年、お客があまり増えなかったあなたは、
   今年、たくさん増えますように(去年の分も増えるように!)。

   このメールレターをとおして、僕は祈っています。
   「お客が増える!」という事例レポートをとおして、僕は
   あなたのお客が増えることを願っています。
                         村上 透
      

 今日の内容
  *
2011年をいい年にするために(おたより本文)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
2011年をいい年にするために
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 今日、1月1日を迎え、おかげさまで
 独立してから丸2年が経ちました。

 一昨年の1月1日に独立宣言。おかげさまで
 挫折することなく新年を迎えることができました。

 これまで、毎月、お客を増やしている経営者を取材。
 どんな戦略でお客の数を増やし、維持しているかを
 レポートにまとめてきました。

 2年経った時点で見えてきたことがあります。
 お客を増やしている会社の社長には
 3つの共通点があるということです。

 2年間の経験だけから見えてきた
 というわけではありません。

 それ以前の
14年間、僕は経営誌の編集者でした。
 その間の経験を踏まえ、さらに、この2年間で
 僕なりの確証を得たという思いです。

 3つの共通点は、3つとも大事です。
 なにひとつ欠かせませんし、順番もつけがたい。

 しかし、もしひとつだけ選ぶとすれば、
 あるいは、1番目を決めるとしたらどれか。


 それは、熱意です。

 熱意以外の言い方をすれば、
 願望、やる気、目的意識、情熱、志、思い、向上心。

 お客を増やしている会社の社長に共通しているものは、
 熱意といった、目には見えない心の部分の強さ。
 僕はそう思います。

 こんなことをセミナーで話すと、
 (やっぱりね。そうだろうな)と思う人と、
 (熱意なら誰だって持ってるよ)と思う人とに
 わかれるようです。

 (そうか、熱意か!)と思う人はいいのですが、
 (熱意なの?)と思った人はがっかりですよね。

 (熱意でお客が増えるんだったら、
  とっくに増えているよ)

 そう思っているんでしょうね。

 お客を増やしている会社に共通することって、
 なんだと思いますか、と尋ねると、
 「そりゃあ、優れたビジネスモデルでしょう」
 「よく働いてくれる社員じゃないんですか」
 と答える方が多いのが現実ですから、
 熱意と言われて、ピンとこないのでしょう。

 それでも、僕は言います。
 デフレ下でも大不況下でもリーマンショック後でも
 お客を増やしている経営者には共通点があります。

 まず、なにより、熱意をもっています。
 お客を増やそうという熱意。
 何かで1位になろうという熱意。
 絶対負けないという熱意。
 挽回するぞという熱意。

 その熱意があるから勉強を継続することができます。
 勉強の結果、お客が増える戦略を立てることができます。

 「一日何時間も勉強をする」
 そう決めても、熱意がなければ身につきません。

 お客が増える戦略を示されたとしても、
 熱意がなければ実行にうつせません。

 勉強してこなかった人、苦手だった人でも
 熱意があればはじめられます。

 戦略がわからない人でも
 熱意があれば勉強し、戦略を練ることができます。

 熱意が絶対必要条件なのです。


 その点、きっとあなたは、「熱意ならある!」
 そうですよね。
 僕のメールレターの読者なら熱意はあるはず。

 その思いの実行力を高めるために、
 もっとお客を増やすための宣言をしませんか。

 「こうやってお客を増やす!」
 「これで1位になる!」
 「利益性を高めるためにこの仕組みをつくる!」

 内容は自由です。
 あなたなりの宣言をしてみてはいかがでしょうか。


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2011年を迎える前に

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 【今日も元気に
お客が増える!】 176
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101230

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   送ってくださったメールやおたよりを紹介いたします。
   読んでくださっているあなたに、
   メールを送ってくれたあなたに、
   こころからお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。

   今月のお礼はもちろん、今年一年、あなたに感謝。
   やりたい仕事を思い切りできました。
   あなたのおかげです。ありがとうございます。

   僕の未熟さ、いたらなさ、あわただしさ、あせりから
   大切なひとを傷つけてしまいました。
   あなたにも失礼な態度をとってしまったかもしれません。
   数々の言動、行動、文面を反省しつつ今年を終えます。

   自分の時間を犠牲にして僕を応援してくれているのに、
   なにも応えられず、お気持ちをむだにしてしまいました。
   ごめんなさい。こんな僕でも少しは反省しています。

   新しい年には、失敗をむだにせず、挽回し、成長します。
   もらうことばかりを考えず、生意気な言い方ですが
   与えることができる人間になりたいと願っています。

   今年一年、あなたに感謝。ありがとうございます。
                          村上 透
      

 今日の内容
  *
2011年を迎える前に(おたより本文)
  *出入り自由の下宿部屋(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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2011年を迎える前に
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 ★
11月5日のメールレター(謝罪ではなく拒絶)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 以前、村上様のメルマガでご案内のあった

 高萩徳宗様の著書「サービスの心得」
 大変良い内容でした。
 と同時に、私が今までお客様に接してきた態度や考え方を
 改めていく必要があると思います。
 本当にお客様に喜んでいただける方が
 何を考えていらっしゃるかが少しだけわかった気がします。
 この本、サービス業に限らず、
 お客様が存在するすべての会社(つまりすべての会社)の
 方々に勧めていきたいと思います。
 メルマガを拝見すると、来年の2月に藤枝でセミナーを
 おやりになるんですね、ぜひ出席させていただければと思います。
 また、私の主催する社長塾の受講生の方にも勧めていきますので、
 詳しい日程などが決まったら教えてください。

  森下靖也税理士事務所

  税理士 CFP(R) 森下靖也

   森下先生、ありがとうございます。11月上旬のメールレターで
   高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんの新刊について書きましたが、
   この本についての感想やご意見が、その後も多数寄せられます。
   反響の大きさにびっくり。「少しだけわかった気がします」とは
   森下先生って謙虚ですね。おたよりに感謝です。(村上)


 ★
12月3日のメールレター(社説を読む)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 ご無沙汰しております、串かつ萬房です(毎度おおきに)
 いつもメール楽しみに読ませていただいてます
 今回のお話し凄く感動いたしました、早速店でお話ししたら、
 牛はすごく感情があって飼い主のおじいさんが亡くなったときに
 家から火葬場に送られる時に、飼っていた牛がずらーと
 (強い順)に一列に並んで、涙を流しながら見送ったそうです
 この話を聞いて僕自身もあらためて、考えさせられました
 ありがとうございました
 高萩さんの本もうーんうーんとすごく考えさせられました
 良い本の紹介ありがとうございました
 
Ps
 セミナー頑張ってください          高橋拝

  
   高橋さん、ありがとうございます。お客さんからいろんな話を
   聞くことができるんですね。発信すれば返信があるんですね。
   そんなお客に会いに、萬房さんへ行きたくなりました。(村上)


 ★
12月6日のメールレター(ゴミを拾える人)に
  こんなおたより。ありがとうございます。
  おふたりのおたよりを紹介いたします。


 今日のメールは様々な気づきがありました。
 
 「ゴミを一つ捨てる者は、大切な何かを捨てている
  ゴミを一つ拾う者は、大切な何かを拾っている」
 
 そうですね。おっしゃる通りです。 
 更にこんな風に考えました。
 昔、汽車の中でお弁当を食べた時のカラは、座席の下に置く、
 これが普通でした。誰もがそうしていましたし、おかしいと
 思った人もいませんでした。
 タバコの吸い殻はどうでしょう。みんなポイポイ道に
 捨てていました。携帯の灰皿なんてありませんでしたから。
 
 そういうことを習慣として受け入れていた人にとっては、
 ごみを捨てることに何の抵抗もないのでしょう。
 おかしいこととして受け止めるアンテナが錆てしまって
 いるのでしょう。錆ている人はごみがあっても気がつきません。
 
 同じ環境や状態にあってもアンテナが研ぎ澄まされている人は
 まるで違います。
 
 私自身、錆ていましたから良く分かります。
 今はかなり研ぎ澄ましていますので、あとは行動するかどうかの
 問題です。
 
 茶道を始めた時に、師匠から言われた言葉が私の錆を
 落とすきっかけになりました。
 「畳のへりを踏みましたね。意識がそこにないから、そういうことが
 平気なんですよ。ヘリを踏むのは相手の頭を踏んでいるのと
 同じです。気働きができない人は、何をやっても同じです」
 
 意識がそこにないのです。ごみを見ても意識がないのです。
 拾う人を見てもおそらく感じないのでしょう。
 村上さんが感じたように、恥ずかしいと感じる心があれば
 錆びてはいないといえます。
 
 部屋が汚れていても、意識がないのです。アンテナが錆びているから
 感じる心がないのです。
 
 ごみを拾う人が信用されるのは、そういうことにまで意識が
 あるということで、錆ないアンテナを持っている人は、お客様に対しても
 意識をしているということでしょう。(後略)


   大井先生、ありがとうございます。大井先生からのメールは
   もう少し続くのですが、途中まで掲載させていただきました。
   途中でごめんなさい。僕なんか畳のへりを踏みっぱなし。
   大井先生、またいい話を聞かせてください。(村上)


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人はなさけのもとに

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 【今日も元気に
お客が増える!】 175
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101227

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   この時期、郵便ポストの投函口は
   「年賀郵便」と「一般の郵便」にわかれます。
   はがきなど通常の定形郵便物を入れるところは
   年賀状専用の投函口となります。

   先日、雪が降り積もった夜です。ポストにも雪。
   「年賀郵便」と赤い文字で書かれたシールの上にも
   雪がついていました。見えませんでした。うっかり、
   ご入金お礼ハガキを年賀専用口に入れてしまいました。
   しまった! 年賀はがきとして扱われ、
   半月後の元旦に配達されるのだろうかと心配です。
      

 今日の内容
  *人はなさけのもとに(おたより本文)
  *予備校と勉強とアルバイト(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  人はなさけのもとに
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「商人の道ならば、
  まずは金を儲けなくては
  一生人にうとまれる。
  なんでもかんでも
  金は儲けたいものだ」


 『近江商人 幕末・維新見聞録』という本には
 近江商人・小杉元蔵の日記が載っているそうです。

 明治元年(
1868年)、32歳の小杉元蔵。
 翌年春からの「のれん分け」を許されました。

 独り立ちしたからには「金は儲けたいものだ」と
 経営者の意気込みを語ったと言われています。

 のれん分けを許されるということは、
 すでに番頭に昇進していたということ。

 店を経営し、家事を切り盛りし、
 奉公人を指導、監督していました。

 年度末、仕事納めの
1229日。
 元蔵の日記にはこう書かれているそうです。


 「おかげにて人となり、
  有難き事なり、(中略)
  鳥は野山の木に止る、
  人はなさけの下にすむなるべし」


 周囲の人のおかげにより一人前となり、
 人の情けによってこうして生きていられる、
 商売をすることができる。ありがたいこと。

 そんな意味でしょうか。

 この年末の日記には、まず、
 お世話になった人の名前をあげていました。

 ふつうであれば、「おかげ」とは
 神仏のおかげ、ご先祖様のおかげです。

 ほとけさまが守ってくれるからであり、
 神さまが願いをきいてくれるからであり、
 ご先祖様のご加護のおかげです。

 もちろん元蔵もそう感じていたでしょう。
 でも、それと同じくらい現世にも感謝。

 それまで出会った人々のおかげ。
 実在する周囲の人のおかげ。
 お金をくださったお客のおかげ。
 商品を仕入れさせてくれた取引先のおかげ。
 応援してくれるみんなのおかげ。
 育ててくれた主(あるじ)のおかげ。
 協力してくれる丁稚(でっち)のおかげ。
 いつも理解してくれる家族のおかげ。

 きっと、日記には書き切れないほど
 お礼を述べたい人がいたでしょう。
 感謝していた相手がいたでしょう。


 僕も同じです。

 僕はいま、あなたの顔を思い浮かべ、
 あなたの名前を思い浮かべ、
 あなたの声やメッセージ、コメントを思い出し、
 あなたからのお便りやハガキを思い出しながら
 このメールレターを書いています。

 僕が今年、元気に仕事をできたのは
 あなたのおかげです。

 このメールレターを読んでくださり
 ありがとうございます。あなたです。

 読んでいただけるから書けます。
 だれも読んでくれないとわかれば書けません。

 このメールレターに返信をくださり
 ありがとうございます。あなたです。
 「勉強になりました」「いい話ですね」と
 反応していただけるから書く励みになります。

 ひとりずつ名前を申し上げたいのですが、
 とってもありがたいことに大勢いらっしゃいます。

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邪魔になる人

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 174
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101222

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   どれだけ従業員教育に力を入れても、
   業績がよくなるとはかぎりません。
   社員教育に時間とお金と労力を費やすことは
   とても重要です。必要です。
   ただし、それだけではお客は増えません。

   もっとも大切なことは
……と話をするたびに
   僕は経営者から嫌われそうです(笑)
      

 今日の内容
  *邪魔になる人(おたより本文)
  *早稲田の鶴巻町に下宿(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  邪魔になる人
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「乱雑な部屋は、あなたの心の迷いの表れ」

 ドキッとしました。ガクッとしました。
 この言葉を新聞で目にしたのです。

 年末の大掃除に際して、掃除をうながすために
 使われた表現ですが、僕には痛いのなんのって。

 僕の仕事場はひどい状況です。
 「心の迷い」なんてかわいらしすぎる。

 心がゆがんでいる、すさんでいるって感じ。
 乱雑どころではなく、まるで解体現場。
 (なんとなく通じますか?)

 なんとしてもきれいにしなくちゃ。
 たった一行がやる気を起こさせてくれました。


 標語、教訓、警句。短く鋭いひとことは、
 仕事にも私生活にもいい影響を与えてくれます。

 うれしいことに、このメールレターでも
 「参考になりました」と言っていただける言葉が
 これまでいくつもありました。

 多いのは、なんといっても「近江商人」関係の表現。
 
2009年の8月10日に「商売の10教訓」を紹介。

 以来、折にふれ近江商人関係の話をしていますが
 そのたびに「書き写しました」などと反響大。

 そこで今日は、藤井彦四郎の言葉を紹介します。

 近江商人の三代目として生まれた藤井彦四郎は、
 分家をして
31歳のときに「藤井糸店」を創業します。

 「スキー毛糸」を製造販売したり、日本で初めて
 化学繊維を輸入して「人造絹糸」として販売したりして
 一代で成功をおさめた典型的な近江商人です。

 藤井家の家訓として、とても細かく書かれた
 わかりやすい言葉が残されています。

 たとえば、こんな一節があります。

 一、家計の取締を厳にし不急の費(ついえ)を省き、
 毎日いささかづつにても貯蓄に心懸け、
 不時の費用、公共の用に備えおき、(以下省略)

 あるいは、今に通じる就業規則を唱えています。

 一、男女を問わず各業務に勉励するはもちろん、
 日々の仕事を正しく時刻を定め置きて、
 働くべき時は必ず働き、休むべき時は必ず休み、
 昼夜起居の時間を正うし、(以下省略)


 こういった家訓を紹介することは意義ありますが、
 じつは僕が身にしみて反省した「
15訓」があります。

 藤井彦四郎の店に掲げられていた、
 『事業の邪魔になる人』という
15の箇条書きです。

 変わっていると思いませんか。
 「事業を成功させる人」ではなく、
 「事業の邪魔になる人」というのですから。

 当然、ダメ従業員、イマイチ社員への戒めですが、
 ショックだったのは、ほとんど僕にあてはまること。

 どれもこれも(僕のこと、俺のことじゃん)って感じ。
 従業員と言わず、経営者にもあてはまりそうです。

 一つひとつを読むぶんには、うんうんと思いますが、
 
15も並ぶと、世の中邪魔になる人にあふれています。

 いかがでしょう。あなたには縁のない言葉と思いますが、
 念のためご一読を。



 事業の邪魔になる人

 一、 自己の職務に精進することが忠義である事を知らぬ人

 二、 共同一致の融和心なき人

 三、 長上の教へと他人の忠告を耳にとめぬ人

 四、 恩をうけても感謝する心のない人

 五、 自分のためのみ考へ他人の事を考へぬ人

 六、 金銭でなければ動かぬ人

 七、 艱難(かんなん)に堪(た)えずして
    途中で屈伏する人

 八、 自分の行いに就(つ)いて反省しない人

 九、 注意を怠り知識を磨かぬ人

 十、 熱心足らず実力のないのに威張(いば)り
    外見を飾る人

 十一、夫婦睦(むつま)じく和合せぬ人

 十二、物事の軽重緩急(けいちょうかんきゅう)の
    区別の出来ぬ人

 十三、何ごとを行ふにも工夫をせぬ人

 十四、国家社会の犠牲となる心掛けのない人

 十五、仕事を明日に延す人


 以上、近江商人博物館の展示物より
 書き写してきました。
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お客が増える理由

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 【今日も元気に
お客が増える!】 173
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101216

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   昨日、名古屋から米原まで新幹線に乗車。
   わずか二十数分ですから自由席へ。
   1号車から5号車までが自由席か

   なにも考えずに3号車へ。

   これが、たばこオーケーの喫煙車両。
   入ったとたんにたばこの匂い。
   じつは不肖、村上、長年タバコを吸っていました。
   禁煙して数ヵ月。禁煙理由がこれまた意外。これは後日。
   「受動喫煙するくらいなら、自分で吸ったほうがいい」
   と考えだす前に2号車へ移動しました。ふぅ〜あぶない。
   いまでもときどきタバコを吸っている夢をみます。
      

 今日の内容
  *お客が増える理由(おたより本文)
  *親不孝は絶好調(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お客が増える理由
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 
6400世帯を営業エリアと決めて、
 チラシを折り込むのは、そのエリアだけ。
 そう決めたケーキ屋があります。

 このエリアには、ほかにケーキ屋が4店。
 たった
6400世帯に競合が4店あるのです。

 ケーキ屋のお父さんは、もちろんケーキが得意。
 厳しい修業を経た息子さんはフランスのお菓子が得意。

 このエリアでいちばんになろう!
 そう決心して取り組んだことは、わずか
100円前後の
 シュークリームの販売個数を増やすことでした。

 それから5年。上得意客数が3倍以上に増えました。
 客数、ではありません。上得意客数です。

 はっきり言って、お金はほとんどかけていません。
 以前と同じ、ときどきチラシを配布するだけ。

 戦略を考えると、戦術が変わり、お客が増えるのです。



 小学生や中学生、社会人のクラスもあり、
 とてもにぎわっている英会話学校がありました。

 教室の数は
25。講師の数もそれだけ必要ですから、
 完全に企業ですね。あとはいかに拡大するか。

 ところが、この英会話教室の経営者は、
 小学生と中学生、社会人の募集をやめました。

 5年かけてゼロにしました。ゼロです。
 募集をやめなかったのは高校生。

 正しく言うと、海外の大学に留学を目指す高校生。
 各高校に1人いるかどうか、そんな少数の高校生。

 その高校生に絞ったところ、粗利益が何倍にも。
 戦略が変わると、利益性がよくなるのです。



 フランチャイズチェーンの弁当屋さん。
 メニューは全国一律。すべてが本部の指示通り。

 これじゃ、なにひとつオリジナル性を打ち出せない
……
 と思いましたが、じつは、ありました。

 同じチェーン店は、どこもやっていません。
 競合する弁当屋も総菜屋もスーパーの弁当売り場も
 やはりやっていない、という方法が。

 3年でお客の数は増えました。
 新規客も増えましたが、リピート客がより増えました。

 当然、売上も増えますが、うれしいのは、
 
FCチェーン大阪300店舗で1位になったこと。

 経営者に不可欠なこと、必要なものがあります。
 プラス、戦略によってお客は増えるのです。



 損害保険の代理店研修生。
 3ヵ月ごとにクリアすべき厳しいノルマがあります。

 「見込客
300人をリストアップしてください」
 研修生はみな、家族、親戚、同窓生、前職で同僚だった人を
 書いて提出します。それ以外に書きようがありません。

 ところが、ある研修生は違いました。
 (家族や親戚の名前を書くのはいやだな


 電話帳をひらき、
300人の名前と住所を転記。
 しかたないので飛び込み営業をしました。

 それから3年。研修期間が終わりました。
 3ヵ月ごとのノルマを達成し続け、
 晴れて代理店経営の資格をもらえたのは3人でした。
 
120人中、3人しか残ることができませんでした。

 そのなかに、電話帳から書き写した営業マンがいます。
 親戚には営業しませんでした。すべて飛び込み。
 いったい、どうやって契約をしたのか。

 「そんなにむずかしいことではありません。
  むしろ簡単です。だれでもできることです」

 営業で、これだけは大切! という一点があります。
 そこを守り切れば、面談率8割、成約率4割は可能です。


 今回紹介した4つの事例は、すべて、
 これまでメールレターで紹介してきた話です。

 ケーキ屋さんが今年の3月。
 留学予備校さんが今年の7月。
 弁当屋さんが昨年の
10月。
 保険屋さんが今年の2月。


 最近、読者登録をしてくださったあなたは、
 今年前半や昨年のバックナンバーを
 お読みになっていない可能性が高い。

 そりゃそうですよね。みなさん忙しい。
 バックナンバーを読む時間なんてありません。

 そこで、忙しいあなたに、反響の大きかった話を
 ダイジェストとして紹介したわけです。

 というのはウソ。ごめんなさい。
 僕のセミナー案内をするためです。

 この4事例のいきさつ、やり方を話します。
 お客が増える経営のやり方です。
続きを読む...

365日続ける人

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 172
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101213

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  
本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   熊本で市電に乗りました。どこまで乗っても
150円ですが、
   
500円乗り放題のワンディパスを購入。
   熊本駅前から熊本城を往復。これで
300円。
   熊本駅前からセミナー会場へ。
150円。
   ワンディパスを見せると、熊本城の入場料が
100円割引。
   合計
550円分使わせていただきました。また乗りたい。

   しかし、2両ある車両に車掌が乗っています。
   人件費はいくらだろう。赤字必至では
と心配です。
   安いのはありがたい。しかし、続かなければ。
   経営とはむずかしいものです。
      

 今日の内容
  *
365日続ける人(おたより本文)
  *一浪時代(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
365日続ける人
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは、日刊のメルマガを読んでいますか。
 
365日配信されているメルマガです。

 この1年間、僕が欠かさず読んだメルマガがあります。
 いつものことながら、僕がいいと思ったものを3つ紹介。

 「知らなかった」「たしかにいい」と
 思った方は、どうぞメルマガ登録をしてください。

 「読む継続」の推薦ですが、無理しないでください。
 あくまでも、決めるのはあなたです。


 1★村上透が読んでいる日刊メルマガ

 ひとつめは、山田一美先生が発信しているメルマガ。

  戦略コーチ山田が選ぶ
経営の真実「いなだ語録」

 このメルマガは、僕にとてもふさわしい。
 怠け者で、継続性に欠け、根性がない、つまり
 三日坊主の僕のために存在しているからです。

 毎月1日から
31日まで、
 「経営の真実」を届けてくれます。

 翌月になると、1日から
30日まで
 また同じものが配信されます。
 毎月、「繰り返す」ということが、
 自動的にできるのです。

 朝6時に配信。
 その日いちばんに読むメルマガです。

 今朝読んだ内容は、1ヵ月前にも読んだもの。
 2ヵ月前の今日、3ヵ月前の今日にも読んだもの。

 毎月読んでいます。しかし、この僕のことです。
 1ヵ月経ったからといって、たやすく成長しない(泣)

 継続と反復の大切さを教えてくれます。
 
http://www.ekeiei-no1.com/serv05.html


 2★村上透が読んでいる日刊メルマガ

 土曜日も日曜日も関係なく毎日配信され、
 毎日読むメルマガの2つ目は、
 中川清徳(きよのり)先生が発信する【ピカイチ情報】。

  社長、上司が「あの人はすごい!」と
  いわれるピカイチ情報

 中川先生のメルマガは見逃せません。
 ときどき、僕のメールレターを紹介してくれるから、
 ではありません(笑)

 「へえ〜」「ほんと?」「なるほど!」の
 連続だからです。ためになるのです。

 「量」という概念は、とても重要です。

 僕のメールレターは平均して毎月8回配信。
 中川先生は、確実に毎月
30回か31回配信。

 僕が何を言おうと8対
30、あるいは8対31
 量で勝負になりません。当然、質もしかり。

 僕のメールレターは
172通目なのに、
 中川先生は
629号目。話になりません。

 編集後記には、「妻・志津江」さんが
 たびたび登場します。

 西へ東へ駆け回る中川先生の留守をあずかり、
 夜遅くまで仕事をされる、妻・志津江さま。
 すごくすてきな奥さまです。

 家族っていいなあ、仕事のパートナーって
 とてもいいなあと、いつも思います。

 従業員が一人でもいる会社の社長には、
 ぜひ読んでいただきたいメルマガです。
 
http://archive.mag2.com/0000283000/index.html


 3★村上透が読んでいる日刊メルマガ

 毎日、内容が異なるメルマガです。
 ランチェスター経営株式会社の代表、
 竹田陽一先生の語録を配信するものです。

  竹田ランチェスター3分間講座

 金沢の小嶋隆史先生が発信しています。
 昨年の
12月1日が1回目、
 先月の
1130日に365回目を配信しました。

 たとえば、ある日の語録。

   ◉従業員
100人以下の会社では、
    業績の
9698%が社長1人の戦略実力で決まる

   企業は人で決まるという「人」とは、
   「社長自身」になる。人は何事につけても
   自分に都合がいいように考えるクセがあります。
   あなたはこの「人」を「従業員」であると
   思い込んでいませんか。

   □従業員教育は大切ですが、
    まずは社長自身の実力を高めることから。


 最後の2行は小嶋さんのコメントです。
 竹田先生の言葉に続き、必ず、小嶋さんもコメント。
 的を射たまとめをしてくれます。

 僕が発信する、このメールレターのように
 ダラダラ長くない。スパッと歯切れいい。

 短くまとめるほうが長い文章よりむずかしい。
 
365日分を書くのですから、これはたいへん。

 加えて、毎日送信。続けるってたいへんです。
 
365日続けることができる人を僕は尊敬します。

 その小嶋さんが招いてくださいました。
 今週の木曜日、
16日、金沢開催のセミナーです。

 毎月、小嶋さんが主催するセミナーへは、
 
60人から70人の経営者が集まるそうです。

 いまの時期、それだけの人数が
 継続的に集まるセミナーは、そうそうありません。

 まじめに継続する人には人が集まるんですね。

 小嶋さんが、「この4つの事例を話してください」と
 選んだ事例です。こちらからごらんください。
 
http://www.lanchester-kanazawa.com/

 では、今日のメールレターの最後は、
 小嶋さんのメルマガからもうひとつ紹介します。

 僕にとって、人生を考え直す数年間でした。
 とりわけ、激動の一年間でした。
 この数年を振り返り、今年を振り返り、
 いまの僕に必要なものはこれだな、と思うことを
 小嶋さんのメルマガから転載させていただきます。
 偏屈な僕に欠けていることです。
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そうじをすると……

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101209

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   3日の明石、5日6日の福岡、そして一昨日7日の熊本。
   今月前半のセミナーを終えました。
   聞きに来てくださった、あなたにお礼を申し上げます。
   ありがとうございます。会うことができてうれしかったです。
   今回参加できないけど
とメールをくださった方もたくさん。
   わざわざありがとうございます。

   セミナーの機会をくださった山田一美先生、小串広己社長、
   そして畑岡誠也社長に深く感謝しています。

   お客が増える事例、お客との関係づくりを深める事例を
   紹介させてもらった僕こそ、いちばんの勉強になりました。
   だれよりも、教える人自身が勉強になり、育つと言われます。
   ありがたい機会を与えてくださったのに、成長しなければ
   みなさんをがっかりさせてしまいます。肝に銘じます。
      

 今日の内容
  *そうじをすると
……(おたより本文)
  *本命不合格(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  そうじをすると
……
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

   老紳士は右手に軍手をはめて、左手には2つのゴミ袋を
  持っている。空缶とその他のゴミを分別しながら、黙々と
  拾っている。圭介は、ふと立ち止まり思った。
  (ひょっとして、ボケ老人かな)

  「認知症」になった伯父がいる。夜中に突然スーツを着て、
  「今から会社へ行く。緊急役員会の招集があった」と外へ
  飛び出して行った。伯母が慌てて止めたが、そのまま
  タクシーに乗ってしまった。会社のガードマンが警察に
  通報し、大事になってしまったと聞いている。そのことが
  頭にあったので、ちょっと心配になったのだ。
   でも、仮にそうだとしても、交通事故の心配もないし、
  まぁ大丈夫だろう。


 『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』の
 本文2ページ目には、老紳士が登場します。

 ずいぶん高そうな背広をパリッと着こなしている、
 いわゆる紳士がゴミを拾っているのです。

 この本は、そんな気になる始まり方をします。
 志賀内泰弘さんが書いた、「そうじ小説」です。


 主人公の圭介はガスショップに勤務。
 リフォーム部門の工事マネージャーです。

 本文6ページ目には、ズバリ、本書のテーマが
 圭介の言葉を通して語られます。

  「じゃあですね、お聞きしますけど。いつも社長は、
   キレイ、キレイって言うけど、そうじをすると
   売上が上がるんですか? お金が手に入るんですか?」
   社長は言葉に詰まってしまった。「そうじをすると
  売上が上がるのか? お金が手に入るのか?」そんな
  ことは考えたこともなかった。社員に面と向かって
  訊かれると、答えようがない。言葉に詰まって、
  ちょっと力んで社長が言った。
  「とにかくだなぁ。キレイにすると、
   すごく気持ちがいいんだよ!」


 あなたはどう思いますか。
 そうじをすると、何かが変わると思いますか。

 売上が上がる! と断言できるなら、
 社員教育に使いやすい。社長には好都合。

 でも、言い切れません。白状しますが、
 そうじをすると、どんないいことがあるか、
 僕は明確に言うことができませんでした。

 そうじを否定しません。メリットはあります。
 でも、
そうじ第一主義というわけでもない。

 この本の主人公、圭介は
15ページ目でこう言います。


  「そうじをすると売上が上がるんですか?
   お金が手に入るんですか?」
  なとど言ってしまったが、これは社長がしつこく言うので、
  日頃から思っていることだった。そうじを
30分する時間が
  あったら、営業を一軒でも取った方が確実に「利益」に
  つながるはずだ。だって、「お客さん」はお金を払って
  くれるが、「そうじ」はお金を払ってはくれないのだから



 圭介の考えはわかります。わかる気がします。
 そうじをして損をするわけではありませんが、
 利益に直結すると言い切れるわけでもない。

 その時間を営業活動にあてた場合、
 より利益につながると考えるのは僕だって同じ。

 そこのところをだれかが教えてくれたら楽。
 メリットがわかれば頑張ることができます。


 しかし、そうじをするとどうなるのか、
 教えてくれる人はいません。だから、
 圭介は
試しにそうじをはじめるのです。

 はたして、この実験はどうなるのか。

 この本の
61ページ目で老人が言います。
 冒頭に登場した老紳士が圭介に言う場面です。


  「おぉ、そうだ。1つ言い忘れておった。忠告して
   おくがな、実は、そういうわけで、そうじをすると
   売上が上がるんじゃよ。だがな、問題はそこにある。
  『売上が上がるから拾おうとか、お金が手に入るから
   拾おう』と思ったとたん、売上が上がらなくなる。
   これがまた不思議でな。このカラクリは、ワシも
   いまだにわからん。ワッハハハ」

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ゴミを拾える人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101206

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   
1216日、金沢でセミナーをします。
   主催者の小嶋さんは、いつも考えてくれます。
   「北陸で聞けないようなセミナーをやりたい」
   その企画、発想力に頭が下がります。

   
1219日は滋賀県大津市でセミナーです。
   主催者のひとり、糀谷(こうじたに)さんは
   「有益な情報を惜しみなく出してください!」
   と、これまた地元経営者思いの方です。
   その熱意のおかげで僕に話す機会が与えられました。
   小嶋さん、糀谷さん、本当にありがとうございます。
      

 今日の内容
  *ゴミを拾える人(おたより本文)
  *煮え切らない志望校(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  ゴミを拾える人
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕は以前、雑誌の編集をしていました。
 経営者向けの月刊誌です。

 経営誌なのに、付録もあったんですよ。
 管理者向けの小冊子と一般社員向けの小冊子。

 こうあるべき。あれはだめ。もっとこうしろ。
 そんな説教調の社員教育冊子です。

 (自分から進んで読みたいと思える本を
  つくることはできないだろうか)

 社員教育の「テキスト」ではなく、
 どこにでもある「自己啓発書」でもなく、
 もちろん「マニュアル」でもない。

 
なんとなくやる気になってしまう本。
 そんなものがつくれないだろうか。

 そこから企画したのが「短編小説」。
 
64ページの小説を付録にしようと考えたのです。

 さあ、だれに小説執筆をお願いしようか
……
 僕が選んだ人は、志賀内泰弘さんでした。

 雑誌のコラムとして数ページをお願いしたことは
 ありますが、小説を依頼したことはなし。
 それでも、僕には確信がありました。

 志賀内さんだったら、おもしろい小説を書ける。
 志賀内さんだったら、読ませる小説を書ける。

 その後、何作も書いていただきましたが、
 もっとも売れ行きがよかった小説があります。

 『掃除をすると儲かるのか?』

 という小説です。

 この話の続きをもっと読みたい。そして、
 もっと多くの人に、この話を読んでもらいたい。
 僕が心からそう思える、おもしろい本でした。

 いつの日か、これが一冊の単行本になればいいな。

 そういった願いは通じるものです。
 つい先日、ダイヤモンド社から出版されたのです。

 『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』

 この本は社員に読ませてください。
 社員に読んでもらってください。

 「社長、いい本を教えていただきました」

 きっと、そう言ってもらえます。
 めずらしく(笑)、僕には自信があります。

 この本について、著者の志賀内泰弘さんはこう言います。

 (ここから)

 『信頼できる人とは、ゴミを拾える人』


 石川県七尾市に住む友人が、
 わざわざ訪ねて来てくれました。
 名古屋駅で待ち合わせをして、
 地下街の喫茶店で話をしました。
 楽しい時間は、アッという間に過ぎてしまいます。

 2時間ほど話し込んで喫茶店を出ました。
 駅の改札に続く階段の前で、
 その友人が急に前屈みになりました。
 そして、足元のゴミをサッと拾ったのです。

 別に、特別なことをしたという感じもなく、
 そのまま会話を続けて歩きました。
 でも、そのゴミというのは、
 くちゃくちゃになったティッシュペーパーでした。
 誰が鼻をかんだのかわからない代物です。

 正直に告白します。

 実は、私もそのティッシュペーパーに
 気づいていました。そして、拾うのをためらいました。
 そのためらっている間に、彼はパッと拾ったのでした。

 恥ずかしかった。
 本当に恥ずかしかった。

 さて、

 先般、ダイヤモンド社さんから発売になった拙著
 「なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?」の中に、
 こんなキーワードを書かせていただきました。

 「ゴミを一つ捨てる者は、大切な何かを捨てている
  ゴミを一つ拾う者は、大切な何かを拾っている」

 というものです。
 これは、私が
20年ほど前に
 「心の師」から教えていただいた言葉です。
 この大切な「何か」とは、何なのでしょうか。

 
20年間、ずっと考えてきました。

 実は、そんなに長い間考えても、
 「ズバリこれだ」という答が見つかりません。
 反対に、次々とたくさんの言葉が浮かんできます。
 「品格」「こころ」「おもいやり」・・・

 人によってさまざまな言葉が当てはまると思います。
 その中でも、私は「信用」という言葉を
 一番に上げたいと思います。
 人の目の前でポイッとゴミを捨てる人を、
 あなたは信用できるでしょうか。

 空缶を車の窓から中央分離帯へ投げ捨てる人。
 タバコの吸殻を、舗道に捨てる人。

 その人たちは、「信用」を捨てているのです。
 いくらお金持ちでも、
 どれほど大きな会社の社長さんでも、
 空缶のポイ捨てをするような人とは
 付き合いたくありません。

 もし、そういう人と、友達だと見られるだけで、
 こちらの信用が落ちてしまいます。

 さてさて、その反対に・・・。

 冒頭の友人の話です。
 私がもっとも大切にしたいと思う
 「信頼」できる人物です。

 (ここまで)

 あなたも同じ考えではないでしょうか。
 同じ感覚というか、価値観というか。

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社説を読む

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101203

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   印刷物を安く発注できないかと思い、ネット検索。
   わかりやすいホームページが見つかり、
   紙の色が気になったので資料請求を。

   この資料請求に対するメールがていねい。
   自動返信ではなく手書き? と思うほど。
   資料が届いた頃、タイミングよくメール。
   資料の説明もわかりやすく、なるほど!

   結局、この福井県の印刷会社に注文しました。
   すべてネット上のやりとりですが、
   まるで実店舗での有人、対面かのよう。
   ネット上で可能です。いわんや対面なら。
      

 今日の内容
  *社説を読む(おたより本文)
  *硬派気取り(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  社説を読む
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 このメールレターで何度も紹介していますが、
 志賀内泰弘さんをおぼえていますか。

 もと、
しがないサラリーマンの志賀内さん。

 志賀内さんは毎日、メルマガを発信しています。
 曜日によって内容が違うのですが、
 毎週金曜日は『ちょっといい話』の日です。

 
1126日のことでした。
 (今日はどんな話だろ
)と読み始めると、
 「みやざき中央新聞」の社説を紹介するとのこと。

 新聞の社説を紹介?

 みやざき中央新聞のことを知らない僕は疑心。

 大学入試の小論文対策として、
 新聞の社説を切り取って読んで以来、
 社説は読まないコーナーのひとつです。

 しかし、わからないものです。
 社説ということを忘れて読みました。

 「日本一心を揺るがす新聞の社説」です。
 志賀内さんいわく、「新聞に掲載された時から、
 ずっと心に残っている私の一番好きなお話」。

 読んでみませんか。


 (ここから)

 心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を


 その絵本の帯に、
 一人の名も無い主婦のメッセージが書かれていた。 

 「朗読を聴いて、うちのムスメが食事を残さなくなりました」

 絵本に食肉加工センターの「坂本さん」という人が登場する。
 実在の人物である。
 坂本さんの職場では毎日毎日たくさんの牛が殺され、
 その肉が市場に卸されている。

 牛を殺すとき、牛と目が合う。
 そのたびに坂本さんは、
 「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。

 ある日の夕方、
 牛を荷台に乗せた一台のトラックがやってきた。
 「明日の牛か
」と坂本さんは思った。

 しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。
 不思議に思って覗いてみると、
10歳くらいの女の子が、
 牛のお腹をさすりながら何か話し掛けている。
 その声が聞こえてきた。

 「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ
……

 坂本さんは思った、

 (見なきゃよかった)

 女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。

 「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。
  だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。
  ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。
  明日はよろしくお願いします
」 

 (もうできん。もうこの仕事はやめよう)

 と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。
 家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。
 しのぶ君はじっと聞いていた。

 一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。

 「やっぱりお父さんがしてやってよ。
  心の無か人がしたら牛が苦しむけん」

 しかし、坂本さんは休むと決めていた。

 翌日、学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。

 「お父さん、今日は行かなんよ!
 (行かないといけないよ)」

 坂本さんの心が揺れた。
 そしてしぶしぶ仕事場へと車を走らせた。
 牛舎に入った。坂本さんを見ると、
 他の牛と同じようにみいちゃんも
 角を下げて威嚇するポーズをとった。

 「みいちゃん、ごめんよう。
  みいちゃんが肉にならんとみんなが困るけん。
  ごめんよう」

 と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすり付けてきた。
 殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。
 坂本さんが、

 「じっとしとけよ、じっとしとけよ」

 と言うと、みいちゃんは動かなくなった。
 次の瞬間、みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。
 牛の涙を坂本さんは初めて見た。

 
(『いのちをいただく』西日本新聞社)より 


    
*    *    *    *


 その小学校(熊本県)では、助産師として
 日々キラキラと輝く命の誕生の瞬間に立ち会っている
 内田美智子さん(福岡県行橋市)と、
 酪農家が心を込めて育てた牛を毎日解体している
 坂本さんのお二人をお招きして、
 「いのち」のお話を聴くという授業をしたのだった。

 その絵本は、坂本さんの話を聴いて感動した内田さんが、
 坂本さんにお願いして出版させてもらったのだそうだ。

 その『いのちをいただく』(西日本新聞社)のあとがきに、
 内田さんはこう書いている。

 「私たちは奪われた命の意味も考えず、
  毎日肉を食べています。
  自分で直接手を汚すこともなく、
  坂本さんのような方々の悲しみも苦しみも知らず、
  肉を食べています。
 『いただきます』『ごちそうさま』も言わずに
  ご飯を食べることは私たちには許されないことです。
  感謝しないで食べるなんて許されないことです。
  食べ残すなんてもってのほかです


 考えてみたら、冷蔵庫って食べ物を腐らせないためにあるのに、
 その冷蔵庫の中でいろんなものが腐ってはいないだろうか。

 残さないで食べ切ることがどうしてこんなに難しいのか、
 特に宴会やパーティで。

 坂本さんも、内田さんも、ステキな人なんだろうけど、
 このお二人を呼んだ小学校もステキな学校だなぁと思った。

 (ここまで)

 いつもこんないい話を教えてくれる志賀内さんですが、
 いい話を紹介するだけではありません。

 以前、案内したことがあるように自分でも書きます。
 いい本を何冊も書いています。

 が、今回、これは決まり、これで決まり、という本を
 つい先日、出版しました。

 こんな小説、これまでなかったという本です。
 空き缶1本から、本1冊なんですから。

 いい話をたくさん知っている人は、
 いい話を書くことができるのですね。

 次号で紹介いたします。お待ちください。

続きを読む...

12月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101129

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   ほんの一部で心苦しいのですが、僕に送ってくれた
   メールやおたよりを紹介いたします。
   読んでくださっているあなたに、
   メールを送ってくれたあなたに、
   こころからお礼を申し上げ感謝しております。
   ありがとうございます。

   昨夜から降り続いた雪で、今朝の札幌は真っ白。
   どこもかしこも雪景色です。
   寒いから、精神きっぱりと、おはようございます!
      

 今日の内容
  *
12月を迎える前に(おたより本文)
  *子どもすぎた高校生(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
12月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★
11月2日のメールレター(無財の七施)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 村上様
 いつも勉強させていただいています。
 なかなか含蓄のある文集ぞろいで、
 ありがとうございます。
 
 今回のメール、そうですよね、「申し訳ありません」
 ばかりを繰り返すのは最悪でしょうね。
 「申し訳ないと言えば、いいと思ってるの?」
 ということになりますね。
 
 そのご本是非読みたいですね。
 いい情報をありがとうございます。

 前回の布施のお話し、布施そのものの解説って
 なかなかないですね。何故布なのでしょうか?
 先日、新潟県の西福寺と言う雲蝶の作品があるお寺に
 行きました際、布施と言うのは、
 着ている衣を施したのが始まりで、
 衣を差し上げることもできない貧困にあえいでいる人は、
 7施で施すというようなことが出ていました。
 
 私は和顔施しかできませんが、
 ギブ、ギブの人生なのかしらと思いますが、
 本当は、テイクのほうが多いのかもしれませんね。
 寒くなってきましたが、お体大切になさってください。

                    大井澄子
 
 僕がこれまで、いくつもの「クレーム対応講座」や
 「マナー研修」を受けてきましたが、いちばん納得、
 共感できる方が大井澄子先生です。西福寺を教えて
 いただきありがとうございます。行ってみます。
 無財の七施って、知っている方が多いと知りました。
 僕は本当に知らないなぁ
……となさけない。(村上)


 ★
11月5日のメールレター(謝罪ではなく拒絶)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 いい話ですね。感動しました。
 こういう話の多い集団っていいですね。憧れます。
                名古屋の
HSさん

 ありがとうございます。
HSさんは大きな会社の部長さん
 なのに、だれよりも小さな会社とのつきあいを大切に
 している方です。メッセージに心から感謝します。
 「こういう話の多い集団」って、「3人クラブ」のこと
 でしょうか。いい話をもっともっと集めますね。(村上)


 ★
1111日のメールレター(復活! 名古屋商人)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 いい本を教えてくださいました。江戸時代から続く店には
 江戸時代から続く教えがあります。それは不変の原則です。
 経営者として大切なことをたくさん吸収できます。
YKさま

 
YK社長、おっしゃるとおりです。「本業専守」も
 「派手な暮らしをせず」も、古くから言い伝えられることは
 原則なのです。時代を問わない、正しい教えということです。
 僕の代わりに取材してくださった(笑)、著者の北見先生に
 お礼を申し上げます。ありがとうございます。(村上)


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上場企業へ飛び込む

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101125

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   兵庫県のあなた、
12月3日です。
   九州のあなた、
12月5日、6日、7日です。
   まだお目にかかっていない、あなたに
   僕はぜひ会いたいです。
   ご都合はいかがでしょうか。
   今月8通目のメールレターを送ります。
      

 今日の内容
  *上場企業へ飛び込む(おたより本文)
  *あまりしゃべらなかった2人(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  上場企業へ飛び込む
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 会社概要の表紙にはオート3輪トラックの絵。
 まったく見かけなくなりました。オート3輪。

 昭和8年にタクシー会社として創業したのが
 益生(ますお)小型運送です。

 同社の会社概要には、懐かしい昭和のイラスト。
 三輪トラックで何を運んだのだろうと思います。

 「一般貨物自動車運送事業」の内容は、
 まさに文字どおり、いろんなものを輸送します。

 小型という社名ですが、同社では長いこと
 産業用の荷物を長距離輸送していました。

 経営は安定していたそうです。
 大企業から頼まれて、大量の荷物を長距離輸送。
 手堅い経営が約束されたでしょう。

 ところが、3代目の伊藤欣靖(よしのぶ)氏は
 長距離輸送をやめてしまいます。

 産業用の荷物の長距離輸送は安定商品。
 みずから売上を減らす社長はいません。
 同業者は、さぞ喜んだでしょう。

 しかし、伊藤社長にとって重要なものは
 お金ではありません。ほかにありました。

 お客の顔が見える仕事をしたい。
 それが最大の理由だったのです。

 「これは大事な荷物。大切に届けてほしい」
 お客のそんな注文にプロの仕事をみせたい。

 「早かったですね。ありがとうございます」
 お客の声が直接聞こえる仕事をしたい。

 その思いを満たしてくれるのは、
 地元のお客から依頼される近距離輸送であり、
 とりわけ手間のかかる引越事業でした。

 クレーム産業のひとつに数えられる引越は
 営業もたいへん、従業員教育も苦労します。

 よほど数をこなさなければ儲からないし
 経営も安定もしません。

 にもかかわらず、3代目は事業構造を転換。

 「私は商人です。商人はお客様と接するもの。
  商売人としてお客様の顔が見えないのは、
  ふがいないし、楽しくありません」

 三重県四日市市を地盤に、益生小型運送は
 少しずつ支持を広げます。
 受注が増えるにつれて配送範囲も広がります。
 全国に引越荷物を届けるために、
 ハトのマークの引越専門という組合に加盟。

 近距離と言わず、配達先を問わず、
 どんな引越も対応可能となりました。

 
1980年代、業績を伸ばしていった同社ですが、
 参入障壁が低い業界では競争相手も増えます。

 一時、1億円あった引越の売上は
 
1999年、6500万円にまで減っていました。

 その時期に入社したのが、社長の息子2人。
 
26歳の兄と25歳の弟でした。

 「うちのような小さな会社は、家族が協力
  しあわないと、つぶれると思いました」

 兄弟の働きぶりには、目を見張るものが
 あります。戦術を分担し、協力します。

 弟は営業エリアを名古屋の中心部に設定。
 飛び込み訪問を繰り返します。

 軒並みローラー作戦ではありません。
 望ましい客層を考えたうえでの飛び込みです。

 名古屋に本社があり、規模が大きく、
 社員の異動が全国的におこなわれる会社。
 そんな会社から引越をまかされたら安定します。

 繰り返し、繰り返し訪問します。
 見積書を送ってほしいと言われても、
 あえて持参します。超接近戦というわけです。

 はたして飛び込みで会ってもらえるのだろうか。
 そんな疑問を尋ねると、こう教えてくれました。

 「けっこう会っていただけます。意外でしょ?
  どうやら、訪問営業をする同業者は、あまり
  いないようです。アポなしで訪問すると
  めずらしがってくれるのです」


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規模より中身

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 【今日も元気に
お客が増える!】 166
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101122

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   前号のメールレターにおいて、「岡山県福山市」と
   書いてしまいました。セミナーの案内コーナーです。
   完全に間違いです。「広島県福山市」に決まっています。
   ごめんなさい。こんなミス、恥ずかしい。

   あらためて、1月
21日(金)は広島県福山市でセミナー。
   主催の妹尾(せのお)さん、まじめで僕は大好きです。
   ちなみに、福山市と言えば、鞆の浦(とものうら)。
   そうです。海援隊、坂本龍馬、いろは丸事件です。
   
http://www.fukuyama-ryoma.com/ryoma-tomonoura/index.html
      

 今日の内容
  *規模より中身(おたより本文)
  *みか子さんがうちに来た日(村上
透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  規模より中身
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 トラック運送業界は、
99パーセントが中小零細企業で
 構成されているそうです。

 1パーセントとは、業界1位の日本通運さん、それに
 クロネコヤマトのヤマトホールディングスなど超大手。

 1パーセントの存在なのに、だれもが知っている。
 資本力の差は大きく、強者ってのは目立ちます。

 日本通運ともなると、売上高は1兆
8000億円。
 売上高シェアで
27パーセントを超えています。

 日本通運グループ連結の売上高ですが、
 日本通運個別でも1兆
2464億円、
 経常利益は
2189500万円です。

 ヤマトホールディングスの売上高も
 1兆
2000億円を超えてシェア19パーセント。

 日通とヤマトの2社で
46パーセント。
 強いはず、目立つはずです。

 それに比べて、中小の運送会社って目立ちません。
 しかたないなぁ
と考えそうになりますが、
 いいんです、目立たなくて。
 むしろ、目立たないほうがいいのです。

 運送会社に限ったことではありません。
 ほとんどの会社、店、事務所に言えることです。

 知っている人だけに知られていればいい。
 知ってほしい人だけに知ってもらえればいい。

 経費と時間と労力を費やして、
 不特定多数の人に知ってもらうことより、
 限られた経費と時間と労力を集中させて、
 特定少数の人に、確実にお客になってもらうほうがいい。

 全国的に有名な会社になることより、
 支持してくれるお客から「あの会社、いいよね」と
 思われることのほうが、よほどカッコいい。

 この考え方、あなたには理解していただけますよね。
 僕のメールレター読者のあなたなら、
 「そんなのあたりまえでしょ」と思ってくれるはず。

 しかし、この考え、世間ではあまり理解されません。

 知名度を上げたいがために、
 広範囲にチラシを配布します。

 売上を増やしたいがために、
 広範囲に営業活動をします。

 なんとなく理にかなっているようですが、
 現実は、そううまくいきません。

 原理とは異なります。
 原則からはずれているようです。

 では、原理原則に忠実だと、
 本当にうまくいくのか。
 業績を伸ばすことができるのか。

 ええ、うまくいきます。業績は伸ばせます。

 なぜ、僕はそう断言できるのか。
 そんな会社と出会い、取材してきたからです。

 僕が思うに、業界ダントツナンバーワンの
 日通さんより、いい会社と思う会社があります。
 (念のため/あくまでも僕が思う基準です)

 
2009年の日本通運の業績はこう発表されています。
 経常利益率は
1.7パーセント。
 当期純利益は
509700万円。
 社員数は約3万
5000人。
 したがって、1人当たり純利益は
145000円。

 運送業における1人当たり純利益は
13万円ですから、
 日本通運の
14.5万円は、それを上回っています。

 しかし、先月、僕が取材した運送会社は
 経常利益率が
9.5パーセント。
 1人当たり純利益は
66万円です。

 どちらが、いい会社と言えるでしょうか。

 税金をたくさん納めているとか、
 多数の人を雇用しているという点では
 大企業はいい会社。そう言えます。

 一方、雇用している人数は少ないけれど、
 希望退職を募らない、転勤もなし、
 利益がしっかり確保できるので、
 働く環境や条件が従業員に好評。
 なんといっても、つぶれる心配がない。

 いまどきは、そんなことも重要です。
 取材した会社は、そんな会社です。

 この会社、知っている人しか知らない会社です。
 株式会社益生小型運送。
 三重県四日市にある、ますお小型運送です。

 この比較、あなたはどう思いますか。

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倒産する会社

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101118

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   
2011年用の手帳を決めました。
   マンダラ手帳を使うことにします。
   
10年以上、同じスタイルのものを使っていました。
   気に入っていましたが、思い切って変更。

   続けたほうがいいものと革新したほうがいいもの、
   両方があり、どちらにもメリットがあります。
   マンダラ手帳に記入しはじめていますが、
   まだまだ使いにくい。でも、きっと最初だけ。
   いまに仕事も人生もうまくいくぞ
……と夢見て。
    
  

 今日の内容
  *倒産する会社(おたより本文)
  *みか子さんからの年賀状(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  倒産する会社
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 倒産するとわかっていたら、
 その会社のものは買いません。

 倒産するとわかっていたら、
 その会社の取材はしません。僕の場合。

 倒産するとわかっていたら、
 その会社の株は買いません。
 買うという人、まずいませんよね。

 いまの世の中、どの会社がどうなるかわかりません。
 伸びる会社を知りたいけど、
 だめになる会社も、わかれば知りたい。

 倒産会社を
1600社取材した竹田陽一先生は
 『危ない会社の見分け方』という教材をつくりました。

 
中小企業の倒産鑑定人とも称される竹田先生は
 倒産の前兆をとてもくわしく教えてくれます。

 が、竹田先生以外に、危ない会社の
見分け人って
 どんな方がいらっしゃるんでしょうか。
 (「仕分け人」にならって「見分け人」と造語してみました)

 これまで、与信管理とか手形の見分け方など、
 いくつかの本を読んだりビデオを見たりしましたが
 いまひとつ「なるほど!」という気持ちに
 なれずにいました。

 僕の理解力が劣っていることも大きな原因でしょう。
 しかし僕なりの評価基準というものも影響しました。

 それは、「この人の言っていることは信用できるか」
 ということです。

 危ない会社の見分け方にかぎりません。
 どんな分野でも、どんなテーマでも同じ。

 その人の言っていることが問題ではありません。
 その人自身が信用できるかどうか。
 それこそが、僕にとって大きな判断材料なのです。

 この人が言うのだから間違いない。
 この人が言うのなら信じよう。

 そう考え、判断してきました。

 その意味で、危ない会社の見分け方についても
 この人が言うのなら間違いないだろうと
 思っている人がいます。

 株の学校アクションラーニングの代表、
 日根野(ひねの)健さんです。

 日根野さんは公認会計士。
 公認会計士って、まじめで堅物っぽいでしょ。

 そのとおり。まじめです。紳士です。
 でも、日根野さんは人間味があります。

 これまで何度も日根野さんに会っていますが、
 すべて少人数の勉強会の場です。

 5人とか
10人で勉強する場に、
 ひょっこり日根野さんも現れます。

 聞くと、驚くほどむずかしい仕事もしているのに
 いわゆる、公認会計士ぶらない。
 えらそうにしないし、いつも勉強熱心。

 これまで出会った公認会計士のなかで、
 日根野さんがいちばん
ふつうの人です(笑)

 だから、株の売買をまったくしない僕ですが、
 日根野さんに興味があり、
 メルマガを送ってもらっています。

 すると、昨日(
1117日)のメルマガで
 こんな気になるフレーズを発見しました。

 「どのようにすれば、倒産する企業を
  見分けられるか?


 メルマガをここに載せます。
 すぐ読めますので読んでみてください。
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400年続く店

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 【今日も元気に
お客が増える!】 164
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101116

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   頭痛薬「ノーシン」を売り出したのは大正7年だそうです。
   ノーシンの命名にはいくつかの説があります。

   ・脳が新しくなったように、スカッと頭痛が治る薬。
   ・「脳神経」の薬を略した
脳神説。
   ・中国の医薬の神様である「神農」をひっくり返した説。

   どの説も、もっともらしいのですが、定かではないそうです。
   (『愛知
千年企業』北見昌朗著・中日新聞社/337ページより)
   いずれにしても、商品名が人々におぼえられるのは何より。

   頭痛薬と言えばノーシンというように(バファリンも可
笑)
   「・・・といえば・・・」と、
   あなたの会社の商品やサービスも言われたいですね。

   例/事例と言えば「お客が増える!」(お粗末でした)
    
  

 今日の内容
  *
400年続く店(おたより本文)
  *恋愛小説にためいき(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
400年続く店
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 前号のメールレターで「いとう呉服店をご存じですか」と
 あなたに尋ねました。

 僕が、いとう呉服店のことを気になった理由は
 土方歳三にあります。新撰組の「ひじかたとしぞう」です。

 いとう呉服店は名古屋で創業しましたが、
 江戸、つまり東京の上野にも支店を出していました。

 北見昌朗先生が書いた『愛知
千年企業』によると、
 土方歳三が
11歳のときには、いとう呉服店の上野店で
 丁稚奉公をしていたそうです。

 さらに、
14歳から上野店の支店である亀店(かめだな)
 という木綿問屋で働いていたというのです。

 ちなみに、土方歳三が
17歳のとき、
 一緒に働いていた年上の女性を妊娠させてしまい、
 懲戒解雇されたという話も伝わっているとか。

 これは余談ですが、『愛知
千年企業』の最初のコラムで
 この話が紹介されていたものですから、なおさら
 いとう呉服店が気になりだしたのです。

 いとう呉服店だけに関してメモをとると、
 おもしろいことがあれこれあって困ります(笑)

 たとえば
……


  いとう呉服店の初代は、織田信長の家臣だった。
  小姓(こしょう)役として蘭丸を名乗っていた。
  
1611年、清須(きよす)から新しく城下町を
  築きつつあった名古屋に移り、名古屋本町で
  呉服小間物商を始めた。


 蘭丸? あれ? と思いませんか。蘭丸という
 名前については、本の中に書かれていますから
 ぜひ読んでみてください。

 僕が気になったのは、武士から商人になったこと。
 でもまあ、信長は楽市楽座を開いた人ですから、
 武士が商人になるのもおかしくないか、と。

 では、こんな記述はいかがですか。


  
1736年、5代目が呉服太物小売業に転じる。
  そして「人の利するところわれも利する」
  「正札、現金かけねなし」という6ヶ条の
  掟書による改革を行った。この小売業への
  転身は、成功だった。


 聞いたことありませんか。現金かけねなし。
 そう、越後屋の三井高利(みついたかとし)。
 三越ですね。
1673年、江戸で呉服店を開業。

 当時の呉服店は、お客によって値段を変えて
 いたそうですが、越後屋が改革してくれました。

 「正札付き現銀掛値なし」とうたい、安心して
 買い物ができるようにしたことで庶民に喜ばれ、
 お客の数を増やしたというのです。

 いとう呉服店の5代目は、三井越後屋のまねを
 したんですね。成功事例をまねる重要性を証明
 しているようなものです。

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復活! 名古屋商人

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101111

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   念のために伝えます。
   僕は、ときどき、「この本おすすめです」と
   紹介しますが、著者に頼まれて紹介したことは
   一度もありません。
   読んで、純粋に「紹介しよう!」と思った本を
   僕の興味や感性で表現し、推薦しています。

   メルマガを発行していると、
   「この本の紹介をお願いします!」
   「アマゾンキャンペーンの宣伝ご協力を!」
   とお願いされることがあります。
   結果的に、その本を紹介するとしても
   あくまで僕が読み、紹介したいと思えばこそ。
   義理でなびきません。迎合しません。

   へそ曲がりとか偏屈とか言われます。言われますが、
   そこを曲げちゃあ〜おしまいよ、と思っています。
    
  

 今日の内容
  *復活!
名古屋商人(おたより本文)
  *4階建ての屋上を歩く(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  復活!
名古屋商人
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 名古屋商人という呼び方をご存じですか。

 「尾張(おわり)商人の間違いでは?」
 何人かに尋ねたところ、
 そうおっしゃった方もいました。

 東京商人とは聞きませんが、
 大坂商人という言葉は目にします。
 博多商人も聞いたことがあります。
 名古屋商人が存在してもおかしくない。

 ウエブで検索したら
……ありました。
 名古屋商人の研究史があるんです。

 「名古屋商人って、あまり耳にしないですね」
 と昨日、名古屋の社長に話しかけたら、
 「名古屋商人も一宮商人もあるんですよ」と
 教えていただきました。

 近江商人ファンの僕としては、
 「・・商人」に興味津々。
 名古屋商人もおさえておきたい。

 そんなワクワクする思いをさせてくれたのは、
 この本のおかげです。

 『愛知〈江戸時代編〉千年企業』(中日新聞社)

 著者は北見昌朗(きたみまさお)先生。
 北見式賃金研究所の代表ですが、
 社会保険労務士の先生というより、
 歴史研究家であり、物書き。

 僕にとっては、ここ数年、次々と
 おもしろい読み物を書いてくれる作家です。

 「次は幕末だ!」と、たしかに
 昨年、おっしゃっていました。

 どんな内容だろうと楽しみにしていましたが、
 ズバリ直球、商人、商売、経営がテーマ。

 『愛知
千年企業』という本の帯に
 こう書いてあります。


 「幕末を生き抜いた名古屋商人に学ぶ」


 (松坂屋を生んだ名古屋だから、
  
名古屋らしい何かがありそうだなぁ)

 そう思って読み始めると、
 名古屋らしさの前に、
 北見先生らしさとでも言いますか、
 おもしろい切り口の本であるとわかりました。

 たとえば、目次が終わり、第1部の扉があり、
 最初の見出しが、こんなはじまりです。


 その一
 龍馬
33歳の誕生日にたおれる(=暗殺)
 その時名古屋は、「ええじゃないか」と踊り狂っていた


 あるいは、次のような著者が抱く疑問です。
 経営者なら知りたくなりますよね。


 明治の世になっても生き残っている商人は、
 なぜ生き残ることに成功したのか?


 ちなみにその答えとして、名古屋商人に学ぶ
 「生き残りのための5カ条」をこう示しています。


 第1カ条 自分の城は自分で守る
 第2カ条 本業専守
 第3カ条 時代の変化を先取りした挑戦
 第4カ条 資産は現物「土地」で持つ
 第5カ条 派手な暮らしをせず


 ほほぉ〜、うんうん、と思いました。
 これって、いまの世の中で大事なことです。
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お金払ってねDM

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   函館の四稜郭(しりょうかく)をご存じですか。
   四稜郭? 函館なら五稜郭の間違いでは?
   そう思う方が多いようです。

   実在します。四稜郭が。
   五稜郭から3キロほど離れたところにあります。
   新政府軍に追いつめられた旧幕府軍が、
   五稜郭を守るためにつくったものらしい。

   住民にも手伝ってもらい、三日三晩で完成したとか。
   急ごしらえの陣地では守り切れなかったのでしょうか。
   新政府軍の総攻撃を受けて、わずか数時間で陥落。
   知っているからといって、どうってことはないのですが。
    
  

 今日の内容
  *お金払ってね
DM(おたより本文)
  *理解ある店主(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お金払ってね
DM
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 今年はたくさんのダイレクトメール(
DM)を
 いただきました。

 郵便やメール便で送られてくるのはもちろん、
 ポスティングされる
DMも数多くありました。

 今年、母が亡くなったことにより、
 四十九日の法要や一周忌に向けて、ホールやら料理、
 引出物などの案内がごっそり届いたからです。

 墓の案内もあれば、「遺産相続のご相談は
」といった
 行政書士からの
DMもあるんですね。いまは。

 身内を亡くされた方は同じ経験をされているでしょう。
 そして、それらの
DMに感謝している方もいるでしょう。

 たいへん申し訳ないのですが、僕は、すべて不要でした。
 法事をとりおこなわない、という考えだからです。

 
10年前、父を亡くした際にもDMをいただきました。
 熱心に何度も何度も足を運んで来訪する業者もいました。
 お金をかけた、立派なカタログに恐縮しました。

 
10年前は、電話やハガキで業者に連絡しました。
 「ありがたいのですが、あいにく、そのような
……
 「もったいないので、どうかこれ以上送らないで


 今年は、どんな内容か、一つひとつ拝見しました。

 どんな
DMにも、「このたびは、さぞ深い悲しみに
 といったおたより文がそえられていますが、
 会ったことがない相手からの印刷文ですから
 正直、ピンときません。

 それより、いろんな業者の
DMをみるたびに、
 (こういう商売もたいへんだなぁ)と思います。

 猛烈な競争状態にあるのでしょう。
 「お値下げしました!」
 「今なら、・・・もサービスします!」
 という案内ばかり。もうホントにそればっかりです。

 このような料理の写真と価格が中心の
DMを見て、
 注文する人はどれくらいいるんだろう
……

 そう思っていたら、気になる一文と出会いました。
 
11月5日のメールレターで紹介した高萩さんの本、
 『サービスの心得』に、こんな一節が。

 (ここから)
  あなたにもたくさんのダイレクトメールが届くと
 思いますが、心動かされるものは少ないはずです。
 多くのダイレクトメールは単なる売り込みにすぎ
 ないからです。
  誕生日が近くなるとあちこちからバースデー記念
 の割引やら粗品進呈やらのハガキや封書がたくさん
 届きます。年齢を重ねたことを心から祝ってくれて
 いるダイレクトメールはおそらく皆無でしょう。
 どれもこれも「また買いに来てね」としか書いてあ
 りません。そう、あなたに興味があるのではなく、
 あなたのお財布や可処分所得に興味があるんですよ
 ね、と暴露しているようなものです。
 (ここまで)

 高萩さんはキッパリと言っています。

  心動かされるものは少ないはず。
  単なる売り込みにすぎないから。
  心から祝ってくれている
DMは皆無でしょう。
  「また買いに来てね」としか書いていない。
  あなたに興味があるわけではない。
  あなたのお財布に興味がある。

 そう思います。僕自身、そう思います。
 高萩さんに迎合するのではなく、
 実体験からも「その通りだ!」と言えます。
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謝罪ではなく拒絶

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101105

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   救急現場には、救急車のほかに
   消防車も到着することがあるそうです。
   救急隊だけではなく、消防隊も一緒に出動したほうが
   救護活動や応急処置に役立つ確率が高いからです。

   赤い消防車に乗っている消防隊も、
   自動体外式除細動器(
AED)を持っています。
   高層建物では、傷病者の搬出が難しいケースもあり、
   消防隊との連携によって救命効果が高くなるんですね。
    
  

 今日の内容
  *謝罪ではなく拒絶(おたより本文)
  *日本酒を一升キープ(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  謝罪ではなく拒絶
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あるホテルのコーヒーショップで女性が倒れ、
 救急車で搬送されたそうです。

 その際、赤色灯を回した消防車も現場に到着。
 それがもうひとつの事件を起こしてしまいました。

 コーヒーショップにいた、ほかの女性が
 消防車を見てびっくりしたんですね。

 えっ、火事なの、と
 
心臓が止まりそうになったらしいのです。

 驚いたその女性は、
 コーヒーショップのスタッフに文句。

 このホテルが火事? と驚いたのに、
 火事ではなく、急病人が運びだされただけ。
 ホテル側は、その事実を、なぜ私に知らせないの!
 こんなにびっくりしたのに
……
 と怒ったというわけです。

 「私、びっくりしたじゃないの。
  心臓が止まるかと思ったわよ」

 「あんたたち、ここはファミリーレストランじゃない
  のよ。ホテルのカフェよ、わかっているの」

 「あんたじゃ話にならないわ、
  店長を呼びなさい」

 コーヒーショップ中に響き渡る声で怒鳴り、
 叫び、店内は騒然。


 (通じてますか? ある本を読んでいただければ、
  ご理解は早いのですが、まずは話を進めます)

 ホテルの男性スタッフは平謝り。
 店長も登場して平謝り。

 「申し訳ございません。本当に申し訳ございません」

 怒り狂ったかのように大きな声を出す女性に、
 反射的に謝るスタッフ。
 それでも罵声を発する女性に対して、
 さらに謝り倒すスタッフ。


 もし、僕がこの場にいたら、
 いたたまれない気持ちになっていたでしょう。

 そう、僕はこの恐ろしいドラマは見ていません。
 この場に居合わせたのは、我ら「3人クラブ」の
 最重要メンバー、高萩徳宗(たかはぎのりとし)氏。

 ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツの
 代表者、高萩さんです。

 高萩さんは、こう言います。
 高萩さんの考えに注目してください。重要です。


 (前略)
 この対応はとてもホテルとは思えない、最悪のものです。
 「申し訳ございません、本当に申し訳ございません」と
 ひたすら謝るのは「謝罪」ではなく「拒絶」です。
 「あなたとはもう距離を置きたいのです。これだけ
 謝っているのだから、もう許してくれてもいいじゃない
 ですか」と、本当の気持ちは相手を受け入れていません。
 相手もそれは察します。「この人たち、表向きは謝って
 いるけど、私の言っていることには同意していないわね」
 と怒りは治まるどころか増幅します。謝り倒すのは
 クレーム対応としては最悪の手法です。
 (後略)
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無財の七施(むざいのしちせ)

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   「配信を停止してください」というメールが届きました。
   アドレス帳を開きましたが、何度探しても、
   そのアドレスは配信リストに存在しません。不思議です。
 
   「あなたさまのアドレスは登録していません」と返信するのは
   能がない気もします。困りました。はて


   もしかすると、このメールレター読者の方が、
   毎回転送しているのかもしれません。
   
fujii という方をご存じありませんか。
   メールレターの配信をしていないアドレスの方から
   配信停止依頼を受けた場合、どうすればいいのだろう
……
    
  

 今日の内容
  *無財の七施(むざいのしちせ)(おたより本文)
  *高校生のくせにサンロクで(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  無財の七施(むざいのしちせ)
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「お布施」という言葉の意味をあなたはご存じですか。
 なんとなくですが、寄付をする、恵むという感じかな、
 と思っていました。

 じつにあやしい解釈ですが、こういうときは、
 うやむやにせず、すぐ辞書をめくる
……

   ふせ【布施】
     ・人に物を施(ほどこ)しめぐむこと。
     ・僧に施し与える金銭または品物。

 ふむふむ、意味はわかったものの、
 いまの僕には、人に施す余裕がありません。

 ギブ&ギブ&ギブ、差し上げられるものなら
 与えたいという気持ちはあるのですが、
 人さまにあげられるほどの余裕はなし。

 どちらかといえば布施してほしい(笑)

 そう思っていましたが、
 (こんな僕でも布施できるんだ!)ということを
 明石の税理士、山田一美先生に教わりました。

 今日、あなたに送るメールレターは
 山田先生が発行するニュースレター
 『あっ!
一位作りの種』No.31より一部転載です。


 (ここから)
 今回のテーマは、『無財の七施(むざいのしちせ)』です。

 神戸にある須磨寺の貫主(かんじゅ)から「無財の七施」を
 教えていただく機会がありました。お金やお供えなど
 「物で布施」をすることを「財施」といいます。
 「布施」とは、見返りを求めない行為だそうです。

 お金やお供えものというような物がなくて
 「財施」をしたくてもできないときには、
 何もできない
……と思いがちですが、物がなくても
 誰でもできる布施があるというのです。
 それが「無財の七施」です。


 1
. 眼施(がんせ)
  まなざしの施し。想いは目に出ます。
  優しい心は目を通して相手につたわります。

 2
. 和顔施(わがんせ)
  笑顔の施し。いつも和やかな(なごやかな)顔つきで
  接しましょう。喜びを素直に顔の表情に表しましょう。

 3
. 言辞施(ごんじせ)
  言葉の施し。優しい言葉や思いやりのある言葉、プラスの
  言葉を自らが使う、話すときも使う。何かにつけて
  「私は幸せ」と言う人は自分も回りも幸せな気分にして
  くれます。「おかげ様で」や「ありがとう」の感謝の
  言葉もいいですね。たった一言で人生が変わります。
  心が豊かになります。

 4
. 身施(しんせ)
  身の施し。自分の体で奉仕することや身体で示すことを
  さします。せまい道で車が行き交う場合には譲り合わないと
  離合できません。ガンとして動かない車に遭遇することが
  ありますが、そんな時こそ身施。道を譲ってあげましょう。

 5
. 心施(しんせ)
  心の施し。心を込めること。自分の仕事、たとえばコピーや
  掃除を「こんな単純な仕事はいやだ」と思って雑な仕事を
  すると場合と、その先を考えて心配りをしながら仕事をする
  場合とでは大きな違いがあります。自分が雑な仕事をするから
  雑用になります。他のために心を配り、喜び・悲しみ・痛み・
  苦しみを感じ取れる心をもつことで、心が豊かになります。

 6
. 床座施(しょうざせ)
  席の施し。電車の中で席を譲る行為。この時、席を譲った人が
  座ってくれた人にありがとうと言います。良いことをしたと
  感じることができるのは、座ってくれた人がいるからです。
  だから「座ってくれてありがとう」なのです。

 7
. 房舎施(ぼうしゃせ)
  風や雨露をしのぐ所の施し。一夜の宿の施し。知らない人に
  一夜といえども宿を貸すのは今のご時勢難しいことかも
  しれません。須磨寺貫主のご経験から「出会いの場をきれいに
  しておく」ということでも構わないということです。

 このお話を聞きながら、「近江商人の商売
10教訓」の
 7番目を思い出しました。

 『7
. 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
  つけてあげれるものの無い時は笑顔を景品にせよ』

 つけてあげれるものが無い時、笑顔と一緒に
 優しい眼差しと、思いやりの言葉をかけて、
 相手のためになることをし、何ごとも心を込めて行い、
 買ってくれてありがとうと言い、
 出会いの場をきれいにしておく・・ことが
 出来るのですね。

 自分にできることで「布施」をした人は、
 布施をした人の心が豊かになり、その相手の方の中には、
 その事やその時の気持ちが残っていくということも
 須磨寺の貫主に教えていただきました。

 (ここまで)

 一番目から七番目までの施しですが、
 たしかに物やお金ではありません。
 すべて自分の心しだいであげられるものですね。

 僕はつい、形あるものに頼ります。
 目に見えたほうがわかりやすい。
 物やお金のほうが価値を感じてもらいやすい。

 無意識のうちに、そう思い込んでいます。

 と、書いて、気がつきました。

 いや、待てよ。
 物を差し上げたほうが楽だから、
 形あるものを提示したほうが簡単だから
……

 そう思い込んでいるに違いありません。僕は。

 と、反省すると同時に、気がつきました。

 これって、お客への対応と同じではないでしょうか。
 商品の差別化はむずかしい、と思いがちですが
 きわだった差別化策がなくてもできる布施がある。
 そう言えませんか。

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11月を迎える前に

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   毎月月末は、1ヵ月を振り返ってあなたにお礼。
   読んでくださったあなたに感謝。
   おたよりを書いてくれたあなたに
   こころからお礼と感謝を申し上げます。
   ありがとうございます。

   気温が低くなってきました。
   ちょっとはやいかな、と思っても
   手ぶくろを
はくといいかもしれませんね。
   (北海道では「手袋をはく」と言います)
    
  

 今日の内容
  *
11月を迎える前に(おたより本文)
  *カンカイでちびちび(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
11月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ★
10月5日のメールレター(ニンニクのこと)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 いつも、楽しいメルマガ有難う御座います。
 冒頭のにんにくの作付けの件。気になったので、
 ご連絡しています。

 ちりめんじゃこは、昨年より、約、1ヶ月、遅れて、
 今頃、夏のちりめんじゃこが、獲れ始めています。(淡路)
 ですし、季節感は、2週間ほど、昨年より、遅い感覚です。
 どうでしょうか? 
10月ではありますが、、、。
 今からでも、にんにくの、。植え付け作業を・・・・

 で、出来上がったら、お好きなじゃこと、交換・・・
 なんて、。あほなことを考えています。
 でも、今からでも、間に合うんじゃないですか?
 おせっかいです。失礼します。(^
^)/
             じゃこばんざい  中尾

   たいへん勇気づけられました(笑)ホントです。
   気が楽になりました。このメールをいただいたあと、
   にんにくを植えました。植えてよかったです。
   おせっかいって、ありがたいものです。
   中尾社長、ありがとうございます。(村上)


 ★
10月5日のメールレター(ガソリンスタンドのこと)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 確かにここ数年のガソリンスタンドの撤退・廃業は
 すごいスピードですよね。
 旭川市内でも乱立気味とも思えたガソリンスタンドが
 弱肉強食よろしく淘汰されていっています。
 「あれ?ここ辞めちゃったんだ」とか「空き地になってる」とか
 従業員が給油してくれるタイプのスタンドだったのが、
 セルフ給油式に変わるのはまだ良い方で、いつの間にか
 コンビニやお弁当屋さんに変わっていたり。

 確かに世の中「エコ」が大声で叫ばれ、電気自動車がもてはやされる時代。
 (このエコカーと呼ばれるクルマ達も本当の意味で乗換えがエコロジーに
 相当するのか?乗り出してからは確かに燃料を食わない、環境にやさしい
 乗り物かもしれませんが、このクルマを新規で1台製造するまでにかかる
 お金や時間、それにCO2発生量。
 小生としては疑問であり納得がいかない部分ですけど。。。)
 ガソリンスタンドも価格競争がかなり激しいのでしょうね。

   車の買い替えがホントにエコ? 鋭い指摘です。
   そうかもしれませんね、旭川の
Cさん。
   いつも、ものの見方、考え方に新たな気づきを
   ありがとうございます。気温ご注意。(村上)


 ★
10月7日のメールレター(3人クラブのこと)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 おはようございます。神戸の余川です。
 「3人クラブ」発足おめでとうございます!
 また、心待ちするセミナーが開催されそうで
 うれしく思います。
 おっと、その前に年末明石での「2人クラブ」(笑)
 でお会いできますこと楽しみにしております!
 季節の変わり目ですので、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。

          神戸の動産買い取り
              余川 英俊

   余川社長、なるほど、うまいですね。2人クラブですか。
   僕は、余川社長がなさっている「動産買い取り」ビジネスが
   とても気になっています。こんど話を聞かせてください。
   
12月3日のセミナーにお越しいただけるのですね。
   ありがとうございます。待っています!(村上)

 
 「3人クラブ」誕生!
 おめでとうございます。
(^O^)
 これからのご活躍楽しみにしております。
 
   新潟の
H先生、ありがとうございます。
   顔文字、うれしいです。 
(^O^)/ これです。
   女性からのお言葉、ものすごくうれしいです。
   ぜひ、3人クラブで新潟に行きたい!(村上)


 ★9月
16日のメールレター(名刺の役割のこと)に
  こんなおたより。ありがとうございます。

 いつもお世話になり有難うございます。
 れいあうと・にっしん株式会社、名倉です。
  先日、ご案内を頂きました「名刺力」セミナーも、
 明日で前半戦が終了。今日は参加者の一番多い、
 中央支部さんで講演でした。講師評価も大変よく、
 セミナー後の講師との個別相談も
10件、希望を頂きました。
 今までの新記録らしく、商工会議所の担当者様からは、
 「名倉さんのおかげで、仕事が増える!」とありがたい言葉を
 頂きました。
 
 さて、本日のセミナーに、
G社のG様がお見えでした。
 ご挨拶頂いた時に、村上さんのメールレターを見ての参加です
 との事でした。村上さんの大変なファンだともおっしゃって
 いました。皆さんの応援が、大変いい結果となってきております。
 重ねてお礼申し上げます。 取り急ぎ、まずはお礼まで

   9月
16日に、「名刺のことなら名倉さんがいいですよ」と
   僕が一方的に紹介したのですが、そのお礼&報告メールです。
   大好評だったんですね。おめでとうございます。
   
G社長、ご参加くださったんですね。ありがとうございます。
   
G社長、こんど名刺を見せてくださいね。(村上)


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悪名高い音声ガイド

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   「も〜、痛くてひなったわ」
   「まるさら持ってきて」
   「がやがやしてゆるせくないね」
   「くろを掃いて」
   「そんなぶしょったくしてたら恥ずかしいよ」

   静岡で静岡弁を耳にしました。
   まるっきりわかりませんでした。
   青葉横丁の静岡おでん屋さんで、静岡県民に
   
しぞーか弁を教えてもらいました。

   【ひなる】ひーひー叫ぶ
   【まるさら】まるごと
   【ゆるせくない】気が休まらない
   【くろ】隅(すみ)
   【ぶしょったい】不潔な
    
  

 今日の内容
  *悪名高い音声ガイド(おたより本文)
  *山小屋で暮らし始める(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  悪名高い音声ガイド
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★
 音声ガイドが悪名高いとは知らなかったのですが、
 悪名高くて当然と思っている村上です。

 身近で、しかも信用し、尊敬している方が
 こう言っているのです。

  あのクソ丁寧な「コンピューターの音声ガイドさん」

 溜飲(りゅういん)を下(さ)げるとは、まさにこのこと。
 (不平.不満などを解消して胸をすっきり、気を晴らすこと)

 不満が解消したわけではありませんが、
 ほら、やっぱりそうでしょ! とすっきり。

 なんたって、ホワイトベースの小串(おぐし)社長が
 メルマガのなかで断言しているのです。

 メルマガ「経営脳科学研究室」読者の方には、
 重複することになり、たいへん申し訳ありませんが、
 
1015日の本文から一部、掲載させてください。

 「経営脳科学研究室」
Vol.27920101015日)より
 以下、転載いたします。

 (ここから)

 昨日、美容室の「最大の利点」と「最大の弱点」は
   最大の利点とは「お客様の髪が伸びること」
   最大の弱点は 「お客様の髪が伸びること」
 つまり、諸刃の剣だと書きました。


 最大の利点が最大の弱点となり、
 経営で最も大切なことに気付かない。

 経営で最も大切なこととは何かを教えてくれるのが
 下記の言葉です。

 ★ランチェスター経営の竹田先生は、顧客維持で最も大切なのは
   お客様に 好かれ
   お客様に 気に入られ
   お客様の 役に立つことをする。

 そして、
   お客様に 忘れられないようにする

 それはつまり
   商売人が お客様を 忘れないようにすることだ。

 そう言われます。
 簡潔な表現 さすがですよね。。。

 ★さらに、こう付け加えられています。
 お客様に好かれる前に、やらないといけないことがある。
 それは
   お客様に 二度手間をかけさせないこと
   お客様に 不便をかけないこと。
 この二つの意味は、少し分かりにくいので
 私の体験談を話します。

 私が使っている携帯電話のことで分からないことが有り
 「○○携帯電話サービスセンター」へ電話をかけたときの
 ことです。
 電話をかけると、 と・て・も・丁・寧 な案内が
 流れてきます。
 これが、あの悪名高い「音声ガイド」というやつです。

 散々あのクソ丁寧な「コンピューターの音声ガイドさん」に
 たらい回しされ、話を聞きたい「人間の担当者さん」に
 やっとの思いでたどり着くまでの所要時間が 5分 !!!

 私は、分からないことを聞きたいだけだったのに
 「人間の担当者さん」にたどり着いた時には、
 悲しいかな「悪質なクレーマーの心」が
 芽生えていたのです。。。
 (これ以上書くと、怒りの炎が燃え上がりそうなので・・・)

 大企業は、クレーム対策をする前に善良な市民を、
 「悪質なクレーマー」に変身させない対策を講じた方が
 クレーム対策をするより先だと思うのですが・・・

 「○○携帯電話サービスセンター」って実は
 「○○携帯電話 お客様の声排除センター」なんですよね。


 大企業さん
 お客様に 好かれようと考える前に まず
   お客様に 二度手間をかけさせないこと
   お客様に 不便をかけないこと。
 を やるべきだと思うのですが・・・

 小さな会社でも、このことは真剣に考えないと
 いけないと思います。

 頭の中が、売ることばかりを考えていると
 お客様に迷惑をかけていることに気付かないものです。
 気をつけましょうね。。。

 (ここまで)

 僕も以前から、音声案内にへきえきしていました。
 しかも、音声案内だけに問題を感じるのではなく、
 音声のあと、生身の担当者に代わってからの対応にも
 大いに不満を抱くことがありました。

 そして、つい先日も、ある大手メーカーの
 音声ガイドを経て、担当者と接し、
 僕は爆発(笑)してしまいました。

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人生は豆腐のようであれ

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   僕のまわりには優秀な方が多い。
   「来年の計画? だいたいできました」
   という人がけっこういます。

   僕はその点、まったく怠け者でして、
   
12月にならないと、あせらない。いけませんね。
   なにしろ、来年の手帳をどうするかで思案中。
   来年こそ、マンダラ手帳に切り替えようか
……と。

   雪虫を見ました。
   小さくて、白くて、ふわふわしています。
   もう少しで雪が降ります。冬が訪れます。
   今年こそ
11月中に計画を立てます。
    
  

 今日の内容
  *人生は豆腐のようであれ(おたより本文)
  *媒酌相手(ばんしゃくあいて)(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  人生は豆腐のようであれ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「測量で使うプレートなどをつくっている会社でね、
  カクマルさんという社名だから。ほら、道路や歩道に
  丸や四角の金属プレートが埋まってるでしょ。敷地の
  境界にはコンクリートの角柱が埋まっているでしょ。
  全部、角か丸でしょ、形が。だからカクマルって


 ランチェスター経営の竹田陽一社長に教えていただいた
 株式会社カクマルさんについて、前号で伝えました。

 おぼえやすい社名って大事ですよね。
 カクマルって、おぼえやすい。

 きっと、竹田先生が言うとおり、
 測量用材が角形か丸形だからカクマルなんだろう


 創業当初から測量用材をつくっていたとすると、
 角や丸に縁があったということになります。
 そう思いながら、曽根田(そねだ)社長に尋ねました。

 「昭和
35年、父が角丸産業を創業した頃は、おもに
  電力用計器板および木製品を販売していました」

 その後、電力・通信用架線金物、コンクリート電柱、
 木製の電柱を販売。測量用材を販売し始めたのは
 昭和
50年(1975)になってからのことでした。

 昭和
58年(1983)、事業を拡大するため
 電設資材部と測量資材部を分離します。

 曽根田氏は測量会社を訪ね、官公庁に日参し、
 角丸産業の存在価値を広めていきます。

 平成4年(
1992)、社名を角丸産業株式会社から
 株式会社カクマルに改め、曽根田馨氏が社長に就任。

 以後、測量のことといえばカクマルが代名詞になるほど
 同社は全国を舞台に躍進を続けています。

 ところで、カクマルの由来は
……

 「カクマルという社名は、創業者の曽根田俊郎が、
  陸軍工科学校の区隊長より教えられたものです」

   人生は豆腐のようであれ。
   原料は大豆。
   丸くてまめであれ。
   四角で几帳面であれ。
   柔らかで柔軟であれ。

 その趣旨から角丸産業として創業したのです。

 「どんな時代にあっても、柔軟に事業計画を変えられる
  企業体質をつくりなさいという教えが込められています」

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ありがたい代理店

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   通販というのでしょうか。いわゆる「お取り寄せ」。
   初めてネットでお米を取り寄せてみました。
   いつも、安い米を求めて生協へ足を運びますが、
   新米を意外に安く送ってもらえると知ったからです。

   でも購入を決めたのは価格だけじゃないんですよ。
   商品名がいい。「親父の新米」。こういうのに弱い。
   そして決定的な理由は、精米した際の「糠(ぬか)」も
   一緒に送ってもらえること。これでぬか漬けに挑戦。
   さらさらした糠が、とても気持ちいいです。
   
https://i-magazine.jp/bm/p/bn/list.php?i=dashiinochi&no=all&m=62
    
  

 今日の内容
  *ありがたい代理店(おたより本文)
  *生意気にも酒を飲む(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  ありがたい代理店
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「福岡で占有率1位の会社を紹介していただけますか。
  できれば、マスコミにあまり知られていない会社で


 そんなわがままなお願いをしたところ、
 「あー、あるとよ」(という感じで)
 即答してくれたのは、さすが竹田陽一先生です。

 「測量で使うプレートなどをつくっている会社でね、
  カクマルさんという社名だから。ほら、道路や歩道に
  丸や四角の金属プレートが埋まってるでしょ。敷地の
  境界にはコンクリートの角柱が埋まっているでしょ。
  全部、角か丸でしょ、形が。だからカクマルって


 なるほど
たしかにカクとマルです。
 言い得ていると納得。おもしろい社名です。

 少し話をうかがうと、福岡で1位どころか、
 日本で市場占有率1位の会社らしい。
 従業員は二十数名。「お客が増える!」にぴったり。

 これは取材させていただくしかない。
 と、暑い時期に取材しました。もちろん福岡で。


 カクマルが創業したのは昭和
35年。
 現社長の父親が材木屋として独立したものです。

 工事現場や測量現場に行くと、
 頭の部分を赤く塗った木杭を見かけます。
 最初は、その木杭を加工・販売する会社でした。

 2代目、曽根田馨(そねだ
かおる)社長が
 入社したのは昭和
49年の3月2日。

 「3月1日が高校の卒業式。『遊んでるひまはないよ』
  とおやじに言われまして、卒業式の翌日に入社。
  最初の一年間は便所掃除、草むしり、窓ふき」

 これがたいへんだったと曽根田社長は言います。
 そうじがたいへんだったのではありません。

 「むずかしい作業を与えられたり、きついことを
  言われたりするのならいい。その逆。何も言われない。
  自分で考えろと。それがたいへんでした」

 入社して不思議に思ったことがありました。
 売上があるのに、なぜか会社にお金がないことです。

 材木屋という商売は、相手が払ってくれるまで待つ。
 それが業界慣習であると知り、やはり不思議。

 測量は全国各地でおこなわれているのに、
 自社のお客が増えないことも不思議でした。

 父親はこつこつタイプ。
 古いつきあいを大事にし、
 拡大を望まない生き方だったからです。

 曽根田社長は、お客を増やしたくてしかたない。

 (もっとお客さまを増やせるのに


 両親を説得しました。

 「同じ日、同じ時間に営業マンが動く方法がある」

 販売代理店の開拓です。

 それから、1年かけて九州の北部を開拓。
 2年目で九州の半分。
 3年目で九州全土。

 次は中国、関西と北上して東北、北海道まで。

 夏の暑い時期には暑い沖縄で営業。
 冬の寒い時期には寒い北海道で営業。

 「御社と取引をしていただきたくて、
  福岡からまいりました。
  かんたんに帰るわけにはいきません」

 気合いが違います。
 そのかいあって、現在、全国に
 
144の特約販売店を展開しています。


 お願いしたからといって、かんたんに
 特約店になってくれるわけではありません。

 注文を受けたら即、加工。
 翌朝までに届けられそうな距離なら
 ライトバンに積んで出かけます。

 発注した測量会社はびっくりです。
 出社したら荷物が届いているのです。
 まるで、アスクルならぬ
アサクルです。

 しかも、ふつうなら、届け先は注文をくれた
 会社の事務所ですが、曽根田社長は違います。
 届ける商品が使われる現場まで運びます。

 そんな気配りがお客から支持を得ました。
 だからこそ「カクマルの商品を売りたい」という
 代理店が全国に誕生したのです。

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しあわせの三角形の法則

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   ノーベル化学賞を受賞した鈴木先生の実家は、
   北海道の鵡川町(むかわちょう)なんですね。
   鵡川特産のししゃもを販売している店とは
   知りませんでした。これは重要です(笑)

   鵡川では、今年のししゃも漁が始まりました。
   例年
10月と11月の約2ヵ月間のみです。
   ししゃもを食べると、頭がよくなるのか。
   少なくとも、「本物のししゃも」でなければ
   効果効能は期待できないでしょう。
   北海道の本物ししゃもをよろしくお願いします。
   
http://kanedaioono.com/setsumei.htm
   (鈴木商店の情報でなくてごめんなさい)
    
  

 今日の内容
  *しあわせの三角形の法則(おたより本文)
  *学力の劣等感(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  しあわせの三角形の法則
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「近江商人」と聞けば、「三方よし」を連想。
 そんな人が多いようです。あなたはいかがですか。

 
10月5日のメールレターは
 近江商人の4代目が主人公でした。

 「現在も
三方よしが成立しているのです」
 と書いたところ、こんな返信をいただきました。

 「近江商人の時代は、三方よしが当たり前だったので
  しょう。現代は三方よしが見られませんね」

 ホントそうですね、と申し上げたい気もしますが
 いやいや、今も三方よしにあふれています。

 売り手だけにメリットがあるのではなく、
 買い手だけが満足するのでもなく、
 両者がしあわせになり、周囲や社会にも好影響。

 そう解釈するならば、世の中は三方よしだらけ。
 「しあわせの三角形」(勝手に造語)は
 あちこちで成立しています。

 本来、商売はそういうものです。

 売り手だけが得をする商売は続きません。
 最初は買い手をだませても、やがて見限られます。

 買い手だけが得をしていたのでは売り手が困ります。
 大安売りは買い手の満足度を高めますが、結局、
 売り手は自分で首をしめることになります。

 この状態を継続している会社は多数あります。
 遅かれ早かれ消えていく会社です。

 しかし、しあわせの三角形をつくっている会社も
 これまた数多くあります。

 売り手がよし、買い手はもちろんよし、そして
 第三者や地域住民、社会に喜ばれている会社です。


 業績が好調な会社を取材していて気づきました。
 商品を販売した相手、サービスを提供した相手以外に
 とても多くの人に喜ばれている構図が浮かぶのです。

 きっとあなたも三角形の一角をしめているはず。
 しあわせのトライアングルの一員のはず。

 1売り手
 2買い手
 3仕入先

 1メーカー
 2卸
 3小売

 1卸
 2小売
 3エンドユーザー

 1売り手
 2買い手
 3買い手の家族

 どこにでもある関係、昔から存在している関係ですが、
 うれしさが伝わる
三角関係と思いませんか。

 僕も、三角形の一員なんですよ。

 僕は「お客が増える!」という事例教材を販売していますが、
 コンサルタントや税理士、社会保険労務士の先生方が
 多数購入してくださいます。

 その先生たちが自分で勉強するだけではなく、
 指導先、顧問先、関与先を集めた勉強会の教材として
 活用してくださっています。

 僕と、購入してくれた相手との双方向のみならず、
 その先にいる経営者も含めた三角関係が成立!

 だから、ときどき存じ上げない社長から連絡がきます。
 「いつも『お客が増える!』で勉強しています
……」と。

 そんなことがあると、僕は本当にうれしい。
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「3人クラブ」誕生!

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 【今日も元気に
お客が増える!】 154
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101007

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   自分の知らないところで、ひそかに進行していた

   そんなこと、ありませんか。

   誕生日パーティなど、なんらかの祝賀会。
   孤軍奮闘、困っていたところ、
   心ある人たちが協力して応援してくれた。

   そんなうれしいことがあると、
   人に教えたくなってしまいます。
   あなたはいかがですか。
    
  

 今日の内容
  *「3人クラブ」誕生!(おたより本文)
  *やむを得ない進路決定(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「3人クラブ」誕生!
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 おお、知らなかった! 光栄!
 そんなことが、僕にもありました。

 昨日です。
10月6日の朝、知りました。
 影響力があるメルマガで発表されたのです。

 「3人クラブ」という世界にひとつしかない
 組織が結成され(ちょっとオーバー?)、
 しかもそのメンバーに選ばれたのです!

 3人クラブですよ。所属できるのは、わずか3人。
 その1人ですから、自慢したくなります(笑)

 そのメンバーが、これまたすごい。
 (僕がその一人でいいの?)
 と、たじろぐほどなんです。

 では、この「3人クラブ」スタートが発表された
 メルマガを、お読みください。


 (ここから)

 ▼▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽▼ 
     「経営脳科学研究室」 
Vol. 272

     売る側と買う側を繋ぐ「脳」
     単純で複雑な脳の機能を
     シンプルに思考する・・・。

 ▲△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△▲
 ■〔1〕本日のテーマ
 ■〔2〕編集後記
 ■〔3〕定期ハガキ代行の案内
 ■〔4〕セミナーの案内
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■〔1〕本日のテーマ
    祝! ★ 1周年 ★
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは、ホワイトベースの小串です。
 本日のテーマは、 祝! ★ 1周年 ★

 今日の内容は、読者の要望を無視しながら、
 しつこく連載している
 「 いつの間にか セミの声が 」 は一時お休みして

 ★ 1周年 ★ に相応しい内容にしたいと思います。

 それでは・・・
 
--------------------------------------------------------------
  じゃん じゃ じゃ〜ん 
  祝! ★ 1周年 ★  で〜す。

 自分で祝うのは、なんか変な感じですが
 誰も気付いてくれるわけないので、
 自分で祝っちゃいます。。。(笑)

 ★ 重大発表があります ★

 あなたの会社・店の売上(利益)を必ずアップさせるクラブ

  「3人クラブ」をスタートします。

 まず、これを読んでください。(3人クラブ No
.1)
 
----------------------------------------------------------------
 【ベルテンポの存在意義】

  旅を通じてお客さまの人生を応援する旅行会社であること

 【高萩徳宗の夢 こんな日本がいいなあ】

 1.心の豊かさを感じ、みんなが笑顔でいられる日本。
 2.子供が目を輝かせて夢を語り、大人が全力でその夢を応援する日本。
 3.人生の大先輩であるお年寄りが社会の邪魔者扱いされない日本。
 4.優しさが街中に溢れる、人の心の痛みがわかる日本。
 5.楽しいことを普通に楽しむ、休む時は休む、頑張り過ぎない、
   そんな肩の力を抜くことが許されるリラックス出来る日本。
   そして、
 6.正しい道を真っ直ぐ歩くことが許される日本。

  この高萩さんの思想
  みなさん素晴らしいと思いませんか!!!


 次は、これを読んでください。(3人クラブ No
.2)
 
----------------------------------------------------------------
  あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
  あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
  好きな人、愛する人がたくさん増えますように。
  気持ちをこめて、祈っています。心より。

     お客が増える★プロダクション 村上 透

  この村上さんの思想も
  本当に 素晴らしい !!!


 次は、私  (3人クラブ No
.3)
 
----------------------------------------------------------------
   素直で
   真面目で
   一生懸命の方へ

 素直で 真面目で 一生懸命 頑張った人たちが繁盛している???
 今、世の中を見渡せば決してそんなに甘くはありません。

 素直に真面目に一生懸命頑張っている人たちは、大手チェーン店や大型
 量販店に凌駕され苦しい経営を余儀なくされています。

   なぜでしょう? 

 人類は進化しているはずなのに・・・
 進化の恩恵を受けることが出来るのは
 能力が高い一握りの人たちだけなのでしょうか?

   それを進化と言えるのでしょうか?

 私は「素直で 真面目で 一生懸命」頑張っている人たちを
 応援していきたいと考えています。


  先の2人ように、上手くまとまっていませんが
  これが、私の思想です。
 
---------------------------------------------------------------
 高萩さん
 村上さん
 そして私 小串

 その3人が「3人クラブ」で2日間連続セミナーをします。
 1人1時間半 3人が1日2回のセミナーを2日間連続です。

 普通のセミナーではありません。

 セミナー終了後、セミナーの内容を実行に移すための時間を設け、
 確実に実行していただくための

  あなたの会社・店の売上(利益)を
  必ずアップさせるクラブなのです。

 3人ともコンサルタントを生業(なりわい)としているわけではありません。
 コンサルタントでは無いからこそ「本当のこと」が言えるし
 コンサルタントでは無いからこそ「本当のこと」が出来るのです。

 高萩さんには
  「おまけや 値引きは サービスではない」を

 村上さんには
  全国数百社の社長取材経験を通した「経営の本質」を

 小串は
  理論を実行するための「はがき」という道具の使い方を
 
 それぞれ担当します。

  ランチェスター経営の竹田先生がよく「富貴」の話をされます。

    凡人は豊かになるのが先だと。
    先に豊かにならないと「貴い」心を持つことは難しいと・・・

  そして、もう一つ
  
    個人と 会社の命に支障が無い限り
   「一歩 前に 踏み出しなさい」と・・・

 これまで書いてきたこと、すべてを含めて
 「3人クラブ」をスタートしたいと思っています。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■〔2〕編集後記
  実は、この計画
  高萩さん
  村上さん
  お二人には、まだ了解をいただいておりません。

 なんたって高萩さんは今、カナダから日本へ戻っている途中です!!
 私が勝手に発表したのです。

   高萩さん〜〜 村上さん〜〜
   申し訳ありません。

   でも、この計画実現させませんか?

 この計画が実現するかどうかは、読者の方の応援次第です。
 私は、ぜひ実現したいと思っています。

   応援 宜しくお願いします。
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ゴミをどうぞ

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 【今日も元気に
お客が増える!】 153
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20101005

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   9月中に、にんにくを植えなければと思いつつ
   もう
10月に入り、すでに5日。あせります。
   ほんの1時間でも畑に出ればいいのに
   毎日、つい後回し、先送り。

   種のまき時、苗の植え時というものはあるものです。
   農耕だけではなく農耕型営業にも。
   もっと早く準備をしておけば
……
   これまで何度後悔したか。それなのに。
   僕はきわめつけの凡人のようです。
    
  

 今日の内容
  *ゴミをどうぞ(おたより本文)
  *数字より漢字が好き(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  ゴミをどうぞ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 近江に自宅があり、全国に出かけていたから近江商人。
 営業拠点が各地にあったとしても、
 いわゆる本社が近江にあるから近江商人。

 では近江って、具体的に言うと、どの町か。
 そう問われれば、「近江八幡あたり?」
 としか答えられませんでした。

 ネットで調べたり、地元の方に聞いたところ、
 「高島、八幡、日野、湖東」といった琵琶湖の周辺。
 この4地域が鍵のようです。

 そのエリア内で古くから続く企業であれば、
 当然、近江商人である可能性が高い。

 (近江商人企業の取材をしたいなぁ)

 日頃、「三方よしとは
……」などと
 エラそーに話している僕としては、
 ホンモノの近江商人企業と出会いたい。
 そう願っていました。


 願えば実現する、思えばかなう。
 と言われていますが、僕の場合は無理(笑)

 だから滋賀県の友人、糀谷博和さんを頼りました。
 人気社会保険労務士の「こうじたに」さんです。

 「近江商人発祥の地あたりの会社を紹介してほしい。
  大不況が続くなか、業績好調の会社をお願い!」

 お願いしてみるものです。
 「バタバタと閉鎖が相次ぐガソリンスタンドですが
  絶好調のスタンドがありますよ」

 そう教えてくれたのが、油藤商事株式会社です。
 「あぶらとう」と読みます。

 油を売る藤八(とうはち)さんが創業者だから
 「あぶらとう」。てんびん棒をかつぎ、
 カンテラ油を行商していた近江商人です。

 てんびん棒と言えば、『てんびんの詩(うた)』です。
 近江商人イコールてんびん棒というのが僕のイメージ。
 これはもう、ズバリ理想的な出会いでした。

 しかし、いくら創業者が近江商人だからといって、
 ガソリンスタンド業界を襲う悲劇は免れないはず。

 過去
10年間、原油高騰によりガソリンや軽油は
 値上がりし、お客離れが続いています。
 そもそも車の販売台数が右肩下がり。

 資源エネルギー庁によると、平成
10年には全国で
 5万
6444ヵ所あったガソリンスタンドが、
 
10年後の平成20年には4万2090ヵ所にまで減少。

 消えた数は1万
4354ヵ所。
 なんと
25.4パーセント、4分の1がなくなったのです。

 つい先日は営業していたはずなのに、
 いつのまにか閉店していた

 そんな状況は全国的に続いています。

 「価格競争が激しいのに、
  なぜお客が増えているのですか」

 と現在4代目の専務、青山裕史さんに尋ねました。

 近隣のスタンド同士、1円をめぐる熾烈な競争が
 繰り広げられている業界だからです。

 すると、青山専務はこう答えました。

 「価格競争はしていません。どこのスタンドが、
  いくらで販売しているかよく知らないんです。
  価格はまったく気にしていません」
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10月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20100930

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   9月を振り返って、あなたにメールでレター。
   9月は7通のメールレターを差し上げました。
   今日で8通目。お読みいただきありがとうございます。

   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   本当に、本当に心から感謝しております。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *
10月を迎える前に(おたより本文)
  *5教科より3教科(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  
10月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 ★
有給休暇を与えたばかりの社長から
 9月2日のメールレター「
有給休暇の与え方」を読み、
 おたよりをくださった女性経営者がいます。

 (ここから)
 
前略じつは、先月、中途採用社員に初めての有休を
 与えたばかりでした。川越先生のおっしゃるとおりですね。
 どうせ与えるなら価値あるもの、意味あるものとして
 もらってほしいですよね。もう少し早く知っていれば、
 社員にいい影響を与えられたのではないかと残念です。
 いままでは「もう少し頑張れば有休よ」と言えましたが、
 今後は何をニンジン?にすればいいでしょうか。
後略
 (ここまで)

 
K社長、ありがとうございます。川越先生のメルマガを
 紹介するのが遅くてごめんなさい。
 社会保険労務士はだれでも同じ、ではありません。
 社長のことを本気で考えてくれる社労士さんを
 選んでくださいね。同じ額を払うなら。(村上)


 ★「新浦」の誤字指摘多数。恥ずかしいです
 9月
13日のメールレターで、元プロ野球投手の名前を
 間違って書いてしまいました。ごめんなさい。
 
H社長がすぐ教えてくれました。助かります。

 (ここから)
 新裏→新浦じゃないでしょうか?
 私も小さいころ見てましたので。
 (ここまで)

 
H社長、言いにくいことをありがとうございます。
 これからも、ためらわずに教えてください。
 でもまって
。小さいころ? ま、いいです(笑)
 また、その後数日間をかけて、何人もの方から
 字の間違いをご指摘くださいました。感謝。(村上)


 ★「数百人の営業社員」にいろんな方からおたよりを
 中古車屋、あるいは車に興味をもつ方って、
 けっこう多いようです。男性ばかりです。

 (ここから)
 オートネットワールドさんのHPを拝見させてもらいました。
 お客さんの声も全部目を通しました。
 これほど影響力の大きな「営業マン」はいないですね!
 ユーザー一人一人が優秀な営業マンなんですから。
 ここでクルマを購入された方々の皆さんが、嬉しそうな表情の
 納車風景を見て、村上さんの言いたい事が判りました。
 (ここまで)

 (ここから)
 札幌の知人が最近クルマ屋を始めたもので、
 「数百人の営業社員」は凄く参考になるのではと思い、
 早速メールレターを転送しておきました。
 どうも有難うございました。
 (ここまで)

 
Cさん、O社長、ありがとうございます。
 お互い、知っている会社を、今以上の
 いい会社にしていきましょう。
 「こんな事例があってね
」と話してください。
 「こんな話を聞いたんだけどね
」と伝えてください。
 その会社が、そして世の中が、いまより
 もっとよくなりますように。(村上)

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書かれたものを信じる

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 【今日も元気に
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20100927

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

     
   今年に入ってから発表した事例で
   とても反響の大きいものがいくつかあります。
   小売業の事例では「ふらんす菓子屋エミリー」。

   ケーキ屋さんの事例から学ぶのではありません。
   小野善秀さんという名経営者から学ぶのです。
   大阪近郊のあなたへ、ご参加を勧めます。
   
10月2日の土曜日、成功事例研究会です。
   
http://www.jigyousaisei.com/seikojirei.html
    
  

 今日の内容
  *書かれたものを信じる(おたより本文)
  *下から数える成績(村上
透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  書かれたものを信じる
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 この広告、信じてだいじょうぶだろうか

 この商品、よさそうだけど、だまされないかな


 あなたは、そんなことを思ったことありませんか。
 僕は、そう思うことがときどきあります。
 どんなときか
……。思い切って言います。

 健康食品の広告を目にしたとき、
 健康器具の広告を目にしたときです。

 チラシでもウエブでも
 新聞広告でもダイレクトメールでも。

 健康食品を扱う方を怒らせるかもしれません。
 が、そう思うのだからしかたありません。

 それでいて、だいじょうぶ? と気になるのは
 どこかで信じたい気持ちがあるから。
 だから頭から無視できないのです。

 では、いままでどうやって判断してきたか。
 商品の善し悪しがわからないのだから、
 商品以外の面で判断するしかありません。

 ずばり、人物です。商品でも会社でもなく、人。

 先日のルイボスティーもそうでした。
 8月
24日のメールレターに書いた、
 株式会社ナチュレのルイボスティーです。

 ルイボスティーを信用していいか、わからない。
 ナチュレという会社のことは、よく知らない。

 だから、大崎澄子社長で判断する。どうやって?

 僕はとてもラッキーでした。
 大崎社長がブログを書いていたからです。

 こんなブログを、ちゃんと名乗って書いている人が
 人をだますようなことはしない。
 そう思った、大崎社長のある日のブログです。


 (ここから)

 「6月4日 今日は元気!」

 一人暮らしの母が4月の連休の間におかしくなり、
 今一人でほおっておけなくなって
 私の自宅に一緒に住んでいます。

 介護認定を受ける手配をしていますが、まだ一ヶ月先。
 今年、
80歳。つい半年前一緒に旅行にいけたのに、
 今は、歩くことも少し不安定。

 忙しいことを理由に2ヶ月に1回くらいしか家に帰らず、
 母は寂しいとも言わず、ずっと一人で住んでいました。

 もともと忍耐力があるというか、
 私の親ですからめちゃめちゃ前向き。
 悩んでいる様子を見たことがない。

 元気な頃は、ほんとにまめに動くひとでした。
 そんな母が、5月の
12日に自宅に行ったとき、
 急に元気のないようすに気がつきました。

 一人でいるとご飯を作るのもおろそか、
 外に出ず、家の中ばかり。
 家の掃除もままならず、信じられなく、
 このままでは、ほおっておけない感じでした。

 1月にぼやを出してから、
 1週間か2週間ごとには行くようにしていましたが
 もはや限界でした。

 人間は、やはり一人では生きていけない。
 言葉をかわすことや、
 人と会うことがいかに大事であるか。
 体力がなくなったとき、
 老人村になっているいまの環境では、
 餓死してもおかしくないと思いました。

 どうしてこうなったのか?
 実は、お正月に入れ歯がこわれて、
 ある歯医者に行ったらしく、
 その歯を入れ始めて痛みもあり、
 はずしていた時に、
 歯医者さんにえらそうにいわれて
 いかなくなってしまったそう
……

 ご飯を食べるのが不自由になり、
 食べれなくなったとか。
 おかげで痩せ始め、体力がなくなり、
 運動をせず、じっとしているだけという状況に。

 とんでもない悪循環。
 今も家にいる間、ほとんどじっとしています。
 母の変わりようには、私自身もびっくりしています。
 最近少し元気になり、家事を手伝い始めたのですが、
 動くとすぐしんどくなっています。

 結婚してから約
25年、ずっとほったらかしていて
 ごめんなさい。
 仕事仕事に明け暮れていた私は、ほんと親不孝モノでした。
 今頃気がついて
……
 一人暮らしがもう
10年。
 年に4〜5回くらいしか実家に戻らないこともありました。

 でもこれからは、大事にしたいと考えています。
 だから、元の母に戻ってほしい。
 じっとしていない働き者の母、それが私の印象でした。
 今までとにかく親に関して心配事がほとんどない
 幸せな娘だったのかもしれません。

 これからもよろしく。
 澄子

 私の家に来てからずいぶん元気になりました。

 (ここまで)


 商品を宣伝するために、
 うまいことを言う人は大勢います。
 自分を気に入ってもらうために、感動的な話を
 集めて、つくって、泣かせる人も大勢います。

 こんな話にだまされないぞ、と思う話か、
 この人は信用できる、と思う話か、
 なんとなくわかるものです。
 (わかったつもり。それでいいのです)

 大崎社長のブログを読み、
 ああ、この社長は信用できる、と思いました。
 青臭いことを言うようですが、そう確信しました。
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「3行」の酒井さん

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・24

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   大雪山に雪が降りました。
   札幌にも秋がやってきました。
   夜、半袖や半ズボンでは寒い。
   お湯割を飲んで、窓はきんと閉めて、
   ふとんをかぶって寝る季節が到来です。
    
  

 今日の内容
  *「3行」の酒井さん(おたより本文)
  *買い物公園(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「3行」の酒井さん
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 チラシを書くとき、3行で書いたほうがいいですよ。
 企画書を書くとき、3行で書いたほうがいいですよ。

 そんな話を僕から聞いたことがありませんか。

 僕の「文章特訓講座」を受けたあなた、
 あるいは「チラシの書き方講座」を受けたあなた、
 もしくは僕の事例セミナーを受けたあなたなら、
 思い出してくださったかもしれません。

  あなたこうですね。
  だからこうしたら。
  わたしにはこれがあります。

 この3行で構成しましょう、という
 魔法の3行です。

 なんのこと?
 というあなたに読んでいただきたいのが、
 昨年2月25日のメールレターです。

 途中まで引用します。

 (ここから)

 ★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★
   仕事は「3行」で変わる
 ★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 いろんな方に会うと、
 「この本に生き方の影響を受けた」
 「この人の生き方が好きだ」
 という話をよく聞きます。

 人の言葉や生き方を知り、
 自分の人生に影響を与えるってすごいことですよね。
 自己啓発本が売れるのもわかります。

 ところが、
 「この人に仕事のやり方で大きな影響を受けた」
 という話は意外と耳にしません。
 仕事術の本も次から次へと出版され、
 セミナーも大はやりなのに。

 僕の場合、「この人のおかげで仕事のやり方が劇的に変わった」
 という人がいます。
 仕事の姿勢であり、伝え方に多大な影響を与えてくれた方です。

 その方に出会うまでは、すべてが
 「僕の仕事を見てください」
 「こんなにいい記事を書きました」
 「このセミナーを受けないでどうするんですか!」
 という調子で仕事をしてきました。

 ところが、ある日、こんな一言をもらったのです。

 「村上さん、3行で伝えるといいですよ。村上さんは3行のうち
  最後の3行目しか言っていない。惜しいなあ」
 「3ぎょう?」(むらかみ)

 3行とはこうです。

  1 「あなたこうですね?」
  2 「だからこうしたら?」
  3 「私にはこれがあります」

 人は、「これがいいですよ」とか「これを用意しました」
 などといきなり言われても、ピンとこないものです。
 それどころか、押しつけ感や売り込み感を感じてしまいます。

 ところが、1行目と2行目があると大違いなのです。

 <あなた>          <相手>
 あなたこう感じていますよね。(うん、そう思っている)
 だったら、こうしたらどう? (そりゃぁそうしたいよ…)
 それならこれがおすすめです。(そういうのがほしかった!)

 これ、知っておいたほうがいいですよ。ホントに。
 僕は、この「3行提案」
 (あるいは3行企画と呼んでいます)を知ってから、
 劇的に仕事が変わりました。

 記事を書くときも、いきなり主張しない。
 「こんなふうに感じたことありませんか」
 と共感を得てから書きます。

 セミナーの案内チラシをつくるときも、
 いきなり売り込んだりしない。
 「こんなことで困っていませんか」
 と問題点を共有してから提案します。

 セミナーは、すごい反響でした。この方法を知ってから。
 過去に開催した内容と同じものでも、
 3行提案にのっとって打ち出すと
 「こういうセミナーをやってほしかったんです!」
 と言われたり。

 一言でいいから相手の共感を得られるフレーズがあると
 180度立場が変わることに気がつきました。
 「どう伝えるか」より「どう受け止められるか」なんですね。

 そのことを親切に、ていねいに教えてくれたのは
 酒井英之さんです。

 (ここまで)

 僕が酒井英之さんと出会ったのは、9年前。
 それ以来、酒井さんは、僕の先生のひとりです。
 とりわけ営業面においては師匠格。

 その酒井さんと一緒にセミナーができる!
 いや、ご一緒させてもらえるのです。
 「事例が教えてくれるV字回復の法則」です。

 ものすごくかんたんに申し上げると、
 僕が事例を紹介します。
 お客を増やしている会社の事例です。

 その事例をもとに、
 酒井さんが僕に質問をして、追求をして
 お客の増やし方を参加者に提示します。

 その事例をもとに、
 酒井さんが解説をして、言い換えて
 お客の増やし方を参加者に提供します。

 そんな内容のセミナーを考えています。

 カッコよく言うと、酒井さんは
 コーディネーター&コメンテーター。

 セミナーというより、勉強会。
 勉強会というより、緊張しない研究会。
 そんなスタイルになるかもしれません。
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ハガキ200枚で72人

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 149
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・21

 このメールレターは、
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   季節が確実に変わってきたのに、
   眠り病だけは治りません。

   暑かった日々は、脳の思考が停止。
   いつのまにか、うとうとしていました。
   涼しくなったこの頃、とても快適です。
   夜、寝やすいだけではなく昼間も…。
    
  

 今日の内容
  *ハガキ200枚で72人(おたより本文)
  *道北バスで通学(村上 透ものがたり)


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  ハガキ200枚で72人
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 6月に、200枚のハガキを送ったら、19人が来店。
 7月は、200枚のハガキを送ったら、17人が来店。
 8月も、200枚のハガキを送ったら、21人が来店。

 最近、こんな数字を目にしたことはありますか。

 (どこかで見たな…)というあなた、
 間違いなく、目にしています。
 メルマガか、印刷物か。

 思い出したあなた、いま一度、この事実の重さを
 かみしめてください。

 (いや、知らないな…)というあなたには
 ぜひ知ってほしいデータなのです。


 「6月は、200枚のハガキを〜」というハガキは、
 飲食店がお客に出したものです。

 どんなお客か。それを知ったら、
 ちょっとびっくりするかもしれません。

 1年以上、来店していないお客に出したのです。

 1年以上、店に来ていないお客に対して、
 こんな文面のハガキを出したのです。


  おかげさまで
  今年で5周年を
  迎えることができました。
  ありがとうございます。
  相変わらずがんばっています。


 これだけ。
 ハガキに書いたことは、たったこれだけです。

 20%オフとか、
 5周年キャンペーンをやってますとか、
 粗品を進呈しますなど、
 一切書かれていません。

 きれいな手書き文字で、
 シンプルなデザイン。

 そんなハガキを出して、まず1ヵ月目。
 200人に出したら19人が来店。

 ただし、単独で来店したわけじゃありません。
 それぞれが連れをともなってきました。

 だから、19組、人数は72人。

 まさか、と思いましたか?
 200枚出したら19組の72人という数字に。

 店もびっくりしたでしょうね。
 変な言い方ですが、
 “ハガキを出しただけで”
 こんなに来るとは思わなかったでしょうね。

 そこで7月も出してみました。先々月です。


  気がつけば7月。
  一年の半分が
  過ぎてしまいましたね。
  今月の“photo letter”は
  ハートの島とステキな海です!


 やはりこれだけ。
 売り込みなし。お誘いなし。宣伝なし。

 すると、17組、42人が来店したわけです。

 これだけラッキーな数字が続くと、
 さすがに8月は減るだろうな……と
 僕は思いました。だから、謝ります(笑)

 ハガキ3ヵ月目の8月は21組、78人ですから!

 僕は何度も、この数字を耳にして目にしています。

 「ハガキを出してみたところですね、
  こんな結果だったんですよ」

 と、ホワイトベースの小串(おぐし)社長に
 教えていただいたのが8月上旬。

 それから、メルマガ「経営脳科学研究室」を読み、
 8月の結果をおたよりで知らせていただき、
 『売り上げUPの秘訣・特別レポート』が届き…と
 何度も読み返していますが、読むたびにうなっています。
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名刺の役割

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 【今日も元気に お客が増える!】 148
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・16

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   雑誌の編集をしていた当時、
   読者向けにセミナーを開催しました。

   月平均5会場、年間60本のセミナーを企画し、
   講師と打合せ、会場を手配し、チラシをつくり、
   集客し、司会など運営をしたりしていました。
   だから、セミナーを開催してくださる方の苦労が
   僕なりにわかります。けっこうたいへんです。

   このごろ、セミナーで登壇する機会が増えてきました。
   ありがたいことです。うれしいことです。
   お骨折りいただいているみなさん、
   本当にありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *名刺の役割(おたより本文)
  *追試で赤点(村上 透ものがたり)


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  名刺の役割
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 経営雑誌の編集者時代、読者向けに
 「マナー」をテーマとした講座や研修を開催しました。

 マナーといえば、新入・若手社員向けが一般的ですが、
 ちょいと変わった層を対象に開催したことがあります。

 中高年管理職向けのマナー講座、
 ベテラン管理職対象のマナー常識講座です。

 じつは、それまでのセミナーや研修を通して
 「中高年の常識」に疑問を抱いていました。

 (これ、おかしいんじゃない)
 と思うことがたくさんあったのです。

 若いモンに注意するわりに、
 きちんとあいさつができない。
 名刺交換のやり方が、“我流”すぎる。
 人の話を聞いて、メモやノートをとらない。
 簡単な自己紹介ができない。

 こりゃ、いかん。新人だけじゃない。
 管理職も問題だ。いや、大問題だ。
 僕だって、問題オジサン管理職になりたくない…。

 そこで、「ベテラン管理職 常識講座」を開催。
 20人くらいかな、という予想ははずれ、
 50人以上が参加しました。

 本人は参加したくないけど、社長が「行かせたい!」
 というパターンでした(笑)

 講座開始そうそう、講師の目がキラリと光りました。
 切れ味鋭い女性講師からストップがかかったのです。

 「ちょっと待ってください! なに、それ。
  みなさん、いつもそんな名刺交換をしてるの?」

 と、講師にとっては、予想以上に手間がかかる
 研修がはじまりました。

 名刺の出し方、受け取り方を習ったあとは、
 営業現場における初回折衝にみたて、
 ロールプレイングの時間です。

 ここでも、講師からアドバイスが加えられます。

 「名刺に書かれていることに話題を見つけ、
  質問するスタイルで会話をはずませましょう」

 名前の読み方を確認したり、
 会社の所在地から共通の話題を見つけたりと
 いくつか例示のあと、2人一組でロープレへ。

 はじまって30秒間くらいでしょうか。
 最初はにぎやかですが、すぐにトーンが落ちるのです。

 原因がわかりました。
 話題がないのです。
 名刺に書かれている情報が少なく、
 話のきっかけがつかめないようなのです。

 ベテラン営業マンなら、名刺に頼らずとも
 質問を工夫して“聴く営業”をしてほしいもの。

 しかし、総務や生産部門の管理職は
 質問力など高める訓練はしていません。
 相手からもらった名刺に材料がなければ、
 質問しようにも質問できないのです。

 そのとき以来、名刺というものは
 渡し方や受け取り方も重要ですが、
 名刺に書く内容が、より重要と知りました。


 最近、セミナーなどで名刺をいただくと
 “楽な名刺”と“苦しい名刺”に2分されます。

 いろんな情報が、見やすく印刷されているのは
 楽な名刺。パッと見て質問がしやすいからです。

 デザイン性は高いけど、印刷してある情報が少なく、
 しかも小さい字の名刺は、苦しい名刺。

 僕はなるべく、名刺交換をした相手に質問をします。
 書いてある情報が少ない、苦しい名刺であっても、
 あれこれ考え、質問をくりだす努力はします。

 でも、僕のように親切な人ばかりとは限りません(笑)

 名刺を渡したあと、さっと名刺入れにしまわれて、
 会話がないまま……ということもあります。

 たとえ、その場で会話をする時間がないとしても、
 あとで思い出してもらいやすい名刺にしておきたい。
 そう思いませんか。
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数百人の営業社員

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 【今日も元気に お客が増える!】 147
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・13

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   セミナー会場で名刺交換をすると、
   後日以降、メルマガを送ってくださいます。

   「・・と名刺交換をした方に送っています」
   「配信停止をご希望の方は…」
   と、ていねいに書き添えられていますが、
   正直、もらってすぐに「停止してください」と言いにくい。

   僕もかつて、名刺交換をした相手に、
   「メールレターです。どうぞ」と送ったことがあります。
   相手は望まないかもしれないな、と思い、
   現在、一方的に送ることはしていません。

   すると、叱られることがあります(笑)
   「メルマガを書いているのなら、送ってください」と。

   どこまでが“積極的な営業”と言えるのか、
   どこまでやったら“売り込み”になるのか、
   どんな伝え方が相手にとって親切になるのか、
   むずかしいと感じています。
    
  

 今日の内容
  *数百人の営業社員(おたより本文)
  *僕は文系(村上 透ものがたり)


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  数百人の営業社員
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 中古車販売店って、うさんくさい。
 庶民が抱く、そんなイメージを打破するために
 オートネットワールドの河合孝治社長は考えました。

 ひとつは、「こんなお店です」と他店と異なる点を
 ホームページ上で宣言することです。

 僕は、車について、ほとんど知識がありません。
 まして中古車のことなど、なにも知りません。

 だから、同社のサイトを見てびっくりしました。
 一般的な販売店は、いろんなコストが価格に乗っていること、
 会社によって対応に大きな違いがあることを初めて知りました。

 (これまで中古車を買わなくて本当によかった)
 そう思ったほど、知らないということは恐ろしいことです。


 うさんくさいイメージを打破するための
 もうひとつの対策は、店の近隣を営業したことです。

 近隣の営業など、多くの小売業、サービス業の方には
 当たり前と感じるかもしれません。
 でも、中古車販売業界ではめずらしいことです。

 河合社長は、店のまわりにある1700世帯を重点地域と定め、
 繰り返しチラシを配ります。

 こんな店です。
 こんなスタッフがいます。
 お気軽に遊びに来てください。

 そんなメッセージをこめたチラシを配ります。
 範囲を狭めて、何度も何度も配ります。
 やがて、近隣住民に親近感がわいてきます。

 そんな活動を地道にしてきました。

 それでなにもかも解決すればハッピーですが、
 そう簡単ではありません。

 仮に、お客が店に来てくれたからといって、
 車を買ってくれるとはかぎりません。

 どんな店でもそうですよね。
 来店したからといって、買うとはかぎらない。

 なにしろ、中古車だからといって安くありません。
 200万円、300万円、400万円の中古車もあります。

 店には来る。
 河合社長と話もする。
 しかし、買うか買わないかはお客の自由。
 100パーセント、お客の自由です。

 「ありがとう。検討します」
 「よく考えて、連絡します」

 そう言い残して店を出ればいいだけのことです。

 (どうすれば、お客さんは信用してくれるか…)

 河合社長は考えに考え、行動にうつしました。

 イメージされる中古車販売店とは正反対の店にしよう、
 他店とは異なることをしようと決めました。

 朝早くから店を開く。
 店内をきれいにする。
 店の外もきれいにする。
 お茶を陶器のカップで出す。
 店内を禁煙にする。
 トイレをきれいに維持する。
 日経新聞を置く。
 それから……。

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業界イメージに泣く

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 【今日も元気に お客が増える!】 146
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   お元気ですか。
   一週間ぶりのメールレターです。
   僕の感覚で言えば、一昨日(9月7日)の夕方に
   今年の夏が終わりました。北海道の夏の終わりです。

   秋の夜。さあ、これで仕事がはかどる!
   と思ったのですが……。
   冷たいビールから焼酎の水割りに代わっただけでした。
    
  

 今日の内容
  *業界イメージに泣く(おたより本文)
  *年賀状配達のアルバイト(村上 透ものがたり)


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  業界イメージに泣く
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 あなたは、中古車販売店に入ったことがありますか。
 中古車を販売しているなら、どんな店でもけっこうです。

 100台、200台展示しているような大きな店でも、
 数台展示している販売店でも。

 「中古車屋さんって、どんなイメージ?」
 と、人に尋ねたことがあります。
 20代から50代まで、男女比も、ほぼ均等に聞きました。

 大型店舗ならともかく、
 「小さな(店)会社は入りにくい感じ」
 という人がほとんどでした。

 「入りたいと思わない」
 そう言う人もいました。

 みなさん、おおむね同じようなことを言います。
 なぜ入りにくいのか、入りたくないのか、
 その理由も尋ねました。

 入りたくない理由だから当然ですが、
 マイナス評価、マイナスイメージばかり。

 これを知ると、
 中古車販売店の方は不快になると思います。
 怒りたくなるかもしれません。
 でも、本当の話なのでがまんしてください。

 【中小の中古車店に入りたくない理由】
 ・うさんくさい。
 ・がらが悪そう。怖い人が出入りしている。
 ・ぼられそう。ごまかされそう。押し売りされそう。
 ・事故車をごまかして売っていそう。
 ・クレームをつけても無視されそう。
 ・売ったら終わりって感じ。

 ショックですよね。
 自分の店が、こんなふうに思われているとしたら。

 と、他人事(ひとごと)のように言えません。
 僕も同じようなイメージを抱いていたからです。

 昔々、住宅の営業社員だったころ、
 悪しき思い込みだけで中古車店を避けたことがあります。

 ある日、若くてかっこいいご主人と
 きれいな奥さんが住宅展示場に来店しました。

 モデルハウスをひととおり案内したあと、
 リビングのソファでなごやかに話もしました。

 その日の夕方、来店のお礼として訪問に出ましたが、
 直前に訪問をとりやめました。

 来店時に記入してもらった住所を訪ねると、
 そこは中古車販売店だったからです。

 (中古車屋か……やめとくかな…)

 ヤンキーあがりの兄ちゃんがシャチョーをやり、
 ヤンキーを相手にクルマを売り、
 フツーの庶民が出向くとだまされる恐れがある。

 それが僕の抱く中古車店イメージだったのです。

 きれいな奥さんに会うことをあきらめ、
 答礼訪問はやめました。

 見かけ、ではなく、規模と業種で判断。
 なんとおろかなことを…と今は思います。
 中古車を扱うみなさん、ごめんなさい。

 その後、営業をやめて経営雑誌の編集者となり、
 中古車販売店を取材したとたん、
 イメージはくつがえりました。

 多少、荒っぽい感じの店もありますが(笑)
 ごくふつうの会社という業界です。


 中古車店に対して、そんな失礼な見方をしていたことを
 オートネットワールドの河合孝治社長に話しました。
 名古屋市北区の中古車販売店、戦略社長の河合さんです。

 中古車の売れ行きはここ10年、右肩下がり。
 中小規模の会社は苦戦を免れず、業績を悪化させるなか
 着実にお客の数を増やしているのがオートネットワールド。

 「じつは中古車販売会社に偏見をもっていました」
 そんな話をすると、河合社長が言うのです。

 「僕も、この商売を始めて驚いたんですよ。
  中古車屋って、ずいぶん不利な業種だって」
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“初”有給休暇の与え方

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 【今日も元気に お客が増える!】 145
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・09・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

     
   今日のメールレターは、川越雄一先生のメルマガを紹介します。
   昨日(1日)の午後、届いたメルマガを拝読し、
   (うまい、おもしろい、なるほど…)と感じました。
   どうしても紹介したくなりました。お読みください。
    
  

 今日の内容
  *“初”有給休暇の与え方(おたより本文)
  *まじめな不良(村上 透ものがたり)


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  “初”有給休暇の与え方
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 川越雄一先生は社会保険労務士です。
 社労士さんのなかでも、文章がうまい方。

 今回のメルマガも、まず、出だしがうまい。
 (ある、ある、そういうこと…)と思わせる、
 だれにでも経験がある、共感できる書き出しは
 つい引き込まれます。

 そしてもちろん、内容もおもしろい。
 有給休暇という、ありふれた(と思われる)テーマなのに
 (なるほど、そういうやり方があったか…)と。

 さらに、思い切って言わせていただければ、
 社会保険労務士っぽくない雰囲気の文章なんです。

 堅苦しくなく、情があり、経営者の味方。
 なんか味がある…。そんな文章だと思います。

 たまには村上カラーではない文章をお楽しみください。
 全文まるごと転載いたします。


 (ここから)
 いつもお読みいただきありがとうございます。
 
 「えっ!8時6分」
 朝礼が8時15分からなのに…。

 今朝方見た夢なんですが、会社勤めを辞めて
 20年以上たった今でもたまに見て「ひやっ」と
 します。

 ところで、今日は防災の日ですね。
 天災は忘れた頃にやって来ると言いますが、
 たまには「ひやっ」とする思いをして
 たるみそうな気持ちをシャキッとさせるのも
 いいのかもしれません。

 それでは、初有給休暇で従業員をシャキッと
 させる第161号のはじまりです。


 【どうせなら“初”有給休暇に感動を与えよう】
 
 「有給休暇(有休)は法律上の決まりですから」
 だれに聞いたって同じような返事が返ってくる。
 たしかに、法律上はそうだろうが、当然の権利として
 堂々と主張されるとカチンとくる。
 かと言って「やらない!」と言える無鉄砲さもなく。
 そうであれば、初任給同様、せめて最初の有休が発生す
 るときぐらい、経営者の思いをしかと伝えて感動を与えた
 いものである。


 1.自動付与じゃ意味がない
  たしかに、法律上は6カ月勤務で10日の有休を付与
  しなくてはいけないとなっている。
  しかし、だからと言って自動付与じゃ、単に法律の義
  務を押しつけられているだけで意味がない。

1)付与するのは法律じゃない…たしかに、有休のこと
  は法律に書いてあるが、実際に有休を取って休んだ
  従業員に給料を払うのは会社だ。当然、その給料は
  税金から出ているわけじゃなく、会社の貴重な利益
  である。「権利だ!、権利だ!」と叫ぶ人は多いが、
  その権利を受けるためのコストは、だれが負担して
  いるかを理解すべきだ。

2)当然と思わせない…4月に入ってきた新人も今月で
  6カ月だ。法律では6カ月勤務すると10日間の有
  休を付与しろとなっているので、10月1日には
  10日付与となる。こんなこと、今さら言わずとも
  だれだって知っていることだ。しかし、ここで気に
  すべきは、当然の権利として、法律で自動的に付与
  されるものだと認識させてしまうことである。

3)曖昧さがちんたらムードに…フタをしておけるもの
  であれば、フタをしておきたいのが有休である。
  そのためには、あえて有休の話を持ち出さず、何と
  なく曖昧にしておくことも手かもしれない。
  しかし、昇給・賞与もままならない昨今、新人のみ
  ならず、従業員の士気は盛り上がらないし、ちんた
  らムードに拍車がかかる。
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9月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 144
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   今日は、8月を振り返って、あなたにメールでレター。
   8月は7通のメールレターを差し上げました。
   今日で8通目。お読みいただきありがとうございます。

   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   本当に、本当に心から感謝しております。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *9月を迎える前に(おたより本文)
  *背伸びしてジャズ喫茶へ(村上 透ものがたり)


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  9月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 ◎今月、もっとも気になったアドバイス。

 (ここから)(前略)
 「ツイッター」ですが、ぜひやるべきかと。
 
 【理由】
 ・流行っているのには理由があるから。
 ・お客が増えるのに超低コストだから。
 ・お客の気持ちをつかむため。
 ・ミクシィよりハードルが低い

 大抵、新しいものには、足がだんだん重くなって
 くるのですが、ツイッターは良いです。

 具体的にどういうものかというと、
 「つぶやき」では難しいので、
 簡単にいえば、

 「140文字のミニブログです。」

 ミクシィのマイミクを思い浮かべてください。
 これはツイッターでは了解えることなく、
 勝手に増やせます。
 そして顰蹙(ひんしゅく)を大して買いません。
 (中略)
 いかに知ってもらえるかが大事というのを
 ツイッターをやりはじめて実感しています。
 現在、お客に気づいてもらうことに
 コストがかかる時代なのですが、
 ツイッターとメルマガ、ブログにより、
 無料でお客が増えるのです。
 (ここまで)(後略)

 お客が増えるから、ツイッターをはじめたほうがいい
 というアドバイスです。
 ミニブログという考え方が気になっています。
 やってみようかな…。
 でも、発信、返信に忙しくなる? なんて心配も。
 N社長、何度もメールをありがとうございます。(村上)
 

 ◎やはり、ラッキーピエロをご存じの方が多いです。

 8月10日と12日のメールレターにおいて
 函館のラッキーピエロを紹介しました。
 北海道の方は、みなさんご存じ。
 道外の方にも、けっこう認知されていました。
 とくに30代は知っていますねえ。
 でも、お客は戦略を知りません。
 それでいいのです。
 Tさんからのメールを紹介します。

 (ここから)
 伊藤若冲という絵描きさんは全く知らなくても
 ラッキーピエロは知ってます。
 チャイニーズチキンバーガー、食べた事あります。

 でも、どうして函館近郊だけの営業なのか?
 なぜ大手ハンバーガーチェーンよりも地元で人気なのか?
 何度かハンバーガーを食べてみた事はあっても、
 ずっと気にはなっていても、なぜだかわかりませんでした。
 (ここまで)
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10年続けてきた信用

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
    自分が気に入ったものは、
    人にも気に入ってもらいたい。

    自分がうれしいと思ったことは、
    人に聞いてもらいたい。

    あなたは、そんなことありませんか。

    いま読んでくださっている、このメールレターが
    まさにその存在です。

    僕が出会った、すごい人を
    あなたにも知ってほしい。

    お客が増える、すばらしい経営を
    あなたにも知ってほしい。

    頼まれていないのに、
    望まれていないのに、
    わざわざ手間をかけて発信しています(笑)
    
  

 今日の内容
  *10年続けてきた信用(おたより本文)
  *部活で忙しい放課後(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  10年続けてきた信用
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 人は、いいと思うことは広めたい。
 とくに、弱っていたからだが回復し、健康になったとき。
 救ってくれた人やものに感謝し、
 その喜びを、自分と同じく困っている人に教えたい。


 株式会社ナチュレの大崎澄子社長も、
 自分の経験をもとにルイボスティーの通販を始めました。

 多発性ポリープがきっかけでルイボスティーを飲みはじめ、
 その効果に感謝。

 アトピーもよくなり、皮膚のしみも薄くなる。
 からだをあたためてくれて、
 体内の毒素を外に出してくれる。

 ルイボスティーの良さを知ってほしい。
 その気持ちを抑え切れず、ネットで広めはじめたのです。


 南アフリカ原産のマメ科の植物。
 その葉を茶葉にしたものですが…
 でも、ここでルイボスティーの説明は省略します。

 解説しだすと、宣伝になりかねませんし、
 素人の僕が受け売りで話すと、
 薬事法にひっかかる可能性もありますからね。
 (「こんなことに効果がある」と書いてはいけない)


 大崎社長はデザイン会社の社長です。
 デザインの仕事は順調でした。
 ビジネスとしてルイボスティーを扱う必要はありません。
 それなのに、わざわざ仕事を増やしてしまったのです。

 2001年、ルイボスティーを販売しはじめましたが
 最初は、とても苦労したそうです。

 苦労したことは、十分、察しがつきます。
 そう思いませんか。

 ルイボスです。南アフリカです。
 多発性ポリープにアトピー、肌のトラブル解消。
 そして、いきなり通販です。


 どれだけ体験談を伝えたところで
 そう簡単に信じる人はいません。

 (このお茶を飲めば、よくなるって、そんなうまい話が…)

 そう思われるのはやむを得ません。
 体験した人しかわからないことですから。

 だから大崎社長は売り込みませんでした。
 試飲してもらい、いいと思ったら購入してもらう。

 その繰り返しで10年。


 デザイン力はあるものの、モノを売ったことがなく
 個人を相手にした商売も初めての大崎社長。

 実店舗で販売していた商品を
 インターネットでも販売するのならわかりますが、
 大崎社長の場合は、最初から通信販売。
 通信のお客をゼロからつくるのは、たいへんなこと。

 事実、2001年からはじめて5年間で、
 お客のリストはわずか400人だったそうです。

 2005年以降は、お客が増えはじめ
 現在、ルイボスティーの顧客リストは3500人。

 最初の5年間は400人だったのに、
 最近の5年間は3000人。

 少しずつ、無理をせずにお客を増やしてきました。
 売り込みはせず、共感してくれる人を増やしてきました。
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クレーム講師へのクレーム

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 【今日も元気に お客が増える!】 142
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   決めました。
   8月21日(土)13時45分から大阪府商工会館ですね。
   成功事例研究会へ僕も参加します。
   段ボール製造会社の事例研究ですね。
   製造業以外の会社も参考になります。

   8月22日(日)10時から谷口薫先生のところですね。
   成功戦略★事例研究会へ村上も参加します。
   理美容室の事例研究ですね。
   これ、すごいんです。地域戦略と営業、顧客維持が。

   土日だからじっくり勉強できる、と考えるあなた。
   メールでお問合せください。お気軽に。
    
  

 今日の内容
  *クレーム講師へのクレーム(おたより本文)
  *倒れずに歩いた夏(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  クレーム講師へのクレーム
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 今日は、メルマガ『007名古屋商法』を掲載します。

 『007名古屋商法』は、名古屋から発信して6年と10ヵ月。
 いろんな立場の方が入れ替わり書いています。

 見方、考え方がさまざま。情報そのものがさまざま。
 おもしろいメルマガです。

 8月5日の1262号は、おもしろいを通り越して
 (へえー、こんなことあるんだ…)とびっくり。

 書き手の毛利京申(もうり たかのぶ)さんは、
 企業再建経営コンサルタントです。



 毛利さんはクレーム対応のセミナーに参加し、
 世にもめずらしい体験をされました。

 (こういう講師にならないようにしなければ…)
 と、自分本位で、気の短い僕は思いました。

 まず、読んでください。
 〜名古屋から日本を元気するメルマガ〜
 007名古屋商法の1262号より、
 毛利さんが書いた部分を転載いたします。

 (ここから)

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
   経営ノウハウロードショー 商売繁盛番号004号 
   再建コンサルタント  毛利 京申
 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 《前回コラム・・・ 当たり前のこと 7/29号》
 
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116453

 ---------- クレームの処理、対応の仕方 -----------

 先月末、名古屋市で講演会を24年間も開催している
 由緒ある名古屋市民大学講座に聴講者として参加しました。

 演題は『クレームのつけ方、対応の仕方』という講座でした。

 150人着席できる会場は、演題がタイムリーだったのか
 講師が著名な人だったかはわかりませんが満席でした。

 講師は、以前『笑っていいとも』にもレギュラー出演
 していたという元日経トレンディの編集長も勤めていた
 ことのある人という触れ込みでしたが、
 私は初めて聞く名前でした。

 私はシティホテルや飲食店経営をしている関係で、
 『顧客満足』という演題で講演を依頼されることもあるので、
 「クレーム処理の著書をたくさん書いている講師なので、
 クレームについていろんなことが勉強できる」と
 喜び勇んで参加したのです。

 ところが、頭はボサボサで登場し、始まると同時に、
 歯切れの悪い声と口調、ヨレヨレのスーツにナイロンシャツ、
 ネクタイをだらしなく締めて、しかもマイクを通して
 鼻息が荒く響くのです。

 私は、特に「身なりは体を表す」と思っていますので、
 だらしない人は好きではありません。

 レジメによると、「クレーム」というのは「苦情」ではなく
 「要求」という意味で、ちょっとした表現欠如が事件を招き、
 クレーマーと抗議者、文句言い、ひまつぶしを見分けることが
 大切だと書かれてありました。

 更に、

 ・「クレームをきちんとつけられるか」で対応力のセンスがわかる
 ・相手が持つ5つの不(不安、不満、不備、不快、不足)を見つける
 ・感情的にならない、しない、繰り返さないシナリオはこう創っていく
 ・追い詰められすぎない、こちらの逃げ場を相手に作らせる

 などが、ポイントとして書かれておりました。
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11万枚でゼロ。3000枚で6人

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 141
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・16

 このメールレターは、
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   取材先に伺うと、あるポスターに気づきます。
   (お、この会社もか…)
   (ほらまたあった。やっぱり。ここのポスターが)
   そんなことが、よくあります。

   社員教育に特化したポスター。
   一点集中。絞り込んでいます。経営がうまいですね。
   
http://www.motivation-up.co.jp/poster/index.php
    
  

 今日の内容
  *11万枚でゼロ。3000枚で6人(おたより本文)
  *インターハイ最大の敵(村上 透ものがたり)


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  11万枚でゼロ。3000枚で6人
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 8月12日のメールレターは、お読みいただけましたか。
 函館のラッキーピエロを紹介しました。

 地元では大人気のレストランです。1987年以来。
 函館市内に13店舗、住所上は函館市外になりますが
 ほとんど函館という場所に2店舗、計15店を展開。

 観光客も押し寄せます。観光客は熱望します。
 「東京にもお店をだしてほしいぃー」
 「こんど、名古屋にも来てくださぁーい」
 「大阪にもラッピがあったら、絶対行きます!」

 それでも、ラッキーピエロは進出エリアを広げません。
 とにかく地元。地元の人に好かれ、気に入られ、
 愛される店づくりと店舗展開を愚直におこなっています。


 お客を広範囲から呼び込みたい。
 来店してくれるなら、どこからでもいい。

 一般消費者を対象とした来店型のビジネスなら
 そう思うのは当然。
 だから、つい広範囲に営業をしてしまいます。

 チラシを大量に印刷し、
 新聞折込を何万世帯、十数万世帯と実施し、
 バイトを雇って市内全域にポスティングし、
 発行部数の多い雑誌に何十万円も払って広告…。


 福岡市のエステサロン、『エグゼ』もそうでした。

 マンションの一室でおこなっていましたが、
 オカネをためて、マンションの1階に路面店として
 オープンすることができました。

 うれしくて、たくさんの人に来てもらいたくて、
 11万枚のチラシを配布したり、手渡ししたり。

 11万枚です。1万1000枚ではなくて、11万枚。

 さて、反応は? 反響は?

 じつは、ゼロだったということは、ちょうど1年前、
 2009年8月17日のメールレターに書きました。

 ところが、店の周辺に3000枚配布したところ、
 6名の新規客が生まれたのです。


 (ああ、その話、おぼえている…)
 というあなた、ありがとうございます。
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出ないから人気

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 【今日も元気に お客が増える!】 140
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・12

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   僕の場合、お盆といっても、ごくふつうに仕事をします。
   昨年の夏はそうでした。今年も、と思っていたのですが、
   母が亡くなり、世間でいうところの初盆(新盆)。

   いろんな方が声をかけてくださいます。
   「初盆だから、とくに手厚くね」
   「初盆だから、なにかとたいへんでしょ」
   「初盆は初めての里帰りだから、ていねいにね」

   うちの場合、お盆に帰ってくるというより
   毎日帰っているというか、出たり入ったりしています。
   毎日が里帰りです(笑)
   だから、やはりいつもどおり仕事をします。
   あなたは、どうぞいい夏休みをおすごしください。
    
  

 今日の内容
  *出ないから人気(おたより本文)
  *インターハイ出場(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  出ないから人気
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 商品に特長があり、社長の得意なことを活かす。
 買いたくなる気を起こさせるストーリー。

 それが函館にあるハンバーガーショップ、
 ラッキーピエロの商品対策です。

 くじら味噌カツバーガー。
 酢豚バーガー。
 土方歳三ホタテバーガー。

 まだまだたくさんあります。
 ラッピ(ラッキーピエロ)だけのメニューが。

 といっても、変わったハンバーガーだから
 差別化ができているというわけではありません。

 ほかのハンバーガー店とは違う、ということも
 ラッキーピエロは主張しています。

 正しく言うと、“お客の店選びが間違っている”と
 お客を教育しているのです。これを読んでください。


   間違いだらけの『ハンバーガー店選び』
   知らないだけではすまされない5つのポイント。

  1作りおきはしません。
   いつもできたてアツアツ&ジューシー。

  2ファーストフードではありません。
   テーマレストランです。

  3冷凍物は使いません。
   手づくりにこだわったフレッシュミートパティは
   ジャンボ120グラム。
   ボリュームだって本物No.1です。

  4ハンバーガーだけではありません。
   自慢の個性派、手づくり料理メニューがいっぱい。

  5お食事だけではありません。
   お気軽にどうぞ。


 ほかのハンバーガー屋と異なる点を示し、
 お客を教育しているのです。
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得意だから

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 【今日も元気に お客が増える!】 139
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   京都と明石で合計50名以上の方にご参加いただきました。
   セミナーにお越しくださったみなさん、ありがとうございます。
   同じく、いいえ、それ以上に、セミナーを企画、開催、案内、
   集客してくださった方々、応援してくださった方々に心から、
   心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。
   
   事例は、研究すると本当に奥が深いですね。
   僕自身、あらためてびっくりします(笑)

   大阪近郊のあなたへ、ご参加を勧める成功事例研究会です。
   8月21日の土曜日。僕も、もしかしたら参加できるかも。
   
http://www.jigyousaisei.com/seikojirei.html

   京都近郊のあなたへ、ご参加を勧める成功事例研究会です。
   8月22日の日曜日。僕も、もしかしたら参加できるかも。
   
http://moukaru-shikumi.com/jirei/index.htm
    
  

 今日の内容
  *得意だから(おたより本文)
  *勉強量が問われる山岳部(村上 透ものがたり)


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  得意だから
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 つい先日、函館へ行ってきました。
 北海道立函館美術館への訪問が第一目的です。

 「琳派・若冲と雅の世界」
 (りんぱ・じゃくちゅうとみやびのせかい)
 という展示を見に行ったのです。

 伊藤若冲という、江戸時代の絵描きが好きで
 勇んで函館まで出かけたのですが、
 展示されている若冲作品は、ほんの数点でした。

 札幌から車で4時間半。
 数点の絵を見るために往復9時間。
 少しでも意義あるものにしなければ…。

 と考えて、ある店に入りました。
 地元函館では、知名度100パーセント…かな。

 観光客もたくさん来店する店です。
 広いトイレ内に貼られたアンケートには
 道外からのお客の声がかなりありますから。

 というわけで、僕が訪れた店の名は、
 『ラッキーピエロ』。通称、ラッピ。
 大人気のハンバーガーショップです。

 日経の「何でもランキング」で
 ご当地バーガー全国ナンバーワンに選ばれたとか。
 1987年創業ですから、23年も函館で繁盛しています。


 創業者の王社長は昔、知り合いに勧められたそうです。
 「ハンバーガーを売ってみないか」と。

 (なるほど……ハンバーガーはいいかも)
 と王社長は思ったんですね。
 王社長は、その理由をひとこと、こう言っています。


 「ハンバーガーは、特長を出しやすい商品だから」


 と言うものの、特長を出すってたいへんです。
 なんたって、そのころすでにマクドナルドが大躍進。
 
 マクドナルドの国内1号店は1971年にオープン。
 1984年には年間売上高が1000億円を突破、
 知名度はかなり高かったでしょう。

 マクドナルドが絶好調に成長するなか、
 似たような商品ではマックのブランド力にかないません。
 いや、似ている商品なら負けるに決まっています。


 王社長はどうしたか。
 マックが販売していない商品を開発します。
 オープン当初の目玉であり、現在も売上1位の商品、
 それが『チャイニーズチキンバーガー』です。

 特長を出しやすいからハンバーガーにしようと考え、
 王社長は世界中のハンバーガーを食べて歩いたそうです。
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100人に100通り

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 【今日も元気に お客が増える!】 138
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・05

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   54歳で創業。競争相手だらけの段ボール業界に
   戦いを挑んだ社長がいます。
   差別化がむずかしい段ボール製品を売ってきたのに
   値下げ競争におちいらないのはなぜか。
   事例は、研究すると本当に奥が深い。

   大阪近郊のあなたへ。
   8月21日の土曜日、ご参加を勧めます。
   成功事例研究会です。
   
http://www.jigyousaisei.com/seikojirei.html
    
  

 今日の内容
  *100人に100通り(おたより本文)
  *食欲をわきたたせる食料係(村上 透ものがたり)


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  100人に100通り
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 8月2日のメールレターで紹介した森住建ですが、
 チラシ以外にも考えさせられたことがあります。

 言うことと、おこなうことを一致させるむずかしさ。
 そのむずかしいことに、森住建は挑戦している……
 と思ったのです。


 「言行一致」と言ってしまうと、ちょっと違う。
 そんな行儀のいい言葉による表現ではありません。

 「言っていることと、やっていることが違う!」
 そう感じることってありませんか。

 あるべき論ばかり。行動がともなっていない。
 そんな会社、ありまませんか。

 ホームページやチラシに書いてある。
 でも、しょせん、きれいごと。

 世の中は、そんなことであふれている。
 そんな会社がたくさんある。
 そう思えてならないのです。


 たとえば、
 「お客さま一人ひとりにふさわしいプラン」

 住宅にかぎりません。ほかの業種にも同様に
 「お客一人ひとりに対応」という“うたい文句”があります。

 森住建の場合、
 「100人いたら100通りのしあわせが育つ家」
 これにこだわる。そう宣言しています。


 住宅会社なんだから、そんなの当たり前では。
 そう思う方がいるかもしれません。

 しかし、理想と現実は異なります。
 本当に一人ひとりに対応していたらたいへんだからです。

 あるていど、パターン化したものにあてはめたり、
 会社側に都合のいいように誘導したりするもの。


 ところが、森住建では「100人に100通り」を
 実践していることがわかりました。
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家が欲しい方へ

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 【今日も元気に お客が増える!】 137
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・08・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   申し訳ございません。また間違えてしまいました。
   今度は人名。名前を間違えることほど失礼なことはありません。
   7月29日のメールレターにて、畑岡社長の名前を
   畑中と誤ってしまいました。畑岡誠也社長です。

   すぐ畑岡社長に謝りました。訂正文を書く旨を伝えたところ、
   「そのままでいいですよ。どうぞ気になさらずに」と畑岡社長。
   なんて気持ちのいい方なんだ。
   なおさら、訂正せずにはいられなくなりました。

   あらためて紹介します。
   株式会社財研の畑岡誠也社長が発行するニュースレターです。
   このなかで案内している研究会がセンスあるおもしろさ。
    
http://www.zai-ken.jp/pdf/seminar_29.pdf


   書き間違いをやさしく教えてくださった小串社長、
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *家が欲しい方へ(おたより本文)
  *僕は食料担当(村上 透ものがたり)


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  家が欲しい方へ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 7月27日のメールレターで予告した、
 「どこの住宅メーカーとも似ていないチラシ」を
 紹介します。
 岐阜県揖斐郡(いびぐん)池田町にある
 株式会社森住建が配布した、完成見学会のチラシです。

 チラシには、設備や価格の写真、案内などありません。
 同社の社長である、森浩幸さんの思いがつづられています。

 文章を読むチラシなのです。


 他社と“同質化していない”ことに加え、
 ここ数年、受注棟数を伸ばし続けています。
 とてもめずらしいので、取材し、
 「お客が増える!」のレポートに加えた会社です。

 どうぞお読みください。ここからです。




 大切な家族を守るための家が欲しい方へ

    私にできる仕事

 私は、30才の時、夢破れて、ふるさとの揖斐郡
 池田町に戻ってきました。今から15年前の夏でした。
 約1ヶ月間、私は原因不明の頭痛と表現できないほどの
 倦怠感に襲われ、苦しみました。

 当時、長女5才、長男3才、帰郷して10日目に、
 3人目の子どもが生まれました。

 朝から晩まで、頭痛がやまない私でしたが、
 生まれたばかりのわが子の顔を見たその日から、
 何かが変わりました。
 生まれ変わった気持ちで、もう一度やろうという
 「かすかな奮い立ち」が始まった気がします。

 そのとき、私にできる仕事は…、大工の仕事でした。
 曾祖父も祖父も父も、大工の家に生まれた私は、
 若い頃は、親とは違う世界で羽ばたきたかったんだと
 思います。

 今は、家をつくる仕事が私の天命だと思っています。
 あのとき、私を支えてくれたのは何だったんだろう?
 私を奮い立たせたのは何だったのだろう?

    あの空気・あの時間

 「守りたい家族がある」「この家族の笑顔を毎日見たい」
 この気持ちが、明日へのエネルギーになっていたんだ、
 と思います。

 親父と一緒に、大工仕事から帰ってくると、
 茶の間では子どもたちが騒ぎ、
 それをばあちゃんが叱っている。
 台所では、嫁さんが作ったおかずが
 テーブルいっぱいに並んでいる。
 (当時、8人家族でしたから…。平成18年には
  10人家族になりましたし…)

 食事が始まると、親父、おふくろ、子どもたち、嫁さん、
 みんながいっせいに、その日のことを話すので、
 何を言ってるんだかさっぱり聞き取れない。

 だけど、あの空気、あの時間が家の中にあったから、
 私は元気になれたし、子どもたちも、みんな、
 それぞれ元気に育ってくれています。

    明治神宮の「森」のように

 知ってますか。
 明治神宮が建てられる前は、アシが生える
 沼沢地や薮があるだけの荒地だったそうです。

 完成したのは1920年。今から約90年前です。
 今では、神宮の森は敷地を取り囲むように
 シイ・カシ・クスなどの木々が立ち繁り、
 それらによって明治神宮の生態系が守られているのです。

 私は、家を建てさせていただく時に、
 この「明治神宮」のことを思います。

 15年前に、どうしたらいいのか、
 何から始めたらいいのかわからなくなった私が
 家族から助けてもらい、今、私は、家族はもちろん、
 森住建の社員さん、40社以上の業者さん・職人さん
 メーカーさんに囲まれて、しあわせに仕事をしています。
 明治神宮の「森」のように……。

 だから、
 あなたにも、あなたの「神宮の森」を
 繁らせていただきたいのです。
 あなたの大切な家族を守り、
 幸せに暮らせる家をつくるために、
 どうしたらいいのか、まず何から始めたらいいのか、
 あなたが気づく、お手伝いをさせていただきたいのです。

 『日本中の子どもたちに…
  日本中の奥さま・ご主人さまに…
  日本中の家族に…
  しあわせが訪れますように……』

    私たちにお手伝いをさせて下さい

 森住建の社員は、いつも、そう願って、
 完成見学会を行っています。
 私たちに、あなたのお手伝いをさせてください。

 どうぞ、
 平成22年1月23日、24日の『完成見学会』へ
 ご来場下さい。
 今すぐ!
 「平成22年1月23日、24日の見学会に行きたいです」と
 お電話下さい。

 「見学会に行きたいけど、強引な押し売りされたくないんです。
  行っても大丈夫ですか?」のお電話でもOKですよ。
 もちろん、ギリギリまで迷って、当日、
 「やっぱり、行こう!」の方も、大歓迎です。

続きを読む...

8月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 135
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・29

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   今日は、7月を振り返って、あなたにメールでレター。
   7月は6通のメールレターを差し上げました。
   今日で7通目。お読みいただきありがとうございます。

   今月もたくさんのおたよりをいただきました。
   本当に、本当に心から感謝しております。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *8月を迎える前に(おたより本文)
  *予報ができて一人前(村上 透ものがたり)


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  8月を迎える前に
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 ◎波にほんろうされないよう、必死にこぎます。

 たいへんお世話になっている先生からのメールです。


 (ここから)
 4月以降厳しい中小企業の相談が増えています。
 資金繰り悪化。廃業、撤退を視野に入れた相談事と
 ほとんどの会社が戦略目標も決めずに
 世の中の景気の波の上に手漕ぎボートを浮かべている状態です。
 一社でも多く村上さんの話で気付きを与えて頂ければと思います。
 私も寝る間を惜しんで、伝えて行きたいと思います。
 (ここまで)


 大波の海上を、どのように舵を切り、乗り切っているか。
 その事例を提供し続けます。
 僕自身も、こいでこいで、乗り切ります。
 先生、メールをありがとうございます。(村上)



 ◎たしかに暑い7月でした。

 いただくメール、ハガキ、ファクスには
 天候の話題など、本文以外のメッセージが書かれています。

 今月はみなさん、なんといっても、雨と暑さがテーマです。
 豪雨や雷雨を嘆いたり、あまりの暑さに「まいった」と。

 そんななか、このような一文が添えられたメールを拝受。
 関東の副社長、女性からのメールです。

 おおげさかもしれませんが、プラス思考というか、
 嘆くだけではないということを教えてくれたメールです。

 じつにさわやかな気持ちになりました。
 お礼を申し上げます。(村上)


 (ここから)
 こちらは、蒸し暑い日が続いていますが、
 道路わきなどで見かける紫陽花の色の鮮やかさに
 不快さも吹っ飛んでしまいそうです。
 札幌は湿度も高くなく快適なのではと察しています。
 うらやましい限りです。
 (ここまで)



 ◎「伍長」さんからお申込み!

 今月、「お客が増える!」の年間契約をいただいた方で
 お申込みフォームの役職欄に「伍長」と書いた方が
 いらっしゃいました。

 古代中国で「五人の長」を意味する伍長という言葉を
 ご存じとは、年配の方かな…と思ったら、
 なんと30代。若い方でした。

 今後毎月、事例レポートを送る際、肩書きとして
 「伍長と書いてよいのでしょうか」とメールで確認。
 次の返信をいただきました。

 自分の役割と使命を完全に理解されている方であり、
 実質的には戦略を担っている方だとわかりました。

 ぜひ、近いうちにお目にかかり、名刺をいただこう。
 やはり会って、名刺交換をしたいものです。(村上)


 (ここから)
 これからも益々お世話になります!
 事例研究で。

 事例を学ぶと同時に
 村上さんのセンス抜群の表現法も
 学ばせていただきます。
 楽しみです!

 私の役職は本当に伍長なのです。

 やっている仕事は
 戦術係りで
 5人の長です。

 名刺にも書いています。

 名刺交換をした方から時々
 「何ですか?伍長って・・」
 て聞かれますが、
 そしたら「シメシメ」です。
 (ここまで)
続きを読む...

似ているチラシ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 135
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・27

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   いつもお読みいただきありがとうございます。
   読んでいただくだけではなく、ときには
   聞いてみませんか。村上の話を。試しに一回(笑)

   京都と明石でのセミナーは、まもなく開催です。
   8月5日と6日です。
   関東からも九州からもお越しいただきます。
   ありがとうございます。

   関西のあなた、近いだけに参加しやすいですよね。
   お申込み、待っています。ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *似ているチラシ(おたより本文)
  *夕方は天気図作成(村上 透ものがたり)


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  似ているチラシ
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 先々週の土曜日、北海道新聞に折り込まれたチラシです。

 住宅 4枚
 食品スーパー 3枚
 学習塾とパチンコ屋が2枚

 ほかに、車やピザ、霊園、ドラッグストアと
 携帯、家電が1枚ずつ。

 先週の土曜日、(略して)道新に折り込まれたチラシは
 住宅 4枚
 パチンコとスーパー、家電と車が2枚ずつ、
 タイヤショップやユニクロ、ドラッグストアなどが1枚ずつ。

 土曜日にかぎらず、住宅会社のチラシは多いと感じます。

 どの会社のチラシも、僕には似たり寄ったりに見えます。
 「価格」と「設備」を訴えるものばかり。


   土地73坪、延べ床面積34坪で2480万円。

 (お、安いな…)と反応してしまいましたか。
 これでも札幌市内の分譲地なんです。
 北海道ですからね。土地が安いんです(笑)

   「コミコミキャンペーン」
   限定1棟2490万円。
   諸費用&引っ越し代込み。

   オール電化でエアコン完備!
   42型デジタルハイビジョンや
   リビング家具もセットで!

   快適設備仕様すべて揃っています。
   コーディネイト家具、照明、カーテン、
   アスファルト舗装すべてお付けして税込2920万円。


 いつもこんなチラシばかりを見ていると、
 北海道の人は、よほど設備重視なのかな、と思います。
 あるいは、とにかくいろいろ込み価格が好きなのかな、と。

 あるいは……、もしかすると……、


 北海道の住宅会社は、どこもわかっていない、
 どこも勘違いしているのかな、と思ってしまいます。


 あなたは住宅を建てられましたか。
 すでに建てた方に尋ねたいのですが、
 どんな観点で工務店など建築業者を決めましたか。

 いま検討中、という方にも教えてほしいのですが、
 なにを基準にハウスメーカーを決めようと考えていますか。


 そうそう、住宅の新築にかぎりません。
 あなたはリフォームを考えているかもしれないし、
 最近、リフォームをしたかもしれませんね。

 増えましたねえ、リフォーム会社。
 新築着工数の減少に反比例するかのように
 リフォーム業への参入が増えたように感じます。

 リフォームのチラシは、ほぼ全社、価格訴求のチラシです。


 僕自身、住宅を新築したり購入する予定もなければ
 リフォームも計画していません。
 だから、よけいなお世話と言われるかもしれませんが、
 チラシをみるたびに気になるのです。

 これで、お客は決められるのだろうかと。
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戦略は見えない

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 134
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・22

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   お知らせです。先日、大阪のセミナー会場で販売した
  「地域戦略事例 特別版」レポートが少し手元にあります。

  「介護タクシー会社&瓦屋根会社」の2社を紹介した
   商品が2つあります。
  「不動産仲介会社&エステサロン」の2社を紹介した
   商品が1つあります。

   どちらもPDFファイルにしたものをCDにコピーして送ります。
   地域戦略事例のみの商品は、めずらしいかと思います。
   価格はそれぞれ5880円。送料無料です。
   ご関心ある方は、メールでお問合せください。
   (お客が増える!年間会員の方は、すでにお持ちの商品です)
    
  

 今日の内容
  *戦略は見えない(おたより本文)
  *テント張りはチームワーク(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  戦略は見えない
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 ふらんす菓子屋エミリーについて書いたのは今年の3月。
 4ヵ月もすぎましたが、「エミリーに行ってきました!」
 というメールを最近になっても、ちょくちょくいただきます。

 ありがとうございます。


 メルマガやブログを読み、気になる会社や店があります。
 (こんど、ここに行ってみよう)
 と思い、マークしたりメモったりしますが、
 なかなか行けません。

 僕の手帳には、「行きたいところメモ」がいっぱい。
 メモするまではいいのですが、行動力がない、というのか
 メモっただけで見直さないから忘れるというのか(笑)
 いいと思った情報をムダにすることも多い。

 それなのに、僕のメールレターを読んで
 「行ってきましたよ」と教えてくださるのですから、
 こんなにうれしいことはありません。


 ふらんす菓子屋エミリーを思い出しましたか。

 厳しい修業に耐え、実家に戻った小野善秀さんが
 ケーキをつくるより、タバコを配達していたエミリーです。

 その小野さんがカセットテープを聞きまくり、
 「経営とはお客さんの数を増やすことだったのか!」と
 目覚めたエミリーです。

 6400世帯のエリアにケーキ屋、つまり競合が4店。
 そのなかにあって5年間で売上を2倍に増やし、
 上得意客の数を3倍に伸ばしたエミリーです。

 お客に認知されるための重点商品を定め、
 どんなお客に来てほしいか、客層を決めました。

 その客層にふさわしい重点商品を決め直し、
 口コミが広がる仕掛けも考えました。


 言い換えれば、勉強したことで戦略の重要性に気づき、
 戦略にそった戦術で客数を伸ばしたわけです。

 メールレターを読み、「行ってきました」という方は、
 戦術からさかのぼって、戦略を思い起こしたのでしょう。


 なにしろ、どんなエリアで、どのようにして
 1位になったかということについては、わからないものです。

 戦略は目に見えないものですから。

 似顔絵がキャラクターを描いたバースディーケーキを見て、
 (ああ、商品はこれに力を入れているな…)とわかります。

 バースディーケーキを注文した方は、後日ハガキが届いて、
 (ふむふむ、こうやって忘れられないようにしているんだな)
 とわかります。

 しかし、どんな目標を掲げ、どうやって1位を築いたかは
 店に入っても、買い物をしてもわかりません。

 戦略って、見えないものです。

 だから、こういうメールをいただくと、僕は少々、困ります。


 「エミリーさんに行きましたが、
  どんな戦略にもとづいているのか
  わかりませんでした。よくある、
  普通のケーキ屋に感じました」


 思い切って言いますが、よくわからなくていいのです。
 店にサッと入って、パッとわかるものではない。
 だから安心してください。わからなくていいのです。

 でも、少しだけ考えてください。
 たくさん置いてある商品のなかで、
 力を入れている商品はわかりますね。

 エミリーだと、ショーケースの向こう側で
 何をやっているかがわかりますね。

 ほかのお客に、どんな対応をしているかは
 耳をすませばわかりますね。

 そこから逆算するように考えてみてください。
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ハート住宅復活作戦

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 133
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・15

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   福岡のランチェスター経営株式会社では、
  『ランチェスター経営通信』というメルマガを発行しています。
   その第54号で、8月6日のセミナーが紹介されました。

   「お客が増える★プロダクションの村上透さんが語る、成功戦略」

   「目標はもちろん、あなたの会社が“地域で一番”になること」

   「事例に学ぶ1位づくりの法則を、ランチェスター弱者の戦略の
    『番記者』とも称される、お客が増える★プロダクションの
     村上透さんに時間いっぱい話していただきます」

   ご紹介、ありがとうございます。精一杯、やります。
    
  

 今日の内容
  *ハート住宅復活作戦(おたより本文)
  *ザックの中身(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  ハート住宅復活作戦
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 ちょうど一年前、「バタビン社長から戦略社長へ」という
 メールレターを書きました。昨年の7月14日です。


 沖縄の不動産仲介会社、ハート住宅の長浜豊社長が
 この話の主人公です。

 長浜社長は楽しい日々を送っていました。

 必死に営業しなくても仕事が舞い込み、飲み歩く毎日。
 夕方5時になれば飲みに出て、飲めば二日酔い。
 翌日の午前中は仕事にならず、午後に復活して、
 夕方になればまた飲みに出る。

 儲かっている不動産屋の社長ですからね、
 ゴルフもやったそうです。

 取材の際、その話を聞きながら、ちらっとですが、
 (うらやましい…)と思ってしまいました。

 が、うらやましいという気持ちはすぐ消えました。

 世の中、仕事をせずに儲かることなどありません。
 遊び歩いていて、経営がうまくいくはずありません。

 長浜社長も、気がつけば会社存続の危機。
 長年の酔いも一気にさめたことでしょう。

 素直な性格であることがさいわいし、
 危機を乗り越えるのですが、挽回策がすごいんです。

 仲介不動産の価格帯を決めて、
 営業に出かける地域を狭めて、
 年収をもとに対象客層を設定。

 こう書くだけでは、わかりにくいですね。
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0.5%の客層

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 【今日も元気に お客が増える!】 132
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・12

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   31年前(1979年)の7月13日、
   南海と日本ハムとの試合が中止になりました。
   プロ野球です。中止の理由は、雨ではありません。

   東名高速の日本坂トンネルで起きた火災による渋滞のため、
   野球道具を積んだ車が時間内に到着できなかったから。
   大阪の日生球場から東京の後楽園球場へ向かっていたのです。

   プロの野球選手であっても、道具がなければ試合できませんね。
    
  

 今日の内容
  *0.5%の客層(おたより本文)
  *小休止に出される問題(村上 透ものがたり)


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  0.5%の客層
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 自己破産する会社と、業績が上がる会社。

 社長の考え方しだい、経営のやり方しだい、
 その差によるということでしょうか。

 同じような意味かもしれませんが、
 社長の思い、悩み、苦しみ、悩んだすえの決断力。
 その違いによるような気がします。


 7月8日のメールレターで、
 自己破産した留学斡旋会社の記事について書きました。

 そして最後に、「0.5パーセントの客層に絞った
 1位戦略の会社のことを伝えます」と予告しました。

 今日は、その会社、SEA国際教育研究所について
 取材経験をもとに紹介します。


 札幌にあるSEA国際教育研究所の代表は吉田茂氏。
 小学生から社会人まで英会話を教えていた同社は、
 延べ600人にのぼる生徒を抱えていました。

 通いやすくするために低額の月謝制を採用。
 土日には子どもたちと野球をしてふれあうなど、
 親しまれる英会話教室として年々生徒数は増えていました。

 講師を育て、教室の数を増やしていけば
 やがて800人、1000人と増えていく。
 周囲の目にはそう映っていました。

 北海道でうまくいくのだから、東京、名古屋、大阪と
 全国に拠点を設け、教室の数も増やしたい…と
 考えても不思議ではありません。
 自己破産した留学斡旋会社のように。

 しかし、吉田氏は生徒数の増加を望みませんでした。


 「生徒数が多ければいいというものでもない。
  僕が教えたいと思える人だけに教えたい。
  やりがいを感じられる指導をしたい」

 それが理由です。

 吉田氏が、もっともやりがいを感じたのは、
 海外の大学に正規留学を希望する高校生への指導です。

 当時、わずか十数人にすぎませんが、生徒のなかに
 海外の大学に進学を希望する高校生がいました。

 中学進学と同時にやめてしまう小学生と違い、
 高校進学と同時にやめてしまう中学生とも違う、
 明確な目的を持った少数の高校生です。

 なんとしてでも英語力を高め、アメリカやイギリスの大学へ
 進学したい高校生。彼らは必死。だから教える側も必死でした。

 合格すると涙を流して喜んでくれます。
 本人はもちろん、親からも学校の先生からも感謝されます。

 彼らのそんな姿をみるときこそ
 「この仕事を選んでよかった」と吉田氏は思いました。
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留学斡旋会社の自己破産

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 【今日も元気に お客が増える!】 131
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・08

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   たいへんお世話になっている社長が仕事で札幌へ。
   昨夜、ジンギスカン店と寿司屋に行きました。

   その寿司屋のホームページには、経営者の思いや
   経営理念が述べられています。
   稲盛和夫氏の経営講話全32巻を聞きまくったこと。
   「気」を入れた仕事が大事であると考えていること。

   社長が「稲盛和夫に狂った!」と書いてあるので、
   現場にどれだけ反映されているのか気になり、
   じつは何度か、その店を利用しています。

   いい店です。従業員の接客対応も悪くありません。
   しかし、ほかの店と比べて図抜けているかというと…。
   経営者の思いがお客に伝わるのは、なかなかむずかしい。
    
  

 今日の内容
  *留学斡旋会社の自己破産(おたより本文)
  *山岳大会の実技試験(村上 透ものがたり)


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  留学斡旋会社の自己破産
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 一昨日、新聞やネットでこんな記事を目にしました。

 「留学斡旋のサクシーオが自己破産申請」

 留学斡旋? 手を広げすぎたか? 客層が広いんじゃないか?
 と、すぐ決めつけるのはよくありません。

 サクシーオという会社のことは、まったく知らないうえ、
 決めつけるのはよくないのですが、実際、そう思ったのです。

 ホームページは削除されてしまったのでしょうか。
 見当たりません。でも、ありがたいことに
 東京商工リサーチや帝国データバンクの情報をさがすと、
 どんな会社だったかがわかります。

 2003年に設立された、東京都港区の留学斡旋業者。
 オーストラリアへのインターンシップ留学、
 ニュージーランドへのファームステイ留学、
 アメリカハリウッドへのダンス留学、
 (ダンス留学? そんなのがあるんですね)
 オーストラリアへのサーフィン留学、
 (サーフィン留学? そんな留学知ってました?)

 ホームステイとかワーキングホリデーなら知っていますが、
 まあ、いろいろあるんですね。留学にも。
 お客を集めるのもたいへんです。

 この会社、ほかにもやっていました。
 中学高校の海外修学旅行に自治体の研修旅行、
 海外から日本への留学斡旋もおこなっていました。

 名古屋、大阪、福岡など全国に8ヵ所の支店を展開。
 海外にも25拠点を設置していたそうです。

 2008年には26億4000万円の売上があったのに、
 負債総額は8億円とのこと。

 現在、サクシーオを利用して渡航する予定の人が400人。
 お金は払っているのでしょう。どうなるのか。
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伝えるのが使命

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 【今日も元気に お客が増える!】 130
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・07・05

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   少し大阪ですごしました。
   暑い大阪でしたが、気温より湿度。
   北海道帯広市生まれの僕には
   湿度の高さがこたえます。

   今日はこれから福岡で取材。
   例年にも増して雨が多く、被害もまた多い九州。
   地元の方々のたいへんさが、ほんの少しわかります。
    
  

 今日の内容
  *伝えるのが使命(おたより本文)
  *筆記試験は知識暗記型(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  伝えるのが使命
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 「ほっかほっか亭上新庄(かみしんじょう)店の
  岩田と申します。今年で16年になります。
  従業員は3人、アルバイトが10人のお店です」

 やや緊張した面持ち(おももち)ではじまった、
 7月2日の体験発表会に行ってきました。

 僕個人にかぎって言えば、岩田芳弘社長を知っています。
 かつて、長時間の取材をしたことがあるからです。

 いくつもの商売を失敗させてしまい、背水の陣で
 ほっかほっか亭というFC店にすべてをかけたこと。

 しかし、フランチャイズ店という形態ゆえ商品の差別化が
 不可能であり、そのうえ猛烈な競争を余儀なくされたこと。

 ところが、隣の理美容室オーナーに教えてもらったことが
 きっかけで、経営のやり方がわかってきたこと。

 そして今では、大阪にある300店のなかで1位の店に
 成長したこと。その内容すべてを知っています。

 知っているにもかかわらず、岩田社長の発表は
 最初から最後まで聞き入ってしまいました。


 得るものが多い話というものは、何度聞いても
 そのつど胸に深くきざまれることがわかりました。

 100人を超える参加者は(この数にも驚きますよね)
 みなさん初めて知ることばかり。
 失敗のドラマも、お客が増える経営のやり方も
 大きな収穫となったことはまちがいないでしょう。


 日頃、経営レポートを書いている僕は
 知らず知らずのうちに“経営のことはわかっている”
 という錯覚をしているものです。

 今回、岩田社長の発表を聞き、あらためて自分の無知を
 思い知ることになりました。

 ほんの小さなできごとに失敗の本質があり、
 そこに気づいた社長が業績を大きく変えられる。
 そんなことを再認識したのです。


 「一個500円の弁当を片道15分、往復30分かけて
  配達していました。赤字になるのは当然です」

 「新しいお客さんをさがすために、一軒ずつピンポン
  を押して訪問営業。いてもいなくても、とにかくピンンポン」

 「うちの強みがわからなかった。常連に聞いてみようと
  100人にアンケートしたら、96人が『接客がいい』と」

 「スタッフと、『最近、あの常連さんけえへんな』と。
  名前を知らず、店とお客さんというだけの関係は
  さびしい。だから住所と名前を聞きはじめました」


 一日300人です。岩田社長の店は、一日に300人もの
 お客が来店するそうです。
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7月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 129
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・29

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   月末はこの一ヵ月を振り返って、あなたにおたより。

   6月は8通のメールレターを差し上げました。
   今日で9通目。お読みいただきありがとうございます。
   今月もまた、たくさんの返信をいただきました。
   そして、紹介したセミナーや書籍に、これまた多くの
   お申し込みをいただきました。
   本当に、本当に心から感謝しております。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *7月を迎える前に(おたより本文)
  *山岳部の大会審査基準(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  7月を迎える前に
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◎『たった一言で』に大反響

 6月3日と7日に、『たった一言で』という本を
 紹介しました。

 (まだ読んでいない方は、どうぞこちらから)
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/files/a3026a0ca5ec387f4ae5e3a2520e2b84-121.html


 ありがとうございます。
 もう、本当に心から、心から感謝いたします。

 発行元の「プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動」事務局に
 何十人もの方から購入申し込み、メルマガ申し込みが
 寄せられたと、報告を受けております。

 メールレターを送信した当日、
 まだ4時間くらいしか経っていないのに、
 「配信されてから、
  続々と注文メールが届いております!」
 と事務局の小島さんからメールが届いたほど。

 「複数冊のご注文者もおり、
  多い人は10冊買っていただきました! 」とも。

 この本は、「メールレターで紹介してほしい」と
 頼まれたわけではありません。
 僕が、いい本だと思ったから案内したまで。

 報いを求めない気持ちで書いたものは
 素直に受け取ってもらえるんですね。


 でも正直に申し上げると、

 (僕が提供している「お客が増える!」という商品も
  こんなふうに、飛ぶように売れたらいいのになあ…)

 と思ったことも事実です(笑)


 この本のいいところは、
 “作文のうまさを競った本ではない”ということでしょうか。

 「あなたが心に響いた、たった一言を教えてください」
 という呼びかけが、投稿のハードルを下げています。

 じょうずに書かなくていいんですよね。
 思った通りに書く。しゃべるように書く。
 みんな素人。
 だから伝わるんだと思います。


 そう、うまく書こうと考える必要はありません。
 短い文章でよさそうです。
 あなたも書いて、応募してみませんか。

  ★☆第二回「たった一言で」コンテスト☆★
  
http://hitokotode.com/


 僕にも、あります。
 (この言葉で救われた…)という、たった一言が。
 ある女性からもらった言葉です。

 それを投稿するかどうか、悩んでいます(笑)
 仮に、本になったときはペンネームだからかまわないのですが、
 応募の時点で、村上であることがわかります。
 それがちょいとはずかしいのです。
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大激戦区での逆転劇

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 【今日も元気に お客が増える!】 128
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   昨日(23日)の朝、北海道の千歳を出るときは雨。
   上空ではかなり揺れて、中部セントレア空港に着いても雨。
   でも、駅前のセミナー会場に着いたとき、
   雨が上がりました。思ったほど暑くもなく、ほっ。

   ランチェスター経営名古屋が主催した
   『戦略社長の体験発表会』に参加しました。
   3人がけの席が前から後ろまでびっしり。

   なにより、代表の川端康浩さんは年間6000時間は仕事をする
   ランチェスター講師のなかでもっとも熱い男(村上認定)。
   やはり名古屋は熱いところです。
    
  

 今日の内容
  *大激戦区での逆転劇(おたより本文)
  *インターハイの筆記試験(村上 透ものがたり)


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  大激戦区での逆転劇
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 各地で開かれる体験発表会は、僕にとって宝の山です。

 (今回はどんな社長に会えるかな)

 軒並み業績を悪化させる会社が多いなか、あきらめず、
 熱意、願望、向上心が強く、高く、それゆえ勉強熱心。
 勉強したことを素直に実行するから、業績は絶好調。

 体験発表会は、そんな社長に出会える可能性が高いのです。

 昨日の名古屋でも、期待通り出会うことができました。
 しかも、発表した3人が3人とも若き戦略社長でした。

 一夜明けた今朝も、少々興奮しているので(笑)
 今回は、そのなかのひとりを紹介します。


 K社長はパナソニック系列の小さな電器屋を営んでいます。
 人口6万4000人の名古屋市熱田区には、
 同業の地域電器店がほかに4店。これだけでも激戦区。

 しかし、K社長がおかれた状況はもっと過酷。
 至近距離にジャスコ、コジマデンキ、エイデン、
 ちょっと離れてヤマダ電機。

 ごくふつうに見れば、絶望的です。
 競争相手が多すぎます。資本力がある大手も多すぎ。

 K社長が継いだときも、危機的状況でした。

 でも、若いということは強い。
 積極的に挽回策を打ち続けます。

 品揃えが少ないから売れないと考え、品揃えを増やします。
 パナソニック系列店にもかかわらず、
 いろんなメーカーの商品を扱いはじめました。

 やみくもに新聞折込チラシを投入し、
 量販店と同じく「目玉品」をアピール。

 価格でも負けるわけにはいきません。
 「量販店と同じ価格にしますよ!」と宣言。

 本来は個人消費者向けの店ですが、
 法人にも営業をかける猛烈パワーぶり。

 売上を上げようと、必死に努力したわけです。

 ところが……K社長いわく……、

 「売上を上げようとすればするほど、下がっていきました」


 そうです。売上が下がるのもやむを得ません。
 これでは、大手と互角に戦おうとしているだけ。
 大手のまねをしているだけだったのです。


 このときの、努力の方向性は間違っていましたが、
 努力したことは間違っていませんでした。

 やってはいけないことがわかったからです。

 非科学的なことを申し上げますが、
 努力する人を天は見捨てません。

 K社長は「ランチェスター弱者の戦略」と出会います。
 そこから、大逆転がはじまりました。

 商品を絞り、
 地域を半径1キロに絞り、
 客層を絞って設定し、
 圧倒的な量の感謝を繰り返します。

 (肝心なところを割愛して、ごめんなさい/村上)

 経営のどこをとっても、
 コジマデンキやヤマダ電機がやらないこと、
 できないことをK社長はおこなったわけです。

 だから一昨年も昨年もお客が増え、
 お客が増えるから売上も利益も増えています。
続きを読む...

お客のお客の声

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 127
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・21

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   ショックでした。
   「ハガレン最終回」とネットニュースで目にして
   なんのことだかさっぱりわからなかったのです。

   『月間少年ガンガン』も『鋼の錬金術師』も知らず、
   2001年から連載されていたことも、
   コミックスが4200万部売れたことも知らなかった…。

   ここ10年のあいだにマンガ小冊子を企画、編集したり
   参考にするためにけっこう読んだり買ったりしました。
   なのに、“ハガレン”を知らず。世界が狭い村上です。
    
  

 今日の内容
  *お客のお客の声(おたより本文)
  *地下足袋とわらじはすぐれもの(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  お客のお客の声
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 世の中にないものをつくりたい。

 その思いから、三十数年勤めた会社を辞め、
 ジャパンパック株式会社を設立した長田宏泰社長。

 しかし、どれだけ思いが強く、志が高くても
 最初からうまくいくとはかぎりません。

 しばらくは奥さんとふたりで梱包資材を売っていました。
 包装に使うテープやバンド、袋や緩衝材などを仕入れ、
 地元、富山のメーカーに販売していたのです。

 世の中に存在しない製品どころか、
 どこにでもある商品を売り歩く毎日。

 でも、その日々は決して無駄ではありませんでした。
 富山県内の企業を訪ね歩きながら、
 発送に関して困っていることを聞き続けたからです。


 ある日、接着剤メーカーから、こんな話を聞きます。
 「販売先から、カラになった缶が送り返されてくる」
 という悩みです。

 いきさつをざっと申し上げます。

 接着剤は一斗缶(いっとかん=18リットルの缶)
 に入れて出荷するのが常識です。
 富山の接着剤メーカーも缶に入れて全国へ発送していました。

 購入した工場や現場では、接着剤を使い終わったあと、
 缶をつぶそうとします。
 中身はカラであり、積んでおいてもかさばるだけ。

 ところが、プレス機でつぶす際、
 缶の内側に残った接着剤がはみ出してしまいます。
 プレス機は接着剤まみれ。そのあたりに飛び散ります。

 缶の内部を洗浄するという方法もありますが、
 接着剤を洗い流した廃液が問題となります。

 処理がめんどう。だからメーカーに送り返す。
 販売元のメーカーは送り返されても拒むことができません。


 この話を聞いて、長田社長はピンときたと言います。

 金属缶だと、たしかに処理に困る…。
 だったら、段ボールでつくればいいのでは?

 だれも発想しなかったことです。
 接着剤は金属缶にいれるもの。
 段ボールが検討されることすらありませんでした。

 そこから生まれたのが、液体輸送容器『Nパック』です。
 段ボール箱の内側に袋を貼り、
 折りたたみ自由、内袋の取り外しが自由な容器。
 いまではほとんどの接着剤メーカーに採用されています。


 箱の底に水を入れ、切り花を立てたまま輸送できる
 『Nフラワー』は倒れてもこぼれない段ボール箱です。

 富山県はチューリップをはじめ、
 切り花の生産農家が多い土地。

 切り花は通常、横に寝かせて出荷しますが、
 東京など都市の市場に着いたときは傷んでいます。

 「水につけた状態で出荷してくれれば、ありがたい」
 そんな声が競り(せり)の現場から寄せられていました。

 その声をもとに開発した画期的な容器です。


 発泡スチロールに代わる保冷容器『Nクール』も
 エンドユーザーの声がもとになって生まれた製品です。

 富山の名産品のひとつ、かまぼこは
 発泡スチロールに入れて全国へ出荷されます。

 東京の百貨店では、かまぼこを取り出したあとの
 発泡スチロールに困っていました。

 とりあえずバックヤードに積み上げ、
 量がまとまったら処理業者にひきとってもらうのです。

 「カラの発泡スチロールがかさばって…」という声が
 かまぼこ会社に届いていたのです。

 それを知った長田社長は、折りたたみが可能で
 再利用できるNクールを開発したというわけです。
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辞める理由

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 126
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・17

 このメールレターは、
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   すみません。ごめんなさい。
   6月14日に送ったメールレターで『来来亭』の字を
   間違って『未来亭』と書いてしまいました。
   正しくは、来来亭です。らいらいてい。

   固有名詞の校正ミスは恥ずかしいこと。
   申し訳ありません。

   「来来亭のことじゃありませんか? 未来亭は知りませんが
    来来亭なら知っています。来来亭の社長の話が
    聞けるのであれば、参加したいと思います」
   というメールをいただきました。そうです。来来亭です。
   ですから、どうぞご参加ください。
    
http://keigaku.com/seminar/rairaitei.html
    
  

 今日の内容
  *辞める理由(おたより本文)
  *部室は理科の実験室(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  辞める理由
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 長年つかえてきた社長が亡くなってしまうと、
 きっと親を失ったような気持ちになるのでしょう。

 僕にはそういう体験がありません。
 でも、ジャパンパック株式会社の社長、
 長田宏泰さんの話を聞き、
 そういうものかもしれないなと思いました。

 富山県滑川市(なめりかわし)にあるジャパンパックは
 少し変わった段ボール製品をつくっています。

 液体を入れる段ボール箱。
 冷凍・冷蔵品を運ぶ段ボール箱。
 ものを取り出したらたたみ、
 何度でも使える段ボール箱。

 特許を持つ“機能性段ボール製品”をつくる会社です。

 設立後、今年で12年目になる同社の長田さんは、独立前、
 三十数年にわたりひとりの社長につかえてきました。

 その社長は大きな心、広い心を持った人でした。

 長田さんに梱包材や包装材部門をまかせ、
 君がいいと思うように思い切ってやりなさいと
 見守ってくれたそうです。


 「金は出すが、口は出さないという人でした。一年に一度、
  『よう儲けてくれたな。たいへんだったな』としか言わず、
  いつもわたしを信頼してくれました。
  その信頼に応えようと、わたしも必死に仕事をしました。
  地元大手企業と取引できるようになり、仕事のおもしろさを
  味わわせてくれました。わたしにとって名経営者です」


 長田さんは社長の期待に応え、
 まかされたパッケージ部門を
 会社の大きな柱として成長させてきました。

 地元大手企業とはYKK APです。
 売上高3000億円ものYKK APは、
 巨大な製造拠点を全国に5ヵ所もっていますが、
 そのうち2ヵ所が富山県、ひとつは滑川市にあるのです。

 長田さんの作る段ボール製品がYKK APで使われました。
 大口取引先どころではありません。超大口。


 長田さんはナンバー2、専務取締役になりました。
 会社は絶好調。

 しかし、社長はいつも長田さんに言っていたそうです。

 「時代を意識するように。調子がいいときに
  次のことを考えなければいけないよ。
  いつまでも同じことをしていてはだめだよ。
  人と同じことをしていてはだめだよ」


 長田さんは社長の言葉を信じ、次のように考えました。


 人と違うことをしよう。
 他社と違うものを考え、つくっていこう。


 長田さんの目には、明るい未来が見えていました。


 ところが、いいことは永遠に続きません。
 YKK APとの取引がなくなってしまったのです。
 「今後は自社でつくる」
 そう言われてしまってはあきらめるしかありません。

 社長の言っていたとおりです。

 世の中はどうなるかわからない。
 いつまでも同じことをしていては行き詰まる…。

 大口の得意先を失っても動じない会社にするには
 オリジナル製品を開発し、差別化をはかるしかない。

 長田さんは独自製品を考えだします。


 しかし、不幸な出来事はひとつではありませんでした。
 社長が亡くなってしまったのです。
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モチベーションが上がるラーメン屋

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 【今日も元気に お客が増える!】 125
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   6月10日に京都で3人の社長による実践報告セミナーが
   開かれました。
   京都府南部で賃貸マンション建設1位の会社、
   京都市で健康靴1位の会社、
   京都市でプリザーブドフラワー(枯れない花)1位の会社。
   この3社の社長による「顧客支持を高め、1位になった理由」です。

   僕は昨年、この3社を取材し、それぞれ事例レポートとして
   まとめましたが、今回のセミナーにちなんで
   「3社特別版」の事例レポートPDFファイルCDを作成。販売しました。

   あと4枚、手元に在庫があります。
   3社の事例がおさめられて価格は5000円、かなりお得です。
   ご希望の方に販売いたします。村上までメールをどうぞ。
    
  

 今日の内容
  *モチベーションが上がるラーメン屋(おたより本文)
  *山岳部の実態(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  モチベーションが上がるラーメン屋
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕はラーメンが好きでして、札幌はもちろん
 各地でご当地のラーメンを食べることがよくあります。

 好き、というだけで決して味にうるさいわけではありません。
 けっこう、どこで食べても、まあまあうまいと感じます。

 ブランド化されたラーメンでなくても
 好きな味は好き、うまいものはうまい。

 要はどの土地で食べても、「お、ここのラーメンはうまい」
 と思ってしまいます(笑) 僕の場合。

 だから、滋賀県野洲市でもラーメンにチャレンジしました。


 野洲市(やすし)って、ご存じですか。
 琵琶湖の南岸、人口5万人くらいの街です。
 野洲高校のサッカーが有名ですよね。

 でも、野洲ラーメンなんて聞いたことありません。

 だからはじめて野洲駅に降りたとき、
 友人の糀谷博和さんにお願いしたものです。

 「糀谷さんさあ、野洲でうまいラーメン屋って、どこ?」
 「ラーメン? 村上さん、未来亭を知らないの?」

 というわけで、だいぶ前に連れてってもらったのが
 『未来亭』というラーメン屋。

 うまかった。文句なくうまかった。
 まあ、好きな味でした。

 味はいいけど、味より気になったのが
 店員のあいさつなど対応や動き、
 あるいはアンケート用紙などの戦術面。

 (これはきっと、戦略あっての戦術だな…)
 (従業員教育を相当やっているな…)

 と、食べながら気になることばかりの店でした。

 そのときは、それで終わりました。
 その後、滋賀県や愛知県などで未来亭を
 見かけたりしたとき、(ここにもあるのか)
 などと思い出したりしていました。


 ところが先日、(お! あの未来亭だ)と
 思うことがあったのです。

 (ここでようやく、前号のメールレターからの
  続きがスタートします。前置きが長くて恐縮)



 糀谷さんから届いた『経営者の学校』案内に
 「未来亭の社長が真実を語る」と載っているのです。


 ・創業10年で年商100億円を達成したのはなぜか。
 ・100点の味より90点を目指す「90点の経営術」。
 ・努力すれば社長になれるという「暖簾分け制度」。


 なになに、10年で100億?
 驚いてホームページをみました。

 店舗案内のページをひらき、1、2、3…と数えたら
 160店以上も展開しています。

 これは完全に強者でしょう。
 でも、最初から強者じゃないはず。当たり前ですね。

 ふつうなら、拡大し、調子に乗って、やがて失敗…。
 ではなぜ、未来亭はそんなにうまく成長しているのか。

 豆田敏典(まめたとしのり)社長に会ったことはなく、
 未来亭成長の秘密など、まったく知らない僕です。


 すぐ糀谷さんに電話しました。
 「この未来亭って、糀谷さんとラーメン食べた、あの未来亭?」

 「そうそう! あの未来亭。村上さんと行ったのは本店だよ」

 聞けば、おもしろいことをいくつか教えてくれました。


 ・滋賀県が本社。こっちの人は誰もが黄色の看板を知っている。
 ・法人一期目で1億900万円の売上。
 ・法人化8期目で100億円を突破。現在120億円。
 ・従業員は300人を超えているが「三大原則」が徹底されている。
 ・160店舗もあるから、社長の目が届かないはずだが、
  なぜ従業員が育つのか、そこには秘訣がある。
 ・セミナー当日は“独演会”にならないように、豆田社長に質問し、
  切り込むことで話を掘り下げていく。
 ・社長のやっていること、言っていることが本当かどうかを検証
  するためにマネジャーや家族からも裏づけをとっている。
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経営者が行くべきところ

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 【今日も元気に お客が増える!】 124
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・11

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   昨日、京都で開かれたセミナーですが
   70名の方に来ていただくことができました。
   ありがとうございます。

   僕は第1部に登壇、第2部は竹田陽一先生。
   竹田先生は3時間近く、ノンストップ。
   何度聞いても、これがおもしろい。
   そんなセミナーをしてみたいものです。
   そのためには、あと4400回以上はやらないと…。
    
  

 今日の内容
  *経営者が行くべきところ(おたより本文)
  *山岳部へ入部したが…(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  経営者が行くべきところ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 文部科学省が発表した2010年版「全国学校データ」によると
 全国の学校の数は約5万4000校だそうです。

 ここには、専修学校や各種学校と呼ばれるところは
 含まれません。予備校も学習塾も含まれない。
 小中高や大学だけで5万校以上もあるんですね。

 「専門学校の数」という調べ方をすると、およそ3000。
 なんだかんだ“学校”というところを合わせると、
 約6万の学ぶ場が日本にはあるようです。

 ところが、ですよ、約6万校もありながら
 「社長のための学校」って皆無に近いのです。

 あなたは聞いたことがありますか。
 経営者の学校とか、社長のための大学というところを。

 あるいは「経営者のための大学に今春、入学しました」とか、
 「私、いま、社長が学ぶ学校に通っているんです」という
 人が身近にいらっしゃいますか。


 『松下幸之助商学院』は経営者のための学校ですね。
 でも、パナソニックショップの後継者育成が目的ですから、
 だれでも入学できるわけではありません。

 僕が知っているのは、沖縄にある『経営を学ぶ学校』。
 今年の1月19日、メールレターで紹介しました。

 紹介するということは、それだけ社長のための学校が
 世の中に存在しないということの証です。


 あなたもきっとご存じの、ランチェスター経営
 竹田陽一先生から何度も聞いたことがあります。

 「世の中にこれだけ学校があるのに、
  どうやったらお客が増えるかを教えてくれる学校がない。
  どうすれば倒産しないかを教えてくれる学校がない」

 ほんとそうですよね。

 大学には経済学部や経営学科があります。
 用語の意味や経済の仕組みは解説してもらえますが、
 どうすればお客が増えるかは教えてもらえません。

 学生たちで製品をつくったり販売する実習はありますが、
 あなたが直面している現実の経営とはちょっと異なります。

 だから「独立起業塾」「社長塾」など、
 民間の塾形式の場で学んでいくしかないのですね。


 と、日頃思っていたのですが、朗報です。
 経営者の学校ができました。

 その名も……ズバリ、『株式会社経営者の学校』。
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弁当屋さんの実践報告

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 【今日も元気に お客が増える!】 123
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   一昨日、6月7日に贈ったメールレターで
   『たった一言で』を紹介しました。

   ありがとうございます。
   20名近くの方からご注文があったそうです。
   おひとりで10冊購入した方も。

   もしかすると、あなたですか。心からお礼と感謝を申し上げます。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *弁当屋さんの実践報告(おたより本文)
  *下位で合格(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  弁当屋さんの実践報告
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「人がやらないこと」というメールレターを
 おぼえている方はいらっしゃいますか。

  「なぜ、お客さんが多いのですか」
  「なぜやろ、営業してはるからかな」
  「営業? チラシの折り込みではなくて?」
  「ええ、一軒一軒訪問して営業したからとちゃいますか」

 という話です。昨年5月のメールレターです。


 「営業しない会社の営業」というタイトルはいかがですか。

  「いつも来てもろうてすみません。
   いつもご利用いただくのに
   お名前も聞いてなくてすみません。
   なんとおっしゃるんですか」

 とお客に名前を尋ねる、ほっかほっか亭の話です。


 「おかんからのファクス」というメールレターもあります。

  「若い子たちが、額に汗して明るく元気に働いている姿に、
   おばちゃんはいつもいつも感心しています」

 そんなおたよりをもらうお店の話。
 昨年の10月、あなたに送ったメールレターです。


 この3つに共通しているのは……、

 そうです。もうおわかりですね。
 大阪の東淀川区にある『ほっかほっか亭』、
 岩田芳弘社長について書いたもの。


 僕は3回も書いているんですね。岩田社長について。
 まあ、なんってったって僕は驚きましたから。

 きっとあなたも知っている、あのほっかほっか亭が
 カウンター越しにお客の名前を聞き、
 顧客名簿をつくり、一軒一軒訪問したというのです。

 「そんなにすごいこと?」と思いましたか?
 はい、これはすごいことです。断言します(笑)


 ほっかほっか亭は、商品で独自化は絶対無理。
 オリジナルのメニューが許されません。
 味も量も変えることができない。

 同じような持ち帰り弁当店はもちろん、
 スーパーの弁当売り場、総菜屋、コンビニと
 360度、競合だらけ。商圏も限られています。

 これって、ほかの業種も同じですよね。
 構図は同じ。状況は同じ。中小企業の縮図です。


 しかし岩田社長は、ほかの社長と違いました。
 なんと、隣の美容室がおこなっている経営に学び、
 勉強し、考え、行動したのです。

 だから3年で売上を6000万円から9000万円に伸ばし、
 大阪で1位のほっかほっか亭になったのです。

 「来店型の商売だからといって、
  待っててもお客さまは増えない。
  営業してお客さまをつくるしかない。
  つくったお客さまに、何度も何度も
  来てもらうしかない」

 そう決心したのが平成18年、2006年です。
 昔の話ではありません。
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「たった一言で」。あなたは?

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 【今日も元気に お客が増える!】 122
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   いま売れている本は案内する必要がないのでは?
   そう思う方がいるかもしれません。
   はい、売れているんなら、あなたに知らせる必要は
   ありません。

   でも、知らせたいんです。僕が勝手に(笑)
   売れている本の多くは、いい本です。
   いい本はやはりあなたに知らせたい。
   今日はそんなメールレターです。
    
  

 今日の内容
  *「たった一言で」。あなたは?(おたより本文)
  *学業転落へのスタート(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「たった一言で」。あなたは?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 「たった一言で」あなたの心に響いた言葉はなんですか。
 その一言にまつわるエピソードを教えてください。

 昨年そう呼びかけたところ、2191編の応募があった、
 『たった一言でコンテスト』。

 事務局長の小島章裕さんに尋ねました。
 「2000以上の数から、約200を選ぶのですから
  審査はたいへんだったでしょう」

 テストの採点と違い、文章には明確な答えはありません。
 これはマル、これはバツと正否を出せないものです。
 読む数も多いし、入選作品を決めるのは悩んだだろうなあ。
 そう僕は思ったのです。


 小島さんは言いました。

 「泣けて泣けて、編集作業がなかなか進みませんでした。
  それがいちばんたいへんだったかな」と笑っていました。


 ちょうど一年前、昨年の6月に応募を開始しましたが、
 「500通くらい集まったらいいね」と小島さんたちは
 話していたそうです。

 大々的な宣伝ができるわけではなく、「1等100万円!」
 といった多額の賞金をだすわけでもありません。

 広く知られることがなければ、多く集まりません。
 利益目的のコンテストではないから、欲もだしません。

 ところが、募集を開始して1ヵ月後の7月から、毎月
 100通以上が届き、「お、500通以上は確実に集まる」と
 小島さんたちは喜んだそうです。

 そして応募締め切り日が近づいた最後の月は……
 一日20通、30通の「たった一言で」が届くようになり
 500どころか2200通近くも寄せられたというのです。


 それから何人もの審査員によって受賞作品が選ばれました。
 こころぽかぽか賞、ニコニコ賞、ハッピー賞…。

 いろんな世代からいろんな出来事をもとにした話を
 なるべくかたよらないように選びました。

 小島さんも笑い、泣き、感動し、元気になったと言います。
 「たった一言だけど、人の数だけ物語があるんですね」と。


 これら受賞作から50編を選りすぐり本にまとめたのが
 その名もずばり『たった一言で』。

 どこか出版社が出してくれるわけではありません。
 自分たちで2000部を発行しました。今年の3月です。

 156ページ。紙代や印刷代のコストで割ると、
 一冊770円。なんとまあ欲がないこと。

 受賞者221人に一冊ずつ送り、
 「プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動」のサポーターなど
 応援してくれた人にも無料で送りました。

 2000部発行し、計500部は無料で配ってしまったのです。
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たった一言で

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 【今日も元気に お客が増える!】 121
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・06・03

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  
   
   いつもメールレターをお読みいただき
   心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。

   村上のセミナーはいつ、どこで開催しますか?
   というお問合せをいただけるようになりました。
   ありがたいことです。

   随時、お知らせしてまいりますが、いまのところ
   取材したり原稿を書いたりに時間をかけることが多く
   月に何度もセミナーをすることができません。

   セミナーを収録したDVDをつくりましたので、
   ご関心のある方はどうぞご検討ください。
   
http://www.okyakugafueru.com/page6/dvd.html

   僕のセミナーは過激さゼロ、おとなしい内容です。
   じっくりと、かみしめるように伝えました。
    
  

 今日の内容
  *たった一言で(おたより本文)
  *合唱指導者もどき体験(村上 透ものがたり)


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  たった一言で
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 たった一言で気分が悪くなったり、
 たった一言で関係が悪化したりします。

 口頭でも、メールでも。

 不用意な発言をされて落ち込んだこと、
 あなたにありますか。

 こちらがいやな気持ちになるばかりではありません。
 裏を返せば、何気なく言ってしまった言葉が
 ものすごく相手を傷つけることもあります。

 たった一言って、怖いものです。

 でも、たった一言が人に生きる勇気を与えたり、
 たった一言が場の雰囲気をやわらげたりもします。

 あなたにもあるのではないでしょうか。
 たった一言でうれしくなったり、元気になったり、
 プラス思考になったり、悩みから救われたり…。

 小説には人を救う力があります。
 演説にも人に勇気を与える力があります。
 音楽にも人をうれしくさせる力があります。

 でも、日常の会話のなかで語られた、
 なにげないたった一言が意外な力をもっています。

 言葉の重さ、一言のありがたさをあらためて感じました。
 その名もずばり、『たった一言で』という本を
 つい最近、読んだからです。

 50編が載っている、その本のなかから、
 比較的短い一編を紹介します。

 (ここから)

 『笑わないでください!』
       ペンネーム/二〇世紀少年(千葉県長生郡)

  数年前、私は仕事である地方に、数ヵ月滞在していた
 ことがあります。そのときに、何気なく覗いた小学校の
 運動会でのことです。

  その学校で、すごく体格の良い、いわゆる「肥満児」と
 よばれる、一人の少年が私の目に入りました。その少年は
 やはり走るのが苦手らしく、そのユーモラスな動作が、
 人々の声援と笑いを誘っていました。
  障害物徒競争だったと思いますが、跳び箱に苦戦する彼に、
 大きな笑い声がおこりました。

  すると、そのとき、一人の少女が立ち上がり、
 「笑わないでください! ・・君は一生懸命やってるんです!」
  泣きながら叫ぶ少女に、静まり返った人々から、「ゴメンナ
 サイ」の声がかかりました。

  みんな、ばかにして笑ったわけではないと思うのですが、
 無意識のうちに、心の中にある「差別」というものが顔を
 出してしまったんではないでしょうか。
  少女の言葉が、それをみんなに気付かせてくれたのです。
 「笑わないでください」。私の心に、今も残る一言です。

 (ここまで)

 僕がその場にいたら、やはり笑っていただろうと思います。
 僕がその場にいたら、と考えて、恐ろしいことに気づきました。

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6月を迎える前に

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・31

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   月末は読者からのおたよりを中心に
   一ヵ月を振り返ってみます。

   5月は8通のメールレターを差し上げました。
   たくさんの返信をいただきました。
   心から感謝しております。ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *6月を迎える前に(おたより本文)
  *合唱に励んだ理由(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  6月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 ◎愛知県のS社長より

 今日、あらためて気付きました。
 タクシーって
 安全に目的地に着くことを売っているんだなと。
 当たり前のことですが
 見えないところに努力があるんですね。

 (村上より)
 5月7日の「あなたの仕事10ヵ条」を読み、
 おたよりをいただきました。S社長、ありがとうございます。
 自分の会社が“何を売っているか”は、とてもとても
 重要ですよね。
 あなたの会社は、何を売っていますか。


 ◎何人もの方より

 「ギブ&ギブのことですね」
 「先に利益を与えることの大切さを頭ではわかっていても
  現実にはなかなかむずかしいことです」

 (村上より)
 5月14日の「利は後にせよ」を読んだ方々からです。
 表現は多少異なりますが、上記2つのことを返信して
 くださった方が何人もいました。ありがとうございます。
 「利は後にする」と考えるとむずかしいのですが、では
 「利は先に」と考えると、「いや、そうじゃない」と
 思えるから不思議だと思いませんか。


 ◎静岡県のY所長より

 置き薬方式のおはなしですが・・・。
 メルマガやブログも、
 考え方によっては置き薬方式の一種なんだなーと、
 そんなふうに感じました。
 そして、
 あまり間があいてしまっては、
 ちっとも“置き薬”にならないなー、と。

 (村上より)
 やはり「利は後にせよ」で書いた、富山の配置薬についての
 おたよりです。なるほど! と思いました。
 配置薬のように、いつもそばにあって、必要なときに助けられ、
 気に入られ、忘れられないものが顧客維持に役立ちますね。
 Y所長、気づきをありがとうございます。お礼申し上げます。


 ◎大阪府のT税理士より

 チラシを見させていただくと、
 竹田陽一先生の講演もありますし、
 フットクリエイトはじめ実績を出された社長の生の声を聞けるとのこと。
 「このセミナー、参加したい」と思い、すぐ手帳を確認しました。
 6月10日は他の予定が入っておりました。
 どうしてもこの予定は変更できないんですよ。
 本当に残念でなりません。
 また有益な情報がございましたら、是非教えてください。
 次回は必ず参加させて頂きたいと思います。

 (村上より)
 5月のメールレターでは、6月10日に京都で開催される
 セミナーについて案内させていただきました。
 T先生、ごていねいな返信をありがとうございます。

 T先生をはじめ、読者のあなたに耳寄りなお知らせです。
 7月2日、大阪で村上お勧めのセミナーがあります。

 このメールレターで何度か紹介した、
 「ほっかほっか亭が訪問営業をして大阪1位になった!」
 という話を覚えていらっしゃいますか。
 その岩田芳弘社長が実践報告してくださるセミナーです。

 こんな話は、ふつう聞けるものではありません。
 取材した僕だって聞きたい(笑) ホントに。
 だからもちろん行きます。7月2日、大阪へ。
 大阪の井上秀之先生が企画してくれました。感謝です。

 あなたとお目にかかる機会がひとつできました。
 お客を増やすために本気で学びたいあなた、
 どうぞ井上秀之先生のホームページをごらんください。
 「強い地域・No.1地域の作り方セミナー」です。
 
http://www.lanche-osaka.com/
続きを読む...

1万人より100人

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 【今日も元気に お客が増える!】 119
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・28

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   桜が散った札幌は、いまライラックの季節を迎えました。
   あ、でもまだ少し、桜は残っています。八重桜が。

   河川敷はリンゴの花も咲き始め、堤防にはタンポポ。
   ようやく春、という装いです。
    
  

 今日の内容
  *1万人より100人(おたより本文)
  *ハモるって楽しい(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  1万人より100人
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 1万人のお客と100人のお客。どちらがいいですか?

 そう尋ねたら、「1万人がいい」と答えるでしょう。
 だれでも。おそらく。

 では、1万人のお客に1回買っていただくことと
 100人のお客に100回買っていただくこと、
 どちらがいいでしょうか。

 この考え方って僕は好きだし、大事なことと思います。

 
 「1万人に1回ずつ利用してもらうより、100人に100回
  利用してもらえる旅行会社を目指しています」


 ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツの
 高萩徳宗(たかはぎ のりとし)社長はそう言います。

 年齢や障害、立場や環境に関係なく、
 旅を通じて元気になりたい人を応援したい。
 誰もが旅に出るチャンスを提供したい。
 旅を通じて、お客さまに心豊かな人生を送っていただきたい。

 その思いから旅行会社をやめて独立。
 社長でありながら、障害がある方や高齢の方と
 年間100日以上にわたり旅をする方です。

 「ああ、ガイアの夜明けでみた」
 と思い出す方がいらっしゃるかもしれませんね。

 あのリッツカールトンと一緒に紹介された
 「サービスの伝道師」、高萩社長です。

 高萩さんは全国で講演をしていますが、
 軽快に語るなかに、じつに示唆に富んだ話が多い。

 視点が違うから。そう思います。

 ありふれた言い方で言えば、
 お客の視点に立っている。そういうことです。

 「お客さまの立場に立って」考え、行動する。
 そんなことは多くの人が本に書き、
 講演やセミナー、研修で話しています。

 しかし高萩さんにとってのお客さまの立場というものは
 いままで読んだり聞いたりしたものとは
 どこか、違うような気がします。

 高萩さんが超人だから…ではなく、
 (いや、超人クラスですが)
 お客を知る努力を人の何倍もしているからではないか。
 まずそう思います。

 だってですよ、旅行に行く前に、
 お客の健康状態や食べ物の好き嫌いを聞き、
 体力的にどんな行動ができるかを聞き取るんです。

 電話で聞いたり、メールをやりとりしたり、
 場合によってはお客の家へ出向いて教えてもらう。

 僕だったら、本番の旅行に行く前に
 (またベルテンポさんで旅行に行こう)と
 リピーターになりますね(笑)

 そして、当然と言えば当然ですが
 旅行のあいだ、お客と接することで
 よりお客の考えや願いがわかる。

 だから、お客が求めているサービスがわかってくる。


 僕の記憶に強く残る話があります。
続きを読む...

ワクワクしながら商品を削る

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 118
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   ちりめんじゃこ(漢字は縮緬雑魚)はイワシ類を干したもの。
   カタクチイワシやウルメイワシ、シロ魚やイカナゴです。

   おもに関西での呼び方なんですね。
   関東ではシラス干し。僕はシラスと呼んできました。
   静岡のシラス干しはうまい。イカまじり、エビまじり。
   静岡に加え、愛媛や兵庫、高知産もまたおいしいと知りました。

   食べ物には東日本と西日本で呼び方や食べ方の違いがあります。
   経営には? 経営の原理原則は西も東も同じですよね。
    
  

 今日の内容
  *ワクワクしながら商品を削る(おたより本文)
  *合唱なんかできないのに(村上 透ものがたり)


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  ワクワクしながら商品を削る
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 あなたはネットで買い物をよくしますか。
 ネットショップから食品を買いますか。

 僕は不安を感じるほうです。

 本やCD、SDカードや紙などは買いますが
 食品はためらってしまうことが多い。

 (失敗したらどうしよう…)

 たとえ数百円という価格の食べ物であっても
 簡単に心を動かされません。

 (買わせようとして、うまいことを言っている)

 素直じゃないというか、ひねくれているんです。


 ところが、5月24日に紹介した中尾彰良社長の
 ネットショップを利用して買ってしまったのです。

 メルマガを読み、信用できると思ったからです。

 楽しくおもしろいメルマガですが、
 おもしろく感じるだけではありません。

 絞り込んでいる。
 差別化をはかろうとしている。
 扱い商品の専門家であると感じさせる。
 なにごとも正直に伝えている。

 そう思ったからです。とくに、
 商品の欠点ととられかねないところを正直に伝えています。
 結果的に欠点どころか利点になっているのです。

 なにより、一貫して「ちりめんじゃこ」について述べている。
 だから信用し、実店舗に会いに行ったというわけです。


 兵庫県加古川市(かこがわし)、マイカル・サティ内に
 中尾社長のお店、じゃこ専門店『じゃこばんざい』があります。

 事前に連絡せず、とつぜん店を訪ねましたが
 中尾社長はいました。よかった。

 接客のあいまに話をうかがいました。


 もともと、父親はスーパーを経営していたそうです。
 父親に代わり中尾社長が受け継いで考えたのが、
 「いつまでもスーパーのままでいいのか」ということ。

 大手資本のスーパーが台頭してくるなか、
 同じことを続けることに疑問を感じたのです。


 専門店として勝負したほうがいいんじゃないか…。


 スーパーでの扱い商品は3000種あったそうです。
 これはやめよう、あれもやめようと
 少しずつ品種品目を減らし、残した商品の幅を広げる。

 中尾社長はおもしろいたとえをしてくれます。


 「砂場で砂の山をつくり、一番上に旗を立てます。
  山すそを少しずつ手で削り取る“陣地取り”のような
  遊びがありますよね。あれと同じです。
  どこまで削ることができるか、旗を倒すことなく
  どれくらい砂をかき出していけるか。
  幼稚園の砂場で遊ぶのと同じようなものです。
  ワクワクしながら削っていきましたよ」
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注文したくなったメルマガ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 117
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   封を切ったまま読んでいなかったニュースレター、
   「すぎうら保険設計 杉浦のほっと通信」No.21を
   読みました。これが、相変わらずおもしろい。

   地元豊橋市での一日2件の花見、
   トヨタ博物館見学記、
   オートバイでのツーリングレポート、
   上海万博前に上海を旅行した話……。
   8ページだてなのに、どこにも保険の話がない。
   だから読みたくなるんですね。
    
  

 今日の内容
  *注文したくなったメルマガ(おたより本文)
  *1位のバンドは…(村上 透ものがたり)


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  注文したくなったメルマガ
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 勉強会で会ったり、セミナーで出会った方が
 メルマガを送ってくださることがあります。

 届いたメルマガはすべて読みます。
 理由はふたつ。

 ほかの人のメルマガを読み、
 見方、考え方、視点、表現方法などを学ぶため。

 このメールレターをひとりでも多くの人に
 読んでいただくための参考にしたいからです。

 それがひとつ。
 もうひとつは、取材先さがし。

 (この方にもう一度会って話を聞きたいな…)

 そんなメルマガに出会うことを期待しているから。

 まあ、打算的というか、送り手の意図に反して
 ビジネスライクな読み方をしているわけです。


 ところが、こんな僕でもときおり“素直に”
 なることがあります。

 自分の仕事に結びつけず、純粋に
 そのメルマガ読者になってしまうという感じです。

 ひとつの実例を紹介します。
 次のメルマガを読み、迷わず注文してしまいました。

 仕事の延長上で読むのではなく、
 一読したことで、ひとりのお客になったのです。


 (ここから)

 村上透さんは、ちりめんじゃこが、高価で、そして、
 硬いようなイメージを、お持ちではないでしょうか?

 今の時期、瀬戸内で獲れる”ちりめんじゃこ”は、
 柔らかくて、美味しいのです。

 じゃこばんざいの実店舗にご来店のお客様は、
 ちりめんじゃこが大好きな人が多く、
 もちろん舌もこえておられます。

 そのお客様は、決して高価なちりめんじゃこを買う
 人たちばかりではありません。

 この時期ならではの、美味しく、
 安いちりめんを狙ってこられる方も多いのです。

  どんなじゃこ?
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事例のちから

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 【今日も元気に お客が増える!】 116
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・20

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   明石で1泊、大阪で1泊、京都で2泊、滋賀県は泊まらず、
   名古屋で2泊、そして昨夜は再び大阪へと移動しました。

   「お客が増える!」を活用した事例研究会へ参加したり、
   僕のお客さまを訪問してご意見や感想をうかがう旅です。
   
   滋賀県では取材も一社終わりました。
   またすばらしい経営者と出会えました。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *事例のちから(おたより本文)
  *兄貴がバンド(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  事例のちから
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 「ところで・・社長は、なぜ、
  今日の成功事例研究会へ参加されたのですか」

 その質問をしたことがきっかけでした。
 予想もしない話を聞くことになったのです。
 場所とお名前を伏せますが、本当の話です。


 先日、あるところで開かれた勉強会に出席しました。
 僕が書いた成功事例を教材とした経営者の勉強会です。

 「この事例の商品戦略について、どんな感想を持ちましたか」
 といった質問を参加者に問いかけたりしましたが、
 その社長はあまり発言しませんでした。

 ところが、何かの折にこんな発言をされました。

 「運輸業界は完全な価格競争です。どこかが下げれば
  あそこも下げる。お客さまに言われることも
  価格のことばかり。もはや戦略以前の問題です」


 その発言を聞き、だから戦略が重要なのに…と
 僕は思っていました。

 3時間にわたる勉強会が終わり、
 希望者を募って懇親会へ。

 焼酎一杯200円という安い居酒屋で
 なごやかな時間が流れはじめました。

 ほとんどの社長が初対面同士。
 それでもひとつの事例を教材として
 学び合ったためか、それとも酒がはいったためか
 しだいに会話がはずんできました。

 そこに集まった社長の目的は同じ。
 どうやって自社のお客を増やすか。
 事例に学んだことを自社に置き換えて、
 どのように業績を上げるか。

 懇親会といっても仕事の話がはずみます。
 「うちだったら、こういうことかなあ」
 などとみんなの意見を聞いたりしています。


 そんなさなか、僕からひとりの社長に質問したのです。

 「ところで・・社長は、なぜ、
  今日の成功事例研究会へ参加されたのですか」
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信用するから信用される

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 【今日も元気に お客が増える!】 115
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・17

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨夜、京都の「がんこ 三条本店」へ行きました。
   かねてより「がんこグループ」の店へ行きたかったのです。
   葉っぱビジネスの「いろどり」横石知二社長は、
   偶然入った「がんこ寿司」で“つまもの”と出会いました。
   そんなエピソードがあるからです。

   知りませんでした。
   飲み物を注文したあと、12、13種類の小鉢を手に
   「お通しとしていかがですか」と店の人に勧められました。
   注文しなくてもけっこう。僕は注文しませんでした。

   居酒屋はことごとく、好まざるお通しを出されたときでも、
   お金を払うのがふつうです。
   要不要をお客の選択にまかせる。
   注文する場合でも多数のなかから一品を選べる。
   気に入りました。

   肝心の“つまもの”チェックを忘れました(笑)
    
  

 今日の内容
  *信用するから信用される(おたより本文)
  *数学排除(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  信用するから信用される
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 いつもいつもメールレターに感想や意見、
 共感をお寄せいただき心からお礼を申し上げます。

 ありがとうございます。

 5月14日のメールレターにも問い合わせをいただきました。
 富山の薬売り方式を支える考え方、「先用後利」について
 「今の世の中に通用するシステムでしょうか」
 という疑問というか意見です。

 商品をお客のところに置いてくる。
 使った分だけ、あとでお金をいただく。

 「これは売掛金ですよね。回収できないリスクがあります」
 とご指摘いただきました。

 先に利益を与えることはいい。
 しかしそれは理想。
 商品と引き換えにお金をいただかなければ
 あるべき営業、経営とは言えない。

 そう述べられていました。


 たしかに、商品と引き換えにお金をいただくのが
 あるべき姿である、と僕も思います。

 お客が欲しいと思う商品を提供し、
 正当な対価をもらう。商売、取引とはそういうものです。
 掛け売りをすると“とりっぱぐれる”可能性がある。

 正しい見方です。

 ではなぜ富山の薬売りは商品を置いてきたか。なぜ、
 行商人は半年後や一年後にお金をもらえると思ったのか。

 むずかしいことを申し上げるつもりはありません。
 そして、僕のまったくの推測でしかありません。

 行商人はお客を信用していたから。
 そうではないでしょうか。

 商売で重要なことは、お客に信用されること。
 それがまず大切なことでしょう。

 それと同じくらい大切と思えることがあります。
 売り手がお客を信用するということ。
 会社がお客を信用する。
 営業社員がお客を信用する。

 その思いはきっとお客に伝わります。
 目に見えないことですが、お客は感じとります。
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利は後にせよ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 114
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   もう一度、あなたにお願い。
   「工事の採算管理、資金繰り、管理会計」などを工夫している
   建設業の会社をご存じありませんか?

   おもしろいところ、特徴がある会社をご存じでしたら
   教えてください。

   地場ゼネコンのように元請けになっているところから、
   内装工事業者やコンクリートブロックの製造会社まで
   幅広くありますが、建設業関連会社であれば、オーケーです。

   ご安心ください。取材ではありません。
   「へえー、こんなふうに採算管理をしているんだ」
   「なるほど、こういう資金繰りか……」と勉強したいだけです。

   「こんなところありますよ…」というあなたからのお知らせを
   心からお待ちしております。
    
  

 今日の内容
  *利は後にせよ(おたより本文)
  *作家を夢見る(村上 透ものがたり)


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  利は後にせよ
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 5月10日のメールレターで紹介した、石川県の
 サンコー企画さんについて質問をいただきました。


 「全国1200社の営業対象のうち1100社との取引に
  成功したとはうらやましい限りです。サンコー企画さまは
  どのようにして販路を拡大したのでしょうか?」


 いいご質問です。待ってました! という質問です(笑)
 あなたに話したくてしかたがないことがあるからです。

 センターラインや「止まれ」など、道路の舗装面には
 さまざまな標示がされています。

 ライン材と呼ばれる塗料の一種が塗られていましたが
 作業の手間がかかり、乾くまでの時間がかかりました。

 塗る以上、雨が降って流れてしまっては困ります。
 天候にも左右される作業です。
 作業時間が長くなると交通事故の危険性も高まります。

 そこで、塗っていた表示を「貼る」という画期的な
 方法に変えた会社がサンコー企画というわけです。


 画期的な新製品を生み出したサンコー企画ですが
 どうやって圧倒的な市場占有率を達成できたのか。

 そこには古くて新しい、伝統的な営業方法が
 採用されたのでした。富山の配置薬方式です。

 舗装面に貼る方式の『クイックシート』を
 ワゴン車に積み、主要な道路施設業者を回ります。


 「新しく開発しました。どうぞごらんください。
  使った分だけ後日、代金をいただきます。
  使わなかったらお金はけっこうです」


 使った分だけお金を払う。それなら安心です。
 「置いていってもいいよ」という業者が
 全国各地に増えていきました。
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声を参考に企画する

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 【今日も元気に お客が増える!】 113
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   一昨日、桜が咲きました。
   隣の家の庭に桜の木が一本。
   ありがたくながめさせてもらいます。
   花見など行く時間も機会もありません。

   今朝6時の気温は4度。
   桜が咲いてもまだ寒い。例年のことですが。

   これから少しずつあたたかくなる。
   そう思えば、いまは寒いくらいがいい、
   などと強がりをいいながら暖房器具を使用しています。
    
  

 今日の内容
  *声を参考に企画する(おたより本文)
  *はじめて買ったレコード(村上 透ものがたり)


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  声を参考に企画する
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 5月8日、甲府市の中央自動車道で交通事故がありました。
 パンク修理中にトラックにはねられ3人が死亡という事故。

 新聞記事によると、パンク修理中の車は車線にはみだして
 いたとのこと。亡くなった3人も車線に出ていたのでしょうか。

 車線にはみ出さなければ…、レッカー車を呼んでいたら…と
 「たら」「れば」を言ったところで命は戻りません。

 交通事故には、道路で作業中の人がはねられるケースが
 けっこうあるようです。

 路側帯やセンターライン、横断歩道など、
 いわゆる白線をひく工事中にも事故は起きるそうです。

 どうすれば不幸な事故を減らすことができるか。
 狭い国土に多数の道路がある日本では重要問題。


 現実的な対策として考えられることは、
 道路上の作業時間を短縮すること。

 片側車線を通行止めにして塗料を塗り、白線をひく。
 その塗料が乾くまでかなりの時間を要します。

 道路上の作業は白線をひくだけではありません。
 「止まれ」「一時停止」という文字を描いたり、
 「40(キロ)」という制限速度標示も不可欠です。

 ドライバーにとって見やすいように
 道路上は大きな文字を描きますが、
 路面表示はドライバーだけが対象ではありません。

 歩行者向けの標示は小さな文字や絵、イラストが
 描かれています。

 数字や文字、イラストは白線をひく作業とは異なります。
 あらかじめ数字や文字の形を切り抜いた型枠を作り、
 その上から塗料を流し込むのだそうです。

 書いたり流し込んだりするには熟練さも必要。
 雨が降り出せば、にじんだり流れてしまうので
 作業は天候にも大きく左右されます。


 道路上の作業時間を短縮できないだろうか。
 流し込んだり書いたりしている作業を軽減できないか。

 それさえ実現できれば、渋滞や事故を減らすことができる。
 ドライバーや歩行者のストレスも軽減できる。

 そう考え、解決策に取り組んだ社長がいます。

 石川県のサンコー企画株式会社、谷龍男社長です。
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あなたの仕事10か条

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 【今日も元気に お客が増える!】 112
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・05・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「工事の採算管理、資金繰り、管理会計」などを工夫している
   建設業の会社をご存じありませんか?

   おもしろいところ、特徴がある会社をご存じでしたら
   教えてください。

   地場ゼネコンのように元請けになっているところから、
   内装工事業者やコンクリートブロックの製造会社まで
   幅広くありますが、建設業関連会社であれば、オーケーです。

   ご安心ください。取材ではありません。
   「へえー、こんなふうに採算管理をしているんだ」
   「なるほど、こういう資金繰りか……」と勉強したいだけです。

   「こんなところありますよ…」というあなたからのお知らせを
   心からお待ちしております。よろしくお願いいたします。
    
  

 今日の内容
  *あなたの仕事10か条(おたより本文)
  *弟をそそのかして…(村上 透ものがたり)


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  あなたの仕事10か条
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 封筒の表に何を印刷するか。

 印刷された内容しだいで、受け取った人の
 印象に残るかどうかが大きく左右されます。

 あなたに気づいていただけましたか。
 封筒の「表」に何を印刷するか、と書きました。

 通常、どちら側が封筒の表かと問われれば
 宛先住所と相手の社名や名前を書くほうでしょう。

 裏といえば差出人であるあなたの住所や社名、
 名前を書くほうを思い浮かべますよね。

 ところが、僕に届く封筒には表面に住所がありません。
 さまざまな印刷がされていますが、
 住所でも名前でもないものが多くあります。

 住所など必要最小限のことを印刷した封筒が
 スッキリして好印象かもしれません。

 しかし“差出人ならでは”のためになる情報を
 印刷した封筒は多くのプラス効果を発揮します。

 先日いただいたおたよりも変わった封筒です。
 なるほどなあと思いました。


 新潟県三条市の日の丸観光タクシー株式会社
 西山斉社長から届いたおたよりの封筒です。

 封筒の表面のいちばん上に…
 「事故を起こさぬ安全運転10か条」。

 その下に10か条が書かれているのですが、
 ひとこと解説と言うのでしょうか、
 ちょっとしたコメントが粋(いき)に感じます。

 (そうそう、ふむふむ)と思うので紹介させてください。


 (ここから)

 事故を起こさぬ安全運転10か条

 一、エンヂンキーを回す前、ハンドル両手に深呼吸。
   その時、念ずる「今日も事故は起こさない!」
   …これが習慣となったら効果絶大。運転に対する意識が
    変わると言われているのだ。念ずれば通ずる。
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5月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 111
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   月末は読者からのおたよりを中心に
   一ヵ月を振り返ってみます。

   4月は8通のメールレターを差し上げました。
   たくさんの返信をいただきました。
   ハガキは何人もの方から、封書も数人から届きました。
   手間がかかるのに…。ありがたいことです。
    
  

 今日の内容
  *5月を迎える前に(おたより本文)
  *富山の薬売りが来ていました(村上 透ものがたり)


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  5月を迎える前に
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 【串かつ萬房さんが話題になりました】

 4月2日のメールレターは「串かつ屋に子どもの絵」と題して
 堺市の串かつ萬房さんでのできごとを書きました。

 いただいたメールを紹介させてください。

 (ここから)
  串カツ屋さんの話
  確信しました。
  やっぱり間違っていなかったと。

  ニュースレター
  ハガキ。
  自分で確信しているのですが
  それがときおりグラグラする。
  20年近く続けても。

  それも100円のお店で。

  元気をもらいました。

           志賀内泰弘より。
 (ここまで)

 志賀内さん、ありがとうございます。
 あれだけニュースレターとハガキを書き続けている
 志賀内さんでも、ときおりグラグラですか。

 志賀内さんは、ほぼ一年前に紹介しました。
 文章を書くということにおいて僕の大先輩です。

 志賀内さんのメール文は短いけど、
 伝わってきます。ありがとうございます。

 志賀内さんを紹介したメールレターは
 昨年の4月20日号です。
 バックナンバーからお読みいただければさいわいです。


 もうひとり、紹介させてください。若い女性から。
 僕にしてはめずらしいので載せたいのです(笑)

 (ここから)
 こんにちは。

 ちょっと、ご無沙汰してしまっていますね。。。
 お変わりございませんでしょうか。

 わたしは、相変わらずですが
 元気にやっとります!!

 今日のおはなし、
 じーんときました。
 串カツ屋さんのはなし。

 行ってみたくなりました。
 今度、・・を誘って、行ってみます。
 実のところ、なかなか、社内で飲み会などが
 減っている状況なんですよ。
 まぁ、もともと
 少ないのですが。
 しかし、
 ちょうど、いい機会を与えてくださって
 ありがとうございます。

続きを読む...

これにお金を出したんだ!

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 【今日も元気に お客が増える!】 110
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   Suica(スイカ)とかICOCA(イコカ)
   PASMO(パスモ)など、互換性のあるカードが増えました。
   便利になったけど今となっては不便。
   これならどれか1枚にしてほしい。
   肝心のお金は少ないのにカードで重い(笑)
    
  

 今日の内容
  *これにお金を出したんだ!(おたより本文)
  *校内合唱コンクールで1位(村上 透ものがたり)


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  これにお金を出したんだ!
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 4月19日のメールレターで紹介した
 ふらんす菓子屋エミリーの体験談をおぼえていますか。

 エミリーを初めて訪ねたKさんからのおたよりは
 こう書かれて終わっていました。


  こうして待望の夜を迎え、私は無事に
  「ケーキを買った真の効用」を達成しました。
  しかしお店の「攻撃」はこれで終わったいなかったのでした。


 じつは、このKさんからのおたよりですが
 承諾を得ずに掲載しました。

 「攻撃」の続編を教えていただけるかな…と
 ちょっと心配でしたが……



 いただきました!
 Kさんからエミリー体験談の第2弾が届きました。

 ふぅー、よかった。

 第1弾もそうですが、今回の報告も
 Kさんの視点、分析観点が鋭いんです。

 (なるほど…そういうことか…)と勉強になる。

 お客の見方、お客の観点って重要です。

 では、Kさんの報告、続きをどうぞ。


 (ここから)

 エミリー様の「連続攻撃」の
 報告をさせて頂きます。

 待望の夜が来ました。

 「さぁ子供たち、ケーキを食べるぞ〜」と私。

 「やった〜!早く開けて!」と群がる子供達。

 冷蔵庫からケーキ箱を取り出しながら
 「はい、座って座って」と
 子供達の興奮を落ち着かせます。

 家内も興味深々。

 家族全員の注目が私に・・・
 ではなくて似顔絵ケーキが入った箱に
 集まりました。

 ふと見ると箱の上に
 小さな封筒があります。

 「なんだろう」と思って開けてみると
 中にはなんと長女と長男あてに
 毛筆で手書きのお手紙が・・・感動。

 さらに封筒の中には
 もう一枚紙が入っており、
 「ケーキを上手に切る方法」という
 手書きのかわいらしいマニュアルが・・・感心。

 「ここまでやるか〜」と
 感動する私をよそに子供達は
 「早くケーキを開けて!」と。
 (まぁ、子供はそんなもんですね)。

 待望のケーキが登場すると
 子供達と家内から歓声が上がりました。

 「おお〜すごい」

 もちろん写真を撮り
 そのあと皆で食べ始め。

 3歳の長男は自分の顔を食べることを
 少しためらっていましたが、
 6歳の長女は何のためらいもなく
 ガッついていました(女のほうが強い)。

 それもまた楽しかった。

 その喜ぶ顔を見ながら
 私は「これにお金を出したんだ!」
 と感無量でした。
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人事は「ありがとう」

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 109
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   『おもしろき ことのなき世を おもしろく』
   金沢市でおこなったセミナーに参加してくださった
   福井プラン、石黒社長からいただいた言葉です。

   高杉晋作のこの言葉を目にして、最初はドキッ。
   セミナーがおもしろくなかった?
   もっとおもしろくしなさいという戒めの言葉?

   「最近の私の心境です」と書いてあり、ほっと(笑)

   北陸で人気の不動産会社ですが、達筆の文章の下に
   「不動産の縁結び エンムス」と。
   印象強くなりました。おもしろいです。
   ありがとうございます、石黒社長。
    
  

 今日の内容
  *人事は「ありがとう」(おたより本文)
  *冬はときおりタクシー帰宅(村上 透ものがたり)


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  人事は「ありがとう」
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 お客が増えれば業績がよくなる。
 そう思いますよね。

 逆も言えますね。
 業績がいい会社はお客の数が増えている。

 お客が増える★プロダクションの僕としては
 お客が増えることで業績がよくなる会社に的を絞り
 取材を重ねています。

 長い長いデフレが続き、景況悪化、
 リーマンショックだトヨタショックだと言われていても
 お客が増え、利益性がよくなっている会社。

 そんな会社ばかりを取材し、発表しています。
 取材先は業績がいいだけではなく
 社員の対応もじつに気持ちのいいところばかり。

 いつもうれしい気持ちを味わっています。


 ところが先日、このひとことでハッとしました。


 「業績がよくなっても、従業員は不満を感じているという
  会社がありますよね。けっこう」


 はい、あります。
 正直に申し上げると、そういう会社があることを
 忘れていました。

 そういう会社がある、という表現は不十分かもしれません。
 けっこうあるものです。思い出しました。


 以前、経営雑誌の編集をしていたころは
 かなりの確率で従業員が不満に思っている会社を知りました。

 だから流行りましたよね。従業員満足という言葉が。


 そんなことを思い出させてくれたのは、
 ランチェスター人事有限会社の辻伸一先生です。

 辻先生と話していると、多くの会社が抱えている問題が
 手に取るようにわかります。


 ・業績はなんとかよくなったけど、従業員が“よくならない”。
 ・仕組みはできたけど、どう維持するかがわからない。
 ・人事制度はつくったけど、社員のやる気につながらない。


 「そういう会社が多いでしょ?」
 「悩んでいる社長さんがいますでしょ?」と辻先生。


 あります、あります。そうですよね。
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“尾張”よければすべてよし

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 【今日も元気に お客が増える!】 108
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   一昨年と比べて昨年もお客が増えた。
   当然売上が増え、利益性もよくなった。
   そんな会社をご存じでしたらご紹介ください。

   従業員数が100人以下の会社です。限定です。
   訪問営業型の会社、法人営業をしている会社だと
   とてもありがたいのです。

   どうぞよろしくお願いいたします。
    
  

 今日の内容
  *“尾張”よければすべてよし(おたより本文)
  *目が悪くなった理由(村上 透ものがたり)


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  “尾張”よければすべてよし
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 フランス菓子屋エミリーについてのメールレターを
 3月11日、15日、18日と3回続けて差し上げました。
 愛知県尾張旭市のふらんす菓子屋エミリーです。

 なんと、うれしくてありがたいことに
 「行ってきました!」というおたよりをいただきました。

 うれしいです。ありがとうございます。

 インタビュアーとして接した僕と違い、
 お客としてエミリーでの体験をつづった話です。

 きっとあなたにも参考にしていただけることが
 あるのではと思い、全文を転載させていただきます。

 ただし、書いてくださったKさんのお名前や
 ご家族の名前は伏せます。ご了承ください。


 (ここから)

 すごい「ケーキ屋」でした


  K家(村上注 : このおたよりをくださった方)は
  4月に長女の小学校入学と長男の保育園入園でしたので
 「これはイイ!」と思い、さっそく店に電話。

 「サイズは家族4人分で、乗せるフルーツはイチゴでね」
 など必要事項を伝えたあと、メールで写真を送付し
 「ヨシヨシ、家族には内緒にしておこう。当日驚くぞ!」と。

 しかし、もし家内もケーキを用意していたらマズイので、
 前々日の夜「ケーキは俺が用意するで!」と話したところ
 「イチゴはダメよ! ・・がイチゴダメなのわかってるよね?」
 と。

 しまった……イチゴで注文している。
 今から訂正きくか? とあせりながら次の日の朝
 電話で変更依頼をしましたが、
 引き受けてくれて「ホッ」とひと息。

 当日の朝9時に取りに行く約束をしていたのですが、
 土地勘が無いため余裕を持って出発したら、
 30分も前に店に着いてしまい、しょうがないので
 駐車場で待つことにしていたら、ケーキ屋っぽいおばさんが
 「どうぞ中へ、多分出来ています」と通してくれました。
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ご先祖さまのおかげ

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 【今日も元気に お客が増える!】 107
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・15

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   福井市の駅前にあるホテルに泊まりました。
   フクイターミナルホテル。駅から1分。2回目の宿泊。
   部屋には「初めてターミナルホテルにご宿泊のお客様へ」
   という案内の印刷物があります。これがわかりやすい。

   Q : 寒いんだけど
   A : お部屋は個別空調になっていますので〜
   と知りたいことがQ&A方式になっています。
   Q : 部屋が暗いんだけど  Q : 浴衣はどこ? などと
   お客が抱く疑問や不安をそのまま表現しているのです。

   その精神は当然、フロントの対応にも表れていました。
   顧客起点。顧客観。顧客発想。お客の立場に立って…。
   どのホテルでもめざしていることが、
   このホテルでは実現しています。
    
  

 今日の内容
  *ご先祖さまのおかげ(おたより本文)
  *メガネにあこがれていた(村上 透ものがたり)


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  ご先祖さまのおかげ
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 先代の教えを大事に思う気持ちは
 先祖を思う気持ちにもつながっています。

 愛知県岡崎市の会席料理屋、魚信(うおのぶ)
 2代目の西田耕一社長が言っていました。

 「いまこうして生きていられるのは親のおかげ。
  そしてご先祖さまのおかげです。僕だけじゃない。
  いまこうしてお客さまが来店してくださっているのも
  そのお客さまのご先祖さまのおかげだと思うんです」


 おじいちゃんやおばあちゃんと娘夫婦、息子夫婦。
 その子どもたちであるお孫さんたち。
 みんなが楽しそうに食事をしているのも
 一緒に来店したおじいちゃんやおばあちゃんのおかげ。

 みんな親のおかげ、ご先祖のさまおかげ。

 「お客さまの姿を見ているとしみじみ思う」と
 西田社長は言います。

 このお客さんたちにもっと喜んでいただけることはなにか。
 ご先祖さまに感謝の気持ちを表すことはできないだろうか。

 いつもいつも考えていたからでしょう。
 ご先祖さまに向けてのことではありませんが、
 ひとつ思いついたことがあります。


 法要の後のお客さまに「陰膳(かげぜん)」を出すことです。


 広い座敷を持ち、人数や用途にあわせて自由に仕切りを
 変えてくれる魚信では、いろんな会合や食事会に利用されます。

 初七日や四十九日、一周忌などの法要のあと、
 参列者に食事をふるまう場としてもよく使われます。


 (これぐらいしかできないけど…)

 お膳の上にご飯、一汁一菜を載せ、
 西田社長は法要宴の部屋を訪れます。

 お膳を手に進み出ると、お客はきょとんとした顔。

 「これはなんですか」「頼んでいませんが」

 お客はそんなことを言うそうです。

 「ほとけさまのお食事でございます」
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なくしてわかるもの

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 【今日も元気に お客が増える!】 106
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・12

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   にんにくのかけらを昨年秋、
   芽が伸びる向きに注意して
   畑に植えておきました。

   今日、芽が出てきました。
   どっしりと雪の重さを受けたはずなのに
   ぴょんと芽が伸びている。えらいなあ。

   なにも重みを受けていないのに
   僕はいまだ芽がでません(笑)
    
  

 今日の内容
  *なくしてわかるもの(おたより本文)
  *父親が単身赴任(村上 透ものがたり)


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  なくしてわかるもの
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 『無くして気づくもの』という言葉をおぼえていますか。
 3月31日に送ったメールレターで紹介しました。

 ホワイトベースの小串(おぐし)社長のメルマガ
 「経営脳科学研究室」に書かれていた
 『無くして気づくもの』は大いに得るものがありました。


   あなたの店を気に入って通ってくれていた
   とばかり思っていたお客様が、
   半分隣りの店へ行ってしまいました。

   この時、あなたはどう考えますか?
   この時、あなたはどう行動しますか?

 そうですよね。
 新しいお客を得ることができないことより
 いままでのお客を失うことのほうが大損失。

 「売る前のお世辞より売った後の奉仕、
  これこそ永遠の客をつくる」

 この言葉を教えてくれた小串社長です。

 お客をつくることもたいへんですが、
 お客を失わないための努力はもっとたいへん。

 お客を失わないためにどうするか。

 『無くして気づくもの』を
 僕は何度も読み返しました。


 何度も読み返しているうちに
 ふと気づいたことがあります。

 なくして気づくものは、もうひとつある。
 とても大切なもの、重要なものです。

 それは「亡くして気づくもの」。

 気づくものがもうひとつあるのではなく、
 なくしてしまうものがもうひとつというわけです。


 先日、取材した社長がしみじみと語りました。

 愛知県岡崎市の会席料理屋、
 『味の集会場 魚信(うおのぶ)』の西田耕一社長です。


 「亡くなって気づいたんですよ。ばかですね」


 亡くなって気づいたものは、先代の教えの正しさです。


 西田社長の実家は大きな料理屋。
 400坪の敷地に40台は可能な駐車場。
 2億円をかけて両親がつくった店です。


 「絶対に跡取りなんかならない」
 そう決めていた西田社長は大手飲食店に入社します。

 飲食チェーン店の近代的なシステムのもと、
 西田社長は20代の前半で店長に昇格、活躍します。

 しかし5年後、父親がケガをしたことがきっかけで
 実家の料理屋に戻ることに。
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あるべき「わがまま」

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 【今日も元気に お客が増える!】 105
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・08

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   4月5日のメールレターで案内した川越雄一先生の
   小冊子プレゼントはお申し込み受付を終了します。
   予想を大きく上回るお申し込みをいただきました。
   ごていねいなおたよりも拝受。ありがとうございます。

   社員に手紙を書くということ、社員の親に手紙を出すということ。
   あえて手間のかかる行為に、強い関心をお持ちの方が多いんですね。
   人を育てることのむずかしさを再認識すると同時に、
   もっといい会社にできるという可能性も大いに感じます。
    
  

 今日の内容
  *あるべき「わがまま」(おたより本文)
  *赤玉ポートワインは甘かった(村上 透ものがたり)


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  あるべき「わがまま」
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 経営の勉強をすると社長の実力が上がる。
 そう確信できる姿を、ここ数年間目にしてきました。

 それまでのあり方を反省し、猛烈に勉強をはじめた社長は
 数年でめきめき腕をあげていきます。

 この不況下で、なぜこんなに業績がいいのか。
 そう思ってヒアリングをすると、やはり、
 相当な勉強をしている社長がほとんどです。

 勉強をすると、経営者としての実力が上がることは確か。

 もうひとつ、勉強をするとわかることがあると言われます。


 “社長としての実力がない”
 ということがわかるということです。


 先日お目にかかった社長も、
 過去を振り返ってそう言っていました。

 前号のメールレターで紹介した
 福井県鯖江市にあるフラワーショップの社長です。

 アポなしで訪問したにもかかわらず、会社に戻った社長は
 こころよく面談に応じてくれました。


 僕はまず、すばらしいスタッフであることを告げました。
 どんな教育をされているのですか、と。

 すると、社長は話してくれたのです。


 「社員教育はうまくいきませんでした。以前は社員だけで20名、
  アルバイトを含めると40名近く雇用していたんです。
  フラワーショップを4店舗持ち、まだまだ拡大したいと
  思っていました。だから社員が育ってくれないと困る。
  ところが全然僕の思うとおりに育たない。原因ですか?
  社員に能力がない。そう思っていました」
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社長で変わる社員

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 104

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・05

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   3月29日のメールレターで紹介した
   『新入社員のこころをつかむ3つの手順』プレゼントに
   たくさんのお申し込みをいただきました。ありがとうございます。

   著者の川越雄一先生はこう言います。
   「労務は人間が対象です。経理などと違い、
   こうすればよくなるとはいきません。
   理屈では証明できない“相性”もありますよね。
   だから私の小冊子は“ノウハウ”としてではなく、
   “気づき”としてとらえて欲しいのです」

   川越先生が多めに送ってくれましたので、あと4冊あります。
   ご関心あるあなたに差し上げます。無料です。

   
http://www.okyakugafueru.com/mailletter/files/mar-2010.html
   (3月29日の「初任給と一緒に手紙を」をごらんください)
    
  

 今日の内容
  *社長で変わる社員(おたより本文)
  *続かなかったピアノ(村上 透ものがたり)


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  社長で変わる社員
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 日頃、僕が会うのは社長ばかり。
 経営について話をうかがうことが目的ですから当然です。

 重点商品、営業地域、おもな客層、営業方法、固定客化、
 これらについて社員に質問をしても、うまく答えられません。

 自分が担当している業務については答えます。
 それはもっともなことですが、ときに
 (おやっ、この社員はわかっている…)
 と思うことがあります。

 先日おじゃました花屋のスタッフも“できる”社員でした。

 福井県鯖江市(さばえし)にあるフラワーショップ。
 その花屋さんの女性スタッフです。

 このお店を訪ねる理由が僕なりにありました。

 このお店の社長が昨年11月、
 福井市でのセミナーに参加してくれました。
 熱心に聞いてくださり、セミナー後に少し話もしました。

 (この社長のお店は、きっと差別化されているんだろうな…)
 印象に残る名刺をいただき、ずっと気になっていたのです。

 そこで思い切ってお店を訪ねてみることに。

 ただし、アポをとると(営業に来るのか?)と警戒されるかも。
 売り込みはしない僕ですが、ノーアポ飛び込み訪問。


 お店に着いたとき、社長は不在。やむを得ません。
 女性スタッフがひとり、笑顔で迎えてくれました。

 ウッディで雰囲気があるすてきな店です。
 店内をぐるっとながめまわします。

 なにか違う…。どこが違うんだ…。


 わかりました。ほかの花屋のように
 “店内は花でいっぱい”という感じではありません。

 図々しい僕は質問をします。

 「このお店は、ほかの花屋とどう違うんですか」

 あいまいな質問でした。きっと困ったでしょう。
 でも、女性スタッフは一所懸命話してくれました。


 ♫ほかのお花屋さんのように、通りすがりに
  (あら、きれい。お花でも買って行こうかしら)
  というお客さま向けの花屋ではないこと。

 ♫ほかの花屋さんはスーパーに卸売をしたり、
  ブライダル業者に販売したり、葬儀会社の下請けとして
  お花を販売しているところが多いが、
  この店では他の業界の下請けはしていないこと。

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串かつ屋に子どもの絵

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 【今日も元気に お客が増える!】 103
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・04・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   兵庫県の明石へ行った際、播磨町のホテルへ泊まりました。
   明石駅から山陽電鉄で15分。播磨灘に面した播磨駅へ。

   永遠のホテル、ということでしょうか、名前は『エバーホテル』。
   施設、設備、対応、朝食などあらゆる点において高得点。
   オープン時は4800円だったらしいのですが、今は5500円。
   楽天トラベルで調べると、利用者の評価があまりにも高い。
   ホントかな? と思って泊まってみたのです。ホントでした。

   日本中のビジネスホテルへひとこと。
   最新のエバーホテルで可能なのだから、もっと安くしてほしい。
   でも、対応だけはそう簡単にまねできませんね。
    
  

 今日の内容
  *串かつ屋に子どもの絵(おたより本文)
  *見本林が忘れられない理由(村上 透ものがたり)


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  串かつ屋に子どもの絵
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 関西の串かつ屋をご存じですか。
 高級天ぷら屋のような串かつ屋ではなく、
 一本100円の串かつを出してくれる店です。

 東日本で串かつといえば、
 豚肉と玉ねぎを交互に刺してパン粉で揚げたもの。
 (かなりあやしい。ほとんど推測です)

 関西では天ぷらのような揚げ物ですよね。
 って、見当がつかない方にはごめんなさい。
 関西のあなたは、(下手な説明だな…)と思っているでしょ。

 関西ではステンレスの容器にウスターソースが入っており、
 「二度づけはご遠慮ください」などと但し書きがあります。

 肉や魚、野菜に餅など揚げ物の種類が多い。
 どれも安く、庶民的大衆的な店ばかりです。


 その関西の串かつ屋に入りました。

 場所は堺市。
 会いたい社長がいて、泉ヶ丘駅という駅を利用しました。
 泉北高速鉄道線の泉ヶ丘。初めて乗り降りした駅です。

 夜8時。そのあと向かう先までは2時間くらいかかります。
 (この泉ヶ丘駅で飯を食っていくか…)と店探し。

 駅に直結して「ショップタウン泉ヶ丘 味のれん街」を発見。
 混んでいる店、ヒマな店、どちらもある。


 小心者の僕は、すいている店に入ることができません。
 話しかけられたらどうしよう、
 店を出づらくなったらどうしようと考えるからです(笑)

 いちばん混んでいる店を探すと、串かつ屋でした。

 『串かつ 萬房(まんぼう)』

 ずらーっと伸びたカウンター席に腰掛け、
 メニューを見ると…………ああ、よかった。
 串かつ一本100円のものが多い。

 ビールを瓶でもらい、串かつを何本か注文。
 ぷはーっと落ち着き、店内をぐるりと見渡すと、
 おもしろいものを発見したのです。


 『萬房通信』というニュースレターがずらり。
 VOL .1からVOL .30まで貼ってあるんです。

 ちょいと席を立って見に行くと、
 書き出しの一文が定型文。

 「毎度おおきに串かつ屋でございます。
  いつも下手な字ですみません」

 こりゃおもしろい。
 たしかに“味がある”字です(笑)


 「このニュースレターを一枚いただけますか」と、
 串かつを揚げている店主とおぼしき方に尋ねました。

 変なお客と思ったでしょう。でも、とても気持ちよく
 「はい、いいですよ! どうぞ」と最新号をくれました。


 「毎度おおきに串かつ屋でございます。もうビックリ
  30号すごい。あらためて読み返すと、一番に気付くのは
  字が全然きれいになっていない! きたない字で
  すみません。本当に」という書き出しでした。


 油で汚しちゃいけないと思い、
 一読してカバンにしまいましたが
 どうしても気になってまた質問。

 「このニュースレターは郵送しているんですか」

 「はい、そうです。送っています」
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4月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 102
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・31

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   月末は読者からのおたよりを中心に
   一ヵ月を振り返ってみます。

   3月は8通のメールレターを差し上げました。
   メールレター本文にも数多くの返信をいただきましたが、
   後半の「村上透ものがたり」に対する反響が大きかった。

   僕だけじゃありません。
   人はみな、ものがたりを持っています。
   あなたのこれまでの人生を聞かせてください。
    
  

 今日の内容
  *4月を迎える前に(おたより本文)
  *エゾリスが遊ぶ見本林(村上 透ものがたり)


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  4月を迎える前に
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 【メールレターで「ハガキ」のことをたびたび書いてきたので】

 僕の話を聞いてくださったことがきっかけで
 ハガキ作戦をはじめた社長がいます。

 お客さま宛にハガキを書くのはもとより、
 仕入先など接点のある人にもハガキを出しはじめた
 社長からのおたよりです。

 (ここから)

 当初、私がハガキ作戦挙行宣言をし、
 サロンに招集をかけました際には
 ★こんな事を本当にやって意味があるのあるだろうか?
 ★先生に呼ばれたから仕方なしに・・・
 という雰囲気があるのを感じておりました。

 しかし、私は『今にわかる』と信じておりました。

 当社からみたら御客様はサロンさんですから、一緒にハガキを
 書いていても、私が書いているのは目の前のあなたがたです!

 気づくかな? 気づくかな? と思いながら書いてました。

 数日後、
 『先生! ハガキありがとうございました! とってもうれしいです!
 こんなにうれしいのですね!』
 このような電話を頂きました。

 私は、『ね! うれしいでしょ! 同じ事をあなたはあなたの御客様に
 先日させて頂いているよね!』と答え、
 『あ・・・・そうですね・・・・』
 その日は終わりましたが、次の日、電話が!

 『先生!御客様から ハガキありがとうって電話もらいました!』

 うれしい気持ちが循環しています。

 あれやこれやと考えないで先ず実行!そして素直に喜ぶ!
 これが楽しいハガキ作戦です。

 (ここまで)

 卸売会社から小売店へハガキを出したら、
 小売店は喜んでくれた。それがうれしかった。

 小売店はエンドユーザーへハガキを出した。
 するとエンドユーザーから「ありがとう」と言われ、うれしかった。

 当社→サロン→エンドユーザー
 そんな喜びの連鎖が伝わってきます。

 うれしいという気持ちを味わうと、
 ハガキを書くことは苦になりません。

 「三方よし」を実現していますね。

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初任給と一緒に手紙を

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 【今日も元気に お客が増える!】 101
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・29

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   西友のチラシに大きく書かれていました。

      『冷凍食品』の
       割引期表示
       やめます。

   『5割引』と言われると、確かに安いと思ってしまうけど、
   元になる定価が高かったら、たいしておトクじゃありません。
   だから私たちは、まぎらわしい割引表示を一切やめます。
   正々堂々、価格表示で勝負することを宣言します。←ここまで


   そうですよね。ときどきスーパーに行きますが、
   『5割引』と掲げられていると(お、安い…)と思います。
   「お客起点」という言葉を思い出しました。
    
  

 今日の内容
  *初任給と一緒に手紙を(おたより本文)
  *二番煎じ(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  初任給と一緒に手紙を
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 あなたの会社では、今年、新入社員をいれますか。
 中途社員はどうですか。採用する予定はありますか。
 近々入社する予定はありますか。

 新入社員がはじめての給料をもらうときは
 格別なうれしさがあるものです。

 あなたは初任給をもらったときのことをおぼえていますか。
 僕はおぼろげ。ちょっとさみしい。

 はじめて給料をもらったとき、親に報告し、感謝する。
 親にプレゼントをする。
 自分のために投資する。記念の買い物をする。

 4月にはいると、そんなアドバイスやエピソードが
 いろんな場面で語られたり書かれたりするのでしょう。

 そんなことを考えたのは、一昨日。
 思わぬプレゼントをいただいたからです。

 『新入社員の心をつかむ3つの手順』

 経営者向けに書かれた小冊子です。

 書いたのは社会保険労務士の川越雄一先生。
 人情派で文章力抜群の僕の大好きな先生です。

 そう、今年の1月21日、メールレターで紹介しました。
 「今春、入社する社員に」というタイトルです。

 そのときは、高校卒業予定者を採用内定した会社が
 「卒業式を迎えた佐藤君」に出す手紙文例を載せました。

 今回、川越先生から届いた小冊子には
 初任給の支給日に渡す手紙の文例が掲載されています。

 これがまたいいんです。
 給料をあげる立場でももらう立場でもない僕ですが
 心を動かされる内容なのです。

 読んで思ったのですが、新卒採用社員にかぎりません。
 中途採用で入社した人にも同じことが言える。
 そう思います。

 すぐ読めます。お読みいただけますか。


 (ここから)

 田中君、1ヵ月ご苦労さまでした。
 入社以来約1ヵ月が過ぎましたが、
 もう職場には慣れましたか。
 商品知識や顧客名など覚える事も多く、
 また社内ルールの励行など厳しい指導の毎日ですが、
 これからもよろしくお願いします。

 さて、今日初任給をお渡しするに当たり、
 3つほどお願いがあります。
 少々説教じみているかもしれませんが、
 先で必ず活きてくることばかりです。
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喜んでもらえる喜び

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 100
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・25

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   学校の卒業式シーズンを迎えると春が近いと感じます。
   こんなに積もってどうする! と嘆いていた雪が
   ぐんぐん解けはじめると春はもうすぐと思います。

   でも、いちばんうれしいのは夜明けが早くなること。
   今朝は5時すぎに空が明るくなりカラスも鳴きはじめました。

   北海道のメリットのひとつは夜明けが早いということです。
   まあ、暗くなるのも早いんですけど(笑)
    
  

 今日の内容
  *喜んでもらえる喜び(おたより本文)
  *けっこう苦しい弁論大会準備(村上 透ものがたり)


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  喜んでもらえる喜び
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 クリーニング屋では衣服やふとんに限らず、
 革製品もきれいにしてくれる店が多いそうです。
 汚れた表面をきれいにしてくれるのです。

 前号のメールレターで紹介した福井市の齋藤社長も
 以前からカバンのクリーニングはしていました。

 バッグがきれいになると、すごくうれしいだろうな。
 僕はそう思いました。そして、誰もが同じだろうと。


 ところが現実は違うらしいのです。

 「はい、このようにきれいになりました」と渡しても、
 さほどうれしそうではない人がほとんど。

 「ワイシャツやスーツと同じ感覚なんです」
 そう齋藤社長に聞いて、そうかなるほどと思いました。

 クリーニングされたワイシャツを受け取ったとき、
 (うわぁーこんなにきれいになった!)
 なんて喜びません。

 きれいになるのがあたりまえ。だからいちいち感激しない。
 たしかにそうです。

 (のりの利き方が甘いな…)とか
 (ここはアイロンのかけかたが下手だな…)などと
 マイナス面が気になることはあっても感激はしない。

 バッグ類をクリーニングしてもお客の満足度は高くない。
 それが現実だというのです。


 お客が気になるのはバッグが壊れたり傷がついていること。
 もう使えない。でも捨てるに捨てられない大切な革製品。


 「これ、直りませんか」という要望は以前からありました。
 告知をしなかっただけで修復の実績は積んできました。

 よし。うちも革製品の修復を正式にはじめるか。

 齋藤社長がそう決心したのは昨年です。

 やるならブランド品に限定。齋藤社長は絞り込みました。
 ブランド品は、ほかの店があまり手がけたくないからです。

 高度な技術が要求され、それゆえ修理代も高額。
 ブランド品の修復は受注の間口を狭めるだけ。

 「ブランド品に限定するのはやめておいたほうがいい」
 周囲はみな反対。心配してくれます。


 (だったらなおさら絞り込もう)


 戦略社長である齋藤社長は考えを変えませんでした。

 「革修復はじめました」とポスターをつくり来店客に案内。
 専用サイトをつくり持てる技術を披露。

 すると続々集まります。


 「まさか、こんなの直りませんよね」
 「色を塗り替えることもできるんですか」
 「これ、ぼろぼろですが形見なので修復できたら」


 もしこれが修復できるんだったら……。
 そんな思いで革製品を持参する人が多いんですね。


 一所懸命に直しました。
 一つひとつ、心を込めて修復しました。

 すると、受け取りに来た女性が涙を流して喜んでくれました。
 目の前で心底喜んでくれる姿を見て齋藤社長ももらい泣き。


 「クリーニング屋をやっててよかった。本当によかった。
  クリーニング屋って感激されることがないんです。
  きれいになってあたりまえ。うれしい! なんて言われない。
  涙を流してくれるお客さんはいませんでしたから」
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ビフォア&アフターの良さ

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 【今日も元気に お客が増える!】 099
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・23

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日、桜を見ました。今年初です。
   角を曲がったら突然、現れた! そんな感じの遭遇でした。

   いいなあ、本州はあたたかくて。

   と言いながら北海道の暮らしも好きです。
   今日の午後、一週間ぶりに札幌へ。
   「お客が増える!」のご注文をくださっているあなた、
   お待たせしてごめんなさい。
   戻ったらすぐ発送の準備をします。
    
  

 今日の内容
  *ビフォア&アフターの良さ(おたより本文)
  *初めての取材(村上 透ものがたり)


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  ビフォア&アフターの良さ
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 すっごく気に入っている革靴があります。
 なんといっても履きやすい。デザインも大好き。
 自分でよく磨きました。何年も履きました。

 でもいまは履いていません。
 傷がつきすぎたというのか、かわいそうな姿になった。
 人前に履いていけない。

 捨てればいいのに捨てられません。
 もったいない、惜しい、愛着がある。


 僕の場合は革靴ですが、あなたはなにかありますか。
 バッグ。かばん。ポーチ。財布。名刺入れ。

 古くなってしまった。傷んでしまった。壊れてしまった。
 でも捨てることができない革製品ってありますよね。

 きっと何年も持ち続けるのでしょう。
 そして、何かの折に思い切って捨ててしまう。
 そんな運命をたどる革製品が多いと思います。


 でも、もし新品のようによみがえったら……利用します。

 あまりにもお金がかかるようなら新品に買い替えますが、
 直しても安く済むようであれば、僕なら直します。

 いままでも革靴の底を取り替えたことは何度もあります。
 何年も履いていると底に穴があいてしまうんです。

 とても安い靴なら買い替えますが、
 革底の靴なら張り替えてきましたから。


 そんな価値観を持っている僕ですが(おおげさ?)、

 えっ! これ、ホント?

 と思う出会いがありました。
 偶然です。いや、運命かもしれません。

 『革修復ドットコム』という存在を知ったのです。

 と、僕が驚いているだけで
 あなたはご存じかもしれません。

 (革製品のリペアでしょ? 知ってるわ)

 というあなたには驚きがありませんね。ごめんなさい。


 発端はこうです。

 福井県福井市でセミナーをやりましたが、
 参加くださった社長からメールをいただいたのです。

 「やり方がわかりました! 勇気もいただきました!」と
 かなり喜んでくださいました。

 ありがたいことです。
 このうえなくありがたいおたよりですが、
 同じくらいありがたい情報がそのメールには含まれていました。

 メールの最後に、お名前や連絡先、URLなどの署名があります。
 そこにこう書いてあるんです。

   「もう使えない」でも「捨てるに捨てられない」
   そんな大切なアイテムを蘇らせてみませんか!

                 革修復ドットコム


 おっ、おっ、なんだなんだ、これって靴もいいのか?
 アイテムってなんだ? でも革修復ってことは靴もいいだろうな?


 カタカナに弱い僕は、アイテムという文字より
 革修復を信じることにしました(笑)

 ピタぁーっと決まったんです。僕のなかで。


 靴を直したいといつも思っているわけではありません。
 でも潜在的にあるんですね。靴のことが。

 そこにどんぴしゃりはまったわけです。

 すぐ見ました。革修復ドットコムのサイトを。

 人の靴、知らない人のバッグですが感動しました。
 ビフォア&アフターの写真が載っているんです。

 えーっ、すごいすごい、こんな新品になるの!
 信じられない、うそみたい!

 感動です。いや、久しぶりに感動しました(笑)

 これはいい仕事だ。人に喜ばれる仕事だ。世の中に必要な仕事だ。

 そう思いました。

 どうやって直すんだ?
 どうしてこんなことができるんだ?

 そんな気持ちにもなりました。

 そうなると会いたくなります。
 自分の目で確認したくなります。
 自分の耳で話を聞いてみたくなります。

 で、行ってきました。福井に。
 会ってきました。クラネス北陸という会社の齋藤陽士社長に。
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8000人の修了生

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 【今日も元気に お客が増える!】 098
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・18

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨夜は、ランチェスター経営の竹田陽一先生と
   食事しました。なぜか金沢で。

   ビールのあとの焼酎お湯割を注文する際、
   「4対6の割合でね」と竹田先生。
   2軒目でも焼酎のお湯割を注文。
   「少し薄めに……3対7の割合でね」と。

   (おお、焼酎3分にお湯7分か……)

   焼酎のお湯割を注文するときには
   5 : 5など比率を言う姿はよく見られることです。
   でも、竹田先生が言うと「ウエイトづけ」のよう。
   「薄めに」などとあいまいにしない。
   考えすぎでしょうか(通じてます?)。
    
  

 今日の内容
  *8000人の修了生(おたより本文)
  *参観日の給食(村上 透ものがたり)


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  8000人の修了生
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 野球選手になりたい。
 パイロットになりたい。
 わたしは看護婦さんになる!
 美容師さんになりたい。

 おぼろげながら、僕が小さいころ
 耳にしたことがある「将来なりたい職業」です。

 あなたは、小さいころ何になりたかったですか。

 小さいころにあこがれた仕事は?
 と尋ねると、思い出し笑いをしながら
 即答してくれる人が多いように思います。


 最近の子どもがあこがれる職業のひとつに
 「パティシエ」があります。

 フランス語で洋菓子職人。
 女の子のほうが多いけど、男の子も案外います。

 料理もお菓子も、その世界で一流と紹介されるのは
 男性が多いからでしょうか。
 「ぼくは将来、パティシエになりたいんです」と
 しっかり述べる小学生がいます。

 そんな子どもの夢実現に
 大きな可能性を与えてくれる人がいます。

 ふらんす菓子屋エミリーの小野善秀さんです。
 そう、前号で「絞るから増える」と紹介した小野さん。

 「エミリーのホームページをみた!」
 というあなたは、すでにご存じですね。

 エミリーでは、子どもケーキ教室を開いています。
 名づけて『エミリーケーキキッズ』。


 (ケーキ教室か…ありそうな話だな…)
 と思います?

 僕はちらっと思ったんです。
 ところが意外とないんです。子ども向けは。

 大人向けはありますよ。料理だけではなく
 洋菓子やらパンやら、それはたくさん。

 でも、子どもケーキ教室は少ない。
 年に1回か2回、イベントとして開催したり、
 夏休みか冬休みにおこなわれるていど。

 まあ、教えるのはたいへんでしょうし、
 収益があがりそうにも思えない。
 簡単なことではないと想像できます。


 しかし小野さんが取り組んだ原点は違います。
 小野さんの奥さんが無欲の心で言い出しました。

 「ケーキづくりをとおして、子どもたちの
  豊かな感性を育てよう!」

 2002年(平成14年)7月、チラシに載せました。
 「子どもケーキ教室をひらきます」

 じつは、あまりにも店がひまだったから、
 という理由もあります。

 小野さんが経営の勉強を本格的にはじめる前、
 戦略というものを考えはじめる以前のこと。
 十分な時間があったのです。


 これが大人気。

 (ケーキ屋をやりたい子どもって、こんなにいるの!)
 (パテシィエになりたいという小学生がこれほどいるとは!)

 エミリーの従業員もみんなびっくり。

 「つぎはいつですか?」
 「次回の予約をしたいんですが…」

 そんな声に押されて続けてきました。
 近年は年間50回から60回も開催。
 それでも人気は衰えません。
 3回も4回も繰り返し参加する子どもがいるからです。
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絞るから増える

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 【今日も元気に お客が増える!】 097
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・15

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日、『いかなごのくぎ煮』をいただきました。
   たいへんお世話になっている方が送ってくださりました。
   (僕のほうがとてもお世話になっているのに、どうして…)

   なるほど、折れ曲がってさびた釘に似ているからくぎ煮か…。
   さびたクギどころか、これは抜群においしい!

   瀬戸内ではイカナゴが春を呼ぶ魚だそうです。
   春の風物詩。

   「玉筋魚」って書くんですね、イカナゴって。
   字はおぼえられませんが、味は忘れられません。
   まだ雪が多く残る北海道ですが瀬戸内の春がやってきました。
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *絞るから増える(おたより本文)
  *僕の妹(村上 透ものがたり)


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  絞るから増える
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 『エミリー』というかわいい名前のケーキ屋では、
 どんな商品を売っていると思う?

 そんな質問を数人にしました。

 ケーキ屋であることを教えたあとですから、
 当然、洋菓子のいくつかが答えとなって返ってきます。

 ショートケーキ、シュークリーム、タルト、
 ロールケーキ、クッキー、デコレーションケーキ…。

 そうですよね。愚問でした。

 ポテトチップスとかポッキーと答える人はいないだろうな。
 そう思っていました。

 やはりいませんでした。


 ところが、愛知県尾張旭(おわりあさひ)市のケーキ屋さん、
 ふらんす菓子屋エミリーでは以前、
 ポテトチップスやポッキーも売っていたのです。

 売りたくはなかったんですよ。ポッキーは。

 創業者はケーキづくりの名人。
 2代目の小野社長もフランス焼き菓子の修業を終えて、
 腕をふるいたくてしかたなかったんですから。

 しかし売上を上げるためにはやむを得なかった。
 長いことそう思っていたそうです。


 念のために申し上げますが、
 創業者であるお父さんがつくるケーキは売れていました。

 しかし売上を伸ばそうと思うと、商品を増やすしかありません。
 ショートケーキを買ったついでに
 ポッキーも買ってもらえたら…。
 そう考えていたんですね。


 そこそこ売れているんなら、ま、いいか…
 と軽く考えればよかったのですが、
 エミリー2代目の小野さんは違いました。

 (売上を上げようと考えるからいけないんじゃないか…)

 どこにでもあるお菓子を扱っていては差別化にならない。
 スーパーで売っているものと同じものを売っても、
 しょせん勝負にならない。

 そう考えました。

 ケーキはひとつ250円から300円。
 低単価の商売は商品を数多く売っても限界がある。
 商品の売上を上げることよりお客さまの数を増やすべき。

 そうも考えました。


 小野さんを取材して、まず、この言葉にしびれました。

 「低単価の商売は客数で決まる」
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抱き続けた向上心

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 【今日も元気に お客が増える!】 096
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・11

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   暖かくなったと思ったら冬に逆戻り。
   毎年、必ずといっていいほど起こる現象です。
   新聞の見出しには「逆戻り」が使われます。

   で、ふと気になりました。
   逆も戻りも同じような意味ではないか…。
   二重形容か…。

   そんなことを考えてもさほど気にならないほど
   夜明けが早まり、日没が遅くなる時期になりました。
    
  

 今日の内容
  *抱き続けた向上心(おたより本文)
  *家の前で寝る(村上 透ものがたり)


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  抱き続けた向上心
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 あなたは、本業ができない苦しみを
 味わったことがありますか。

 好きな仕事、やりたい仕事があるのにお客がいない。
 だからやむを得ず食べるために違う仕事をするむなしさ。

 そんな思いをしたことがありますか。

 修業して経験を積み、腕をあげたのに
 その技術を発揮できないせつなさ。

 この仕事でお客に喜んでもらいたい!
 そんな天職があるのに認められず、
 生活のためにまったく違う仕事をするつらさ。


 僕はそういった経験がありません。

 サラリーマンのときは似たような思いをしました。
 僕がやりたいのはこんな仕事じゃない。
 そう思うことがありました。

 しかし今になってみれば、それは単なるわがまま。
 自分で事業をおこしたわけでもないのに、
 勝手なことを考えていたものです。
 与えられた仕事に不満を抱いていただけのことです。

 少なくとも、ふらんす菓子屋エミリーの2代目店主、
 小野善秀(おの よしひで)さんのように
 修業をしたわけではありません。
 本業に打ち込むために最善を尽くしたわけでもありません。


 愛知県尾張旭市(おわりあさひし)にあるケーキ屋さん、
 エミリーの小野社長は東京の超一流店で修業をしました。

 腕をあげて実家に戻ったのは29歳のときです。

 30年以上もケーキ屋を営んできた父親を手伝い、
 自分が身につけた技術で商品の幅を広げたい。

 そう思った小野社長ですが、お客が増えない。

 数年間、していたことといえばタバコの配達。
 そしてタバコの自動販売機に補充することでした。

 店の一角でタバコを販売していたことから
 やむを得ずタバコ販売係を買って出たのです。

 パティシエがタバコの補充。

 白くて背の高い帽子、シェフハットを脱いで
 タバコの配達。

 歯がゆい思いはしばらく続きましたが、
 熱意と願望、向上心は失いませんでした。

 次から次へとビジネス書を読み、
 セミナーに参加し、いいと思ったことは即行動。

 思ったほどの成果を上げられず、休みの日には
 奥さんと一緒にケーキ屋めぐり。

 こんな店にしたいね、
 この店のようにお客でいっぱいにしたいね。

 そんな夢も失いませんでした。

 そして5年。

 一本のカセットテープが運命を変えました。
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新規客より既存客

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「福井は梅が咲き始めました」と福井県の橋敏夫さまから
   梅のたよりをいただきました。ありがとうございます。
   橋先生は、福井県では僕がもっとも信頼している
   社会保険労務士の先生です。福井の社長に心から薦めます。
   
http://www.hatarakigai.co.jp/

   兵庫県の有限会社創和、吉岡和之社長からは
   『ほっと一息通信 第34号』が届きました。
   今月は桜の由来などを教えてくださいました。

   へぇー、ふぅーむ、なるほど…と
   これがまたおもしろく読ませる内容です。
   桜はいい! などとわかったようなことを言っている僕ですが
   なにも知らなかったことを気づかせてくれます。

   なにかひとつ知っていると便利かもしれません。
   「よく知っていますねえ」と感心されるかも。
   
http://www.sohwa1996.com/news034.pdf
   吉岡社長、いつもありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *新規客より既存客(おたより本文)
  *サロマ湖でホタテひろい(村上 透ものがたり)


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  新規客より既存客
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 大阪の理美容室、ヘアーブティック24の続きです。
 長年、順調に経営をしていましたが、
 13年ぶりに出店したところ資金繰りが悪化。
 やむをえず3店舗を手放すところまで伝えました。

 3店舗を売却し、1店にすべてをかけた田中オーナーは
 猛然と勉強をはじめました。

 従来の延長上で経営をしていたのでは立ち行かなくなる。
 いま重要なことはひとつ。

 現在、来てくれているお客さまをどうやって維持するか。
 そこに絞りました。


 新規客を追うのではなく、
 既存客にどれだけ支持してもらうか。

 そのための勉強を繰り返し、繰り返し重ねました。


 しかし、客層だけに目を向けると回り道をしてしまいます。
 こんなことがありました。


   既存客を大事にしよう。
   既存客の望みをかなえるお手伝いをしよう。
      ↓
   美容室に来るお客は、おしなべて
   きれいになりたいという願望を抱いている。
      ↓
   髪だけではなく全身が美しくなりたいはず。
      ↓
   だからダイエット商品も扱えば喜ばれる。


 そう考えてダイエット食品を扱いましたが、
 そうたやすく売れるものではありません。

 客層を意識するだけでは売上利益増に直結しない。

 やがて商品、美容室でいえばカットやパーマなど
 メニューにあたるものを絞り込みます。

 しかし商品対策と客層対策に取り組んでも
 なかなかリピートに貢献しない。

 営業しても成果が出ない…。

 だったら……。
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隣の美容室の教え

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・04

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「隣の美容室は具体的に何をしたのですか」と
   読者から質問メールをいただきました。

   2月22日のメールレター「隣の美容室」でこう書きました。

    「僕は営業エリアを自転車で10分圏内にしています」
    「お客様にお礼のハガキを出しています」

     お客とどう接するか。
     来店したお客とどのように関係づくりをするか。
     オーナーは実践内容を惜しみなく教えてくれました。

   この内容を教えてほしいとのことですが、内容は……
   エリアを10分、既存客にハガキ。上記カギカッコそのものです。
   でも、ご要望に応えます。お読みくださればさいわいです。
    
  

 今日の内容
  *隣の美容室の教え(おたより本文)
  *礼文島で夏休み(村上 透ものがたり)


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  隣の美容室の教え
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 ヘアーブティック24のオーナー、田中ひとしさんは名経営者です。
 18歳から床屋に弟子入りし、働きながら理容の学校へ通い、卒業。

 24歳のときに立てた目標は3つあります。
 ・技術の大会でチャンピオンになる。
 ・25歳で独立する。
 ・3店舗を経営する。

 25歳のうちに独立をはたすため準備していましたが、
 オープンが3日後に迫ったとき、父親が亡くなります。

 しかし26歳の誕生日当日にオープン。
 親の援助はなし。貯金と国民金融公庫からの借入です。

 最初は苦労しました。
 家賃にシャンプーなどの材料代、融資の返済金を払うと
 とたんにお金がなくなります。

 唯一の財産である車も売却したことに不安をおぼえたのか、
 一緒にはじめたパートナーは3ヵ月後に辞めました。

 しかし夢はチャンピオン。
 お金は仕事に注ぎ、技術の勉強会にも熱心に通います。

 腕はたしかです。口コミが広がりました。
 来店者が増えはじめ、2年目は1648万円の売上。

 3年目には2店目をオープン。
 順調な経営は7年目に3店目までオープンさせます。

 これで目標の3店舗展開は達成。
 目標3つのうち2つは達成したも同然。
 あとはチャンピオンのみ。

 しかし3店を運営するとなると人の管理もたいへんです。
 自分の技術を磨くことより経営者としての仕事が多忙。
 またたく間に時間はすぎていきました。
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手紙に感じる一流さ

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・03・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   屋根は勾配がついた落雪タイプか無落雪タイプのどちらかです。
   北海道における落雪タイプ、いわゆる三角屋根は
   屋根の下に大量の雪が積もります。

   道路をはさんで隣の家では、屋根の下に積もった雪がいっぱい。
   小学生の子どもが穴を掘り、“基地遊び”に夢中。
   僕も小さい頃、かまくらのような基地をつくって遊びました。
   どうして大人になると同じ遊びをしなくなるのでしょう。
    
  

 今日の内容
  *手紙に感じる一流さおたより本文)
  *読者からのおたより紹介(村上 透ものがたり)


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  手紙に感じる一流さ
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 昨年の5月、大丸別荘という宿に宿泊しました。
 一泊2万円以上の格式高い宿です。

 福岡の奥座敷と言うんでしょうか。
 福岡県筑紫野市、二日市温泉にあります。
 庭園だけで3500坪。創業150年の老舗。

 僕が個人で泊まれるような宿ではありません。
 招待いただいたのです。

 招いてくださったのは北見昌朗先生。
 日本でいちばん経営者に影響を与え、
 喜ばれている社会保険労務士の集団、
 北見塾の合宿勉強会で訪れました。

 不肖、村上の立場は外部講師。
 といっても前座を務めたにすぎません。

 いや、前座というのもおこがましい。
 なにしろ、メイン講師はランチェスター経営の竹田陽一先生。
 竹田先生の講演の前に少しばかり話す時間をいただきました。

 竹田先生の講演題目は「あなたも名講師になれる」。
 僕はまるで「こんな講師にはならないように」という
 悪い例を演じたようなものです(笑)


 和風旅館ですが講義や講演をおこなうホールは広く、
 温泉にいることを忘れてしまうほど近代的要素も持っています。

 部屋がまた、どのように使えばいいかがわからないほどの広さ。

 僕が泊まった部屋の間取りは、
 8畳間と10畳間、そしてリビング。

 いやいや一流とはこういう宿を言うのだな…。
 僕には分不相応の旅館。もう泊まることはないな…。

 昨年来、そう思っていました。
 ところが、ひょんなことで気持ちが変わりました。

 あ、いや、分不相応であることは変わりません(笑)
 月を重ねるごとに、より不相応度が高まっています(大笑)


 昨日3月1日、その大丸別荘の社長から手紙をいただいたのです。
 代表取締役で総支配人、総料理長の山田社長からです。
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3月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 092
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・27

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   2月は6通のメールレターを差し上げました。
   月間6通は、これまでの一年で、もっとも少ない数です。

   ますます毎日発信している方を尊敬します。
   毎日発信している方には到底かないません。
   本当にすばらしいと思います。
    
  

 今日の内容
  *3月を迎える前に(おたより本文)
  *吹雪の登下校(村上 透ものがたり)


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  3月を迎える前に
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 2月は、4回にわけて長井謙三さんの紹介をしました。
 だれもがまねできそうなのに、なぜかまねされることが少ない
 長井謙三さんの営業について書きました。

 営業がテーマだと大きな反響があります。
 たくさんのメールをいただきました。
 少しですが紹介させてください。


 ★「営業は人間関係づくり」を大事にする営業幹部から

 「できれば接待なしで人間関係を深めたい」と
 書いたところ、こんなおたよりをいただきました。

 (ここから)
  村上様のこの思想、僕もその通りだと思いました。
  病院関係の営業って、ある種「特異」なモノなのかも
  知れませんが、本来の営業とは人間関係が第一ですよね?

  以前、営業担当になったばかりのある日、
  弊社社長から「犬と猫」の話を聞かされました。
  【犬は人になつき、猫は家になつく】
  わが社の営業マンは「猫」になれ!と。

  お客様の「担当者」ではなく「会社」になつけ、と教えられました。
  小生はその意見に疑問があったので
  「なぜ猫なんですか?営業の基本は人 対 人なんじゃないですか?」
  と質問しました。社長からの答えは
  「懇意にしている担当者が転勤や退職で居なくなったらどうするんだ?
   わが社の営業マンの誰がどこの会社に訪問しても、
   同じようなレベルで仕事をさせてくれる(受注させてもらえる)
   ように、人にはなつかず、会社そのものになつけ。」

  確かそんな回答だったと思います。
  そしてトップのそんな考え方に未熟で若輩者ながらも
  疑問を抱いた事も。

  営業するってそういう事なのか?
  世の中にはそんな考え方もあるんだ、と勝手に思う事にしつつ、
  自分は自分のやり方でやって行こう!
  と右も左も判らない新米営業マンながら自己確認した事を
  思い出しました。
 (ここまで)

 このエピソードに「やはり人対人ですよね」と僕は返信しました。
 しかし、その後、思い出したことがあります。

 理美容室のオーナーが言っていたんです。
続きを読む...

隣の美容室

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 【今日も元気に お客が増える!】 091
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   いつもお読みいただきありがとうございます。
   僕は何人ものメルマガを読んでいますが、
   返信がなかなかできません。

   あとで、と思ったらもうだめ。
   思い立ったそのとき、書かなければ。
   みなさん、このメールレターに返信を
   ありがとうございます。
    
  

 今日の内容
  *隣の美容室(おたより本文)
  *マイナス24.6度(村上 透ものがたり)


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  隣の美容室
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 「ほか弁屋さんの岩田社長様は、
  なぜ営業することを思いついたのですか」

 という質問をいただいておりました。
 昨年の10月です。

 5月25日に「人がやらないこと」というメールレターで
 大阪のほっかほっか亭、岩田芳弘社長を紹介しました。

 その後、「営業しない会社の営業」「おかんからのファクス」
 というメールレターで紹介しました。

 ほっかほっか亭なのに訪問営業をしています。
 1200人に手書きで名前を書いたおたよりを差し上げています。

 3年間で売上1.5倍、大阪300店舗で1位。
 すごいですよね。

 たしかにすごいけど、そのきっかけは何ですか?
 という質問でした。

 「そのうち、このメールレターで答えます」と
 その方には返信したのですが、
 ずいぶん時間が経ってしまいました。ごめんなさい。


 岩田社長が実行したことを整理すると、
 ・お客の名前と住所を聞き出す
 ・営業エリアを決めて訪問する
 ・名前を知っているお客には名前を手書きした
  おたよりとニュースレターを渡す
 ということになります。

 よし、やろう!
 そう決めるには何かきっかけがある。
 そうですよね。

 岩田社長は、ある社長にヒントをもらいました。
 とても大きなヒントです。

 その、ある社長とは隣の美容室のオーナーでした。
 ほっかほっか亭の隣にある美容室。
 これがまたホントに隣なんです。

 あるとき「商店会で勉強をやろう」と盛り上がり、
 隣のオーナーが勉強会で発表したそうです。

 経営者は勉強したほうがいいこと、
 これまで勉強してきたこと、
 自分が取り組んできたことの発表です。

 「僕は営業エリアを自転車で10分圏内にしています」
 「お客様にお礼のハガキを出しています」

 お客とどう接するか。
 来店したお客とどのように関係づくりをするか。

 オーナーは実践内容を惜しみなく教えてくれました。
続きを読む...

会ってくれたことにお礼

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 【今日も元気に お客が増える!】 090
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・18

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   今日はいよいよ長井さんの飛び込み営業実践編。
   「次のメールレターが楽しみです」
   「早く具体的な方法を教えてください」
   そういう返信ばかりいただきました。

   ごめんなさい。
   ぜんぶを一度に書くと長くなりすぎるんです。
   でもようやく紹介できます。
    
  

 今日の内容
  *会ってくれたことにお礼(おたより本文)
  *田舎の動物園(村上 透ものがたり)


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  会ってくれたことにお礼
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 面談率8割、成約率4割の飛び込み営業って
 いったいなにをどうすれば可能なのか。

 誌上で再現するかのように書こうと思いましたが、
 やめます。

 ポストカード通販日本一、
 福岡のホワイトベース、小串(おぐし)社長の
 メルマガを転載することにします。

 小串社長が以前、長井さんとの出会いについて
 メルマガで書いているんです。

 僕も直接、長井さんから聞きました。
 だから長井さんの飛び込み営業のようすを
 再現することはできます。

 しかし僕は、「こんなふうにやっていました」
 という話を長井さんから聞いただけ。

 その点、小串社長は長井さんの飛び込み訪問を
 お客の立場で実体験しているのです。

 長井さんの訪問を受けた小串社長は思ったそうです。
 「変な営業マンだなぁ」
 「おもしろい営業マンだなぁ」

 そして、「長井さんの話を聞いてみたいなぁ」と
 長井さんにすっかり“やられてしまった”からです。

 小串社長のメルマガを購読されている方がいるかもしれません。
 でも、もう一度お読みください。
 それだけの価値があります。

 では、はじまりはじまり。
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面談率8割、成約率4割

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 【今日も元気に お客が増える!】 089
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・16

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   2月26日の金曜日、セミナーをおこないます。
   ランチェスター経営の代理店である
   中川式賃金研究所の中川清徳先生と一緒にします。

   各地の代理店さんから紹介していただいた社長を
   村上が取材しました。その事例を発表します。
   中川先生は事例に共通する原理原則を解説します。

   売上ではありません。
   どうやってお客を増やしたか。
   どうやって利益性を高めたか。
   お客が増えれば売上は増えるんですけどね。

   どうぞご参加ください。お待ちしています。
   
http://nakagawa-consul.com/000048.html
    
  

 今日の内容
  *面談率8割、成約率4割おたより本文)
  *ねたまれた小学校時代(村上 透ものがたり)


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  面談率8割、成約率4割
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 「おまえは売らなくていい。売らなくていいが、
  毎日飛び込み訪問をしろ」

 それが直属店長の教育でした。

 僕が社会人になってはじめた仕事は住宅の営業。
 入社後しばらくは新入社員研修を受けていましたが、
 展示場に配属されて指示されたことは飛び込みです。

 どれくらいの期間を飛び込みさせられたと思いますか。

 半年です。半年間、平日は飛び込み訪問をしていました。
 土曜と日曜は住宅展示場で終日、接客営業。
 月曜日から金曜日はひたすら歩きました。

 会社の定休日はありましたが新人には休日なし。

 黒くて大きなカバンを買い、
 パンフレットを詰められるだけ詰めます。

 厚いカタログだと60冊以上ははいりました。
 薄めのパンフレットだと150部以上。

 地下鉄駅の終点まで行き、そこから住宅地を歩きます。
 家は選ぶな、と店長に言われています。
 片っ端からあいさつをしていけと。

 (よし、今日はこの家からだ…)

 玄関ドアの前に立ち、呼吸を整え、笑顔をつくります。


 ピン〜ポ〜〜〜ン………。

 第一声が聞こえるまで緊張感は最高レベル。

 「はい、どちらさま?」
 「積水ハウスの村上と申します。この地区を担当することに
  なりましたので、ごあいさつにうかがいました」

 「あぁー、うちはけっこうです」ガチャ(インターホンを戻す音)

 まあ、そんなやりとりなら気が楽なほう。

 面談できないかぎり、資料はおいてきません。
 隣の家へ移り、同じことを繰り返します。

 それでも、一日中飛び込み訪問を続けていると
 何軒かはドアを開けてくれます。

 ごくまれに具体的な質問をされ、あせることがあります。
 なにしろこっちは入社間もない、知識はゼロに近い人間。

 パンフレットを開き、書いてあるとおりのことを言うだけ。

 まあ、そのころは飛び込み訪問をすることに意義があり、
 有効面談率など計算する必要はありませんでした。

 どれだけ多く見積もっても、面談率は1割に達していなかった。
 そう思います。

 だから、損害保険の飛び込み営業で「面談率は8割です」と
 長井さんから聞いたときは驚いたどころではありません。

 10人のうち8人と面談ができるんですよ。
 100人なら80人。当たり前ですが。

 あ、この場合、面談率とは
 「お目当ての相手10人のうち、結果的に8人と面談できた」
 という意味になります。

 飛び込み訪問一回目は面談できなくても
 2回目以降に面談できれば「面談できた」と数えます。

 だからといって8割は異常じゃないか。
 そう思った方もいることでしょう。

 でも、長井さんから話を聞けば
 そうかそうか、なるほど、だから8割はあり得る数字なんだ
 と思えるから異常ではないということになります。
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ダメもとやってみる

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 【今日も元気に お客が増える!】 088
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・12

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   前回のメールレターでは長井さんのことを書きました。
   接待せずに人間関係を築いた方です、と述べるだけで
   ではどうやって関係づくりをおこなったかまでは
   書きませんでした。今日はその続きです。
    
  

 今日の内容
  *ダメもとやってみる(おたより本文)
  *牛乳おじゃん事件の影響(村上 透ものがたり)


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  ダメもとやってみる
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 医療機器の営業をしていた長井さんの訪問先は病院です。
 透析の機械や人工心肺装置、消化管や尿管、血管に挿入する
 細い管であるカテーテルなどを医師に勧めます。

 医師と面会するために営業マンはみんなチャンスを待ちます。
 営業をするためです。

 そこをまず、長井さんは考えました。


 営業をすると敬遠される。
 売り込むと嫌われる。
 何社もの営業マンに同じような機器を売り込まれる医師は
 困っているのではないだろうか。
 しつこく食い下がれば面会に応じてもらえなくなる。

 医療機器営業マンとして自分のすべきことはなんだろう…。

 売り込むことか、それとも……。



 この「それとも」のあとが肝心です。

 長井さんは、こう考えました。

 それとも、長井という人間を信用してもらうことではないか。
 売り込むことではなく、自分を信頼してもらうことではないか。


 あなたはきっと思うでしょう。
 当たり前だ。営業マンは信用してもらうことが大事だ。
 信頼してもらってはじめて商談ができるし契約できる。

 そんなこと、病院に来ている営業マンはみんな知っています。
 信用第一、信頼関係が重要だと。

 ところが行動はまったく逆なのです。
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接待という営業

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 【今日も元気に お客が増える!】 087
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   寒い日が何日か続いたあと、
   最高気温がプラス2度になると
   今日はあったかい! とうれしくなります。

   屋根に積もった雪がとけてポタポタとしずくが落ち、
   路面もアスファルトがあらわれます。

   そのうち、マイナス1度でも
   今日はあたたかいほうだと思うようになるんです。
    
  

 今日の内容
  *接待という営業(おたより本文)
  *牛乳おじゃん事件(村上 透ものがたり)


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  接待という営業
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 病院で営業マンを見かけたことがありますか。

 スーツ姿でカバンを持っている人が多いですから、
 薬や医療機器の営業マンだろうと想像がつきます。

 低姿勢で受付に声をかけ、
 所在なげに立っていたりします。

 大きな病院になると行き交う先生や技師、看護士たちに
 あいさつをして面会のチャンスをうかがっています。


 ある日、疑惑を抱かせる場面を見てしまいました。
 お目当ての先生に話しかけ、
 封筒を手渡している営業マンがいました。

 ちょっとした押し問答が聞こえます。
 結局、先生は封筒をポケットにしまっていました。

 あの封筒の中身はなんだったのか…。


 MRという言葉もありますね。
 医薬情報担当者という意味です。

 医薬品情報を医療従事者に提供したり
 副作用の情報を収集したりするのが役目です。

 でも真の目的は営業。どうにかして自社の薬や機器を
 買ってもらおうと必死です。


 以前、大手製薬会社のMRに話を聞いたことがあります。
 医薬品営業社員の実態を知りたく、
 頼み込んで話を聞かせてもらったのです。

 社名は出さない、もちろん個人の名前も出さない。
 営業している地域も伏せるという約束。
 覆面取材といったようなものです。
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宛先不明にならないために

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 【今日も元気に お客が増える!】 086
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・02・03

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   外付けのDVD/CDドライブを買いました。
   速い!と喜んでいます、と言いたかったのですが
   壊れてしまいました。1ヵ月も経っていないのに。

   「トレイが開いています」と表示されるのです。

   (トレイは閉まっているだろ。開いていないだろ…)
   と声に出して文句を言っています。
   こういうのを「歳とった」というのでしょうか。
    
  

 今日の内容
  *宛先不明にならないために(おたより本文)
  *タイツに半ズボンの1年生(村上 透ものがたり)


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  宛先不明にならないために
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 先日、投函した手紙が戻ってきました。
 切手代の不足によるものです。

 手紙のほかに資料を同封したものです。
 (ちょっと厚いな…)とは思ったのですが、
 計りもせずに80円切手を貼ってポストへ。

 「10円不足です」というメモが貼られて
 配達以前の差し戻し。情けない……。

 でもまあ、切手代不足の郵便物は出しなおせば済む話。
 せつないのは宛先不明の郵便です。


 とはいえ、宛先不明郵便物にしばらくお目にかかっていません。
 僕はニュースレターを発行していません。
 ダイレクトメールも発送していません。

 現在進行形でおつきあいをしている方々にしか
 年賀状も出していません。

 転居先不明などで戻ってくる通信がないのです。


 だから、昨日の朝、人気メルマガ『ピカイチ情報』を読んで
 へぇー、そうかぁ…と思ったのです。

 僕が毎日欠かさず読むメルマガのひとつ、ピカイチ情報ですが
 2月2日の編集後記にこう書かれていました。

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2月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 085
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・29

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   月末は、読者からのおたよりを中心に
   一ヵ月を振り返ってみます。

   時間は正しく、正確に過ぎていきます。
   やりたいことの進捗が遅れ遅れ。あせっています。

   お読みいただいているあなたとの関係だけは
   あせったりせず、じっくりと深めていきます。
    
  

 今日の内容
  *2月を迎える前に(おたより本文)
  *同じ本を繰り返し読んだ6歳の8ヵ月(村上 透ものがたり)


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  2月を迎える前に
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 【戦略の正しさ以上に社長の実力】
 元旦に「元旦の祈り」というメールレターを出したところ、
 これまででもっとも多くの返信をいただきました。
 ありがとうございます。

 どなたからのおたよりもうれしいのですが、
 おひとり紹介させてください。

(ここから)
  昨年のカネマツはスタッフ全員の取り組みが底上げし
  一人一人の得意な商品を得意先様に程よくピーアールが
  上手に行き渡り前年比127%UPで年末が終了しました。
 (前年は売り上げダウンしていますが…)

  過去になく12月のボーナスが2〜3割りUPでした。
  なかなか休みの取れないスタッフであっても
  自ら受けた住注品をお客様に渡るまで
  目で気で渡す姿は仕事を通じ感動が芽生えました。

  竹田先生が言っておられていたように
  いつも、ライバル会社と違ったことに
  選ばれるためにはどうするか、を意識をもって
  今年もお客様、仕入先、商品を見極めて仕事に
  専念していきたいという思いに続けて往きたいと考えます。

  いつも、村上さんのメールレターは時間が有る限り読んでいます。
  継続する難しい思いの時、原点にもどされる
  ありがたいものとして感謝しています。
  今年も楽しみにメールレターを拝見させていただきます。
  また、どこかで会えるのを楽しみにしています。

  私も、  独立起業人に休みなし。


  株式会社 カネマツ
  松本 則夫
 (ここまで)

 読みました?
 127%アップで昨年を終えたのです。この時期にですよ。
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「3」はわかりやすい

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 【今日も元気に お客が増える!】 084
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・26

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   大阪で経営者の勉強会に参加しました。
   定員10名の会に11名が申し込み、12番目の方は断ったそうです。
   みなさん、積極的に他社から学ぼうとしています。

   業種が異なっていても関係ない。
   経営のやり方、人の育て方は
   扱う商品や提供するサービスの違いを問わない。
   そう明確な考えをお持ちでした。

   かつて“交流会”がはやりましたが、いまは勉強会です。
   おもしろいことは、不況で苦しくなったから
   勉強会に参加するのではないということ。
   みなさん、けっこう順調なのです。
   順調な方ほど勉強する。だから業績が落ち込まない。
   こうやってどんどん差が広がっていくんですね。
    
  

 今日の内容
  *「3」はわかりやすい(おたより本文)
  *自称、幼稚園中退(村上 透ものがたり)


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  「3」はわかりやすい
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 三人寄れば文殊の知恵。

 平凡な能力の人でも3人集まって相談すれば
 良い知恵が浮かぶ。そういう意味ですね。

 桃栗三年、柿八年。

 桃と栗は3年で実を結ぶ、柿は8年で実を結ぶ。
 そのまま解釈できます。

 商い三年。

 商売は軌道に乗り、利益が出るまで3年はかかるものだ。
 そういう意味なんですね。


 1月19日のメールレターで沖縄の當山達男社長を紹介しました。
 沖縄初の経営を学ぶ学校を主宰する、とうやま先生です。

 「3という数字には物事をつくり、
  世界をつくる力があるようです」

 と考える當山社長は、
 人間力、経営力、実践力の3つがよい経営に必要と言っています。

 3に関係した言葉は、ほかにどんなものがあるでしょう。
 そう書いたところ、読者から
 三人寄れば文殊の知恵などのことわざが寄せられました。

 ありがとうございます。

 たしかにそうですね。
 三人寄れば…、実がなるまで3年…、利益が出るまで3年…。

 3という数字には物事をつくる力があるようです。

 當山流の「経営に必要な3要素」のひとつ、人間力は
 哲学を学び、感性を高めることによって備わると言います。

 その説明を當山社長から聞きましたが、
 なるほどと説得力がありました。

 「理性はウソをつくが、感性はウソをつかない」

 そうでしょ。だから感性も大切です。
 と當山社長は言いました。

 ええ、少なくとも僕はそうです。
 頭で考え、欲求や欲望を優先させるあまり
 理性でウソを思いついたり言ったりします。

 しかし何かをすばらしいと思ったり価値を見いだしたときの
 「これはいい!」という感性はウソをつきません。


 経営力は、科学を学び、理性的に行動することで備わる。
 なぜなら経営力は原理や法則という確かな根拠を
 学ぶことだから。

 そうも言います。

 原理や法則は不変なものです。
 不変とはブレないということ。
 不変なものと照らし合わせることで
 間違った方向へ進んでしまうことを防いでくれます。

 「愚か者は自分の経験に学ぶ。賢者は歴史に学ぶ」

 そうですよね。
 自分の経験に学び、我流で進めると道を誤りやすい。
 歴史に学ぶ経営者が多いのもうなづけます。


 當山流3つの力は、ほかにもあります。
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今春、入社する社員に

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 【今日も元気に お客が増える!】 083
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・21

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   クロネコメール便をよく利用します。
   メール便は配達先へ手渡しではなくポストに投函されますが
   投函済みかどうかが与えられた番号で追跡できるから安心、
   と思っていましたがそうでもありません。

   発送後、何日かすぎたあとお客さまから連絡をいただきました。
   「まだ届きません」との連絡です。
   番号をもとに調べると「配達済」。
   こうなるとどうしようもありません。
   追跡できる番号は意味がないと思えてしまうのです。

    
  

 今日の内容
  *今春、入社する社員に(おたより本文)
  *池田のバナナまんじゅう(村上 透ものがたり)


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  今春、入社する社員に
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 僕が雑誌の編集をしているとき、いろんな方に連載をお願いしました。
 僕が好きな連載で、読者の人気も高い。
 それが僕にとっての「いい連載」です。

 そんな思い出深い連載のひとつが川越雄一先生の筆によるものです。

 川越先生は宮崎県の社会保険労務士。
 他社の雑誌連載は東京のセンセーを起用することが多いのですが、
 僕はまったくこだわりませんでした。

 ある地域に特定した記事が必要であれば、
 筆者の出身地や活動地域、実績をあげているエリアなどは重要です。

 しかし全国の経営者に共通する問題をテーマとする場合、
 筆者の住んでいるところや活動エリアは問わないはず。

 かなりへそ曲がりの僕は、むしろ東京以外に優れた書き手がいるんだ!
 とばかりに連載執筆者を全国各地に求めていました。

 川越先生のメルマガを拝読する機会があり、
 「手紙シリーズ」に大きな驚きをおぼえたものです。

 従業員に手紙、従業員の奥さんに手紙、従業員の親に手紙。
 たとえばこんな手紙を書いてはいかがですか、と
 社長向けに提案するシリーズです。

 そうか、こういう伝え方もあるんだ……。
 情の厚さって、やっぱりいいなあと感じます。

 そこで今日は川越雄一先生のメルマガを転載します。
 川越先生は昨年の夏にこのメールレターで紹介しました。
 今回二度目のご登場です。

 経営者なら、ふむふむ、なるほど、たしかに…と
 思うのではないでしょうか。いかがでしょう。
続きを読む...

「女じゃだめ」の根拠は?

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 081
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   119番へ通報し、電話口の指示によって心臓マッサージをしました。
   僕は救急法と蘇生法を習得し、応急救護の訓練を受けていますが
   訓練用の人形以外で蘇生を試みたのは初めてです。

  「救急車が到着するまで一緒にがんばりましょう」と
   励まされ、とても心強く感じました。

   実技の訓練はいちばん重要ですが、
   精神的な支えもまた本番では頼りになると実感しました。

    
  

 今日の内容
  *「女じゃだめ」の根拠は?(おたより本文)
  *次男の宿命(おおげさ)(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  「女じゃだめ」の根拠は?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 前回のメールレターで紹介した黒糖本舗垣乃花には
 女性の取締役がいます。
 統括部長と企画・営業部長の2人です。


 女性を幹部に抜擢したのは平成18年。4年前です。
 それまでは「従業員教育に苦労した」と
 垣花(かきのはな)社長は言います。

 仕事の手順をどれだけ教えても勝手なことをしはじめる…。
 社長が示す方針と違うことばかりをする…。

 従業員との溝が深まるばかり。
「社長なんてやるもんじゃない」と垣花社長は思っていたそうです。

 ところが、「社長の仕事とはなにか」ということを
 勉強しはじめたことをきっかけとして
 垣花社長はひとつの希望を見出します。


 「女性を育てることで、家業から企業へ
  変わることができるかもしれない」

 「女性のまじめさ、素直さを活かせば
  勝てる組織をつくることができるかもしれない」


 そう考えたのです。


 統括部長に任命された女性は5時間勤務のパート従業員でした。
 時給630円の主婦パートです。
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目的と手段は大違い

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 【今日も元気に お客が増える!】 080
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   朗読はむずかしい。ものすごくむずかしいものと知りました。
  『お客が増える!』の音声版をつくりましたが、
   大きな改良点が残されました。

   次の音声版は声のトーンを少し高くします。
   声の圧を強くします。
   もっと抑揚をつけます。
   少しばかり速度を上げます。

  『あなたも名講師になれる』を何度聞いても、
   聞くのと実行するのとでは大違い。でも、やりますからね。

    
  

 今日の内容
  *目的と手段は大違い(おたより本文)
  *「ブーブー」しか言えない3歳児(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  目的と手段は大違い
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは黒糖をご存じですか。好きですか。
 酒を飲むけど、甘いものも好きな僕は黒糖ものをよく食べます。

 だから、ではありませんが先月、黒糖商品の製造会社を取材しました。
 沖縄の株式会社黒糖本舗垣乃花(こくとうほんぽかきのはな)です。

 黒糖が好きだから取材先として探し、選んだわけではありませんが
 正直、気分は高揚状態でした。

 なにしろ工場内は黒糖だらけですから。当たり前か……。
 サトウキビの絞り汁を煮詰めてできた黒糖の大きなかたまりが
 ドドォーンと積んであるのを目にしたときは、興奮しました。


 それはともかく、何時間にもわたり取材しただけあって
 あなたに伝えたいことはたくさんあります。

 そのなかのひとつが、「ISO9001の返却」です。

 ISO9001という文字を見ると、ふつうは「認証取得」です。
 ところが同社は「返却」。変わってますでしょ。
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事業再生で大事なこと

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 【今日も元気に お客が増える!】 079
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・04

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   ごくまれに疑問というか“反対意見”をもらうことがあります。
  「村上さんは戦略や戦術という言葉がお好きなようですが、
   お客を増やすために戦わなくてもいいと思います」という“反論”です。

   戦うのは競争相手とです。お客ではありません。
   でもたしかに、「接近戦」という言葉は
   お客に接近して戦うと解釈できますね。それでも使います。

   今日4日が仕事はじめという人が多いでしょう。
   あいさつまわりや配達で道路が混んだり、
   今日配信されるメルマガが多かったり、
   新年会と称して飲む人たちで店もにぎわうのでしょうか。

   どんな関係づくりであれ、接近戦がいちばんです。

    
  

 今日の内容
  *事業再生で大事なこと(おたより本文)
  *富山から移住、帯広市生まれです。(村上 透ものがたり)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  事業再生で大事なこと
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 昨年出会った方のなかで、
 「このような仕事をしている人と会ったのは初めて」という方がいます。

 アラウンド株式会社の千々波行弘(ちぢわ ゆきひろ)さんです。

 社名より、開設しているサイト名のほうがわかりやすいですね。
 「事業再生.com」 事業再生ドットコムです。
 
http://www.jigyousaisei.com


 資金繰り表の作成、金融機関との返済条件変更についての交渉支援、
 ときには事業譲渡のための別会社による事業計画の策定支援。

 それが事業再生ドットコムの仕事です。

 千々波さんは信託銀行の出身。
 その後、1999年に設立された整理回収機構に出向しました。

 整理回収機構、聞いたことありますよね。
 RCCという略称で報道されていました。
 (The Resolution Collection Corporation)

 RCC設立時の社長は中坊公平氏。なつかしいですね、中坊社長。
 債権回収や企業再生を業務とした会社です。

 「当時、RCCは企業にとって“最後の行き場所”でした」

 千々波さんはそう言います。

 RCCは大企業ばかりを相手にしているのかと僕は思っていましたが、
 けっこう中小企業も対象だったそうです。

 100億円企業もあれば年商4000万円の会社もあったと千々波さん。

 生々しい話がたくさんありそうですが、
 当時のことを軽々しくおしゃべりする方ではありません。
 とにかく経験豊富、たくさんの事例に直面してきたプロです。

 千々波さん平成19年に独立し、
 事業再生コンサルティングをはじめました。

 整理回収機構の仕事を通して思ったそうです。

 「銀行交渉をアドバイスする人はいます。しかし、
  本来の仕事をやるところがありません」

 本来の仕事とは商売で稼ぐこと、儲かる仕組みをつくること。
 金融機関交渉は付随的な仕事にすぎない。
 それが千々波さんの考えです。
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元旦の祈り

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 【今日も元気に お客が増える!】 078
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2010・01・01

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   仕事納めなるものがないまま仕事始めとなりました。
   独立起業人に休みなし。
   意気込んでいるわけではなく、自然とそうなってしまうのです。

   でも、元気です。

    
  

 今日の内容
  *元旦の祈り(おたより本文)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  元旦の祈り
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 2010年、平成22年の1月1日、あなたに新年のあいさつを申し上げます。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 あなたにお礼を申し上げます。昨年はとてもお世話になりました。
 メールレターを読んでくださり、本当にありがとうございます。

 書くから読んでいただけるのではありません。
 読んでくれる人がいるから書けるのです。


 一緒に仕事をさせていただいた方など、
 僕がこれまで出会ったなかで
 すごい、すばらしい、出会ってよかったと思う人を
 あなたにも知ってもらいたい。教えたくなってしまう。

 その思いからこのメールレターを書いています。


 あなたに話しかけるようにおたより、
 あなたに聞いてほしくてメールでおたより。
 だからメールレター。

 早い話、人と違うことをしたい、変わった表現をしたいという
 偏屈者ゆえのネーミングです。


 昨年の元旦、編集者時代にお世話になった方々に
 メールを差し上げました。僕の独立宣言です。

 元旦に日付が変わると同時に送信しはじめたのですが、
 何人もの方から返信をいただきました。数分以内に届くのです。

 ありがたくて、うれしくて、涙がでました。

 こんなに応援してくださる方がいる…と思うと、
 怠けてなんかいられないと思いました。

 独立します! とメールを出して、一番最初にメールをくださったのは
 名古屋の川端康浩さんでした。

 「この分野におけるナンバー1は村上さんです!」

 とても、とても励みになりました。
 元旦以降、昨年は毎月のようにはがきをくださり、
 「事例で1位!」と応援してくださいました。


 世間を知らず、勉強が足りず、辛抱ができず、
 えらそうなことばかりを言うわりに人間ができていない。

 こんな未熟な僕にがまんし、支えてくださった多くの方に
 あらためてお礼を申し上げます。

 ありがとうございます。


 今年も書きます。

 僕がすばらしいと思う方のことを知ってください。
 きっと、あなたのお客さまが増えます。
 あなたのお客さまのお客さまが増えます。

 一緒に増やしましょう。去年より、うんといい年にしましょう。


 2010年の幕開けは、ケント・M・キースの
 『それでもなお、人を愛しなさい』から
 「逆説の十ヶ条」あるいは「逆説の戒律」と訳される
 名言をお届けします。
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2010年1月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 077
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・29

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   郵便ポストの差出し口が
  「年賀はがき」と「一般郵便」にわかれています。
   昨日、ご入金のお礼はがきを誤って
   年賀はがきのほうに入れてしまいました。

  (あっ…)

   2、3日で届くものが元旦まで配達されないのだろうか。
   自分が間違ったのだからしかたありませんが、
   差出し口を分けることは、ほんとにいいことなのか…と思ったり。

   坂本龍馬に年賀状を出そう! という呼びかけがあり、
   いい歳をして出してしまいました。

    
  

 今日の内容
  *2010年1月を迎える前に(おたより本文)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  2010年1月を迎える前に
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 1ヵ月を振り返って、あなたとの距離を近づけることができれば、
 という月末のメールレターですが、しょせん会って話をする
 接近戦にはかないません。

 12月は大勢の方と出会うことができました。
 沖縄で戦略社長とのご縁をいただきました。
 金城亨社長の地域戦略にかける情熱に僕まで熱くなりました。

 明石でも多数の戦略社長と会うことができました。
 竹田陽一先生との少人数勉強会では人脈と知識をいただきました。

 高知の佐々山好史先生と出会えたことも幸運です。
 初めて高知を訪ねたあと、こんな出会いが待っていたとは。

 妹尾悟先生と接点を持てたことも偶然ではなく必然だったかも。
 岡山県井原市(いばらし)という市を僕は知りませんでしたが
 この町で経営者を支えているすばらしい方です。

 福岡では何人もの若手経営者と飲む機会を得ました。
 「なにかお役に立てますか?」という気持ち、
 本当にありがとうございます。

 京都の早朝勉強会は寒い朝でしたが爽快な気分でした。
 朝から勉強すると、やはり一日を充実してすごせます。

 メールレターを読んでくださるあなたと、
 各地でお目にかかったみなさまのおかげで、
 未熟な僕もまた少しは成長できた12月でした。

 あらためて感謝いたします。ありがとうございます。
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発表は躍進の第一歩

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 【今日も元気に お客が増える!】 076
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日は福岡で取材をしました。
   きっとあなたにも(なるほど…)と思っていただける
   保険営業マンの営業方法をたっぷりと聞きました。

   そのあと、ホワイトベースの小串(おぐし)社長に誘っていただいた
   セミナーに参加しました。竹内正浩さんの人生戦略セミナーです。

   『30代で年収3000万円を実現した87人の人生を
    取材してわかった8つのこと』

   ずばり、大収穫でした。若いのにものすごく努力されている方です。
   教えていただいた小串社長に心から感謝します。
   講師の竹内正浩さんと出会えたことも本当に感謝します。
   受講者と懇親会の場をすごしましたが、感度の高いみなさんばかりでした。
   いつかあなたに紹介したい方ばかりでした。ありがとうございます。

   竹内さんの2冊目の出版が決まっていますので、またお知らせします。

    
  

 今日の内容
  *発表は躍進の第一歩(おたより本文)
  *“地元ネタ”は地域密着の証拠(ニュースレターのコーナー)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  発表は躍進の第一歩
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 明らかに緊張しているようすの社長が壇上にいました。
 12月11日の明石商工会議所です。

 この日は、ランチェスターマネジメント明石の
 山田一美先生が開いた「戦略社長の【実行計画】発表会」。

 コンサルタント単独のセミナーではなく、
 マスコミでひっぱりだこの有名社長の講演会でもない。

 こんな機会はめったにありません。
 うきうきしながら札幌から明石へ向かいました。

 「報告しますね」と以前のメールレターに書きました。
 思い出しながら聞いたこと、感じたことを書きますね。


 主催者側のあいさつは姫路の税理士、小林雄介先生。
 最初からふつうのセミナーと違います。

 僕の印象では、税理士が主催するこれまでのセミナーは、
 著名人を講師に招くものが多かった。

 地元では会えないような大物講師を招いて、
 「この人の話を聞きたいでしょ!」といった
 イベント的な講演会がよく目についたものです。

 それはそれで収穫があります。でもこれからは違うんでしょうね。
 税理士の仕事は数字を計算して節税して申告を助ける、
 それだけではありません。

 顧問先のお客をどうやって増やすか、
 地元の企業をどのようにして繁栄させるか。
 そこに税理士や社会保険労務士などの使命がある。
 その意気込みを感じさせる小林先生です。


 実行計画の発表1人目は「生麩(なまふ)」製造の会社です。
 お客が減ってきて悩んでいたそうです。そこで勉強開始。
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社員が商品

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 【今日も元気に お客が増える!】 075
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・17

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨年、原油が高騰したせいでガソリンも灯油も
   異常なほどの価格でした。
   灯油を燃料とする暖房器具が多い北海道も大打撃。
   春までストーブを使う北海道ですから、つい先日のことのようです。

   昨シーズンは燃料泥棒が多発しました。
   住宅から、学校から、船からも燃料が抜き取られたのです。
   北海道では490リットルタンクを設置する家庭が一般的。
   給油をしているふりをして、じつは吸い取るんです。大量に。

   悪いやつがいるなぁ、みんな無防備だなぁ……。
   そう思っていたんです。つい先日までは。

   じつは、僕の家も灯油を盗まれました。300リットルくらい…。
   まったく気づきませんでした。
   貧乏な家から盗まないでほしい(そういう問題じゃない…ですね)。

    
  

 今日の内容
  *社員が商品(おたより本文)
  *“ついで同封”すればいい(ニュースレターのコーナー)


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  社員が商品
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 過去のお客600人にアンケートをお願いしたアラキ工務店。
 既存客の高い評価と「当社にしかできない仕事」が一致しました。
 そこから同社の戦略が決まり、戦術も編み出されました。

 前回のメールレターで紹介したアラキ工務店は
 京都の町家(まちや)改修を中心に、じつにいい仕事をしています。

 取材のとき、施工例を写真で見せていただきました。
 膨大な数の写真を次々と示し、
 「この工事は楽しかった」「ここは苦労した」と
 うれしそうに話す荒木勇社長。

 そんな荒木社長の笑顔を思い出しながら原稿を書き始めましたが
 書き終えるころ、僕なりにひとつの結論に達しました。

 アラキ工務店が圧倒的支持を得ている理由は
 京町家(きょうまちや)の改修に特化した工務店だから、
 ではないということです。

 日本語として正しくない表現かもしれませんが、
 同社の職人さんに“商品性”があると思うのです。

 などと申し上げると、いかにも新発見をしたかのようですが
 きっとお客は気づいています。

 同社のホームページを見ても思い当たることがいっぱい。

 トップページにはまず職人さんの写真。
 「コラム」と称した、職人さんのブログが数人分。
 職人さんを紹介した専用のページもあります。
 研修風景も職人さんの写真が豊富。
 同社のニュースレターである『あらき通信』にも職人さんが
 かなり掲載されています。
 同社は新聞社やテレビ局から多数の取材を受けますが、
 職人さんの登場がかなり多いことも特徴的です。

 これだけ社員の露出度が高い会社はめずらしいほうです。

 もうひとつ、決定的なことがありました。
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事業の方向を決めるもの

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 【今日も元気に お客が増える!】 074
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「うだつがあがらない」という言い方をご存じですか。
   僕は、今年前半の名刺に「うだつがあがらない村上です」と
   刷り込んでいました。意味を調べずに。

   「うだつ」は「卯建」。
   火災の延焼を防止する防火壁のことでした。

   装飾的な意味合いもあり、うだつがある家は裕福な証拠。
   よく働き、お金がある家はうだつをつくることができます。
   ということは、僕はやっぱりうだつがあがらない……。

    
  

 今日の内容
  *事業の方向を決めるもの(おたより本文)
  *(本文が少々長くなりましたので
    ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  事業の方向を決めるもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 町家カフェと言われる店をご存じですか。町家を改修し、
 喫茶店やレストランとして営業している店です。

 町家は職住一体型の住居です。
 間口が狭く、奥行きが深い間取りになっています。
 全国各地に見ることができますが、
 数の多さから京都の町家、京町家が有名です。

 「うなぎの寝床」とも呼ばれることを知っている方も
 多くいらっしゃるでしょう。

 いくつかの説がありますが、昔、間口の幅によって
 税金の額が違ったとか。
 税金の支払い額をおさえるために間口は狭くして
 そのぶん、奥行きを長くした建物が多いようです。


 (町家か、いいなぁ…)と、女性のあなたなら
 独特の間取りや空間を思い浮かべたかもしれません。

 お茶だけではなく食事も飲む店も多くあります。
 服や雑貨を扱う店も増えてきました。

 金沢にも福岡にも尼崎にもあります。
 奈良県高取町に伝わる「町家の雛めぐり」もあります。


 京都には約3万軒弱が現存していますが、
 そのほとんどは明治から大正にかけて再建されたもの。

 1864年におきた蛤御門の変(はまぐりごもんのへん)により
 江戸時代の町家はほとんど焼失してしまったのです。

 町家は平安時代から建てられてきました。
 明治以降のものは新築同然と言えるかもしれません。

 しかし、戦前の建物が3万軒弱も残っているなんて
 文化財であり遺産。保存しておきたい歴史的建物です。

 この古さが問題です。
 毎年1000軒以上が壊されたり、建て替えられています。
 京都市内では、ここ5年のあいだに1割近くの町家が
 取り壊された地域もあるそうです。

 現行の建築基準法では町家の新築や大規模改築が
 認められていません。そこが支障なのです。

 古くなったから解体。あるいは町家以外の建物に建て替え。
 そんな人が多いのですがやむを得ません。

 
 失われていく一方の町家を残したい。
 これまで何代にもわたり住み続けてきた町家での暮らしを
 これからも続けてもらいたい。

 そう願う工務店があります。アラキ工務店です。
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おばあちゃんの競争意識

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 【今日も元気に お客が増える!】 073
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   前回、前々回と“葉っぱビジネス”の株式会社いろどりについて書きました。
   横石知二社長の話が中心です。
   「そんなこと知ってるよ」という声が寄せられるかな、と思っていましたが
   案外でした。
   「聞いたことはあるけど、そこまで知らなかった」
   「テレビで見ましたが、詳しくは知りませんでした」
   という声は何人もの方からいただきました。ありがとうございます。

   まあ、いちいち「知ってるよ」「知らなかったよ」と答えませんよね(笑)
   (またか…)と思う方がいるかもしれませんが、もう一通だけ。

    
  

 今日の内容
  *おばあちゃんの競争意識(おたより本文)
  *感謝の声に感謝する(ニュースレターのコーナー)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  おばあちゃんの競争意識
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 毎朝10時頃、200軒近くある“彩(いろどり)農家”にファクスが届きます。

  出荷先   品名       数量
  関東   赤もみじ     8ケース
  〃    青もみじ     15ケース
  関西   青柿       5パック
        :

 こんな内容が書かれたファクスです。
 「出荷できる方はご連絡ください」とも。

 “いろどりばあちゃん”たちはファクスの前で待っています。
 受信するやいなや、携帯電話の短縮番号をプッシュ。

 受注競争のはじまりです。

 あらかじめ注文を受けていた商品は前日夜に準備済。
 JAに運べるよう軽トラックに積んであります。

 時間との勝負は、その朝、注文がはいった商品です。
 (この葉っぱなら、うちの山はいい時期だ)
 (この数ならいける! けっこうな額になる)

 瞬間的に判断し、携帯電話をかけるのです。早い者勝ち。
 この話を聞いているだけで、僕まで緊張します。ドキドキもの。

 取材で会ったおばあちゃんは、
 「みんな早いけんなあ」と笑顔で言います。

 しかし、内心は闘志を燃やしているそうです(笑)

 自宅の庭や山で植えている樹木には個人差があります。
 力を入れている葉っぱの木は数多く植えています。

 斜面の上にあれば下に植えている木もあります。
 日当りのいい場所もあれば、あえて日陰にもあります。

 時期をずらし、平均して出荷するための知恵です。
 需要が少なめで希少価値のあるものをあえて手がけ、
 受注単価を上げるおばあちゃんもいるでしょう。


 運良く電話がつながり、出荷する権利を得たら即、外へ。
 色やサイズ、形のいいものを厳選してパック詰め。
 午後1時までにJAに持ち込みます。

 一日の売上が2万円、3万円というケースはざら。
 平均70代のおばあちゃんたちがです。
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辞めるときにかけられる言葉

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 【今日も元気に お客が増える!】 072
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   本屋に行くと、何冊も買ってしまいます。
   これもおもしろそう、あ、これも買っておこうと。
   しばらくは“同時読み”の日が続きます。

   CDをパソコンに取り込みながらちょこっと読む。
   地下鉄やバス車内でほかの本。別の本はトイレで。また別の本は寝る前に少し…。
   アマゾンで注文するときは目的の本を一冊なのに。

   落ち着きのない性格で困っています。
   でも、経営の勉強をする本は繰り返し読んでいます。念のために。

    
  

 今日の内容
  *辞めるときにかけられる言葉(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーは、またおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  辞めるときにかけられる言葉
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 縁起でもないこと、かもしれません。
 仮定の話として考えてみていただけますか。

 あなたが、「いまの仕事をやめたい」と周囲に話したとき、
 どれだけの人が反対してくれるでしょうか。

 サラリーマン、サラリーウーマンのあなたはどうでしょうか。
 「いま転職はむずかしいから、もう少しがまんしたら」と
 反対されるかもしれません。
 「そんな会社は辞めてしまえ」なんて言われるかもしれません。

 僕は何度か転職をしてきました。
 そのたびに家族に話したり、同僚に相談したり、ときには
 親しくなったお客に打ち明けたりしてきました。

 辞めることに反対してくれた人はいますが、どなたも
 大反対、猛反対というほどではありませんでした。

 次にやりたいことがある、と理由を話したからかもしれません。

 「もう少し続けてみたら」
 「せっかく好きでやりはじめた仕事なんだから」
 「そんな甘いことを言ってどうする」

 そんな言葉はかけてくれましたが、
 「辞められたら困る!」と嘆願する人はいませんでした。
 「辞めないでほしい」と泣いて頼んでくる部下もいませんでした(笑)

 僕の場合は、そんなものです。


 経営者のあなたには、あてはまらない話かもしれません。
 あなたがやめるということは会社の存在意義を失うことです。

 でも、もしやむを得ない事情により会社を離れるとしたら、
 社員からどんな言葉をかけてもらえるでしょうか。


 12月4日のメールレターに登場していただいた横石知二氏は、
 17年勤めた農協に辞表を出したことがあります。

 上勝町にきてから17年、“葉っぱビジネス”である「彩(いろどり)事業」を
 はじめてから10年経ったときでした。

 彩事業が軌道に乗り、売上は1億円を突破していました。
 しかし、違う仕事につくことを考えたといいます。

 最大の理由は子どもの将来の心配。
 なにしろ結婚してからの13年、一度も給料を家にいれていない横石氏です。

 年子で3人の子どもがいました。上の子どもは中学生。
 すぐに高校進学、大学と進みます。
 毎年毎年学費やら何やらでお金がかかることは目に見えています。

 彩事業に情熱を注いできた横石氏ですが、
 年度末で辞めようと思い、1996年の2月25日、思い切って辞表を提出。


 事件のようなことが起きたのは翌朝、2月26日です。
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家族におたより

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 071
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・12・04

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

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   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください。
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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   僕はあまりテレビをみません。毛嫌いしているとか遠ざけているわけではなく、
   テレビ番組欄を見る習慣がないのです。

   「このあいだ、こんな番組をやっていて…」といろんな方から聞くと、
   (ああ、それみたかったなぁ)と残念に思うことがよくあります。

   ランチェスター経営の竹田陽一先生からときどき聞きます。
   「こんな番組やっとってねー。へぇってみとったんよ。みた?」って。
   これからはまず番組欄のチェックだけはしようと思う村上です。

    
  

 今日の内容
  *家族におたより(おたより本文)
  *人は自分に関心がある(ニュースレターのコーナー)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  家族におたより
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 家族に渡すべき給料を渡さなかった。
 そんな経験はありますか。

 養う家族がいるにもかかわらず家に入れるべき給料を入れず、
 全額自分で使ってしまった。

 そんなこと、あなたはしたことがありますか。

 24歳で結婚し、13年間、一度も給料を家にいれなかった。
 子どもは3人。それなのに37歳まで1円もいれなかった。

 その人に先日、会ってきました。徳島県の上勝町(かみかつ)、
 株式会社いろどりの横石知二社長です。

 もみじや南天など「つまもの」を出荷し、料亭などの料理に
 彩(いろどり)を添える。それが通称、葉っぱビジネスです。

 マスコミが注目し、数々の番組で報道されてきました。
 ご存じの方も多いと思います。


 料理に添えられた赤いモミジの葉っぱに喜ぶ若い女性。
 「これ、かわいー、きれいねー、持って帰ろう」と
 きれいなハンカチに包んだ姿を目にして、ひらめきました。

 (そうだ、葉っぱを売ろう!)
 と意気込んだ横石社長ですがある日、気づきます。

 どんなつまものが喜ばれ、どのように使われるのか
 料理の現場を知らないことに気がついたのです。

 すぐに有名な料亭を訪ねました。
 「つまものについて、教えていただけませんでしょうか」

 表口の玄関でお願いしたところ裏口へまわるようにと言われ、
 裏へまわると、「帰れ」と言われたそうです。

 教える義理なんかない。そう言われれば反論できず。

 そこから横石社長の料亭通いがはじまります。
 客として行けば追い返されることはありません。

 出される料理そのものより、つまものについて仲居さんに質問。
 メモを取り、葉っぱや花の絵をノートに書き写し、
 急いで食べて次の料理を出してもらう。その繰り返し。

 いまから20年くらい前のことですが当時、手取りは15万円ほど。
 料亭は一回に2、3万円。月に7、8回。

 その料亭でかかるお金はすべて自腹。
 領収書をもらい、経費でおとしたことは一度もなし。

 横石社長の奥さんは、給料について尋ねたことは一度もありません。
 尋ねるもなにも「仕事でようけ使(つこ)たけん、カネがない」と
 聞けば、2万か3万円を渡したほど。

 奥さんの言葉がいいんです。
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12月を迎える前に

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 070
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   毎月月末は1ヵ月を振り返って、あなたにおたより。
   いくつかのことを少しずつ書きます。絞り込んだテーマは次のレターから。
   ひと雨ごとに冬に近づく札幌から。

    
  

 今日の内容
  *12月を迎える前に(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  12月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 11月は7通のメールレターを差し上げました。
 お読みいただきありがとうございます。


 【心にスイッチを入れた方が何人も】
 11月2日、5日のメールレターでは日めくりカレンダーを紹介しました。
 酒井英之さんと志賀内泰弘さんの言葉を集めたカレンダーです。

 自分がいいと思うものは教えたい、広めたい。
 長年、雑誌の編集者でしたから、「これ、いいですよ」という
 “押しつけグセ”は直りません。

 無料のものであれば気軽に受け入れてもらえそうです。
 でも、『心にスイッチを入れる今日の言葉』という日めくりは有料。
 1冊でもいい。どなたかと共有できたらいいと思っていました。

 先日、販売元の小島章裕さんからおたよりをいただき、
 合計で二十数冊買ってくださったことがわかりました。
 ありがとうございます。


 【掃除については関心が高いですね】
 11月10日、12日と鈴木法衣店の鈴木教之社長のことを書きました。
 後発でもシェア1位を取ることができること、
 掃除で磨かれるのは人の心であることを紹介しました。

 何人もの方から掃除についての感想をいただきました。


 「法衣店さんの会社はおじゃましたことありませんが、おそらくきれいに
  商品が並んでいる倉庫と拝察します。汚れる現場なら理解できますが、
  毎日そこまで掃除する必要はないはず。掃除をしているのではなく、
  気持ちをきれいにしているのでしょうね。見習いたいと思います」
 (そうです。鈴木社長とスタッフの笑顔に表れていました/村上)


 「鈴木社長さんは相当の勉強家に違いありません。(後略)」
 (はい、かなりの勉強家です。僕が出会った勉強熱心社長のベスト5にはいります)


 じつはメールレターを送信後、鈴木教之社長からおたよりをちょうだいしました。
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株にも学校があります。

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 【今日も元気に お客が増える!】 069
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・25

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   金沢でセミナーをさせていただきました。60名がご参加。
   ランチェスターマネジメント金沢の小嶋隆史先生ありがとうございます。

   福井でセミナーをさせていただきました。90名がご参加。
   働きがい研究所の橋敏夫先生ありがとうございます。

   名古屋でセミナーをさせていただきました。45名がご参加。
   北見式賃金研究所の北見昌朗先生ありがとうございます。

   ご参加いただいたあなたに、心からお礼を申し上げます。
   感謝という言葉の意味と重みをあらためて感じています。


    
  

 今日の内容
  *株にも学校があります。(おたより本文)
  *お客に宣伝してもらう(ニュースレターのコーナー)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  株にも学校があります。
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 積水ハウスで営業をしていた時代、
 僕には預貯金が少しありました。

 契約に応じて歩合要素の手当がついたからです。
 20代であっても手取りで40万円いただくことがありました。
 賞与は一回100万円ということもありました。

 ところが、僕には使う機会がありませんでした。

 住宅の契約をすれば打ち合わせが必要になり、
 遊びの時間がなくなります。

 定休日も訪問活動をしたり遠方のお客に答礼訪問をしたりと
 お金を使っている時間が生まれなかったからです。

 自然とたまっていったお金ですが、あるときから使い始めます。
 株に投資したのです。

 上司がおつきあいしていた証券会社の営業マンを紹介してもらい
 僕もエラそうに株の売買をはじめました。

 と言っても、株のことはなにも知りませんしわかりません。
 証券マンが勧めるままに100万円、200万円と株を買います。

 売り時もまったくわかりません。
 やはり勧められるがままに売却していました。

 株をはじめて最初の一年ほどは、そこそこ楽しい思いをしました。
 売却すると10万、20万、30万円と利益が出ます。
 しかしなにかを買うわけでもなく、そのお金をつかってさらに投資。

 そんなことを繰り返しているうちにお金はなくなりました。
 詳細ははぶきますが、結果的に投資したお金はなくなったのです。

 もちろんすべて自分の責任。
 人にそそのかされて株をはじめたわけではなく、
 証券マンの言いなりになって売買したわけでもありません。
 自分の意志で決断し、お金を使ってしまいました。
 合計して約300万円も、です。

 情報入手不足、知識不足、考え不足。それゆえの失敗。
 僕は株式投資をやめましたが、その後、株をやる人は増えました。

 個人向けの取引をはじめる証券会社が増え、
 デイトレーダーという言葉も広がりました。


 赤カブと白カブを小さな畑で細々と育てるだけにした僕ですが、
 もしこの人を知っていたら……という方がいます。

 「株の学校 アクションラーニング」の日根野 健社長です。
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戦略以外で、いま打つべき対策

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 【今日も元気に お客が増える!】 068
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「あなたの会社が1年で劇的に変わる!戦略社長の【実行計画】発表会」
   このセミナー、すでに申し込みされましたか。
   自分が参加するものだから、意気込んで誘いまくっています(笑)

   ホワイトベースの小串社長から電話をいただきました。
  「村上さん、僕も行きますよぉ。明石で会いましょうねぇ」
   って、ホントに小串社長はやさしい人です。
   戦略社長向けのセミナーは、これが年内最後かな…。さびしい。

   
http://www.ekeiei-no1.com/semi001.html
   12月11日、明石でお目にかかりましょう。


    
  

 今日の内容
  *戦略以外で、いま打つべき対策(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  戦略以外で、いま打つべき対策
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「最近、セミナーの集客が思うようにいかないんです」

 という声をよく耳にするようになりました。

 いろんなコンサルタントからメールや電話をいただきます。
 用件はさまざまですが、セミナーに関しては
 参加人数が少なくなったという声をよく多く聞きます。

 かつては開催するたびに定員に達していたセミナーが
 近頃は定員割れどころか開催を見送ったりしています。

 無料セミナーなのに集まらないというぼやきも耳にします。

 多くの方が言います。
 「どの企業もセミナーどころではない」
 「従業員教育にまわすお金がない」
 だからやむを得ないんだと。

 たしかに、以前のように「満員につき追加開催決定!」
 という案内はすくなくなったように思います。

 利益が減少し、教育費用にあてるお金がない。
 少数で乗り切るためにセミナーに出る時間がない。

 そういう会社が激増したのも事実でしょう。

 かたや「おかげさまで満員です!」という方もいます。

 親しい先生に話をうかがうと、
 参加企業は好調な会社とはかぎりません。
 赤字会社であっても勉強する社長は勉強しています。

 不況だの不景気だのと業績低迷をやむを得ないことと
 あきらめる会社が多いときだからこそ、
 勉強することで差をつける絶好の時期と言えます。
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地元に貢献ってどんなこと

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 【今日も元気に お客が増える!】 067
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・16

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   「指定されたメールアドレスにメールを送信することが出来ません」
   というメッセージとともに、
   受信していただけなかったアドレスが示されることがあります。

   アドレスを変更されたか、あるいは関心が薄れ、
   受信を拒否する設定に変更されたか…。
   今後、配信を止めてほしい方は遠慮なくご連絡ください。
   僕もメルマガの配信停止依頼をすることがありますから。

   ちなみに、「メールサーバーがいっぱいにつき…」と
   受信していただけないこともあります。
   ときにはサーバーをカラにすることも必要ですね。

    (今日のメールレター、ちょっと長いので
     ニュースレターのコーナーはおやすみします)


    
  

 今日の内容
  *地元に貢献ってどんなこと(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  地元に貢献ってどんなこと
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたがお住まいの地域にはどんな風習がありますか。

 暮らしのなかに根づく風習があります。
 行事というかたちで受け継がれてきたものもあります。

 いろんな土地の出身者が集まって食べ物の話をすると
 自分のふるさとと他の地域との違いに驚くことがあります。

 北海道の七夕は8月7日に「ローソクだぁーせー」と歩くとか
 節分に落花生をまくとか、赤飯には甘納豆を入れるとか、
 年末年始のうちでも大晦日に最高のごちそうをいただくとか…。

 その地域に住む人にとってはあたりまえの風俗習慣、しきたり。
 ほかの地域と比べるわけでもないのに、なぜか
 自分の生まれ故郷や育った地域の風習がいちばんと思ったりします。

 あなたはなにか思い出しましたか。
 思い出してなつかしいと思いましたか。

 子どものころだけではなく、いまも続いている風習がある一方、
 そういえば最近見なくなったなあ、と思うものもあります。

 比較的残っている風習やしきたりがあるとすれば
 冠婚葬祭などの儀式にかかわることです。

 結婚式にまつわることはときどき聞きます。
 嫁入り道具はこうやって人に見せるとか、
 この地方ではご祝儀はこうだとか、
 ウチのいなかの披露宴はこんなんだぞ、といった話です。

 お葬式に関してもありますよね。
 僕は最近、こんな風習があることを知りました。
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掃除で磨くもの

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 【今日も元気に お客が増える!】 066
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・12

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   除夜の鐘を108つく理由はよく知られています。
   数珠(じゅず)も同じ理由から珠の数は108が基本だそうです。
   人間の限りない欲望と執着が
   108の煩悩としてとらえられています。

   数珠(念珠というのが正式らしい)を合掌する手にかけ、
   念仏することで人間の乱れやすい心が仏の教えに導かれ
   救われるとのこと。
   心がまるく素直になるよう、
   数珠は円い輪になっているんですって。

  (今日のメールレター、ちょっと長いので
    ニュースレターのコーナーはおやすみします)


    

   

 今日の内容
  *掃除で磨くもの(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  掃除で磨くもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 鈴木法衣店の鈴木教之社長の取材後半、
 従業員教育についての質問をしているときでした。

 「朝礼はなさっていますか」と尋ねたところ、
 「ごく一般的な朝礼です」と鈴木社長は答えました。

 朝礼にかぎらず、商品でも接客業務でもどんなことでも
 社長の求めるレベルが高い会社は
 「ふつうです」「たいしたことありません」と言います。

 すでに3時間以上にわたり話をうかがっていますから、
 さまざまな点において鈴木法衣店の取り組み具合は
 一般的なレベルを超えていることはわかっています。

 きっと謙遜しているのだろうと思い
 質問の角度を変えようとしたところ、鈴木社長は言いました。

 「朝礼のあとの掃除には力を入れています」

 「と、おっしゃいますと?」と聞き出して驚きました。


 「朝礼が終わったあと1時間、場を清めます」


 そうおっしゃるのです。毎日、1時間です。

 トイレ掃除は鈴木社長の担当であること。
 掃除を「磨き込み」と表現していること。
 毎日、照明器具なども掃除すること。
 掃除をすることがお客様満足につながること。

 そういう話も聞きました。

 「毎日そこまで掃除すると、やることがなくなりませんか」
 と尋ねました。しかし、

 「やってもやっても、やることはいっぱいあります」と
 鈴木社長は笑顔で言うばかり。

 そこでようやく思い出しました。
 鈴木法衣店のオンラインショップのサイトに
 掃除のことが書かれているのを。
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後発でもやり方しだい

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 【今日も元気に お客が増える!】 065
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   唐に渡り、密教を学んだ空海が帰国して広めたのが真言宗。
   唐僧の鑑真が伝え、平安初期に最澄が開宗したのが天台宗。

   空海は弘法大師ですね。
   最澄は比叡山に延暦寺を建てて天台宗を広めました。

   大事なことは数多くありますが、
   学校で歴史を学ぶって重要だとあらためて思います。
    


   

 今日の内容
  *後発でもやり方しだい(おたより本文)
  *大声で宣伝したいなら(読んでもらえるニュースレター)
  *鈴木法衣店の続きは次号にて(追伸)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  後発でもやり方しだい
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗……。
 日本では、仏教の代表的な宗派が13あると言われています。

 どの宗派であってもお寺のお坊さん、つまり僧侶は基本的に
 法衣(ほうい)を着て袈裟(けさ)を肩からかけています。

 男性に限りません。尼もいらっしゃいますから僧尼(そうに)
 と言ったほうがいいですね。

 少々乱暴な言い方ですが、
 僧尼の着用する法衣とは着物のような服とお考えください。
 (そういえば着ているな…)と思い浮かべましたか?

 僕は最近まで意識して観察したことがありません。
 いろんなお寺でたまたま目にする法衣は、どれも同じに見えます。
 と言うより同じかどうかさえ考えたことがありませんでした。

 法衣は宗派によって様式が異なり、一定ではないそうです。
 鈴木法衣店の鈴木教之(のりゆき)社長から聞きました。


 鈴木法衣店は真言宗と天台宗の法衣を中心に扱っています。

 「法衣に関するあらゆるご用命にお応えします」ではなく、
 「全宗派のお袈裟を取り揃えてお待ちしております」でもない。

 真言宗と天台宗用の法衣と袈裟を製造販売しているのです。
 そのことを知ってしまったからにはじっとしていられません。
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言葉ひとつが人を動かす

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 【今日も元気に お客が増える!】 064
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・05

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   やるか、やらないか、ただそれだけのこと。
       ───成功者にインタビューすると、
          多くの人からこう答えが返ってきます。

   これ、ある人の言葉です。
   取材し、文章を書くことを仕事としている僕としても
   まったくそのとおりだと思います。 

  (今日のメールレター、ちょっと長いので
   ニュースレターのコーナーはおやすみします)


   

 今日の内容
  *言葉ひとつが人を動かす(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  言葉ひとつが人を動かす
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    今、
    スイッチを入れると
    できる!
       「今」しかない。
       「明日」ではない。
        五時間後でも、
        一分後でもない。


 この言葉を読んで、ああ、まったくそのとおり……と
 自分がなさけなく感じました。

 いつもいつも、さあやろう、いまやろうと思いながら
 おっくうに感じて先送り。

 これから手をつけなければ、まずこれを仕上げてと思いながら
 困難を避けたくて後回し。

 部屋のあかりはスイッチを入れれば瞬時につきます。
 パソコンもスイッチを入れればすぐたちあがろうとします。

 でも僕の行動をうながすのは僕の心しかありません。
 (正しくは脳の機能かもしれません。情緒的でごめんなさい)

 もし、頭のどこかに目に見えるスイッチがあれば押します。
 昔のおもちゃのロボットのように背中にスイッチがあれば。


 などと、ないものねだりをしてもはじまりません。
 自分でスイッチを入れるしかありません。

 毎日、朝起きてスイッチを入れる。
 たくさんのやるべきことを目の前にして
 ひとつひとつスイッチを入れる。

 集中力がなくなったり眠くなったりしたときも、
 いやなことがあってやる気がうせてきたときも、
 なんとなく気分が乗らないときも、
 自分でスイッチを入れる。そんな毎日の繰り返し。

 僕はそうですが、あなたはいかがでしょう。


 そんななさけない僕に力を与えてくれるのは
 人の言葉です。
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パッとめくって心にスイッチ

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 【今日も元気に お客が増える!】 063
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・11・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日(11月1日)、旭川に住む兄が札幌に来ました。

   「たいへんだったしょ」(僕)
   「うん、すっごい雪でさ」(兄)
   「もう根雪になるんだべか」(僕)
   「まだならないっしょ」(兄)

   と、なぜか急に北海道的な語尾になってしまいます。
   旭川の大雪(おおゆき)は全国ニュースになるんだろうか。
   北海道内だけのニュースでしょうか。
   札幌も、今朝は雪が降りました。 

  (今日のメールレター、ちょっと長いので
   ニュースレターのコーナーはおやすみします)


   

 今日の内容
  *パッとめくって心にスイッチ(おたより本文)
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)
  *まだまだ気になる言葉が(追伸)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  パッとめくって心にスイッチ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


  「真心を込めましたか?
   手を抜いていませんか?
   お客様はすべてお見通しです。
   だから、
   お客様は神様なのです」


 うぅーん、なるほど、そうだよなぁ、言い得ているなぁ…。
 と、すなおに納得しました。この言葉。

 お客様はすべてお見通しか…。


 本当にそうですよねぇ、とあなたに同意を求めては
 押しつけになるでしょうか。

 でも、お客は敏感ですよね。感じとるというか察するというか。

 打算的な気持ちや売り込み意識が感じられると
 (だまされないぞ)と心を閉ざし、離れます。

 気になることがあって集中していないときは、
 (この人、やる気がないな)と映ります。

 惰性で機械的、マニュアルを表面的になぞらうだけの行動には
 (ぜんぜん気持ちがこもっていない!)と不快になります。

 接客の現場や打ち合わせなどの場とはかぎりません。

 非科学的なことを申し上げますが、目に見えなくても
 心がこもっているかどうかはお見通し。そんな気がします。

 製品もそう、農産物もそう、真心を込めたものは通じます。
 電話もそう、ファクスも手紙もそう、手を抜けば見破られます。
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11月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 062
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   毎月月末は1ヵ月を振り返って、あなたにおたより。
   10月のメールレターに関していただいたメールやハガキをもとに
   僕からの一方通行を解消できれば、と。解消なぞ無理は承知ですが、
   少しでも双方向になればと思います。秋まっただ中の札幌から。 


   

 今日の内容
  *11月を迎える前に(おたより本文)
  *ニュースレター以外で宣伝(読んでもらえるニュースレター)
  *考えさせられたメルマガ(追伸)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  11月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 【あなたの会社は何屋ですか?】
 靴を扱っているけど、「当社は靴屋ではありません」。
 提供しているのは足を通して健康になる方法と喜び。

 10月6日、フットクリエイトさんの経営について書いたメールレターに
 いくつかおたよりをいただきました。ありがとうございます。

   何屋か。
   それが
   理念というものを
   わかりやすく表現したものなのでしょうね。

 と、ある経営者が返信をくださいました。
 この方、ご自分の場合にあてはめて
 「私の仕事だと、『・・・・・』という表現で伝わりますか?」
 と尋ねられました。

 自分、自社の仕事や使命をどう表現するか。お客にどう伝えるか。
 そんなきっかけにしてくださったんですね。
 S社長、ありがとうございます。

 はたして自社は何屋か。
 ほとんどは“目に見えない”ものを提供しているのではないかと思います。
続きを読む...

合格率100%の勉強法

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 【今日も元気に お客が増える!】 061
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・27

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   時間とお金と、どちらを優先するか。
   高知から大阪までJRだと3時間半、1万円くらい。バスだと5時間で6000円。
   ケチくさいかなあ…と気にしつつバスを利用しました。

   けっこう快適でした。一人ずつの座席、車内は静か。
   本を読んで仕事をして、居眠りもできます。
   乗り換えたり階段を昇り降りする必要もありません。
   からだは楽。5時間を有効に使えた感じがします。

   バス会社のみなさん、僕のような感想をもっと集めて
   お客の声として紹介するのはいかがですか。
   JRとの差別化は価格だけではありませんよ。 


   

 今日の内容
  *合格率100%の勉強法(おたより本文)
  *どうしても宣伝したいとき(読んでもらえるニュースレター)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  合格率100%の勉強法
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 政治経済、社会、日本史、世界史、地理、倫理、国語、文学・芸術、
 数学、物理、化学、生物、地学。

 こんな科目を見ると、入学試験のころを思い出しませんか。
 これは一般的な知識問題の科目です。

 もう少しあります。

 文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈。これは知能問題。
 適性試験として計算、照合、分類などスピードが問われる問題も…。

 じつはこれ、国家公務員の試験で必要とされる科目です。
 国家公務員でも専門試験のあるところでは
 経済学や憲法、労働法などもっと多数の科目があるとのこと。

 これら筆記試験のほかに作文試験、面接試験もあるんですから
 公務員試験に合格するのもたいへんなようです。

 でも、大学入試と同様、公務員試験専門の塾があり、
 志望する若者を全員合格させる講師がいるんですねえ。
 合格率100%の実績を誇るカリスマ講師が。

 シグマライセンススクールの塾長、鈴木俊士さんです。

 シグマライセンススクールは公務員試験の専門塾。
 静岡県浜松市にあります。

 定員約30名という少人数制の塾ですが、
 開校以来15年間で延べ合格者数は1300人を超えています。
 平成17年から21年までの直近5年間は、筆記試験の合格率100パーセント。


 すごい実績だなあと僕は感心するのですが、
 (公務員試験を受けるわけではないのに、なんなんだ?)
 と思ったあなたに結論を申し上げます。

 鈴木俊士さんが実践する勉強のやり方は、経営の勉強にも活かせます。
 それを伝えたかったんです。
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社長10人の実行計画

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 060
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・22

 このメールレターは、
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  ※本文の無断転送、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!
  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日(10月21日)蜂に刺されました。初めてです。
   痛いものです。
   ショック症状が起きたらどうしよう…と心配になりました。
   が、目の前には乗る予定の高速バス。
   京都から徳島までバスで移動しようとしたのです。安いので(笑)

   もしかするとショック死するかもしれないな……
   とぼんやり考えつつ乗車。
   取材アポがあるので予定を変えるわけにはいきません。
   行けるところまで行ってみよう。

   徳島駅前に着いたのは遅い時間でしたが
   ドラッグストアが開いていました。
   毛抜きと虫さされ用の薬を買い、急いでホテルへ。
   3ミリくらいの(蜂の)針を抜き、無視さされの薬を塗って、
   今、無事に生きています(笑)

   読んでくださっているあなたに感謝。
   おはようございます! 


   

 今日の内容
  *社長10人の実行計画(おたより本文)
  *初心を表明しませんか(読んでもらえるニュースレター)
  *偶然の朝です(追伸)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  社長10人の実行計画
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは経営計画書をつくっていますか。
 数字を記入しただけの計画書ではなく、
 日々の取り組みを実行するための計画書です。

 何を
 どこの
 だれに
 どうやって営業するか。

 そうやってできたお客を失わないためにどうするか。

 この実行計画を現実のものにするために
 人をどう配分し、どんな役割を与えるか。

 その実現に向けてどこにどれだけお金を費やし、
 すべてがうまくいくようにどんな勉強をどうやってどれだけするか。

 その意味での経営計画書です。
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脳が愛しくなりました

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 【今日も元気に お客が増える!】 059
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・19

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   平安時代も戦国時代も、明治も平成も人間の脳って変わっていないんですね。
   飛躍的に進化したわけではありません。そりゃそうかもしれません。

   でも脳がどうなっているか、脳はどんなふうに考えたり指示を出すかという
   科学的な研究はめざましく進んでいるんですね。

   商品やサービスは時代によって変わりますが
   売りたい、買いたい、欲しい、要らないといった人の気持ちは同じ。
   あらゆることが変化しても脳は変わっていない。

   経営は、不変の原理原則にのっとれば道を誤りません。
   ということは、変わらない脳に学ぶことは大きなヒントになる?
   とはじめて気づいた村上です。

  (今日のメールレター、ちょっと長いので
   ニュースレターのコーナーはおやすみします) 


   

 今日の内容
  *脳が愛しくなりました
  *(ニュースレターのコーナーはおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  脳が愛しくなりました
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「経営脳科学研究室」

 この研究室名をごらんになって、あなたはどう感じましたか。

 (脳科学? ちょいとむずかしそうだなぁ……)
 (でも、脳関係は流行っているしなあ……)
 (経営と脳? ピンとこないなぁ……)

 そう感じたあなた、がっかりしないでくださいね。
 僕と同じです(笑)

 いちばん最初はそう思いました。


 これはメルマガの名前です。正式な名称はこうです。


   「経営脳科学研究室」
   売る側と買う側を繋ぐ「脳」

   単純で複雑な脳の機能をシンプルに思考する・・・。


 いかがですか。少し興味をおぼえましたか。
 つい最近、僕はこのメルマガを購読することにしました。
 (購読といっても無料です)
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おかんからのファクス

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 【今日も元気に お客が増える!】 058
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・13

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   札幌市のリサイクルプラザというところを見学しました。
   体裁はいまひとつ、殺風景な家具屋といったところ。
   大型ゴミとして捨てられたものを必要に応じて補修し
   希望者に販売している施設です。しかし充実。

   立派な食器棚が2000円、食卓テーブルセットが4000円
   思わず買いたくなった本棚が2000円と、少々びっくり。
   捨てるのは自由ですが、ずいぶん新しいものや
   きれいなものを捨てる人が多い世の中って、いいのか!
   などと思いまして……。

   エコとかむずかしいことを言わず、使えるものは使う。
   それでいかがですか。 


   

 今日の内容
  *おかんからのファクス
  *「思い」を文章で伝える


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  おかんからのファクス
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 「大変失礼ですが、お弁当屋でも買ってくれたお客様をまわり、
  営業していることに驚きました。当社は営業マンがいますが、
  お客様をまわっているかとなると、あやしいものです。
  それに1200件もお客様がいないのにまわり切れていないのが
  現状です。今回のメルマガは大変参考になりました。朝礼で
  話そうと思います」

 10月8日のメールレターで紹介した大阪のほっかほっか亭に
 ついての感想をいただきました。住宅建築会社の社長からです。
 ありがとうございます。

 「大変失礼ですが」という書き出しは、意外性を感じたことの
  表れですね。

 弁当屋なのに営業をしていること。
 営業社員がいないのに営業をしていること。

 この意外性を感じさせることが差別化の現れでもある、
 そう思います。

 「・・・なのに・・・」とお客の口にのぼるようになれば
 独自化が進んでいる証拠と言えそうです。

 『お客が増える!』のレポートには書ききれなかった話が
 ほっかほっか亭上新庄駅前通り店にはもうひとつあります。

 アンケートをお願いしていないのに感謝の言葉をもらった例。
 ほっかほっか亭という、ホスピタリティを発揮しにくい業態
 なのに感謝の言葉をもらった例です。
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営業しない会社の営業

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 【今日も元気に お客が増える!】 057
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・8

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日から猛烈な勢力の台風が日本を襲っています。
   5年前の台風18号がもたらした被害を思い出します。

   会社やご自宅のまわりに、風で飛びそうなものは
   ありませんか。念のために停電の備えはありますか。

   札幌は今朝、冷え込みました。
   僕の住んでいるところは6時の気温が6度です。
   風邪にもお気をつけください。 


   

 今日の内容
  *営業しない会社の営業
  *価格も「文章」で伝える


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  営業しない会社の営業
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたの会社は訪問営業型ですか、来店型ですか。

 店舗をかまえてお客の来店を待つスタイルと
 事務所をかまえて営業に出るスタイル。

 乱暴な分け方かもしれませんが、ビジネスは
 この2つに大分類できると思います。

 通信販売のように、どちらにも分類できないスタイルがあります。
 自動車ディーラのように営業もするし来店を待つスタイルもあります。

 が、ここでは訪問営業をするかしないかで分けて話します。

 来店型はチラシを新聞に折り込んだり、看板を掲げたり
 ポスティングしたり、雑誌などに広告を出したりと
 なにかに目を留めてもらう努力をしています。

 生活に根ざした身近な例を描いてみてください。

 パン屋、床屋、飲食店もスーパーも来店型。
 書店も靴屋もコンビニも来店型。訪問営業をしません。

 ほっかほっか亭に代表される持ち帰り弁当の店も来店型です。
 訪問営業をしている持ち帰り弁当屋を見たことがありません。

 正しく言えば、大阪のある店をのぞいて、ですが。

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あなたの会社は何屋ですか?

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 【今日も元気に お客が増える!】 056
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・6

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   北海道で農業を営む7人の方に話をうかがう機会がありました。
   6人は口々にこんなことを言いました。

   
   「今年は長雨で日照不足。実が大きくならなかったり、
   すぐ腐ったりで収量が大幅ダウン。まいった」

   一人だけ、売上は昨年とほとんど変わらないと
   言う方がいました。

   「もともと自然農法だから収量は少ない。
    固定客は天候不順を理解し、価格アップに応じてくれました。
    規格外の作物も喜んで平年価格で購入してくれました」 


   

 今日の内容
  *あなたの会社は何屋ですか?
  *「簡潔さ」より読ませるものを


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  あなたの会社は何屋ですか?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 ウオノメやタコで困った、という経験はありますか。
 女性のあなたなら、足の指が重なって、痛くて痛くて…
 という思いをしたことがありませんか。

 昔むかし、僕にもそんなことがありました。

 市販の絆創膏のようなものを貼ったり、
 風呂に長くつかってふやけさせたりして、
 自分で削ってみるという荒療治というか無謀なことをしていました。

 靴によっては指先のほうが窮屈で、小指と薬指が重なり、
 薬指がクレーターのようにひっこんで…ということもありました。

 すみません。痛い話で。

 以後、靴の先が細くなった、おしゃれなデザインの靴は無視。
 靴屋に入って開口一番、「4Eの靴はありますか?」。
 (4Eって、通じますか?)

 外反母趾(がいはんぼし)にはなりませんでしたが、
 世の中には大勢困っている人が多いんですね。


 そんな足をなんとかしたい!
 そう思って研究に研究を重ねている方がいます。

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10月を迎えて

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 【今日も元気に お客が増える!】 055
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・10・1

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   仕事のあいまに畑をながめに外へ出ます。
   “ながめる”と言いましたが、
   走り幅跳びをすれば飛び越えてしまうていどの広さ…。

   それはともかく、なにを植えるにしても種をまくにしても
   「酸性」の土壌を嫌うものが多いんですよね。
   野菜の育て方といった類いの本を開くと、
   「アルカリ性にするために石灰をまくように」と載っています。

   ふと、会社における酸性の土壌って、どんな土壌だ?
   と考えなくてもいいことを考え出し、悩み、
   休憩時間が異常に長くなってしまう気が散りやすい村上です。

   秋野菜の大根と白カブは、初雪が降るまでのあと1ヵ月が勝負です。 
   

 今日の内容
  *10月を迎えて
  *(「おもしろ楽しく読んでもらえるニュースレター」はおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  10月を迎えて
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 10月1日になりました。今朝の札幌はひんやり。
 初雪の平年日は10月下旬です。
 近郊の山も少し色づいてきました。


 今日は9月のメールレターを振り返って、あなたに届けます。


 9月は7通のメールレターを送りました。まず1通目。
 9月3日は「わたりがに博士」である割烹松屋の濱田社長の
 「決断」について書きました。

 戦略にもとづいて商品と客層を絞りに絞り、「そこまで……」と
 驚くほどの断行のようすを紹介したところ、大きな反響がありました。

 何人もの方が割烹松屋に足を運んでいただいたんですね。
 中旬すぎに濱田社長からメールをいただきました。
 ありがとうございます。

 かに飯の注文を受けたり、わたりがにを召し上がったお客さまから
 「とても多くの意見や感想、アドバイスをいただきました」と
 喜びの報告をちょうだいしました。ありがとうございます。

 注文したり召し上がったりしたことはもちろんですが、
 直接出向き、声をくださったことに濱田社長はたいへん感激していました。

 僕もうれしくてうれしくて、心からありがたい気持ちになりました。
 お客さん商売ゆえ名前は伏せたメールでしたので、どなたかわかりません。
 このメールでお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

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お客のモヤモヤを形にする

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 054
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・28

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   埼玉県内の駅で『熊谷うどん』を案内した情報紙を手に取りました。
   熊谷うどん? 聞いたことないなぁ……と思いました。
   (埼玉県の方、熊谷および熊谷うどんファンの方…失敬)

   なんと、うどん生産量は香川県に次いで埼玉県が2位!
   その埼玉県のなかで熊谷市が小麦生産量ダントツ1位とのこと。

   香川県の1位は多くの人に予想つくでしょう。しかし2位となると……。

   1位はだれもが知っているのではないでしょうか。
   なるなら1位。なにかで1位。やるからには、やはり1位ですね。 
   

 今日の内容
  *お客のモヤモヤを形にする
  *ニュースレターで「訪問」


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  お客のモヤモヤを形にする
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 9月24日発行のメールレターでは、
 マンガ制作会社の小川満広さんとの出会いを書きました。

 僕が小川さんにお願いしたのは、ストーリーのマンガ化です。
 営業社員の短編小説を僕が書き、それをマンガにしてもらうのです。

 それ以前は、僕が書いた物語をシナリオライターに渡していました。
 シナリオライターは僕が書いた内容にそってシナリオを書いていきます。


 営業社員「村上社長、こんにちは。今日は見積もりを…」
 村上社長「やあいらっしゃい。どうぞおかけください…」
     (応接間にふたり向かい合って座る)


 こんな具合にセリフや背景が書かれたものです。
 映画やドラマ、芝居の台本と同じようなものです。

 2週間くらいかかり、何万円も原稿料を支払います。
 専業の方にお願いしたのだから当然、正当な金額です。

 このシナリオが仕上がってきたらチェックして
 こんどはマンガ家に作画してもらっていたのです。

 どうやら、この流れがマンガづくりの基本らしいのですが
 そこを簡略化することが僕の希望でした。

 無謀なやり方と承知しつつ、シナリオライターに依頼する
 時間と費用を減らしたかったのです。

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一緒に仕事をする意味

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 【今日も元気に お客が増える!】 053
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   埼玉県秩父市の「むさしの」さんへ取材に行ってきました。
   葬儀会社ってたいへん。わかっているつもりでも
   くわしく話をうかがうと、あらためてそう思います。

   とにかく休めません。社員はもちろん役員も。
   いつでも即座に駆けつけてくれる非常勤のパートさんも
   余裕をみてかなりの数を抱えています。

   高橋賢司常務のある言葉が胸の奥に残ります。
   「長生きしてほしいんです。みんな長生きしてほしい」
   ご自分の父親を亡くしていっそう思いを強くされていました。 
   

 今日の内容
  *一緒に仕事をする意味
  *男か女かすぐわかる


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  一緒に仕事をする意味
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 つい先日、「まんが新聞在中」と印刷された封書が届きました。

 (まんが新聞? そんなのあったっけ?)と思いましたが、
 封筒に印刷されたイラストに気づいて納得しました。

 「のぎくちゃん」のイラストが描かれていたからです。

 のぎくちゃんは1000のスキルを持つ女性社員。
 ネットマガジンに連載している4コマ漫画です。
 大阪のまんが制作会社である「画屋(かくや)」がつくっています。

 どれどれ…と、まんが新聞なるものを拝見すると
 株式会社画屋(かくや)のニュースレターです。

 しかも創刊号。手にした僕にも力がはいります。
 どんな構成か、だれに向けた内容であるかが気になるからです。


 さすが……。

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不況だろうが親子は親子

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 【今日も元気に お客が増える!】 052
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・17

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   昨日、株式会社鈴木法衣店さんに取材でおじゃましました。
   以前は東京店を訪問したので今回は埼玉店へ。
   法衣(ほうい)や袈裟(けさ)は僧侶などが身につける服です。
   はじめてじっくり見ましたが、なんともきれい、見事でした。

   取材に際し、鈴木教之社長が事前に地図を送ってくださいました。
   東京や埼玉の主要駅からの移動手段や所要時間を記入し、
   乗り換えのポイントなど、ていねいでくわしくてわかりやすい。
   日頃、どのようにお客さまに接し、対応しているかがうかがえます。

   それだけで取材の期待度が高かったのですが、
   長時間話を聞いて、期待を大きく超える驚きがありました。
   やはりシェア1位の会社は違います。
   いずれ「お客が増える!」でレポートします。お待ちください。 
   

 今日の内容
  *不況だろうが親子は親子
  *「本当の声」をもらうために


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  不況だろうが親子は親子
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 9月14日に紹介したチューブ関連を専門に製造するニッセイエコは
 8時始業の会社です。

 ところが、社員が早く出社するので困るほど。
 従業員は60名以上いますが、大半が7時に出社します。

 稲村道雄会長の心配は朝ごはんのこと。

 「自主的に朝早く会社に来て仕事をし始めるんだから
  こんなありがたいことはない。ただ、いまの若い人は
  朝ごはんを食べないで来るでしょ。それをなんとかしたかった」

 思ったら即、行動。
 稲村会長は社内に食堂をつくりました。かなり広いスペースです。

 ちゃんと飯食ってから仕事をしろ。そんな親心です。
 お金なんてとりません。

 この食堂は社員以外も利用します。
 材料を積んできた仕入先のトラック運転手たちです。

 広島から夜間、運転し続け、神奈川県の同社には早朝に着きます。
 かつては、車内で仮眠するなどドライバーは待機していました。

 しかし、「仕入先は親も同然」と考える稲村会長です。
 「会社があくまで近くで待機してるって? そんなことさせられない!」

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スパルタ的大家族主義

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 【今日も元気に お客が増える!】 051
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   ポストカード専門のホワイトベース、小串社長の「特別レポート」に
   たくさんのお申し込みをいただきました。ありがとうございます。

   9月7日、8日にお申し込みいただいた方は、
   お手元に届いているころと思います。

   特別レポートもいいけれど、ポストカードのカタログもまたステキでしょ?
   かわいい! と思うあなた、
   うわぁ、きれい! と思うあなた、
   おもしろい! 楽しい! と思うあなた、
   こんなところに行きたいなぁ……としみじみ感じたあなた、
   そんなあなたに感謝。ありがとうございます。 
   

 今日の内容
  *スパルタ的大家族主義
  *発行の目的に立ち返る


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  スパルタ的大家族主義
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 小学校2年のとき母親が病気になり、父親は看病につきっきり。
 3ヵ月半ものあいだ、2歳上の兄と4歳の妹と3人だけの生活。

 「ウチは愛妻家の家系だから、おやじはおふくろを愛していたし、
  僕も家族を愛している」
 と、今でこそ笑顔で語る稲村道雄氏ですが、なにしろ当時は子ども。
 お母さんもお父さんも早く家に戻り、
 家族全員で暮らしたいと日々祈っていたそうです。

 しかし母親は天国に。

 妹のめんどうをみながらも毎日思い出すのは母親のこと。
 周囲の子どもにいじめられ、友だちはできません。
 それでも父親の愛を一心に受け、兄妹仲良く暮らしていました。

 中学に入ると牛乳配達をはじめ、勉強も熱心に続けます。
 何十年か前のこととはいえ、神奈川県では指折りの進学校に入学。

 しかし、大学進学は断念。
 父親がプレス機で指を2本切断し、傷がもとで病気になり失業。
 家計を助けるために高校卒業と同時にヤマト運輸でアルバイト。

 集配先で気になる会社があったと言います。
 ペンチの柄の部分を赤くコーティングする工場でした。

 元気な従業員の活気ある会社。おもしろそうな仕事。

 「その仕事を僕にもやらせてもらえませんか」

 思い切って頼んでみたところ、なんと快諾。
 2週間習った後、独立です。

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反応が良い広告は悪い広告

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 【今日も元気に お客が増える!】 050
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   どうしてもメールが届かない。何度送っても戻ってくる…。
   そんなことがときどきあります。
   アドレスを入力ミスしていた、というなら納得できるのですが
   受信メールにそのまま返信しても戻ってくる。

   メールレター(メルマガ)の送信リストに存在しない方から
   配信停止の依頼を受けることもあります。
   どなたかが転送してくださっているのかな。
   アドレス管理、というのでしょうか。むずかしいものです。

 
   

 今日の内容
  *反応が良い広告は悪い広告
  *(ニュースレターについては、おやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  反応が良い広告は悪い広告
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 9月7日、あなたに送ったメールレター
 「客の為になるもの」がとても好評でした。
 ありがとうございます。

 ポストカード専門の通販会社であるホワイトベース
 小串社長の特別レポートを紹介したものです。

 特別レポートのお申し込みもたくさんいただきました。
 喜んでいただけるものを提供できて、
 僕も本当にうれしく思います。


 ありがたいことに「もっと教えてほしい」という要望を
 いただいております。小串社長についてです。

 いちばんいいのは、あなたが小串社長に直接会うこと。

 (でも福岡でしょ? 簡単に会いにいけない…)

 と考えず、小串社長に来ていただくことを勧めます。

 と、僕は勝手に提案するだけなので簡単ですが(笑)

 たとえば「弱者のハガキ戦略」といったテーマで
 講演やセミナーの講師引き受けてくださるんです。

 小串社長はその道のプロフェッショナルですから、
 失客の防ぎ方など具体的なやり方を教えてくれます。

 と言っても、いま、このメールレターでできることは
 文字にしてあなたに伝えること。

 ご要望に応えて、いま一度、小串社長のレポートより
 チラシやDMについてのレポートを紹介します。
 もう一度だけです。

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客の為になるもの

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 【今日も元気に お客が増える!】 049
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   名古屋の川端康浩さんに教えていただいたマンガを読みました。
   『夕凪の街 桜の国』という、「こうの史代」さんが描いたマンガです。
   8月上旬、川端さんのブログにこう書いてありました。

   「この本は、戦後スグの広島を描いた漫画です。
    広島原爆といえば『裸足のゲン』が有名ですが、
    この本で書かれる『ヒロシマ』を舞台とした
    女性二代の物語では生について深く考えさせられました。
    読み直して感動しました」

   せつなくなりました。迫るものがありました。読んでよかったと思います。
   活字以外に音声も映像もものすごい力を持っていますが、
   あらためてマンガの力、絵の力、イラストの力を思い出しました。
   マンガは、やはり見るものではなく読むものだと気づきました。

 
   

 今日の内容
  *客の為になるもの
  *出さないほうがマシ


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  客の為になるもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 8月28日のメールレターでは「近江商人の商売十教訓」について
 ホワイトベースの小串社長のメッセージを載せました。

 十教訓の3番目、
 「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる」
 についてでした。

 今日は十教訓の5番目、
 「無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ」
 についてです。

 以下、小串社長が書いた「売り上げUPの秘訣・特別レポート」より
 転載します。

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30人より2人がいい

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 【今日も元気に お客が増える!】 048
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・09・03

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   
   夜9時半頃、外に出たときには何もありませんでした。
   その2時間後、玄関に出てみるとクロネコメール便の
   速達が届いていました。やるなあ……。

   僕が速達メール便で出した封書も、きっと早めに確実に
   届いているだろうな…と思う一方で
   あまり夜遅くに届いてほしくないな、とも。
    
   ひとつお知らせです。おすすめです。
   「不況になってもびくともしない 圧倒的な差をつける経営のやり方」
   というセミナーです。
   中川式賃金研究所さんが主催です。

   
http://nakagawa-consul.com/000048.html
   
   

 今日の内容
  *30人より2人がいい
  *感謝とお礼のニュースレター


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  30人より2人がいい
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 よほどたしかな戦略眼を持っているか、あるいは
 常人ならざる強い精神力を持っているか…。

 声を出してうなってしまうことがありました。

 昨日、ランチェスター経営大阪の井上秀之先生の勉強会で
「わたりがに専門の割烹松屋」の濱田憲司社長に会いました。

 4、5ヶ月ぶりです。わたりがに博士の濱田社長に会ったのは。
 少し精悍な顔つきになっていました。

 濱田社長のことは、以前メールレターで紹介しました。
 新しいことを始めるには、代わりに捨てることも大事。
 その優れた事例として、濱田社長の取り組みを
 少しばかり書きました。

 「ごぶさたしています。お元気でしたか」
 「その後、なにか“やめたこと”はありますか」

 以前、話をうかがってから半年経っていません。
 正直言って、新たにやめたことはないだろうと思いましたが
 あいさつ代わりに「その後、なにか断ちましたか?」と
 尋ねたのです。

 それから5、6分間、濱田社長の話を聞き、
 驚き、唖然とし、顔が少し紅潮し、自分の発言を恥じました。

 また新たに「断つ」ことを実行していたのです。
 しかも、売上減少を覚悟して、実際に売上をダウンさせてまで。

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9月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 047
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・31

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   今日、明日と大阪、京都で取材です。
   昨日は京都で、ランチェスタービジネス京都が主催の
   「事例研究会」に参加しました。
   みなさん、自社の業績向上に活かすべく熱心に意見交換。
   勉強する社長に日曜日は関係ありません。
    
   ひとつお知らせです。おすすめです。
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   というセミナーです。
   中川式賃金研究所さんが主催です。

   
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 今日の内容
  *9月を迎える前に
  *すぎうら保険設計 杉浦の ほっと通信


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  9月を迎える前に
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 8月は6通、あなたにメールを届けました。
 8月10日に送った「近江商人の十教訓」には
 数多くの返信をいただきました。ありがとうございます。

 ある経営者からいただいたハガキを紹介します。

 (ここから)
 ・・(地名)も天候不順が一段落し、夏らしくなってきました。
 お互いにこの暑さ、体に気をつけたいものですね。

 ところで、先日の近江商人の十教訓にしろ、
 今朝の手書きのニュースレターにしても、
 いつも大変ありがたい情報を頂きありがとうございます。

 世の中が原点回帰、昔に戻っているような気がします。
 私のような時代おくれ者には丁度いい感じです。

 これからもよろしくお願い申し上げます。

 (ここまで)

 いろんな方からメールをいただくだけでもうれしいのに、
 ハガキをいただけたことがとてもうれしくありがたく、
 じーんときてしまいました。

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売る前より売った後

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 【今日も元気に お客が増える!】 046
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・28

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   というセミナーです。
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 今日の内容
  *売る前より売った後
  *山下良太郎通信


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  売る前より売った後
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 8月10日のメールレターには、数多くの返信をいただきました。
 京都の谷口薫税理士のブログで読んだ「近江商人の商売十教訓」を
 紹介した日です。

 「売り手よし、買い手よし、世間よしは知っているけど
  十教訓は知らなかった」

 そういうおたよりをいちばん多くいただきました。
 ありがとうございます。

 みなさん、けっこう感想を書いてくださるんです。
 十教訓のなかで「とくにこれがいいですね」と
 気に入った教訓を教えてくれます。
 
 その教訓ひとつずつについて書くことができればいいのですが
 (そうだよなあ、ホントにそのとおりだ!)と思うばかりで
 深く論じることが僕にはできません。

 まあ、十教訓を知って喜んでいただけたからいいか…
 と思っていたら、あったんです!
 十教訓について書いているものが。

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瓶ビールで一致団結

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 【今日も元気に お客が増える!】 045
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・24

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
    「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展というものを
    美術館で見てきました。3時間では時間がたりないくらい。

    「観音菩薩による救いからもれた人々をも救う女神で、
    金運を引き寄せ、災難を遠ざける」という緑ターラー立像の前で、
    心中ぶつぶつ祈ってしまった村上です。
   

    

 今日の内容
  *瓶ビールで一致団結
  *大阪発、情熱No.1!いつもおおきに


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  瓶ビールで一致団結
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 とてもおもしろいメルマガを読みました。
 割烹着社労士と名乗る川越雄一先生のメルマガです。

 会社の懇親会における乾杯はどうあるべきか、
 その一点に絞り述べています。

 そんなのどうでもいい、と思う方もいるでしょう。
 個人の自由だと。

 考え方はいろいろあっていい。
 おもしろいと思ったものは紹介したい。
 そこで今回は川越先生のメルマガ転載です。

 僕が気に入ったのは、言い切っていること。

 ものを書く以上、できるだけ多くの人に共感してもらいたいと
 思いがちですが、しょせん、気に入らないという人はいるものです。

 メルマガは不特定多数の人に向けて書いているようで
 特定少数の人に共感してもらえればいいものです。

 業績がいい会社は、経営のあり方を社長が決めています。
 戦略はもちろん、社員が日々繰り返す作業も社長が決め、
 ルール通りに動いてもらう。

 社長は自信をもって「こうやれ!」と言い切っています。
 「懇親会の乾杯」をほかの業務に置き換えれば同じことが言えます。

 そんなことを感じたメルマガをご一読ください。

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年収が消えた?

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 【今日も元気に お客が増える!】 044
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・20

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
    今日もきっと暑いんでしょうね。
    メールレターを読んでいただきありがとうございます。

    北海道仕事をされているあなたは、今日は雨ですね。
    いつもお読みいただきありがとうございます。
    心から感謝しております。

    今日もまた、あなたの仕事を通じて
    一人でも多くのお客さまに喜んでいただけますように。
   

    

 今日の内容
  *年収が消えた?
  *大事なのは親しみやすさ


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  年収が消えた?
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 久しぶりに(いいタイトルだなあ…)と思う本に会いました。
 うまいタイトルということです。

 出版するたびに、ホントに? 知らなかった! そうだ! などと
 驚かせてくれる北見昌朗氏が、またまた書き下ろしました。

 『消えた年収』

 それが書名です。

 僕の年収ならたしかに下がりました。
 この1年で4分の1ぐらいに減りましたから(大笑)

 でも僕の場合、消えたわけではない。
 消えるほどの年収ではありませんから。
 というより、最初から消えている(笑)

 と思いながら読み始めると……、
 年収は消えたのです。

 この10年でいくら消えたと思いますか。

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素直な心

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 【今日も元気に お客が増える!】 043
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・17

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
   5、6年前に「スジャータ」を取材しました。
   “コーヒー・紅茶に褐色の恋人”のスジャータです。
   正式には名古屋製酪株式会社。

   取材後、「無臭・生にんにくカプセル」を送ってくださいます。
   2ヵ月ごとに、ずっと送り続けてくださいます。無償で。
   食品を通じて健康と幸せを提供していくことを企業理念と
   していることから、100万人の無料配布を目指しています。

   無料配布のきっかけがあります。
   スジャータである事故が起こり、それを機に
   テレビなどによる広告宣伝を自粛。
   それまでのコストをにんにくの無料配布に変更しました。
   村上と会った際、どうぞ詳細をお尋ねください。
   

    

 今日の内容
  *素直な心
  *手書きにしませんか


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  素直な心
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 スタッフと一緒に2人一組で車に乗り、住宅地に到着。
 一軒一軒、チラシをポスティング。

 夜と朝は駅の出入り口でチラシを手渡し。
 また別の日の夜と朝はオフィス街や繁華街で手渡し。

 福岡駅南2丁目にあるエステティックの『エグゼ』では
 2007年の夏、“チラシ配布大作戦”をおこないました。

 7月、8月、9月という暑さ真っ盛りの時期です。
 毎日、汗でびっしょり。休みなし。日に焼けて真っ黒。

 4月にオープンした後、新聞折込をしても雑誌広告を載せても、
 お客は入ってきません。お金が出るばかり。そこで大作戦。

 3ヵ月間で配ったチラシは11万枚以上。

 さて、あなたに尋ねます。11万枚以上を手配りし、
 「チラシを見た」という新規来店者は何人いたでしょう。

 あてずっぽうでけっこうです。予想してみてください。
 11万枚ですよ。

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商売の十教訓

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 【今日も元気に お客が増える!】 042
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・10

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
   トウキビ(とうもろこし)がおいしい季節になりました。
   北海道だけ? かもしれませんが、スーパーで気軽に
   買えるようになりました。一本80円〜100円です。

   野菜売り場の近くに大きなワゴン、その上にトウキビが山積み。
   お客が自分で皮をむいて買い物かごに入れます。
   買うためにあえて手間をかけさせる。おもしろいですよね。
   人が皮をむしっていると、買う気がなかったのに買いたくなる。
   僕だけかもしれません。

    

 今日の内容
  *商売の十教訓
  *楽しい写真を


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★      
  商売の十教訓
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 先週の金曜日(7日)から日曜日(9日)までの3日間、
 おもしろいことに“近江づいて”いました。

 近江づく、という言葉はありません。勝手につくりました。
 近江に関することが重なったということです。

 近江に関すること…その1
 とても尊敬している方のひとり、京都の谷口薫先生のブログで
 近江商人の『商売の十教訓』が紹介されていました。
 7日金曜日のことです。

 近江に関すること…その2
 ものすごく勉強熱心で、やはり尊敬している社長からメール拝受。
 そのなかに「三方よし」の言葉がありました。
 三方よしは、売り手によし、買い手によし、世間よしという
 近江商人の商売に対する考え方であり、教えですね。

 近江に関すること…その3
 滋賀県の経営者2人からメールレターの配信希望をいただきました。
 住所や会社名を書いてくださったので、滋賀県と完全にわかる方が
 3日間に2人です。ありがとうございます。


 近江商人と言えば「三方よし」しか知らなかったのですが、
 (商売の十教訓というのがあるのか…)と調べたら、
 あるんですね。これがまたいい教えなんです。
 お客のために尽くし、正当な利益をもらおうという考えです。

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「地域に根ざす」からには

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 【今日も元気に お客が増える!】 041
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・06

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
   今日は札幌におります。夏です。気持ちいい暑さです。
   ぐんぐん気温が上がるという感じです。

   沖縄など台風の影響がある方々には申し訳ない。
   そう思いつつ、短い夏を味わっています。

   「ぐんぐん」という副詞は、プラスイメージのときだけ
   使うのかな、と気になりました。
   あなたの仕事がぐんぐんはかどり、お客さまもぐんぐん
   増えますように。

    

 今日の内容
  *「地域に根ざす」からには
  *楽しい写真を


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  「地域に根ざす」からには
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お通夜に持参する香典は、白黒の水引を使用し、
 表には「御霊前」と書きます。

 それが一般的と思いますが、
 あなたの地域ではいかがでしょうか。

 さいたま県の秩父市では、なんと赤い水引で、
 しかも「お見舞い」と書く風習があるそうです。

 「入院中にお見舞いに行けず、いまになってしまいましたが
  お受け取りください」

 そういう意味を込めています。

 といっても、最近はほとんどの方が
 一般的な香典袋を使うようになったそうですが
 昔ながらの風習が残っていることもたしかとのこと。

 へえー、なるほどねえーと思いませんか。

 ほかにもあります。
 お葬式の返礼品の袋の中に、キャラメルやあめが
 入っている、というのはどうでしょう。
 (どうして?)と思いませんか。

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パーソナルフードサービスの意味

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 【今日も元気に お客が増える!】 040
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・08・03

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
   7月の北海道は雨続きで気温も低く、完全に梅雨としか
   思えない1ヵ月でした。冬が長い北海道ですから、
   せめて8月は夏らしさを味わいたいものです。

   でも北海道だけではありませんよね。
   7月は全国的に雨量が多く、大きな被害も各地で発生しました。
   (つい、自分だけがたいへん……と反省)
   暑くても、あなたにとって充実した8月になりますように。

    

 今日の内容
  *パーソナルフードサービスの意味
  *写真かイラストがほしいところ


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  パーソナルフードサービスの意味
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは弁当を宅配する仕事をご存じですか。

 ずいぶん昔から、夕食の食材を配達する仕事があったり
 個人宅へ定期的に配達したりする仕事はあります。

 では、一日2回、約束した時間内に昼食と夕食を
 届ける会社はご存じでしょうか。


 僕は昨年、沖縄の経営コンサルタントに教えていただき
 電話で取材、その後訪問して取材をしました。

 この会社の弁当は、単なる弁当ではありません。
 糖尿病や心臓病、高血圧の症状を抱えた方専門の弁当です。

 あなたは、カロリーや栄養素を制限された方が
 身近にいらっしゃいますか。

 医師からカロリーや塩分などを制限された食事というのは
 食べる人もつくる側もたいへんなんですね。

 塩分は何グラム、カリウムは何グラム、リンは…と
 献立を毎日考えることもつくることも、めんどう。

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8月を迎える前に

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 【今日も元気に お客が増える!】 039
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・31

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
  7月に書いたメールレターに関していただいたメールやハガキをもとに
  このメールレターの一方通行を解消できれば、と。解消は無理ですが、
  少しでも双方向になればと思います。先月に続き、2度目の試みです。

    

 今日の内容
  *8月を迎える前に
  *(ニュースレターのつくり方は、今回はおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  8月を迎える前に
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 7月も先月同様、前号までで8通のメールレターを出しました。
 1通目は7月2日発行の「何度言ってもだめなとき」です。

 勉強するのは本人。勉強しようと思っているし、
 しなければならないと多くの人は思っている。
 周囲の人に「勉強しろ」と言われたところで
 言われてするものではありません。
 する人は自主的にする。そう思ったのです。

 このメールレターに、次のおたよりをいただきました。
 改行が多く、読みやすく書いてくださっています。
 原文のまま転載します。
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会社でも遭難は起きる

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 【今日も元気に お客が増える!】 038
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・27

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

    
     7月23日に送ったメールレターがものすごい反響です。
     ありがとうございます。今回も、山について。
     少々長いメールレターです。
     時間のあるときにご一読ください。

    

 今日の内容
  *会社でも遭難は起きる
  *(ニュースレターのつくり方は、今回はおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  会社でも遭難は起きる
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 僕は山のガイドではありませんが、
 これまで何度か人を案内して歩いたことがあります。

 その山を登るのは初めてという中高年の方々を
 楽しませるのが僕の仕事です。

 と書くと、すんなり読めてしまうかもしれませんが
 「楽しませる」には2つの意味があります。

 僕が引率する登山者にとっての楽しみは
 目指す山の頂上に到達することであったり、
 高山植物や北海道の雄大な眺めを楽しむこと。

 僕にとっては、全員が気分よく歩き、ケガをせず、
 無事に下山していい思い出をつくってもらうこと。

 この2つは、似ているようで
 大きな違いがあると思います。

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登山ツアーは誰のもの

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 【今日も元気に お客が増える!】 037
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・23

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    
     今日のメールレターは、いつものように
     「すごい人」の紹介ではありません。
     山の話をさせてください。
     僕は小中高と大雪山のふもと近く、旭川で育ちました。
     山好きの叔父に連れられ、小学生のときから山に入り、
     仕込まれました(笑)

     高校時代は山岳部の一員として春夏秋は毎週、山を歩いていました。
     大学時代は北アルプスなど本州の山を歩き、社会人になってからは
     再び大雪山をはじめ北海道の山を楽しんでいました。

     もちろん、美瑛岳(びえいだけ)もトムラウシ山も何度か登りました。
     両方ともいい山です。大好きな山です。
     この山で7月16日、合計10人が凍死しました。


    

 今日の内容
  *登山ツアーは誰のもの
  *(ニュースレターのつくり方は、今回はおやすみです)


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  登山ツアーは誰のもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 6月7日、といっても30年近くも前の6月7日ですが
 美瑛岳の近くを山岳部のメンバーで歩いていました。
 比較的おだやかな、いい天気の日でした。

 ところが、急に天候がくずれ、ガス(雲)が発生、
 雨が降り出し、あっという間に雪が降り出したのです。

 風も強まり、数分のうちに吹雪状態。視界は5メートルくらい。

 僕らはルートがわからなくなりました。
 雪が積もり、道が消えたのです。まったくわかりません。
 吹雪で目印となるものも見えず、動けなくなりました。

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毎日、書くということ

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 【今日も元気に お客が増える!】 036
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・21

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    
     北海道のトムラウシ山や美瑛岳で遭難事故がありました。
     トムラウシ山にも美瑛岳にも何度か登ったことがあります。
     美瑛岳には遭難があった(16日)4日前、12日に
     登ったばかりです。

     今回の事故について、僕なりの見方があります。
     突拍子もない見方ではありません。近いうちに書きます。
     決して、こじつけではなく、少なからず
     経営やリーダーシップに置き換えられるからです。


    

 今日の内容
  *毎日、書くということ
  *仕掛けなくても問い合わせがくる方法


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★    
  毎日、書くということ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 毎日メルマガを発信している人を僕は尊敬しています。
 僕にはできないなあ…といつも驚いています。

 尊敬という表現は軽々しく使いたくないと思いますが
 毎日何かを継続している人は、やはり
 尊敬という言葉がふさわしいと感じています。

 毎日早起きはできても、仕事をすることはできても
 メルマガは書けない。

 人に会って書くということを仕事にしている僕は
 とりわけ書くことがたいへんな作業と思うのです。

 だから中川清徳(なかがわきよのり)先生は超人に近いところまで
 僕の評価は高まっています。

 日刊メルマガである「ピカイチ情報」を
 発行している中川先生です。

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遠くをはかる者

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 035
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・17

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    東京の地下鉄銀座線、稲荷町(いなりちょう)駅界隈に
    行ったことがありますか。駅から地上に出ると
    仏具店がずらりと並んでいることに気づきます。
    周辺に寺院が多いからでしょうか。

    どの店もけっこう開放的です。専門的な商品が
    目に入ってきます。おもしろそう…。
    買うものなどなにもないのに、それらのお店に
    無性に入りたくなる僕は変わっているでしょうか。

    


 今日の内容
  *遠くをはかる者
  *次号に続く方式


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  遠くをはかる者
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「ほかのメルマガのように売り込まない。
 そこが、このメールレターのいいところですね」

 そういった趣旨のメールをいただきました。
 ありがとうございます。

 このメールレターのバックナンバーを
 ごらんいただいた方からの言葉です。

 とくに5月25日のメールを読み、
 「我が意を得たり!」とおっしゃってくださいました。

 家庭菜園で植えた苗を冒頭で紹介し、

   “植えたり種をまかなければ育たないし、実りません。
    野菜の生育と農耕型営業と同じですね”

 と書いたメールレターです。

 売り込まないところがいいですね、
 と気に入ってくださったからには
 売り込むわけにはいきません(笑)

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バタビン社長から戦略社長へ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 034

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・14

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    先日、静岡県三島市に行きました。三島市は二度目です。
    前回は地元中堅工場の取材でしたが、今回は三島大社詣でが目的。

    参拝のあと茶屋で一服。こしあんでくるんだヨモギ餅「福太郎」が
    おいしく、中心街に戻って食べたうなぎがうまかった。
    「以前は梅ヶ枝餅、今度は福太郎か!」とあきられそうな村上です。

    


 今日の内容
  *バタビン社長から戦略社長へ
  *あなたをもっと知ってもらう


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 バタビン社長から戦略社長へ
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 毎週のようにゴルフに行き、毎日のように飲みに出る。
 朝は“重役出勤”して、どうやら二日酔い。なのに、
 夕方になると「会合があるので」とまた会社を出る。

 そんな社長や役員、あなたのまわりにいませんか。

 ほとんどの企業にとって経営が苦しいと言われているいま、
 そんな社長はいませんよね、と言いたいのですが
 なにしろ社長の数は多い。たまにいます。ただし2通り。


 社長の立てた戦略が抜群で社員の戦術遂行力も見事。
 お客に満足していただける仕組みが整っているので
 比較的、日々やることが少ない社長。これはいいパターン。


 もうひとり、以前はうまくいっていたが現在は下降気味。
 にもかかわらず、なんとかなると過信したり慢心したり。
 これまでのつきあいを継続する社長。もちろんダメな例。


 沖縄県うるま市の長浜豊氏も自称ダメ社長でした。

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クレームにお礼

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 【今日も元気に お客が増える!】 033

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・09

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    このメールレターは、
    僕が一緒に仕事をさせてもらった人、
    あるいは出会った人のなかで「この人、ここがすごい!」
    という点を紹介しています。
    
    僕なりの視点で書き、あなたに教えてしまうものです。
    いつもなら会社名や名前、ホームページなども案内していますが、
    今回は……ごめんなさい。名前はふせてほしいとのことですので
    なにとぞご容赦ください。

    


 今日の内容
  *クレームにお礼
  *自社の専門的なことをわかりやすく


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 クレームにお礼
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 ホテルマン歴25年のマネジャーに会いました。
 総支配人、副支配人の次のクラスの方です。

 開業以来、けっこうな年数が経ち、
 宿泊客の満足度が高いことで有名なホテルです。

 尋ねたいことはあったのですが、
 「クレーム対応をしていて約束の時間に遅れました」
 と聞いたものだから、まずクレーム対応の話から
 うかがうことにしました。


 そのホテルの宿泊客は6割ほどが外国人。
 世界同時不況といってもビジネスなり観光なり
 欧米人の人気は高く、客室稼働率も平均単価も
 高い数字を記録し続けているホテルです。

 日本人のお客といえば、経営者など
 一泊2万円以上を軽く払える人ばかり。
 そして、クレームが多いのも日本人客とのこと…。


 さて、クレームがはいり、お客の部屋に足を運ぶと
 開口一番、ほぼ同様のことを言われるそうです。

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3代目の決断

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 032

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    昨日チェックアウトしたホテルの宿泊料が5000円。
    しかし訪問先へのタクシー代が片道2500円。
    往復5000円ですからホテル代と合わせると1万円。

    もう少し調べればよかった。
    あったんです。訪問先の近くにもホテルが何軒か…。
    時間のコストも無駄にしたと反省している村上です。

    


 今日の内容
  *3代目の決断
  *材料の歴史を紹介したっていい


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 3代目の決断
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 どの業種もたいへんな時期が続いていますが
 建設業も苦戦が報じられることが多い業種です。

 東京商工リサーチの倒産情報を見ると
 建築工事、土木工事、マンション分譲、
 マンション建築業などの民事再生開始申立、
 破産手続開始決定といった文字がずらりと
 並んでいます。

 2008年の倒産状況を振り返っても
 老舗建設会社や地方ゼネコンなどの
 倒産が相次いだことがわかります。

 この時期にあって躍進を続ける社長に
 先日、会ってきました。

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何度言ってもだめなとき

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 【今日も元気に お客が増える!】 031
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・07・02

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    昨夜、たいへんお世話になっている
    ホワイトベースの小串広己社長に
    もつ鍋をごちそうになりました。
    もつ鍋は福岡近辺の郷土料理なんですね。

    「酢もつ」も初めていただきましたが
    これがまた美味でした。味噌味のもつ鍋以上に、
    小串社長の話に大満足でした。
    すばらしい経営をされています。
    紹介する日を楽しみにお待ちください。
    


 今日の内容
  *何度言ってもだめなとき
  *クイズコーナーを設けてみる


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 何度言ってもだめなとき
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 勉強するのは本人。
 周囲の人間が代わりに勉強するわけではなく、
 勉強内容をまるごと教えるわけでもない。

 だからコンサルタントの井上秀之さんは
 勉強するきっかけを提供し、環境を整え、
 勉強する楽しさを知ってもらう手伝いをする。

 先日のメールレターでそう紹介しました。
 (6月22日です)

 「本当にそう。自分の会社をよくしたかったら
  自分で経営の勉強をするしかない。
  人が代わりに勉強してくれて私の会社がよくなる
  ということはありませんからね」

 という趣旨のおたよりをいただきました。
 本当にそのとおりですよね。

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7月を迎える前に

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 030

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・30

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    家庭菜園仕事を通して、農耕型営業の正しさを
    実感しています。ここ数日の好天で野菜たちが
    ぐんぐん伸びています。少しずつ収穫していますが
    このままでは刈り取るだけに終わりそう。次の
    種まきを考えなければ。
    それにしても、土を寄せたり、水をあげたりして
    育ってきた姿はめんこいものです。
    

    


 今日の内容
  *7月を迎える前に
  *反応がないときは


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 7月を迎える前に
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 このメールレターは、いまお読みいただいている
 あなたに向けて書いているつもりですが、
 どうしても一方通行になりがちです。

 できるかぎり一人ひとりに返信はしていますが、
 なかには、別の方からいただいたメールやファクスを
 あなたにも読んでほしいというものがあります。

 そこで、毎月月末は日頃のメールレターとは違った趣向で
 あなたにお届けすることにします。

 6月に書いたメールレターの補足をしたり、
 いただいたメールやおたよりをもとに
 ビジネスのあり方を話題にしたり、
 僕の感想を述べたりします。



 6月は前号までで8通のメールレターを出しました。
 反響の大きかったレターは
 6月11日発行の「5つの質問」です。

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35歳までに

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 【今日も元気に お客が増える!】 029
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・25

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    北海道に梅雨はありませんが、雨降りの日が
    じつに多かった6月です。しかも肌寒かった。

    現象が似ているところから蝦夷梅雨(えぞつゆ)と
    呼ばれますが、昨日は北海道の“梅雨明け”ですね。
    今日も30度近くになりそうです。暑い! うれしい!

    初夏を迎えた北海道から6月、8通目のレターです。

    


 今日の内容
  *35歳までに
  *「なんでもいい」は、やはりいけません

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  35歳までに
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 僕が児玉尚彦先生にはじめて会ったのは
 5、6年くらい前になります。

 企業の合理化、生産の合理化、組織の合理化…と
 見慣れてきた合理化という言葉が
 これほどぴったりあてはまる使い方はない!
 と思ったのが「経理の合理化」です。

 児玉先生が提唱する経理の合理化策を知り、
 抱いてはいけない疑問をもってしまったのです。

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勉強するのは本人

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 【今日も元気に お客が増える!】 028
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・22

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    アスクルに文具を注文しようと検索し、
    (たしか、あの店のほうが安かったな…)
    と思って車で大型のホームセンターへ。
    帰り道、オレって買い物じょうずかも
    と思った瞬間、気がつきました。
    車の燃料代と所要時間を考えれば、アスクルのほうが
    ちょっと安い…。引き返して返品しようかと…、
    さすがにそこまでばかはやりませんでした。

    


 今日の内容
  *勉強するのは本人
  *連載コーナーもひとつ

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  勉強するのは本人
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 あなたは勉強が好きですか。

 甥っ子や姪っ子が小学生のころ、
 「勉強は好き? 学校は?」
 と聞いたことがあります。

 「算数が好き」「学校は好きだけど勉強はイマイチ」
 などと照れずに答えてくれたものです。

 昔の小学生はよかった。
 知らないことを知る楽しみをおぼえ、
 試験のためではなく勉強する時間をもっていた。
 そう思います。

 いま、社会人に尋ねるとこんな答えが返ってきます。

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働くためのテーマパーク

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 【今日も元気に お客が増える!】 027
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・18

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    こどもたちの、こどもたちによる、
    こどもたちのための国、キッザニア──
    僕はキッザニアに足を踏み入れたことはありません。
    こども連れじゃないから入れないのです。

    入口からながめるだけ。入ってみたい…。ここでなら稼げるかも…。
    こんど、知り合いにお願いし、
    知り合いの子どもに同伴してもらおうかと考えています(笑)
    


 今日の内容
  *働くためのテーマパーク
  *ネタは続きそうですか

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  働くためのテーマパーク
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 キッザニアをごぞんじですか。
 大人同様、いろいろな仕事をこどもが体験できる施設です。

 年間入場者数は93万人。
 全国各地のテーマパークが入場者数で苦戦するなか
 高い支持を得ているといえそうです。

 実物そっくりの仕事をすることで専用通貨がもらえ、
 働けばお金が手に入る、ということを体験できます。

 給料から買い物ができ、銀行口座も開くことができます。
 キャッシュカードもあり、リピートさせる仕組みがうまい。

 なるほどなあと考え込んだことが入場料金。
 3800円と2200円。
 どちらがこどもの料金だと思いますか。

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素人のつぶやき

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 026
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・15

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   本屋に行くと、あっという間に2時間、ということが
   よくあります。悪いことではないけれど時間が惜しい。
   そう思ってアマゾンなどネットで注文を続けていると
   どうしても本屋に行きたくなります。

   昨日は、目的の本を買いに行くだけと心に決めたのに
   また3時間。しかも買いすぎ。
   目的の本は……買い忘れて帰ってきました。とほほ。
    


 今日の内容
  *素人(しろうと)のつぶやき
  *売り込まない

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  素人のつぶやき
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 「お花って、どうして値札がついていないんだろう」

 木下志磨子さんは思ったそうです。

 お客さんは内心、心配なはず。
 いったい、いくらになるのかしら…。
 そう思っても、なんとなく尋ねることができない。

 値段を聞いて本数を減らすなんて、
 なんとなくはずかしい。

 自分のためであっても、
 人に贈るための花でも、
 価格に左右されたくない。

 人の心は、きっとそうでしょう。
 だから会計してもらって告げられた価格が高くても
 平然さをよそおってお金を払う。

 その代わり、その花屋に再び来ることはない。
 あるいは、しばらく花屋に足を運ばない。

 そんなこと、あなたは経験ありませんか。

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5つの質問


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 【今日も元気に お客が増える!】 025
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・11

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   一昨日、ランチェスター経営の竹田陽一先生から聞きました。
   寺院や神社の一人当たり粗利益は900万円くらいです。
   バブルのころは2000万円くらいだったとのこと。
   どれだけ神さまや仏さまにお願いしても(祈願しないのかな?)
   粗利益は増えないんですね。
   経営は拝んでもよくならないんだな…と苦笑した村上です。
    


 今日の内容
  *5つの質問
  *「陽はまた昇る」

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  5つの質問
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 あなたは来店客や来場客、購入客にアンケートを
 お願いしていますか。

 前号では中川清徳先生からのアドバイスを紹介しました。
 「選択式より記述式がいい」
 「実名で転載の承諾をもらってみるとよい」
 この2点でしたね。

 では、お客に何を書いてもらえばいいでしょうか。

 (そんなこと、いまさら…)
 (アンケートだから感想では?)

 あらためて問われると、僕自身、そう思います。

 お客の声をもとに商品やサービスを改善したり
 販売促進につなげたい。
 だからお客に率直に尋ね、教えていただきたい。

 そう思っています。
 (だったら、従来の方式で問題なさそう…)
 僕はそう思っていました。

 ところが最近、アンケートの質問を変えたほうがいいな
 と思うことがありました。

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お客の声がほしいなら


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 【今日も元気に お客が増える!】 024
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・08

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   できるかなぁ…と不安半分、期待半分でまいた枝豆の芽が
   でてきました。かわいいなあと喜んでいたのですが……。

   カラスにつつかれ、なんとハトに食べられてしまったのです。
   「ぽ、ぽ、ぽ〜ハトぽっぽっ、豆がほしいか…」なんて
   気持ちにはまったくなれません!
   自分の心のせまさと葛藤しつつ、種をまきなおしました。
    


 今日の内容
  *お客の声がほしいなら
  *メインというからには4分の3

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  お客の声がほしいなら
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 あなたは、来店客にアンケートをお願いしたり
 商品発送時にアンケート用紙を同封したりしていますか。

 メールでお願いすることがあるかもしれません。
 ホームページ上でアンケートの協力を呼びかける、
 そういう方法もありますね。

 記入してもらったアンケートをどう活かすか。
 それもまたいくつか方法があります。

 僕はかつて選択式のアンケートをお願いしていました。

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時間は命

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 【今日も元気に お客が増える!】 023
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・04

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   ポルタという京都駅前地下街で
   冷やしラーメンを食べました。
   店員が「おいでやす」と言いながら
   水を出してくれました。
   うーん、京都らしい! とうれしい気持ちに。
   お客が店を出るとき、「おおきに。またおこしやす」と
   言われているのを聞き、楽しみにしていたのですが……。
   僕が出るときはなにも言ってもらえませんでした。
   来てほしくないのか……。
   そんなことでかなり落ち込んだ村上です。
    


 今日の内容
  *時間は命
  *作り手と読み手の違い


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  時間は命
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 なにをやっても長続きせず転職の繰り返し。
 やがて、これはと思う仕事を見つけます。
 生命保険の営業です。

 新人550人中1位をとるほどの実績を出しますが、
 優秀であるがゆえに新たな壁にぶつかりました。

 お客さまである経営者の役に立つには
 保険の知識だけでは不十分…。
 山口高弘さんは決意します。

 「社会保険労務士になろう」

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執念の集団

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 【今日も元気に お客が増える!】 022
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・06・01

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    初めて太宰府天満宮を訪ねました。
    いちばん気になったのは……梅ヶ枝餅。
    スーツ姿だったので、その場で食べることに
    なんとなく恥ずかしさを感じ、結局、
    福岡空港で買うというおろかなことを
    してしまいました。
    でも、買ってよかった! 梅ヶ枝餅はうまい。
    


 今日の内容
  *執念の集団
  *おいしいものを一品


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  執念の集団
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 執念という言葉があります。
 執念深いなど、あまりいい意味で使われないこともありますが
 僕はほめる意味で使うことがほとんどです。

 と言いながら心配になり
 念のために辞書をひくと……ありました。


   深く思い込んで動かない心。
   しつこく、あきらめない。


 どの辞書にも、ほぼ同じ内容で書かれています。

 深く思い込んで動かない心の持ち主。
 しつこく、あきらめない集団。

 (うん、やっぱりそうだなあ)と思える
 人たちに会ってきました。
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人がやらないこと

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 【今日も元気に お客が増える!】 021
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・25

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    昨日、家庭菜園に苗を植えました。
    黒サンゴと女神(ともにキュウリ)、
    桃太郎とアイコ(ともにトマト)、
    フルーツトマトにミニトマト、ナス
    ししとうとピーマンも。あ、いくつか種まきも。

    植えたり種をまかなければ育たないし、実りません。
    野菜の生育と農耕型営業と同じですね。
    


 今日の内容
  *人がやらないこと
  *テーマはひとつ


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  人がやらないこと
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 あなたは「ほっかほっか弁当」を食べたことがありますか。

 独身のころは食べたなあ。
 サラリーマン時代はときどき利用したよ。
 学生のころはずいぶんお世話になったもんだ。

 というところでしょうか。

 そうとはかぎりませんね。

 食べたことがない。
 利用したことがない。

 そうかもしれません。でも、ごぞんじですよね。
 名前はいろいろありますが、
 注文後におかずをつくってくれて、
 あたたかいご飯をよそおってくれて、出来上がり。
 そういったお弁当屋さんです。
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つまづいたって

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 【今日も元気に お客が増える!】 020
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・21

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    今日、札幌は最高気温26度という予想です。
    釧路は17度という予報がでています。
    霧がでて太陽が隠れるから気温が上がらないのです。
    僕は寒いより暑いほうが断然好きですが
    あなたはいかがですか。
    


 今日の内容
  *つまづいたって
  *割烹着の先生へ


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  つまづいたって
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」


 あなたは目にしたことがありますか。この言葉を。
 独特の書体で書いたこの言葉を読んだことがある方は
 けっこういらっしゃると思います。

 そうです。相田みつを氏の作品です。

 かつての僕は、このような「詩」というか
 カレンダーに書かれるような「いい言葉」が
 ピンときませんでした。

 教訓めいているなぁと思ったり
 言いたいことがはっきりわからないなあぁと感じたり。

 それにしても、こういう言葉をよく考えるもんだなぁと
 感心もしましたが、どこか自分には関係ない言葉だと
 思っていました。


 「けれどけれどで なんにもしない」


 ああ、あの人のことだな…と
 口ばかりの人を思い浮かべますが
 自分のこととはまったく思いませんでした。
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ハガキが持つ力

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 【今日も元気に お客が増える!】 019
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・18

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    自宅の庭にハスカップの木があります。
    ごぞんじですか、ハスカップを。
    「不老長寿の秘薬」とも言われている青紫色の
    実がなる木です。
    
http://pucchi.net/hokkaido/foods/haskap.php
    淡い黄色の花にミツバチが集まりはじめました。
    初夏の入り口までもう少し、というところです。
    


 今日の内容
  *ハガキが持つ力
  *提案? お誘い? 励まし? 厳しく?


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  ハガキが持つ力
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 お客さまを増やすにはハガキ。
 リピート率を高めるにはハガキ。

 そんな話を聞いた方は大勢いるでしょう。

 お礼にはハガキ。
 感謝の気持ちをハガキで伝える。

 そんな本を読んだ方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 きっとそのとおりなんだろうな、と長年、思っていました。
 ハガキを出せば営業上の差別化になるよな、と。

 口頭で伝えるだけではなく、感謝の心をハガキに託すって
 たしかにいいな、と。

 でも、同時にこんな気持ちも持っていました。

 本当にハガキでお客が増えるのだろうか…。
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打ち出の小槌をどうぞ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 018
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・14

 このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※本文の無断転送、無断引用、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    昨日、京都の社長から「真夏の暑さが続いています」と
    メールをいただきました。ありがとうございます。
    今朝の北海道は……少し寒い。

    オホーツク沿岸(網走など北方領土側の海沿い)では
    なんと、雪が降る予報がでました。
    「寒(かん)の戻り」と言うんですよね。

    身が引き締まるから寒いほうがいい! 
    と負け惜しみを言う村上です。
    


 今日の内容
  *打ち出の小槌をどうぞ
  *どんな「調子」ですか。


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  打ち出の小槌をどうぞ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 あと2時間で賞味期限が切れるお弁当があります。
 この店では「賞味期限間近につき100円引き」と案内し、
 店内で食べていただくことができます。
 100円引きではなく、お好みのドリンクとセットでもオーケー。


『ナンバー“文字る”くん』というサービスがあります。
 このサイトに登録すると、電話番号をおぼえやすいように
 もじってくれるのです。どんな会社かを伝えると、
 サイト上で電話番号の覚え方を募ってくれます。
 その時点から会社の宣伝にもなるのです。


 オフィス街でサラリーマン、サラリーウーマンに
 チラシを手渡したい…。そこで目を付けたのが
 パラソルを立ててお弁当を売っている人。軽ワゴンの
 弁当売りもいますが。チラシを弁当と一緒に袋に入れて
 もらうのです。金額は交渉しましょう。


 いかがですか。これらの企画。
 利用したいと思いませんか?
続きを読む...

断つことを決める

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 017
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・11

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   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


    昨年末、ランチェスター経営の竹田陽一先生に言われました。

    「独立起業した人に大晦日も正月もありませんよ。1位になるなら
     休みなし。そのかわり必ず差がつきますから」

    肝に銘じ、休みなし、早起きを続けています。
    ここ数日も静かにたっぷりと仕事ができました。
    だからゴールデンウィークと言うのか…と
    納得の村上です。

 今日の内容
  *断つことを決める
  *会社名を小さくしましょう


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  断つことを決める
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 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 新しくはじめるだけではなく、
 同時に、これまで続けてきたことで
 やめることも決める。それが大切では?

 前号でそう申し上げました。

 やめるということは、新しくはじめることより
 はるかに勇気が必要と思います。

 でも、きっぱりとやめることで
 お客さまを増やし、利益を増やした社長がいます。

 有限会社松屋の濱田憲司社長です。

 濱田社長は大阪府泉佐野市にある
「わたりがに」に特化した割烹料理の店を営んでいます。
 
http://www.kappo-matsuya.com/

 わずか数年前までは、一見、“どこにでもある料理屋”でした。
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やめることのむずかしさ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 016
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・05・07

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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


   昨日、一昨日と桜が満開でした。きっちりと春です。
   春も初夏も夏も短い北海道ですが、ここ数日は心から
   春を味わっています。短期間のうちにソメイヨシノが散り、
   エゾ山桜も散りはじめましたが、数日中に八重桜が見事な
   花を咲かせることでしょう。

 今日の内容
  *やめることのむずかしさ
  *社名より大事なこと


★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  やめることのむずかしさ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 今日は最初に、あなたにお礼を申し上げます。

「旭山動物園の1位づくりに隠された★戦略」を
 お買い求めいただき、本当にありがとうございます。

 心から、心からお礼を申し上げます。


 来週あたりに旭山動物園に行こうと考えていますが、
 僕が繰り返し訪ねるのは僕なりの理由があるからです。

「新しくはじめたことはなんだろう」
「やめたことはなんだろう」

 そこに関心があるのです。
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雨の日にどうぞ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 015
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・30

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


「旭山動物園の1位づくりに隠された★戦略」という商品を発売
 しました。先日、朝6時半頃です。メールレターで案内したところ、
 早くも7時すぎに4人の社長からお申込みがありました。

 成功する社長は朝が早いと言われますが、ほんとうに朝が早く、
 動きが早い。お買い求めいただいたことに感謝はもちろん、
 朝の早さには感服です。

 卯月(うづき)4月、9通目のメールレターです。


 今日の内容
  *雨の日にどうぞ
  *メルマガが先生

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  雨の日にどうぞ
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 昨日29日は、旭山動物園の夏期開園日でした。
 年間パスポート(わずか1000円です)を持っている僕は
 混雑を避けてゴールデンウィークすぎに訪ねます。

 ゴールデンウィークという言葉から「渋滞」「行列」などを
 連想する方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 あなたはどうですか。

 車に乗れば渋滞。
 JRも私鉄もバスも乗車率がアップ。
 食事をしようにも行列。
 アトラクションや施設への入場は1時間待ちなど。

 たいへんですよね。
 たいへんだけれど、連休だし、家族は楽しみにしているし、
 季節はいいし、約束してしまったし…。
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置き換える能力

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 014
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・27

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。


  昨日(4月26日)は札幌でも、夕方から雪が降りました。
  夜、本屋に行こうと車で出たところ、けっこう積もって
  いました。「すっかり春です」と書きたいのですが、
  もう少し先のこととなりそうです。とほほ……。


 今日の内容
  *置き換える能力
  *「○○」の実例
 

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  置き換える能力
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


「100人以下の会社の1位づくり」の
 お役に立つための事例を提供する。

 それが僕の仕事です。

「何かで1位」を成し遂げた社長を取材し、
 レポートにする。

 こう申し上げると、けっこう理解してくださるんですが、
 すると、

「取材力があるんですね」
「インタビューがうまいんですね」

 と言われることがあります。
 この返答と言いましょうか、受け答えは
 けっこうむずかしいのです。
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動物園に隠された戦略

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 013
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・24

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

   ペンギンが空を飛んでいるところを写真に撮ろうと思い、
   旭山動物園のペンギン館に十数回、並びました。
   何人かに話したところ、熱心と言われるかと思ったら、
   「ひまなんですね」と……。反論できない村上です。


 今日の内容
  *動物園に隠された戦略
  *「○○」をどうするか
 

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  動物園に隠された戦略
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。



 「いやいや、旭山動物園はね、ランチェスター戦略
  そのものだわ。ぴったり当てはまるんだよ」

 僕がそう聞いたのは3年ほど前です。

 正直に申し上げると、ピンときませんでした。


 (動物園がランチェスター戦略?)
 (旭山動物園って市営でしょ? 企業じゃない…)
 (たしかに入園者数は1位になったけど…)


 そのときは即座に理解できなかったのですが
 あらためてくわしくうかがうと、たしかに
 「ランチェスター弱者の戦略」「1位づくり戦略」
 そのものなのです。
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世の中、暗い話ばかりではない

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 012
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・20

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  僕の文章の師匠でもある志賀内泰弘さんが
  また本を出版しました。今月、かんき出版から
  『みんなでさがした ちょっといい話』という本を
  出したばかりですが、続いてこんどはPHPから。
  心温まるいい話ばかりで、ちょっと泣きました。

 今日の内容
  *世の中、暗い話ばかりではない
  *読んでもらえない題名
 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  世の中、暗い話ばかりではない
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。



 このメールレターは、僕がいままで出会った
 すばらしい方をあなたに紹介したい、
 そう願って書いています。

 毎回ひとりずつ案内しても、1年じゃたりません。
 それくらい魅力と実力がある方が大勢います。

 いつも新しい方を紹介しないと追いつかなくなります。

 でも、今回は、2回目の登場となります。
 「ギブ アンド ギブ」の伝道師でもある
 志賀内泰弘さんが、またまた出版したからです。
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動物なみの従業員を育てる

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 011
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・16

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  昨日、宿泊したホテルでLAN接続ができず、
  メールレターの発行が予定より遅くなりました。
  とても立派なホテルですが、だからといって
  部屋にLANが通っているとは限らないんですね。
  念のために事前確認は必要と反省する村上です。

 今日の内容
  *動物なみの従業員を育てる
  *目立つところに目が行く(当たり前ですが…)
 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  動物なみの従業員を育てる
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 
「うちには、まるで動物のような手に負えない社員は
 たくさんいるけれど、旭山動物園の飼育員のように
 デキタ社員はいないんです!」

 こう書いてくださった社長のおたよりを
 前々号で紹介しました。
 卸売業を営むA社長からのメールです。

 動物は勝手気まま。人間の思い通りには動いてくれない。
 ウチの社員も、まるで動物のようだ。
 言うことをきいてくれない。
 A社長はそうおっしゃりたかったんでしょう。


 僕は最初、いろんな動物のスーツ姿を思い浮かべました。
 人間なんだけど、顔はキリンだったり猿だったりと。
 アニメ的、マンガ的にです。

 さぞかしにぎやかな会社なんだろうな。
 動物園のような会社。
 それも悪くないんじゃないか、と楽しくなりました。

 そのあと、はたと気がつきました。
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一意専心で得るもの

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 010
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・13

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  雪がとけた家庭菜園の畑から
  ニンニクの芽がいくつも伸びていました。
  昨年秋、ニンニクのかけらを
  いくつか畑に埋めておいたのです。
  北海道の寒さと雪の重みもなんのその。
  春を迎えない冬はない、と
  ひとり熱くなる村上です。

 今日の内容
  *一意専心で得るもの
  *つまらない名前、おもしろそうな名前

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  一意専心で得るもの
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。

 意識を変えることがむずかしくても、
 行動を変えることで意識が変わってくる。
 トイレ掃除を一心に繰り返すことで
 しだいに気持ちが変わってくる。

 前号のメールレターで、そんな話をしました。

 すると、これまででもっとも多くの反響がありました。
 メールだけではなく電話もいただきました。
 びっくりです。そして、とてもうれしいものです。

 とくに、僕がうなってしまったのは次のおたよりです。
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見方が変わりました

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 009
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・09

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  東京の銀座で、取材と打ち合わせの合間に
  映画『旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ』を
  観ました。男一人、スーツ姿は僕だけでした(笑)
  原作を読んでいたので内容はわかっていましたが、
  感動し、不覚にも涙がこみあげてきました。
  打ち明けることが少しはずかしい村上です。

 今日の内容
  *見方が変わりました
  *売り込まないと決める

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  見方が変わりました
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 お元気ですか。
 お客が増える★プロダクションの村上です。


 前号のメールレターで旭山動物園の飼育員の
 努力ぶりを書きました。

 飼育員がお客の前で解説をすることは
 営業以外の社員が接客したり、販売したり
 することと同じでは?

 という内容でしたね。

 旭山動物園は、やはり多くの方がご存じのようです。
 いくつかお便りをいただきました。

 「今年の夏、旭山動物園に行きます。動物を見るのがいちばんの
  楽しみですけど、飼育員の仕事を 見ることも楽しみにします。
  見方が変わりました。ありがとうございます」

 そう返信をくださった方がいました。
 ありがとうございます。

 最後の一文、「見方が変わりました」がいいですね。
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内勤社員の営業力

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 008
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・06

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

  先週、豊橋から静岡に移動する途中、
  掛川で降りて桜を見てきました。
  山内一豊ブームが去った後の掛川城は
  比較的静かでした。花と同じくらい、
 「静岡おでん」が気になる村上です。
  ご存じですか、静岡おでん。

 今日の内容
  *内勤社員の営業力
  *だれもがうなずくチラシの目的

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  内勤社員の営業力
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 あなたは旭山動物園に行ったことがありますか。
 聞いたことはありますか。

 競争をしているわけではありませんが
 上野動物園を抜いた、下回ったと、
 入園者数が話題になりますよね。

 その旭山動物園に行ってきました。
 これまで何度も何度も行っていますが
 また行ってきました。

 信用されないかもしれませんが(笑)
 仕事だったのです。

 いま、旭山動物園のこれまでの取り組みを
 経営戦略の視点から分析した商品をつくっています。
 念のため確認したいことがあり、
 早起きして日帰りで行ってきました。

 僕は北海道・帯広市で生まれましたが、
 6歳のとき旭川市に引っ越ししました。

 旭川に移り住んだ、その年、
 旭山動物園がオープンしました。
 すぐ行きました。よく覚えています。
 当時の写真も残っています。
 (親に感謝しています)

 その後、遠方からだれか人が来ると
 必ずといっていいほど動物園を案内しました。
 旭川には、ほかにめぼしいところがなかったのです。

 動物園は、いつもすいていました。

 だから、ここ数年の混雑ぶりはとてもうれしいし、
 多くのお客に来てもらうことで
 飼育員たち従業員の仕事が報われたな、と思います。

 旭山動物園には経営の参考になること、
 仕事のヒントになることがたくさんあります。
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ほめ言葉で互いに気分よく

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 007
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・04・01

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 「お客が増える!のNo.3はよかったー。
  ハガキを月に1000枚はまいりました」
  と昨日、わざわざ電話をいただきました。
  恐縮しつつも、とってもうれしい村上です。
  No.4は今日、発売です。
  
http://www.okyakugafueru.com

 今日の内容
  *ほめ言葉で互いに気分よく
  *ニュースレターは顧客維持に効果あり

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  ほめ言葉で互いに気分よく
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

 日々、社長に会っていると
 2つのタイプに分かれていることがわかります。

 自分の会社の社員をほめるタイプと
 自分の会社の社員をマイナス評価するタイプです。

 社長のタイプ、と言うと
 さまざまな観点からいろんな分類ができますが、
「社員をどう評価するか」が
 僕はとても気になります。

「うちの社員は優秀でねえ」
「当社の従業員はよく働くんですよ」

 そんな言葉を聞くと、
 この会社の社員は本当に優秀だろうな
 と思います。
 自分をお客の立場におくと、
 この会社を利用したいと思います。

 いるんですよ、ときどき。
「ウチの社員はバカばっかりでね」
「ろくなのがいないんですわ」
 なんてことを言う社長が。

 照れがあるんでしょう。
 自分や社員を低く見たり言ったりすることが
 謙譲や謙遜の表現だと考えているのかもしれません。

 でも、自慢したっていいじゃないか。
 いや、自慢に思うくらいでなければならない。
 そう思います。
 お客は、優秀な社員がいる会社から買いたいし
 従業員を自慢する社長に信頼を寄せるものでしょう。

 自社の社員をほめる社長は
 きっと社内で社員をほめているんだろうな、
 とも思います。

 僕がここ数年のあいだに
(この人にほめられて、とてもうれしい)
 と強烈に感じた先生がいます。

 山口悦子先生です。
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目の力を判断する

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 006
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・03・25

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 先日は、このメールレター送信に際して
 みなさまにご迷惑をかけ、
 ご不快な思いをさせてしまいました。
 あらためてお詫び申し上げます。
 申し訳ございません。

 今日の内容
  *目の力を判断する
  *ニュースレターは○○のため

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  目の力を判断する
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


 メールレターの送信でミスをしてしまい、
 数日は気を落としてしまいました。
 その間、何人もの方から、
 「だれにでも失敗はある」
 「過ちを認め、すぐ謝ったから許す」などの
 言葉をいただきました。

 とてもありがたいことですが、
 ビジネスの世界では一度のミスが
 大きな命取りとなります。

 反省だけではなく、二度と同じ過ちを
 おかさないための対策を考えました。
 
 そんな気持ちのなか、いまの自分を人が見たら
 どう映っているか、ということも考えました。
 
 そして思い出した人がいます。
 原田虔一郎先生です。
 けんいちろう先生と読みます。

 経営コンサルタントですが、僕には
 人生コンサルタントと言っていい存在です。

 原田先生に講師をお願いし、全国で何度も
 セミナーや研修を開催してきました。
 大きなからだで、大きな声。
 そして、怖い先生です。
続きを読む...

朝礼と若手育成の一石二鳥

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 005
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20090316

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

 ハガキを書くときに筆ペンを使っています。
 「下手なんだから筆で書くのはやめろ」と
 何人かに言われています。
 継続は力なり、いまに
下手ウマになるんだ!
 そう信じて筆ペン消費に貢献しています(笑)

 今日の内容
  *朝礼と若手育成の一石二鳥

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  朝礼と若手育成の一石二鳥★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「これ、いいですね。今日から営業に使わせていただきます」
「3行提案って初めて知りました」
「ダイレクトメールの書き方に応用できそうです」
    
:
 まだまだあります。
 2月
25日のメールレター002号で
「仕事は『3行』で変わる」を届けましたが、
 かなりの反響がありました。

 かなりって、
20名くらいの読者からですが
 一言で申し上げると
「参考になった」という声をいただきました。
 ありがとうございます。
 (一言で片付けてしまいごめんなさい)

 創刊準備号、創刊号、そして
002号と
 わずか3通目で「ありがとう」という言葉を
 いただけたのですから、僕はかなり幸せ者です。

 3行提案を教えてくださった酒井英之さんを
 よく知る方は、
「ほんと、酒井さんって天才的ですよね」と
 言います。

 たしかに天才的と僕も思いますが、
 並々ならぬ努力の結果に違いありません。
 その酒井さんの新刊がついに出ました。

「山にこもるようにして書きました」と
 酒井さんは言っています。

『仕事ができる人 会社に必要な人』
 という本です。
続きを読む...

死にものぐるいでやるということ

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に
お客が増える!】 004
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜20090311

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上
透です。

 『お客が増える!
No.2』の
 有限会社創和の事例レポートを読み、
 「自分が創業したころを思い出し、じーんときた」
 「創業時の自分の姿を重ね合わせ感動した」
 という声をたくさんいただきました。
 僕もうれしいです。ありがとうございます。
 
http://www.okyakugafueru.com

 今日の内容
  *死にものぐるいでやるということ
  *「一般の方お断り」を打ち出す勇気

 
★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★  
  死にものぐるいでやるということ★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★


「自主廃業」という言葉をご存じでしょうか。
(このままやっても、うまくいかないかな

 と考え、会社を解散してしまうのです。

 たとえ債務超過に陥っていなくても
 経営の存続をあきらめてしまうのです。

 倒産件数や負債額などの状況は
 日々、新聞などで伝わりますが、
 自主廃業についてはそれほど報道されません。

 もっとも厳しい経済状況と言われる北海道において、
 平成
19年の廃業件数は倒産件数の3倍以上ありました。
(北海道中小企業団体中央会調べ)

 例年、廃業は倒産より件数が多く平成
17年は9倍ほど。
 3倍くらいならいいじゃない、なんて言えません。
 単に倒産件数が増えただけのことですから


 それぞれ事情はありましょう。
 自主的に廃業するほうが従業員にも取引先にも
 迷惑をかけずに済んだのかもしれません。

 しかし、本当に手を尽くしきったのかどうか。
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大不況こそ千載一遇

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 お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
 【今日も元気に お客が増える!】 003
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・03・04

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  ※本文の無断転送、無断引用、無断転載を
   積極的におすすめします。どしどし人に教えてください!


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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 「無断転載は積極的におすすめ」とありますが
 「無断転載は禁止」の間違いでは?
  そんなお問い合わせをいただき
 「変わった人だね」とのお言葉に喜んでいる村上です。

 今日の内容
  *大不況こそ千載一遇
  *料理長ではない僕にもおもしろいニュースレター

 
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  大不況こそ千載一遇
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 新聞やテレビ、雑誌もメルマガも
 どれも同じように毎日毎日、
 不況だ不景気だ、100年に一度だナントカショックだと
 同じ文字が踊っています。

 こんな状態がしばらく続けばいいな。
 僕はそう思っています。

 苦しんでいる人が大勢いるのに、不謹慎な…。
 と思われるかもしれませんが、お許しください。

 僕は経営者のお役に立ちたいと考えています。
 お客を増やそう、もっと増やそうと努力されている
 社長のお役に立ちたいと。

 その社長にとって
 いまは絶好の機会だと思うからです。

 不況だからお客が少ない、のではなく
 不況だから自社を支持してくれるお客がわかる。
 不況だから自社の弱点がわかる。
 不況だから他社は「今年は厳しいぞ病」に
 感染しています。

 弱みがわかれば強みがわかります。
 あきらめムードの他社に差をつける年なのです。
 お客に支持される会社であることを証明できる
 願ってもいない時代なのです。

 大会社だって経営危機に陥ったり潰れます。
 強者だから生き残れるのではなく、
 経営の原理原則に忠実にのっとった会社が
 しぶとく残り、お客を増やすことができるのです。

 100年に一度なんてわかったようなことは言いません。
 どうせなら、千年に一度の好機と喜びましょう。
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仕事は「3行」で変わる

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 【今日も元気に お客が増える!】 002
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・02・25

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 昨日、おとといは東京にいました。
 今日は大阪、明日は京都です。快適です。
 またすばらしい人との出会いがたくさんあります。
 雨なんて、どうってことありません。
 札幌の吹雪と比べたら。

 今日の内容
  *仕事は「3行」で変わる
  *「だれに」向けてのニュースレターですか?

 
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  仕事は「3行」で変わる
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 いろんな方に会うと、
「この本に生き方の影響を受けた」
「この人の生き方が好きだ」
 という話をよく聞きます。

 人の言葉や生き方を知り、
 自分の人生に影響を与えるってすごいことですよね。
 自己啓発本が売れるのもわかります。

 ところが、
「この人に仕事のやり方で大きな影響を受けた」という話は
 意外と耳にしません。
 仕事術の本も次から次へと出版され、セミナーも大はやりなのに。

 僕の場合、「この人のおかげで仕事のやり方が劇的に変わった」
 という人がいます。
 仕事の姿勢であり、伝え方に多大な影響を与えてくれた方です。

 その方に出会うまでは、すべてが
「僕の仕事を見てください」
「こんなにいい記事を書きました」
「このセミナーを受けないでどうするんですか!」
 という調子で仕事をしてきました。

 ところが、ある日、こんな一言をもらったのです。
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「取材力」とは「聞く力」

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 【今日も元気に お客が増える!】 創刊号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2009・02・18

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 こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 札幌の今朝6時の気温はマイナス7度。
 日中、気温が上がってもマイナス4度の真冬日。
 でも、陽が射すとあたたかいんですよね。

 今日の内容
  *「取材力」とは「聞く力」
  *「だれに」向けてのニュースレターですか?

 
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  「取材力」とは「聞く力」
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 長年、社長さんに取材をしてきましたので、

 「インタビューが上手なんでしょう」
 
  と言われたり

 「取材って、どうやってするんですか」

 などと聞かれます。

 
 ごめんなさい。じつは僕は取材は下手だし
 いままで何百回やっても毎回しどろもどろ……。

 それでもやっぱり尋ねられてしまいます。

 先日も、僕が尊敬する税理士の谷口薫先生(男性です)に
 「上手な取材のしかたを教えてください」と頼まれました。

 相談を持ちかけられた経営者にヒアリングしたり、
 顧問先の社長さんとの面談のときに取材力が必要なのかな…

 そう思ったのですが、違いました。

 「業績のいい会社の社長を取材したいから」と
 おっしゃるのです。

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【今日も元気に お客が増える!】 創刊準備号

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     ★


 みなさんこんにちは。

 お客が増える★プロダクションの村上 透です。

 このメールレターは、これまで
 僕とご縁のあった方々にお届けします。


 メールレター?
 メルマガじゃなくて?
 メールとレターと同じじゃないの?


 そこに気づいた方もいらっしゃいますよね。

 ありがとうございます。


 するどいですね。


 僕は、マガジンという言葉にいささかビビっていまして


 ( マガジン?   マガジンは書けんなぁ… )


 と、思っているのです。
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